ポジティヴにジャズを愉しむ。 その12
外はしょぼしょぼと雨が降ってます。
こんな日はやっぱりジャズでしょ(笑)。

■STILL HERE/SOFIA PETTERSSON(CONNEXION)
外人の歳はわかりにくいですが、
ジャケットを見る限り、そんなに若くはない筈。
でも、声は無茶苦茶可愛いです。
今年の始めに「SLOW DOWN」ってアルバムを聴いて
気に入ったヴォーカリストです。その紹介はコチラ。
誰かに似てるって書き方はできるだけ避けてるんですが、
傾向としてはリッキーリージョーンズのもうちょいジャズ寄り。
とは云え、ど真ん中のジャズではなく、フォーキーな香りも強い。
全曲オリジナルで曲によってはストリングスも入ります。
個人的には「SLOW DOWN」の方が好みですが、
このアルバムもなかなか面白いです。

■ESPERANZA/ESPERANZA SPALFING(HEADS UP)
もろジャケ買いです。
小生意気な笑みが堪らないですね。
この人、唄うベーシストです。
それにもそそられるでしょ。
初っ端、ナシメントの"PONTA DE AREIA"で惹きつけておいて、
オリジナルをじっくり聴かせる流れです。やるじゃないかー。
全体的にブラジル色が強いんですが、
演奏のアプローチはジャズ的だし、
殆どギターが入ってないので、響きもジャズに近くなる。
この手の音楽はジャズの棚に入れるか、
ブラジル音楽の棚に入れるか、迷うところです。
ボサノヴァの様な軽やかなブラジル音楽も好きですが、
ガッツリ音楽的満足も味わえるブラジル音楽も魅力的だなぁ。

■SLOW DRAG/DONALD BYRD(BLUE NOTE)
バーCASKで気になるアルトサックスが流れてたので
マスターに訊ねたら、このアルバムでした。
リーダーはトランペットのドナルドバードです。
そして、アルトサックスはソニーレッド。
このぶっきらぼうな、さして流暢とは云えないアルトは
きっと極めて少数派の胸を揺さぶるテイストがあります。
昔、ソニーレッドのリーダーアルバム、
「IMAGES/(LAZZLAND)」や
「OUT OF BLUE/(BLUE NOTE)」を聴いた時には
その良さに気付かず、スルーしてた様な気がします。
温故知新じゃないけど、偶には昔のジャズを聴くのも吉です。
ソニーレッドってリーダー作は少ないですが、
ドナルドバードと何枚かのアルバムを残してますね。
調べてみたらこの「SLOW DRAG」はその最終作品らしい。
内容的には当時のブルーノートの売れ線のサウンド。
"ウォーターメロンマン"っぽい曲があったり、
"サイドワインダー"っぽいリズムパターンが出てきたり、
かなりニヤニヤしてしまう内容です。

■DEMON'S DANCE/JACKIE McLEAN(BLUE NOTE)
ついでと云っては失礼ですが、
買いそびれていたブルーノートの気になるアルバムを
何枚か買ってみました。
ケッタイなジャケットでイカツイ内容を想像してましたが、
割とメインストリームなハードバップです。
とは云え、マンネリ化した古いサウンドから
少なくとも半歩は脱却した音が構築されてます。
「HALF STEP BEYOND」です(笑)。
なぜか録音はあまり良くありません。

■STRETCHING A PORTFOLIO
/KARL-MARTIN ALMQVIST(PROPHONE)
KARL-MARTIN ALMQVISTの今年2月の録音。
いかつい顔のおっちゃんなので
如何にも猛烈に吹き捲るタイプっぽいですが、
意外な事に知的です(失礼)。
一番熱い"SURVIVAL INSTINCTS"でも抑え気味。
個人的にはもうちょっと燃えて欲しい気もしますが、
勝手に外見で判断してるだけですね。はい。

■ON IMPILSE/LEIGH CARRIAGE(SELF-PRODUCE)
ポジティヴ愉悦その4でも取上げた歌手のライヴ盤。
やっぱり声が澄んでいて、ライヴでも変わらず美しい。
狭義のジャズテイストは薄めですが、
伸びやかにフェイクする歌唱は凡百のジャズシンガーよりも
遙かにジャズ的面白みに溢れてます。
今日はこんなところです。

































































