カルタ遊び
カルタ遊びと云えば、誰もが思い起こすのが、
ストラヴィンスキーのバレエ曲「カルタ遊び」でしょう。
有名な三大バレエ曲「火の鳥」「ペトルーシカ」「春の祭典」から
20年以上後に書かれた新古典主義の時代の作品です。
トランプゲームをテーマにしたバレエ音楽で
「ペトルーシカ」や「春の祭典」でストラヴィンスキーを覚えた人間には
何だか掴みどころのない普通のサウンドに聴こえてしまいますが、
古風なハーモニーの中に時折ケッタイなフレーズが紛れ込みます。
ロッシーニやヨハンシュトラウスやラヴェルなどのパロディをやってます。
終盤では恐らくベートーヴェンの「運命」もぶち込んでます。
…って、これ以上書くと、ボケだかなんだかわからなくなるのでやめます。
ここからが本題。
最近、うちの子が喜んでやってるのがカルタ遊び。
使っているのはことわざカードなんで、読み札はないですが、
カードを一面に並べて、
私が「ねこに?」と訊くと、「こばん。」と云いながら取ります。
子供は意味もわからず、音の響きと絵柄で覚えている様です。
結構難しいことわざも交じってますが、何度かやってるうち、
「勝って?」「はぶとのおしめよ。」
「船頭多くして?」「ふね、やまのぼる。」
発音は危ういですが、それなりに覚えるから子供は凄い。
で、先日、テレビでグルメ番組を観てたら、
"ごまだれ"って言葉が出てきました。
すると子供がすかさず、「いしをうがーつ!」(笑)。
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コメント
麻雀中によく「寝耳に蚯蚓」とか「後悔役にならず」とか「ロンよりテンパイ」とか下らないことばかり言っていた日々を思い出しました。
投稿: まんぞヲ | 2013/09/14 07:58
■まんぞヲさん
>麻雀中によく「寝耳に蚯蚓」とか「後悔役にならず」とか
>「ロンよりテンパイ」とか下らないことばかり言っていた日々を思い出しました。
麻雀用語でミミズって何の事ですか?
麻雀はほぼゲーセンかパソコンでしかやった事がないので…。
投稿: しほたつ | 2013/09/15 20:53