エレベーター酒
「はしご酒」って言葉があります。
これは何軒もしつこく呑みまわる酒の癖として
一般的には知られておりますが、
本当の意味は、一軒目で一合、
二軒目で二合、三軒目で三合と云う様に
次から次へと店を変えるにつれて、
酒の量がどんどん増えていく呑み方を云うんだそうで。
情報源は落語なので、話半分で聞いてください。
さて、本日の私はエレベーター酒でした。
つまり、覚王山駅のすぐ裏の通りにあるビルの
3階でのみーの、B1でのみーの、
エレベーターに乗って一つのビルで完結しました。
まずは3階の「にこにこダイニング」で舌鼓。
一人でも色々楽しめる様に
おばんざい3種セットとか、刺身3種盛りとか、
ハーフサイズメニューとかがあってうれしい。
前にも書きましたが、ここはおだしが綺麗です。
名古屋の濃い味に疲れた関西人には
憩いの場になる事でしょう。
で、エレベーターでB1まで降りて、
ホームグラウンドのCASKへ。
今日は一杯目から珍しいモノをいただきました。
モスコミュールです。
でも、今宵のモスコミュールはちょと違うあるヨ。
アナタ、こんなジンジャエール、飲んだコトあるか。
私、ないあるヨ。
生姜が無茶苦茶効いてる。
ウィルキンソンの茶色を100とすると、
紅生姜てんこ盛りの吉野家の牛丼級です。
味わいはジンジャビアによく似てます。
しかも、このサイズ。一回使い切りです。
この発想、素晴らしいです。
これで作った我が愛しのモス子はこんな感じ。
美味しかったです。
で、ストラスアイラを一杯呑んだ後、
マッカランをいただきました。
でも、今宵のマッカランはちょと違うあるヨ。
全然、樽熟の香りのしない、麦臭いマッカラン10年あるヨ。
でも、口に含むとマッカランの血筋は間違いなく感じられます。
見かけと中身が違う。云うてる事とやってる事が違う。
これは二葉亭四迷が怒ってきます。
〆にピティヴァイクを呑んだ頃には
ちょっと酔いが回り始めてました。
そそくさと退散。
ま、そんなこんなで楽しい覚王山ナイトでした。
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