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2015/11/28

福岡市立少年科学文化会館

先週末、福岡市立少年科学文化会館に行きました。

老朽化が進み、建て替えが決まっているとの事で、
かなり昭和の香りがぷんぷんしていていました。
それは"昭和の雰囲気"と云う意味と
本当の"古い昭和の建物の匂い"の二つを指します。
この味は一朝一夕には出せないので、
勿体無い気もしますが、
ターゲットは子供だし、テーマは科学だし、
新しいに越したことはないでしょうね。
現に、我が子も
「女房と科学館は新しいのが良い。」
と申しておりました(嘘)。

科学おもしろマシーンが沢山ありましたが、
3割くらいが「故障中」か「調整中」。
逆に云えば、子供の乱暴な扱いに耐えてきた
残りの7割のメカと修理担当者は凄い。

おそらく昔は花形だったお絵描きロボット。
Dsc_3109

老いてなお筆運びに衰えを見せず、
見事な作品を描いてくれました。
Dsc_3111

人が絵を仕込んで、機械が描いて、紙で出力。
これをADAとするなら、
建て替え後はDDDなNEOお絵描きロボ2を期待。
ロボが考え、ロボが描いて、データを送信してくる。
で、家に帰って、プリンタで印刷(笑)。


トイレを探してヒト気のない廊下を彷徨ってたら、
奇妙なオブジェを発見しました。
Dsc_3108
奥から手前に時代の変遷を示してるのですが、
一番新しいのが70年代のサイケと云うのは
なかなか感慨深いです。

この日は子供向けの科学工作イヴェントも開催。
中でも面白かったのが、ステンドテープ。
R0026494_r

二枚の偏光フィルムを使って、
セロハンテープでこんな美しいモノができるなんて。
R0026504_r


最後はプラネタリウムを観ました。
Dsc_3116

ストーリー仕立てで星を紹介する趣向はいいのですが、
その物語がかなり気恥ずかしい内容だったので、
体のあちこちがむず痒くなってしまいました。
Dsc_3117
味のあるタッチです。


って事で、それなりに楽しめた一日でした。

近くの中華料理屋で食べたタンメンが抜群に美味しかったので、
それも含めて行ってよかったです。
Dsc_3105

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コメント

もうすぐ堺屋太一が小説で描いた「平成三十年」です。
昭和はどんどん遠くなりますね。
この投稿は、貴重な標本だと思います。
ピン留めした昭和ですね。

投稿: まんぞヲ | 2015/12/03 00:01

■まんぞヲさん

時代の遺物は公的機関の中に
たんまり残されていそうですね。

投稿: しほたつ | 2015/12/07 21:15

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