2020/01/21

読書熱1月前半。

■平成猿蟹合戦図/吉田修一

■昨夜のカレー、明日のパン/木皿泉

■栗島、部活やめるってよ/朝井リョウ

■残像に口紅を/筒井康隆

■空白を満たしなさい/平野啓一郎

■対岸の彼女/角田光代

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2020/01/02

読書熱12月後半。

■洗面器の音楽/藤谷治

■森は知っている/吉田修一

■もういちど生まれる/朝井リョウ

■蜂蜜と遠雷/恩田陸

■きつねのはなし/森見登美彦


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2019/12/15

読書熱12月前半。

■ノエル/道尾秀介
■満願/米澤穂信
■太陽は動かない/吉田修一
■夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦
■教場/長岡弘樹
■号泣する準備はできていた/江國香織

面白かったのは「夜は短し歩けよ乙女」でした。
大正ロマン的な文章に現代的な言葉が入り交じり、
独特の世界観を頭の中で描くことができました。
要はぐじぐじ考えて、女の子に告白できない
童貞を拗らせた様な主人公の話なんですが、
理屈の捏ね繰り回し方がたまらなく可笑しい。
ちょっと前にあった京大生の交差点コタツ事件って
お馬鹿さんがこの小説のマネをしたのね。

「号泣する~」は女性にしか書けない感覚だなぁ。
直木賞受賞の短編集なんですが、
どれも明確なストーリーは組まれてなくて、
数シーンの中で人間関係が分かり、
心の動きを描いています。
最後の一話"そこなう"がよかった。

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2019/12/04

読書熱11月後半。

■続横道世之介/吉田修一
■夜のピクニック/恩田陸
■パークライフ/吉田修一
■石の繭 警視庁殺人分析室/麻見和史
■家日和/奥田英朗
■さよなら渓谷/吉田修一
■かなたの子/角田光代

 

三冊が吉田修一です。
「続横道世之介」は読み終わりたくないと思った
久しぶりの本でした。
「パークライフ」も良かった。
芥川賞なんですね。納得。
なぜか梶井基次郎の「檸檬」を思い出した。
全然違うんだけど。
「かなたの子」は初の角田光代の作品。
暗くて狭くて恐ろしい話が多いが、心が動く短編集でした。
「夜のピクニック」は合わなかった。

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2019/11/28

無題

借りてきた猫を被る。

蚤の心臓に毛が生える。

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2019/11/16

読書熱11月前半。

■世界でいちばん美しい/藤谷治
■凍える牙/乃南アサ
■笑うハーレキン/道尾秀介
■モナドの領域/筒井康隆
■黄金を抱いて翔べ/高村薫

面白かったのは「世界でいちばん美しい」でした。
ただこんな劇的な展開を望んでいなかった人も多いのでは。
もっとせった君と戯れていたかった。
設定が「船に乗れ!」に繋がってる。

「笑うハーレキン」は道尾秀介の文章の上手さが心地よかった。
最小限の言葉で風景や気持ちの変化が伝わる。
言葉選びか新鮮。文章のテンポが絶妙。
ストーリーはちょっと弱かったけど。

「黄金を抱いて翔べ」は楽しみどころが分からなかった。
情景描写がしつこく、気持ちの動きが共感できない。

「モナドの領域」は哲学や宗教の難しい話が展開されるので、
かなり置いていかれた。
どんな結末になるのかと思いきや…。
神だから仕方ないですね。

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2019/11/02

読書熱10月後半。

少しペースが落ちてきました。 大学生の頃、小説を読まなくなった時のように このまま冷めていかなければいいのだけど。 ■死神の浮力/伊坂幸太郎 ■半落ち/横山秀夫 ■明るい夜に出かけて/佐藤多佳子 ■謎解きはディナーのあとで/東川篤哉 死神の浮力は死神の精度の続編で長編。 面白かった。 千葉がいい。 明るい夜に出かけては深夜ラジオの葉書職人な話。 色んな番組やパーソナリティが実名で登場。 伊集院光の深夜の馬鹿力が出てきたり、 私の使ってるラジオが主人公のと同じだったり、 のめり込める内容でした。 ストーリーもとても良かった。 半落ちは一応読んでおこうと思ったんだけど、 なかなか読み進める気力が続かず、 かなり時間がかかった。 当時、論争があって、うっすらと結末知ってたし。 謎解きはディナーのあとでは軽い推理小説。 ほんと軽かった。 次の話を読みたいと思わせる程の面白さはなく 惰性で読んだ感じ。

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2019/10/17

読書熱10月前半。

「羊と鋼の森/宮下奈都」
「再会/横関大」
「儚い羊たちの祝宴/米澤穂信」
「四日間の奇蹟/浅倉卓弥」
「橋ものがたり/藤沢周平」
「ガール/奥田英朗」
「テロリストのパラソル/藤原伊織」

今回の中では「橋ものがたり」がよかった。
落語の人情噺を読んでいる様だった。

その他はまあまあでした。

「四日間の奇蹟」は繊細な人間模様かと思いきや、
途中からのよくあるSF的な展開についていけず。

「テロリストのパラソル」は直木賞&江戸川乱歩賞なので、
大きな期待をして読んだのですが、肌に合わず。
登場人物全員、ええかっこしいの喋り方で
主人公もヒロインもヤクザも浮浪者も
みんなセリフでキメたがってる。
「一つだけ忠告しておく。」って何回も出てくる(笑)。
終盤、会話ベースでしらみ潰しにフラグ回収してる感じが強い。

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2019/10/01

読書熱9月後半。

「船に乗れ!②独奏/藤谷治」
「船に乗れ!③合奏協奏曲/藤谷治」
「マチネの終わりに/平野啓一郎」
「砂漠/伊坂幸太郎」
「王とサーカス/米澤穂信」
「Heart Beat/Various Artists」
「ドーン/平野啓一郎」
「綾峰音楽堂殺人事件/藤谷治」

9月後半は音楽絡みの作品が多かったですが、
何と云っても「船に乗れ!②③」と
「マチネの終わりに」が格別でした。

「船に乗れ」は①の青春の甘酸っぱい香りは吹き飛び、
激しく気持ちを揺さぶられる展開に。
「Heart Beat」にスピンオフ作品が収められてるのを知ったので
併せて読みました。

「マチネの終わりに」は途中あまりにドキドキし過ぎて、
丁寧な文章表現などオチオチと読んでられなくなり、
読み飛ばし気味にストーリーを追いかけました。
こんな体験は初めてです。

その流れで平野啓一郎の「ドーン」を読みましたが、
全く違うタイプの作品でした。
外人の名前と翻訳調の読みにくい文章に苦戦しました。
作者の頭の中でリアルに構築された近未来の世界を
読者に伝える為に枝葉の話がボコボコと膨らんでました。
それらをこそげ落すと、ストーリー的には…。

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2019/09/16

読書熱9月前半。

「カラスの親指/道尾秀介」
「船に乗れ!①合奏と協奏/藤谷治」
「鳥類学者のファンタジア/奥泉光」
「何様/朝井リョウ」
「新版横溝正史全集6獄門島/横溝正史」
「パレード/吉田修一」
「水の柩/道尾秀介」

今回面白かったのは
「船に乗れ!①」、「何様」、「水の柩」
かな。

「船に乗れ!」は音楽の専門高校を舞台とした物語。
①は青春時代の淡いラヴストーリーですが、
どうやらそれだけでは済まない気がします。
②、③は9月後半に読むべく、図書館で借りてきた。

「何様」は「何者」のスピンオフ作品(?)だけど、
読んでよかった。
何者の登場人物が濃く、薄く絡んでいました。
中でもサワ先輩の関わってくる「逆算」が好きでした。

道尾秀介は初めて読んだけど、どちらもよかったです。
暗い展開なんですが、救いがある。
どんでん返しを得意としてるのかな。
ものの見事にミスリードに嵌りました。

「鳥類学者のファンタジア」は
女性ジャズピアニストを主人公としたタイムスリップの話。
私にはちょっとファンタジーすぎたかな。
奥泉光は音楽にクラシックやジャズに造詣が深いようですね。
ただ間違った事が書かれてたのが気になりました。
ブラウン=ローチクインテットでピアノを弾いていたのは
バドパウエルではなく、弟のリッチーパウエルですね。


「獄門島」で初めて横溝正史を読みました。
中学生の頃、映画やドラマで一大ブームになったけど、
おどろおどろしかったので、避けてました。
今、五十歳半ばになって初めて読んでみたところ、
それほど怖くありませんでした。
もはや推理小説としても古いのかな…。
それよりも終戦後の日本のリアルな雰囲気がよかった。
当時を知らない人が資料を組み立てて描けるものではないですね。

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