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March 26, 2015

虫の知らせで牛島憲之。

先日、ふとした事で思いついて、牛島憲之を検索したところ、
熊本県立美術館で牛島憲之展が開催中だと知りました。
しかも、終了が三日後ではありませんか。

これはもう神の啓示です。行くしかありません。

嫁さんに土曜日一日のフリーパスを貰い、
腰痛をおして熊本県立美術館に向かいました。

開館直後に到着したのですが、意外と人が多い…。
牛島憲之ってそんなに人気だったっけ、と思いながら、
展示室に入ると、私一人。
私が観ていた約一時間でも三、四人だけ…。

展示数は十五点でしたが、
牛島憲之の絵をそれだけ纏めて鑑賞できるなんて、
府中市美術館の牛島憲之記念館以来です。

初期の画題として有名な「貝焼場」も一枚ありました。
三重県立美術館の「貝焼場」よりものんびりした光景でした。
工場やタンクを描いた絵もありました。
ブリジストン美術館の「タンクの道」の
ちょっと手前の光景じゃないかと思しき絵もありました。

その中で印象的だった一枚が「白映え」です。
以前、古本で買った
「牛島憲之と昭和前期の絵画 - 抽象と具象のあいだ」
と云う図録にも載っていた極端に横長の作品。

今回買った図録の表紙にもなっていました。
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この何だかわからない足の様なモノは植物の根元。
マクロレンズで局部を切り出すと
具象が抽象っぽくなるのと感覚が似ています。


で、作品の余韻に浸りながら、
いつもの様に好みの絵のポストカードでも買おうと、
やけに賑わっているショップへ行ってみて驚きました。

そこには牛島憲之関連の商品など一切なくて、
エヴァンゲリオン一色。

つまり、今日の賑わいは牛島憲之展ではなく、
こっちだったんですね。
R0022491_r
道理で若い子が多いと思った(笑)。


牛島憲之のポストカードは入口の受付横にありました。
R0020188_r


図録を観て知ったのですが、熊本県立美術館には
もっと沢山の牛島憲之の絵が所蔵されているようです。

次の牛島憲之展はいつの事やら。
きっとその頃には九州にいないんだろうなぁ…。

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