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2024/05/28

5月 読書熱少し上昇。

5月結構読んでますね。1つ追加。

■町長選挙/奥田英朗
精神科医伊良部一郎シリーズの三作目。
今作は実際のモデルからアイデアを膨らませた三作品と、
全く毛色の違う離島での物語が収められています。
前者の方は誰が読んでもモデルになる人物が分かります。
人気プロ野球チームオーナーのナベマンこと田辺満雄、
IT社長でラジオ局の買収を企てたアンポンマンこと安保貴明、
いつまでも美しい元歌劇団トップの白木カオル。
それぞれが世間に晒されるストレスから心を病んでいて、
そこに伊良部医師が絡んでくる。
ストーリーテラー奥田英朗の巧さが発揮されています。
表題作の「町長選挙」は離島で繰り広げられる選挙戦の話。
島を二分し、札びらが乱れ飛びます。
そこに二ヶ月の期間限定でやってきた伊良部医師が絡んで
火に油を注ぐ展開になっていきます。
個人的にはドタバタ過ぎるのであまり好みではなかったです。
逆にエンディングはリドルに逃げず、あっと云わせて欲しかった。

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コメント

ごめんなさい、未読ですが、離島の選挙というワードにピリリ。
那覇在住時に国政選挙の投票経験がありますが、選挙運動はなんとなく本土より生々しかったような(笑)同じような名字がポスター掲示板に並んでいたのは沖縄あるあるでした。

投稿: Salty | 2024/05/30 03:22

■Saltyさん

離島じゃなくても、地方に行くと
まだまだ昭和な選挙をやってるところがありそう。
この小説では負けた側の支援者までもが
次の選挙まで冷や飯を喰わされるんですね。
そういうのも地方の濃い人間関係だお起こりそう。

投稿: しほたつ | 2024/06/04 06:51

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