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2005/05/24

私の人生に影響を与えたこの一冊

musashiなんて云うと、大層な文学作品や人生の指南書を挙げつらい
自らの歩んできた道に箔をつけたいところですが、
実際のところ、私の人生を左右した一冊と云えば
「むさしキャンパス記/かんべむさし(角川書店)」、
思いっきり柔らかい本です。
タイトルからわかるようにかんべむさしさんが
大学時代のエピソードを綴った青春記であります。
私はこれを高校一年の時に読んで、
大学生活に憧れを抱いたんですねぇ。
かんべさんが面白おかしく書いた話を、そのまま真に受けて、
「大学行ったら酒呑んでアホな事できんねや!」と思い込み、
不純な動機で受験勉強に挑んだのです。

その頃、私はかんべさんと同じ西宮に住んでたので、
関西学院大学を舞台にしたこの本に少なからぬ親近感を覚え、
同じ様な大学生活を送りたいと切望する様になったのです。
結局は、関学には行かず、綺麗な時計台もキャンパスもない、
しかも女の子の比率が極端に少ない地味な大学に行く事になったのですが、
それでも初志貫徹でろくに勉強もせず、アホな事ばっかりして
「人生の休憩地点」とでも云うべき4年間を過ごしました。

授業に出るよりも部室で過ごす時間が長かったのも、この本の影響。
下宿の友達の家を泊まり歩き、ろくに家に帰らなかったのも、この本の影響。
酒を呑んでわーわーやってたのも、この本の影響。…かな?
要は、ごくごく平均的なぐうたらで自堕落な学生を目指してた訳ですわ。

今読み返してみたら、結構真面目な内容も書かれてるんだけど、
そこの部分は読み飛ばして、面白おかしい部分だけを吸収してた様です。

唯一、大学四年間、日記を書き続けた事だけがプラスの影響かな?

ちなみにこの本、単行本はとっくの昔に絶版になってますが、
「上ヶ原・爆笑大学」ってタイトルで加筆再発され、
今では電子書籍としてネットで購入できます。

どこにでもある様な、でも各々にとっては特別な青春記。
明るく笑って、ちょっとホロッとくる一冊です。

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