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2024/02/01

大きなフォント

出張に本を忘れたので、本屋に入った。
目当ての作家の文庫本が見つかったので、
パラパラとページをめくったら、
文字が大きくて読みやすいフォント。

老眼にはありがたいのですが、
何だか内容が"軽く"なったように思えて、
購入意欲が一気に下がりました。

他の出版社の本も確かめたところ、
同じような感じでした。
今はそうなってるのか。
ずっと古い本を読んでたからなぁ…。

結局、何も買わずに店を出ました。

年寄りっぽい愚痴を書きたい訳じゃなく、
この感覚が面白いと思ったんですね。

小説を読んで、自分が描こうとしているイメージって、
書かれている内容だけでなく、
表紙の絵や写真、装丁、紙質、フォントなどにも
影響を受けるんだなと。
きっと私は大きなフォントを目にした瞬間、
これまで読んだその作家のイメージとの
隔たりを感じたんでしょう。

考えてみたら、本だけの話ではないかもしれません。

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コメント

深く考えたことはありませんでしたが、確かに、本って表紙からめくって裏表紙にたどり着くまでまるっと1冊が完成品なんですね。
フォントしかり、ページ数やサイズが変われば、書かれた内容は同じでももうそれは別物。
先日個人的に譲り受けた村上春樹の文庫本「猫を棄てる」。小さくてスカスカで、ほぼ日手帳の方がずっとデカイ(笑)
ちなみに、登場する村上春樹氏のご実家は、私の実家の並びの角を曲がったすぐのところのようです。幼少期に見ていた情景はほぼ同じで、なんだかこっぱずかしいくらいでした。

投稿: Salty | 2024/02/02 22:33

■Saltyさん

タブレットとかで読んだら更に雰囲気は変わるんでしょうけど、
次第にそれが当たり前になってきたりすると、
まだ予想もつかない次の媒体に移行した時に、
「タブレットの時代が懐かしいなー。」ってなるんでしょうね。

ご近所が舞台の小説って、時々出くわしますね。
宮本輝の「錦繍」の舞台が香櫨園でした。
ちょっと離れてるけど、雰囲気が懐かしかったです。

投稿: しほたつ | 2024/02/05 07:28

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