昨晩、近所のバーで一人呑んでました。
マスターは年末休みなしで店を開けるとの事。
私が「クリスマスはお客さん多いんでしょ。」と訊ねると、
「どうでしょう。カップルは来ますが、
一人のお客さんは敬遠しますからね。」
と答えました。
そうなんですよね。この日は一人だと肩身が狭い。
って事で、気を取り直して、クリスマスアルバム特集を。

■BENDING TOWARDS THE LIGHT...A JAZZ NATIVITY
/VARIOUS ARTISTS(MILAN)
訳のわからないジャケットで期待せずに聴いたところ
何だか凄い内容です。
とにかく顔ぶれが凄いんですわ。
グラディテイト、ロンカーター、ジョンファディス、ティトプエンテ、
デイヴブルーベック、ルーソロフ、ビルメイズ、
トゥーツシールマンス、クラークテリー、パキートデリベラ、
ライオネルハンプトンetc.…。
ライナーをちゃんと読んでないので間違ってるかもしれませんが、
1987年、1992年、1993年の音源を集めたもの。
ただ他のアルバムからの拾い集めではなさそう?
クリスマス企画のライヴの様です。
★★★★

■CHRISTMAS TIME IS HERE
/MONDAY OFF(VICTORIA COMPANY)
ちょっと古いスタイルの混声ジャズコーラスです。
優等生的な行儀よさですが、伸びやかな声で心地よい。
"EVERYBODY'S WAITING FOR THE MAN WITH THE BAG"
が気に入りました。明るくてうきうきする曲です。
"JINGLE BELLS"はエラのヴァージョンをコピーしてます。
★★★★

■HAVE YOURSELF A SOULFUL LITTLE CHRISTMAS
/KENNY BURRELL(CHESS)
ケニーバレルのストリングやブラスアンサンブル入りのレコード。
手元の盤はCHESSレーベルから1984年に出たモノ。
"THE LITTLE DRUMMER BOY"なんかラヴェルのボレロの様です。
演奏としては"MY FAVORITE THINGS"が熱くてカッコイイ。
アクースティックギターでの"AWAY IN A MANGER"もしっとりして○。
★★★

■SOUND OF CHRISTMAS/RAMSEY LEWIS(CHESS)
ラムゼイルイスの真っ黒なフィーリングのクリスマスアルバムです。
ここ10年くらいヨーロッパ系のジャズを中心に聴いてたので、
こんな黒っぽい演奏を久々に聴いた気がします。
きっと普通のジャズファンにはこう云うのがウケるのかなぁ。
”サンタが街にやってきた"はノリノリで演るんだろうと思ったら
スローバラッド仕立てでした。
ベストトラックは"CHRISTMAS BLUES"。コテコテです。
★★★

■CHRISTMAS ALBUM
/HERB ALBERT&THE TIJANA BRASS(A&M)
ハーブアルパート&ティファナブラスの名盤ですね。
あちこちで流れてるので敢えてここで書く事はないです。
"JINGLE BELL ROCK"が好きですね。
これを聴くと昔のジャスコのCMソングを思い出します。
♪ジャスコで会いましょ 素敵な笑顔で
★★★

■MERRY CHRISTMAS/BINGCROSBY(DECCA)
これこそ今更何も書く事はありません。
歴史的なレコード。
★★☆


■X'MAS FROM GREAT OLD FRIENDS VOL.1&2
/VARIOUS ARTISTS(ALTY)
1987年に発売されたオムニバスレコードです。
オールドフレンズのタイトル通り、古い録音ばかり。
一番古いものは1925年です。雑音だらけ。
サッチモのヴォーカルも数トラックで聴けます。
★☆

■A CHARLIE BROWN CHRISTMAS
/VINCE GUARALDI(FANTASY)
ヴィンスグァラルディトリオによる
ピーナッツのクリスマス特番のサウンドトラックです。
ジャケットは可愛いんですが、中身は割と地味なトリオ。
ヴィンスグァラルディ本人の演奏で聴くよりも
デヴィッドベノワとかで聴いた方が楽しいと思います。
★★☆

■HARMONY-THE CHRISTMAS SONGS
/NYLONS(SCOTTI BROS.)
ジャズではないかもしれませんが、
大御所アカペラグループナイロンズの
1994年のクリスマスアルバム。
このジャケットは日本盤のモノ。
刺激の少ない柔らかなハーモニーが心地よい。
完全なアカペラではなく、インストも入っています。
★★★

■SHE LOBED CHRISTMAS/SUE KELLER(HVR)
これまたジャズ的要素は全くありません。
SUE KELLERって女性のピアノの弾き語りに
コーラスやガラクタのパーカッションが乗っかって、
緊張感の薄い緩い演奏が続きます。
演ってる方は楽しそうですが、聴いてる方は、
近所のおばちゃんのクリスマスパーティに
無理矢理誘われて居心地が悪いって感じ。
とにかく木魚の音で気が抜ける…。
★

■CHRISTMAS AROUND THE WORLD
/VARIOUS ARTISTS(PUTUMAYO WORLD MUSIC)
同じ様なデザインのジャケットで企画モノを沢山出してる
PUTUMAYO WORLD MUSICのクリスマスアルバム。
これも全くジャズではありません。
世界の民俗音楽の着せ替え遊びを楽しむCDです。
★☆

■AN EMPIRE BRASS CHRISTMAS/
EMPIRE BRASS QUINTET(TELARC)
これまたジャズではありません。
クラシカルなブラスアンサンブルに
ヴォーカルとその他楽器が加わって
教会的なクリスマスソングを聴かせます。
しかし、エレキギターやキーボードも入るので
新しいのか古いのかわからないサウンド。
★★☆

■LET IT SNOW!/MICHAEL BUBLE(REPRISE)
マイケルブーブレは今をときめく若手イケメンヴォーカリストです。
オールドファッションドなスタイルで広い層をキャッチ。
甘い甘いヴォーカルをストリングスバックで聴かされると
きっと女性は堪らないんでしょうね。
★★★☆

■WHITE CHRISTMAS/MARTINA McBRIDE(RCA)
カントリー系の歌手です。
ジャケットが綺麗なので買ってしまいました。
内容は普通のポップスサウンドです。
少しだけハスキーで美しく伸びやかな声。
心地よいです。
★★★

■CHRISTMAS IS ALMOST HERE
/CARLY SIMON(RHINO)
大物歌手のカーリーサイモンです。
2002年のアルバムの筈ですので、
ジャケットの写真は57歳くらい?!
内容はフォークやカントリーの香りが強いです。
"HAPPY XMAS(WAR IS OVER)"が素晴らしい。
★★★☆

■AN OLD FASHIONED CHRISTMAS
/THE TRAIL BAND(SELF-PRODUCE?)
オールドファッションドもオールドファッションドな
古楽の雰囲気も漂うカントリー音楽。
カウボーイがいた頃の音楽みたいな感じですわ。
こんなもんまで紹介してどうする(笑)。
★☆

■ゆびきり 星降る夜のクリスマス/つじあやの(VICTOR)
最後は単に私の好みでつじあやのです。
写真は裏ジャケ。
夢見るような君と僕の純朴な愛のクリスマスソング。
つじあやのにはいつまでもこんな世界を描いていて欲しいです。
★★★★★