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2006/11/11

米朝落語で二週間

二週間ほど前に買った米朝のCD全集を
とりあえず全部聞き終わりました。
一枚あたり2~3席収録されているので
100以上の話を一気に聞き切った事になります。
自分にお疲れ様でした。

それで思った事を幾つか…。
今まで米朝の落語は円熟期に入ってからのものしか
ちゃんと聞いた事がなかったので
全盛期の米朝にあんな迫力とスピード感があるとは
思ってもみませんでした。
それでいて芸としての凛とした風格が既にあるのです。
やっぱり凄いですね。
枕で同じ話が多いのがちょっと気になりましたが。
「あれ?この話さっき聞いたぞ?」と、
最初はCDの重複かと思いましたよ。

こんな素晴らしい音源が昔LPで出て以来、
一度もCD化されていなかったのは不思議です。
でも、ひょっとしたらネタの中に出てくる差別用語が
再発を遅らせた原因の一つかもしれません。
当時の感覚では普通に使われていた
障害者の蔑称が頻繁に出てきます。
決して米朝に悪意があった訳ではなく、
あくまでも当時の世相の表われなんですが、
聞いててドキッとしますね。

ま、そんな事も含めて、貴重な歴史的資料ですわ。

んでもって、今のところ、私の好きな噺は
「天狗裁き」「たちぎれ線香」「らくだ」「次の御用日」
「壺算」「算段の平兵衛」とまあ、この辺です。
有名どころが多いですね。
ま、何度も聞いてるうちに好みが変わってくるでしょう。
それもまた楽しみです。

さて、今出てる米朝DVD、CDは一通り買ったので、
次はどうしようかと思案していた時、
京都の呑み屋で遇ったお坊さんの言葉を思い出しました。
「やっぱり仁鶴を聞かんとあかんで。」
そのありがたい言葉に導かれて、
今度はこんなものを買ってしまいました。

Nikaku

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