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2024/09/23

CDを聴く(7)

■MUSIC FOR TWO PIANOS
/FRIEDRICH GULDA & JOE ZAWINUL
Dsc_2426
クラシック界の巨匠にして異端児のグルダと
ジャズ界の巨匠にしてやや異端児のザビヌルの
ライヴ音源です。
CDの一曲目はクラシック寄りで
ブラームスの"ハイドンの主題による変奏曲"。
冒頭、内部奏法の音が入ってたり、
ジャズ寄りのヴォイシングや不協和音から
少しづつテーマが浮かび上がってくるので、
純粋なクラシック演奏と云う訳ではないのかと
構えて聴いてたら、割とオーソドックスに進む。
でも、荒さ(≒粗さ)はジャズ的。
なかなか捉えにくい演奏です。

二曲目はグルダの作品です。
"二台のピアノとバンドのための変奏曲"。
オーケストラではなくジャズビッグバンドです。
完全にジャズ寄りのホットな演奏。
ピアノはどこまで書き譜なのか分からないけど。

最後がザビヌルの"VOLCANO FOR HIRE"
四分半弾きまくる二人。

全編通して四十分ちょいしかないし、
最後アンコールの拍手のフェードアウトです。
もっと聴きたい~。

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