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November 13, 2018

ジャズ聴き始めの頃の話 その4

ジャズ聴き始めの頃の話 その4
大学に入った時、クラスの自己紹介で
「好きな音楽はジャズ。特に山下洋輔が好きです。」
みたいな事を云ったり書いたりした記憶があります。
恐らくこの時期はまだクラシックがメインだった筈ですが、
「クラシック=真面目な堅いヤツ」と思われるのが嫌で
イメージ戦略としてジャズを優先させたのでした。

しかし、実際はジャズと云っても山下洋輔くらいしか聴いてなくて、
全くと云って云いほど何も分かっていなかったんですね。
で、背伸びした手前、それに追いつかないといけないと思い始めました。

そんな頃、ジャズに一歩近づくきっかけになる出来事がありました。
知り合いと喫茶店か飲み屋でだべっていた時、
有線放送から流れてきたジャズのインスト演奏にビビッときたのです。
とにかく私の好みのマイナーなメロディに
スピード感のある演奏。
私が漠然とイメージしていたジャズらしさが横溢していました。
その時は曲名もプレイヤーも分かりませんでしたが、
恐らくそれはソニーロリンズのWORK TIMEの中の
IT'S ALL RIGHT WITH MEだったのではないかと思います。

それからほどなく…、
駅前の小さなレコード屋でたまたま買った
エラフィッツジェラルドのオペラハウスライヴのA面1曲目で
偶然にもこの曲を歌っていたんですね。
同じ曲でもイメージが全然違う事に驚き、興味を覚えました。
今思うと、これがジャズを手繰り寄せるきっかけだったかも。

その後、私はエラを聴きまくりました。
ベルリン、ハリウッド、コートダジュールなどライヴアルバム、
コールポーター、ジェロームカーン、エリントンなどのソングブック、
ルイアームストロングとの三枚組LP、
ジョーパスやオスカーピーターソンとのデュオなど…。

エラのお蔭で沢山のスタンダードソングを覚えました。
それがのちのちジャズを聴く上で役立つ事になりました。

更にエラを取り巻くミュージシャンやら
ヴァーヴ、パブロレーベルの作品を
適当に見繕って聴いていくうちに、
どんどん興味の幅が広がっていって、
次第にジャズが音楽の中心になっていました。

しかし、まだこの時点で、私の聴いていたジャズは
モダンジャズではない事をあまり理解していませんでした。

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Comments

今晩は。初めてコメント致します。
エラフィッツジェラルドいいですね!私はジャズに凝リだして8年ほど
して、ジャズボーカルの良さを知ったんですが、それはエラとジョー
パスのデュオのレコードアルバム「エラ&パス・アゲイン」(パブロ)
を行きつけのジャズ喫茶(夜は飲屋)で聞いたのがきっかけでした。
それまではジャズは楽器演奏の音を聞くだけでいいと思っていたので
すが、これから流れるエラの切々とした心に沁みる声を聞き目(耳?)
から鱗が落ちました。‥‥それからはある程度“ほろ酔い”で聞くなら
ボーカルの方がいいと思うようになったものです。!(^^)!👍

Posted by: 平戸皆空 | November 13, 2018 at 11:48 PM

◼平戸皆空さん

初めまして。
書き込みありがとうございます。
私もジョーパスとのデュオの中で
一番最初に聴いたのが、アゲインで
ずっと愛聴していました。
若い頃のエラと比べると、声はしわがれてますが、
その分、深みがあって、味わい深いですよね。
私もインストとヴォーカルでは
自然と聴き方を変えているかもしれません。

Posted by: しほたつ | November 14, 2018 at 07:12 AM

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