2024/05/13

スーラ―ジュ、森田子龍、白髪一雄

兵庫県立美術館に行ってきました。
お目当ては白髪一雄生誕百年特別展示。
これだけ纏まった作品を見るのは十四年ぶりでした。

併せて終了ギリギリの「スーラ―ジュ×森田子龍展」も
観てきました。

それはもう、抽象と前衛のオンパレード。
とても濃厚な展示でした。

スーラ―ジュはフランスの画家で黒の画家と呼ばれているそうな。
森田子龍は兵庫県出身の前衛書道家。
二人は「墨美」と云う雑誌を通じて交友関係を持ったとの事。
どちらも黒を基調としているので、二人の作品はぱっと見ぃ、似てます。
しかし、それは表面だけの話。
スーラ―ジュの作品は黒と色彩と光を徹頭徹尾追究しているのに対して、
森田子龍の書は抽象画っぽくありながらも、
漢字の意味合いや構造を組み合わせて具象に向かっている感じですね。

白髪一雄は云わずと知れたアクションペインター。
紐にぶら下がって、床に置いたキャンバスの上を素足で滑り、
絵の具を塗りたくっていく。
制作風景の映像は今ならネットの動画でも見る事ができます。
手法は奇抜かもしれませんが、作品を生で観れば納得する筈です。
マチエールなんて生易しいものではなく、
絵の具が泥道の轍のような凹凸を作り、陰影を作り出しています。
一面赤色の作品などは恐怖すら感じます。
画像だけでは恐らく百分の一も伝わらないと思います。
嫁さんは展示会場内に漂う絵の具の匂いに驚いていました。

ちなみに、同時開催中のキースへリング展はパスしました。
とてもじゃないけど頭の切り替えができません。

Psx_20240513_122511
写真はスーラージュ。

| | コメント (2)

2024/05/10

読書微熱 2024年5月

一週間で一冊くらいのペースで
ゆっくり読んでいます。
意識してそうしている部分もありますが、
通勤時間が乗り換えで寸断されるので、
なかなかペースが上がらないのも一因。

五月に入って読み終わった二冊。

■鷺と雪/北村薫
北村薫は気になっていたけど
これまで読んでなかった作家の一人。
1947年生まれの男性でした。
てっきり湊かなえとか三浦しをんと
同年代の女流作家だと思い込んでました。
しかも「鷺と雪」は三部作の最終作。
事前のリサーチ不足でした。
しかし、連作の短編構成なので、
三作目から読んでも楽しめました。
大きなジャンル分けだと
推理小説なんでしょうね。
昭和初期の上流階級の人々の物語で
血生臭い殺人事件が起こる訳ではなく、
人間関係に於ける謎が
解き明かされていく感じですね。
夢中になって読んでいくタイプではなく、
淡々と読んで、じわじわくるタイプの作品。
しかし、「獅子と地下鉄」と「鷺と雪」は
半ばで私の謎解きが図星だったので、
ミスリードさせようとする作者の意図が
見え見えになってしまったのが不運でした。
逆転しますが、一作目、二作目も読んでみたい。

■ミスサンシャイン/吉田修一
吉田修一は横道世之介シリーズが良くて
これまで十六作品を読みましたが、
合う合わないが大きかったです。
ミスサンシャインは、私には合う作品でした。
架空の大女優の家の荷物整理に雇われた主人公が
昔の資料を紐解いたり、
親密になって昔の話を訊いているうち、
大女優至る人生が浮き彫りになっていく。
親子どころか孫ほど年齢の違う二人に
ありていの恋愛ストーリーは当て嵌まらない。
主人公の恋愛や失恋も絡み合って、
先の見えない展開がどきどきでした。
実在の映画関係者等が実名で登場し、
架空の物語が編み込まれて行く。
巧みではあるが、ちょっとあざといかな。
とは云え、登場人物がみんな魅力的で、
ホロッとしたし、読後感も絶妙でした。

| | コメント (2)

薔薇が咲いた。

花壇の薔薇が咲きました。
親父が植えて残していった木です。
Dsc_2061

薔薇って年に二回咲くそうです。
でも、ずれて咲いていた時もあったので、
何回も咲いてた印象があります。

春の方が何だか元気がある気がします。

| | コメント (2)

2024/05/09

体調不良

風邪なのか何なのか、
GWの終盤で微熱が出て、
体調が思わしくありません。

パリちゃんに風邪はうつらないと思うけど、
風邪じゃないかもしれないので、
あまり近づかないようにしています。

私を見ると、かまって欲しそうに
淋しげな声で呼び鳴きをするので
切なくなります。
Psx_20240426_114620

| | コメント (2)

2024/04/24

パリちゃんの近況

朝、籠の床の新聞を取り換えていると、
大きな羽根が落ちている事があります。
最近は縞々の尾羽がよく抜けます。
Dsc_2026
パリちゃんは恐らくオスで間違いないかもと断言できるかな。

最近はピタゴラスイッチだか何だか分からない歌を
延々とループで歌い続ける事が多いです。
他には、スマートフォンのアラーム音、外の鳥の鳴き声、
私の咳、ゲームの音などを真似しています。

面白いのは「イタイイタイ。」って真似。
パリちゃんの爪が伸びている時、
剥き出しの肌に止まられると痛いんですよね。
子供はいつも家の中で裸足なので、
足首から下に止まられたら「痛い痛い。」って叫ぶんです。
パリちゃんはそれを真似するようになりました。
子供がオットマンに足を投げ出してゲームをしていると、
ジャージの上に止まります。
太ももから膝、脛へと横歩きして、
剥き出しの踝に達したところで、
パリちゃんは「イタイイタイ。」と真似をし始めます。
つまり、子供が声を上げるポイントを理解しているんですね。
なかなか頭がいい。

| | コメント (2)

2024/04/23

読書微熱。

読書微熱

神戸市立図書館の予約図書自動受取機のお蔭で
最近また本を読み始めました。

ここ数年、節操なく読み散らかしていましたが、
その中で好きになった作家がいます。
これからはその人たちの作品をじっくりと
読んでいこうと思います。
そして、気が向いたら、感想もちょこちょこと。

さっそくこちらの作品から。

■燃えよ、あんず/藤谷治
下北沢の本屋フィクショネスに集う人々の物語です。
作者が実際に経営していた同名の本屋が舞台なので、
実話っぽく語り始めていますが、恐らくフィクションでしょう。
ある程度モデルになっている人物はいるのかもしれませんが。
登場人物の中で一番厄介で、存在感を出しているのが由良です。
こう云うちょっといかれた価値観の人物を描くのがうまい。
変わった本屋に変わった人々が集まるのは、世の常なんですね。

■どこから行っても遠い町/川上弘美
緩やかに繋がった短編集です。
一軒の魚屋からスタートする、町の住人の人間模様。
川上弘美の描く世界には様々な愛の形が登場します。
満たされている人はいない。
諦めや馴致や妥協の中で生きている感じがします。
ただ、心に穴を空けるためか、やたらと死が絡む。
ちょっとやり過ぎかなと思いました。

■とんこつQ&A/今村夏子
タイトルから勝手にエッセイ集だと思っていたら短編集でした。
やっぱり天才です。
表題作の「とんこつQ&A」は中華料理店で働き始めた女性の話。
人と接するのが苦手で「いらっしゃいませ。」すら云えない。
それを克服して成長していく姿を描く感動の物語…、
などと云うありがちな展開になる訳がないんですね。

| | コメント (2)

2024/04/18

読書習慣、再び。

引っ越して、図書館が不便になりました。
隣駅の坂の上にあって、駐車場も少ない。
車を停められずに引き返してきた事も。
そのせいで私の読書熱は強制冷却されていました。

しかし、神戸市立図書館にはこんなサービスが。
Dsc_2012
無人貸出し機です。
正式名称は予約図書自動受取機。
地下鉄三宮花時計前駅の前にあります。
ネットで予約してここに取りに行く。
地下街に入れる時間帯ならいつでもOK。
もっと早く知りたかった。

私にとって三宮は通勤の乗り換え駅なので
会社帰りに受け取ることができます。
ちょっと寄り道になりますが、
さんちかをぶらぶら歩くのは悪くない。
阪急百貨店の全国お取り寄せ銘菓を
チェックするのにもちょうどいい。

以前のように爆読はしないと思いますが、
読書習慣が戻ってきそうです。

| | コメント (6)

2024/04/15

近所の公園で

住宅街の小さな公園に立派な桜の樹があります。
布団を干すのにちょうど良い日和でした。Dsc_2005

| | コメント (3)

2024/04/08

窓の外

休みの日、窓を開けて、
パリちゃんを日光浴させていると、
窓の外から他の鳥の声が聞こえてきます。

最近、パリちゃんが種々な鳴き声をするのは
どうやらそれらを真似しているみたいです。
Dsc_1974

| | コメント (2)

2024/04/04

ストローと戦う。

パリちゃんはストローが好きです。
好きと云うより、仕留めようとしてる感じ。
20240403t12_34_47189535
20240403t12_35_47458972
20240403t12_35_08254461
20240403t12_35_28831754
噛んだところには穴が開いて、
再使用できなくなります。

| | コメント (2)