ヴァーチャルビューティに挑む その6
何とかそれなりの形になりつつあるVBシリーズ。
前回に続き、細かい作業です。
頭全体を髪の板ポリゴンで埋め尽さなければ。
ただ、ただ、単純作業…。
苦痛です。
やっとこさ地肌が見えない程度に貼り詰めました。
ようやく頭部が完成。
口の中のパーツは昔ネットで拾ってきたオブジェクトを
そのまま使いました。
どなたの作品は忘れましたが、拝借致します。
で、頭が完成したら、当然次はメガネでしょう(笑)。
私は非めがね番長ですので、手元に現物がありません。
って事で、ネットで調べて作ってみました。

細かい部分がよくわからないので、だいたいの形で妥協。
レンズは伊達です。
メガネのマテリアルの調整をします。

色合いは私の好みで暗めの赤にしました。
プラスチックの質感が出るように数値を調整します。
シェーダーはトランスルーセントシェーダーにしました。
何も弄くらないと、こんな感じです。

全体的に艶消しのゴムみたいな質感です。
もっと光が反射しないと駄目のなので、
鏡面反射レベルをとりあえず100にします。

似たような画面が続いてますけど、真ん中の曲線のグラフが違ってます。
レンダリング結果はこの通り。

つるの辺りはいい感じなんですけど、フレームの部分がまだちょっと…。
次に光沢を弄くってみます。数値は80に。

光沢のパラメタをあげるとテカり方が狭くなります。
真ん中の曲線の幅が狭くなったのがわかりますね。
色々試してみると、光沢が低いと金属的に、
光沢が高いとプラスチック的になるみたいです。
レンダリング結果はこうなりました。

今度は全体の反射が足りなくなった感じです。
鏡面反射レベルと光沢を上げ下げして微調整。

最終的には鏡面反射レベルを300、光沢を40に。

少し光りすぎかもしれませんが、新品と云う事で(笑)。
次は目ん玉を動かす仕掛けを仕込む事にしましょうか。
眼球やら角膜やら虹彩やらをグループ化して、
右目、左目それぞれにダミーのボックスをリンクします。

これによって、ダミーを動かせば目玉が動く事なります。
更に、左右のダミーの間のはるか前方にもう一つダミーを置きます。
それが「視線の先」になるダミーです。
目の左右のダミーから視線の先ダミーを
「ルックアウトコンストレイント」と云う命令でリンクします。

つまり、目が視線の先ダミーを見つめる設定をした事になり、
ダミーを動かせば目が動く様になりました。
ダミーを動かすと…。

更にカメラとダミーをリンクさせれば、常にカメラ目線に。



なんだか更に年齢層が下がった気がする…。
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コメント
続けてコメントいれてます。。。
ちょっとびっくりしたので。
最近、紫外線から老化しはじめてる目を守るためにUVカットの伊達めがねしてますが。。。まさしくおんなじです、色、形。。。
で、おととい切った髪型がまさしく ↑ 。。。
留守中にわたしんちにカメラしかけました?
投稿: Bar | 2007/11/04 01:46
■Barさん
>最近、紫外線から老化しはじめてる目を守るために
>UVカットの伊達めがねしてますが
Barさんの口から老化って言葉が出るとは思いませんでしたよ(笑)。
>留守中にわたしんちにカメラしかけました?
ふっふっふっ、テレビの横の石膏像を調べて見給へ。
え?石膏像なんてない?
あ、それなら玄関脇の西洋の甲冑の兜の目のところを…。
投稿: しほたつ | 2007/11/04 12:22