ポジティヴにジャズを愉しむ。 その8
いつもは週末にお届けしているポジティヴ愉悦シリーズですが、
近所のCASKで引っ掛けて帰ってきたら、
妙にジャズが聴きたくなってLP棚に手を伸ばしてる自分。
ちょっと懐メロ気分だったりして。

■THE SHAPE OF JAZZ TO COME
/ORNETTE COLEMAN(ATLANTIC)
英語タイトルよりも邦題の「ジャズ来るべきも」の方が
しっくりくる人も多いかもー。
当時の問題作として語られる事の多いアルバムですが、
オーネットコールマンの曲はどれもわかりやすくて、
艶かしく色っぽいメロディラインは実に魅力的。
"淋しい女"なんて名曲中の名曲ですよね。
"PEACE"のチャーリーヘイデンのベース、無茶苦茶ええやん。

■ZOOT AT EASE/ZOOT SIMS(FAMOUS DOOR)
ほぼ10年ぶりに聴くズートの名盤です。
珍しくソプラノを吹いていますが、これがまたいいんだなぁ。
音質が丸く柔らかなので、ややクラリネットっぽい音に聴こえる。
きっと吹いてるフレーズはテナーの時と変わらないんでしょうけど、
何だかいつもよりクールで新鮮に思えたりするんですね。
"ROSEMARY'S BABY"は昔お気に入りだったんですが、
今聴くとかなりベタなメロディラインです。

■YOU'RE LOOKIN' AT ME/CARMEN McRAE(CONCORD)
ヴォーカルを聴きたくなって適当に引っ張りだしたら、
カーメンマクレエのナットキングコール愛唱曲集でした。
コンコードレーベルなので全体的にユルい感じです。
けど、逆にカーメンは熟れた感じですね。

■AFTERTHOUGHTS/MIKE WOFFORD(DISCOVERY)
ひそかにマイクウォフォードのファンを続けて20年余年です。
久々にこのアルバムを聴きました。1978年のソロアルバム。
今のウチのシステムで聴いても音が良くないです。
でも良いんだなぁ、微妙に琴線に触れる音遣いが。
もっと沢山録音してくれないかなぁ…。

■THE STOCKHOLM CONCERT,1966
/ELLA FITZGERALD&DUKE ELLINGTON(PABLO)
エラとエリントンのライヴ音源。
1966年の録音を1984年にリリースしたモノです。
エラの声は張りがあってエリントン楽団に負けてません。
それだけに彼女の粗い部分も随所に聴かれます。
しかし、このアルバムが私の中で印象に残ったのは
"SOMETHING TO LIVE FOR"の一曲に尽きます。
美しいバラッドです。
最後の音が消えた瞬間に湧き上がる拍手と歓声。
この瞬間の空気を味わいたくて
何度もレコードに針を降ろしました。
世もふけてきたのでこの辺で。
I WANT SOMETHING TO LIVE FOR...
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