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2018/11/28

ジャズ聴き始めの頃の話 その19

ジャズ聴き始めの頃の話 その19
楽器を始めて、一年半ほど経った頃、
大学時代の友達の誘いで、彼が参加してるジャズバンドに
なぜか顔を出す事になりました。

大学の軽音サークルの演奏会に出演しているのを
一度聴いたことがあったけど、かなりイカツい演奏をしてて、
とてもじゃないけど、楽器初心者の自分が参加できるような
レベルではない事は分かっていました。
それでも、何とか楽器をモノにしたいと云う一心で
深夜の難波で初めて練習に参加したのでした。

大学の軽音楽のライヴに参加していたので、
学生バンドだと思っていたら、
リーダーの酋長と呼ばれる人は私よりもかなり上の人でした。

その夜、どんな練習をしたか、全然覚えていないのですが、
バンドのレパートリーの譜面を何曲か渡された記憶があります。
Cで書かれた譜面をすぐにE♭で読みかえる事もできず、
箸にも棒にもかかってなかった筈です。

で、私の友達がどう紹介していたのか分かりませんが、
曲を書けるヤツだとの情報が伝わっていたのでした。
ま、確かに学生時代からシンセの打ち込みで曲を作ってたけど、
それがバンドに通用するモノかどうかわかりませんでした。

次の練習の時、数年前に作った"BREATHLESS"と云う曲と
書き下ろしの簡単なブルースを一曲持って行きました。
自分ではお気に入りの"BREATHLESS"は酋長の琴線に触れず、
お手軽なブルースを一度音出ししてみようと云う事になりました。

自分の作った曲が実際にプレイされた初めての瞬間でした。
この時の嬉しさは今でもリアルに思い出せます。

味をしめて、その次の練習の時には
少し作り込んで一曲作っていきました。
"CRUISIN'"ってかなりベタなタイトルの曲。
実はこれには下敷きになる曲がありました。
ジジグライスの"THE RAT RACE BLUES"って曲です。
バンドの練習帰りの夜の阪神高速でこの曲を聴いていたら、
あまりにも雰囲気がピッタリだったので、
バンド用にこんな感じの曲を書いてみようと思ったのでした。

その後、"CRUISIN'"はバンドのレパートリーに組み入れられて、
末永く演奏してもらえる曲になりました。

私は楽器は未熟だけど、曲を提供できる便利なヤツとして、
バンドの中に居場所を見つけたのです。

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