ポジティヴにジャズを愉しむ。 その3
今年のゴールデンウィークは飛び石で
合間に結構仕事が入ってるので
今一つのんびりできません。
ま、そんな事云いつつも、一日音楽を聴いてりゃ
機嫌はいいんですけどねー。
って事でポジティヴ愉悦シリーズ第三弾です。

■WHAT'S YOUR STORY
/ROBERTA DONNAY(PSCIFIC COAST JAZZ)
けだるそうな唄い方はなかなかそそられます。
ちょっと演技っぽいですけどね。
ボブドローの"SMALL DAY TOMORROW"と
"DEVIL MAY CARE"を唄ってるので
気になって買ったんだと思います(うろ覚え)。
その他も割と面白い曲を取上げてるので新鮮な感じ。
ピアノはエリックリードです。
プロデューサーのところにオリンキープニュースの名前が。
へー、まだ生きてたんですね。

■HILL/JOBIC LE MASSON(ENJA)
このblogには珍しく、ホントに新譜です。
フランスのピアニスト、ジョビクルマッソンの初リーダー作。
いきなり重く分厚く難解な音が飛び出してきて
思わず耳が釘付けになりました。
CDのオビには「敬愛するアンドリューヒルに捧げた」と
書いてあります。なるほど、わかります。
マッソンと云うと、画家のアンドレマッソンを連想して
シュールでおどろおどろしいイメージを描いてしまいますが、
そのイメージはそう外れてはいないかも…。
気軽に聴ける音楽ではありませんが、
こう云う骨のある人と時々は出会わなければ、
ジャズを聴いてる甲斐がないと思ったり…。

■EXTROSPECTION
/CHROMATIC PERSUADERS(TIMESCRAPER MUSIC)
NEAL KIRKWOODってピアニストがリーダーのバンドです。
ピアノトリオ+ヴァイオリンと云う構成で、
これがなかなか面白いサウンドになっております。
MARK FELDMANのヴァイオリンの表現力が極めて高く、
楽曲の良さも相俟って、新鮮なサウンドを愉しむ事ができます。
初っ端の"EXTROSPECTION"は、
尖がってるんだけど、どこか俗っぽい泥臭さがある。
イメージとしてはエリントンに近いかも。
他は"NUDE DUCKS"や"UH!"がお気に入り。
うちのシステムで聴くと、ヴァイオリンの高音が耳を直撃する…。

■SPEAK LOW/HARCSA VERONIKA(SELF-PRODUCE)
メガネのジャケットにつられて買ってしまいました。
ハンガリー出身のヴォーカリストです。
夢見がちな甘えた系の声を想像していたら、
それよりは低く大人っぽい声質で、やや吐息多めの唄い方。
音程はかなり不安定ですが、味はあります。
今年の5月に来日するそうです。

■FROM SEA TO SKY/LAILA BIALI(OMAGATOKI)
良いです。
CDのオビには
「ジャズでもポップスでもない"ビューティフルミュージック"。」
って書いてありますが、
2つの音楽に境界線があるとすれば、
一歩くらいはジャズの方に寄ってる感じです。
とても美しい声だし、丁寧な唄い方に好感が持てます。
この人も今年の5月に来日するそうです。

■DO DO THAT VOODOO/COME SHINE(CURLING LEGS)
LIVE MARIA ROGGENがヴォーカルで参加していたバンド。
2002年の録音ですが、つい最近手に入れました。
それにしてもカッコイイ女だ。惚れてもた…。
ちょっと前に取上げた「CIRCUIT SONGS」と比べると
遙かにジャズ色の強いアルバムで、スタンダード中心。
しかし、ヴォーカルと歌伴的なヌルい音楽では決してなく、
本気のピアノトリオ+ヴォーカルの望ましい関係です。
冒頭の"SAGA OF HARRISON CRABFEATHERS"でやられた。
続く"MY FAVOURITE THINGS"の変化に富んだ展開もいい。
途中、いい加減な鼻歌っぽくなるところも面白いなぁ…。
タイトルの"DO DO THAT VOODOO"は
コールポーターの"YOU DO SOMETHING TOME"の歌詞ですね。

■SPINNIN'/LAURENT COQ(CRISTAL RECORDS)
LAURENT COQって飛びぬけた魅力のあるピアニストじゃないです。
でも、iPodでシャッフル再生してる時、
「あれ?このピアノ、良いなぁ。」
と思ってディスプレイを確かめたら
LAURENT COQって事が何度もありました。
きっと私にとって、隠れたツボを刺激する人なんだと思う。
このアルバムもさり気なくセンスのいい曲が並び、
時々、ハッとする様なフレーズが出てくる感じなんです。
聴き流せば、イマドキのピアノトリオって程度の印象しか残らない。
でも、凡百のトリオとはちょっと違うスパイスが効いてる。
似たタイプのピアニストにDONALD BROWN、MIKE WOFFORD、
MIKE MELILLO等が挙げられます。
今日はこの辺で。



























































































