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January 2019の47件の記事

January 31, 2019

【買ったら聴こう00095】Breaking point!/Freddie Hubbard

【買ったら聴こう00095】Breaking point!/Freddie Hubbard
フレディハバードの1964年発表のアルバム。
私が生まれた年の作品です。
粉ミルクを飲みながらよく聴いたものです(嘘)。

新主流派の尖がった一面が垣間見られると同時に
ひょっとして手の内がそれほどなかったんじゃないかと
疑いたくなるようなガチャガチャの内容です。
こんなん書いたら怒られるぞー、誰かに。

初っ端の"Breaking point"がいきなり奇妙な曲。
フリーっぽいスタートから、
雑なファンファーレの様なリフを経て、
おもむろにカリプソ調の明るいテーマが飛び出します。
何だかオーネットコールマンっぽい感じで面白い。
その後も調性が薄くなったかと思ったら
カリプソに戻ったりと、面白い展開。
ハーバードもジェームススポールディングも
ロニーマシューズも斬新な展開に上手く填まってますね。

続く"Far away"も新しい音楽の匂いがプンプンしてます。
スポールディングのフルートがこれまたいい音色です。
エディカーンのベースがカッコいい。

ところがよく分からないのがこの後の展開。
6/8拍子の"Blue frenzy"ってベタなブルースに
思わず「???」ですよ。
尖がった演奏の後で、お里が知れる様なハードバップ路線。
続く"D minor mint"もジャズメッセンジャーズっぽい。

新らしい響きを組み上げる音楽としてはモード、
ぶっ壊す音楽としてはフリー、
ひょっとして、この二つしかなかったんじゃないかと、
疑いたくなってしまいます。

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【買ったら聴こう00094】We three/Roy Haynes

【買ったら聴こう00094】We three/Roy Haynes
1958年のロイヘインズの初リーダー作。
フィニアスニューボーンJr.とポールチェンバースのトリオ。

ロイヘインズのスネアの音の多彩さが好きでした。
色んな人の作品でロイヘインズの名前を見かけると
この人が参加してるなら間違いないと、
購入の決め手にしてた事もありました。

で、このアルバムはドラムリーダーではあるものの、
別段ドラムソロが異様に膨らむわけでもなく、
バランスの取れたピアノトリオ作品になってます。

バランスが取れ過ぎてるので、私にはいささか物足りない。
フィニアスはブルース基調から外れず、あまり熱を帯びません。
これは他の作品でも感じることです。
音数が多くても、早弾きでも、枠内の音から外れない。
得意の両手のユニゾンもアクセント程度に挟んでるけど
ゴリゴリ弾き倒すまではやってくれません。

一曲"After hours"ってスローブルースが入ってて、
これは正にアフターアワーズ的な寛いだ曲です。
このアルバム全体がそんな空気なので
私のように刺激を求めてはいけないのかも。
レイブライアントの"Reflection"と" Sneakin' Around "をやってるのも
人気の要因かもしれませんね。
しかし"Reflection"はキャッチャーだなぁ。
キャッチャー過ぎて背中が痒くなる(笑)。

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【買ったら聴こう00093】The lyric/Jim Tomlinson

【買ったら聴こう00093】The lyric/Jim Tomlinson
ジムトムリンソン名義のアルバムですが、
13曲中11曲で奥さんが歌ってるので、
ほぼステイシーケントの隠れ名盤。
フィーチャーするにも程があります(笑)

しかもボサノヴァ比率が高いので
スタンゲッツ感が半端ない。
似てるなんてレベルではなく、
完全に寄せていってます。

ま、何だかんだケチをつけてみましたけど、
これが実にいいアルバムなんですわ。
あまりに幸せそうなので僻んでみただけです。

ステイシーケントの愛らしい歌声に合うのは
ジムトムリンソンしかいませんよ。

取り上げる曲も超有名曲からマイナーな曲まで幅広い。
速い曲も歌ってるけどやっぱりバラッドが素晴らしい。
"Stardust"なんてヴァースからリフレインに入ったら
ドラムやベースが加わるのがお約束ですけど、
ピアノ一本のままルバート気味にリフレインに入る。
おー、逆に新鮮。

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January 30, 2019

【買ったら聴こう00092】Men's land/Michel Portal

【買ったら聴こう00092】Men's land/Michel Portal
ミシェルポルタルの1987年のライヴ録音。
当時、かなりよく聴いたアルバムです。
ポルタルよりもデイヴリーブマンが目当てだったけど、
次第にこの音楽性が癖になっていきました。
テーマからのアドリブ回しの流れはあるものの、
曲を演奏してると云うより、
もっと大きな情景を描いてる感じがします。
緩急のある"Ahmad the terrible"や
ミノシネル(perc)とポルタル(b-cl)だけの"Men's land"など
変化に富んだ音模様を繰り広げます。

リーブマンが一番普通のジャズっぽいかも(笑)。

ジャックディジョネット、J-Fジェニークラーク等も参加。

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【買ったら聴こう00091】Trip to Prillarguri/George Russell

【買ったら聴こう00091】Trip to Prillarguri/George Russell
ジョージラッセルの1970年の
スウェーデンでのライヴ録音。
メンバーも北欧が中心です。
ジョージラッセル(pf)
スタントンデイヴィス(tp)
ヤンガルバレク(ts)
テリエリピダル(g)
アリルドアンデルセン(b)
ヨンクリステンセン(ds)

ソウルノートがリリースしたのが
1982年との情報が正しければ
十年以上寝かされてた事になりますね。
途中、テープがよれた様な音になってますが、
そんなことでボツになってたのかな。

後のリヴィングタイムオーケストラの
前身になるようなサウンドが聴かれる一方、
ヤンガルバレク等の個人技のウエイトも高いです。

リヴァーサイドの諸作のような
曲とハーモニーの妙味はなくなっていて
骨格剥き出しのコンセプチュアルな音の組みたてです。

ラストでオーネットコールマンの
"Man on the moon"をやってます。

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January 29, 2019

普通の町の中華屋さん。

しばらく前にあまり知らない町で
適当にお昼を探すことになりました。

で、普通の中華の店を見つけたので入ってみました。

お客さんは一杯でした。
お店の人も明るくて活気がありました。
地元で長らく親しまれている店なんでしょうね。

狙い通りのラーメンと炒飯でした。
1548701433297.jpg
普通に美味しい。
普通で美味しい。
普通が美味しい。


当てずっぽで入ったけど、満足満足。
やっぱり普通が一番と思いつつ店を出たら、
入るときには気づかなかったこんなものが…。
1548701434621.jpg
全然、普通じゃない(笑)。

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January 27, 2019

【買ったら聴こう00090】Textures/Dwight Lenox

【買ったら聴こう00090】Textures/Dwight Lenox
女性ヴォーカリストは顔で選ぶ事もある私ですが、
男性については全く見た目は関係ありません。

って事で、ドゥワイトレノックスです(爆)。

この外見から殆どの人は粘っこいブルースフィーリングの
太くて低い声の歌手だと思うでしょ。

ところがこの人、 中高音域で濁りのない美声の持ち主 で
歌い方もあっさりしてて音程のごまかしがなく洒脱。
無茶苦茶気持ちいい歌声なのです。
録音データが記載されていないですが、
リリースされた2002年頃だとすると、
彼は57歳ってことになりますが、
とてもそんな風には聴こえません。
どう聴いても30歳代の若々しさ。

私はこの人もCD Babyで知って、ファンになりました。

インストには刺激と変化を求めがちな私ですが
割とヴォーカルには楽しさや寛ぎを求めてる時が多い。
そんな時、美しい歌を当たり前に美しく聴かせてくれる
ドゥワイトレノックスは貴重な存在です。

このアルバムでは
"It might as well be spring"、
"Spring can really hang you vp the most" 、
"Summertime"、"Autumn in New York" など
季節に関係する曲が散りばめられています。
どの歌も素晴らしい。何度でも聴けます。

今回調べて知ったんですが、
2016年に亡くなられていたのですね。

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【買ったら聴こう00089】Listen with you heart/Natalia Nazarova

【買ったら聴こう00089】Listen with you heart/Natalia Nazarova
Natalia Nazarovaって女性ヴォーカリストのアルバム。

棚から発掘された時は
「どうせジャケ買いだったんだろうな。」
と思ってたのですが、
よくみると左下に小さな文字で
「featuring Orbert Davis」
と書いてあります。

どうやら当時の私はそれを目当てに買ったんだと思われます。
いや、その両方だったのかもしれません。

で、アルバムの内容ですが、
歌手としてのレベルが素人並み。
いや素人でももっと上手い人がごろごろしてます。
雰囲気で誤魔化して歌ってますけど、
音程がズレ過ぎてて聴くのがしんどい。
でも、この買ったら聴こうでは、一曲も飛ばさず聴く、
ってルールを自分に課してますので、
ちゃんと今回全て聴きましたとも。ええ。

曲によってはジャズですが、そうじゃないのも。
曲によっては15人編成のストリングスも入ってます。
あれもやりたいこれもやりたいって感じで、
纏まりのない一枚です。
オーバートデイヴィスのトランペットが勿体ないなぁ。

時々、腹に力を入れて高音を出す時は
張りのあるいい声だったりするので、
囁くような歌い方はやめて、
パワフル路線でいったらどうでしょうか。
ラスト数曲はロシア語で歌ってるんですけど、
それまでの歌よりは聞けるかもしれない。
なんかよくわからんようになってきた。
別の意味で魔性の女です。

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【買ったら聴こう00088】Priority/Orbert Davis

【買ったら聴こう00088】Priority/Orbert Davis
一時期、CD Babyってサイトで買ってた事がありました。

このサイトは自主製作やインディーズを扱っていて、
正直、玉石混交で素人レベルのモノもあるかわり、
いいプレイヤーに出逢うと、思い入れは倍増。
例えばエミリークレアバーロウなんかも
私はここで知ってファンになりました。

トランペットのオーバートデイヴィスもその一人です。
サンプル音源を聴いて、即決でした。

アルバムタイトルの"Priority"に集約される様に
魅力的なアレンジと熱いプレイが両立しているんですね。

ハードバップ的な分かりやすさも持ちながら
モーダルなアプローチで幅を広げる理想的なソロ。
12曲も詰め込んでいるので、一曲一曲がやや短く
アドリブの尺が物足りないのが残念。

2曲でカートエリングがゲスト参加。
特に"Double blues" ではトランペットとヴォーカルの
掛け合いが凄い&楽しい。

充実の内容だけど、ややてんこ盛り過ぎなのと、
バラッドが一曲もないのが、ちょっと惜しい。

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January 26, 2019

【買ったら聴こう00087】One and four/Janusz Muniak

【買ったら聴こう00087】One and four/Janusz Muniak
ポーランドのテナー奏者 ヤヌシュムニアクのアルバム。
全然知らない人(笑)。

でも、タイトル見て、ひょっとすると…、と思ったら、
やっぱりモンクの"Four in one"をやってました。
ロシアや東欧はちょっと古いスタイルの人も多いですが、
"Four in one"を取り上げる様な人が
ただのハードバッパーな筈がないと思って買った次第です。
普通、このジャケットで知らない人は買わないよねー(笑)。

で、結果は…、
なかなか面白いアルバムでした。

"Four in one"はテーマのギターとのハモリがいい。
特にBメロの最後の不協和のパラレルがいいアクセント。
ソロは特にモンクのカラーに寄せてる訳ではなく
みんな割とあっさり終わってます。

タイトル曲"One and four"を聴いてたら
ふっとショーターがちらついた。
音の粒の形やピッチのコントロールが似てる気がする。
フレージングもモーダルな音使いだし。
ブラインドテストをしたら、
ショーターの名前を挙げる人はいても
ヤヌシュムニアクと答える人はいないだろう、
って当たり前か(笑)。

同じくオリジナルの"Obertas"も六拍子の面白い曲。
3+3ではなく、4+2ぽいので変拍子っぽく聴こえる。
アドリブに入ると普通の3+3の感覚で回してる様ですね。

笑ったのは"How insensitive"です。
この曲をボサノヴァのサウダージとは無縁の
ただのアドリブの素材としてゾンザイに扱った人って
他であんまり思いつかない(笑)。

どうやらこの人は何でも吹きまくるのが楽しいようで
"Secret love"のような曲でも容赦ない。

逆に"It ain't necessary so"はこのハードなアレンジが
見事にハマってて、元々インスト曲かの様です。

なかなか聴きごたえのある一枚でした。

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【買ったら聴こう00086】Manhattan Jazz quintet

【買ったら聴こう00086】Manhattan Jazz quintet
泣く子も黙る新MJQです。
何が泣く子も黙るなのか、分かりません。
勢いで書きました(笑)。

スイングジャーナルとキングレコードが企画して
売り出しに掛かってたのが、私が学生の頃でした。
普段、ジャズを聴かないようなヤツからも
名前が出てくる位、話題になったのを覚えてます。

私は昔のレコードばっかり聴いてる頃だったので
演奏より、ベースとタイコの音質に違和感がありました。
今聴き直してもジャズ向きではないなと思う。
デジタル時代はこうあるべき、って音質だったのかな。

結局、私は買うことなく、その後の作品も全部スルー。
かなり後になって、資料として買ってみたのでした。

内容的には分かりやすいハードバップ基調の4ビート中心で
実力派ミュージシャンによる
聴きやすくノリのよい演奏ばかりです。

どの曲もテーマはあまり崩さずアレンジされていて、
初心者には優しい配慮がなされていると思います。

私には毒っ気が足りませんけど。

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【買ったら聴こう00083-85】Live at the Lighthouse/Lee Morgan

【買ったら聴こう00083-85】Live at the Lighthouse/Lee Morgan
1970年のライトハウスでのライヴ録音で、
リーモーガンの生前に発表された中では最後のアルバム。
発売当初はレコード2枚組4曲のリリースだったけど、
私が持ってるのは後に出たCD3枚組で13曲収録されています。
しかも重複曲がないのは嬉しいですね。
ライヴ自体は約2週間だったらしいですが、
このアルバムでは最後の三日分の音源から
演奏したほぼ全ての楽曲が網羅されています。
プログラム中一曲だけ"Ceora"が抜けてるけど、
incompleteと書かれてるので不具合があったのでしょう。

個人的には好きな"Speedball"の
ライヴヴァージョンを聴けるのか嬉しい。
一般的には "The Sidewinder" の
ライヴヴァージョンが収められてる事の方が
興味をひくと思いますけど。

リーモーガンのスタイルは1970年としてはやや古い。
でも、昔とった杵柄にしがみついてるんじゃなく
まだまだ推し進めようとするパワーがある気がします。
そんな中、必要だったのはベニーモウピンのような
新たな刺激を与えてくれる共演者だったのではないでしょうか。
モウピンはソロになると暑苦しい位の音圧でにじり寄って来る。

モウピン作曲の"416 East 10th street"を聴いてみると、
テーマからしてモーガンの曲より新しい響きです。
直後飛び出すモウピンのソロは音色はホットなんですが
溢れ出すフレーズはコルトレーン以降の
モーダルなクールさを持ってます。
そして昂ってくるとフリーキートーンも。激しい。
続くモーガンも新鮮なフレーズを繰り出しますが、
速い曲なのでつい手癖のファンキーフレーズが覗きます。
終盤のチェイスでは自由に吹き捲るモウピンに対して
繰返しやトリルの多いモーガンのアイデア不足が目立ちます。
でもその必死さが熱い。

CDではその後に"The sidewinder"が続くんですが、
一気にホッコリします(笑)。
モーガンはハーフヴァルヴも使ってファンキーにプレイ。
ちょっと新鮮なハーモニーのセカンドリフの後に
ハロルドメイバーンは"ダンス天国"を弾き始めます。

ライヴでは "The sidewinder"が求められる一方で
レコードの発売も途切れがちになっていたらしいので、
モウピンとのコンボで現状を打破したかったんじゃないかと
勝手に思う次第であります。

当時の状況なんて時代も国も違う人間には分かりませんし、
モーガンが何を感じてたかなんて、
本人じゃないと分かりませんね。

だから、あれこれ考えるのが楽しいのです。

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January 25, 2019

ジャズ入門まんが

ジャズ入門まんが
私の好きな漫画家ラズウェル細木さんは
「酒のほそ道」など食のまんがで有名ですが、
ジャズファンの間では「ときめきJAZZタイム」で
昔から知られていましたよね。
ブルーノートレーベルだけを取り上げた
「ALL BLUE」は更にマニアック。

で、今回取り上げるのは「はじめてのジャズ教室」です。
タイトル通り初心者に向けた入門書なんですが、
これまでの氏のまんがに触れてきた人間には
ちょっと違和感がありました。

これまで主人公はラズウェル細木さんの分身とも云うべき
黒人の風貌のラズウェルくんで、かなり偏ったマニア。
ジャズへの偏愛が過ぎて痛い目に合う展開が多い。
また、コレクターとしては一流ですが、
リスナーとしては凡庸に描かれてます。

で、この「はじめてのジャズ教室」で
講師役を務めてるのがそのラズウェルくん。
ジャズの基本、歴史、楽しみ方を解説するんですけど、
過去のラズウェルくんの所業を知ってる身としては
彼の話を素直に受け入れられない(笑)。

ま、若干好みのジャンルが手厚く解説されてたりしますが、
講義内容は分かりやすくて面白いです。

ちょっと気になったのはヴォーカルの講義で
スキャットについて実験の域を出ていないと断言してる事。
モダンジャズに限定しての事かなぁ。

あとブルーノートの解説はちょっと足りないですね。
第3音と第7音が半音下がるのをブルーノートと云ってるけど、
それだけだと単なるドリアンスケールです。
第5音の半音下がりが最も重要なブルーノートではないかと。

エラソーな事を書きましたが、
ジャズを長く聴いてると、
理解できない人に教えたくなる期がやってくるのか、
私もご多分に漏れず、似たような事をやってました。

2001年頃にウェブサイトの1コーナーで
「 'bout JAZZ for BEGINNERS」ってのを
やや上から目線でかましました(恥)。
一番云いたかったのは興味の広げ方は
いくらでもあるって事でした。
プレイヤーで掘り下げるもよし、
曲で掘り下げるもよし、
レーベルで掘り下げるもよし、
ライヴに行ってみるもよし…。
それらを分岐型小説仕立てにして
進め方で結末が変わる展開でした。
で、それだけでは説明的になってしまうので、
コルトレーンの「バラッド」を買うか
「アセンション」を買うかで迷う女の子との
淡い恋の物語を乗っけて、目が離せない展開にしました(笑)。

で、調子に乗ってジャズの歴史を文献片手に纏めようとして
挫折したのを覚えてます。

そうか、こんな感じで纏めれば良かったんですね。


おっと、話がどうでもいい方向に行ってしまった。
今回はこの辺で。

さて、ALL BLUEを読むか~。
ラズウェル細木さんの本は何回でも読めるんだよなぁ。

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久しぶりの食いもんネタ

久しぶりの食いもんネタ
ブログを見てくれてる会社の友だちから
「最近【買ったら聴こう】ばかりなんでスルーしてます。」
と云われたので、食いもんのネタを(笑)。

近所のぎばり屋って焼き鳥の店に行きました。
今風の和モダンな店なので、客も女性や若者が多い。

こじゃれた焼き鳥屋は雰囲気だけで残念なのも多いけど、
ここは焼きがとても丁寧でした。

個人的に身の大きな焼き鳥は好きじゃないんですが、
ここは身の外側も焼き過ぎず、中まで火が通ってて、
当然皮もパリッと仕上がってました。

久しぶりにまた来たいと思う焼き鳥屋さんでした。

ちなみにすぐ近くにぎばり屋極と云う
アッパークラスの店もあるようですが
そちらは財布と相談してトライしてみたい。

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January 24, 2019

【買ったら聴こう00082】Door in a field/Jim Ridl

【買ったら聴こう00082】Door in a field/Jim Ridl
ジムリドルの2002~2003年の録音。
ピアノトリオを中心に、曲によっては
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロなども。

タイトル曲を始め、自然を題材にした曲が多い。
"Sweet clover"など明るい曲もあるのですが、
冒頭の"Sun on my hands"のけだるさが印象的過ぎて、
何か全体を薄曇りな雰囲気にしてる気がします。
けだるさの原因はテーマのメロディライン。
ホールトーンスケールを巧みに挟み込んで
マイナースケールの強い調性を揺らがせてます。

個人的には"Thirty foot cealing"が好きです。
五拍子なんですけど、3+2とか2+3ではなく、
2+2+1なので、一拍余り感が半端ない。
それでアドリブ展開するんだから聴き入っちゃうって。

これを書くに当たってネットでジムリドルを調べてたら
このアルバムの続編が出てるのを発見。
しかし、馬鹿高かったので見なかった事に。

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インフルエンザに震える。

久しぶりにインフルエンザにかかりました。
広島出張の行き掛けからおかしかったのが、
ホテルに入ってダウン。

翌日の予定を変更して帰りました。
病院で診てもらったら見事にインフルエンザ。
すぐ診断されて良かった。

昨年末は子供が発熱した時は、
一回目でインフルの検査が陰性、
二回目の休日診療の病院でやっと陽性が出た。

今は粉末を吸引するのが主流なのかな。
昔タミフルを飲んだらすぐに熱が下がった記憶があるけど、
今回は薬を飲んでからもずっとしんどい。

やっぱり病気はいやや。

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【買ったら聴こう00081】Debut/広瀬未来 Jazz Orchestra

【買ったら聴こう00081】Debut/広瀬未来 Jazz Orchestra
昨年末に枚方 Love Jazzって演奏会があって、
その中の1グループでトランペットを吹いていたのが、
広瀬未来さんでした。
バンド自体はオーソドックスなバップ基調でしたが、
広瀬さんのトランペットは熱が入ってくると、
フレージングだけでなく、スタイル的にも
アウトしていた。
とても光っていたので気になっていました。

その後最寄り駅のジャズの店に来るのを知って、
聴きに行ったら、いい感じに粗削りなトリオで
これまた良かった。

って、今さら広瀬未来さんの様な優れたプレイヤーを
知るなんて不勉強の極みですね。

で、その時に買ったのがこの一枚。
今度はビッグバンドです。

ビッグバンドと云いつつも、ヴォーカルを除けば
11名の構成なので、ラージコンボと云ったところ。
録音もデッドなのでフルバンが鳴り響く感じではなく、
とてもアンサンブルの密度が濃く感じられる。

冒頭の"Night and day"のアレンジを聴いて
目指す方向性にワクワクしました。
「この人、わかってる。」と。
だから一流のミュージシャンなんだってば(笑)。

オリジナルの"Triennium"、"Matthias"もいい曲だなぁ。
作曲の能力も凄い人なのですね。
"Matthias"での高橋知道のソロも熱くかっこいい。

ヴォーカルの小柳淳子が入ったトラックは曲は
"Smile"、"Close to you"、"Imagine"、
"Besame mucho"とポピュラー路線ですが、
アレンジが一筋縄ではいかない。
更には"いい日旅立ち"。日本語で歌ってます。
ラテンアレンジも合うなぁ。

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【買ったら聴こう00080】This is how I feel about jazz/Quincy Jones

【買ったら聴こう00080】This is how I feel about jazz/Quincy Jones
私の考えるジャズ。
素晴らしい邦題ですよね。
個人的にこのタイトルが気に入って、
学生の頃、自分のために作るオムニバスのテープに
「How I feel 'bout Jazz vol.○○」と付けてました。

きっとすごいアルバムなんだろうなぁと思いつつ、
ずっと買いそびれてて、かなり後になって聴きました。

…二十年以上も膨らませ続けたイメージを裏切る普通さでした(笑)。
あまりにお行儀がよく整ったビッグバンド演奏で、
各自のソロもきっちりしてて、おとなしめ。

きっとジャズ聴き始めの頃に聴いてたら、
それなりに楽しめたんでしょうけど、
今の耳で聴くとちょっとしんどい。

名盤も聴く時期が大切だなぁと。

あと十年くらい経ったら、一周して良くなったりするかもしれません。

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【買ったら聴こう00079】News for lulu/John Zorn

【買ったら聴こう00079】News for lulu/John Zorn
ジョンゾーン(as)、ジョージルイス(tb)、
ビルフリーゼル(g)の
ジミージュフリー的な変則トリオによるアルバム。
ジョンゾーンはアヴァンギャルドな人ですが、
こてこてのハードバップも好きなんでしょうね。
他にもソニークラークメモリアルカルテットなんて
アルバムもあるし。

で、このアルバムなんですが、
ケニー・ドーハム、ソニークラーク、ハンクモブレー、
フレディレッドなどの楽曲をやってます。
いつものフリーキートーンも出てますが、
基本的にはまともにアンサンブルしてます。
ペラペラの音色は健在(笑)。
ビルフリーゼルがおとなしめ。

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January 23, 2019

【買ったら聴こう00073-78】Monk's dreams/Frank Kimbrough

【買ったら聴こう00073-78】Monk's dreams/Frank Kimbrough
フランクキンブロウのCD6枚組のモンク曲集。
おそらくコンプリートだと思います。
凄いことをやってくれましたね。
全編サックスかバスクラのクァルテットなので
雰囲気としては晩年のラウズとのコンボっぽい。

テーマについてはできるだけ崩さず
ソングブック的な方向性で演奏しているようです。

それにしても、モンクの曲の中で
ケタ違いに素晴らしいのは
ラウンドミッドナイトだと思う。
この曲だけモンクらしくないと云うか
神がかったメロディだと思うんですよね。

このアルバムではマイルスの始めた
あのダサいキメはやってない。
キンブロウの良識ですね(笑)。

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January 22, 2019

【買ったら聴こう00072】EveryBody's song/Lara Iacovini

【買ったら聴こう00072】EveryBody's song/Lara Iacovini
かわいいお姉ちゃんにハートマークのジャケ写。
完全にそう云う狙いのCDかと思いきや、
タイトルの「 Everybody's song 」がケニーホイーラーの
" everybody's song but my own "から来てるとは。
その他に取り上げている曲もこだわりを感じます。
ルグランの"You must believe in spring"、
スティーヴスワロウの"Ladies in Mercedes"、
もう一曲ホイーラーの"Kind folk"などなど…。
単なるスタンダード大会のアルバムではありません。

彼女の声は見た目通りで、とてもかわいい。
ヴィブラートをほとんど付けません。
音程が飛ぶ曲も多いけど、かなりピッタリ合わせる。
高い志に実力も伴っているところが凄い。

バックのピアノトリオも知らないメンバーですが、
ヨーロッパ系のクォリティの高い演奏ですね。

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January 21, 2019

広瀬未来@コルトレーン


最寄り駅にジャズライヴの店があるのは知ってたけど、
行くのは今回が初めてでした。

去年、枚方Loveジャズってライヴに出演してた
トランペットの広瀬未来さんが良かったので、
ネットで調べてたら、近所で演るのを知った次第です。

メンバーは広瀬未来(tp)、中島徹(pf)、時安吉弘(b)。

冒頭に、スタンダード中心と云いつつも、
リコーダミー、ステイブルメイツ、チェロキーなど
ミュージシャンズオリジナルも取り上げてました。

ライヴならでは粗さとスリルが堪能出来ました。

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【買ったら聴こう00071】Modern dorama/Jane Ira Bloom

Modern dorama/Jane Ira Bloom
ジェーンアイラブルームの1987年のアルバムです。
これについては昔ウェブサイトでも一度取り上げたんですが、
読み返してみたら、こんな事を書いてました。

-------------- 8< --------------
彼女はいつもかなり狂気的なトコロまで踏み込んだプレイをしますが、
その凄まじさではこのアルバムが一番凄いかもしれません。
自分の音楽表現の為であれば、かなり実験的な事もやります。
オーヴァーダビングも随所にちりばめられていますし、
サックスの音もかなりエフェクターで歪めてたりします。

※2004.5.16 抜粋

-------------- 8< --------------

大まかには今も同じ感想なんですけど、
一つ間違いがありました。
オーヴァーダビングと書いてありますが、
どうやらlive electronicsなるものを使っているようです。
要は後から多重録音をしているのではなく、
リアルタイムにエフェクトを掛けてる模様。


ま、いずれにしても実験的なので、苦手な人も多いかも。
と、かく云う私も、苦手なクチ。

面白いのは"NFL"とか"The race"などの情景描写作品かな。
"NFL"はホイッスルの音から始まり、ボールが高く舞い上がり、
ぶつかり合う選手が描かれているんだと思います。
途中でマーチングバンドが左から右に横切るのも
スタジアムの情景描写なのでしょう。
なんだかアイヴスの交響曲みたいです。

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January 18, 2019

【買ったら聴こう00070】Live/Jan Ptaszyn Wróblewski

【買ったら聴こう00070】Live/Jan Ptaszyn Wróblewski
ポーランドのテナー、
Jan Ptaszyn Wróblewski (読み方がわからん。)の
クァルテットによるライヴアルバム。
タイトルにはLiveとだけ書いてあるけど、
「Live in Tarnow」らしい。

一点の曇りもない少しオールドスタイルのジャズ。
明るく和やかな演奏ばかりです。
私の様なひねくれたジャズ好きには
刺激が足りない気もします。

ロシアや東欧のジャズはオーソドックスなものが多く、
バップ、ハードバップが好きな人にはいいかも。
しかし、このアルバムはそれよりも更に古風で
中間派の感じかも。

ピアノがあんまり上手くない。
かなり走ったりして気持ち悪い箇所も。

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【買ったら聴こう00069】Triangular Expressions/Zsolt Kaltenecker

Triangular Expressions/Zsolt Kaltenecker
誰も気付いていないと思いますが、
昨年末のAaron Goldbergから
名前のアルファベット順に取り上げてました。
今回のZsolt Kalteneckerで最後です。
この後はまたランダムに戻します。
だってXがキツいもんね。

ソルトカルトネッカーの魅力はスピード感です。
左手で無窮動にパターンを、
右手でシングルトーンの高速フレーズを弾く型が、
最も彼らしいと私が感じるスタイル。
このアルバムでもショーターの"Yes or no"での
イントロとテーマのAメロ頭のアレンジがソレ。
16で刻んでたのが4ビートになり
Bメロではハーフテンポからの三拍子と
目まぐるしい。

アドリブになると、ドラムとベースに役割を委譲して
右手が一段と冴えてきます。
速いフレーズでもメカニカルに陥らない
イマジネーション豊かなソロを聴かせてくれます。

これだけ弾き切ってくれるとホント気持ちいい。

最後はド直球の4ビートで" Tempus fugit "です。
唸りますね。

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January 17, 2019

【買ったら聴こう00068】Live in Transylvania/Yancy Kyorossy &Nicolas Simon

Live in Transylvania/Yancy Kyorossy &Nicolas Simon
ヤンシーキョロシー。
ジャズ批評か何かで名前を知って、
名前が面白いからと云う理由だけで
興味を持った一人(笑)。
知ってるだけで通っぽい(爆)。
最初に買ったのは「 Identification 」だったけど、
CD屋漁りをしてたら、こんなアルバムが見つかりました。
テナーのニコラスサイモンって人とのデュオライブです。

棚の肥やしになっていたCDですが、今回聞いてみたら、
かなり面白いアルバムでした。
掘り出し物ゲットです。
って、自分ちの棚だってば。

キョロちゃんもいいんですが、
私はサイモンさんがツボでした。
"Yancy's tune"は両者の絡み合いがスリリング。
"You wouldn't believe"は美しいテーマにまずやられ、
ニコラスサイモンのハスキートーンにゾクゾクしました。

"One for Richard"はニコラスサイモンの完全ソロ。
このリチャードは誰を指すのかな。
リチャードってリード奏者は思い付かないので、
リチャードデイヴィスかもしれない。
かなりとんがった演奏で、重音を出したりもしてる。
続く"For Oscar"はヤンシーキョロシーのソロピアノ。
このオスカーはピーターソンだと思いますが、
途中けっこう壊れるのでピーターソンっぽくはない。

"Hommage a Bela Bartok"はバスクラに持ち替えてのソロ。
バルトークの何かの曲が下敷になってるのかどうかは
わかりませんでした。
抑制した音でのフリーキーな演奏です。
キーのカチカチ鳴る音まで録音されてて
それも演奏の一部に思えます。

最後は二人の濃密な対話が楽しめる"枯れ葉"。

いいライヴアルバムでした。

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【買ったら聴こう00067】Innocence of youth/Xavier Davis

Innocence of youth/Xavier Davis
Fresh sound new talentレーベルって良いですね。
新たな才能を発掘すると云う目的が明確ですし、
私がこれまで聴いたモノはどれもクォリティが高かった。
こうなると、レーベルがブランドになりますね。
「Fresh sound new talentだから聴いてみよう。」って気になる。

このザヴィエルデイヴィスも全然知らなかったけど、
レーベルを信頼して買いました。

結果、間違いありませんでした。

何なのでしょう、この人の押さえる和音の心地よさは。
駄耳なのでどんな音の積み重ねかわからないけど、
分厚いけどダンゴにならず、抜けが良い気がします。
"The message"、"Bell"、"untamed land"辺りが
独特のサウンドを堪能できるトラックかな。
難しい事をやってるけど、
メロディアスで深刻ぶってないので
眉間に皺を寄せて聴く事はないでしょう。
しかも、アイデア一杯のアドリブは聴き応えがあって、
速い曲ではぐいぐいドライブしてきます。
ドラムもベースも煽る煽る。

リーダー作は少ないようですが、
サイドマンでの参加は沢山あるので
そちらでチェックしていこうかな。

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January 16, 2019

息子画伯、カンディンスキー風。

息子画伯、カンディンスキー風。

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January 15, 2019

【買ったら聴こう00066】Schizophrenia/Wayne shorter

【買ったら聴こう00065】Schizophrenia/Wayne shorter
私がショーターに興味を持った頃、
このアルバムはレコード屋で見かけませんでした。
ようやく中古屋で見つけたと思ったら、
状態が良くない割に高かったので諦めた記憶があります。

長らく忘れてて、CDで買ったのが二年ほど前。
こう云うのを買い残して置くのもいいモノです。

このアルバムは1967年の録音なので、
アダムスアップルの後、スーパーノヴァの前と云う
ショーターが大きく変わる境目の時期なんですね。

サイケなジャケットと重たいタイトルで
思わず身構えてしまいますが、
初っ端の"Tom thumb"が8ビートのユルい曲で
肩すかしを食らわされます(笑)。

でも、その後はシリアス路線の名曲揃い。
個人的に"Go"、"Schizophreia"、"Miyako"が好きです。
ま、"Tom thumb"も悪くないんですけどね。

個人的に「Juju」「Speak no evil」と並ぶ傑作…、
とまで云い切れないのは、楽器編成による好みの差かな。

このアルバムはフロント三管による
アンサンブルも聴きどころなんですが、
ジェームススポールディング(as,fl)、
カティスフラー(tb)とのハーモニーが
あまり心地よく感じられないのです。
やっぱりトランペットとの二管の方が
音がダンゴにならなくて好きかな。

とは云え、スポールディングは個性的だし、
曲によってフルートも効果的に使い分けてるし、
聴きどころの多い作品なのは間違いないです。

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January 14, 2019

【買ったら聴こう00065】White nights/Vladimir Shafranov

【買ったら聴こう00065】White night/Vladimir Shafranov
この【買ったら聴こう】って企画は
部屋を占拠してるCDやらレコードやらを
とにかく聴いていく狙いです。
お薦めアルバムを紹介する目的ではないんですが、
棚から取り出して聴こうって気になるのは
自ずと好みのモノになってしまってました。

でも、後々の事を考えたら、
そろそろ好みのじゃないモノも取り上げないと…。

って事でウラジミールシャフラノフです(笑)。

2000年頃、澤野工房は飛ぶ鳥を落とす勢いで、
その中でもウラジミールシャフラノフの作品は
高く評価されていたように思います。

ヨーロッパ系のマイナーレーベルのジャズを、
日本に紹介したのは澤野工房の功績ですね。

でも、シャフラノフはおよそヨーロッパ的ではない。
って云うか、普通にバピッシュ。

結局、目新しいミュージシャンが急に持て囃されても、
聴き慣れたスタイルのジャズじゃないと
一般的には受け入れられないんですね。

このアルバムは1990年の録音で、
三曲のオリジナル以外は超有名曲のオンパレード。
スタンダードだけでなく、モンク、ガレスピー、
コルトレーン、ショーターなどの曲を幅広く取り上げてる。
演奏レベルも高いし、録音もいい。
普通に気持ちよく聴ける作品です。

でもやっぱりスタイルが古い…。
アドリブも、ブルーノート、オルタード止りで、
ショーターの"Lester left town"が昔の曲みたいだ。
まるでレスターヤングが町に帰ってきたよう。
いや、それは云いすぎました。

少なくとも1990年の作品を2000年過ぎて取り上げて、
注目される様な演奏ではなかったなぁと
今は思います。

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【買ったら聴こう00064】Blue wail/Uri Caine

【買ったら聴こう00064】Blue wail/Uri Caine
ユリケインの意外と貴重なトリオ作品。
録音は1997年。
ベースがジェームスジナスで
ドラムがラルフピーターソンと云う強力な布陣です。

最初と最後に"ハニーサックルローズ"を演ってる以外は
オリジナル曲、だと思います。
CDに作曲者の記載がないのでわからない。

いきなり古風な曲を取り上げてますが、
素直に弾いてる筈もなく、
超解釈でありながら、滑稽さは据え置きと云う
絶妙の仕上りとなっております。

これは全編を通して思うことなのですが、
終始テンションの高い音作りなのではなく、
テーマもアドリブも無機質に成りすぎず、
適度にメロディアスなのですね。

例えば"Stain"を聴いてみると、
ベースパターンを固定したワンコードの
反復から、
一端ラテン系のリズムパターンを挟んで
モーションのある4ビートの展開になります。
聴き手は最初の抑圧された雰囲気から
一気に解放されたところで、
ラルフのドラムやケインのソロに煽られて、
自ずと高揚していくんですね。

この辺りが巧みだと思うと同時に
聴き手を置いてけぼりにしないのが
良いなぁと思う訳です。

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January 13, 2019

【買ったら聴こう00063】Straight,no chaser/Thelonious Monk

【買ったら聴こう00063】Straight,no chaser/Thelonious Monk
モンクの1967年のアルバムです。
チャーリーラウズをフロントに据えたクァルテット。
ラウズってモンクのバンドに十年以上いたんですね。
モンクがラウズと組んでた事について
否定的な意見もありますけど、
私はモンク音楽との親和性は高いと思います。
ただ親和性は高い事がモンクの場合いいかどうかって話。

プレスティッジやリヴァーサイドの頃の諸作は
モンクに触発されたミュージシャン逹との
うまくいったりいかなかったりがとても刺激的で
"わかりやすくヘン"なんですが、
ラウズとのユニットでは全体が纏まってるので
ヘンさがわかりやすくなってるので
もの足りない人にはもの足りないのかも。

手元に飛び飛びに昔のスイングジャーナルがあるのですが、
岩浪氏は色んな号でラウズの悪口を書いてます(笑)。
平凡でもどかしいとか、
コルトレーンの方が手応えがあるとか…。

おそらく当時のスイングジャーナルの影響力って
かなり大きかったんじゃないかなぁ。

ま、そんな岩浪氏も1967年8月号で
このアルバムをマンネリ化していたモンクの
久々の傑作と太鼓判押してますので、
安心してお聴きください(笑)。

聴きどころは"Straight,no chaser"と"荒城の月"。
特に後者のラウズのソロは語り口が新鮮です。
日本の陰旋法に刺激を受けたのか、
普段と違うペンタトニックを意識して
手癖フレーズに陥らないプレイになってる気がします。

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January 11, 2019

【買ったら聴こう00062】Slow down/Sofia Pettensson

【買ったら聴こう00062】Slow down/sofia Pettensson
ソフィアペッテションの2002年の作品。
ジャケ写を見て、大人の女のヴォーカルを想像したら
あまりのロリータヴォイスに面食らう(笑)。
ブロッサムデアリーを周回遅れにし、
リサエグダールを十馬身差でぶっちぎる程。
って云うより、リッキーリージョーンズの
4×3のインブリードだ(嘘)。


しかし、このアルバムは可愛いヴォーカルを据えて
ジャズっぽくオシャレにしてみました的な
売れ線狙いではなく、かなり聴き応えがあります。

冒頭の"Sometime it snows in april"からして
狂気的なベースのアルコが出てきたかと思うと、
テナーのカールマーティンアルムクヴィストが
いかついソロをぶちまける。
線の細いソフィアの声は皆の耳には届かない。
これはもう凌辱プレイである(爆)。

取り上げている曲もなかなか面白い。
サイモン&ガーファンクルの"Slow down"や
ヒット曲"君の瞳に恋してる"を歌ったかと思うと
ナットアダレイの"The old country"を取り上げる。
"Teach me tonight"は可愛く囁くのを期待してたら
まさかキレキレのビートで演るとは。
そして最後は厳かに"Hallelujah"で終わる。

とても完成度の高い作品だと思います。

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January 10, 2019

【買ったら聴こう00061】This is new/Rick Margitza

【買ったら聴こう00061】This is new/Rick Margitza
リックマーギッツァの1991年のアルバム。
ネットで検索したら、知らないうちに
リックマージッツァが標準になってた。
すげー違和感。

個人的にマーギッツァのテナーの音色が大好きです。
速いパッセージを吹いてるのもかっこいいけど、
バラッドでの優しく吹くフラジオ音域が堪らない。
サックスは熱く豪快に吹いてなんぼと思ってる人には
きっと理解してもらえないスタイルでしょう(笑)。

9曲中スタンダード7曲とほぼスタンダード集ながら、
どれも一味違う新鮮な響きになってます。

"On green dolphin street"はテーマの断片を吹き、
その流れで間合いのあるソロを取る。

"Just in time"や"Invitation"などの速い曲では
替え指がとても効果的に使われていますね。

で、バラッドの"Everything happen to me"は
テーマを崩して吹いているだけなんですが、
彼の音色を堪能できる真骨頂のプレイが聴ける。

そんでもってオーネットコールマンの
"When will the blues leave?"ですから
個人的にはツボなのです。

メンバーも強烈で、ジョーイカルデラッツォ、
ロバートハースト、ジェフワッツ。
でも、耳はマーギッツァしか追いかけてないかも。

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【買ったら聴こう00060】SQ'D HORIZONS/Q'D UP

【買ったら聴こう00060】SQ'D HORIZONS/Q'D UP
このQ'D UPと云うユニットは全く有名ではないですが、
ヴォーカルのケリーアイゼンハワーが参加しています。
そのケリーアイゼンハワーもさほど有名ではないけど、
「SEEK AND FIND」ってアルバムが結構気に入って、
あれこれCDを探してるうち、Q'D UPを見つけたのでした。

全体を通して、アレンジが凝ってる。
やや張り切り過ぎなくらい凝ってる。
でも、アドリブはそれほどでもない。
サックスの人は曲によって熱く吹いてるけど、
ちょっとノリがかたい。

ひょっとしたら、元クラシック畑の人達かも。

"Nature boy"でのキーボードのアドリブの中の引用が
ペールギュントのソルヴェーグの歌や
春の祭典の冒頭やワルキューレの騎行だったりするし。

お目当てのケリーアイゼンハワーは数曲で参加。
"I love you"ではスキャットも加えて伸びやかに歌う。

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January 09, 2019

【買ったら聴こう00059】9.9.99/Per Henrik Wallin

【買ったら聴こう00059】9.9.99/Per Henrik Wallin
パーヘンリックワーリンの1999年9月9日のライウ録音。
タイトルはこの日付から来てるんでしょう。

1999年と云うことは事故でハンディを負った後です。
このブログやウェブサイトでも時々取り上げた
「Coyote」は事故の一年前の演奏なので
スタイルは変わっています。
その頃の凄みが淀みなく迸るピアノではなく、
淀みの中に凄みが見え隠れするような演奏に変貌。
モンク的な匂いが立ち込めているのは
モンクの曲を多く取り上げているからだけではなく、
一音一音噛み締めるようなタッチのせいかと。
弾こうと思えば、滑らかな16分音符の波を
織り成すことは出来るようですので
どこまでプレイに影響があるのかわかりません。
様々な模索をする中で辿り着いたスタイルなのかな。

あんまりその部分だけ意識して聴くのもどうかと思うけど、
彼の名前と同時に情報として入ってきてしまったので
気にするなと云う方が無理ですわ。

モンクの"Work"を演ってるのがうれしい。
この曲、好きなんですよね。

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【買ったら聴こう00058】It's about time/Othello Molineaux

It's about time/Othello Molineaux
ジャズでは珍しいスティールパンのリーダーアルバム。
オセロかオテロか、モリニューかモリノーかわからん。

全体的には明るく美しいフュージョンサウンド。

スティールパンでアドリブも取りますが、
聴き応えがあるって程ではないかな。
その分、凝ったアレンジと豪華なゲスト陣で
盛り上げてくれてます。
ランディブレッカー、ボブミンツァ、
モンティアレキサンダーなどなど。

個人的にはおかず一杯のフュージョンアレンジより
"But beautiful"のバラッドが印象的でした。
スティールパンと曲の雰囲気がとてもマッチしてて、
他の人の演奏でこの曲を聴いてても
うっすらスティールパンの音が脳内に響く病に(笑)。

"Hannibal's return"の明るく賑やかなサンバも好きで、
確か自分の結婚式のBGMに使った。
って、どうでもいい話でしたね。

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January 08, 2019

【買ったら聴こう00057】...like song,like weather/Norma Winston

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ノーマウィンストンとジョンテイラー、しかもECMなので、
サウンドとしてはAzimuth的ではありますが、
ちょっと趣きが違うのは普通に英語で歌ってる事。

ノーマウィンストンは殆どヴィブラートをかけてなくて、
減衰していく最後の最後に揺らぐ時がたまにある程度。
その分、音程にはシビアになりますよね。

歌詞なしで歌っている時と比べると、
少しピッチの曖昧さが気になるような…。
発音やイントネーションに引っ張られるのかな。

一曲目の"Lazy afternoon"はピアノの内部奏法が実に気だるい。
二曲目はAzimuth風イントロからの
ブルーベックの" Strange meadowlark "。
"Tango beyond"はジョンテイラーのピアノがいい。
左手で内部奏法、右手でアドリブなのかな。

で、このアルバムの中で最も盛り上がるのが
スティーヴスワロウの" Ladies in mercedes "。
さすが夫婦、息がぴったりです。

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January 07, 2019

【買ったら聴こう00056】Truth is spoken here

【買ったら聴こう00056】Truth is spoken here
マーカスロバーツの自己名義一作目で、1988年の録音です。

一曲目の"The arrival"からかなり毒が強いなぁ。
エルヴィンジョーンズのスネアの歯切れ良さや
ウィントンマルサリスの流麗なトランペットのせいで
ぼんやりしてるとすんなり聴けてしまいますが、
転調なのか、他旋法への移行なのか、
調性を見失う様なチェンジがあります。
このひねくれた感覚がタダ者じゃない。
って、マルサリスが信頼して程なんだから、
私が云おうが云うまいが、タダ者じゃないんですが(笑)。

"Country by choice"は同様の転調に加えて
ちょこっと変拍子も挟んでたりするし。

敬愛するモンクやエリントンの曲も演ってますが、
聴きどころは間違いなくオリジナルですね。
チャーリーラウズの参加は意外な気がしますが、
モンクを尊敬してるらしいので、その流れかな。

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January 05, 2019

恒例の音楽鑑賞大会@わが家

嫁さんと子供がいない間に
会社の後輩と音楽持ち寄り鑑賞会をやりました。

私がジャズ担当、後輩がクラシック担当。

持ってきてくれたCDのうち、聴いたのはコチラ。

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私もあらかじめ50枚位粗選りしておいたけど、
結局聴けたのは5~6枚だったかな。

後輩はずっとクラシック畑で、
ピアノと打楽器とチェロをやるので色々見識が深い。
最近ジャズに興味を持ってきたとの事なので、
彼のリクエストに応じて色々聴いた。
ちょうど自分がジャズ聴き始めの頃のレコードだったので
私も久しぶりに聴いて新鮮な感覚でした。

エヴァンス&ジェレミースタイグなんて
二十年ぶりかもしれない。
モンクのブリリアントコーナーズはもっと久しぶり。

感覚の近い音楽友達とあれこれ談義しながら聴くのは
やっぱり楽しいや。

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January 03, 2019

【買ったら聴こう00055】Motion/Lee Konitz

【買ったら聴こう00055】Motion/Lee Konitz
極端に左右に振ったステレオ録音なので
コニッツのアルトが左のスピーカーの所に
立って吹いているかの様な妙なリアルさがある。
ドラムがエルヴィンジョーンズ、ベースがソニーダラス。
ピアノレストリオでイマジネーション溢れるアドリブを
ひたすら吹き続けるコニッツの何てかっこいい事でしょう。

申し訳ないけど、このアルバムはヴァーヴっぽくない(笑)。

全トラック素晴らしいですけど、
"You'd be so nice to come home to"は特にゾクッとします。
テーマの提示もなくいきなりアドリブに入るのは
トリスターノ一門の作法か(笑)。
速いテンポなのでソニーダラスのソロは
バッキング時のウォーキングベースと大差ない。
だから逆にコニッツが左のスピーカーの陰に
息を殺して潜んでる様な錯覚があって
妙な緊張感が張りつめているのです。
エルヴィンのソロもダラスのベースに乗って
徐々にオカズを増やしていく感じがたまらない。

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【買ったら聴こう00054】Shorter by two/Kirk Lightsey & Harold Danko

【買ったら聴こう00054】Shorter by two/Kirk Lightsey & Harold Danko
カークライトシーとハロルドダンコのピアノデュオで
ショーターの作品を。
レコードのジャケット裏を確認すると
録音が7月19日と21日と書かれていますが、
何年かの記載がありません。
ネットで調べるとリリースが1984年なので
恐らく1983年か84年だと思われます。

ショーターの曲は色んな人が取り上げていますが、
ここではピアノ2台で演る必然を感じさせる
アイデア満載の演奏が繰り広げられてます。

"Ana Maria"では内部奏法を効果音としてではなく、
ちゃんと爪弾いて調和させてます。

"Dance cadaverous"のテーマではユニゾンが面白い。

"Nefertiti"はテーマが出てこない上、
コードも原曲に基づいているのか分かりません。

全体を通して、テーマ~アドリブ回し~テーマの
ジャズの定型での進行は明確になっていなくて、
二人で曲のイメージを膨らませる事に集中してる感じ。
その緊張感が心地よい一枚です。

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【買ったら聴こう00053】Another git together/Jazztet

【買ったら聴こう00053】Another git together/Jazztet
アートファーマーとベニーゴルソンの双頭コンボの
1962年の録音。
ジャズテットのトロンボーンは
カティスフラーだとばかり思ってたんだけど、
このLPではグラチャンモンカーIIIに替わってた。
モンカーの後々の音楽性を知ってるので意外です。

私にとってはジャズ聴き始めの頃に良く聴いた一枚で、
ゴルソンのアレンジ、ファーマーの淀みないソロなど、
健全なジャズの楽しさが一杯詰まった作品だと思う。
聴く順序って意外と大事で、
もしこれを今初めて聴いたら、スルーしてたかも。

タイトル曲の"Another git together"は
ポニーポインデクスターの曲らしいのですが、
実にダサかっこいいファンキーなナンバーです。

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January 02, 2019

【買ったら聴こう00052】Horizons/Ira Sullivan

【買ったら聴こう00052】Horizons/Ira Sullivan
アイラサリヴァンの1967年の録音。
彼はトランペットとサックスを持ち替えますが、
どちらも一流の腕前なのにはビックリです。

ただ器用な人にありがちな纏まりのなさもちらつき、
直球ど真ん中のジャズをやってたかと思うと、
"ノルウェーの森"を取り上げたり、
急にインド風のフレーズを吹いたり、
モーダル曲になったりファンキーになったりします。

演ってて楽しいんだろうなぁと思いますが、
聴く方としてはA面一曲目の
"E flat tuba G"のカラーでアルバム一枚になってたら
聴き応えあるのになぁと…。

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【買ったら聴こう00051】Song for my father/Horace Silver

【買ったら聴こう00051】Song for my father/Horace Silver
初めてこのアルバムを聴いた時、
あまりのタイトル曲のダサさに震えた(笑)。
ボサノヴァのリズムにいなたいテーマ。
更に拍車をかけるシルヴァの合いの手。
「マジか。」って感じでした。
唯一かっこいいのは"The kicker"だけど、
これはジョーヘンダーソンの曲。

今、聴き返してみると…、やっぱりダサい。
他のアルバムと比べても、アクが強いです。
しかし、また聴いて「マジか。」と云いたい自分がいる。
これがシルヴァ節の魅力なのか。


……いや、多分違う。

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January 01, 2019

【買ったら聴こう00050】Youngbloods/George Robert

【買ったら聴こう00050】Youngbloods/George Robert
GeorgeでRobertなのでアメリカ人っぽいですが、
スイス人でジョルジュロベールと読む引っ掛け問題(笑)。

このアルバムはイタリアのピアニストの
ダドモロニとのデュオです。

ジョルジュロベールのアルトはフィルウッズから
癖を抜いた様なスタイルで、
表情豊かに流麗に吹きまくるので気持ちいい。
ウッズとの競演アルバムもあるので
憧れてたりするのかな。
節まわしがかなり似てるし、
おきまりフレーズがまんま出てきたりするし。
ろくに調べずに書いてますので個人の意見です。

このアルバムは競演も多いダドモロニと
まさに息の合った演奏を聴かせてくれます。

速いテンポも素晴らしいですが、
スローナンバーも音の美しさも相俟って
デュオの雰囲気にぴったりです。
"Spring can really hang you up the most"や
"Lush Life"や"Missing you"などのバラッドは
音の温かいのでじんわりとしみてきます。
節まわしも饒舌になる一歩手前で
くどくなり過ぎないのがいいですね。

個人的にはケニーバロンの"Voyage"がお気に入り。
"Lovers mirror image"の三拍子への乗り方も好き。
クラリネット持ち替え&エレピによる
"East of the sun"もさらりと品のある演奏。

何だかんだ、全部好きやん(笑)。

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ブログ15年目

明けましておめでとうございます。

このブログも15年目です。
書きたい時もあれば、書きたくない時もあり、
興味の矛先もアレコレ変わりますが、
衰えゆく記憶をサポートする備忘録として
自分に向けて発信するつもりでやってます。

今は部屋一杯のレコードやCDを発掘し始めました。
当面ジャズでやっていくつもりだけど、
他のジャンルも混じってくるかもしれません。
とは云え、さすがに落語は分けないとなぁ。
映画などの映像はどうしょう。

等とアレコレ考えてる時が一番楽しい。

って事で、今年もよろしくお願いします。

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