2019/09/16

読書熱9月前半。

「カラスの親指/道尾秀介」
「船に乗れ!①合奏と協奏/藤谷治」
「鳥類学者のファンタジア/奥泉光」
「何様/朝井リョウ」
「新版横溝正史全集6獄門島/横溝正史」
「パレード/吉田修一」
「水の柩/道尾秀介」

今回面白かったのは
「船に乗れ!①」、「何様」、「水の柩」
かな。

「船に乗れ!」は音楽の専門高校を舞台とした物語。
①は青春時代の淡いラヴストーリーですが、
どうやらそれだけでは済まない気がします。
②、③は9月後半に読むべく、図書館で借りてきた。

「何様」は「何者」のスピンオフ作品(?)だけど、
読んでよかった。
何者の登場人物が濃く、薄く絡んでいました。
中でもサワ先輩の関わってくる「逆算」が好きでした。

道尾秀介は初めて読んだけど、どちらもよかったです。
暗い展開なんですが、救いがある。
どんでん返しを得意としてるのかな。
ものの見事にミスリードに嵌りました。

「鳥類学者のファンタジア」は
女性ジャズピアニストを主人公としたタイムスリップの話。
私にはちょっとファンタジーすぎたかな。
奥泉光は音楽にクラシックやジャズに造詣が深いようですね。
ただ間違った事が書かれてたのが気になりました。
ブラウン=ローチクインテットでピアノを弾いていたのは
バドパウエルではなく、弟のリッチーパウエルですね。


「獄門島」で初めて横溝正史を読みました。
中学生の頃、映画やドラマで一大ブームになったけど、
おどろおどろしかったので、避けてました。
今、五十歳半ばになって初めて読んでみたところ、
それほど怖くありませんでした。
もはや推理小説としても古いのかな…。
それよりも終戦後の日本のリアルな雰囲気がよかった。
当時を知らない人が資料を組み立てて描けるものではないですね。

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2019/08/30

読書熱8月下旬。

「アルキメデスは手を汚さない/小峰元」
「スペードの3/朝井リョウ」
「名探偵の掟/東野圭吾」
「横道世之介/吉田修一」
「白ゆき姫殺人事件/湊かなえ」
「ナミヤ雑貨店の奇跡/東野圭吾」

 

面白かったのは「横道世之介」でした。
時代小説っぽいタイトルですが、現代の話です。
飄々とした田舎出身の世之介が、
東京で大学生活を始めて、
色んな出会いをしていく。
で、色んな人の人生に関わってく。
全体を流れる空気は爽やかで、
ツラい内容も軽妙な語り口で重くなりすぎない。
読みながら、自分の学生時代にトリップして
何度も展開を見失った(笑)。
その頃の友達の記憶にどんな風に残ってるんだろう。

 

「アルキメデスは手を汚さない」は
手堅い本格ミステリー作品でした。
高校生の喋り方などに古さを感じました。
それが当時の本当の学生の喋り方だったのか、
今ほど言文一致ができていないからなのか、
そのあたりはよくわかりません。

 

 

「スペードの3」も面白かった。
つかさと云う一人のスターが登場しますが、
そのファンクラブの幹部の女性が主人公の一人。
明らかに宝塚歌劇がモデルになっていて、
ファンクラブの独特の世界観が描かれています。
私にとって全く興味のない設定なので、
最初はちょっと気乗りしませんでしたが、
さすが朝井リョウ、気持ちが動かされまくり、
どんどん引き込まれていきました。

 

 

「白ゆき姫殺人事件」を読みながら、
阿部公房の「人間そっくり」を思い出したのは
私だけでしょうね。
共通点は人の話をどこまで信用していいのか
わからなくなっていく事。

 

 

「名探偵の掟」は息抜き用。
楽屋落ちみたいな、悪ふざけ作品ですね。
関西人の気質が如実に出た一作(笑)。

 

 

「ナミヤ雑貨店の奇跡」は不思議な話。
…なんですが、東野圭吾のカッチリした文と構成が
どうもファンタジックな雰囲気と馴染んでないような。
現代のレンズで絞って撮った写真と
オールドレンズで開放で撮った写真との
テイストの違いみたいなのをずっと感じてました。

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2019/08/17

読書熱8月中旬。

8月中旬までに読んだ本。
「犯人に告ぐ/雫井脩介」
「ロートレック荘事件/筒井康隆」
「オリンピックの身代金/奥田英朗」
「あの頃ぼくらはアホでした/東野圭吾」
「まほろ駅前狂騒曲/三浦しをん」
「六枚のとんかつ/蘇部健一」
「楽園のカンヴァス/原田マハ」
「アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎」

この中でダントツに面白かったのは
「オリンピックの身代金」でした。
1964年の東京オリンピック開催を舞台にしたフィクション。
そうか、まだ終戦から20年経ってなかったんだなぁ。
今の価値観と全然違って、ある意味ヒドい時代だったし、
ある意味勢いもあったんだなと。
この小説自体は2008年の作品ですが、
時代の雰囲気は丁寧に描かれていたように思います。
ま、ちょうど自分が生まれた8月頃から始まる話なので、
当然何も覚えてませんけど(笑)。
力作でした。
2020年に向けて、今読むと面白い本かも。

後は「楽園のカンヴァス」も面白かった。
手持ちのルソーの画集を参照しながら読みました。

「鴨とアヒルのコインロッカー」も秀作でした。
不幸な展開にならないで欲しいと思いつつ読む…。

軽いヤツも読もうと思って
「六枚のとんかつ」を借りましたが、
如何せん軽すぎました。
ちょっと悪ふざけが過ぎるかな。
「犯人はお前だっ。」ってキメておきながら
外すと云う展開は笑ってしまったけど。

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2019/08/13

隠れたがる我が子。

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この下にいる(笑)。

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免許更新と佐川美術館

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免許更新のついでに佐川美術館へ。
特別展は流行りの名刀だったので、
よくわからなかったけど、
彫刻家佐藤忠良の素描とブロンズ彫刻を
並べて展示してあったのは面白かった。
全ての作品が360°あらゆる角度から見れるよう
余裕を持った陳列になっていたので
一体一体を存分に堪能できた。
特に裸婦のブロンズはどれも佇まいが美しかった。
思ったんですが、等身大より大きくなると、
威圧感が邪魔をするなぁ(笑)。
関係ないけど、十和田のでっかい婆さんは
そんな狙いなんだろうな。
一度見てみたいモノです。

佐川美術館の次回の特別展は
なんと待ちに待った「デザインあ展」だそうです。
今から楽しみです。

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2019/08/02

読書熱は冷めず。

7月は硬軟取り混ぜて、16冊読みました。

草津には図書館が二つあって、
南館はJR南草津駅のすぐ近くの商業ビルにある。
夜八時までやってるので、途中下車でちょっと寄れます。

直近で読んだ7冊。

「私の男/桜庭一樹」
「照柿/高村薫」
「ホテルローヤル/桜木紫乃」
「田舎の刑事の趣味とお仕事/滝田務雄」
「首折り男のための協奏曲/井坂幸太郎」
「何者/朝井リョウ」
「海の見える理容店/荻原浩」

個人的に面白かったのは
「何者」と「首折り男のための協奏曲」でした。

「何者」は就職活動中の葛藤が描かれています。
読んでいて、自分の過去とシンクロしてツラいのなんの(笑)。
しかも、昔と違って、ネットでの付き合いがドロドロと。
主人公と自分を重ね合わせて読み進めた人ほど、
心を抉られる…。直木賞受賞作品。

「首折り男のための協奏曲」は風変りな一冊。
連作ではない複数の短編が、加筆修正されて、
緩やかに繋がっている感じです。
「月曜日から逃げろ」にはホント、してやられた。


「海の見える理容店」は心に沁みる良作ばかりの短編集。
情景描写、心理描写、比喩表現など、文章が魅力的です。
「遠くから来た手紙」と「空は今日もスカイ」が好き。
直木賞受賞作品。


「赤朽葉家の伝説」が面白かったので、
直木賞受賞作の「私の男」を読んでみたんですが、
個人的にダメでした…。背徳の塊の様な作品です。


「ホテルローヤル」も直木賞受賞作です。
廃墟のホテルローヤルから始まって、
章ごとに時間を遡っていきます。
舞台がラブホテルなので、事情を抱えた愛だらけ。


「照柿」は「マークスの山」で活躍した合田刑事が
女に惚れて、おかしくなっていく感じです(笑)。
話が長いのは別に構わないんですが、
工場の作業工程やら、賭博のなりゆきやら、
読み飛ばしても大勢に影響のない膨らみが多い気がする。
ちょっとネタバレになるかもしれないけど、
男の靴には消臭シートが入っていたと云う前フリと
その靴を手にはめてガラスをたたき割ったと云う証言で
絞殺死体から成分が検出されるに違いないと思ったら、
特にそんな展開にはならなかった…。


「田舎の刑事の趣味とお仕事」は「照柿」と同じ刑事モノ、
とは思えない赤川次郎的な軽い作品。
息抜きに面白かった。

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2019/07/31

大阪の技術。

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2019/07/23

読書メーター

読書メーターなるアプリを活用中です。
読んだ本や読みたい本のリストアップに
とても役立ちますね。

ちょっと改良してしてほしい点は
リストのソートの強化。
少なくとも作家順で並べかえできるよう。
だって図書館で「あ」から順に探せるから。

もうひとつは感想がローカルで書けない事。
全ての感想文がSNSで一般公開されるのは
ちょっと困りものです。

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引き続き読書熱

先月からの読書熱が今も続いてます。
その後に読んだ本のリスト。
「マークスの山/高村薫」
「迷路館の殺人/綾辻行人」
「死神の精度/伊坂幸太郎」
「明日の記憶/荻原浩」
「まほろ駅前多田便利軒/三浦しをん」
「理由/宮部みゆき」
「容疑者Xの献身/東野圭吾」
「まほろ駅前番外地/三浦しをん」
「重力ピエロ/伊坂幸太郎」
「第三の時効/横山秀雄」

続いてると云うより加速してますね。

特に面白かったのは
「死神の精度」と「第三の時効」。
どちらも連作物です。

「死神の精度」は死神が主人公って云う
特異な設定にやられました。

「第三の時効」は嫌な人間が一杯で
人と人のぶつかり合いが容赦ない。
事件解決までの展開も巧み。
ナタの切れ味で泥臭く証拠を掴んでいく。

「明日の記憶」は読んでて心配になりました。
つらいテーマです。

「まほろ駅前」は楽しんで読みました。
小説と云うよりマンガ感覚でした。
登場人物のキャラ設定や粋なセリフ回しが
極めてマンガ的に感じた次第です。
各章の扉絵が劇画タッチなのも影響してるかな。
読み手としてはあんまりイメージを
固定させて欲しくない気もします。

肌に合わなかったのは「迷路館の殺人」。
この作家が苦手と云うより、
登場人物が"殺される駒"みたいに
巧みに配置されている様な本格ミステリーが
好きじゃないかも…。

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2019/07/04

息子画伯、スプラトゥーンにお熱。

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ゲームは週末だけ、 ってのが我が家のルール。 平日はウズウズする気持ちを 絵にぶつける我が子(笑)。

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