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2005/12/28

CGへの憧れ

こないだタッチ・オブ・スパイスってギリシャ映画を観ました。
結果から云うと、個人的にはあんまり面白くなかったです。
テーマが日本人には分かりにくかったのも原因の一つですが、
CGの使い方がわざとらしかったせいで、
せっかくのいいシーンで興ざめしてしまったのでした。
最近のCGは実写と馴染ませて、如何に自然にみせるかが
腕の見せ所になってきてます。
要は経費削減の為の道具。
でも、それって何だかCGの魅力とは逆方向な気がしないでもない…。

昔はもっとチープなCGにでも胸ときめいたモノです。

初めてゲーセンでゼビウスを見た時の感動は今でも忘れません。
その頃一緒に稼動していた他のゲームと比べて
ステージが2つも3つも違うグラフィックにクラクラしました。
今思えばドット絵のスプライト表示なので
他のゲームと基本的には変わらないんですけど、
ソリッドなデザインと物理法則に則った動きは新鮮でした。

ちょうどその頃は家庭用コンピュータが広まり始めた時代で、
私も富士通のFM7ってマイコンを買ってもらったものの、
何の役にも立たず、ゲームが一番の活用って状態でした。
カセットテープでピーガガガガとのんびりロードしつつ、
僅か8色、640*200ドットの粗い画面に表示されるCGに一喜一憂。
jelda中でも忘れられないのが
JELDAってシューティングゲーム。
一言で説明すれば、3Dのゼビウスです。
ちゃんと隠れキャラのソルなんかも再現してありました。
当時の非力なマシンでポリゴン表示なんて無理なので
全てワイヤーフレーム描画。
今見ると脱力モノのCGではありますが、
その当時、自分の入力した通りリアルタイムに動く3DCGに感動。
チープな画面をイマジネーションで補間して
スターウォーズ気分に浸る事ができたのでした。

このまま書いたらキリがなさそうなので、一旦区切ります。

to be continued...

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コメント

温泉宿のブロック崩しゲームが垂涎の的だった子供の頃、インベーダーゲームの衝撃は忘れがたいものでしたが、その後、それと同じくらい鮮烈だったのがゼビウスの登場でした。
なるほどそういえば、初めてちゃんとしたCG が動くゲームだったんですね・・・。

投稿: けだほて | 2006/01/01 01:33

>温泉宿のブロック崩しゲームが垂涎の的だった子供の頃、
>インベーダーゲームの衝撃は忘れがたいものでしたが、

エポック社のテレビテニスや任天堂がブロック崩しが
家庭用として出た時、垂涎の的もエエとこでした。
友達は買ってもらったりしてたけど、うちは無理。
おもちゃ売り場で何時間もやってたなぁ…。

意外とインベーダーは琴線に触れなかったです。
杜氏としてゲーム性は高かったとは思いますが
動きに物理法則を感じられなかったからだと思います。

ちなみにゼビウスは調子がよければ3周くらいしてましたよ。
最終面に突入するとテラジの攻撃が雨あられで避け切れませんでしたが…。

投稿: しほたつ | 2006/01/01 07:35

知りませんでした。ブロック崩しやテレビテニスって、家庭用でも出てたんですか!?
でも家庭用と言えば何と言ってもファミリーコンピュータ!
あれこそ、奇跡の逸品です。
塾へ行くと偽って、毎夜、ゲームセンターに入り浸っていた頃の、ゲーム機のクオリティが家庭で楽しめるなんて・・・
とてもエポックメイキングな商品でした。
リリースはエポック社じゃなくてニンテンドーでしたけどね。(笑)

投稿: けだほて | 2006/01/01 15:59

■けだほて

>でも家庭用と言えば何と言ってもファミリーコンピュータ!

ですねー。
ゲーセンで嵌ってたポパイが
家でできるようになったんですからね。
それだけで驚きでしたよ。

そして私の貯金をすっからかんにしたのは
メガドライブであります。
真夜中のスイカ事件や
他人の家で豆まき事件など
これらの元凶になったのもメガドラですね。

投稿: しほたつ | 2006/01/07 05:57

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