そうだ東京都へ行こう
3月4日、5日と東京へ行ってきました。
関東の友人のN氏に色々案内してもらって、
四十路過ぎの体に鞭打ちつつ濃密に遊び倒しました。
って事で、トピックスを幾つか。
§情緒溢れるお店でおでんをいただく§
御茶ノ水に行ったのに聖地ディスクユニオンには足を運ばず。
目的はおでんのお店「こなから」。
店構えが風情あるだけじゃなくて
おでんも本当に美味しいです。
大人気のお店なので絶対に予約要。
我々も5時からの早いスタートでしたが、
あれよあれよで店は満席。
カウンターにぎゅうぎゅうになりますけど、
ぎゅうぎゅうになりたい人には好都合(笑)。
混んでても店の人の感じが良いので
わいわい楽しく呑めます。
大根、玉子は云うに及ばず、
練り物も美味しい。
透明な関西系のだしで、味はしっかり目。
一回では全部食べきれなかったので、
また行きたい!
▲いわしつみれ、関東すじ、大根、じゃが丸くん
▼かきおでん
N氏は本当に良い店を知ってはりますわ。
§3つのライヴでジャズのあり方を思う§
今回は2日間で3つのライヴを聴きに行きました。
1つ目は伏せます。
面白くないライヴでした。
プロじゃなかったので演奏もたどたどしかったですが、
聴いてて何一つ響いてこないのは、
上手い下手だけの問題じゃないと思います。
下手でも聞いてて面白い演奏ってありますもん。
彼らの演奏はハードバップ基調のジャズを目指してるけど、
形を整えるだけで一杯一杯って感じでした。
ちょっと聴いて出ました。
その後に行ったのが御茶ノ水NARU。
いまや大人気の太田剣のグループが出演してました。
1ステ目で既に立ち見状態の盛況ぶりでした。
イケメンと云う事で女性客が八割を占めてましたが
そのルックス以上にプレイがかっこいいのだから当然でしょう。
天はニ物を与えてしまいました。
彼がアドリブの中にコルトレーンの曲を引用しようと
殆ど誰も気が付いていないと思われますが、
そう云うお客さんにだって楽しめるのが本来のポピュラー音楽だと思います。
最後までメインディッシュの連発で肉、肉、肉の波状攻撃でしたが、
みんなクタクタになるまで聴きたいと思ってたに違いないです。
大槻カルタ英宣のドラムを生で初めて聴きましたが、
表現のしようがないくらい凄かったです。
今度は是非、田中信正カルテルを聴きに行きたい…。
翌日は立川のハーフトーンで西山瞳トリオの演奏を聴きました。
横浜ジャズコンペティションでグランプリを受賞したメンバーです。
西山瞳(pf),大谷訓史(b),清水勇博(ds)
このトリオを今まで何度か聴いてきましたが、
表現の幅が一段とダイナミックになってきた様に思います。
かと云って繊細な表現が失われた訳ではありません。
耳にすっと馴染む音楽ですが、かなりの毒を含んでいます。
トップノートではベルガモットやペパーミントを広がらせながら
ベースノートでイランイランやサンダルウッドが漂っている様な…。
って、喩えがマイナー(笑)。
今、彼女は次から次へと曲のイメージが湧いてくる様で
今回のプログラムでもここ数ヶ月で作った曲が何曲もありました。
インフルエンザで倒れても"tamiful"なんて曲を書く執念は凄い…。
聴く度に変容している彼女を聴いていると底知れない可能性を感じます。
関東に住んでたらピットインもドルフィも行ったのにー!
§立川中華街§
中華街とは云っても立川駅の駅ビルの中にある中華フロアの事です。
前に陳健一麻婆豆腐店に行ったので別の店に。
香港料理のお店でした。
空芯菜の炒め物が美味しかったです。
麻婆豆腐はN氏の「辛くしてください。」の一言で
相当辛そうなのが出てまいりました。
土鍋を開けると真っ赤。
個人的には美味しいと思いましたけど、
麻婆豆腐に厳しいN氏は
あまり満足していませんでした。
確かにラーは十分でしたが、
マーは弱かったです。
その他兎の辛味炒めは辛さよりも
味の濃さが気になりました。
兎って初めて食べましたが、小骨が多いんですね。
大根餅も初めて食べましたが、美味しかったです。
§情緒溢れるお店で鰻をいただく§
神田の某店で鰻を食べました。
店の雰囲気はいいんですが、味は好みではありませんでした。
薄味のタレと、脂っこい鰻のバランスが納得できなかった…。
味が薄くても鰻の泥臭さが目立たなければ、上品になるんでしょうけど、
ここのは逆に雑な味になってる気がします。
隣のお客さんはテーブルのタレをとんかつでも食べる様にかけてました。
それよりテーブルにタレが置いてある鰻屋って他にあるかなぁ?
って事で二日間遊び倒して、クタクタ状態で帰路につきました。
新幹線大爆睡。
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