メリターを見直す。
ネット上に散らばるメリターの評判を拾い読みすると、
駄目なレンズの代表格のように書かれています。
実際、前に持ち歩いた時の印象として、
ピントの山が非常に分かりにくかった記憶があります。
但し、二月の朝の暗がりの散歩で使ったので、
F2.9のレンズには酷だったかもしれません。
今回はちゃんと朝日が昇ってからの朝歩きです。
絞って使う余裕も出てきそうです。
それにしてもLudwig Meritar 50mm f2.9は独特の風貌です。
なかなかイカツイ。
また、買いっぱなしで使っていなかった
EXAKTAマウント用のマクロチューブも試してみる事にしました。
一番短いチューブを取り付けるとこんな感じ。
更にイカツイ。
前置きはこの辺にして、朝歩き開始です。
まずは開放で撮ってみました。
ピントの山は分かりにくいものの、
柔らかい画なりに、合焦点は割としっかり写っていますし、
前ボケ、後ボケ、光源ボケとも、破綻はしていません。
マイクロフォーサーズで中心部をクロップしている事も
幸いしているのかもしれませんね。
いい被写体があったので、
さっそくマクロチューブも使ってみました。
少し絞りましたが、十分使える鮮明さにびっくりしました。
ちょっとびっくりの描写力です。
発色もしっかりしています。
この画だけ見せてレンズ当てクイズをしたら、
誰もメリターとは云わないでしょう。
しかし、この画を見たら、メリターだとバレます(笑)。
得手不得手が大きいのは面白いです。
あれこれ撮ってみました。
とても楽しめるレンズでした。
GXRのAPS-Cサイズでも使ってみたいんですけど、
Mマウント用EXAKTAアダプタって高いんですよねぇ…。
メリターとドミプランの為に買うのもなぁ…(笑)。
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