広島駅の展開図
広島駅のコンコースの柱に
こんなデザインの柱を見つけました。
この見覚えのある形は…。
鶴の基本の展開図じゃないですか。
その証拠に柱の内側装飾に
正面から見た鶴がデザインされてる。
見にくいけどわかりますか。
折り鶴は平和の象徴として、
広島ではよく見かけます。
折り鶴タワーなるものもありますし、
慰霊碑に備えられた千羽鶴を使った
再生紙を名刺に使っている会社も。
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広島駅のコンコースの柱に
こんなデザインの柱を見つけました。
この見覚えのある形は…。
鶴の基本の展開図じゃないですか。
その証拠に柱の内側装飾に
正面から見た鶴がデザインされてる。
見にくいけどわかりますか。
折り鶴は平和の象徴として、
広島ではよく見かけます。
折り鶴タワーなるものもありますし、
慰霊碑に備えられた千羽鶴を使った
再生紙を名刺に使っている会社も。
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ちょっと前に買った本。
なかなか魅力的な作品が載っています。
が…。
若干、看板に偽りありなのでした。
これだけ堂々と一枚からと書いてるのに、
数作品で複合になっているのです。
考え方は色々あるとは思いますが、
不切正方形一枚折りに命をかけて、
一つの突起を折り出すために
色々な工夫をしている人も多い訳ですから、
この看板には疑問を感じました。
作家さんの意思ではなく、
出版社の軽率な表現でありますように。
それから推薦のオビに名前が出ている人、
時々テレビ等でも見かけます。
以前、街歩き番組に出てた時に
結構上からの物言いで
スーパーコンプレックス系を否定してました。
どう云う風の吹き回しなのかな~。
ちょっと気になる本でした。
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ネットでお知り合いになった方が
折り紙の本を出されました。
「ティーバッグの包み紙でゆかいな折り紙」
タイトルの通り、全てティーバッグの包み紙による作品。
手軽に折れるモノから難しいモノまで
ユニークで愛らしい折り紙が載ってます。
しかし、問題点が一つ。
我が家の現在の紅茶事情…。
かなりの徳用サイズを買ってしまった上、
毎日淹れるのはほぼ珈琲という始末。
ティーバッグの紅茶を買えるのはいつになるか…。
但し、この本はしっかりその辺りもケアしてあり、
ティーバッグの型紙が付いています。
至れり尽くせりです。
皆さんも是非。
アマゾンで買えますよ。
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標準的な正方形の折り紙(15cm×15cm)で作る紙飛行機です。
小学2~3年の頃にオリジナルで作った「アブナー1号」(笑)です。
簡単な折り方なので、類似の紙飛行機は多々あろうかと思います。
折り紙って薄く作られているので、力強く投げるのには向かないですが、
軽く投げてやると、ちゃんと綺麗な飛び方をする飛行機です。
屋外よりも室内向きです。
2)中心線に合わせて、上の左右の角を折ります。
よくある紙飛行機の折り方ですね。
4)山型の上の角を谷折りします。
この折り曲げ具合で飛び方が変わるのが面白いところ。
写真では正方形の中心から5mmくらい浅く折っていますが、
ちょうど中心に合わせても大丈夫です。翼の調整で何とかできます。
6)図の様に折ります。
ちょうど中心線に合わせると、10)の二つ折りがやりにくくなる方は
心もち隙間を作ってもよいかもしれません。
8)先端の小さな正方形の部分を奴さんの袖の部分の要領で
つぶして折ります。
これがどれくらい飛び方に影響するかわかりませんが、
個人的なフォルムへのこだわりであります(笑)。
先が尖ってないので安全ですし。
14)フラップ作ります。指でしごくように少し反らせる感じ。
飛ぶか飛ばないかはここの微妙な調整になってくると思います。
どうも私はこの形が好きみたいです。
「驚くほどよく飛ぶ紙飛行機」と似てますね。
飛ばし方のコツは「投げる。」と云うより
「空中にそっと押し出す。」、「空中にそっと置く。」感じでしょうか。
こんな飛び方をする場合は
フラップを少し平らに戻しましょう。
こんな飛び方をする場合は
フラップを起こし過ぎか、4)の折り方が浅すぎて頭が軽いのかもしません。
色々試して、楽しんでいただければ幸いです。
尚、無断転載はご容赦下さい。
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久々の折り紙ネタです。
とは云っても新作ではありません。
昔、載っけたライオンの折り図について、
分からない方用にちょっと補足します。
折り図の13)の工程は確かに自分でも
ちょっと端折ったかなと思っていたので、
写真で載せてみます。
で、更に山あり谷あり、紆余曲折があって、艱難辛苦幾星霜の末、
折り纏めていくと、やがてライオンになります(笑)。
この作品の肝はタテガミの部分の折り線を
あまり付けないでふんわりと仕上げるところだと思います。
個人的には糊付けしなくても広がらないひと工夫も
気に入ってたりします。
あまり折り紙に糊を使うのは好きぢゃないので…。
頑張って折ってみてくださいませ。
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久々の折り紙ネタです。
とは云っても新作ではありません。
昔、載っけたガイガンの折り図について、
自分でも分かりにくいなぁと思う部分があって、
書き直したいなぁと思っていたのですが、
実を云うと、以前パソコンがぶっ壊れた時に
元のイラストレータのデータがでロストしており、
不可逆のPDFデータしか残っていません。
先日、このブログでも質問があったので、
一旦、写真付きで補足してみようかと思います。
工程65の
「緑マークの箇所の上から二枚目の隙間に
指を差し込んで折り目を付ける。」
が分かりにくかったと思いますので、
やり方を変えます。
付ける折り目は同じなのですが、右側からやります。
図の部分をつまんで折り目を付けると、
平面に畳むとこんな感じになります。
これが折り図67のスタート時点になります。
※折り図工程64と65の「a」と66の「a」とは別の角になっていて、
実にわかりにくい事になっておりました。
64、65の「a」は66では「e」になっております。
混乱させる事になり申し訳ありません(汗)。
この山場を乗り切れば、完成も近い事と思います。
お腹のノコギリの折り出しはやや力技ですが…。
そう云えば、ネットで検索してたら、
この作品を某国立大学の折り紙研究会(?)のどなたか
展示会か何かで折っているのを見つけました。
背中の羽根をずらして寄せる事による太鼓腹の表現が
間違っていたので、ちょっとしょんぼりしてしまいました…。
そんなに分かりにくい折り図だったのかなぁ…(涙)。
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久しぶりの折り紙カテゴリの話題です。
8月に行われた第十九回折紙探偵団コンベンションで
ネット上で親しくさせていただいているNOCCHOさんに
講習の教材として私の作品を取り上げていただきました。
このイヴェントに取り上げていただいたのはこれで二回目。
前回は2007年にしゆみさんからお声掛けいただいて、
エリマキトカゲを取り上げていただいたのですが、
今回、NOCCHOさんのお眼鏡にかなったのは拙作のライオン。
NOCCHOさんは紅茶のティーバッグでの折り紙の第一人者で
正方形からの折り紙をコンベンションで取り上げたのは今回が初めてとか。
光栄です。
ライオンは”きっちり折らない”のがミソの作品なので、
伝えるのが難しかったのではないかと思われますが、
受講された方全員が完成させることができたのだそうです。
NOCCHOさんのプレゼンテーション能力のお蔭です。
NOCCHOさん、本当にありがとうございました。
受講していただいた皆様、間接的にありがとうございました(笑)。
NOCCHOさんの折り紙ブログはこちらです。
NOCCHOさんのティーバッグ折り紙作品が載っている
コンベンションの折り図集はこちらです。
ネットでも購入できます。
おりがみはうすのウェブサイトから。
拙作のライオンの折り図は過去の記事で公開しております。
興味のある方は一度お試しください。
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自分の名前をネットで検索してみたら、
私の折り紙の作品を折ってくれている人のblogを発見しました。
わかりにくいpdfの折り図にもかかわらず、
ガイガンとゴジラとキングギドラを折って一緒に並べてくれてる人や
四六の蝦蟇と半開き折りのカエルを折ってくれてる人がいました。
嬉しいものです。思わずお礼のコメントを書きこんでしまいました。
こないだも某教育関係の出版社から
子供向けの冊子に折り紙の写真を載せたいとの話があり、
喜んでお受けした事なんかもありました。
また、紙飛行機を折って子供と飛ばしたと云うコメントなんかがあると、
「ちゃんと"驚くほど"飛んだだろうか。」と気になったりします。
自分の作品で他の人が愉しんでくれるのはとても嬉しい事なので、
作品が私の手を離れて勝手に一人歩きしてくれるのは
個人的にはとてもありがたいです。
ところがネットを廻っていると、
折り紙についても著作権問題がある様なのです。
確かに折り図については著作権を主張できるでしょうけど、
折り紙自体の著作権なんて考えたこともありませんでした。
でも、私の作品を他の人がオリジナルと称してサイトに載せてたりしたら、
確かに嫌な気持ちになるよなぁ…。
「オレの作品ぢゃんかよー。」と文句を云うと思う。
となると、やっぱり「これは○○さんの作品です。」と書くのがスジなんでしょう。
とは云え、誰かが作品を折るたびに作者に印税が支払われるなんて
あり得ないもんねぇ…(笑)。
つくづくお金になりにくいアートだと思います。
どこの団体にも所属せず趣味でやってる程度の私にとっては
モラルさえ守って貰えたら自由に楽しんでくださいってスタンスですが、
作品をもっと大事に考えて権利を主張する人がいるのも当然だと思います。
他の人は他の人で別の考え方もあるでしょうし、
折り紙関係の協会とかではちゃんとした見解があるんだと思いますので、
それに対してとやかく云うつもりもありませんし、そんな立場でもありません。
ただ我が子が紙飛行機を飛ばせるくらいの歳になったら、
「これはおとうさんが考えた紙飛行機なんだよ。」
と自慢したいと思います。
私はそれだけで十分です。
P.S.
実は書くだけ書いてアップしようかどうか迷ってるうちに
9ヶ月以上眠っていた記事です。
ようやく載せる踏ん切りがつきました。
久々に折り紙をしたくなってきたなぁ…。
紙を折るたびに世界は広がる
この小さな真四角な紙に
人の手で命が宿るよ
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8月17日~19日に東京で行われた
第13回折紙探偵団コンベンションに
私のエリマキトカゲが参加しましたー。
私自身は行ってないのですけど、
しゆみさんと云う折紙指導員の方から声を掛けていただき、
作品が教材(?)として使用されたのです。
とても光栄な出来事でした。
事前に書こうかと思ったんですが、
予定変更などがあった場合、
逆に迷惑が掛かると思いましたので
事後のご報告になりました。
とても嬉しい誕生日プレゼントでしたっ。
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今から20年以上前の作品をちょこっと改良しました。
カンガルーの親子は沢山の人が折ってますけど、
普通に考えれば、一番ありがちな展開図だと思います。
オリジナリティがあるとすれば、袋の折り出しでしょうか。
つまり腹側に割れてる構造なのに
腹側で繋がったパーツを折り出したトコロ。
ほんのちょっとの工夫ですけどね。
って事で、折り方を公開します。
子供の部分が分厚くなりますので
破れないように注意してくださいな。
pdfファイルはコチラ。
毎度の事ながら不親切な折り図で申し訳ありませぬ。
個人でどしどしお楽しみください。
無断転用とかはやめてくださいね。
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一ヵ月半かけて、ガイガンの折り図を
チマチマと書き上げました。
…エラかった。
ガイガンは特徴だらけなので、
それらを詰め込むだけで大変で、
私の個性は出てない気がします。
仕方ないですね、コレは。
前回の「ガイガンを折ってみる。」より
翼のギザギザが一つ増えたのと
お腹を太鼓腹にしたのが改善点。
今までで公開した中では
一番難しい作品かもしれません。
紙の重なりはそれほどではないですが、
細かい細工が随所にあるので、
最初はできるだけ大きな紙で
試し折りしてみてください。
写真は24cm×24cmサイズから。
pdfファイルはコチラ。
無断転載とかは駄目ですよ。
個人でお楽しみくださいませ。
全然知らなかったんですが、
ガイガンも2005年に新しいデザインのが登場してるんですね。
…うぉ。更にゴチャゴチャしてる…。
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■きつね/前川淳氏
流れるようなフォルム。
狐の精悍さが出てますよね。
さすが前川淳氏です。
■立ち姿の鶴/前川淳氏
細い足や首が無理なく折り出せたのにはびっくり。
力技度0。
前川淳氏の凄さは今更語るまでもないですけど、
どの作品も折りやすいんですよね。
高度だけど難解じゃない。だから更に凄い。
■ブルテリア/前川淳
前川淳作品三連発。
このブルテリア、かわいい。
頭でっかちなおとぼけぶりがよく出てますね。
足の作り込みもあえて簡略化してあり、
漫画のキャラの様な感じがします。
■ぶた/NGUYEN HUNG CUONG
ベトナムの方の作品。
デフォルメされた豚ですね。
ぼってりとした寸詰まりのフォルムが愛らしいです。
貯金箱の豚みたい。
■あらいぐま/JOHN MONTROLL
世界的な折り紙作家ジョンモントロール氏の傑作。
しっぽの縞々も見事ですが、
この顔の完成度は素晴らしいです。
これが不切正方形一枚とは…。
死ぬまでにこんな作品を一つでも創作したいものです。
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今まで私のオリジナルばかり載せてましたが、
そろそろネタも尽きてきたので(笑)、
著名な折り紙作家の方々の作品も
色々折ってみようと云う企画です。
但し、私、折る技術とか紙へのこだわりとかは
あまりセンスがありませんので、
せっかくの名作が台無しになってるかもしれません。
広い心でご容赦ください。
■うさぎ/笠原邦彦氏
昔から大好きな作品です。
とにかくかわいい。
笠原邦彦氏の昔の本に完成図だけ載ってました。
きっと笠原さんの作品だと思いますし、
折り方もきっと合ってると思います。
初心者に折り紙を教える時には
大抵これを折ってます。
二艘舟の基本からできるので優しいですね。
■パンダ/笠原邦彦氏
名作中の名作ですね。
頭と体で2枚の複合作品ながら
頭だけでも十分魅力的です。
折りながら微笑んでしまうほどかわいいですし、
折る工程も楽しいのです。
鼻はちょっとオリジナルと違う折り方をしてみました。
■ダックスフンド/
すみません。
本が実家にあるので、どなたの作品か今は不明。
これも見事なデザインですよね。
小学生の頃から何匹折ったかわからない程、
大好きな作品です。
■スコティッシュテリア/ROBERT NEALE
美しい。
目から魚の作品です。
鱗どころか魚一匹落ちました。
単純な図形の組み合わせでちゃんとテリアに見える。
凄いですよ。
■孔雀/小松英夫氏
小松英夫さんは最も大好きな折り紙作家の一人です。
とにかくデザインセンスがずば抜けていると思います。
ゴテゴテとリアル路線を目指すのではなく、
特徴を捉えてイメージを形にしている感じがします。
この孔雀は季刊「をる」の中に載っていたもの。
おそらく折り方は合ってると思うのですが…。
孔雀の羽をこんな形で表現するとは!
是非作品集を出して欲しいです。
■新聞を読む/HERMAN VAN GOUBERGEN
そうきたか!って感じの秀逸なアイデアですね。
実際に折ってみると表情付けがとても面白いです。
折る人によって全然変わってくると思います。
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手前持ちいだしたるは四六のがま。
四六、五六はどこでわかる。
前足の指が四本にあと足の指が
六本、これを名づけて四六のがま。
このがまが棲めるところは、
これよりはるか北にあたる筑波山のふもとにて、
車前(おんばこ)、という露草(つゆくさ)を食らう、
このがまの捕れるのは、五月に八月に十月、
これを名づけて五八十(ごはっそう)は四六のがまだ、お立合。
このがまの油をとるには、
四方に鏡を立て下に金網を敷きその中にがまを追い込む。
がまはおのれの姿が鏡に写るのを見ておのれと驚き、
たらりたらりと油汗を流す。
これを下の金網にて漉(す)き取り、
柳の小枝をもって三七二十一日の間、
とろりとろりと煮詰めたるがこのがまの油…。
って事で、しばらく前に知り合いの落語家に頼まれて
四六のガマを折り紙で作ったところまでが前回のあらすじ。
それをとろりとろりと煮詰めて、
ガマガエルっぽく仕上げてみました。
一応、これを以って決定稿として、
例の如く折り図を作ってみました。
折り紙のテクニックの色々なモノが入っていて
中級レベルの折り紙の見本みたいな作品です。
よかったら折ってみてくださいませ。
丁寧に書いたつもりですが、沈め折りのところとか
わかりにくいかもしれません。
以前掲載した基本折りを纏めたpdfファイルに
沈め折りを追加しましたのでよかったら参考にしてください。
ついでに折紙展開図エディタORIPAで
展開図も作ってみました。
何か設計して作ったみたいでカッコイイなぁ。
実際はバクッと配置を決めた後は
紙を弄くり倒して作ってるんですけどね。
pdfファイルはコチラ。
個人でどしどしお楽しみください。
営利目的・無断転用はやめとくんなまし。
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今までで一番簡単な作品です。
光った紙で折ると
金運がアップするらしいので
良かったら折ってみてくださいな。
pdfファイルはコチラ。
個人でお楽しみください。
無断転載とかはご遠慮くださいね。
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常連さんからは評判がイマイチな折り紙ネタですが、
こないだ意外な友人から反応がありました。
月亭遊方曰く、
「蛙の折り方知ってる?
光った紙で折った蛙で金運がアップするらしい。
できるだけリアルなのを宜しく。」
との事。
実はその時作ってたのが蛙だったのでビックリ。
先日アップしたデザイン版半開き蛙がソレ。
しかし、遊方はリアルなのをご所望。
って事で、新しく作る事にしました。
で、落語家から頼まれて、普通の蛙を折るのもナンなので
落語「ガマの油」に出てくる四六のガマを折る事にしました。
前足の指が四本、後足の指が六本。
四方鏡張りの中に入れると、自らの醜い姿を見て、
たらーりたらーりと脂汗を垂らす、と云う例のガマ蛙。
かなりありがちな構造なんですけど、
最後の仕上げはちょっとギミックに立体化しました。
後ろからのショットが気に入ってます。
ホイール紙で折ったので腹の部分はすっきりさせましたけど、
柔らかい紙なら腹を膨らませる事も可能です。
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折り紙で昆虫を折る人は沢山いますが、
個人的には殆ど興味がなかったりします。
きっと設計的な折り紙作家の人にとっては
格好の素材なのでしょう。
でも、昆虫はデザインを加える余地がなさすぎて。
きっとカブトムシをデザインしても
「角の突起が足りない。」「足の数が足りない。」
などと思われるでしょうし。
先日、ガイガンを折ってみましたけど、
これも特徴だらけなので、見たままを再現してるだけで、
できあがってみたら自分らしさが出てない気がしました。
とか何とか、前置きが長くなりましたが、
最近出会った折り紙の本で
「JOY OF ORIGAMI/笠原邦彦(双樹舎)」
がとても興味深い内容でした。
平面に折り畳んでしまわない
"半開き折り"の作品が沢山載っています。
一度自分でもこれを活用してみようと思って、
創作してみたのがこのカエルです。
半開き折りを多用しているのと、
角を90度、45度のみで構成したのが特徴。
普通あたりまえの22.5度の角度が
全くありません。
「デザインした~。」って実感があって
楽しい創作過程でありました。
折り方は実に簡単なんですが、
折り順をわかりやすく描く自信がありません。
またいづれ。
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先日、友達とお酒を呑みながら、
「折り紙と作曲は似てる気がする。」
と冗談めかして云ってたんですけど、
自分の中ではかなり本気なのでした。
イメージを形にしていく時の思考回路は
昔、こちょこちょと曲を作ってた頃の
頭の使い方と同じに思えるのですよ。
ま、自分の好きなモノ同士を結びつけるって
割とありがちな行為ですけどね。
って事で、今回も折り紙ネタですみません。
新作を一つ。ガイガンです。
子供の頃、凄くかっこいいと思った悪役怪獣。
単眼、鎌の様な手足、口ばしの横の角(?)、
背びれ、腹の回転のこぎりと、
ゴテゴテとしたデザインなので、
特徴を絞り込むのが難しい、って云うか無理。
どれが欠けてもガイガンじゃなくなります。
あまりイメージを再構築する余地がないので
とりあえず全てのエッセンスを詰め込んで
どうにかこうにか納得できるレベルに仕上げました。
背びれ(羽根)の形状は思ったよりウマくでけました。
一応、お腹の回転ノコも折り出せました。
横からのアングルだと頭部が分かりにくいので
正面からアップするとこんな感じ。
わかりやすい折り図を描く自信がないので
今回は展開図を掲載します。
作画にはoripaを使わせていただきました。
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前にも一度、画像を載せた
ライオンの折り方をpdf化しました。
二十年前に作ったまま、
殆ど改良点はありません。
ライオンはたてがみがキモですね。
ふんわりと立体的に、
折り線をしっかりつけないのがコツ。
pdfファイルはコチラ。
個人でお楽しみください。
無断転用は勘弁してくださいな。
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ウチのブログの検索フレーズのランキングは
ちょっと前までジャズ系が上位を占めてました。
しかし、ここ一ヶ月で様相は一変しました。
ゴジラの折り方、紙飛行機の折り方、キングギドラの折り方、
セーラー服の折り方etc.…、
「~の折り方」が半分以上を占めてます。
常連の方からは評判のよくない折り紙ネタですが、
割と集客力のあるネタのようですね。
って事で、セーラー服上下の折り方をpdf化しました。
見た目は可愛いですが、そこそこ骨のある作品かも。
15×15cmでも折れますけど、いきなり1/4まで畳むので、
最初は大きい方が分かりやすいと思われます。
一番の山場は工程22)でしょう。
分かりやすい折り順が思いつかず、
一気に畳む形になってしまいました。
余りに不評ならまた考えます。
pdfファイルはコチラ。
個人でお楽しみください。
商用目的の無断転載とか
いかがわしい使用法はやめてくださいね。
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昔、夙川駅前にあった本屋さん、
ほうぼう文庫は児童書と洋書の店でした。
店主の人間性に惹かれて
いつしか色んな人がたむろする
不思議な空間になったんですけど、
誰もあんまり本を買わないので
数年で潰れてしまいました…。
そこのトレードマークだったのが
ふくろうでした。
当時のノートにそのマークの
模写が残っていました。
物持ちが良いのは
時としてこう云う時に役立ちます。
しかし友人のN川の家に行ったら
その現物が飾ってあって、
物持ち負けしました(笑)。
そんなこんなでお世話になってたほうぼう文庫に
私なりのプレゼントをしたのがこの作品。
元々がデザインされたモノだったので、
シンプルな仕上がりになりました。
無駄な折り線もなく、すっきりしてます。
折り方もそう難しくないので、近々公開します。
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幼稚園の時に親に買ってもらった折り紙の本です。
「おりがみ全書/(金園社)」
ボロボロです。
いつ発刊された本なのか
検印の紙が剥がれててわかりません。
買ってもらったのが昭和42~43年なので
昭和30年代以前の発刊でしょうか?
金園社は今でもある会社の様で、
同じタイトルの本も出てますが、
中身が同じかどうかはわかりません。
載ってるのは伝承作品を中心に簡単なモノばかりです。
これでも幼稚園の頃は難しかったんですけどね。
ハサミも使い捲くっています。
ここまで切るなら、折らなくても(笑)。
この狸の顔の影付けは高度なテクです。
でも、目は書き込むのね。
もう一つボロボロな本。
「おりがみ/河合豊彰(保育社)」
懐かしいカラーブックスのシリーズで
河合豊彰氏の本が何冊か出ていました。
子供向けの折り紙の本しか知らなかった私には
衝撃的な本でした。
特に面。
ところが折り順通りに折っても写真の様には出来ない。
角をきっちり合わせて、真っ直ぐ綺麗に折るだけでは
表現できないモノがある事を知りました。
うーん。難しい。
顔や面は
ホントに微妙ですね。
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先日、学生時代に作ったかもめを改良しました。
自分では気に入ってる作品だったんですけど、
大学時代、桃谷好英教授にコレ見てもらった時、
「足の折り出しが不自然だね。」
って指摘されました。
写真の通り背中側から足を折り出しています。
折ってすぐなら良いけど、数分すると形が崩れてしまう。
先生の指摘はナルホドなのですが、
背中側が開いてる構造だから仕方ないと
そのまま放置しておりました。
で、こないだ久しぶりに折ってみたら、
やっぱり足の折り出しも気になるし、
更には紙の分厚さも気になるし、
まだまだ改良の余地があると思いました。
で、お腹側に足を出し、
もう少し紙の厚さを分散させる様に
あれこれ試行錯誤した末、
やっと及第点のモノができました。
長く湾曲した翼と大体のフォルムは同じですが、
足がお腹側から折り出せたのと、
水かきの雰囲気が自然に出せたのが特徴。
翼部分が蛇腹折りなので、ある程度は分厚いですが、
紙破れなどの心配はあまりないでしょう。
難易度はそれほど高くありませんが、
15cm×15cmではちょっとてこずるかも。
できれば少し大きめの紙で折ってください。
pdfファイルはコチラ。
個人でお楽しみください。
営利目的での無断転用はご遠慮願います。
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ちょっと前のコンテンツで
ゴジラの改良の経過を書きましたが、
あれからもうちょっと洗練されて
バランスもよくなってきたので
一応これをもって決定版とします。
前回、足の指を折り出すのに
強引に蛇腹を仕込みましたけど
考えてみたら、こんな事しなくても
指を折り出せたんですよね。
大まかな配置図はこんな感じです。
蛇腹を省略できたので、背丈がスラリと高くなりました。
一応、PDF化しましたけど、
自分向けのメモに毛が生えた程度なので、
わかりにくいと思います。
細かい作業が必要なところもありますが、
普通の15cm×15cmサイズで十分折れます。
pdfファイルはコチラ。
個人でお楽しみください。
商用目的とか無断転載とかはイヤですよ。
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折り紙専門サイトではないのに
いきなり難度の高いモノを公開したので
悩みの種を撒き散らした様であります。
まずは基本が大事です。順序が逆でしたね。
と云う訳で、折り紙の基本の折り方を纏めました。
ご覧ください。
基本の折り方のPDFファイルはコチラ。
わからないところがありましたら
お気軽にコメントくださいませ。
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折り紙ネタばかりですみません。
パズルとか幾何学的なモノが好きなので
やり始めると嵌ってしまいます。
常に頭の中で図形を捏ね繰り回してる状態。
テトリスに嵌った経験のある人なら
わかっていただける感覚かと。
えー、今回のネタですが、
こないだキングギドラを改善したので、
相方のゴジラを折ってみようと思いました。
そこで、どのように考えて、どのように発展させたかを
コンテンツに纏めてみました。
ゴジラは学生時代に考えた作品もあるにはあるんですが、
かなりの力技なのであんまり気に入ってません。
って事でゴジラの特徴を抽出するところからスタート。
割と特徴は色々あります。
■背びれ
■長い尻尾
■下半身デブ
■口
まずは背びれを大きく出したい。
そこで考えたバクッとした振り分け。
蛇腹折りで背びれ部分が飛び出す様にしてみました。
この蛇腹折りの手法は頭をあんまり使わなくてもすむので、
創作折り紙の世界では安易なテクニックとされています(笑)。
ただ、今回下半身デブの体型と太い足を再現するのに
この手法が向いてると思ったので試してみることにしました。
割と思い通りに形にまとまり、プロトタイプが完成。
うん。思い通りに背びれが作れたし、下半身デブも再現。
これで十分な気がする。
でも、ちょっと大人しい感じがしないでもない。
そこで再現できなかった「口」を作ることに。
図の様に頭の部分を折り返して紙を二重にしておくと、
下あごを折り出す事ができました。
口を作ったら、自動的に手の部分も紙に余裕が出来て、
指を三本折り出せる様になりました。
となると前足だけ指があって、後ろ足に指がないのは、
アンバランスに思えます。
そこで強引に後ろ足も三本指にする事に。
足の部分に細かい蛇腹を追加して指を三本追加。
そうして出来たのが、コチラです。
少しごちゃごちゃしすぎですが、迫力は出たかなぁ。
プロトタイプよりも身長が低くなりましたが、
蛇腹の間隔を調整すれば何とかなると思われます。
完成までにはまだ色々調整が必要です。
ああ、また怪獣墓場が山になる…。
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キングギドラの折り方をPDF化しました。
えりまきトカゲとは違った難しさがあると思います。
紙の厚さによるズレを巧く誤魔化しながら、
紙破れに注意して折り進めてくださいね。
頭を簡易版で折る分には15×15cmでも大丈夫です。
但し、頭をちゃんと折るには、24×24の大判折り紙、
もしくは36×36の特大サイズの方がいいと思われます。
PDFファイルはコチラ。
個人でお楽しみください。
商用目的、無断転載は固くお断りですだ。
今回のイメージショットは習作中のゴジラと。
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やや暴走気味の折り紙ネタであります。
皆さんにスルーされてそうですが、気にせず続けます(笑)。
今回は―――、
高校の頃に作った初期のお気に入り、
キングギドラです。
初期ヴァージョンの段階でもそこそこの完成度でした。
色々工夫をして数ヶ月後にできたのが2ndヴァージョン。
尻尾がちゃんと2本になりました。
しかし、一本の尻尾と内股に裏地が出ています。
それから時は流れて25年…。
先日、全ての裏地を隠すアイデアが閃きました。
その代わり、難易度は思いっきりアップしてしまった…。
アップついでに頭もリアルにしてみる。
横からのショット。
頭を折る際は最低でも24cm角の折り紙が必要です。
(ダイソーでも売ってます。)
折り方は鋭意製作中です。
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最近、折り紙熱が再燃してまいりました。
思考回路が昔ほど回転してくれないので、
リハビリ方々、昔の作品を捏ね繰り回してると、
思わぬ閃きがあったりします。
って事で、セーラー服に引き続き、
大学時代に作ったえりまきトカゲを少し改良しました。
私の大学に桃谷好英教授って方がいはりまして、
その方は折り紙の世界でも第一人者だったんですけど、
先生にこのえりまきトカゲを見てもらった時、
「前足の部分は紙が重なって分厚くなり過ぎているね。」
との指摘を受けました。
その問題箇所を
二十年以上の歳月を経て
修正した事になります。
それでも少し厚みはありますが、
まあまあ及第点でしょう。
前足のも以前のヴァージョンより
かなり長くなってるし、
サイドビューも前よりバランスがいい?
そこでかなりの気合を入れて、PDF化しました。
制作時間10時間以上の力作です…。エラかった。
できるだけわかりやすく書いたつもりですけど、
折り紙の心得がない人にはつらいかも…。
PDFデータはコチラ。
個人で楽しんでいただく分には一向に構いませんが
営利目的の使用はお控えくださいな。
以前、この作品は新聞数紙とTVにも出た事があって、
問い合わせてくれた人に手描きの折り図を
配布した事がありました。
しかし、「難しくて折れない。」「子供には無理です。」
との苦情が殺到(笑)。
超難易度って程ではないんですけど、
確かに慣れてない人には難しい工程もあるようです。
中には「家に来て教えて欲しい。」って人がいて、
ご自宅まで伺ったら、自衛隊の人だったりしました。
また、梅田の喫茶店で会って教えた人もいました。
その人は「各工程毎のサンプルが欲しい。」と云い出し、
数時間がかりで二十体以上の"折りかけ見本”を
へーこらへーこら作った事もありました。
色々思い出のある作品です。
是非お試しください。
さすがにこの歳になると出張サービスはできませんけど(笑)。
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こないだ写真だけ載せた「セーラー服(紙製)」の
折り方を図解したものを作りました。
これくらいなら小学生でも折れると思います。
PDFデータはコチラです。
個人で楽しんでくださいね。
無断転載とかしないで欲しいです。
で、「セーラー服(上下)」については、
手順が多いし、ちょっと難しいので、割愛させていただきます。
気が向いたら、またの機会に。
ただセーラー服(上)の応用編ですので、
考え方だけ書いておきますと…、
上図がセーラー服のベースになる形になりますので、
図の様に紙を折り曲げて、1/4サイズの正方形に
セーラー服のベースを嵌め込むと、
残りの部分でスカートを折り出す事ができます。
後は特徴をどう捉えるか、ひらめきとの勝負。
私はスカートのプリーツとウエスト部分を作ってみました。
力技でプリーツをもっと細かくも出来ますが、
造形美的にはこれくらいがいいかなぁ、と。
しかし、こんなコンテンツを載せたら、
変な検索でひっかかる可能性もあるなぁ…(苦笑)。
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創作折り紙の折り方を載せるには
スペース的にちょっと無理があるので、
そこそこ簡単で無茶苦茶よく飛ぶ
オリジナル紙飛行機の折り方を載せてみます。
お子さんのいらっしゃる方は是非ご一緒に。
(推奨年齢:7歳以上)
【志保式紙飛行機の折り方】
1)B5サイズのレポート用紙を一枚用意します。
しっかりめの紙の方がいいです。
柔らかい場合は半分に切ってB6サイズにした方がいいです。
2)縦に二つ折りにしますが、手前を少し短くずらします。
このずらし具合で飛び方が変わってくるのが面白みです。
目安としてまず指の太さ半分くらいで試してみてはどうでしょう。
7)一枚戻すと左右対称になりますね。
ここからが勝負どころです。
8)三角の部分の底辺のラインに合わせて
しっかりと折り線をつけます。
9)写真のAは三角の頂点です。
写真のBはさっきつけた折り線と中心線の交点。
次の工程で一番手前の一枚だけを折り返して、
AにBを重ね合わせます。
当然、ABの線を二等分する事になります。
10)ここが一番難しいですよ。
赤線の部分だけしっかり折ります。
11)裏側から見たところ。
AとBが重なっている事を確認してください。
12)再び表側です。
平面にまとめる訳ですが、折り目は写真の通り。
説明が難しいですが、緑のラインと青の中心線が
合わさるように折ってください。
14)裏返して、青のラインまで先端を折り曲げます。
青のラインは緑の三角の頂点(赤の点)に合わせて下さい。
16)ひっくり返して、青のラインと緑の中心線を
合わせる様に谷折りします。
18)中心線で谷折りして、横向けたらこんな感じ。
拡大図の部分がこんな感じで重なってる事を確認。
小さな三角形ができてますか?
22)尾翼部分の折り線をつけます。
Cの点は紙の重なりが薄くなっているところ。
(触るとわかります。)
Dは翼の折り目の端っこ。
別にずれても構いません。
23)尾翼を中割り折りして、完成です。
綺麗なフォルムでしょう?
少しだけ頭が重めになってます。
実際に投げてみて、翼を調整してください。
指でしごいて少し反らせるとバランスがとれます。
伝承の紙飛行機って
ゆらゆらとバランス悪いものや
力任せに投げてるだけものが
多い様に思えます。
でも、こいつは、
グライダーの様に飛びます。
高いところから飛ばせば
綺麗に滑空します。
初心者には難しいかもしれませんが
頑張って折ってみてください。
個人で楽しむのは大歓迎ですが、無断転用はご容赦願います。
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先日、慣れないオークションで「季刊をる 第2号」を入手し、
これで全巻揃える事ができました。
久々に読み返して、折り紙の奥深さを再認識。
若い頃は一枚の正方形からハサミを使わず
如何に動物の四肢、頭尾を再現するかが
折り紙の面白さだと思っておりましたが、
シンプルなものにも魅力を感じられるようになってきました。
絵と同じで、写実も一つの方向性ですが、
抽象化にも作者の個性が出てくる様に思えます。
去年亡くなられた重鎮の吉沢章さんなどは
和紙の風合いを生かした生命感のある作品が特徴でしたし、
若手の小松英夫さんはリアルから抽象化まで見事です。
(小松英夫さんのウェブサイトはコチラです。)
本を読んでたら、久しぶりに折り紙がしたくなって、
昔考えたエリマキトカゲを十数年ぶりに折りました。
意外と覚えてるモンですねー。
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