音楽

June 15, 2017

CDを聴く機械。

15年使ったONKYOの安物コンポが
引っ越し直前に壊れたので、
CDの聴ける機械を買う事にしました。

引き続きONKYO製品でCR-N765っての。
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アンプ内蔵でラジオも聴けるので
ミニコンポみたいなものですが、
今はそう呼ばないらしい。
ネットワークCDレシーバーだってさ。
おそらくネットワーク上でCDやら何やらを
レシーブしたりしなかったりで、
ハイレゾな感じにしてくれるんでしょう。

スピーカーは手元にあるので、
本体のみを買ったんですが、
お値段は三万円ちょい。
私が中学生の頃に買ってもらった
ラジカセ並のお値段です。

音の評価は差し控えます。
なにぶん部屋が荷物で溢れかえってて、
まともな場所にスピーカーを置けてないので。

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December 26, 2016

全集の価値

クラシックのアルバムを買う際に
今でも参考にしているのが、この本。
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発行が1999年。
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かなり古い情報だけど、クラシックの場合、
昔から定評のある演奏を知るには役立つ。

で、この本に載っている広告が興味深い。
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ルーヴィンシュタインの大全集94枚組。
価格は149000円(税込)。
計算すると、一枚辺り1585円。
当時としてはそこそこ割安だったと思われます。

しかし、最近はCDボックス投げ売り時代。
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ルーヴィンシュタインのショパン10枚組は
アマゾンで2000円ちょい。
一枚辺り200円程度になります。
この単価で94枚組を作ったとしたら18800円、
二万円でお釣がきます。


隔世の感がありますなぁ。


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December 04, 2016

初めてのピアノ発表会

昨日、我が子の初めてのピアノ発表会でした。
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弾いたのは二曲。
チャイコフスキーくるみ割り人形の「ロシアの踊り」、
ルロイアンダーソンの「シンコペイテッドクロック」。
どちらも子供向けの簡単なアレンジですが、
それでも後者は少し難し目のレベルにチャレンジ。

何とか大きなミスもなく弾き切ることができて、
本人もかなり嬉しかったみたいです。
「僕、大人になるまでピアノやる。」と云ってました。
練習中は辞めたいって云ってたのにねー(笑)。

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October 27, 2016

すばらしい

我が子が作詞した曲。
タイトルは「すばらしい」。
どうやら4分の4拍子みたいです。
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それっぽい言葉の羅列で
大それた事を云ってるようでいて、
実は何も大した事を云ってないパターン(笑)。

「2番もあるよ。」と裏側を見せられて、
思わず笑ってしまいました。
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これでこそ、我が子だ(笑)。

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October 19, 2016

山よりでかいブリテン

山よりでかいブリテン
37枚組のベンジャミンブリテン。
聴くのも大変です。
一枚一枚への思い入れが
希薄になるとはわかっていても、
これで7500円以下となると、
つい買ってしまうのです。

語りのない「青少年のための管弦楽入門」を
初めての聴いたかも。

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May 07, 2016

我が子のためのコンピレーション その4

三枚作ったのでもういいかなと思ってたら、
子供が次回作を期待していたので、
頑張って作ってみました。


01 弦楽セレナーデ~第一楽章/チャイコフスキー
02 イギリス組曲第二番~前奏曲/バッハ
03 十二の練習曲~「革命」/ショパン
04 夜想曲第二番~ショパン
05 春の声/ヨハンシュトラウスJr.
06 フルートとピアノのためのソナタ
          ~第一楽章/プーランク
07 子供の領分~「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」
              /ドビュッシー
08 練習曲第一部~「五本の指のための練習曲」
              /ドビュッシー
09 展覧会の絵~第一「プロムナード」
            /ムソルグスキー(ラヴェル編曲)
10 展覧会の絵~「鶏の足の上に立つ魔女の小屋」
       ~「キエフの大門」
            /ムソルグスキー(ラヴェル編曲)
11 ピアノ協奏曲ト長調~第一楽章/ラヴェル
12 三つの前奏曲~第一曲/ガーシュイン
13 恋は魔術師~「火祭りの踊り」/ファリャ
14 八つの前奏曲~「フォックストロット」/マルティヌー
15 熊蜂の飛行/リムスキーコルサコフ
16 ロデオ~「カウボーイの休日」/コープランド 

子供向けのコンピレーションとして
有名無名は度外視して、楽しく仕上げたつもりです。

バッハのイギリス組曲はポゴレリチの演奏を入れました。
ポゴレリチの音源の中ではポロネーズ第五番と並んで
好きな演奏なのです。
でも子供のために入門編として取り上げるには
ちょっと躊躇してしまいますね。

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May 06, 2016

我が子のためのコンピレーション その3

幼稚園の送り迎えや週末のお出かけの車で
最近へヴィーローテーションになっているのが
この3作目のコンピレーションです。

理由は一曲目のラプソディインブルー。
ディズニー映画のファンタジア2000で
この曲が取り上げられていて、
我が子はいたく気に入った様子です。


01 ラプソディインブルー/ガーシュイン
02 キャンディード序曲/バーンスタイン
03 フルート四重奏曲第一番~第一楽章/モーツァルト
04 ガヴォット/ゴセック
05 トランペット協奏曲~第三楽章/フンメル
06 高雅にして感傷的なワルツ/ラヴェル
07 二台のピアノと打楽器のためのソナタ
            ~第三楽章/バルトーク
08 ローマの松~ボルゲーゼ荘の松/レスピーギ
09 幻想即興曲/ショパン
10 弦楽四重奏曲第十七番「セレナーデ」
            ~第二楽章/ハイドン
11 山の魔王の宮殿にて/グリーグ
12 愛のロマンス/イエペス
13 ヴァイオリン協奏曲~第一楽章/メンデルスゾーン
14 金髪のジェニー/フォスター

試しにパルトークを入れてみたんですが、
あんまり反応なし(笑)。


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March 28, 2016

マルティヌー

マルティヌーの弦楽四重奏曲第五番は
最近発掘したお気に入りの曲です。

ま、発掘したと云っても、
iPodをランダム再生してて出くわしただけの話。

自分のiPodの中身を把握できていない人間にしか
なしえない秘技です(笑)。

マルティヌーは二十世紀前半のチェコの作曲家で
非常に多作家だったらしいです。
ウィキペディアによると、交響曲6曲、
協奏曲30曲弱、オペラ11曲など、
400もの楽曲を残したのだそうな。

しかし、知名度はさほど高くなく、
「マルティヌー 代表作」で検索しても
めぼしいモノが見つからない状況です。

私も時々ピアノ曲集を聴いていたものの、
正直、あまり記憶に残る作品はありませんでした。

なので、iPodから弦楽四重奏曲第五番の
冒頭のクールなフレーズが飛び出してきた時、
「を、これはブリテンか。」とは思ったものの、
マルティヌーの名前は全く浮かびませんでした。

とにかく第一楽章のカッコよさったらない。
頃合いに調性が希薄で、響きが徹底的にソリッド。

調べてみたら、この第五番が作曲された当時、
チェコスロバキアはナチスドイツの標的となっていて、
マルティヌーも祖国に戻れない状態になっていた様子。
カッコいいとか、ソリッドだとか云ってる場合じゃない。

けど、純粋に音楽だけを切り出して、
先入観の全くない状態で聴いた時に
とてつもない凄みを感じたのは事実。


って事で、私の中ではこの弦楽四重奏曲第五番曲が
マルティヌーの代表作って事になりました。

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March 24, 2016

親と子のためのコンサート

先週末、アクロス福岡のシンフォニーホールへ
「親と子のためのコンサート」を
聴きに行ってきました。
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演目はあらかじめ
「我が子のためのコンピレーション」で
仕込んであったので、
我が子は殆どの曲を知ってる状態で
コンサートに望みました。

我が子は青島広志さんを見ただけで
おおはしゃぎ。

子供が飽きないよう
すぐに曲を始めたり、
手拍子を促したりしてました。
ウェーバーの「舞踏への勧誘」では
解説しながら、踊りながら、
指揮棒を振ったりしていました。

それでも途中で睡魔に襲われる我が子(笑)。

目覚めた時、プログラムをめくって、
「乾杯の歌は?」
「終わったよ。」
「えー、聴いてない。」
「寝てたやん。」
なんて事に。

正に子供向けにカスタマイズされた
てんやわんやの進行の中でも
しっかりとした演奏を聴かせてくれて、
本当に価値のあるコンサートでした。

因みに開演前にはロビーで
楽器体験コーナーも催されていました。
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来年も行きたいっ。

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March 16, 2016

プロコとやかた

最近、プロコフィエフを聴いていて、思い出す事があります。
今は亡き、やかたのマスターとの話です。

私がまだ若い頃、難波には沢山の中古レコード屋や
輸入レコード屋がありました。
休みの日、神戸の山奥からミナミまで繰り出した時は
どっぷりレコード屋巡りをした後、
やかたmildでコーヒーを飲んで帰るのが
私のお決まりのコースになっていました。
戦利品のレコード屋の袋を持って行くと、
マスターにチェックされる事も多かったので、
嘗められてはなるまいと、
難波ではマニアックなモノを買う事が多かった(笑)。
その日も私はあれやこれやと買ってたのですが、
マスターの目に留まったのはプロフィエフ。
マクラクランと云うピアニストのピアノソナタ集でした。
「タカラ、クラシックも聴くん?」
マスターは私の事をタカラと呼んでいました。
「ええ、元々はクラシックだったんで。」
話の流れは忘れましたが、
「プロコフィエフは結構アグレッシヴな曲もある。」
みたいな事を私が云ったもんで、
他にお客さんが一人二人いたにも関わらず、
マスターはそれを店で掛けようと云い出しました。
私はプロコフィエフのピアノソナタを聴いた事なかったので、
どんな演奏が飛び出してくるか不安だったのですが、
かなりオーソドックスで、クラシック然とした曲調でした。
マクラクランの演奏も頼りなく聴こえました。
マスターは一楽章だけでCDを止めました。
「うーん。やっぱりクラシックの音やな。
 これやったらサティの方がもっとジャズっぽい。」
違うんだよ、プロコフィエフにはもっとすごい曲があるんだよー。
そう云いたかったんですけど、やめました。
私の中では高校生の頃にFMで聴いたピアノ曲の
強烈な印象が残っていました。
でも、曲名を訊き逃してしまい、十年近く謎のままだったんですね。
その曲が「サルカズム」と云う初期の小品だと分かったのは
それから更に十年後でした。
この日マスターに「サルカズム」聴いてもらえなかったのが
とても悔しい。
最近、プロコフィエフをあれこれ聴いていると、
「この曲ならマスターは何て云っただろう。」などと、
知らず知らずのうちに考えていたりするのでした。

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March 14, 2016

我が子のためのコンピレーション その2

一枚目のクラッシックコンピレーションを
子供が喜んで聴いてくれたので、
気を良くして二枚目をさっそく作りました。
今回も有名な曲を中心に選んだつもりですが、、
少し私の趣味が入ってきているかも。

01 交響曲第二十五番~第一楽章/モーツァルト
02 セレナーデ第九番「ポストホルン」~第七楽章/モーツァルト
03 水上の音楽~ア・ラ・ホーンパイプ/ヘンデル
04 管弦楽組曲第二番~ロンド/J.S.バッハ
05 無伴奏チェロ組曲第一番/J.S.バッハ
06 ポロネーズ第六番「英雄」/ショパン
07 ワルツ第七番/ショパン
08 ベルガマスク組曲~パスピエ/ドビュッシー
09 二つのアラベスク~第一番/ドビュッシー
10 「ラ・ペリ」へのファンファーレ/デュカス
11 アルハンブラの思い出/タレガ
12 ツィゴイネルワイゼン/サラサーテ
13 舟歌第一番/フォーレ
14 ロメオとジュリエット~「騎士達の踊り」/プロコフィエフ
15 ワルキューレの騎行/ワーグナー

中盤、少し元気のない曲が多いかもしれません。
フォーレ、ドビュッシー、プロコフィエフあたりを
ちょこっと入れてみる実験(笑)。

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March 04, 2016

ドニエプルの岸辺にて

最近、何度も何度も聴き続けている曲があります。
プロコフィエフの「ドニエプルの岸辺にて」です。

去年の夏、会社の音楽好きがウチに集まって、
ジャンル問わず色々聴く会を催したのですが、
私よりもクラシックに造形の深い後輩と
「プロコフィエフはいい。」って話になり(笑)、
私の中で注目銘柄になっていたのでした。

手元のCDはピアノ曲と室内楽ばっかりだったので、
管弦楽モノも少し見繕って買ってみました。

その中に「ドニエプルの岸辺にて」が入ってました。
冒頭にやられました…。
漂うようなメロディラインとハーモニー。
プロコフィエフらしい独特の雰囲気です。
しかし、全体的に地味で暗くゆったりしてるせいか、
あんまり人気がないようです。
有名どころの演奏が見当たらず、
ロシアの指揮者と楽団で何枚か見つかる程度です。
手元にあるのは三枚。

1)ロジェストヴェンスキー&ソヴィエト国立文化省交響楽団
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2)ポリャンスキー&ロシア国立交響楽団
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3)クチャル&ウクライナ国立交響楽団
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一番のお気に入りはロジェストヴェンスキーの演奏。
他の二枚と比べて冒頭のテンポが速い。
メロディのゆったり感は削がれる代わりに、
ハーモニーのモーションが強調されている気がします。
本当の指定がどの速さなのかは知りませんが、
もしこの演奏を聴いていなければ、
「いいなぁ。」と思わなかったかもしれません。


更にもう一枚、珍しいところでピアノ版。
Dsc_4507
プロコフィエフ自身によるアレンジです。
これがなかなか素晴らしい。
立ち上がりのスローな弦楽器などとは異なり、
メロディラインが明確に浮き上がるし、
音のブレがない分、プロコフィエフが描いた通りの
ハーモニーが再現されて、曲の理解が深まります。
同じくバレエ曲「放蕩息子」のピアノ版も収録されていて、
これもまた素晴らしい。

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February 17, 2016

我が子のためのコンピレーション その1

子供が飽きずに聴ける事を考えながら、
少しは私のカラーを出しながら、
一枚目のオリジナルコンピレーションCDを作りました。

01 動物の謝肉祭~終曲(室内楽版)/サンサーンス
02 ディヴェルティメント KV136 第一楽章
     /モーツァルト
03 フィガロの結婚序曲/モーツァルト
04 子供の領分
   ~ゴリウォーグのケークウォーク(管弦楽版)
     /ドビュッシー
05 小組曲~バレエ(管弦楽版)/ドビュッシー
06 ウィリアムテル序曲/ロッシーニ
07 小フーガト短調/J.S.バッハ
08 カンタータ第140番「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」
     /J.S.バッハ
09 ハンガリー舞曲第五番(管弦楽版)/ブラームス
10 舞踏への勧誘(管弦楽版)/ウェーバー
11 交響曲第四番「イタリア」/メンデルスゾーン
12 おどけた行列/シャブリエ
13 カルメン~闘牛士/ビゼー
14 アルルの女~ファランドール/ビゼー
15 華麗なる大円舞曲/ショパン
16 トリッチトラッチポルカ/ヨハンシュトラウス二世
17 ドリー~子守唄(管弦楽版)/フォーレ

私の好みではない曲も幾つか含まれていますが、
実は三月頭に子供のためのクラシックコンサートに行くので
そこで演奏される予定の曲を入れておこうかと思いまして…。
「フィガロの結婚」「ウィリアムテル序曲」
「舞踏への勧誘」「アルルの女」あたりがそれです。

既に三枚目まで作成済なので、続きはまたいずれ。

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February 09, 2016

BOXセット大安売り。

クラシックのボックスモノのデフレと云うか、
価格破壊が半端じゃありませんね。

私が高校生の頃はまだレコードの時代でしたが、
普通のレコードが大抵2500円くらいで、
廉価盤が1500円くらいってのが相場だったと思います。
CDも出始めはレコードより高く3000円を超えてましたが、
次第にレコード並みに落ち着いたかと。

で、「○○全集」の様な企画モノはン万円するのが
当たり前だったと記憶しています。

しかし、今は「○○全集」がひと山なんぼ状態です。
きっとネット配信が台頭してきて、
CDが売れなくなってきている中、
既にペイできた過去の録音を一纏めにして
一稼ぎ出来れば御の字って事なんでしょうね。

ところで、最近のこの手のボックスモノは
コストを抑えるために、内袋も何もなしで
簡素な紙ジャケに直接突っ込んであるのが多いです。
頻繁に出し入れすると擦れそうで、
聴くのが億劫になります…。


って事で、手元にある10枚以上のボックスモノを
取り上げてみることにします。

ポゴレリッチのグラムフォン全録音。
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14枚分をそのままの構成で箱詰め。
アマゾンで5305円でした。
一枚あたり378.9円。
二枚持ってたけど、重複も気にならない価格(笑)。
ポゴレリッチは1980年代に登場した異端のスターでした。
私がクラシックをよく聴いていた中高校生時代に
ショパンコンクールの一悶着があり、
FMや音楽の友誌面にもよく名前が出ていました。
当時、ラジオで聴いたショパンのポロネーズ第五番の
第一楽章の風変わりなアクセントが妙に記憶に残ってて、
今回、思わず買ってしまったのでした。
改めて彼の演奏を聴くと、
音の一粒一粒がくっきりしていて、
歯切れの良さが心地よく感じられます。
作曲家の指定を無視した解釈が目立ちますが、
このタッチで聴きたい曲も色々思い浮かびます。
最近はどんな活動をしてるんでしょうか。


ルービンシュタインショパン全集。
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10枚組でアマゾンでの購入価格は2121円。
一枚あたりなんと212.1円…。
もはやクラシックの大家に失礼な価格です(笑)。
ショパンと云えばルービンシュタインと思ってしまうのは
私が浅いクラシックファンでブランクも長いせいでしょうか。
全集と云いつつ、エチュードの一部は抜けてますし、
前奏曲はモノラル録音で音質がかなり悪いけど、
世紀のピアニストのショパンをこんな安価で聴けるなんて、
隔世の感があります。


続いて、ラヴェルの作品全集。
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14枚組でアマゾンの購入価格は4561千円。
一枚あたり325.8円。
とは云え、これまでもラヴェルは買い漁っているので、
重複してる音源が大半を占めます。
しかし、敢えてこのボックスを買ったのは
ピアノ二台、五手のための「口絵」や
ローマ賞落選のカンタータなど
これまで持っていなかった曲が含まれていたから。
そう考えると、14枚4561円も少し割高ですか…。


何度か登場していますストラヴィンスキーの自作自演集。
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これは2008年に22枚組で5584円で購入。
一枚あたり253.8円です。
三大バレエ曲は当然の事ながら収録されていますが、
「火の鳥」は全曲と1945年版組曲が
「ペトルーシュカ」は1911年版と1947年版が入ってるのが嬉しい。
やっぱり「春の祭典」はイマイチかっこよくない。
あと、びっくりするのは1967年録音とかがある事。
ストラヴィンスキーは歴史上の作曲家って認識なので、
そんな新しい録音があると違和感を感じますね。
クラシックの場合、1967年録音なんて普通だもんね。


たしかに格安で沢山聴けるのはありがたいですが、
間違いなく一枚あたりの思い入れは減ります。
やっぱり一枚一枚選んで買うのが幸せかも。

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February 05, 2016

ラプソディインブルー

ガーシュインの「ラプソディインブルー」には
未だに「クラシックとジャズの融合」って
キャッチコピーが添えられる事がありますが、
この曲が作られた1924年当時、
ジャズがどんなだったかを知っておかないと、
かなり誤解を生む表現ではないかと思います。
だって、今のジャズをイメージしてしまうと、
あんまりジャズっぽくないもんね。

ネットで調べてみたところ、
Q'sと云う素人の戯言を並べ立てたウェブサイトの
1コーナーにコンパクトに纏められていました(笑)。


1862年のリンカーン奴隷解放宣言によって
自由の身になった黒人たちが食っていくために
西洋楽器で始めた音楽がジャズの源と云われています。
その活動の拠点が綿花の貿易港で賑わっていた
ニューオリンズだったのですね。
ところが、19世紀末、ニューオリンズの歓楽街は
第一次世界大戦の影響で閉鎖になってしまいました。
ミュージシャン達は食いぶちを求め、
シカゴなどのよその土地に流れてていきました。
やがて、禁酒法時代の密造酒場などで
人気を博す様になったんだとか…。

ここからは勝手な想像ですが、
クラシックは調整崩壊の流れなんかも出てきて、
次第に混沌としていくのに対して、
ジャズの快活なサウンドが
クラシックの作曲家達には
新鮮に思えたのではないでしょうか。

ガーシュインのラプソディインブルーは
こんな時代に登場した曲なんですね。

前置きが長くなりましたが、今回のアルバムはコレ。
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ガーシュイン同じく
クラシックとジャズの二足の草鞋を履いていた
アンドレプレヴィンです。

プレヴィンはウェストコーストジャズの中では
意外と粘っこい強靭なタッチだったりします。
シェリーマン名義の「MY FAIR LADY/(CONTEMPORARY)」の
"I COULD HAVE DANCED ALL NIGHT"なんかでも
有名なこの曲をゴリゴリと弾きまくってます。

ラプソディインブルーでも力強さやキレの良さに
ジャズピアニストの片鱗を見せています。
この曲を弾くのにこれ以上のプレイヤーはいないかも。

しかし、問題はクラリネット。
最初のグリッサンドから違和感があります。
もっと粘るように上がっていって欲しいよなぁ…。
リズムも走り気味で聴いてて気持ち悪いです。

プレヴィンはこの曲を三回レコーディングしてるらしいので、
他のヴァージョンを買った方が良かったのかも…。

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January 30, 2016

いつかはモーツァルト。

我が子のためのクラシック探しを始めて
約1ヶ月が経ちました。
お陰で遥か昔に聴いた曲と再会したり、
今までスルーしていた作曲家を聴いたり、
自分の中でも色んな発見がありました。

そんなこんなで、今回はモーツァルトのお話。

実を云うと、私はモーツァルトが苦手でした。
耳にするのも嫌、って程ではなく、
勧んで聴きたいとは思わないってレベル。
しかし、今回色々聴き漁ってみたら、
モーツァルトの音楽が巷に溢れ返ってる事を
改めて実感した次第です。
で、それを自分は心地よく聴いてたのだなぁと。

世間でよく云うα波とモーツァルトの話は
あんまり信用してないんですけど、
長調の曲が多くて、調性がくっきりしてて、
安らぐ音楽なのは確かだと思います。

しかし、こちとら音楽に安らぎなんぞ
求めちゃいねーんだよねー(笑)。

ぶるっと来るような感動を求めて、
次から次へと聴き散らかしてるのです。
常に刺激が欲しいと、散財しているのです。
殆んど中毒患者ですね。

ですが、モーツァルトで感動しかけた、
モーツァルトの云いたい事か分かりかけた、
神々しい何かが私に降りてきかけた、
そんな事が一度だけありました。

高校生の頃、FMをエアチェックしながら
布団の中で聴いてた時でした。
流れて来たのは、交響曲第四十一番「ジュピター」。
少年しほたつは首筋をボリボリ掻きながら、
「モーツァルトかぁ、たりぃな。」
って気持ちで聴き始めたら訳ですが、
第四楽章まで聴き進めたところで
何か今まで感じた事のないタイプの
感動っぽい気持ちっぽいものが
胸一杯に膨らみかけたっぽい。

しかし、それが最初で最後でした。
その後、エアチェックのテープを
何度か聴き直しても、
モーツァルトの啓示はありませんでした。


って訳で、五十一歳になったしほたつは
久しぶりにジュピターを布団の中で
心を静めて聴いた訳ですが、
第四楽章に到達する前に寝てしまいました。
めでたしめでたし。
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January 28, 2016

子供の領分と大人の領分

正月に実家に帰った時、
我が子にレコードを聴かせてみた。
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クラシック界の新沼謙治との呼び声も高い(嘘)
デジュラーンキの「子供の領分」です。

この組曲の中で一番人気があるのは
プロポーズ大作戦のスターWho's Whoでお馴染みの
「ゴリウォーグのケークウォーク」ですね。

うちの子もこのエキゾチックなメロディに食いつきました。
私が好きな「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」とか
「雪が踊っている」などは全く反応を示さず。
アルペジオよりも、リズムやメロディの明快な曲の方が
やっぱり子供には分かりやすいのかなと思います。


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ファンタジア

子供にクラシックを聴かせようと思った時、
最初に思いついたのがコレでした。
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ディズニーのファンタジアです。
私は高校生の時に観て、結構感動しました。
1940年にこんな映画が作られていたなんて、
当時のアメリカの凄さにびっくりしますね。

中でもデュカスの「魔法使いの弟子」は出色の出来。
きっと我が子も大喜びするかと思いきや、
映像の迫力と魔法使いの不気味さからか、
二度目からは「これは飛ばして。」と拒否するように…。

ブルーレイにはファンタジア2000も収録されてました。
こちらにも「魔法使いの弟子」が入ってるので、
どのようにリメイクしてるのか興味津々だったのですが、
全く同じモノが使われていました。残念。

子供はファンタジア2000の方が分かりやすいようで、
「ラプソディインブルー」や「威風堂々」などを
喜んで観ています。

勇み足で買ったフルネの「魔法使いの弟子」は
しばらくお蔵入りになりそうです。
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水上の音楽

指揮者不在で音楽を作り上げる事で有名な
オルフェウス室内管弦楽団。
いかにもアメリカ的だなぁと興味を持ちました。

それと、こんな事がやってみたかった。
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オルフェウスでオルフェウス(笑)。
CDはヘンデルの「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」。


ヘンデルの「水上の音楽」は高校生の頃に聴きました。
覚えのあるメロディが冒頭から飛び出すかと思いきや、
全然聴いた事のない曲から始まる…。
驚いた事に第三組曲まであって、全20曲並んでる。
目当ての曲は第二組曲でやっと登場。
アラホーンパイプって曲でした。
第一組曲の第三曲「アレグロ~アンダンテ~アレグロ」も
聴いた記憶のあるメロディでした。

調べてみると、この「水上の音楽」かなりややこしい様で、
いくつもの版があって、曲数や並びが異なるのだとか。
今一般的に演奏されているのはレートリッヒ版で20曲。
オルフェウスの演奏もおそらくこの版だと思います。
以前は19曲のクリュザンダー版が主流だったとの事。
更にええとこどりして大幅なアレンジを加えた
ハーティ版(6曲)が演奏時間も手頃なので
よく演奏されているそうな。

恐らく高校生の頃聴いたのはハーティ版だと思うのです。
ティンパニーが鳴ってた記憶があるので。
なんかそっちの方が絢爛豪華な気もしますが、
舟遊びにティンパニーまで積み込む筈がないですね(笑)。


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音楽のデフレ化を実感。

最近、音楽が安くなったなぁと実感する事しきりです。

遅ればせながら、定額配信サービスとやらを
アマゾンプライムで体感して、唸ってしまいました。

もともとプライム会員だったこともあって、
タダで音楽サービスがくっついてきた感覚が強く、
なお一層、価格の暴落を痛切に感じた次第です。

アマゾンプライムは先行他社と比べると、
まだまだ曲数も少ないようですが、
恐らくどんどんサービスレベルを上げてくるんでしょうね。

音質はあまりよくないけれど、
スマートフォンで聴く分には許容範囲ではないかと。

いやはや凄い時代になったものです。


しかし、個人的にはなかった事にしようかと…(笑)。
何か私の中でバランスが崩れてしまう気がするんですよね。

五十一歳になるまで続けてきた価値観として、
レコードやCDなどを持ってる事が
音楽への思い入れの証みたいなところがあります。
レンタルレコード、レンタルCDも利用しなかったのは
ジャンルが合わなかった事に加えて、
アイデンティティを守るためだったのかもしれません。

それともう一つ。
音楽はやっぱり自分の部屋のオーディオで
じっくり聴きたいって気持ちがあるんですよね。
普段はiPodなどで聴く事が増えても
いつかはちゃんと腰を据えて聴きたい。
そのための曲探しをしてる感じでしょうか…。


とか何とか理屈を捏ねても、
黒船来航、文明開化の流れについていけず、
いつまでもちょん髷を結ってる様なものかな。


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January 26, 2016

夜のしじま

その昔、NHK-FMで日曜の深夜に
夜の停車駅と云う番組をやってました。
語りが江守徹でした。

あの雰囲気が今も忘れられません。
エンディングはラフマニノフの
ヴォーカリーズでしたね。

あの番組で使われていたのが、
誰なのかが気になって調べてみたら、
アンナモッフォと云うソプラノ歌手でした。
Dsc_3685

でも、なぜかCDで聴くと、少し印象が違う気がしました。

当時、私の安いラジカセでもFMの音は綺麗だった…。
その差分が記憶の中で増幅して、
脳内カテドラルに響き渡っているのでしょうかね。

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January 25, 2016

動物の謝肉祭

サンサーンスの「動物の謝肉祭」は色んな意味で
子供に薦められるクラシックの一つだと思います。

って事で、こんな一枚を買ってみました。
Dsc_3638
小澤征爾&ボストン交響楽団です。
しかもブリテンの「青少年のための管弦楽入門」と
プロコフィエフの「ピーターと狼」とのカップリング。

この二曲は個人的にとても思い出深いのです。
高校に入って親にステレオを買ってもらって、
最初の頃に買ったレコードが
バーンスタイン&ニューヨークフィルの演奏でした。
バーンスタイン自身の英語の語りが入っているので、
ライナーの日本語訳を見ながら、
何度も何度も聴いた記憶があります。

で、小澤の演奏は語りが日本語なんですね。
これは子供にも分かりやすい。

しかし、残念な事に「動物の謝肉祭」まで語っちゃってる。
我が子のためのベスト盤作りに使おうにも
曲と語りが重なってしまってるので、カットできない。
むむむ。

って事で、もう一枚、こんなのを買ってみました。
Dsc_3700
アルゲリッチ、クレーメル、マイスキーらによる
室内楽版の「動物の謝肉祭」です。
フィナーレの迫力はオーケストラ版よりも控えめですが、
全体のバランスや楽しさは数段上ではないでしょうか。
この"ピアニスト"をアルゲリッチが弾いてるかと思うと可笑しい。


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有名曲、おなかいっぱい。

子供向けを意識しながら、親しみやすそうなクラシックを
あれこれ聴いている今日この頃なのですが、
旨味の多い音楽はすぐにおなかいっぱいになります。


例えば、グリークのペールギュント組曲。
Dsc_3755
オーマンディ&フィラデルフィアのLPです。
耳に残るキャッチーなメロディの連発は
捨て曲なしのベスト盤を聴いてるよう。
さしずめ"山の魔王の宮殿にて"は
イントロがちょっと似てるユーミンの"真夏の夜の夢"か(笑)。
"ソルヴェイグの歌"は平原綾香か、ってそのままだ。


リムスキーコルサコフのシェヘラザードなんかも
すぐに満腹になる曲じゃないかと。
手元にあるのはロリンマゼール&ベルリンフィルです。
Dsc_3680
シェヘラザードの語りのテーマを挟んで
千夜一夜物語の各章を繋いでいく構成は実に巧みです。
オーケストレーションに定評のある作曲家だけに
オリエンタルな雰囲気や海などの情景描写など
明解で、とてもカッコいい。
しかし、同じテーマを捏ね繰り回し過ぎてる気がするのです。
聴いててすぐに食傷気味になってしまいます。

ちなみにラヴェルのダフニスとクロエは
この曲をかなりパクってオマージュしています。
本人が云ってるのだから間違いないでしょう。
クライマックスで繰り返されるフレーズがそっくりです。
でも、ダフニスとクロエは何度聴いても、
聴き飽きないんだよなぁ…。


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January 18, 2016

音楽のインプリンティング。

私のようにでたらめなクラシックの聴き方をしてると、
演奏の良し悪しよりも、最初に耳にした演奏が
お気に入りになる可能性が高いです。
特に、中学、高校の頃に繰り返し聴いた音源は
音色やテンポや間合いなど、細かいところまで耳に焼き付いて、
それ以外の演奏だとしっくりこない事が多々あります。
卵から生まれた鳥が初めて見たものを親と思うが如しです。
これをインプリンティング演奏、
インプリンティング盤と呼びます。
ここだけの話ですが。


例えば、ストラヴィンスキーの春の祭典なんかは
解釈でかなり変わってくるので、違和感も大きい。
私はコリンディヴィス&コンセルトヘボウで覚えたので、
それ以外の人の演奏は”違うトコ探し”になってしまいます。
ストラヴィンスキーの自作自演の音源を聴いても
「この解釈、違うんだよな。分かってないな。」と思う始末(笑)。


問題は中学、高校の頃に覚えた曲の出処が分からない場合です。
頭の中に響いている曲と合致する演奏が照合できないので、
誰の演奏を聴いても、違和感を覚えてしまう事になります。


今から七、八年前にも、このblogの記事で書きましたけど、
高校時代、友達にダビングしてもらったカセットで
何百回と聴いたラヴェルのクープランの墓が
一体誰の演奏だったのかを突き止めるべく
手元にある25人の演奏を聴き比べた事がありました。
そしたら、フランソワでもペルルミュテールでもなく、
ワイセンベルクだったと云う…。
全然ラヴェル弾きとちゃうやん。


で、最近引っかかったのが、ショパンの英雄ポロネーズでした。
中学生の頃、親にラジカセを買ってもらって、
最初にFMでエアチェックをした思い出深い曲。
それはそれは何度も何度も聴いたんですけど、
誰の演奏だったか全く記憶にありません。

先日、我が子のためのクラシック選びをしてて、
ルーヴィンシュタインの風格漂う演奏に
インプリンティング演奏との差異を感じてしまいました。

そのカセットテープはおそらく実家にもないので、
もはや確認する術がありません。
私の頭の中で鳴っている音も経年劣化しているんですけど、
中間部の左手のミ♯レ♯ドシの繰り返し部分が
ルーヴィンシュタインよりも速めで、歯切れがなく、
流れる様な感じだった気がしないでもないと
思えたり思えなかったりしたとかしないとか。
こりゃ、一生解明不可能だなぁ…。

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January 14, 2016

ピリオドな四季

私が学生の頃、ヴィヴァルディの四季と云えば
何が何でもイムジチでした。
私は持ってなかったけど、
友達の家で聴かせてもらったのも
確かイムジチだったと記憶しています。

で、それから35年以上経て、
我が子のためにこの曲は押さえておこうと
ネットであちこち調べて見たところ、
イムジチの四季人気は日本特有の現象らしく
世界的にはそうでもないらしい。
しかもイムジチ側も日本に来たら
四季の連荘なので嫌がってるらしい(笑)。
ネット情報なのでホントかどうか知りませんが。

で、我が子を国際人に育てるためには
世界的に評価の高い四季を聴かせねばなるまい、
って事で、こんなのを選びました。
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ヴィオンディの四季です。
1991年に録音された古楽器による演奏で
世界的にもヒットしたアルバムだそうで。

聴いてみると、何とも荒々しい。
耳慣れた四季のサロン的な煌びやかさは薄く、
田舎の山村の四季って感じです。
古楽器の音色やピッチが低い事も
影響しているのかも知れません。

これはこれで魅力ある演奏です。
特に夏の第三楽章は圧倒的な凄みがあります。
秋の第一楽章は村祭りの活気が伝わってきます。

でも、春の第一楽章はやっぱりイム…。


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January 12, 2016

フォーレは後期。

最近、我が子向けのクラシック選びが日課になっています。
有名どころのとっつきやすいモノをあれこれ聴いていると、
メインディッシュからのメインディッシュ状態に陥り、
すぐにお腹いっぱいになってしまいます。

で、気持ちをリセットできる音楽が必要になるのですが、
最近、頻繁に聴いているのはフォーレの晩年の作品。

ピアノ曲だと夜想曲の第九番以降、
舟唄の第八番以降、前奏曲など。
室内楽ではヴァイオリンソナタ第二番、
二曲のチェロソナタ、
ピアノ五重奏曲第二番、ピアノ三重奏曲、
そして、最後の作品である弦楽四重奏曲あたり。

フォーレの作風は初期と後期で大きく変わるので、
人によって好みが分かれると思いますが、
曖昧な調性が混ざりこんでくる後期が好きです。

ピアノ曲は定番とも云えるユボーの全集を、
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室内楽は録音の新しいこの全集を聴いています。
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評価の低い録音に関しては
再生環境に配慮がいるかも。
通勤に使っている安いインナーフォンだと
ギスギスの痩せた音に聴こえていました。
で、家のオーディオで鳴らしたら、
作りすぎない臨場感があって
なかなかリアルな音色で好ましい響きでした。

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January 09, 2016

リロイではなくルロイが主流。

子供のクラシック入門としてかかせないのが
ルロイアンダーソンかもしれません。
私も小学生や中学生の頃、色んな機会で耳にして、
知ってる曲は何曲かあります。
ま、その後、とんと聴かなくなるのも、
ルロイアンダーソンのポジショニングかもしれません。

手元の子供向けオムニバスアルバムにも何曲か入っていて
我が子も"シンコペイテッドクロック"や"そりすべり"や
"ワルツィングキャット"を繰り返し聴いていました。
明るくて快活な曲が多いので、
他にも我が子に聴かせてみようと思いました。

普通なら本家アーサーフィドラー&ボストンポップスの
「ルロイアンダーソン名曲集」で充分なんでしょうけど、
こんなものを見つけてしまったんですよね。
Dsc_3671
「ルロイアンダーソン管弦楽集第1~5集」です。
ピアノ協奏曲や世界初録音も含まれます。
やるな、ナクソス。
新品では揃わなかったので、一部中古で調達。
知らない曲も沢山あって、私としても面白かったのですが、
演奏としてベストかどうかは微妙なところ。
特に"タイプライター"のストリングスのキレの悪さは
曲の魅力を台無しにしています。
ま、残念な点もありましたが、5枚のCDの中から
私が選んだ我が子へのベストセレクトがこちら。

--------------- 8< ---------------

01 Bugler's Holiday トランペット吹きの休日
02 Goldilocks – Overture ゴルディロックス~序曲
03 Belle Of The Ball 舞踏会の美女
04 Horse & Buggy 馬と馬車
05 Clarinet Candy クラリネット・キャンディ
06 The Waltzing Cat ワルツィング・キャット
07 Plink, Plank, Plunk! プリンク・プレンク・プランク!
08 The Irish Suite - 6. Girl I Left Behind Me
           アイルランド組曲~6.別れたあの娘
09 The Captains & The Kings キャプテン達と王様達
10 Promenade プロムナード
11 Sandpaper Ballet サンドペーパー・バレエ
12 Chicken Reel チキンリール
13 Goldilocks - The Town House Maxixe 
      ゴルディロックス~タウン・ハウス・マシーシ
14 Fiddle-Faddle フィドル・ファドル
15 Serenata セレナータ
16 The Classical Jukebox クラシカル・ジュークボックス
17 Old MacDonald Had A Farm 
         マクドナルドおじさんは農園を持っていた
18 76 Trombones 76本のトロンボーン
19 Jazz Pizzicato ジャズ・ピチカート
20 Sleigh Ride そりすべり
21 The Typewriter タイプライター
22 Alma Mater - 2. Freshman On Main Street 
     アルマ・マーテル~2.メインストリートの新入生
23 The Syncopated Clock シンコペイテッド・クロック
24 A Trumpeter's Lullaby トランペット吹きの子守歌

--------------- 8< ---------------

市販のベスト盤と大差ない選曲になってしまったけど、
あまり知られていない"Goldilocks"に
我が子が反応したのはちょっと嬉しかった。
ちなみに買ったCDを家族の為にコピーするのは
私的使用のための複製の範囲内なので合法だそうです。

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January 06, 2016

名曲だらけ。

個人的にベスト盤やオムニバスアルバムはあまり買いません。
理由は色々ありますが、何か厭なんですよね。

しかし、まだ落ち着きのない五歳児には
美味しいトコ取りのオムニバスくらいがちょうどいいのかも。

図書館で借りてきた「みんなだいすき!名曲大全集」は
なかなかいいチョイスで子供も気に入って聴いていました。
二枚組の一枚目が管弦楽で、"アイネクライネナハトムジーク"、
"剣の舞"、"タイプライター"、"白鳥の湖"、"天国と地獄など"。
二枚目がピアノ曲で、"トルコ行進曲(モーツァルト)"、
"メヌエット(バッハ)"貴婦人の乗馬"、"エリーゼのために"など。
残念ながら、現在廃盤なので、入手が難しい。

って事で、今販売されているオムニバスアルバムを買ってみた。


■クラシックのおもちゃ箱
Dsc_3594
グラムフォンから出てるのがびっくり。
選曲も楽しいなかなかのアルバム。
"おもちゃの交響曲"、"ゴリウォーグのケークウォーク"、
"ワルツィングキャット"、"そりすべり"、"クシコスポスト"など。
更には"ミッキーマウスマーチ"や"白雪姫ファンタジー"と云った
ディズニーの名曲がゴージャスに演奏されていて、聴く価値あり。
唯一"管弦楽組曲第二番"がシンセサイザーなのが惜しい…。


■こどもクラシック大全集 音楽のおくりもの
Dsc_3591
二枚組にたっぷり入って、なかなかの内容なのですが、
一部の曲が抜粋になっているのがいただけない。
"ウィリアムテル序曲"や"天国と地獄"の様に
有名なフレーズが出てくるまでがやたら長い曲は
緩徐部分を切り落とすのも仕方ないかもしれませんけど、
"ブランデンブルグ協奏曲"や"運命"をフェイドアウトするのは
如何なモノでしょう。
あと、オッフェンバックがオッフェンバッハと表記されています。
ひょっとしたら今はそうなっているのでしょうか。


■ベストオブベストオーケストラ名曲集
Dsc_3596
子供向けと云う訳ではありませんが、
四枚組で2000円を切る価格につられて購入(笑)。
一枚づつテーマがあって、
一枚目が歌劇~序曲、前奏曲、間奏曲、
二枚目がドイツ、オーストリアの作曲家
三枚目がイギリス、フランス、イタリアの作曲家
四枚目がロシア、東欧、北欧の作曲家
になっています。
こうなるとドイツ、オーストリアが激戦になり、
ベートーヴェンが"エグモント序曲"のみって事になっています。


■ベストオブベストクラシックピアノ
Dsc_3605
これまた四枚組で2000円以下のシリーズです。
モーツァルト、ベートーヴェン、リスト、ショパンなど、
何曲かづつ取り上げているところがいいかも。
サティ、フォーレ辺りが入っているのも面白い。
オーケストラの方もそうでしたが、
ベストオブベストってほど厳選されている感じはなく、
「てんこ盛りで安いよっ。」って感じがしないでもない。


■ベストオブベスト 珠玉のヴァイオリン名曲集
Dsc_3600
勢いでヴァイオリンのヤツも買ってみましたが、
これはちょっと失敗でした。
多くの曲がヴァイオリンとピアノにアレンジされており、
中にはサンサーンスの"白鳥"の様な他の楽器の曲が、
ヴァイオリンで演奏されているモノもちらほら。
子供にはまずオリジナルを聴かせたいので、
このアルバムは全く見当違いでした。


って事で、色々買い散らかしましたが、
一通り聴いてみて決心しました。
我が子のベスト盤は俺が作る(笑)。


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January 03, 2016

運命はかく扉を叩く。

運命はかく扉を叩く。
クラシック再入門の最初はこの一枚。
ベートーヴェンの運命、カラヤンです。

中学時代に手探りでクラシックを聴き始めた頃には
それなりに何度も耳にした筈なのですが、
今回、改めて聴き直してみたら、
第二楽章を完全に忘れていました(笑)。
ま、ベートーヴェンはほぼ素通りだったからなぁ…。

昔も今も個人的にええかっこしぃが苦手で
重厚なオーケストラで威風堂々とキメられると、
気恥ずかしさを通り越して、
滑稽にすら思えてしまうのです。

なので、とりわけキメのしつこい第四楽章は
鬼門中の鬼門って印象があったのですが、
久し振りに聴いたら、それほどでもなかった(笑)。

有名な第一楽章にしてみても
基本的に押しの強い音楽ではあるものの、
頃合に織り込まれる引きの部分が
聴き手を寸止めにさせて
「もっともっと。」と思わせるのですね。
なかなかのテクニシャンです。

一緒に入っていた田園の方は
更に記憶の彼方に消えかけていました。
牧歌的な穏やかな雰囲気に浸るには
カラヤンの演奏はやや速い印象を受けました。

って事で、齢五十を超えて、
初めての買ったベートーヴェンは
クラシック再入門にうってつけの一枚でした。

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October 20, 2015

病床のクラシック

風邪をひきました。
体がダルく、関節が痛みます。
一日デスクワーク出来る体調ではなかったので、
やむなく会社を休みました…。

嫁さんは仕事、子供は幼稚園なので、
家に独りぼっちです。
床に臥せっていると、気が滅入ります。

気分転換に音楽を聴くことにしたのですが、
なかなかしっくりくるモノが見つからない。
今の精神状態との隔たりが大きくて、
上滑りしてるような感じです。

なので、最近あまり聴かなくなった
重めのクラシックの棚から
ゴソッとCDを抜き出して、
適当に聴き散らかす事にしました。

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コチシュのバルトーク作品集の四枚目。
バルトークの泥臭さを三日三晩煮詰めたような
あのピアノソナタを収録。

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日本人女性四人のロータスカルテットの
日本人の作曲家の作品集。
矢代秋雄の弦楽四重奏曲と
三善晃の弦楽四重奏曲第三番黒の星座を聴く。
他の無機質な感じがする曲はパス。

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藤森亮一の無伴奏チェロソナタ集。
コダーイ、ヒンデミット、リゲティ。
無伴奏チェロと云えば、バッハが有名ですが、
その次に有名なのがコダーイでしょうか。
私が高校生の時にコダーイ生誕百年で
やたらFMで特集を組んでたと記憶しています。
その時の印象からか、この曲を聴くと、
なぜか学校の校舎が頭に浮かんで来ます。
このCD、コダーイばっかり聴いてだけど、
ヒンデミットの無伴奏チェロもいいなぁ。
特に第三楽章のメロディラインや
消え入るようなエンディングが快い。
リゲティは逆にバッハ的かも。

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アイヴスのコンコードソナタ。
ピアノソナタなのに、
第一楽章ではヴィオラが、
第四楽章ではフルートが入る。
ベートーヴェンの運命の頭のフレーズが
あちこちで引用されて出てきます。
ジャズファンにとっては
オータムインニューヨークに似たフレーズも
気になるところですけど、
さすがにこれは偶然の一致でしょう。
きっとアイヴスの方が早いし。


もっと聴くつもりでしたが、
しんどくなってきたのでこの辺で。


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August 31, 2015

九管ポップスファミリーコンサート

宗像ユリックスのハーモニーホールで開催された
九管ポップスファミリーコンサートに行きました。
Imgp8312_r

子供に生の楽器の音を聴かせたくて行ったのですが、
大人も楽しめる内容になっていました。
って云うか、最初のトトロメドレーで
子供以上にグッと来てしまった俺。
映画も観た事ないのに…(笑)。

乳幼児もいて、客席のあちこちで鳴き声が聴こえましたが、
それもまた一興。
オーケストラを取り巻く環境も音楽の一部なのです。
4分33秒と同じコンセプトだと見ました(違)。

楽団員のみなさんもコスプレをしたり演技をしたり、
みんなに楽しんでもらおうと一生懸命でした。

最後は妖怪体操で〆。
子供が飽きないよう一時間に凝縮された
素晴らしい演奏会だったと思います。

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August 16, 2014

真夏の昼のジャズ(二年ぶり二回目)

嫁さんと子供が帰省中なので、久々にジャズでも聴こうと思い立ち、
部屋のCD棚を物色しました。
それにしても、色んなモノがあるなぁ…(笑)。

あれこれ聴きたいのが見つかったので、
2~3トラックづつの聴き流しになりますが、


■LIFE IN THE BUBBLE
/GORDON GOODWIN'S BIG PHAT BAND(TELARC)
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今年買ったアルバムです。
ホーンセクションがキレキレです。
かなり旨み成分たっぷりのアレンジなのですが、
わかりやすさと高度なサウンドのバランスがちょうどいい。
適度にエレクトリックなのも新鮮味を与えていますね。


■LIVE AT THE LEFT BANK L.T.D
/DEXTER GORDON(PRESTIGE)
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ゴードン繋がりで(笑)。
手元にデクスターゴードンのアルバムは数枚しかありません。
メロディアスでインスピレーション溢れるアドリブは好みなのに、
何でもっと聴かなかったのか不思議です。
恐らく私の好みのジャズのスタイルが変わっていく中で、
オーソドックスなスタイルのジャズをスルーしたからでしょうね。
このアルバムは1969年の発掘音源です。
デクスターゴードンのソロはアイデアの泉で楽しい。
隙があれば引用してます(笑)。
一方、ボビーティモンズのピアノはあまり面白くない。
ドラムのパーシーブライスって人もドテドテしてて、
明らかに格下な感じがします。
ソロ回しなんかせず、ずっとデクスターゴードンが吹いてくれてたらなぁ…。

■SONNY STTIT/SONNY STTIT(MCA)
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ビッグネームであまり聴いてないのは誰だろうと考えたら、
ソニースティットが最右翼かもしれません。
これは1958年のアルバム。
のびやかで澱みないアドリブの洪水に大音量で浸りたい…。
ピアノはバリーハリス。ツボを得たバッキングと味のあるソロ。
とても聴きごたえのある一枚です。


■THE MOONTRANE/WOODY SHOW(MUSE)
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ウッディショウはこれからと云う時に事故で亡くなったので、
正当な評価をされていない気がします。
単なる70年代ジャズから一歩踏み出した新鮮さを感じます。
ピアノの音が新しいなぁと思ったら、オナージアランガムスでした。


■DOWN BY THE SALLEY GARDENS
/西山瞳(D-MUSICA)
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西山瞳と安カ川大樹のデュオアルバム。
ドラムレス、大好きです。
一曲目、二曲目と彼女らしい抒情性溢れる曲。
初期の作風に戻ったかの様です。
で、三曲目がなんと花笠音頭。
ピアノソロになると、まるで彼女のオリジナルのよう。
そうきたかー、って感じです。
その他もアイルランド民謡の"DOWN BY THE SALLEY GARDENS"や
宮城県の"大漁唄い込み"などが入っています。
彼女のアルバムの中で最も非オリジナル比率の高い作品(笑)。


■THE CORE/井上祐一(WHAT'S NEW RECORDS)
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一転してどバップな一枚を。
井上祐一の六年ぶりのリーダーアルバム。
東京を中心に活動をしているベテランピアニスト。
関東を離れて以降、長らくライヴに行ってないので、
これはとてもありがたい待望の一枚です。
気のせいかタッチがパウエルからモンクに寄った気もします。


■PRIMARY/NOBIE(APT CORP.)
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B-HOT CREATIONSのヴォーカルを努めていたNOBIEの
2011年の初リーダーアルバムです。
冒頭、なんとトニーニョオルタとのデュオで"SHINKANSEN"。
続いて"BLACKBIRD"、"HUMAN NATURE"とポップスの名曲を
彼女のヴォイスパフォーマンスも交えて自分のカラーに染めまくる。
存在感ありすぎです。
どうやら近々にレコーディングがあるみたいですので、
次回作もそのうち出てくるのかな?期待です。


■AT FIRST GLANCE
/WOODY BECKNER & JEFF SMITH(SELF-PRODUCE)
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最後は棚から適当に引っ張り出した一枚を。
リーダーのWOODY BECKNERがギターでJEFF SMITHがサックス。
比較的オーソドックスな4ビートなんですけど、
頃合いにアウトする感じが新鮮だったりします。
他でどんな活動をしてるのか知りませんけど、
少なくともサックスのジェフスミスはなかなかのプレイヤーです。


って事で、今回はこの辺で。
次回はいつになることやら。

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December 09, 2013

TRAVELS/東かおる 西山瞳(Apollo Sounds)

今年一番のアルバムが年末になって登場しました。
聴く前から、クルんぢゃないかなー、間違いなくクルなー、
って予感はありましたが、聴いてみたら、やっぱりキた…。
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TRAVELS/東かおる 西山瞳(Apollo Sounds)

ムーンリヴァーを除き、他は全て西山瞳のオリジナル作品。
難しい曲の数々を一切の誤魔化しなく唄っているだけでなく、
最初からヴォーカル曲だったと錯覚するくらいの完成度です。

高度なんですが、聴き手がおいてけぼりにならないで、
プレイヤーとリスナーの距離が短いのが
西山瞳の曲のカラーではないかと思うのです。
東かおるのヴォーカルで豊かに表現されると、更に身近に感じます。

ドラムが入っていないのも一つのポイントではないかと思います。
細かい表情が掻き乱されることなく伝わってくる気がします。

私にとってはアルバムオブザイヤーでした。

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September 18, 2013

久々の音楽談義。

嫁さんと子供が実家に帰っているのをいいことに(笑)、
家で会社の後輩と音楽を聴きながら呑みました。

昔はしょっちゅうやってた友達との音楽呑みですが、
とんと久しぶりでした。
考えてみたら、結婚してから初めてですわ…。


私のオーディオの雰囲気を聴いてもらうために
定番の2枚を掛けました。
ステイシーケントとブロイアンブロンバーグです。
ヴォーカルの艶っぽさとウッドベースの生々しさが良く分かるディスク。
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ま、どちらも録音が良いので、大抵のコンポでよく鳴りますが。

後輩はプログレが好きとの事で、最初に聴かせてもらったのが、
エマーソン・レイク・アンド・パーマーの「展覧会の絵」と「タルカス」。
「展覧会の絵」は知ってましたが、ちょっと聴いただけでした。
「タルカス」は全くの初めて。
1970年代頭の音楽とは思えませんでした。
オルガンがかっこいい。

って事で、オルガンを一枚。
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変拍子比率が高かった頃の西山瞳さんのアルバムを一枚。
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確か彼女もプログレ好きだったと訊いた記憶があります。

友達の口からオスカーピーターソンの名前が出てきたので
私が一番好きなのを一枚。
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変態的な音楽も。
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柔らかい音楽も。
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おちゃらけた音楽も。
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ミーハーな音楽も。
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あとLPも。
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しかし、この日の一番のヒットは後輩が持ってきてくれた
新日本風土記のテーマ曲「あはがり/朝崎郁恵」でした。
何なんでしょうね、この唄の凄みは…。
ピッチが低めで不安定に感じるのですが、
独特の沖縄のこぶしで持ち上げて、
ビブラートの上の方でギリギリ音程が合う雰囲気ですか。
酔っていたとは云え、感涙したのは久しぶり。


楽しいひと時でありました。
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やっと九州でも話の合う趣味人と出会えました。

嬉しくてストラスアイラ、開封しました(笑)。
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November 09, 2012

更に久々の、

更に久々の、
西山瞳トリオ、パララックスのライヴなのです。

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February 04, 2012

MA'AYAN CASTELを聴く。

仕事中、車でFMを聴き流してたら、気になる歌声。
私の好きなアタックとヴィブラートで、いい声質でした。
なんでもバークリー出の新人だそうで。
あんまりバークリーを推してくるのは信用しないけど、
ジャンルはジャズぢゃないし、気にすることはないかなと思い、
さっそくCDを買ってみました。
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「WALK ON WATER/MA'Ayan CASTEL(SANCTUM RECORDS)」

ラジオで聴いたのは"COURAGE"と云う曲。
うん。やっぱりいい。
今どきのDIVAを目指す歌手がジャンルに日和って
"それっぽい"似たり寄ったりの唄い方に陥りがちなのに対し、
彼女の根っこは別のところにある様に思えてました。

で、他のトラックを聴いてみて、ちょっと納得。
声の出し方がボブマーリーに似てる気がします。
レゲエっぽい曲になるとその特徴がぴったり嵌ります。
だからレゲエっぽい曲はあまり唄わない方がいいかも(笑)。

デビューアルバムなので、あれこれやりたい感が詰まってますが、
二枚目、三枚目で落ち着いてきたあたりでどうなるかも楽しみです。

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November 02, 2011

聴いてないCDの山

大量にCDを買っていた頃の習慣で
未聴CDを入れておくボックスがこれです。
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アマゾンなどからCDが届くと、リストに入力後、
一旦ここに収める事にしています。
そして、聴いた後はそれぞれ分類して棚に並べるのがマイルール。
こうする事で聴かないまま棚に埋もれてしまうのを防ぎます。


ところがこのボックス、なかなか先入れ先出しができてません。
数年経ってるのに未だに残留しているCDがあります。

その要因の一つは気持ちの変化です。
アマゾンでクリックした時は聴く気満々だったのに、
届いた時には心変わりしていたと云う事がよくあります。
で、聴きたくなるタイミングを計っているうちに忘れてしまう。

また、惰性買いも長期残留要因となります。
あるミュージシャンのCDを集め始めたら、
それほど欲しくないアルバムでも何となく買ってしまう。
既にそのミュージシャンにそれほど魅力を感じなくなっていても、
惰性で買い続けてしまうのです。病気ですね。

もう一つの要因は環境の変化です。
嫁さんと子供の前では絶対に聴けないヤツが結構あるんだな、これが。
家族の団欒にはおよそ似つかわしくない音楽…。
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はてさてこのBOXが空になる日は来るのでしょうか?

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October 21, 2011

久々に音楽を聴き散らかす。

食べ物とコネタばっかりで音楽がおろそかになってました。
若干ネットでのCD購入は控えめになっているとは云え、
それでも色々買ってるので、未聴CDが溜まってきました。

と云う事で、久しぶりにノンジャンルで聴き倒したいと思います。


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■TAKEMITSU SONGBOOK/CHORO CLUB(SONG X)
ショーロクラブとゲストヴォーカルによる武満徹の曲集です。
初っ端インストで演奏される"翼"が武満の曲とは知りませんでした。
って云うか、武満がこんなにポップな曲を沢山書いてるとは。
中には昭和歌謡の薫りのする作品もあったりします。
アンサリー、おおたか静流、沢知恵などが参加してます。
やっぱり、アンサリー、いいですねぇ。
"死んだ男の残したものは"は重く暗い歌詞ですが、
彼女の様にさらっと唄った方がグッときます。


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■LETTERS TO HERBIE/VIKTORIA TOLSTOY(ACT)
ヴィクトリアトルストイの2011年のアルバムはハービーハンコック曲集。
私がハービーハンコックの曲をそれほど認識していないので、
カヴァーアルバムを聴く際の「あ、この曲をこんな風に。」みたいな
愉しみ方があんまりできなかったってのが正直なところです。
とは云え、全編通してヴィクトリアトルストイのカラーが出てるので、
純粋にクォリティの高い新譜が聴けただけでも嬉しゅうございました。


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■Natsukasii/HELGE LIEN(ozella)
ヘルゲリエンの2010年の録音。
詩の様に吟味した少ない音数で奏でる曲もありますが、
テンポが速めでモーションの多い曲も多い印象です。
しかしそれでもジャズっぽいフレーズを垂れ流す事なく、
彼らしい音は維持されていますので、
単なるヨーロッパ系ピアノトリオって枠には収まってません。


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■起きてください/小川美潮スプラゥトゥラプス(AGOGA)
油断してたら小川美潮の新譜が出てました。あぶないあぶない。
ウズマキマズウの延長線上のバンドカラーです。
小川美潮の声はちょっとだけ年齢を感じさせますが、
それでも伸びやかで溌剌と明るい声質は幸せ度が高い。


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■WHAT LOVE IS/ERIN BOHEME(CONCORD)
コケティッシュなヴォーカリストで力量はかなりありそうです。
でも、アレコレやりすぎな感じがしないでもない。
どジャズなスタイルから売れ線スタイルまで
多彩&多才な変化をみせるんですが、纏まりはちょっと…。
もう少し一つのカラーで絞った方が能力が色濃く出ると思います。
タイトル曲の"WHAT LOVE IS "みたいな曲の方が合ってるかも。


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■MUSIQUITA/MARTA GOMEZ(ALUNA)
ブラジル系(と思う)ヴォーカリスト。
かなりしっかりとした実力を持ってる歌手だと思います。
軽いボサノヴァではなく、民族色にもしっかり染まってるので、
板についた南米音楽のテイストが味わえます。


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■MARTIAL SOLAL LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD/(CAM JAZZ)
マーシャルソラールの2007年のソロライヴレコーディング。
いきなりこの音の厳しさにヤられる。
やっぱり凄いわ、ソラール爺さん。
"ON GREEN DOLPHIN STREET"、"LOVER MAN"、
"I CAN'T GIVE YOU ANYTHING BUT LOVE"と
古いスタンダードが続いていますが、古さや緩さは皆無です。
イマジネーションの赴くまま、テーマがカラフルに変奏されていきます。
コードをベースにした音数詰め込みのアドリブではなく、
テーマを弾きながら発想が自由に変化していく感じが強い。
ソロならではの濃さを堪能できる一枚ですね。


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■詩篇交響曲:ストラヴィンスキー
/ブーレーズ&ベルリンフィルハーモニー(GRAMMOPHONE)
3大バレエに集中しがちなストラヴィンスキーの交響曲集。
"管弦楽のための交響曲"と"詩篇交響曲"と"三楽章の交響曲"が聴ける。
中でも"詩篇交響曲"は新古典主義時代の大作であり、
テイスト的には次の十二音技法時代の雰囲気がちらちら見え隠れします。
合唱も入り、シリアスにスケールでかく盛り上がる作品。
もっと演奏されてもいいのになぁ…。


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■TRIO 14/INGA SWEARINGEN(SELF-PRODUCE)
音程やテクニックもしっかりしてる上に
声質が良い加減に女性的で、ちょっとクール。
なかなか好みの女性ヴォーカルなんですけど、
かなり張り切ってしまってガサツな雰囲気が出たり、
キャラを作って演技過剰で唄ってしまってる曲があったりと、
ちょっと残念な気がします。
自然体で歌ってくれたらそれでいいのになぁ…。
って、これが自然体だったりして。
バックの演奏はシャープさがなくかったるいかも。


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■LAST CONCERT/CLIFORD BROWN&MAX ROACH
ちょっと前に発掘されたブラウン=ローチクインテットの音源。
音質はかなりよくない。時々音が消えそうになるくらい。
それが分かってても、出たら買っちゃうんですよね。
できれば出してくれなければいいのにとすら思います。
それでも集中して聴くと、凄いプレイを演ってるのがわかる。
ブラウンも凄いけど、ロリンズも凄くなってます。
ジャズを聴き始めの頃、ブラウン=ローチを聴いた時には
ハロルドランドの方がカッチリしてるので、
このバンドには合ってると思ってたけど、
今聴くと、ロリンズの柔硬の変化はこのバンドを超えてたのかも。
すみません。自分にしか分からない雑感を描いてしまいました。


久々に色々聴き散らかしました。楽しかったです。

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July 10, 2011

我が家の音楽事情。

ここんとこ、家では周りの雰囲気を変えてしまうような音楽は聴けません。
激しいのや、暗いのや、静か過ぎるのや、アホなのなんかは自主的にNG。
となると、私の持ってるCD、レコードの大半が駄目って事になります(笑)。

ま、それでも探せば子供向きの作品なんかも結構あって、
最近はその辺のニーズに合ったモノをがさごそ発掘してるところです。
その中から実際にヘビーローテーションで聴いてるアルバムや
今後使えそうなアルバムをピックアップしてみたいと思います。


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「たのしいどうよう」「よいこのどうよう」
これも別に子供が生まれたので買ったのではありません。
何でこんなCDを持ってるのかと云いますと、
それぞれ1曲づつ、小川美潮の歌が入ってるからです。
しかし、子供は小川美潮の良さがわからないようです。
聴いて喜ぶのはいかにも子供向けアレンジの「おんまのおやこ」。
9ヶ月にして音楽の筋が悪いな…。


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「うたううあ」
アレンジも編曲もUAらしさがありつつも、
ぎりぎり子供も喜ぶ絶妙のラインです。
「森のくまさん」をかけるとニコニコしてます。
「マーチングマーチ」は子供はガン無視ですが、私は嵌った。

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「こころうた/アンサリー」
文句なしに大好きなアルバムです。
ちょうどアンサリーが出産した後に作ったアルバムなので、
母親の優しさみたいなものが全編に横溢しております。

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「むしまるQゴールド大集合!大脱皮のテーマ」
伝説のNHKの教育番組の挿入歌集。
だから、子供向けにいいかと思いきや意外と使えません(笑)。
だって、音楽は我々の世代向けパロディのオンパレードだもん。
ビートルズ、ビーチボーイズ、ビリージョエル、ボストン、ジミヘンなど、
分かってる人が聴いてニヤリとする作りになってますもんね。
私の好きなのは遥か昔にも書きましたが「哀愁のヨーロッパバイソン」ですね。
タイトルから想像つくようにサンタナの「哀愁のヨーロッパ」のパロディ。
なんですが、なぜか関西弁。
「やんちゃしましたわ。」だの「どないもわやですわ。」などの歌詞が出てくる。
ここからは私の推測ですが、サンタナの「哀愁のヨーロッパ」と
上田正樹の「悲しい色やね」が似てる事からの連想ではないかと思うのです。

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「わたげのお散歩/イノトモ」
イノトモの優しい声で穏やかな時間が過ごせる童謡集です。
「南の島のハメハメハ大王」や「やぎさんゆうびん」が好き。
「ゆりかごのうた」はホンマに寝てしまいますよ。

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「ファイト/由紀さおり」
ファイトは本仮屋ユイカ主演のNHK朝の連ドラです。
歴代朝ドラの中でも非常に視聴率が低かった番組なので印象に薄いかも。
観てた私が云うのもなんですが、
「あのエンディングはないんぢゃないの?」ってくらい
実に尻切れトンボ感のある話でしたが、
旅館の女将役の由紀さおりが歌うシーンが頻繁にあり、
その唄がとても良かったんですね。
ありがたい事にその劇中の歌が一枚のCDになりました。
「川の流れのように」「星影の小径」「見上げてごらん夜の星を」
「翼をください」「埴生の宿」「ブラームスの子守唄」など全23曲。
これは是非子供に聴かせたいアルバムですね。
冒頭の「サイゴウジョンコ応援歌」は今となっては浮いていますが(笑)。

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「ゆりかごの歌/岩崎宏美」
岩崎宏美の若い頃の歌声で童謡が聴けるアルバム。
「赤とんぼ」「椰子の実」「ペチカ」「夏は来ぬ」など全19曲。
声が澄んでいて伸びやかなんですが、録音のせいかややきつい。
致命的なのはアレンジが古臭い事。非常に残念です。

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「二胡が奏でる 日本の四季/姜建華」
日本の歌を二胡で聴くと、大らかなうねりのようなものが加わって
雰囲気がガラッと変わりますね。
「花」を聴いても、隅田川の情景ではなく、水墨画の世界が浮かんできます。

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「タイムレス/タイムファイブ」
日本の大御所アカペラグループのカヴァーアルバム。
「夜空ノムコウ」「空に星があるように」「夢で逢いましょう」など
アカペラ向きの落ち着いた曲も素晴らしいですし、
「ひょっこりひょうたん島」「夢の中へ」「東京ブギウギ」など
アップテンポの曲も実に楽しいです。

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「アニメンティーヌ」
「アニメイヤ」
CMなどでも使われてるのでご存知の方も多いと思いますが、
アニメンティーヌはボサノヴァアレンジのアニメ曲集。
割と古めで、「天才バカボン」「ラムのラブソング」「タッチ」など。
アニメイヤは如何にもメイヤってアレンジで聴かせるジブリ集。
冒頭のトトロのアレンジは「ALL 'BOUT THE MONEY」っぽくてニヤリです。
残念ながら猫の恩返しの「風になる」は入っていません。
ソニーの企画だから仕方ないですね。

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「つじベスト」
って事で、つじあやのでしょう。
子供の情操教育にも良さそうなサウンドですから。
つじあやのが結婚して子供が生まれたら、
どんな音楽を唄うんだろうなぁと思いを巡らせてみたりしてます。

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最後は「FUTUROS AMANTES/ANA MARTINS」。
このアルバム、何年聴いてる事やら。
一曲目の「A VIDA LEVA」(別名:ちゃんちゃいおん)が流れた瞬間、
全ての人は幸せになれると、どこかで読んだことがあります。
確か、数年前のBLOGGYなんとかSってブログで(笑)。

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July 04, 2011

選曲の謎

選曲の謎
二、三年前に出たケイリラのアルバムなんですが、
タイトルが「kandagawa」。
あのフォークソングの定番「神田川」のボサノヴァです。
しかも日本語で唄ってるんですよね。
前のアルバムでも一曲、日本語で唄ってたんで、
何か意味があるのかもしれませんが、
四畳半フォークの歌詞を片言の日本語で唄われると、
ブラジルから出稼ぎにきたオネエチャンが
妻子もちのガハハオヤジに騙されてるような
可哀想なお話に思えてしまうのは私だけでしょうか。

ちなみにこのアルバム、日本盤は出てないと思います。

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June 09, 2011

ニコニコ動画投稿ネタです。
あとちょっとなので、我慢してください(笑)。
痛くないようにしますから(意味不明)。


これは"てけてけ"の次にアップした3つ目の投稿作品です。
"てけてけ"が明るくポジティヴな曲だったので、
どうしようもなく暗いネガティヴソングをアップしたくなりました。

そこで引っ張り出してきたのは15年以上前に作った曲。
営業車運転中の鼻歌で出来た曲です。
歌詞もほぼその時のモノ。よっぽど仕事が厭だったんでしょう(笑)。

憂いのあるのシンプルな泣きのメロディなので、
昔のバンドではよくインストで演奏しておりました。
そして、一、二度、人前でこの歌詞で唄った事もあります。
今考えても恥ずかしいです。穴がなくても掘って入りたい。
そして石橋を叩いて割って、他人が渡って来れないようにしたい。

レゲエのリズムパターンがよくわからなかったので
BAND IN A BOXの自動アレンジをほぼそのまま使い、
ちょっとばかしブラスを重ねたお手軽アレンジです。


いつものごとく引用をやってますが、今回はかなりおおっぴらです。
バリトンサックスのアドリブでショーターの"WITCH HUNT"、
ブラスアンサンブルでボブマーリーの"GET UP STAND UP"、
エンディングはレイブライアントの"SNEAKING AROUND"。
ってか、最後は曲が変わってしまってるし(笑)。


セクシーなミクのイラストは明らかに狙いました。
でもイマイチ伸びませんでしたね…。

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June 04, 2011

六月の空

ニコニコ動画投稿作品の再掲載ネタです。
今一つウケは良くないですが、あとちょっとです。
ご勘弁ください。


ニフティのFMIDIORGにアップした曲の中から
"Cloudy noon"と云う曲をボーカロイド化しました。
元々ソプラノサックスが主旋律を演奏していたんですが、
これをルカに置き換えただけの再利用作品。


写真はririkoさんにお願いして沢山使わせていただきました。

この曲にもかなりあからさまな引用があります。
ベースソロでストラヴィンスキーの春の祭典を使いました。

そこそこ六月の爽やかな雰囲気に仕上がってるかな。

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May 07, 2011

いつもの場所に

あんまり評判がよろしくないニコニコ動画ネタをしつこく続けます。
今回は最も恥ずかしい曲を載っける事にいたしやしょう。
初めてニコニコ動画にアップした曲です。


なんでニコニコ動画に投稿しようと思ったのか、
今となっては動機が思い出せませんが、
恐らく創作系の事を久々にやりたくなったんだと思います。
しかし、パソコンで曲を作ったのが10年以上ぶりと云う状態で、
昔のケークウォークプロをインストールしようにも
フロッピーディスクを入れるスロットがない(笑)。
新たにソフトやハードを買い足し、あれこれ試行錯誤して
ようやく音楽環境を整えた訳ですが、動画作りには新たなスキルも必要。
新しいシーケンスソフトにも慣れないといけないし、
ボーカロイドのパラメタも理解しないといけません。
更には動画用の絵も描かないといけないし、
何よりも苦手な歌詞を書かないといけないぢゃないか。

って事で、いっぺんに押し寄せてきた課題を一つ一つ解決する…事なく(笑)、
適当にいなしながら、リハビリと様子見で作ったのがこの曲です。

全面的に完成度のユルい作品ですが、メロディラインだけは自分らしいかな。

ニコニコ動画を見てるのが若年層だろうって安直な発想で
学生時代の淡い恋の歌を書いてみました。
恥ずかしさで死にたくなりました(笑)。
ありがちな内容ですが、エッセンス程度に自分の思い出も入ってます。
中学生の頃、クラスの女の子と同じ塾で…ごにょごにょ。
ま、誰だってそんな思い出の一つや二つあるもんでしょう。

如何にもDTっぽい歌詞があまりに気恥ずかしかったので
〆鯖エケエケって別の名前でアップする事にしました。
HNに特に深い意味はありません。単に〆鯖が好物だからです。
エケエケとは好きだったメガドラソフトのランドストーカーに出てくる
体力回復の実の名前です。音の響きだけで付けました。

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April 29, 2011

モスキート2作品

またまたFMIDIORG時代のデータそのまんまの動画です。
すみません。

"Cakewalk for mosquitos"は蚊の様子を描いた曲です。
MIDIでサキソフォンクァルテットをやってみたかった。
サキソフォンクァルテットも色々ありますけど、
ボビーワトソンの29th street saxophone quartetを意識しました。

作り始めでイントロ部分がたまたま蚊の羽音に似ていたので、
蚊をテーマにする事にしました。
ドビュッシーの"ゴリウォーグのケークウォーク"をちょっと引用。


それを全部ミクに置き換えると云う荒技で作ったのが
"モスキートには気をつけろ"です。

ほぼ"Cakewalk for mosquitos"のまんまですが、
アルトサックスのアドリブ部分はミクの声が聴きとれるよう、
若干音を整理しております。
蚊に関するアルアルネタやウンチクで繋いでみましたが、
途中でネタが尽きたので、落語の「延陽伯」や「寿限無」で誤魔化しました。

「ペネロッピー、ペネロッピー、マントメガネに気をつけろ。」は
「ペネロッピー危機一髪」の歌詞です。

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April 28, 2011

浮光

つたない自作動画ネタです。
今回はちょっと毛色の違う「浮光」って曲。

完全に趣味に走った作品です。
ノーマウィンストン、ケニーホイーラー、ジョンテイラーの
AZIMUTHを下敷きにして作りました。
ニコニコ動画の層には絶対にウケないと思ってましたが、
聴いてくれた人の評価は思った以上に良かったです。
発売前の巡音ルカ用に作り始め、ミクで仮歌を入れてみたら、
意外としっくりきたのでそのままアップ致しました。

あんまりこう云った曲作りをした事がなかったので、
面白かったです。

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April 22, 2011

けだるい場所、狂った時間

またもや四十路なから男の懐かし話です。

パソコン通信時代、ニフティのFMIDIのオリジナルフォーラムには
凄い人がたくさんいました。
こちとらMIDIを始めたばかりで各種パラメタはちんぷんかんぷん、
それどころか音色設定もイマイチ理解できてない位のレベルでしたから、
「これが打ちこみかっ。」と思うくらい凄い作品を目の前にして
ただただ、目を丸くし、耳を疑い、口つつしめば、命長けれ、な状態でした。

更に、その中でジャズの息が掛かってそうな人々が地下組織を作り、
PATIOと云う閉鎖的なコミュニティにたむろしておりました。
私もその末席に名前を連ねさせてもらい、
夜な夜な人の書き込みに絨毯爆撃を加える日々でした。

ある日、その仲間でセッション作品を作ろうと云う話が持ち上がり、
演る曲をメンバーから募集する事になりました。
で、私が提出したのがこの曲です。
ま、当然の事ながら、私の曲はボツになり、
企画自体も立ち消えになってしまいましたが、
手元に残ったこの曲をいつかはちゃんと仕上げてみたいと思ってました。

で、歌詞をつけてボカロに仕上げたのがこの作品です。

最初はインストで仕上げるつもりだったんですが、
不条理な詩で60~70年代の青臭い背伸び感が出せないかと思い、
適当に響きのいい言葉をそれらしく羅列してみる事にしました。
歌詞をつける気恥かしさも半減されるし、一石二鳥かなと。
「蜜よりも甘い血の色」とか「秘密の守護者」のそれっぽい表現は
それぞれダリ、ポロックの絵のタイトルからの引用です。

ところがこの歌詞がかなり不評でした。
世代の違う若者には「中二病」と映った様です。
「中二病」と云われて、意味を調べる私(笑)。

ま、評判はとにかく、一つの形に仕上げられた事は良かったです。

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April 19, 2011

犬と黒猫の夜

かれこれ20年近く前に作ったボサノヴァの曲のお話です。
曲のタイトルは"THE LAST BOSSA"。
難波にあったYAKATA MILDと云うジャズ&ボサノヴァの店の
三周年記念に私が勝手にプレゼントした曲です。
恐らくマスターも忘れてます(爆)。
今は心斎橋に場所を移し、YAKATA de voceって名前に変わって、
更にボサノヴァ色を深めたライヴ中心のお店になっております。

この曲、当時は私が所属してたバンドでもよく演奏しましたし、
そのバンドのリーダーであるsyu-長がオケアレンジをして
OBCジャズオーケストラに演奏してもらった事もありました。
私の中ではかなり思い出のある作品なのです。

この曲に歌詞を付けたいとはずっと思ってたんですけど、
私が作詞したら、いなたい内容になるのは目に見えてたので、
ピアプロで知り合いになったしみおみさんにお願いしました。
彼女は短期間のうちになんと2つの案が送ってくれました。
そのうちで猫に恋い焦がれる犬の詩がとても気に入ったので
そちらを使わせてもらう事に致しました。

犬をイングリッシュホルン、猫をフルートに割り当て、
歌詞にあわせて笑った感じとか吠えた感じを出してみましたが、
あんまりわかって貰えてないみたいです。
夜っぽくストリングスとフレンチホルンでハーモニーを付け、
抑えめに細かい表情付けをしたつもりだったんですが、
「MIDIのベタ打ちっぽい。」と書き込まれたのにはガックリしました。


それでも私にとっては初めて共作した思い出の曲となりました。

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RPGのように

四十路男の思い出話になりますが、
最初のドラクエ三部作の頃の嵌まり具合ったらなかったですね。
気が付いたら朝なんて事はザラでした。

特にドラクエ1の頃はRPG自体がもの珍しくて、
ちょるの下宿でアクションゲームを交代で遊ぶように、
ドラクエを30分交代で遊んでたのが懐かしい(笑)。

そんな熱かった時代を思い出して作ったのがこの曲です。
RPGの王道である伝説の勇者をテーマにした曲ですが、
本当の主役は彼に感情移入するプレイヤーです。


ドラクエっぽいイメージで鼻歌を唄ってみたら、
あまりにもすんなりとメロディが浮かんできたので、
「また無意識で盗作してしもたか?」とビクビクしてしまいました。
(※「夢見ごこちの恋の夜」参照)

割と使いやすいテーマだったので、
アレンジや速さを変えると色んな雰囲気が出せました。
そこそこ編成が大きいのに、譜面も書かず作り始めたので、
途中で訳わかんなくなりそうでした。

いつもの如くお遊びで引用をやらかしてます。
G線上のアリア、ドラクエ宿屋に泊った翌朝の音楽。
ま、あからさまなのでわかりますよね。

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April 18, 2011

工場のあの娘

かつてニフティのFMIDIORGにアップした曲の中で
唯一のボーカル作品が"工場のあの娘"でした。
高校生の頃に作ったので、かれこれ三十年ちかく経ってます。
昭和の唱歌の様な四七抜きのメロディが親しみやすいのでしょう、
割と色んな人に喜んで貰えた歌ではないかと思ってます。

ニコニコ動画へのアップに際し、CGを一からモデリングし、
骨も入れて自由に動かせる状態まで作ったのに、
最終的にはいつもと同じ紙芝居動画になってしまいました。
当時の私のパソコンがマウスコン●ュータの欠陥機で
ちょっと重い処理をしようものなら、力なく眠る様に落ちてしまい、
アニメーションどころではなかったのです。

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March 30, 2011

夢見ごこちの恋の夜

これもお風呂の鼻歌から出来上がった作品です。
流れのままにメロディを連ねて行ったら、
自然ないい感じに仕上がったんですが、
知らないうちに人の曲をパクってしまっていました。
友達のsawaraさんの「けけけの歌」って曲に似てる。あまりに似てる。
って云うか、間違いなく盗作だ…。
だって、この曲を作るちょっと前に聴いてるんだもん(爆)。
既に動画はほぼ完成状態。私は頭を抱えました。
諦めきれない私は駄目もとでsawaraさんに相談させていただいたところ、
心優しきsawaraさんは「ちょっと似てるかな。」と許して下さいました。

って事で"けけけの歌にインスパイアされた"旨を明記して、
公開するに至ったのです。鼻歌ってのも要注意ですね(笑)。


【巡音ルカ】夢見ごこちの恋の夜【オリジナル】

この曲では巡音ルカの英語力を逆手にとって、
日本語の歌詞を英語ライブラリーで唄わせたのがミソ。
外人がたどたどしい日本語で唄うキュートさが出たかなと思います。

歌詞の内容は直接表現はありませんがそこそこエッチです。
要は二人でホテルに入って出るまでのストーリー。
いわばユニコーンの「命果てるまで」の女性版ですか。


ちなみにsawaraさんの「けけけの歌」はこちらです。


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March 29, 2011

をる

最近、旧友のゴンジーも折り紙に目覚めたみたいなので、
記念にこの曲をアップしてみる事にしました。


【ボカロオリジナル】をる~origami~【ルカ弾き語り風】

名古屋でひマワリさんのピアノの弾き語りを聴きに行って、
ヴォーカルと伴奏の関係とは全然違うなぁと思い、
声とピアノの呼応を意識して作ってみました。
ピアノに力が入ったところでは声にも力が入る様に表情を付けました。
自分ではこだわったつもりですが、あんまり気付いて貰えてないみたいです。

テーマは折り紙です。
DTMと折り紙の取り合わせは恐らく私しかやらないだろうなぁ(笑)。
動画中の作品は一部を伝承作品除き、オリジナルです。
このblogにも折り図を掲載してますので、興味があったらそちらも是非。

ルカの横顔の絵があまり可愛くないのが今も心残りです。


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March 26, 2011

てけてけ

ココログにニコニコ動画が貼り付けられる事を
つい最近知りました。

って事で、二年くらい前にアップしてたオリジナル曲を
ちょこちょこっと貼り付けて行こうと思います。
それなりに手間が掛かってるにも関わらず、
ニコニコ動画ではあまりに人気がなかったので
少しでも努力が報われるようこちらに載せる事にしました。
解説+云い訳付きです。


【ボカロオリジナル】てけてけ

風呂場の鼻歌からあれよあれよと云う間に出来た安産型の曲。
まだ歌詞を付けるのが気恥ずかしかった頃だったので、
あんまり感情移入せず、「てけてけ」とか「もよもよ」みたいな
曖昧な繰り返し言葉に逃げてみたところ、
逆に四十路の男が作った歌とは思えない仕上がりになりました。

私にしては珍しくすこーんと抜けた明るい曲調なので、
割と今でも気に入ってるのですが、
もう少し丁寧に仕上げたらよかったなぁと反省してます。
新しいシーケンスソフトを使い始めたばっかりだったため、
コピペ中にティックが微妙にズレたのに気付かず、
間奏のブラスアンサンブルがツッコミ気味になってます。
実に気持ち悪い…。

あとイラストをもうちょっときちんと書けばよかったなぁ。
使い始めたばかりのSAIで適当に3分で描いた手抜き絵だもん。

直したいところはその辺りかな。


歌詞の「会えない時間じゃ愛は育たないよ。」は
郷ひろみの「よろしく哀愁」への反論です。
会えない時間で育つのは愛ではなく恋ぢゃないかと
ずっと引っ掛かってたので、ちょこっと入れてみました。
反論ってほどでもないんですけどね。

最後の引用はおちゃらけです。
モーツァルトアイネクライネナハトムジーク。

引用好きなので他の曲でもよくやってます。

って事で、色々大変な事がありますけど、
ポジティヴシンキングで行きましょう。

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March 19, 2011

「唄えない鳥の歌」を唄ってもらった。

ニコニコ動画には一年以上投稿してないですが、
昔作った曲を昔知り合いになった人が唄ってくれました。

知らないうちにココログもニコニコ動画の貼り付けが
できるようになってたのね。

それにしても、こんな難しい曲を唄えるなんて凄いなぁ…。
しかもとても澄んだ声で余裕を感じさせるくらい伸びやかに唄ってます。
元々10年くらい前にインストで作った曲なので、
ボーカロイド化した時、「こんなの唄えないよ。」って意味もあって、
タイトルを「唄えない鳥の歌」にしたと云うのにさー。
「唄える人もいる鳥の歌」に改名しようか(笑)。

しみおみさん、ありがとうございました。


ちなみに私が作ったボーカロイド版はこちらです。
イラストが巨乳過ぎる件についてはスル―してください。
煩悩を抑えきれなかっただけです。


実はこの曲、作った当初、自分らしい曲ができたと
とても嬉しかった記憶があります。
昔の文章が出てきたので引用します。

-------------- 8< --------------

Free as a bird (SC-88pro)
久しぶりに自分らしい曲ができました。
「空を自由に飛びまわる鳥は、果たしてホントに自由なのか…。
大きく深い空の中で小さな自分に不安を感じているのではないのか…。」
この曲を作る時頭に浮かんでいたのはそんな事でした。
昔、子供向け番組でカリキュラマシーンってのがあったのですが、
その中で流れていた鳩の唄が心に残っていました。
「鳩よ、淋しい鳩よ。どうして飛ぶの?空にはもう自由はないんだよ。」
って感じの歌詞だったと思うのですが、この印象がずっと心に焼き付いていて
今回の"FREE AS A BIRD"に繋がった様に思います。

-------------- 8< --------------

って事で、そのMP3データは3~4年前にアップ済みですので、
そちらの記事にリンクを張ってみました。
http://shiho.cocolog-nifty.com/bloggy_qs/2007/11/post_9019.html

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February 20, 2011

久々に日曜の昼下がりのジャズの時間

久々に音楽を聴きながら過ごす休日の午後です。
買うだけ買って聴いてないCDの山に手を伸ばし、
開封祭りと行きましょう。
但し、生後生後五ヶ月の子供が傍らにいるので、
あんまり激しいのは回避です。


P1070317
■JAZZ IMMORTAL/CLIFFORD BROWN(PACIFIC JAZZ)
クリフォードブラウンのパシフィックの音源を集めたCD。
未発表のトラックはなく、過去の寄せ集めなんですが、
ズートシムズとの共演が興味を引くところです。
古い録音ながら音質はなかなか良好。
冒頭の”DAAHOUD”の伸びやかなブラウンのソロを聴いて
思わずニンマリしてしまいましたよ。
ブラウンの後にズートが続くなんて、それだけで感動モノ。


P1070321
■CANTANDO/BOBO STENSON(ECM)
ボボステンソントリオの2007年の録音。
穏やかな中にもチクチクと緊張感の混じるのが堪りませぬ。
もっと音量を上げてECMの空気で部屋を満たしたいのですが、
子供が寝そうになってるので我慢です(笑)。


P1070318
■MYSTIC BRIDGE/BENNIE WALLACE(ENJA)
ベニーウォレスは近年すっかり丸くなってしまい、
かつてのしっちゃかめっちゃか感は影を潜めてしまいました。
しかし、このアルバムは往年のスタイルが復活して…、
と思ったら1982年の録音やん。
よく見たらベニーウォレスとチックコリアの共演だ。
あ、LP持ってた…。久々にジャケ違いに引っ掛かりました。
しかし、やっぱりこのころのベニーウォレスはいいなぁ。


P1070320
■PALINODE/HAVARD WIIK(MOSEROBIE MUSIC)
ATMICのピアニストHAVARD WIIKのソロアルバム。
直感的に音を重ねていくタイプの演奏なので
出来上がる音楽も枠組がぼんやりしています。
その手のソロピアノにありがちな退屈さや難解さはなくて、
適度なスパイスの効いた語り口で
良質の昂奮を聴き手に齎してくれます。
それでも話の内容はそこそこ難解ですけど(笑)。


P1070323
■WHERE TIME STANDS STILL/TRIOSENCE(OMAGATOKI)
トリオセンスがサラガザレクをフィーチャーしたアルバム。
これは理屈抜きにいい作品です。
サラガザレクの緑風の様な爽やかなヴォーカルが
トリオセンスの軽めのヨーロッパサウンドに見事にマッチ。
朝から晩まで聴ける生活向上音楽です。


って事で、自由時間が終了しましたのでこの辺で。

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February 05, 2011

久々の音楽時間。

嫁さんがインフルエンザで寝込んだため、
子供の世話をする為に3日間会社を休み、
そのまま週末に突入。
二十四時間、ミルクとおむつと雑務に追われ、
かなり疲労困憊状態です。
これを毎日続ける母親って凄いなぁと実感しております。


子供を寝かしつけて、土曜の朝の小休止。
 
 
さて、何をしよう…。
 
 
 
よし、久々に音楽を聴こう。
おいらの趣味は音楽だった。あやうく忘れかけてたや(笑)。
このステレオも「♪お馬はみんなぱっぱか走る~♪」なんて
童謡を聴くために買ったのではないんだ。
 
 
って事で、ずっと聴けずにいたコレを。
P1070316
「KALEIDOSCOPE/坂田尚子(澤野工房)」
買うだけ買って、ずっと聴けずにいた坂田尚子さんのアルバムです。

西山瞳さんに薦められ、坂田尚子さんを初めて耳にしたのは
2006年5月25日でした。
その時の印象をブログにはこう書いています。

--------------- 8< ---------------
坂田さんは噂に違わぬ凄いピアニストでした。
溢れ出るイマジネーションの赴くまま
尖鋭的な厳しいフレーズを折り重ねる様は
一般的なライヴの熱狂とは全く別の
静かな昂奮に満ちていました。

(中略)

きっとメインストリームのジャズファンからは
受け入れられにくいスタイルでしょうけど、
こう云う才能が伸びていけば、
ジャズの未来は明るいと思いました。
--------------- 8< ---------------

スウェーデンに留学して、どう変わったのか興味津々でしたが、
自らの高みを目指して、ひたすら突き進んでいたのでしょう。
ヌルい耳になりかけてた私は危うく置いてけぼりになりそうでした。

メロディとリズムとハーモニーを音楽の三要素と習いましたが、
これらを予めガチガチに組み上げる音楽作りは安全策なんだと思います。
それに対し、最小限の枠組みの上に瞬間の閃きで色付けしていく音楽作りは
危うさと紙一重の美しさを生み出すのだと思います。
そんな回りくどい言い回しをしなくても「即興」と書けば良いんでしょうけど、
「即興」と云う言葉はもはや常套句になってしまい
言葉の効力を失ってる気がするんですね。
メソッドに沿ったジャズっぽいストックフレーズの連続が
即興と思われ兼ねない。
そんな手垢に塗れた言葉で、この新鮮な音楽を表現したくないです。
わかります?この気持ち。

澤野お得意の柔らかい色彩のジャケットに騙されてはいけません。
かなり厳しくストイックなジャズです。
久々に坂田尚子さんの演奏を聴けてよかったです。

今度はピアノトリオではなく、ドラムのないソロかデュオで聴ければなぁ。

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October 09, 2010

クラシック回帰。

最近すっかりクラシック音楽に回帰してます。
中学~高校時代はクラシックばっかり聴いてて、
それ以降はジャズにどっぷり漬かっていたので、
私にとってのクラシックはある種懐メロなのですね。
「あー、懐かしい。」とか云いつつCDに合わせてペトルーシュカを口ずさんだり、
FMをつけた瞬間流れてきたメロディに
「あ、サミュエル・ゴールデンベルクとシュミュイレやん。」って反応したりするのは、
傍目から見て奇異に思えるかもしれませんけど、
この音楽を歌謡曲やポップスに置き換えたら、別に普通の話ぢゃんかよー。

って事で、今トイレにこんな本を置いてます。
P1010127

今から10年以上前に出てたクラシックの名盤紹介の本。
5~6年前にヤフオクで購入しました。

有名どころにかなりのページをさいてるのは当然ですが、
古楽から現代に至る無名の作曲家の作品も幅広く取り上げてあって、
なかなかガイドブックとしては役に立ちます。

書いてはる評論家のコメントは人それぞれですが、
実際の演奏や作曲を学んだ人はあんまりいないと思われます。
知識量と聴いた量と愛情と文才で音楽の魅力を語ってるのが、
私なんかにはなかなか面白いです。
「同感、同感。」と相槌を打ったり、「わかっとらへんなー。」と文句を云ったりしつつ、
今度は同じライターの評を縦読みしていったりする(笑)。

でもって「この人が薦めてるんなら、聴いてみよう。」って興味が広がったりして、
新たな音楽と出会えたりするのが嬉しいですね。

考えてみたら、ネットで面白そうな音楽の情報を集めようとしても、
なかなかここまで有識者の意見をパラパラを拾い読みはできませんね。
専門的なサイトは個人の色が強かったりするし、
アマゾンなどの評は玉石混交だったりするもんなぁ。

って事でトイレの暇つぶしには非常に重宝する本なのでした。


ところでクラシック評論家の草分け的な重鎮が
"ドビュッシーは温かな音、ラベルは冷たいある音"って書いてはるんですが、
「え?うっそ。」と思ってしまいました。
私の印象は聴き始めた中学生の頃から今に至るまで全く逆なんですよねぇ。
何か感じ方が変なのかもね、おいら。

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July 27, 2010

日本語とボサノヴァ

日本語とボサノヴァ
ボサやMPBの名曲を隼人加織と云うヴォーカリストが
日本語の歌詞で歌ったアルバムです。
彼女は日本人とブラジル人のハーフなんだそうで、
橋渡し役としてはぴったりなのかも。

いつものごとく衝動買いで
かなりの冒険だったんですが
第一印象を正直に云うと、
「日本語にするとベタになるなぁ…。」
って感じでした。
ブラジル音楽のサウダージが薄れてしまい、
ちょっと昔の歌謡曲ムードが漂ってくる。
演奏やメロディは変わらないのにです。

歌詞の意味もわからないで
耳あたりのいいポルトガル語の響きだけで聴いてるのと
元々リズム感に乏しい日本語に違和感を感じつつ
言葉選びまで気にしながら聴くのとでは
心地よさがちょっと違いますね。

ま、何度となく聴いてるうちに
いい意味で聴き流せるようになりました。
なかなかいい声ですし、ナチュラルです。

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May 08, 2010

引越し後の音楽環境

バタバタの4月を終えて、やっと荷物の開梱もほぼ完了しました。
そして音楽を聴ける環境もできました。

今回の家はリビングがそれなりに広いのでスピーカーの距離がしっかり取れました。
Ca3c10491
スピーカーとスピーカーの間には何も置かない方がいいんですけど、
生活空間でもあるので仕方ありません。

部屋が広いといい音が鳴りますねー。
Ca3c1054
”LIVE AT STAR EYES/FAR EAST JAZZ ENSEMBLE(D-MUSICA)”
安カ川大樹さんの立ち上げたレーベルの5作目。
録音がちょっと前まで住んでた覚王山のSTAR EYES。
ちょっと巡り合わせを感じます。
いい録音です。


で、広い空間を確保する為に大量のCDやDVDは
約6畳の1部屋に退避させる事になりました。
この部屋は凄いですよ。
棚とラックに囲まれ、どこかのラボの様です(笑)。
Ca3c1045

馬鹿の壁、健在。
Ca3c1044

しかもこの部屋でも何とか音楽を聴ける様にしたので、
こんな状況に…。
Ca3c1043
すぐ耳元でスピーカーが鳴る(笑)。

ま、こんな感じでそれなりに音楽を楽しめる環境ができました。
これで一安心です。

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February 12, 2010

最近のヘヴィーローテーション。

元々ビートの強い音楽とエレキ系の音が苦手なのですが、
最近は年齢や体力や色んな心境の変化などもあって、
更にその傾向に拍車が掛かってまいりました。

で、最近、やたらと聴いてるのがコレです。
Ca3c03100001
「Motets - Guillaume de Machaut/Hilliard Ensemble(ECM) 」
ヒリアードアンサンブルによるギヨームドマショーのモテット集。
ギヨームドマショーは1300年代のフランスの作曲家だそうです。

とにかくヒリアードアンサンブルの声とECMの音質の親和性が半端じゃないです。
1300年代の古い音楽が新鮮な響きで聴こえてきます。
宗教云々は抜きにして、純粋に美しいポリフォニーに浸るだけで幸せになれます。


ヤンガルバレクとの「ムネモシネ/(ECM)」も大好きでアホほど聴いてますが、
古楽に現代的なフレーズを持ち込んだガルバレクのサックスは
刺激的でもある半面、ざらついた違和感がないとも云えません。
それと比べ、心底ヒリアードアンサンブルの古楽の世界に浸れる本作は
一生聴き続けられる名盤だと思います。

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December 02, 2009

i-pod&AH-C700通勤事情

iPod用のカナル型イヤフォンが断線したので、
新しいのに買い換えました。

約2年使ったオーディオテクニカのATH-CK7が
いい感じのドンシャリでお気に入りだったので、
今回もそれか、その後継機種にするつもりだったんだけど、
たまたま入った家電量販店に置いてなくて、
仕方なく他のメーカーのを買う事にしました。

Denon_ahc700s_2
デノンのAH-C700-Sです。
但し、イヤーピースはE2C用と差し替えてます。

第一印象はかなりよかったです。
ATH-CK7よりも音が太い様な気がします。
ドンシャリ系ではありますが、落ち着いた派手さ。
この価格では十分な音質だと思いました。

今のところ気になってるのはこんなところ。
■耳から飛び出す部分が結構大きいので座りが悪い。
■線がごわごわで取り回ししにくい。
■ピンジャックがまっすぐなので、鞄に入れてたら傷みそう。

何とか1年半から2年はもってほしいところです。

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August 14, 2009

実家のレコードを聴く 2009年盂蘭盆 その6

実家のレコードを聴く 2009年盂蘭盆 その6
■弦楽セレナード−チャイコフスキー&ドボルザーク/パイヤール室内管弦楽団(ERATO)
中学でクラシックを聴き始めた頃、
最初に好きになった作曲家がチャイコフスキーでした。
FMでも頻繁に掛かっていたし、
初心者にもわかりやすかったからです。
でも次第にキャッチーなメロディーが
軟弱に思えてきて、段々聴かなくなりました。
今回、久しぶりに引っ張り出して聴いてみると、
…やっぱりキャッチーだ(笑)。

B面のドボルザークはうっすらと記憶に残ってる程度だなぁ。

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実家のレコードを聴く 2009年盂蘭盆 その5

実家のレコードを聴く 2009年盂蘭盆 その5
■インヴェンションとシンフォニア−バッハ/クリストフエッシェンバッハ(GRAMMOPHONE)
弟がピアノを習ってたので、
その教材に買ったレコード。
当時の扱いが悪かったみたいで、
ブチブチとノイズ鳴り通しです。
三声になると全然耳馴染みがないので、
おそらく弟は二声しかやってないと思います。
そう云えば、弟のピアノ練習を横で聴きながら、
チェルニーとかバイエルは面白くなかったけど
バッハになると鑑賞に耐えうる音楽になってきた感じがしたなぁ。

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実家のレコードを聴く 2009年盂蘭盆 その4

実家のレコードを聴く 2009年盂蘭盆 その4
■春の祭典−ストラヴィンスキー/コリンデイヴィス(PHILIPS)
コリンデイヴィス指揮アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団の名盤。
高校の頃、これで春祭を覚えました。
1976年の録音なんで、当時の最新録音だったんですね。
今では考えられないくらい、しこたま聴き捲ったので
後々、ブーレーズの演奏とか聴いても
テンポや色彩感の違いが気になって
しっくりこなくなってしまっいました。

久々に第二部を実家のブックシェルフスピーカーで
そこそこの音量で掛けてるんですけど
かなりいい音が鳴ってます。
金管の野性味が堪らないっす。

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July 31, 2009

軽~い、カミングアウト。

ここ半年くらい、ニコニコ動画でこっそりと
ボーカロイド作品なんぞをアップしてました。

歌詞を書くのが恥ずかしかったので、
〆鯖エケエケって偽名でやってたんですけど、
そろそろ歌詞への免疫もできてきたし、
あまりにも再生数が伸びないので(笑)、
知り合いの人にも聴いていただければ幸いと思い、
リンクを張る事にしました。

ココログは外部プレイヤーに対応してないので、
文字だけの地味なリンクで申し訳ありません。

尚、ニコニコ動画は会員登録が必要です。


【ポップス系】
てけてけ
夢見ごこちの恋の夜

【ジャズ系】
浮光
六月の空

【ボサノヴァ系】
黒猫と犬の夜

その他リストはコチラです。現在は20曲ほどです。
オリジナル曲
アレンジ曲


ご存じない方の為に説明いたしますと、
ボーカロイドとはコンピューターで唄わせるソフトです。
音符を並べていくだけで、ある程度ちゃんと歌になります。
Vocalo_last_bossa

キャラクターもウケて、ニコニコ動画を中心に大変盛り上がっています。
彼女たちの為に毎日沢山の曲が作られています。

恥ずかしながら、一応、イラストも描いてます。
アニメ絵が嫌いなので、絵が地味です(笑)。

Lazytime_crazyplace02m_2
この娘が初音ミクです。

33
このお姉さんが巡音ルカです。

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May 09, 2009

ウズマキマズウ in TOKUZO 8th May,2009

名古屋今池のTOKUZOにウズマキマズウを聴きに行きました。
ウズマキマズウは小川美潮がヴォーカルをつとめる
脈々と続くあの辺のメンバーによるバンドです。

理屈抜きに良かったです。

美潮さんは熱が出て、声がやられてたんですが、
それでも素晴らしい歌を唄い切ってくれました。
掠れそうな声で唄う"窓"の後半は涙が出そうになりました。
"On The Road"も苦しそうでしたが、今まで聴いた中でも
最も劇的な歌唱だったかもしれない…。
そして、アンコールに"水"。た、たまらん!
やはり小川美潮は神です。歌神です。

その他にも"南洋でヨイショ"とか"天国と地獄"とか
好きな曲が次から次へと!
あ、いけね。全部好きだったや(笑)。

大満足のウズマキマズウライヴでした。

ただ隣の席の加齢臭のおっさんが
「音のバランスがどうだこうだ。」とうるさかったー。
ライヴでベストバランスなんて無理なんだからさぁ、
脳内PAで補正しようよ。

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February 27, 2009

ひマワリ in DOXY 27th Feb.2009

名古屋のライヴの店DOXYでひマワリを聴いてきました。
ジャズではありません。ジャンル的にはポップスです。

昨年の9月にシングルCDの「Kittoマジック」を紹介しましたが、
今回は名古屋初お目見えと云う事で、生で聴く事ができました。


良かった。
この一言ですねー。

凄い才能を凄いと思わせないところが凄い(笑)。
音楽と一緒にいるのが楽しくて仕方がないって感じで
イメージをメロディとリズムに乗せていく。
けっして肩肘を張らず、大仰に見せない自然体の音楽。

雰囲気はナチュラルと天然の間(笑)。
余程、矢場とんの味噌カツが気に入ったのか
歌詞の中に織り込んで唄ってました。

この子、天才だよー。
似てる似てないって話じゃなくて
初期の矢野顕子級の凄みが時々滲み出てくる。

セカンドアルバムは5曲入りのミニアルバムです。
Ca3c0409_2
「ユラリユレル」

iTuneに取り込んだら、ジャンルがジャズになってた。
誰だ、誰だ~、確信犯は~(笑)。

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January 25, 2009

甘いエルサ

愛するエルサの為に心を込めて曲を作りました。
タイトルは"甘いエルサ"。
聴いてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
  
  
  
  
大嘘です。
 
 
今から10年以上前に書いた"last bossa"って曲がありまして、
これを初音さんに歌ってもらう事にしました。
Last_bossa_fumen


って事で、ソフトの紹介も兼ねて、製作手順を書いてみます。
音楽関係のお友達にはかったるい内容になってすみません。


まずはボーカロイドの初音ミクです。
Vocalo_last_bossa
音符と言葉を並べていくだけの作業です。
その他もパラメタが色々あるんですけど、
今回はお手軽データ作りですし、全く弄ってません。
ま、元々ストレートな歌い方が好きなので
ちゃんと作る時も微調整程度ですけど…。

但し、歌詞を書くのが相変わらず恥ずかしいので
彼女には「ららら」でお願いしました。
ひたすらRARARARARARAの連打で流し込み。

このソフト、入力時にリアルタイムに音が鳴らないので、
音感のあやふやな私にはかなり不便。
一度、譜面に起こすか、キーボードで確かめながらじゃないと、
わからなくなってしまいます。


さて、その次はカラオケ作りです。
お手軽データ作りには「BAND IN A BOX」は欠かせません。
コードを入力するだけで伴奏を仕上げてくれます。
しかも色んなスタイルに着せ替える事ができるので、
あれこれ試してみるのが楽しい。
私なんぞは普段ジャズ周辺の音楽に偏ってて、
スタイルの引き出しが貧困なものですから、
イメージ作りにも重宝させていただいております。
ってか、ドラムとかギターとか苦手なパートは
BAND IN A BOXのデータをちょこっと弄くるだけだったりします(笑)。
Bib_last_bossa

お遊び程度のソフトではあるんですが、
色んな機能があってなかなか優れものです。
今回はボサノヴァアレンジにして、
「クラシック/ボサ ストレート 16 ピアノ」
のスタイルで半コーラスのアドリブも頼みました。
少なくともジョビンよりも巧い(笑)。
更に冒頭の8小節のイントロのコード進行も
BAND IN A BOX君にお願いしました。


さて、これら歌と伴奏ができたので、
これをシーケンスソフトで合わせます。
私はMUSIC CREATORと云うソフトを使ってます。
SONORは高いので手が届きませんでした…。
Music_creator_last_bossa

やっとソフトの扱いにも慣れてきました。
オーディオデータとMIDIデータを手軽に扱えるなんて
昔は考えられなかったなぁ…。
しかもヴォーカルまで作ってしまえるんですから。
いやー、時代の進歩は凄いや。


って事で、完成した"LAST BOSSA 初音ミクver."です。
ノンヴィブラートの方がボサっぽかったかも。
これでも何やかんやで2~3時間は掛かってます。

さて、BAND IN A BOX君について、もう少しお話を。

こいつ、とにかく器用なヤツでして、
例えばMIDIデータやオーディオデータを読み込ませて
コード解析する事なんかもできます。
また、コードを元にメロディを作ってくれたり、
逆にメロディにコードをつけてくれたりもします。
更にはタイトルまで考えてくれたりと、正に至れり尽くせり。

って事で"LAST BOSSA"のコード進行を元に
BAND IN A BOX君にメロディを作ってもらい
タイトルもつけて貰いました。


"甘いエルサ"。聴いてください。

※ファイルのダウンロードはMEGAUPLOADのサイトに飛びます。
表示されたアルファベット3文字を入れて30秒弱待ってください。

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January 07, 2009

【全部ミク】モスキートのケークウォーク

ごめんなさい。二度としません。


初音ミクを色々試して遊んでるうちに、
昔のMIDI音源を歌わせてみたくなりました。

彼女は和音が歌えないので、単音のトラックを割り当てるのが楽。
となると、ウィンドミディコントローラー入力したパートはおあつらえ向き。

それで思い立ったのが"cakewalk for mosquitoes"。
だって、全部ウィンドミディコントローラー入力やねんもん。


で、試しに全パートを初音ミクに乗せ変えてました。

しかし、そのままでは面白くなかったので、
メインパートに歌詞を付ける事にしました。

そこそこ面白くなったのですが、アドリブパートがつまらないので
そこもヴォーカリーズしてみました。
但し、殆ど聴き取り不能です(笑)。

お遊びですのでクォリティは期待しないで下さい。

元の曲を聴いてからお聴きいただいた方が面白いと思います。

----------------- 8< -----------------

モスキートのケークウォーク 初音ミクver.

※モスキート モスキート 
モスキートには気をつけろ(繰り返し)

てごわいよ かゆくなる
はねおとが すぐそこに チクッ

※繰り返し
モスキートにさされても
掻いちゃだめ 赤くなる

(長いアドリブパート)

※繰り返し

てごわいよ かゆくなる
むしよけも きかないの チクッ

※繰り返し
モスキートにさされたら
ただちにムヒを塗れ
なければマキロンだ
だめならウナコーワ
それでもだめならボリボリと掻き毟りましょ

----------------- 8< -----------------

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昔作った曲 その10

今回のお蔵だしは"Cakewalk for mosquitoes"です。
季節ハズレですみません。

ジャズではそれほど珍しくないSax Quartetですが、
MIDIでやった人は当時いなかったんじゃないかなぁ…。
スタイル的にはボビーワトソン率いる29th street saxophone quartetの感じ。

最初は蚊を題材にするつもりはなかったんですけど、
イントロの部分を作ったら、蚊の羽音に聴こえたので、
そっちの方でイメージを組み立てていきました。

全てリアルタイム入力でクォンタイズもしておりません。
でも入力時のテンポは激遅ですよ。
こんなもん、吹ける訳ありませんがなー。

って事で、懐かしい人には懐かしいかもしれない
いなたい作品でございます。

宜しければお聴き下さい。

"cakewalk for mosquitoes"

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January 04, 2009

みっくみっくにされてしもた。

って訳で、今日、我が家に初音ミクがやってきました。

ちょっと年齢層の低いアニメっぽい声なので
他人の作った曲とかを聴いても
そんなに惹かれなかったんですが、
自分でやってみると…、


い、いかん。
かわいいがな…。


とりあえず、試しに"工場のあの娘 初音ミクver."を作ってみた。
多少ビブラートとポルタメントをかけた程度なので
打ち込み自体は30~40分の作業ですみました。

しかし、伴奏のMIDIデータをWAVE化する時に
リズムがよれてしまい、何度もやり直し…。
これは私のマシンスペックの問題でしょうか…?

イライラしながらもミクの声に癒され、
ようやくテスト作品が完成致しました。

一応、blogで公開しときます。

「工場のあの娘 初音ミクver」

ついでに初音ミク購入記念にイラストを一発。
実はこれが一番時間掛かってます(笑)。

Miku200901

コレくらいの年齢層のボーカロイドが欲しいなぁ…。
声はりょこさんの声、希望(爆)。

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January 03, 2009

今年初の残念残念

ボーカロイド2の第三弾が発売延期だってさー。

一旦、初音ミクを買おうかと、
マジで悩んでおります。

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January 02, 2009

唄おう朗らに共に手を取り

少なくとも15年は調律してない実家のピアノで
あれこれメロディの断片を作ってる正月。

歌モノって、声域を考えないといけないから
大変かもしれないなぁ…。
雰囲気まかせで作ってると
Aメロ、Bメロ、Cメロと
どんどん高くなってしまう癖が…。

あと、唄いやすいメロディラインを意識すると、
妙に脳天気で童謡チックな曲になると云う事実。

…む、向かない。

Sanuki_arunoka

※本文も画像も皆様には一切関係ありませんね。

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December 27, 2008

リハビリ&初挑戦中

最近、ちょっくらMIDIでの音楽作りを再開してるのですが、
すっかり忘れてしまってて、全然捗りません。
「エクスクルーシブってなんだったけ?」
「ピッチベンドの幅はどうやって変更するんだっけ?」
いちいち躓き、昔の本を引っ張り出してきて
あれこれ試している状態です。

それにシーケンサーソフトが変わったので、全然慣れてない。
「エクスプレッションはどうやって書き込むんだー。」
「思い通りの音が出ないぞー。」
いちいち躓き、頭を抱えてる状態です。
昔のけーくをーくよりも絶対に使いにくいぞー。
Music_creator_2


それよりも慣れないのは歌モノを書こうとしてるってコト。
とにかく難しい…。

まず、歌詞を書くのが気恥ずかしいです。
次の朝読み返すラブレターみたいなもんで、
素に戻ると破り捨てたくなる(笑)。

それに言葉に引き摺られてメロディが単調になってしまう。
譜面に書いて初めて、同じ音の連続だと気付いたりします。

いや、ホント歌モノを書ける人って凄いなぁ…。


ボーカロイドに歌わせようと思ってやり始めたんですが、
既に挫折しかけてます。
ボカロソフトを買ってないんで、やめるなら今のうち。
きっと調教はもっと大変なんだろうなぁ…。
でもやってみたいなぁ…。


さ、どうする。しほたつ。

Vocalo


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December 18, 2008

昔作った曲 その9

久々の「昔作った曲」ネタです。

その昔、ニフティで自作MIDIをアップしてた頃、
はっきり云って、私の作品は全然人気がありませんでした(笑)。
魅力的な曲を作る人が沢山いたから当然なんですけど、
その中で最も聴いた人の少なかった曲がコレでしょう。

曲のタイトルは"Good bye our spot"。
私にとってはちょっと思い出のある作品です。


大昔、アマチュアのジャズ系バンドをやってた頃、
月イチで演奏させてくれてた店がありました。
今から考えると、あのレベルの演奏を
よくもまぁ人前でやってたなぁと思いますが、
得がたい経験であった事も事実です。

その後、私は仕事の関係で関西を離れましたが、
残りのメンバーはライヴを続けさせて貰ってました。

けれど、しばらくして、そこが店を畳む事になりました。
思い出の場所がなくなってしまうのはとても残念でした。
その気持ちを込めて、ラストライヴの為に作ったのが、この曲。
私には珍しく、かなり「泣き」の入った曲調になってます。


ま、そんないきさつで作ったため、自分で演奏した事がありませんでした。
で、MIDIで作ってニフティにアップしたんですが…、
ニフティ時代の知り合いにもちゃんと聴いて貰えなかったと云う
いわくつきのMIDI作品と相成りました。

Ca3c0037理由はMU80+VL70mで作ったから。
当時のMIDI音源の主流は
ローランドのSC88でした。
劣勢のヤマハの音源を使った上に
当時鳴り物入りで登場した
物理音源のVL70mを使ったので
実際に聴ける環境にある人は
ごく一部だったと思います。


今回、この作品を初MP3化しました。

…と、書くと、お宝音源っぽいですけど、
実はかなり出来が悪いです。
物理音源はブレス情報まで細かく反映してくれるかわり、
データの修正が面倒なのです。
ぶっちゃけ、演奏スキルが低いと誤魔化しようがない、って事です。
更に何を思ったのか、当時の志保龍Qくんは
サックスパート以外も殆ど無修正で行こうと決断した様です。
アホです。
そんなのはちゃんと演奏できる人のやる事なのです。

特にピアノソロパートは聴くに耐えないので、
今回作り直そうかと思いましたが、
現在のしほたつくんも無修正で行こうと決断した様です。
アホはいつまで経ってもアホです。


思いっきり前置きが長くなりましたが、よかったら聴いてください。

Good bye our spot

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November 22, 2008

一枚約330円

安いのはありがたいんですけど、
いいんでしょうか…。

Stravinsky
ストラヴィンスキーの自作自演CDです。
22枚組で7000円ちょい。
20世紀を代表する大作曲家に失礼ではないのかー(笑)。


自作自演の"春の祭典"は高校時代にを聴いた事がありました。
FMで聴いたか、友達にテープを借りたか、どっちかです。
私の中では録音が悪く、ひどい演奏だった印象がありました。
だからこのCDも「安いからいっか。」って感じで買ってみたところ、
音がそこそこ良くてびっくりしました。
iPodで聴くには十分な音質です。
ま、演奏自体はところどころ残念な部分がありますけど。

でも、ペトルーシカは録音も演奏も凄くいいです。
ぞくぞくしましたよ。
なかなかエエ解釈しとる。って本人だってば。

さーて、後は"結婚"、"きつね"、"兵士の物語"を聴くかー。

で、後の20枚は…?

うーん、また、そのうち…。

結局高くついてたりするヤツ。

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November 18, 2008

冬、火と雪。

ココログの新コンテンツ、コネタマに乗っかってみました。
どんなモノなのかイマイチ理解してませんけど、
与えられたお題に応じて記事を書けばいいみたいです。
私が選んだお題は……、
【この曲を聴くと冬を実感。お気に入りの「ウィンターソング」は?】です。

ありきたりのものを挙げても仕方ないので、
こんな曲を取り上げてみる事にします。

Xmas162「WINTER,FIRE AND SNOW
/BENITA HILL(SELF-PRODUCE)」から
表題曲の"WINTER,FIRE AND SNOW"なんてどうでしょう。
ジャズヴォーカリストのクリスマスアルバムに
ごく稀にとりあげられてたりする曲です。
元はアイルランドの曲なのかな?
冬の冷たい空気を湛えた様なメロディライン美しい。
ベニータヒルの声のキメの細かさと丁寧な唄い方が好きで
毎年クリスマスの頃になると聴いているアルバムです。

他には「WINTER SONGS / ANUNA」でも唄われてて、
曲の雰囲気はこちらの方がぴったりかな。
Xmas196_2




コネタマ参加中: この曲を聴くと冬を実感。お気に入りの「ウィンターソング」は?

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November 10, 2008

惚れる声

久々にあるヴォーカリストにベタ惚れしてしまいました。
声フェチの気のある私にとって、ずど~んと、ど真ん中。

ジャズではありません。プロでもありません。
ニコニコ動画の歌い手のりょこさんです。

最近、ニコニコ動画の「うたってみた」をよく観てるんですけど、
年齢層が若いせいか、声優もどきのキンキンした声が多い…。
その辺のノリって苦手なんだよなぁ…って思ってるところに、
りょこさんですよ。
声が美しい。かっこいい。かわいい。そして、歌が素晴らしい。

組曲系などはニコニコ動画のノリで
"色んな声を出せます"的な唄い方をしてますが、
じっくり歌い込んだ単曲は鳥肌モノですわ。
"SPICE!","カンタレラ","はじめてのともだち"は
思わず何度も聴いてしまいます。


私が知るのが遅すぎたみたいで、
既に視聴できない動画も幾つかある様です。
新作も数か月ないみたいだし…。

また素晴らしい歌が聴ける事を願ってやみません。

Doseisan


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October 27, 2008

清秋の音楽三昧 その3

音楽はコンスタントに聴いているんですけど、
この間からあれこれ思うところがあって、
「聴いたものを文章で表現する」事がしっくりこないので、
あっさりと取り上げてみる事にしました。


Archpelago
■ARCHIPELAGO/ANAGRAM(Anna Einarsson Music)
ANAGRAMの二枚目のアルバム。


Home
■HOME/KELLY JOHNSON(SAPPHIRE)

Music_is_the_magic
■MUSIC IS THE MAGIC(SAPPHIRE)
「MAKE SOMEONE HAPPY」を聴き返したらよかったので、
近作を2枚聴いてみました。
参加メンバーもなかなか豪華です。
両方に参加のジェフキーザーのピアノがいい。


Films_bley
■JAZZ 'N (E)MOTION FILMS/PAUL BLEY(RCA)
ポールブレイのソロ。
内部奏法などもあるけど、説得力のある演奏。
録音もいい。


Verklarte_nacht
■シェーンベルク:幸福な手&管弦楽のための変奏曲&浄夜(弦楽合奏版)
/ブーレーズ(SONY)
"管弦楽のための変奏曲"は十二音技法の初期の名作。


ちょっとあっさりしすぎました。
また文章を書く気が戻ってきたら、
書きます。


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September 28, 2008

清秋の音楽三昧 その1

早秋の音楽三昧に引き続き、
清秋の音楽三昧を執り行いと思います。
「一文字変わっただけやんけー。」
との声も聴こえてきそうですが、
ええ、そうですとも。
それどころか内容も全く変わっておりません。
当ブログで最も読み飛ばされる確率の高い
音楽ネタこそが私のアイデンティティなのです。
って事で始めさせていただきます(ひらきなおり)。


Cover_girl_2
■COVER GIRL 2/つじあやの(VICTOR)
タイトルどおりのカヴァーアルバムです。
つじあやのの声でアレコレ聴けるのが嬉しいですね。
とにかく選曲が面白い。
m-floの"come again"から始まり、
松田聖子の"sweet memories"、
藤山一朗の"丘を越えて"と続きます。
新旧取り混ぜて、CD2枚に14曲。
一枚目は東京サイドってコンセプトで
しっかりしたアレンジのスタジオ録音、
二枚目は京都サイドと銘打って
京都の街中でウクレレ一本の弾き語り。
作り込まれたつじあやのもいいけど、
素朴なつじあやのも捨てがたいと云う
ファンのニーズを見事に形にしてくれました。
お気に入りは"渚のシンドバッド"、"美しく燃える森"。
尚、初回限定版にはDVD付き。
幸せ度、高すぎます。


My_love
■MY LOVE/BIRD(UNIVERSAL MUSIC)
カヴァーアルバムをもう一枚。
清秋と云っておきながら、思いっきり夏向きです。
これも魅力的な曲が並んでます。
個人的には"サマーヌード"が入ってるのが嬉しい。
CDのオビには「bird原点回帰!」と書いてあるんですが、
イメージはちょっと違うんですよね。
やっぱり、大沢伸一プロデュースの初期の作品や
初セルフプロデュースの「極上ハイブリッド」の頃の音とは
方向性が全然変わってきている感じがしますね。
どっちがどうってのは好みの問題ですけど。
私の頭の中では「MG4/MONDO GROSSO(SONY)」の
"LIFE feat.bird"の様な"サマーヌード"が鳴り響いてます。


Monpou_zisakuzien
■MONPOU:COMPLETE PIANO WORKS
/MOMPOU(BRILLIANT CLASSICS)
モンポウのピアノ自作自演集です。
ENSAYOからLP5枚組で発売されたものを
CD4枚に収めたのがコレ。
録音は1974年なので非常にクリアで
モンポウの優しく語り掛けるようなピアノの
音の粒一つ一つまで堪能する事ができます。
3~4分に収まるくらいの小品が殆どで、
続けて聴くと、気持ちがユルユルになってしまいます。
今回は2枚目に収められている"歌と踊り"、
"子守唄"、"魔法の歌"、"風景"を聴きました。
"歌と踊り"は12曲から成り、
作曲が1921年から1962年に及ぶ、
割と古風な曲調の作品集です。
初期の曲は調性が明確で奇を衒わない自然な和声ですが、
晩年になると輪郭が曖昧になっていくのがわかります。
個人的には最終曲が好きですね。心に響きます。
"魔法の歌"は一転して色んなハーモニーを試してる様な曲。
静かな流れの中に緊張感のある音が効果的に使われてます。


Zyouya
■シェーンベルク:浄められた夜(弦楽六重奏版)
シェーンベルク:組曲<7つの楽器のための>
シェーンベルク:室内管弦楽のための三つの小品
/ブーレーズ&アンサンブルアンテルコンタンポラン(SONY)
"浄夜"はシェーンベルクが無調に進む前の初期の名曲。
半音を巧みに使ったメロディラインがエロティックです。
この曲が当時物議を醸したのは音楽性云々よりも
室内楽で標題音楽をやる事が珍しかったからと
そのテーマとなった詩がエロかったからだと
ライナーノーツには書いてあります。へー。
このCDに一緒に収められている"組曲"は
十二音技法を使った作品なので対比すると面白い。
クラリネット×3+弦楽器×3+ピアノと云う
変則ユニットから飛び出してくる音は躍動感があり
調性以外の表現はリスナーライクです。
今の耳で聴くと"浄夜"よりもカッコイイですよ。


Cage_electronic
■ケージ:変奏第2他/チュードア他(SONY)
昔のSFに描かれた未来社会ではチューブを車が走ってたり、
宇宙空間を自由に飛び回ったりしてる割には、
一部屋ある様な巨大なコンピューターを使ってたりします。
昔の人が想像した未来予想にはアタリハズレがある。
電子音楽も正にそれで1960年代当時の現代音楽家が
最も進んだ音楽表現として取上げたエレクトロニックな楽器は
今では彼らが考えた以上に高度に進化してしまい、
彼らの作った音楽が色褪せてみえる…どころではなく、
存在価値すら理解できなくなってしまった感じです。
今、ケージの"変奏第2"を聴くと、ただの雑音。
時代背景などを読み解いて「価値のある作品」と思う事はできても、
「素晴らしい作品」と云う事はできないと思います。
これを聴いて思い出したのは、昔ラジカセを買ってもらったばかりの頃、
マイク端子と他のジャックをケーブルで直接繋げて、
ピーピーガーガーって雑音をテープに録ったりしてた事。
(※よい子は真似しちゃ駄目だよ。)
目新しいオモチャを目の前に置かれたら、
誰でも色々試したくなるもんです。
ケージもそれを同じ事をやってただけなんじゃないかなぁ。
…と、現代音楽の巨匠を一刀両断してみるテスト。


つじあやのからケージに行くとは思いませんでした。
つじあやのだけに京滋か。
…ってオヤジギャクだ(しかもわかりにくいし)。

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September 21, 2008

早秋の音楽三昧 その10

早秋とはどの時期を指すのかわからないので
とりあえずこのタイトルシリーズは今回で終了です。

Limparfait_des_langues
■L'IMPARFAIT DES LANGUES/LOUIS SCLAVIS(ECM)
ルイスクラヴィスってなかなか捉えどころのないクラリネット。
ジャズ周辺の音楽ではあるんですが、ジャンル分け不能です。
色んな楽器を取り入れてトンがった感じはあるんですけど、
洗練された音作りかと云うとビミョーだし、
無目的のドシャメシャフリーでもない。
ジャズ50%、クラシック20%、民俗音楽10%、
その他20%くらいのの配合比でしょうか。
ポルタルと似た路線ながら、
一聴してわかる程の個性があるわけではないです。
このアルバムはスクラヴィスのクラに加えて、
アルトサックスでマークバロンが入り、
キーボード、サンプリング、エレキギター、ドラムの編成。
ジャズ寄りの演奏もあり、アンビエントな曲もあり、
実験的サウンドとオーソドックスなサウンドが
ごっちゃごっちゃに入ってるので、
ECMと云うより、ラベルブルーっぽいです(笑)。


Gaia
■GAIA/MARILYN CRISPELL(LEO RECORDS)
マリリンクリスペルの1987年の録音。
買ってからおそらく3~4年は棚で寝かせてました。
ちょっと前の「開封祭り」でも聴かなかったアルバム。
難解なのわかってるから、なかなか聴く気が…。
とにかく、この季節に聴いとかないと、
また一年エイジングが進んでしまうって事で
意を決して開封しました。
やっぱり胃の痛くなる様な演奏…。
ピアノは旋律を弾かず、ベースはコードを提示せず、
ドラムはビートを刻まないので、
この編成で演る意味があるかどうかは別として(笑)、
彼女らしいストイックなフリージャズです。
とは云え、彼女のオリジナリティと云うよりも、
その時代のジャズの匂いがプンプンしてる感じです。


Stockhausen_family
■MARKUS STOCKHAUSEN PLAYS
KARTHEINZ STOCKHAUSEN/(EMI)
シュトックハウゼンの曲を息子が演奏したアルバム。
どこまでが作曲家の指示なのかわかりませんが、
冒頭の"ARIES"などはプレイヤーによる
ソロパフォーマンスを聴いてる感覚です。
ベースが入る曲なんかは更にジャズ的。
トランペットの音がパンしたりするのも
譜面に書いてあるのかなぁ?
シュトックハウゼンらしく電子楽器も登場します。
今の様な技術がなかった頃の楽器なので
今の耳で聴くとチープに感じますけど、
当時、この楽器に無限の可能性を感じてたのは
ちょっとだけわかる気がします。


1st_sketches
■1'ST STETCHES/OLIVER ANTUNES(CALIBRATED)
疲れる音楽を聴き続けたので、気楽なのを一枚。
録音が重めなので、うちのシステムだとイカツく鳴りますが、
プレイ自体はあまりにオーソドックス。
昔ながらのジャズを好きな人なら飛びつく内容です。
粘りとは違うタッチの遅れ具合が妙な味わいです。


Heads_and_tales
■HEADS AND TALES/RAY ANDERSON(ENJA)
ちょっとテンションを下げすぎたので、
色々棚を物色した結果、レイアンダーソンにしました。
うん、なかなかナイスなチョイスだと自画自賛。
こう云うイカレポンチな音楽は堪らなく好きです。
特にレイアンダーソンのヴォーカルはかなりイッてる。
スクリーミンジェイホーキンスに通じますよね。
明るく楽しい才能の無駄遣い感がいいなぁ…。


って事で、今日はこの辺で。

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September 20, 2008

早秋の音楽三昧 その9

しつこく続く早秋三昧シリーズです。
ジャンル問わずで色々聴いてみたいと思います。


Im_missing_you
■I'M MISSING YOU/西山瞳(SELF-PRODUCE)
新譜の「PARALLAX」を聴いてたら、急に聴きたくなりました。
今や幻の自主制作盤です。
久々に"PASSATO"を聴いてたら、ジーンときました。
本当に美しい曲です。
"BLUE NOWHERE"は新譜にも入ってましたが、
こちらの方がなぜかアンシェントなイメージが湧いてきます。


Anne
■赤毛のアン/サウンドトラック(COLUMBIA)
もう30年近く前の世界名作劇場のサントラです。
「ペリーヌ物語」「トムソーヤの冒険」はかかさず観てたんですが、
二つの間の「赤毛のアン」はあんまり観てませんでした。
なのになぜこのCDを持ってるかと云いますと、
主題歌や挿入歌の作曲が三善晃なんですよね。
"きこえるかしら"、"さめない夢"は名曲です。


Phantasy_quintet
■ヴォーンウィリアムズ:幻想五重奏曲&弦楽四重奏曲1、2
/MAGGINI QUARTET&GARFIELD JACKSON(NAXOS)
ヴォーンウィリアムズの室内楽は初めて聴きました。
幻想五重奏曲の第二楽章とか好きだなぁ…。
弦楽四重奏曲第一番は極めてフランス的です。
それもその筈、この頃はラヴェルに師事してたんだそうな。
弦楽四重奏曲第二番は第二次世界大戦中の曲。
全く別人だと思った方がいいかもー。


Vw_symphonies
■ヴォーンウィリアムズ:交響曲全集
/プレヴィン&ロンドン交響楽団(RCA)
今度はヴォーンウィリアムズの大編成の曲を。
今日は第三番"田園交響曲"を聴きました。
第三番はイギリスの田園を描いた作品らしいですが、
第三楽章以外は妙にフランスっぽかったりします。
第四楽章はソプラノ入り。


Purple
■PURPLE/NGUYEN LE(ACT)
全然毛色を変えて、グエンレです。
2002年に録音したジミヘントリビュート作ですが、
アレンジのイカレ具合はグエンレの真骨頂で、
120%彼のカラーになってしまっております。
レーベルがACTって事もありますけど、
料簡の狭いジャズファンなら
卓袱台をひっくり返す星一徹をひっくり返すでしょう。
ベトナム人とは云いつつフランス生まれなのに、
サウンドはいつもどことなくエキゾチックですねぇ。


って事で今宵はこの辺で。

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September 18, 2008

早秋の音楽三昧 その8

小雨降る夜の長距離運転でくたくたです。
今日こそシャワーを浴びてすぐ寝るつもりでしたが、
何だか疲れた体を音楽に浸したくなり、
オーディオのスイッチを入れる事にしました。


Samossa
■SAMOSSA/CLEM(SELF-PRODUCE)
とても面白いアルバムです。
色んなジャンルが愛らしく纏まって唯一無比な音楽に。
声質も細いハスキーヴォイスでジャズ臭くないのがいいです。


The_dance
■THE DANCE/CLEM(DIW)
上のアルバムよりはジャズ寄りの作品になりました。
録音の具合なのか声質が違う気がします。
前よりも声が澄んでる感じです。
彼女の実力を図り知る上ではこっちの方もいいですが、
前作の様な赤道付近の気候の様な寛いだ感じが薄く、
緯度が北上し、ヨーロッパ系のイマドキな音になってます。
CDのオビに寺島●国のコピーが書いてありまして、
「静かな欲情」だってさ。
たった5文字でこれだけ的を外したコピーも珍しい。


Concertino
■シマノフスキー:弦楽四重奏曲第一番・第二番
ストラヴィンスキー:コンチェルティーノ&3つの小品&ダブルカノン
/GOLDNER STRING QUARTET(NAXOS)
ストラヴィンスキーの"コンチェルティーノ"が聴いてみたくて、
ネットで探したんですが、三大バレエ曲ばっかりで、
室内楽曲は見つけるのが大変でした。
ようやく発見したのがこのアルバム。ありがとうNAXOS。
そしたら、一緒に入ってたシマノフスキーの弦楽四重奏曲が
なかなか面白くて、聴き入ってしまいました。
第一番の第三楽章の音の積み重なりがケッタイで好き。
第二番になると更に調性が曖昧になって、
全体がグレーのベールで覆われた様な陰鬱さが漂う。
って、これは現代音楽全体に云える事ですが…。
で、目的の"コンチェルティーノ"ですが、
ストラヴィンスキーの挑発的な音が
剥き出しになってるのは小編成ならでは。
弦楽四重奏でも強いビートやポリリズムを感じさせるのが
とても面白いです。
"3つの小品"は更に骨格剥き出しで不恰好な音楽。
個人的にはこっちの方が好みかも。
"ダブルカノン"は70歳を越えてからの作品です。
全体が穏やかな起伏を描いて2分弱で終わります。


Lassus
■オルランドディラッソ:死者のためのミサ曲&巫女の予言
/ヒリアードアンサンブル(ECM)
オルランドディラッソは16世紀のイタリアの作曲家だそうです。
ちょっと前に記事で「ぐっすり眠れる音楽」について書きましたが、
この教会音楽は間違いなくぐっすり眠れそうです。
曲が曲だけに永久の眠りにつかないよう気をつけましょう。
それにしてもヒリアードアンサンブルは素晴らしいですねぇ。


Shiroku
■三善晃:四季の秋の歌&白く&聖三稜玻璃&高原断章
/瀬山詠子&三浦洋一(VICTOR)
ヒリアードアンサンブルの後は何を聴いても濁って聴こえるので、
ここは日本の美しい歌曲に繋げました。
三善晃の歌曲集IIです。
歌曲や合唱曲になると三善晃の作風は優しく変わりますが、
曲によってはかなり現代音楽チックになります。
このアルバムでは"四つの秋の歌"以外がそっち系です。


思わぬ方向に進んでしまいましたが、これもまた一興。
では、今回はこの辺で。

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September 15, 2008

眠れないあなたに。

一生懸命演奏して録音した音楽を、ですよ。
「ぐっすり眠れる○○」ってコンピにして売り出すって
どーゆー事なんだ~?
…と、納得できない部分もあるのですが、
確かに第一弾の眠れるクラシックの曲目を見ると、
わからいでもない(笑)。

------------ 8< ------------
Bedtime_beats_classic

1. ゴルトベルク変奏曲~アリア (バッハ)
2. アンダンテ・カンタービレ (チャイコフスキー)
3. 亜麻色の髪の乙女 (ドビュッシー)
4. ピアノ協奏曲第21番 第2楽章 (モーツァルト)
5. 夜想曲第2番 (ショパン)
6. ハープシコード協奏曲第5番~アダージョ (バッハ)
7. クラリネット五重奏曲 第2楽章 (モーツァルト)
8. 白鳥~≪動物の謝肉祭≫から (サン=サーンス)
9. アダ-ジョ (アルビノーニ)
10. パヴァーヌ (フォーレ)
11. ピアノソナタ第14番「月光」第1楽章 (ベートーヴェン)
12. イン・パラディスム~「レクイエム」より (フォーレ)
------------ 8< ------------

アンダンテカンタービレで確実に寝ます(笑)。

ま、こう云うニーズもあるんでしょうね。
意外と大人気で「ぐっすり眠れるコンサート」は
徹夜で並ばなければならないとか(笑)。


しかし、この続編のジャズに関してはちょっと疑問が…。

------------ 8< ------------
Bedtime_beats

ディスク:1
1. ソー・メニー・スターズ(アール・クルー)
2. エアポート・サッドネス(ブラッド・メルドー)
3. リトル・ガール・ブルー(ミルト・ジャクソン)
4. ソー・リトル・タイム(デューク・エリントン・オーケストラ)
5. ネイマ(ジョン・コルトレーン)
6. ヤング・アンド・フーリッシュ(ブラッド・メルドー)
7. ブルース・フロム・ジ・イースト(サイラス・チェスナット)
8. 願いのすべて ディス・イズ・オール・アイ・アスク
 (ビル・エヴァンス ウィズ トゥーツ・シールマンス)
9. セントラル・パーク・ウエスト(ジョン・コルトレーン)
10. ザ・ピーコックス(ビル・エヴァンス)
11. 酒とバラの日々 ディズ・オブ・ワイン・アンド・ローゼズ
 (デューク・エリントン・オーケストラ)
12. トータル・プレイズ(サイラス・チェスナット)
ディスク:2
1. ファースト・ラブ(ジョー・サンプル)
2. ピース(ジョージ・デューク)
3. ミラー・オブ・ザ・ハート(ライル・メイズ)
4. ロスト・エイプリル(ボブ・ジェームス・トリオ)
5. 身も心も ボディー・アンド・ソウル(ジョシュア・レッドマン)
6. ザ・グリーン・アワー(ボブ・ジェームス)
7. スト・ナイト・ホエン・ウィー・ワー・ヤング
 (ボブ・ジェームス ウィズ デイヴ・ホーランド)
8. ヴィジョンズ(ジョシュア・レッドマン)
9. マイ・ベルズ(ジョージ・デューク)
10. イマリズ・ララバイ(ジェームス・カーター)
11. クワイエット・ナウ(ボブ・ジェームス・トリオ)
12. ロング・ライフ(ライル・メイズ)
------------ 8< ------------

CD二枚組て。
よっぽど眠れない人用なんですね。

ま、ファンの方には申し訳ありませんが、
ボブジェームスとかライルメイズなら眠れそうです。
でもジョシュアレッドマンとかブラッドメルドーで
果たしてぐっすり眠れますかねぇ?
しかもエヴァンスの"THE PEACOCKS"て…。
私だったらこんな緊張感の高い曲では眠れませんわ。
きっと「テンポがゆっくりで盛り上がらない曲」って程度の
選曲基準ではないかと思われます。
ミュージシャンもこんなコンピに入れられてるのを知ったら、
結構凹むんじゃないでしょうか。


ちなみに私にとってのぐっすり眠れる音楽はコレ。
My_bedtime_beats

MNEMOSYNE
/JAN GARBAREK&THE HILLIARD ENSEMBLE(ECM)

眠りに誘うと云うよりも、気持ちを鎮めて、精神を浄化してくれます。

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September 13, 2008

早秋の音楽三昧 その5

芸術の秋にふさわしくクラシックに駒を進めてみます。


Bartok_piano_concertos
■バルトーク:ピアノ協奏曲全集
/アシュケナージ&ショルティ&ロンドンフィル(LONDON)
バルトークの3つのピアノ協奏曲と
"2台のピアノと打楽器のためのソナタ"が入ってます。
今日は2枚目を聴きました。
バルトークのピアコン3番は高校時代に聴いた時、
バルトークらしくない曲だなぁと思った記憶があります。
確かに第一楽章の冒頭なんか透明感のある美しい音。
いつもの野蛮なアグレッシヴなバルトークとは
かなり趣きが違いますもん。
しかし、これはバルトークの遺作なんですね。
最後のちょっとだけを弟子が補筆したんだそうで。
続く"2台のピアノと打楽器のためのソナタ"は
いつもの野蛮なアグレッシヴなバルトーク。
確か中学の教科書に載ってて、授業で聴きました。
「これがクラシック?」とびっくりした記憶があります。
凄くリズミカルで面白かったけど、「反則やろ~。」と思った(笑)。
あの頃よりは成長した今の耳で聴いてみると…、
やっぱり反則かなー。
むっちゃ、カッコイイけどね。


Antheil
■アンタイル:ジョージアンタイル作品集
/アンサンブルモデルン(RCA)
反則と云えば、アンタイルの"バレエメカニック"ですか。
最初のヴァージョンの編成が凄い。
ピアノ8台+シロフォン4台+自動ピアノ+
電気ベル+2機の飛行機のプロペラ+タムタム+
4つのバスドラム+サイレン。…をいをい、プロペラって。
後に4台のピアノと打楽器への編曲をしてますが、
それでも打楽器と電気ベルとプロペラ音の鳴り響くラストは強烈。
確かに奇は衒ってますが、ちゃんと効果が出てるのも事実です。
バルトークの"2台のピアノと打楽器のためのソナタ"と比べても
遜色ないくらいの作品ではない…か。
"ジャズシンフォニー"はそんなにジャズじゃないし、
何となく安っぽいコメディ映画のBGMって感じがします。


Bloch
■レスピーギ:ヴァイオリンソナタ
ブロッホ:ヴァイオリンソナタ/ハイフェッツ(RCA)
派手なのを聴いて疲れたので小編成の曲を。
ブロッホはアンタイルの先生にあたる人だそうです。
全然聴いた事がないので、この作品だけの印象ですが、
ユダヤの民族音楽の匂いとかはあんまり感じず、
無調まではいかないけど、テンションの高い音遣いや
ルートに落ち着かないメロディなど、調性がやや曖昧かな。
ちょうど心地よい迷走感があります。
どんより暗い一番より、光の射した二番が好きかな。
レスピーギはローマ三部作しか知りませんでした。
ヴァイオリンソナタは比較的初期の作品の様です。
こちらはメロディアスでロマン派の香りを残す曲調。


Stokowski
■ムソルグスキー:展覧会の絵(ストコフスキー版)
/ストコフスキー&ニューフィルハーモニア管弦楽団(LONDON)
ストコフスキー編曲の展覧会の絵です。
最初の"プロムナード"が弦楽器から始まるとか、
2曲目の"こびと"が短くカットされてるとか、
"古城"がラスト以外はラヴェル版と似た感じだとか、
"ティイルリーの庭"は喧嘩して帰っちゃったんだろうとか、
"ビィドロー"は暴走気味の牛車みたいだとか、
"卵の殻をつけた雛の踊り"は酔っ払ってるみたいだとか、
"サミュエルゴールデンベルクとシュミュイレ"は
シュミュイレの嫁まで出てきてるみたいだとか、
"リモージュの市場"は潰れてしまったようだとか、
"カタコンブ"は軍人の墓みたいだとか、
"バーバーヤーガーの小屋"はラヴェル版よりも
鶏の足の上に建ってるみたいな感じがするとか、
"キエフの大門"は築年数が建ってそうだとか、
色々楽しめる演奏であります。
決してラヴェルと比べて大きく劣るアレンジではないですが、
ストコフスキーの味付け部分がややアンバランスかな。


Saraste
■ムソルグスキー:展覧会の絵(サラステ版)
/サラステ&トロント交響楽団(FINLANDIA)
サラステ版と云ってもサラステがアレンジしたのではなく、
ゴンチャロフ版とフンテク版のエエトコ取りです。
ラヴェルの展覧会の絵もストコフスキー程ではないですが、
かなり原曲を弄くってるので、
できるだけムソルグスキーの意向に沿う形にするために、
2つの編曲からチョイスしたらしいです。
色彩感は抑え目で泥臭く地味ですが、
元のピアノ曲のイメージには近い…かな?


って事で、今回はこの辺で。

さて、久々にラヴェルの展覧会の絵でも聴くかー。

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September 07, 2008

早秋の音楽三昧 その2

ちょっと疲れたのでジャンルを変えてポップス路線で。


Kitto_magic
■Kittoマジック/ひマワリ(SUGAR COURT PUBLISHING)
若い才能の眩しい一枚。
タイトル曲の"Kittoマジック"がとてもいいです。
Aメロ、Bメロのやや窮屈な展開からCメロの開放感が心地よい。
個人的にはBメロラスの"はまってしまったら抜け出せない"の
アクセントの取り方が好きです。
今後、どんな活躍をしていくのか楽しみですね。


Full_scratcher
■FULL SCRATCHER/PLAMO MILLION SELLERS(CAFEO)
1998年のプラモミリオンセラーズの脱力系のスカした一枚。
劇団ヨーロッパ企画のロードランナーズハイで使われてた
印象的な曲が"がんじ(あんじ)"でした。
我々の世代がノスタルジーを感じる下宿ファミコン系。
この魅力は一度聴いていただかないとわからないです。
でも聴いたけど魅力を感じない人も沢山いそうです(笑)。
カフェオレーベルで是非試聴してみてください。


Bomber_minmi
■BOMBER MINMI/SERANI POJI(WAVE MASTER)
セラニポージの実質的には3枚目のアルバム。
1~2作目と比べるとビートが重めで
セラニポージっぽさが薄い気はしますが、
数少ないセラニのアルバムですので、
大事に聴き続けています。
2代目ヴォーカルの東野佑美ヴァージョンの
"ぼくのマシュー"が聴けるのも嬉しいですね。
とにかくササキトモコの曲は魅力的です。
ササキトモコサントラとか出ないかなぁ…。


Arienai
■ありえないくらい奇跡
/つじあやのとBEAT CRUSADERS(SPEEDSTAR RECORDS)
劇場版ケロロ軍曹3のテーマ曲です。
こう云う力強いアレンジにつじあやのの声が乗っかっても
何だかサマになりますね。
単刀直入な歌詞に自然なメロディ。彼女らしいいい曲です。
"風になる~みんなでウクレレ編~"も嬉しいオマケ。


Sweet_sweet
■SWEET,SWEET HAPPY BIRTHDAY/つじあやの(VICTOR)
あれ?このアルバムって取上げてなかったっけか…。ま、いいや。
つじあやのの2007年のフルアルバム。
彼女の曲の登場人物は「キミとボク」から「あなたとわたし」に。
彼女の描こうとする愛の世界に変化が出てきた様です。
流行り廃りでスタイルを変えていくのではなく、
じっくり自分自身を表現し続けている結果ですね。
これはVICTORだからできたんじゃないかなぁと思ったり。
絶対にS○NYとかだったら、売れ線狙いの
作られた音楽になってたに違いありません。
(注)しほたつはS○NY嫌いです。話半分でお読みください。
収録曲の中では"FLY HIGH"と"雨上がりの私"と
"黒い瞳と青い海"が好きです。
ちなみに初回限定盤はスリーブケース入りになってて、
これを外すと、つじあやののメガネが外れる仕掛け。
メガネを外しても可愛いなぁ…。でも掛けてる方がいいです。
(注)しほたつはメガネフェチです。しかもかなり重度の。


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早秋の音楽三昧 その1

いつもの如く休日のお昼は音楽三昧です。
ちょっと気分がクラシックなので、
とりあえず軽いところからスタートしようと思います。


Milhaud_bernstein
■ミヨー:「世界の創造」名管弦楽曲集
/バーンスタイン&フランス国立管弦楽団(EMI)
ミヨーが訪米の折、ジャズに感銘を受けて、
1923年に完成させたバレエ音楽です。
ジャズとは云っても、バップ以前の古い時代ですし、
フランス人のフィルターを通してますし、
雰囲気はサロン的なガーシュインって感じです。
続いて「ブラジルの郷愁」から4曲と「屋根の上の牛」が
収録されていますが、こっちはもっと俗っぽいセンスです。
ブラジルと云うよりもアルゼンチンとかメキシコみたいな感じ。
でも多調な展開で時々調子っぱずれになるのがおかしい。
ちょっとコープランドを彷彿とさせるブラスの響きですね。


Turangalila_myung_whun_chung
■メシアン:トゥランガリーラ交響曲
/チョン・ミュンフン&パリバスティーユ管弦楽団(GRAMMOPHON)
トゥランガリーラ交響曲の1990年改訂版の初録音。
ジャケ写通りメシアンが直接指導しています。
ガムラン音楽のリズムを取り入れているとの事ですが
メシアンは完全に自分なりに消化してしまってるので、
下世話な民俗音楽の着せ替え遊びにはなってません。
調性の出し入れで色彩感を与えてる感じが素敵です。
オンドマルトノのヒュ~ンが気持ちいいです(笑)。


Gitlis_argerich_franck_debussy
■フランク:ヴァイオリンソナタ、ドビュッシー:ヴァイオリンソナタ
/ギトリス&アルゲリッチ(RCA)
1977年録音にしては音がよくありません。
ピアノは割れ気味だし、ヴァイオリンはチープに聴こえる。
フランクのヴァイオリンソナタは名曲らしいんですが、
私にはちょっとロマンティック過ぎるのでパス。
ドビュッシーの方は彼の最後の作品だけあって
音の張り詰め方が半端じゃない…、んですが、
ギトリスの味付けがややくさいので透明度が下がってるかな。
そにしてもこの時代のアルゲリッチって綺麗だなぁ…。
ギトリスは俳優のビルナイに似てる(笑)。


France_violin_sonatas
■フランスヴァイオリンソナタ選/カントロフ&ルヴィエ(DENON)
って事でドビュッシーのヴァイオリンソナタを他の演奏で。
DDDだけあって音のシャープさは素晴らしい。
やや情熱的過ぎて神秘性は薄らいでいるものの、
躍動感と瑞々しさ溢れる上質の演奏だと思います。
このアルバムにはラヴェルの遺作のヴァイオリンソナタも入ってます。
この一聴して引き込まれるメロディの魅力って、一体何なのでしょう。
もう1曲、ルクーって作曲家のヴァイオリンソナタも入ってますが、
ちょっと好みではないのでパスします。


Miyoshi_akira_pfcon_vlncon
■三善晃:ピアノ協奏曲&ヴァイオリン協奏曲
/本荘玲子&若杉弘&読売日本交響楽団、
江藤俊哉&若杉弘&読売日本交響楽団(VICTOR)
高校の時にLPで買って、聴き倒した作品です。
まずピアノ協奏曲の開始早々のカデンツァにぶっ飛んだ。
激しくドシャメシャなんですが、とてもわかりやすく、
とにかくカッコイイと思いました。
一楽章形式ですが、急~緩~急と明確に展開。
ラストのシンコペイテッドなオケの乱舞に熱狂しました。
今聴いてもスリリングで血湧き肉踊ります。
ヴァイオリン協奏曲はピアコンに比べると聴いてません。
実はこの曲の持つ幽玄美めいたモノが怖いんです。
第一楽章最初のレントからヒートアップしていく展開に
怨情の様なモノを感じて背中がゾクゾクする。
これは曲調にも拠るでしょうし、
ピアノとヴァイオリンの特性にも拠るんだと思います。
とにもかくにも、三善晃のオーケストレイションは凄いです。
ただテープ編集が雑で音の切れ目がモロ分かりなのは減点。
この演奏以外のアルバムはないのかな?


案の定ヘヴィーな方へ進んでしまったので(笑)、
一旦ティーブレイクします。

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思い立ったが真夜中。

どう云う訳か、秋になると、
聴く音楽がクラシック寄りになります。
芸術の秋とはよく云ったモンですね。
きっと夏の終わった寂寞感が
人々を芸術の世界へ駆り立てるんでしょう。


そんなこんなでiPodの中身も
クラシック比率が増大してまいりました。
今、私のiPodは80ギガ満タンになってしまい、
何かを入れるには何かを消さないといけません。
今は主に夏向きのラテンカテゴリーを削って、
クラシックに入れ替えてる感じです。

今日現在のジャンル毎の内訳はこんな感じ。

------------- 8< -------------
Uchiwake_7ジャズ゙ 6291曲 22.8日 29.79GB
ワールド(落語) 727曲 15日 19.48GB
クラシック 1809曲 5.7日 7.41GB
ポップ 1403曲 4.1日 5.41GB
Podcast 406項目 6.8日 4.48GB
ラテン 1048曲 2.7日 3.61GB
サウンドトラック 264曲 11.3時間 626.4MB
ブック&スポークン 75曲 6.1時間 341.7MB
ブルース 1曲 3分 1.3MB
------------- 8< -------------


で、クラシックが増えて、困った事が出てきました。
iPodで聴きたい曲を探し出せない!

原因はCDDBの不統一です。

ポップスやジャズのCDだと、タイトルとアーティスト情報は
大抵ちゃんと入ってるんですけど、
クラシックの場合、アルバムタイトルがないモノが多いので、
その項目に収録曲中の代表曲を入れてるデータもあれば、
作曲家名を入れてるデータもあります。
また、アーティスト欄もまちまちで
演奏者名だったり、作曲者名だったりします。
これではまともに検索できません。


そこで頼りになるのが作曲者の項目。
これで一発検索ができる…、と思いきや、
これまたCDDBの不統一の壁が…。
例えば我が敬愛するラヴェル大先生の場合、
■Ravel
■Maurice Ravel
■Maurice Ravel(1875-1937)
■Ravel,Maurice
■Joseph-Maurice Ravel
■ラヴェル
■ラベル
などに分散しており、更には作曲者欄が空白のモノも多い。
がるるるる…。


これを解決するには自分で打ち直すしか手がない。


やるか…。


思い立ったのが、夜中の1時。
プロパティの修正作業を黙々と続けました。
「誰やねん、こんなエエ加減なトラック名を送信したヤツは~!」
などと文句を云いながら…。
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
そして、ようやく完成。
iPodを同期させて画面を確認。
Sakkyoku_list

美しい…。これじゃなきゃ。
しかし、時刻は午前3時半を回ってました。

で、この記事をうだうだ書いてるうちに、朝の5時。

何やってんだか…。

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August 23, 2008

朝から音楽気分(しめしめ)

土曜日の朝、寝間でゴロゴロして、
のんびり感を満喫してると、
頭の中に音楽が浮かんできた。
ラヴェルの弦楽四重奏曲の第一楽章。
そう云えば長らく聴いてないなぁなんて思ってるうち、
無性に聴きたくなってくる。

こんな時はすぐさま聴くに限る。
生活の雑務で気持ちの純度が落ちないうちに。

まだ朝の6時なので、小さな音量で聴き始める事にします。


Ravel_chambre
■RAVEL:MUSIQUE DE CHAMBRE/VARIOUS ARTISTS(EMI)
この2枚目の頭が弦楽四重奏曲です。
やっぱり若いときに作られた作品って感じです。
見事に作り上げられた名作だと思います。
晩年の室内楽作品になると音をこそげ落として
骨格標本の様な曲になってますもん。
しかし初期であろうと晩年であろうと変わらないのは
ラヴェルのメロディセンス。
一つ一つのフレーズがホントに魅力的。
私個人の感覚として、フランスの近代作曲家の中で
ラヴェルが別格なのはハーモニーもさることながら、
メロディの力に因るものが大きい気がします。

このCDに沿って、弦楽四重奏曲~序奏とアレグロ~
ヴァイオリンとチェロの為のソナタを聴き進めると、
やっぱり晩年の作品の方が私のラヴェル像に近いかな。


Nohara_ravel_1
■ラヴェル:ピアノ作品全集I/野原みどり(OCTAVIA)
綺麗なお姉さんのジャケに惹かれて買った訳ではございません。
野原みどりって、黒木瞳なみのダジャレかと思いきや、
結婚して野原みどりになったと思われます。

のっけから脱線してしまいましたが、
このラヴェル作品集、とても良いです。
クープランの墓について書くと、
「またか。」と云われそうなのでやめときます(笑)。
どの曲も繊細でラヴェルへの愛情溢れる演奏ばかりですが、
とりわけソナチネはとても愛らしく瑞々しい。
気に入ったのは第三楽章。
一般にはもっとメリハリをつけた演奏が多いんですけど、
やや控えめでうるさすぎない。
ラストの余韻も好き。

残念なのは何やらカチカチ小さなノイズが入る事。
ブックレットの写真が収録時のものだとしたら、
ブラウスの袖のボタンがピアノに当たってるんじゃないかと。
ただただ勿体無い…。


Akai_yashiro
■矢代秋雄:ピアノ作品集/赤井裕美(KING)
ラヴェルのソナチネの後にこのアルバムを取上げるのは
悪意があると思われても仕方ないでしょう。
なんせ矢代秋雄の1945年の"ピアノのためのソナチネ"は
冒頭がラヴェルのソナチネにムッチャ似てるんですから。
私は最初「ラヴェルのソナチネの変奏曲か」と思いました(笑)。
ご本人もその事を指摘されて、
「これを作った時にはラヴェルのソナチネを知らなかった。」
と楽譜に注釈を入れてる程です。
とは云え、音の並びが似てるだけで
ハーモニーは全然違いますし、展開していくと面影もなくなる。
全体的には和テイストの強い曲なんですけど、
第三楽章の冒頭はびっくりする程、マッコイタイナー(笑)。

終戦の年に作られたソナチネやエチュード、
戦後まもなくの夜曲や荒武士の踊りの日本臭さと比べて、
1960~1961年のピアノソナタは一気に現代音楽的。
喜怒哀楽から喜びと楽しさを削って、
凄い剣幕でアジテーションしてくる音楽です。
これまた時代を反映してるとも云えますか。
完成度が高く、聴き応えある曲だと思います。
個人的には現代音楽でも無機質な響きが苦手なので、
矢代秋雄や三善晃の様に血の気の通った作風が好きです。


Japanese_violin_sonata
■日本のヴァイオリン・ソナタ作品集
/浦川宜也&岡本美智子(fontec)
続いては三善晃の初期のヴァイオリンソナタです。
初めて聴いた時、ラヴェルの晩年の作品かと思いました。
矢代秋雄のソナチネがフレーズだけ似てるのに対し、
この作品はラヴェルの曲のイメージを彷彿とさせてます。
知らない人に、この第一楽章を聴かせて、
「ラヴェルの遺作のヴァイオリンソナタがもう一つ発見された。」
と云ったら、十返舎一九信じ込む事でしょう。
こんなのを二十歳そこそこで書いた三善晃は天才です。

とか云ってたら、矢代秋雄のヴァイオリンソナタは
なんと17歳の時の作品だってさー。
色んな人の影響が出てて、あっちゃこっちゃになってますが、
それでもすごい。


そんなこんなで朝からクラシックばっかり聴いてみました。

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August 21, 2008

思い出の墓を荒らす。【後編】

さて、後編です。
前編でチェックしたポイントを元に
私が高校時代に聴き倒したテープの演奏者が
一体誰なのかを突きとめていきたいと思います。
皆様に於かれましてはどうでもいい事かと存じますが、
私は今、とてもワクワクしております。

手元にあるクープランの墓の入ったCDは25枚。
Ravels

フィリップ・アントルモン
ジャン=イヴ・ティボーテ
ウェルナー・ハース
イヴォンヌ・ルフェビュール
モニク・ハース
ワルター・ギーゼキング
ヴラド・ペルルミュテール(1955~1956)
ヴラド・ペルルミュテール(1973)
ヴァレリー・トライオン
フリードリッヒ・グルダ
パスカル・ロジェ
ジャン=フィリップ・コラール
デヴィッド・コレヴァー
永井幸枝
ルイ・ロルティ
アレクサンドル・タロー
アビー・サイモン
ジャック・ルヴィエ
シンシア・レイム
アレクシス・ワイセンベルク
ポール・クロスリー
アンヌ・ケフェレック
野原みどり
アンジェラ・ヒューイット
サンソン・フランソワ

細かいチェックポイントの照会をする前に
まずは録音年代で絞り込んでみる事にします。
高校の頃に友達のH郷にテープに録ってもらったので、
18歳だとしても、今から26年前です。
って事は、1982年以降の録音ではありえません。
そうすると、25枚のうち、15枚に絞り込まれました。
って云うか、そんだけしか絞り込めへんのかーって感じです。
クラシックって録音の古いのんが何度も何度も
ジャケットを変えて繰り返し再発されたりしてんのね。


では最も大きな特徴、フーガの演奏時間で絞り込んでみます。
テープのフーガの2分25秒は無茶苦茶短い。
サンソン・フランソワなんか4分21秒もかけて弾いてます。
それではフーガの演奏時間3分以内のモノを選出してみると…。

なんと、3枚に絞り込まれてしまいました(笑)。
フリードリッヒ・グルダ…2分28秒
アレクシス・ワイセンベルク…2分25秒
イヴォンヌ・ルフェビュール…2分48秒


いきなり3枚とは心細いですが、
第二のポイント、トッカータの演奏時間を照合してみます。
この曲は人によって速さがまちまちです。
全体的には4分前後の演奏が多いようです。
手持ちのCDで一番速いのがロジェの3分40秒。
やや音が流れてしまってる感じがします。
続いてコラールの3分42秒は勢いがあって、
速射砲の様で力強い。
そう考えるとテープの演奏は3分58秒は平均的なのか。
でも最初のゆったり感はかなり特徴的です。
さて、上で絞り込んだ3枚のそれぞれの演奏時間を照らし合わせると、
フリードリッヒ・グルダ…3分47秒
アレクシス・ワイセンベルク…3分52秒
イヴォンヌ・ルフェビュール…3分47秒
ワイセンベルクの演奏が一番近いと云う結果になりました。


って事はこのテープの演奏はワイセンベルクか?!
細かいチェックポイントを見ていきますと、
CDに記載されている演奏時間と私の計測の間に
若干のズレはあるものの、
■プレリュードの1分10秒のもたり
■プレリュードラストのトリル後のペダルの長さ
■フーガの1分50秒のテンポダウン
■トッカータのゆったり具合と躍動感
■トッカータ1分30秒のべダルの音のにごり
■トッカータ2分20秒の左手の二度打ち
■トッカータ2分58秒からのアッチェ
■トッカータラストの左手二度打ち
これらの特徴が合致しました。

恐らく間違いないでしょう。
私が高校時代にずっと聴いていたテープの
クープランの墓はアレクシス・ワイセンベルクの
1971年の録音である事が確定しました。


長年のもやもやが晴れて、すっきりです。

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思い出の墓を荒らす。【前編】

このblogでしつこく何度も云ってるので、
知ってる人は知ってると思いますが、
私が今まで出会った音楽の中で最も好きな曲は
ラヴェルのクープランの墓です。当然ピアノ版。
特にフォルラーヌは奇跡の名曲だと思います。

Daiei_tape高校時代には友達のH郷から
テープに録って貰った演奏を
飽きる事なく聴き続けました。

で、先日、お盆に実家に戻った時、
クローゼットを家捜しし、
そのテープを発掘しました。

懐かしいダイエーの
セービング商品だ(笑)。


って事で、久々に聴いてみる事に。
しかもちゃんとしたデッキがないので、
こんな感じで。
Cassette_player

予想以上にテープが傷んでおりました。
音が割れたり、ノイズが入ったり、消えかけてたり、
更にはテープが伸びてたりと、散々の状態でした。

それでもやはり懐かしさがこみ上げてきて、
気がついたら2~3回繰り返し聴いてました。

今聴くと、ラヴェルの曲にしては表情付けが派手め。
でも当時はこれでも地味な演奏だと思ってました。
インデックスをちゃんと書いてないので、
誰の演奏なのかわかりません。


それが気になって仕方がない…。
って事で、今回はこの演奏の主を追求したいと思います。


まずは演奏を聴きながら、印象や特徴をメモしてみました。

------------ 8< ------------

1)プレリュード 3分10秒弱
粒がはっきりしている。
1分10秒ぐらいでちょっともたる。
1分30秒左手が結構聴こえる。
1分57秒派手にペダルの残音。
2分33秒の高音はピアノの音が
最後のトリル後のペダルも長い。

2)フーガ 2分25秒程度
無茶苦茶速い。
1分50秒での盛り上げは派手めで一気にテンポが落ちる。

3)フォルラーヌ 5分22秒
頃合にドラマティックで頃合に無機的。
1分ちょいのリタルダンドもはっきり。
2分16秒くらいのところも同様。
3分30秒くらいのところでも。
4分7秒からの展開部はあっさり入る。
4分37秒のタメも特徴的。
ラストはせっつくように上昇フレーズ。

4)リゴードン 3分20秒弱
ノリがいい。テンポを変えずスピード感あり。
メリハリがはっきりしていてキメがしっかり。
第二主題は緩急の揺らぎが派手め。
ラストはそれほど溜めず。

5)メヌエット 4分46秒
平均的なテンポか。
緩急や表情付けは派手め。
1分45秒の右手のアルペジオはゆっくり。
2分25秒くらいからの盛り上げはラヴェルらしからぬ派手さ。
4分22秒のリタルダンドもかなり大げさ。

6)トッカータ 3分58秒
かなりゆったりしているが躍動感があるのが特徴。
粒立ちははっきりしている。
1分30秒くらいはペダルの音のにごり。
左手がのリズムが強い。
2分20秒過ぎの左手のアクセントが二度打ちしてるように聴こえる。
2分58秒くらいからアッチェがかかる。
3分23秒くらいからの盛り上げはラヴェル弾きではない。
ラストの左手一撃は二打してる様に聴こえる。
これはピアノのせいではなくわざとではないかと。
確か楽譜では一打だった様に記憶しているが…。

------------ 8< ------------

こんな感じです。

なにせ古いテープなので細かい時間はあまりあてになりません。
しかし全体の演奏スピードで特徴的なのは
「フーガが異様に速い。」「トッカータがやや遅い。」事でしょうか。

これを元に後編で演奏者を絞り込んでいきたいと思います。

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August 14, 2008

【お盆企画】実家のLPを聴く その10

【お盆企画】実家のLPを聴く その10
いきなりスクリーミンジェイホウキンスっす。
イカレてるぜー。
映画ストレンジャーザンパラダイスで
"I put a spell on you"が使われてたので、
探して買いました。

今聴いても笑ってしまう。

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【お盆企画】実家のLPを聴く その9

【お盆企画】実家のLPを聴く その9
25年以上聴いてなかったとおぼしきLP。
なんせ"ピーターと狼"と"青少年の為の管弦楽入門"やもんなぁ。

プロコの方はバーンスタインのナレーション入りです。

それにしてもピーターの主題って愛らしいメロディですね。

ブリトゥンの方は前半ちょっと教材っぽいけど、
最後の畳み掛けはなかなかイカス。

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【お盆企画】実家のLPを聴く その8

【お盆企画】実家のLPを聴く その8
アンセルメの芸術1300円。
高校生には有難い価格設定でした。
ボレロが入ってますが、今日はパス。
目的はオヌゲルの"パシフィック231"と
デュカスの"魔法使いの弟子"で。
どちらも情景描写的な作品だなぁ。
特に後者はディズニーのファンタジアでお馴染ですね。
"パシフィック231"は機関車の描写がリアル。
でっかい無機物が動き始める瞬間の生命感や
疾走する時の重量感など、
単なる音の描写にとどまらない音楽表現がなされてます。
それと比べると"魔法使いの弟子"はストーリー性重視。
分かりやすく映画音楽みたいです。

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【お盆企画】実家のLPを聴く その7

【お盆企画】実家のLPを聴く その7
ラヴェルと云えばミュシャでしょう。
こないだネット友達のsawaraさんが云ってたので
疑う余地はありません(笑)。

と云いつつ、私の場合は母校の西宮北高の光景が
思い出されます。
しかも、クープランの墓は教室前の廊下で、
ヴァイオリンソナタは校庭に降りる階段のとこ。
ちなみにバルトークの管弦楽の為の協奏曲と
Rシュトラウスの英雄の生涯は渡り廊下で
マイルスのマイファニーは音楽室前の廊下。
何でだろうなぁ…。

どうでもいい話は置いといて、
このヴァイオリン(とピアノの為の)ソナタは
クープランの墓に次ぐ私の愛聴曲です。
派手なオーケストラ作品を聴かなくなり、
更にはジャズに傾倒するようになるきっかけになった曲。
第二楽章がブルースってのも特徴的ですが、
感動したのは第一楽章。
二つの楽器がバラバラな旋律を演奏してるのに
厳し目に調和してる。
この味を覚えたら、ロマン派や古典派には戻れませんぜ、旦那。
ラヴェルと聞いたら「管弦楽の魔術師」や「ボレロ」と
答えてしまう方に是非聴いて欲しい曲です。

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【お盆企画】実家のLPを聴く その6

【お盆企画】実家のLPを聴く その6
ラヴェルは何を聴いても楽しいですね。
私の場合、やや"青春のメロディ効果"もありますが、
実際、素晴らしい作品だらけなのも事実。
なぜかドビュッシーの音楽にはその至福物質が
あんまり含まれてない気がするんですよね。
似てるようで、全然違う。

で、ラヴェルの2つのピアノ協奏曲はどちらも素晴らしい。
とりわけ幸せ度が高いのはト長調の方です。
この第一楽章を初めて聴いた時は衝撃を受けました。
ある種コミカルなポップアートの様な色彩感。
威風堂々としたエラソーな音楽とは対極の
明朗快活な楽しさテンコ盛りの音楽。
まるでドンキホーテの売り場の様です。

このフランソワ×クリュイタンスの演奏は
高校時代に死ぬ程聴いたので、
久しぶりに聴くと無茶苦茶懐かしい。
第一楽章のトンカチで釘を打つみたいな雑音とか
トランペットソロの途中の不自然な切れ目(編集?)とかまで
全部ひっくるめて覚えてるので、
他の人の演奏を聴くと、違和感を覚えます。

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【お盆企画】実家のLPを聴く その5

【お盆企画】実家のLPを聴く その5
数日前のうにさんのコメントを読んで、
クープランの墓のオケ版が聴きたくなりました。
原曲のピアノの方は今でも良く聴いてますが、
オケを聴くのは10年以上振りかも?
オケ版はフーガとトッカータが割愛されてる事すら
すっかり忘れてました。
オケ全体が大音量で鳴り響く事のない
繊細な作品なので一般受けはしないだろうなぁ(笑)。
実家の安もんシステムではディテイルが聴き切れないので、
名古屋に持って帰る事にしよっと。

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August 09, 2008

開封祭り クラシック篇

クラシックのCD棚も未開封のモノがチラホラ。
ジャズと違ってこちらは中身がヘヴィーなのんが
残る傾向にあります。
現代音楽の混沌とした不協和音を
休日の昼下がりにはあまり聴きたくないし…(笑)。
ほっとくといつまでも聴きそうにないので、
意を決して、開封祭りクラシック篇をやります。
クラシックの場合、1枚辺り2曲づつとか決めても、
時間がマチマチなので、適当に端折り聴きする事にします。


Kc350094Kc350080

■LANDSCAPES/LOTUS STRING QUARTET(TELDEC)
日本女性4人の弦楽四重奏。
矢代秋雄、西村朗、細川俊夫、武満徹、三善晃の作品を。
■RAVEL:PIANO FAVOURITES/FRANCOIS-JOEL THIOLLIER(NAXOS)
フェイヴァリットは分かるけど、組曲の中から抜粋は…。
クープランの墓のプレリュードは速過ぎ。全然駄目です。


Kc350081Kc350082

■DEBUSSY・RAVEL
COMPLETE WORKS FOR PIANO DUET AND TWO PIANOS
/MICHEL BEROFF&JEAN-PHILIPPE COLLARD(EMI)
ドビュッシー、ラヴェルの二枚組だけど、当然ラヴェルを聴く。
マメールロワ、久しぶりに聴くと良い曲ばっかりだなぁ…。
"FRONTISPICE(口絵)"は僅か2分足らずの曲ですが、
ぐちゃぐちゃとした印象深い響きを持ってます。
なんせピアノ1台5手の為の曲ですから。
■LEARNING ABOUT GREGORIAN CHANT/(SOLESMES)
グレゴリアンチャントの歴史を学ぶCD。
歌の合間にナレーションが入って英語で説明してます。
何でこんなCDを買ったのか不思議だったんですけど、
ナレーションをしてるのがSARAH MOULEだったんですね。
しかし、あのジャズヴォーカリストと同一人物かどうか不明。


Kc350084Kc350085_2

■高橋アキの世界I/高橋アキ(EMI)
■尾高賞受賞作品5/NHK交響楽団(KING RECORDS)
三善晃の「響紋」が聴けます。
児童合唱による"かごめかごめ"とオーケストラの邪悪な咆哮。


Kc350086Kc350088

■MUSSORGSKY:KHOVANSHCHINA/(NAXOS)
ムソルグスキーの未完の歌劇"ホヴァンシチーナ"を
リムスキー=コルサコフがオーケストレイションした完成版。
リブレットがついてないのでCD3枚もどうやって聴けば…。
■BELA BARTOK WORKS FOR PIANO SOLO 7
/ZOLTAN KOCSIS(PHILIPS)
コチシュのバルトークピアノ全集の第七巻、完結編。


Kc350089Kc350090

■縄文連祷 三善晃作品集2/栗山文昭(VICTOR)
三善晃の合唱作品集。
個人的には「動物詩集」が面白かったです。
"子猫のビッチ"は一音符に多音を割り当てて
合唱らしからぬ躍動感を出してますし、
"ひとこぶらくだのブルース"はブルーノートを多用。
■クレーの絵本 三善晃作品集4/栗山文昭(VICTOR)


Kc350091Kc350092

■GYORGY LIGETI:CLEAR OF CLOUDY/(GRAMMOPHON)
グラモフォンに残されたリゲティの作品集。4枚組。
コンプリートらしいんですが、ピアノ練習曲1集の2、4曲しか
収められてません。それしか録音しなかったんでしょうか?
■HENRYK GORECKI :STRINGS QUARTET NO.1-2
/KRONOS QUARTET(ELEKTRA NONESUCH)
1番は音が怖いです。2番はカッコイイです。


Kc350093Kc350095

■ALBINONI&VIVALDI:MUSICHE VEZEZIANE/(CLAVES)
なんで急にバロック音楽かと云いますと、
海外サイトでCDを買ったら、間違って送られてきたってだけの話。
クレームをつけるのも面倒なのでそのまま受け取ってしまった。
■AMERICA:A PROPHECY/THOMAS ADES(EMI)
バロックの後はトーマスアデスで(笑)。
私より年下の作曲家ですわ。
表題曲はメゾソプラノ+オケ+コーラスの大曲。


Kc350096Kc350097

■MARTINU COMPLETE PIANO MUSIC 1
/GIORGIO KOUKL(NAXOS)
■MARTINU STRINGS QUAETES NOS.3&6
/MARTINU QUARTET(NAXOS)


Kc350098_2Kc350099_2

■MARTINU COMPLETE PIANO MUSIC2
/GIORGIO KOUKL(NAXOS)
■HOLST MENI MORA/VARIOUS ARTISTS(NAXOS)
全時代的な作風だ…。やっぱり好みじゃないです。
右肩に「HEIANDO」のラベルが…。長野の本屋やん。
って事は6~7年間未開封だった…。


Kc350100Kc350102

■FEDERICO MOMPOU:MUSICA CALLADA
/HERBERT HENCK(ECM)
モンポウのひそやかな音楽1~4集。
■SANDOR PLAYS PROKOFIEV VOL.2/(VOX BOX)


Kc350103Kc350104

■SRTRAVINSKY:PETROUCHKA etc.…
/MAURIZIO POLLINI(GRAMMOPHON)
■LIGETI REICH:AFRICAN RHYTHMS
/PIERRE-LAURENT AIMARD&AKA PYGMIES(TELDEC)
ピエールローランエマールとアカピグミー民族による
プリミティヴなアルバム。
民族音楽の合間合間にライヒとリゲティを挟んだ構成。


クラシックはジャズ以上に疲れます。

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July 31, 2008

鏡の中の蛾

日が沈んでもまだ蒸し暑い。
iPodを聴きながらの会社からの帰り道。

地下鉄への階段を降りていき、
冷房の空気が体をすり抜け始めたあたりで
耳元の音楽はラヴェルのピアノ曲”鏡”の一曲目、
"蛾"に変わった。

今まで聴いた"蛾"の中でもゆったりとしたテンポ。
鱗粉を撒き散らしながら、
蛍光灯の下で残像をちらつかせている感じ。
こんなイメージのくっきりした"蛾"は初めてだった。

ランダム再生を止めて、"鏡" 全曲を聴く事にする。
iPodのディスプレイを見ると、演奏者は
JEAN-PHILIPPE COLLARD。

全体的にゆっくり目のテンポで淡々と弾いてるけど、
音の粒がとてもくっきりしている。
何だか凄く気に入ってしまった。
"鏡"は"道化師の朝の歌"を除けば好きな組曲。
"道化師~"一曲の為にどうも聴く頻度が低くなってた気がする。
頻度が低いって云っても何百回と聴いてるだけど、
それでも再発見したみたいでちょっと嬉しい。


家に帰って、もう一度"鏡"を聴きなおす。
やっぱりいい感じだわ。


ま、とにかく、聴きたい音楽がある時って、
いいですね。

Jean_philippe_collard_ravel


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July 12, 2008

MIDI環境再構築顛末記

ふと思い立ち、MIDI環境を復活させる事にしました。

音源は昔のSC88proでいいとして、
シリアルケーブル、シーケンスソフトがない。

って事で、当時使ってたケークウォークの後継ソフトらしい
MUSIC CREATORのソフト単体と
Kc350056_2

シリアルミディケーブルを購入し、これで万事OK。
Kc350058

 
 
…の筈だったんですが、
 
 
 
 
シリアルミディケーブルって
Vista用のドライバーがないんですね。
仕方がないのでノートPCの方で環境を作ろうと思ったら、
RS-232Cのコネクタ自体があらへんがなー。

万事休す。
Kyusu


どうしたものかとローランドに質問メールを送ったところ、
接続にはUSB-MIDIのインターフェイスを使えば、
SC88でもVistaで使えますよ、との事。

喜び勇んで、早速それを購入。
Kc350059


SC88proの背面のスイッチをmidiに切り替え、接続。
何の苦もなく、昔のデータがちゃんと鳴りました。
よっしゃー。
シリアルミディケーブルは無駄になってしまったけど、
ま、いっか。一回呑みに行ったと思えば…。


これで止めたらよかったんですが、
実は手元には他にも音源が2つある。
MU80とVL70-mです。
Kc350075

これも使えるようにしようと思い、
段ボールの中から音源を探し出し繋げようとすると…、

あー、ヤマハの音源はACアダプタが別だー。

再び段ボールやら整理箱やらを家捜しし、
ようやくACアダプタ2つを見つけることができました。

あとはPCと接続し、更にスピーカーと繋げようとすると…、

あー、ヤマハの音源はジャックが太いやんー。

三たび段ボールやら整理箱やらを家捜しし、
ようやく変換プラグを2つ発見。

しかし、MU80とVL70-mを同時に鳴らすに
どう接続したらいいんだっけ?
昔はどうやって繋げてたんだっけ?
あれ?ウィンドシンセのWX11はどこにいったっけ?

結局、面倒になって、YAMAHA関係は放棄しました。
ま、使ってたのは殆どSC88だったし、よしとしよう。


さて、次は念願のエムニさんの作品を聴くかー。

あ、レコポデータだ…。


戦いはまだまだ続く。

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July 11, 2008

ボサノヴァ誕生50年記念 

今年はボサノヴァ誕生50年なんだそうです。
それはめでたいと云うことで、
私の好きなこのアルバムのこの曲を集めてみました。


Ca0mz6la
□FALSA BAHIANA
■BELEZA PURA
/TRIO MELERO-MIGUEZ-IOVINO(RIP CURL RECORDINGS)
いきなしアルゼンチンのボサノヴァでスタートです(笑)。
ひなたぼっこをしてるようなユル~い雰囲気ですが、
この可愛いヴォーカルがたまりません。


Cabr13yj
□THE TELEPHONE SONG
■BLUE BOSSA/ANA CARAM(CHESKY RECORDS)
"テレフォンソング"は「GETZ AU GO GO/STAN GETZ(VERVE)」の
アストラッドジルベルトの初々しいヴォーカルと
電話の音を真似したゲッツのトリルが印象的なんですが、
レコードが実家なので代わりにアナカランを。
ちょっとカタいけど、悪くないです。


Cat2t8e7
□CHEGA DE SAUDADE
■THE LEGENDARY JOÃO GILBERTO/JOÃO GILBERTO(WORLD PACIFIC)
この曲がまさにボサノヴァ第一号と云われる作品であります。
50年経ってもメロディラインが新鮮ですねぇ。
このジョアンの囁き戦法が未だにボサノヴァのイメージそのもの。
って云うか、この雰囲気からはみ出すとボサノヴァじゃなくなるかも。


Caacmv6x
□A GAROTA DE IPANEMA
■TRIBUTE TO ANTONIO CARLOS JOBIM/BELEZA(SAMSON RECORDS)
ボサノヴァ最大のヒット曲が"イパネマの娘"ですね。
ここはBELEZAの唄で。あ、この人もアルゼンチンだ。
イパネマは色んな人が歌ったり演奏したりしてますが、
結構捏ね繰り回して演るので、
こう云うストレートなのんを聴くとホッとします。


Ca7rm01r
□DINDI
■SEM VOCE/JOYCE & TONINHO HORTA(OMAGATOKI)
ジョビンの名曲をジョイスとトニーニョオルタで。


Caterk7d
□A VIDA LEVA
■FUTUROS AMANTES/ANA MARTINS(RIP CURL RECORDINGS)
ジョイスの娘、アナマルチンスを初めて聴いた時は
ボサノヴァを聴いてて良かったなぁと思いました。
こんなに幸せな音楽って、そう滅多にありませんからねー。
ちゃんちゃいお~ん。


Ca5nr6jm
□VOCE JA FOI A BAHIA
■CANTA CAYMMI/ROSA PASSOS(LUMIAR DISCOS)
私の一番好きなホーザパッソスのドリヴァルカイミ作品集より。
和泉雅子みたいなおばちゃんだけど、ちょっとハスキーで愛らしい声。


Ca3b327b
□CAMINHOS CRUZADOS
■INTERPRETAM CANÇES DE ANTONIO CARLOS JOBIM
/CAROL SABOYA & NELSON FARIA(LUMIAR DISCOS)
キャロルサボヤはアントニオアドルフォの娘。
デビューアルバムから抜群のテクニックを発揮してました。
ちょっと若さで張り切り過ぎてた感じもありましたが、
このアルバムでは一気に大人の歌手になった雰囲気です。
魅力的なヴォーカリストですねぇ。


Cawsv6bf
□I REALLY SAMBA (EU SAMBO MESMO)
■JOÃO/JOÃO GILBERTO(PHILIPS)
ジョアンの60歳ちょい前のアルバムです。
それに「JOAO」ってタイトルを付ける辺りが何か凄いなぁと。
個人的にはジョアンのアルバムの中で一番好きな作品。


Caar3gao
□O PATO
■DO BRASIL/TRIO ESPERANÇA(PHILIPS)
三姉妹のコーラスグループです。
姉妹だけあってハモりが綺麗です。
アカペラで唄う"O PATO"のかわいらしい事。
このアルバムの収められた"SAPPORO 76"も面白い。
日本語なんですよ。
「私、私はとても幸せね~、あなたの愛に包まれているから。
すみません。」
なんで「すみません。」なのかがよくわかりません(笑)。


Ca6efvcu
□SAMBINHA BACANA
■INFLUENCIA DO JAZZ/KAY LYRA(VIDEOARTS MUSIC)
ケイリラはカルロスリラの娘。
この曲も日本語まじりです。
同じメロディラインなのにポルトガル語だとスタイリッシュに聴こえ、
日本語になると一気にムード歌謡の様に聴こえてしまいます。


Cawnvsl6
□ÁGUA DE BEBER
■QUARTETO JOBIM-MORELENBAUM/(EMARCY)
ジョビンの息子と孫+モレレンバウン夫妻のユニット。
個人的に"AQUA DE BEBER"を聴くと、凄く懐かしいです。
きっと子供の頃にどこかで聴いたんだと思います。


Caz9f361
□MINHA VOZ MINHA VIDA
■BOSSANOVA 2001
/RAMON LEAL & BEATRICE BINOTTI(MARINA)
RAMON LEALによるヨーロッパテイストのオシャレボッサ。
でもこのヴォーカルがよろしおます。
高音域がちょっと不安定になるところが可愛い。
…こんな事を書くから、声フェチと云われるんだね(笑)。


Cao9e60w
□AH, SE EU VOU
■BRASEIRO/ROBERTA SÁ(MP,B)
ボサノヴァと云うよりもサンバ色のブラジル音楽です。
「21世紀のブラジル音楽を担うの期待の歌姫」ってコピーと
ジャケ写の可愛さに惹かれて買ったらアタリでした。


Cahp8ax7
□THE DUCKS
■HEAVEN HERE/ROMERO&PAMELA(AOSIS RECORDS)
ホメロルバンボと奥さんのパメラの仲睦まじい作品。
最初から最後まで無茶苦茶気持ちいいです。


Cawqp0d8
□BEIRAL
■MORADA DO SAMBA/ROSA PASSOS(LUMIAR DISCOS)
ホーザパッソスの最も好きなアルバムより。
基本やさしく、時折情熱的に。
フェイドアウトが惜しいなぁ…。

Case5242
□AQUELAS COISAS TODAS
■DURANGO KID 2/TONINHO HORTA(BIG WORLD MUSIC)
天才トニーニョオルタのギターと声。
ワンアンドオンリーな音楽ですね。


Ca8lwuo3
□SAMBA DO CARIOCA
■BOSSA CARIOCA/小野リサ(東芝EMI)
小野リサも一発行っておきましょう(笑)。
このアルバムが一番好きかな。
上のモレレンバウンのアルバムと同じく、
ジョビンの息子と孫が参加しております。
彼女の声はやっぱり魅力的です。


Cam167ze
□DEVOLVA-ME
■PERFIL OS MAIORES SUCESSOS
/ADRIANA CALCANHOTTO(SOM LIVRE)
アドリアーナカルカニョットはボサノヴァの人ではありませんね。
割とセンスはフォークとかポップス寄りだと思います。
でも、何か惹きつけられるんですよね。
去年、日本に来ていた事を後で知りました…。くー。


Ca59ctx0
□ZINGARO (RETRATO EM BRANCO E PRETO)
■AMOROSO/JOÃO GILBERTO(WARNER BROS.)
最後はジョアンで〆ます。
全てのボサノヴァの曲の中で一番好きな曲が
この"白と黒のポートレイト"です。
マイナーなメロディが好きなのはやっぱり日本人的かなぁ。


だらだら長くなりましたが、これで大体CD一枚分くらいですね。
ボサノヴァって曲が短いんだよなぁ…。

ではでは、この辺で。

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July 02, 2008

漢(おとこ)のCDBOX

Michi今日は病院の検査で休み。
軽度の脂肪肝を宣告され
すっかり凹んでるトコロに
こんなモノが届きました。

道/水木一郎(COLUMBIA)

水木一郎デビュー40周年記念、
CD5枚+DVDのボックスです。
全116曲収録。

予約注文してたことすら
すっかり忘れてました。
って云うか、した記憶がない。
どーせ酔っ払ってクリックしたんでしょ、おいら。

全然アニメファンではありませんが、
アニキと山本正之は別格です。
アニメは苦手ですが、テレビマンガは好きでしたから。

自分で云うのも何ですが、水木一郎の曲は
私の声と声域にとても合っていて、
カラオケで歌うと気持ちいい上に、なかなかサマになります。
他の客からリクエストがかかる事もあるんですよ、いやホント。

あー、これをiPodに入れて聴いたら、
厭な事があっても全部吹き飛びそうだなぁ…。
脂肪肝なんかで凹んでじゃいけない。
「脂肪漢」って書くと、カッコイイぢゃないか。


って事で、iTuneにインポートしようとしたら、
まだCDDBデータベースに入ってないんでやんの。
116曲も自分で打ち込むのは面倒なので
誰かが入れてくれるまで待とう不如帰。

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June 22, 2008

じめじめ対策

Mountain_of_bossaずっと雨で鬱陶しいので、
iPodの中身を入れ替え。
小難しいジャズを削って
ブラジル音楽を大量取り込み。

暑くなってくると、
ジャズ比率はカクッと落ちますねぇ。

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June 13, 2008

昔作った曲 その8

珍しく更新が滞っております。

捻挫して、胡坐がかけず、
和室に置いてるパソコンの前に座れないのです…。

って事で、昔作った曲でお茶を濁します。


"曇った午後"ってタイトルの曲です。
ちょうどこの季節の明るい曇り空のイメージで作りました。
やたら高音のベースソロとか、あざとい引用とか、
直したいところは山ほどあるんですが、
midi環境を喪失しておりますので、
当時のまんまアップします。

曇った午後/志保龍Q

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June 08, 2008

三度目のタロー。

TharaudCDの重複買いはよくやってしまいます。
そしたら、中古屋には売りに行かず、
友達にあげる事にしてるんですけど、
とうとう「重複あげ」をしてしまった様です。
タローのラヴェルピアノ曲集。
そんなに好きな作品ではないんですが、
ラヴェルのピアノ曲集はとりあえず
一通りおさえておきたいし、
"Le parade"や"Menuet en ut dièse"が
入ってるのは貴重だし…。

って事で3回目の購入。

"クープランの墓"ばっかり聴いてたので、
他の演奏も通しで聴いてみる。

全体的に淡々としていて、好ましい演奏。
特に"鏡"は静かに聴き入ってしまいました。

うん。
市価の三倍を費やしたけど、
損な買い物じゃなかった。
と、自分に云い聞かせる。

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May 27, 2008

ライヴ ダブルヘッダー

5月25日(日)は西山瞳トリオライヴに行きましたが、
同じ日に近所のバーCASKでも
10周年記念ライヴがあったんですよね。

西山さんのライヴが早めのスタートだったので、
終了時間も思ったよりも早かった。
ならばと云う事で、帰りにCASKを覗くと、
ライヴは終わったみたいでしたが、まだお客さんが一杯。
いつもと違う感じでワイワイ楽しそうな雰囲気でした。
この日はホントは要予約だったんですけど、
入れてもらってカウンターの隅で呑む事にしました。

すると、予定外(?)の追加ステージが始まったんですねー。
をー、ラッキー。

楽しいアコーディオンとギターの演奏でありました。
ボタン式のアコーディオン、かっこいいなぁ…。


って事で、CASKのマスター、10周年おめでとうございます。
これからもちょくちょく寄らせていただきます。

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May 10, 2008

病院でミニマル

先日、MRI検査を受けました。
台の上に固定されて、でっかい装置の中で十数分。

退屈すると思いきや、結構面白かったです。

安定した機械のモーター音がずっと聴こえてて、
磁気発生装置(?)の発するパルスが重なります。
時折、周期の違う2~3種類の音がシンクロして、
不思議なうねりを生み出したりするのです。
そして、自分の呼吸の音が一番近くに聴こえる。
正にミニマルミュージックです。

MRAよりMRIの方がクォリティが高かった。
皆様も是非(笑)。

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May 05, 2008

実家で有線、みたいな。

Ca4om7sz

GWの帰省は家族連れだと、
わいわいがやがやでしょうが、
独りモンの場合は結構地味で暇です。
パソコンレスも耐え難いですが、
音楽レスはもっとつらい。
no music no wife
…つまらん。

実家には一枚のCDもないので
必然的にLPを聴く事になるんですが、
片面20-30分で掛け替えるのは、
かなり面倒くさい。

昔は
「LPの片面くらいの時間がちょうどいいや。」
って思ってたのになぁ…。

なので、iPodをアンプのAuxに繋げてみました。
をー、快適。
かなりアナログ的ですが、
きわめてiTune感覚に近い。

現在iPodには11505曲入ってるので、
ランダム再生すると、殆んどUSEN状態です。

ま、ケニーワーナーのややこしいピアノの次に
桂雀々の落語が流れるチャンネルなんて
あり得ませんけどねー。

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April 20, 2008

日曜の朝の至福

Key_lyra_and_tea_and_pc ケイリラを聴きながら、
 朝の紅茶。
 上手に淹れられた。おいしい。 

 外は良い天気だし、
 ぶらぶら出かけようかと、
 ネットで近くの美術館などの催しを調べるも、
 今ひとつ琴線に触れるものがなく…。

 はてさて、どうしようかなぁと、
 無計画に時間を過ごしているこのひとときが
 一番幸せ度が高いかもしれないです。

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April 11, 2008

さよなら音ログ

PC上で聴いた音楽のログをネットにアップして
ネット上で音楽コミュニティを作ろうって試みだった音ログでしたが、
運営者の負担が大きい上、採算が合わなかった様で
一旦サービスが終了してしまいました。
blogパーツとしてずっと使ってたので凄く残念です。

いくら下らないネタを書いていても、
サイドバーの音ログに表示されるジャケ写があれば、
「あ、ここは本来、音楽のblogなんだな。」
と思ってもらえていた筈なのです。
時々、調子っぱずれなジャケットを表示して
笑わせてくれましたしー。

新サービスも検討しているようですので、
期待して待つことにします。


とりあえずは賑やかしに
Love Jacketってブログパーツを付けました。

iTuneなどとは連動してなくて、
あらかじめ選んだモノをスライド表示するだけ。
手動で入れ替えるのはなかなか面倒だなぁ…。

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March 22, 2008

光と音と車の話。

今日から光接続になったんですけど、
ADSLと体感速度はあんまり変わらないなぁ…。
NTTまで100mもないくらいの距離だから
電話線でも十分速かったのかも。

Pc_and_audioで、接続にきたNTTの人が
パソコンの設定をしながら、
横のオーディオラックを
チラチラ見てるんですよね。
(ひょっとしてオーオタ?)
マニアックな話をされても困るので、
私は知らない振りをしてたんですが、
ついに彼が躊躇いがちに口を開いたっ。
「これって高そうですね。
一つ10万くらいするんですか?」
あらら、全く逆でした。
どんなジャンルでも門外漢は
値段から入ってきます。
私が大体の価格を云うと、
目を丸くしながら、
「えー、車が買えるじゃないですかー。」って。
出たー、お決まりの反応。
行間を読むと、
「たかがCD聴くのに何で車一台分の金をかける必要があるの?」
って価値観が見え隠れしております。
きっと、どう説明しても理解してもらえないので、
「私、車持ってないですし、独身ですから。」
と、本意ではないセリフで逃げておきました。


でも、本当に云いたかったのはこう云う事です。

「私はオーディオマニアではありません。
しかもレコード&CDコレクターでもありません。
聴く事に悦びを感じている普通の音楽好きです。
新しい音楽との出会いを求めてるうちに
沢山のレコード&CDが集まってしまいましたが、
集める事を目的にしている訳ではありません。
しかし、ソフトが増えすぎて、
自分でも把握しきれなくなってきたのも事実。
そこで、音楽からより多くの悦びを得る為には
新しいソフトを購入するよりも
手持ちのソフトの音質を底上げした方が
価値のある投資ではないかと考えました。
1枚あたりの満足度が1.2倍になったとしたら、
"×枚数分"の総満足量になるのではないかと思ったのです。
で、社内の積み立て貯金を解約してオーディオを買いました。
とりあえず満足できるシステムが組めたので、投資は終了。
後は音楽を聴き続けるだけです。」

音楽好きの皆様ならわかってもらえますよね?

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March 08, 2008

カレーうどんのうた【完結編】

Qy70朝、寝間でうとうとしてたら、
「カレーうどんのうた」の続きのメロディが
浮かんできてしまいました。

なんか無性に曲を完成したくなり、
我が家にある録音できる機材を掻き集め、
どうにかこうにかmp3データをでっち上げました。

モバイルシーケンサーQY70でカラオケを作り、
安物のステレオで鳴らしつつ、
安物のマイクを繋げて、MDで生録り。

手抜きな上に、歌は専門外なので
クォリティはきわめて低いです。
それを踏まえた上で暖かい耳でお聴き下さい。

カレーうどんのうた【完結編】

               作詞・作曲:志保龍Q

あしたのひるはカレーうどん
あしたのひるはカレーうどん
でもね、こんやたべちゃいそう
でもね、こんやたべちゃうな
(繰り返し)

ちゅっちゅっちゅる ちゅっちゅっ ちゅるるる
ちゅっちゅっちゅる ちゅっちゅっ ちゅるるる

ぼくはあさもひるもよるもカレーうどん

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March 04, 2008

両手に花 in LOVELY

3月3日のひな祭り、
名古屋のジャズのライヴハウスLOVELYで
渋谷毅+小川美潮+金子マリの
「両手に花」ツアーを聴いてまいりました。

渋谷毅+小川美潮を聴くのは何年振りでしょう。
JIROKICHI以来ですから6年以上は経ってますわ。
それだけに期待は膨らみ捲くってたんですけど、
それはそれは夢の様なひとときでした。

彼女の唄は本当に素晴らしい。
私にとって、あらゆる全てのジャンルで
最もフェイヴァリットな歌手であります。
特に渋谷さんとの"花の答え"は心が震えます。
考えてみたら、この曲ってどのアルバムにも入ってないですね。
やっぱり、このデュオのアルバムを作って欲しいです。

金子マリはかなり酔っ払った状態で唄ってました。
呂律も回ってなくて、どうなる事かと思いましたよ。
ま、何とか唄い切ってはりましたが。

最後は三人での演奏になり、
ここで逆に酔っ払い状態が生きてきました(笑)。
しっちゃかめっちゃかになりそうでならない面白さ。
大盛り上がり大会になりました。
ジョビンの"3月の雨"の日本語ヴァージョンが傑作でした。
あと"DEAR MR.OPTIMIST"も良かったです。
この曲聴くと、喉の下辺りまでじんわり熱くなってくるんですよねぇ…。

次の名古屋ライヴはいつだー。
絶対に行くー。
何が何でも行くー。
女房を質に入れてでも行くー。
いないから入れられないが。

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March 02, 2008

待ちに待ったアルバム

ついに小川美潮の新譜が発売になりました。
現在活動の中心になっているウズマキマズウ名義のCD。
Uchujin
「宇宙人/ウズマキマズウ(AGOGA)」

全7曲と短めではありますが、内容は濃いです。
ソニー時代のよそいきで完成度の高い作品とは違って、
チャクラの頃の天然色な(笑)小川美潮が聴けます。

個人的な事ですが、関東に住んでいた頃、
小川美潮のライヴに足繁く通っておりました。
ちょうどその頃、高円寺のJIROKICHIや
吉祥寺のSTAR PINE'S CAFEで
産声を上げた曲が大半を占めており、
感慨無量であります。

メンバーがこれまた凄い。
小川美潮(vo)
大川俊司(b)
板倉文(g)
Mo*To(key)
BaNaNa-UG(key)
Mac清水(perc)
whacho(perc)
青山純(ds)
これをフルマキマズウと云うんだそうです(笑)。

尚、これに先立ち、JIROKICHIでのライヴを収めた
2枚組CD-Rも出ておりました。
あやうく買い逃すところでした。
Uzumaki_live

これを機に小川美潮のCDが定期的に出ますように…。
充電期間が長すぎましたもん。

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March 01, 2008

メンテナンスのお知らせ その2

再びお知らせです。

昔の記事のCDの感想文のうち
ジャケ写を載せてなかった分を追加しました。

カテゴリーのジャズから入っていただければ
ご覧いただけますが、
別に敢えて見て貰う程の事ではありません。

更新したアルバム一覧は下記の通りです。

------------ 8< ------------

THE UNKNOWN JOBIM/DAVID LIEBMAN(GMN)
SARABANDE/FRED HERSCH(SUNNYSIDE)
QUICKENING/FRANK KIMBROUGH(OMNI TONE)
IN SO MANY WORDS/TRINE-LISE VAERING(STUNT RECORDS)
WHAT'S NEW AT F/EDDIE GOMEZ(Fレーベル)
MY FAVORITE THINGS/ORNA(SEVEN SEAS)
MAGIC BOX/JOE HAIDER(JHM RECORDS)
WELCOME HOME/JEAN-MICHEL PILC(DREYFUS)
I FOUND LOVE/DENZAL SINCLAIRE(EMARCY)
AFRICAN BREEZE/DOLLAR BRAND(EAST WIND)
RECYCLE/MIKE MELILLO(PHILOLOGY)
THREE TRIOS/NGUYEN LE(ACT)
SUNDAY/THE LIFE OF A TRIO(OWL)
THE BOY NEXT DOOR/STACEY KENT(CANDID)
UMAI/ERIC VLOEIMANS(CHALLANGE)
APOGEO/MAURO NEGRI S.F. GROUP(SPLASCH)
ROOT DOWN/JIMMY SMITH(VERVE)
BRAZILIAN SKETCHES/JIM TOMLINSON(CANDID)
TRISTANO/STEPHAN OLIVA&FRANCOIS RAULIN(HARMONIA MUNDI)
DEAR LIFE/JOE LOCKE&4 WALLS OF FREEDOM(SIROCCO MUSIC)
THIS IS CHRIS/CHRIS CONNOR(BETHLEHEM)
VIRA VITA/NICOLA STILO(VIA VENETO JAZZ)
ずっと西荻/渋谷毅オーケストラ(林泉)
LOXODONTA AFRICANA/RICKY FORD(NEW WORLD RECORD)
GO THERE/南博(EWE)
SONG WE ONCE KNEW/CHRIS KASE(SATCHMO JAZZ RECORDS)

------------ 8< ------------
意外と手間でした…。

自分で紹介しておきながら、記憶にないアルバムもチラホラ。
感想文を読んでるうち聴きたくなって、
何枚か聴いてみたところ、
「なるほど、書いてる意味はわかる。」
って感じでした。
4年近く前の耳とあんまり変わってないのね、オイラ。

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February 02, 2008

女性ヴォーカルに惹かれる夜

事務所の工事で早く会社を追ん出されたので、
近所のバーCASKで気持ちよく呑んで
帰ってきたら、まだ9時前でした。

無性に女性ヴォーカルが聴きたくなって、
酔い覚ましの珈琲を呑みながら、
あれこれ聴いてみる事にしました。
ビール1杯、モスコミュール1杯、
ウィスキーロック3杯を呑んでの文章なので、
若干の破綻はあると思いますが、ご容赦ください。


1565667_img
■S+4/SMITTY(SELF-PRODUCE)
オーソドックスな大人の女性ヴォーカル。
気取りすぎず、頑張りすぎず、
自然体でジャズが滲み出ている感じが気持ちいい。
録音もよくて、ど真ん中にリアルな音像が立ちます。
時々聴きたくなるさり気なくお気に入りの一枚。
酔った勢いで秘蔵品の公開です。


1565666_img
■檸檬の月/小川美潮(SONY)
久しぶりに"はじめて"を聴いたら涙が出てきました。
小川美潮の声は今まで出会った中で
もっとも素敵な声だと思います。
彼女のアルバムが長らく出ていないのが寂しくて仕方ない。
東京にいる頃はライヴにも行けたけど、
それ以外の場所では聴けて年に一度。
私に財力があれば、小川美潮+渋谷毅のデュオで
アルバムを作りたいと妄想してしまう。
いっそたのみコムで署名を募ろうか…、って集まらへんわな。


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■AFTER GIRL/こなかりゆ(GOOD HUMOUR)
こなかりゆの魅力は奔放な歌詞と
未熟ながら気持ちが優先する唄だと思います。
病魔に蝕まれ、視力を失ってしまい、
活動を中断していました。
また細々と歌い始めたのを知ったのがつい最近。
ネットで買ったアルバムは手作りのチープな音でしたが、
彼女の思いが一杯詰まった素晴らしい作品でした。
ジャケットも手作り。


1565661_img
■QUIET/SHEILA CHANDRA(INDIPOP)
ヴォーカルと云うよりヴォイスです。
インド音楽の微妙な音階と複雑なリズムを
高いレベルでポップスと融合させたSHEILA CHANDRA。
インドの土臭さよりも、崇高さが先に立つ音作り。
彼女の声はとてつもなく美しいです。


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■JE NE CONNAIS PAS CET HOMME
/BRIGITTE FONTAINE(SARAVAH)
いかん、どんどん重くなっていくぞ(笑)。
ブリジットフォンテーヌとアレスキの傑作。
音数の少ないプリミティヴな音作りで
静かなアヴァンギャルドって感じです。
アレスキの露出度が高いのもこのアルバムの特徴。
唄と云うより言霊の世界ですね。


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■LES BLANCHISSEUSES/SAKANA(SSE)
ブリジットフォンテーヌ&アレスキを聴くと、
続けて聴きたくなるのがSAKANAです。
間違いなく同じ匂いが漂っています。
このアルバムも20年前になるんですね。
実験色が強い反面、ポコペンの唄い方もまだ普通(笑)。
西脇一弘の不思議なサウンドが続く中、
急にビートルズの"I SAW HER STANDING THERE"が出てきて
ちょっとホッとしたり…。


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■(     )/JON&UTSUNOMIA(HOREN)
いかれポンチな音楽はこれで最後にします。
JONの訳のわからない音楽を全面的に堪能できるCD。
しかし昔よりちゃんとオルガンを弾いてますね。
昔はコード進行も何も関係なかったけど、
このアルバムではちゃんと音が合う、ところがある(笑)。
紙一重の天才です。
…あ、やっぱり、一線、越えてしもてますわ。


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■IT'S LIKE THIS/RICKIE LEE JONES(ARTEMIS)
この流れからまともな方向に持っていこうとすると
リッキーリージョーンズしかないと判断しました。
我ながら、ナイス選択。
ファニーヴォイス――と云うかロリータヴォイスと云うか――
で独特の世界を表現をする彼女の音楽は嵌れば深い。
このアルバムは彼女の作品の中でも
多くの人を惹き付ける分かりやすさが備わってると思います。


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■SEGUNDO/JUANA MOLINA(DOMINO)
打ち込み系の音作りをバックにけだるいヴォーカル。
友達のheliさんに教えてもらったアルバムです。
時々引き出して聴きたくなる魅力があります。


1565650_img
■WHO ARE YOU?/LINDA PETTERSSON(TOUCHE MUSIC)
あれこれ経てやっとジャズに戻ってきました。
北欧のヴォーカリストって魅力的な人が多いですね。
このLINDA PETTERSSONも女性的で透明感があって、
それでいて人肌の柔らかさの漂う声質。
「LIGHT&SHADE/(NOCTURNE)」を聴いてファンになりました。
クォリティはこの「WHO ARE YOU?」の方が高いかも。
ジョニミッチェルの"ALL I WANT"が無茶苦茶いい。
ANDERS PERSSONのピアノもたっぷりのソロが聴けます。

そろそろ夜も更けてきたので、この辺で。

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January 05, 2008

行きたいトコ巡礼一人歩き

三が日は引き篭もり正月だったので
四日目になってやっと初外出でした。
行きたいところ巡礼の一人歩き。

こんな一日だった、ってだけのダラダラ日記です。


JR住吉駅で下車してとんかつのながた園へ行く。
ここに行くのは震災以降初めて。
昔は古い市場の入り口にあった小さな店だったが、
今はそこにKirara住吉って綺麗なビルが建ち、
店舗も綺麗に大きくなっていた。
漬物やちょっとした惣菜は取り放題、
ご飯、味噌汁おかわり自由のシステムは変わらず。
いつも頼んでいたMIXフライ定食を注文する。
Nagataen
衣が白っぽいぞ?
食べてみると案の定パン粉に油が残ってる感じ。
とんかつのソースは水あめっぽさが強く、
しょうゆは蛋白加水分解物の味がする。
昔と味が変わったのか、私の舌が変わったのか、
頭の中でイメージが膨らみすぎていたのか…。

そのまま梅田に出る。
レコード屋巡りの予定だったが、
ジャズ専門店ミムラを覗いたら、そこで予算オーヴァー。
今、この日記を書きながら、その内の一枚、
「SLOW DOWN/SOFIA PETERSSON(PROPHONE)」
を聴いてるところ。
Slow_down
完全なジャケ買い。
見えるところにはパーソネルが全くかかれていなかったが、
中を見るとKARL-MARTIN ALMQVISTが参加してる。
取り上げてる曲もプリンスやポールサイモンなどが混じって面白い。
あ、タイトルの「SLOW DOWN」は"59TH STREET BRIDGE SONG"の
冒頭の歌詞から取ったのかな。
"君の瞳に恋してる"もファニーヴォイスにぴったりの愛らしい仕上がり。
"TEACH ME TONIGHT"はアレンジも凝ってて楽しい。
可愛い声+イカツイ演奏と云う陵辱テイストが堪らない(笑)。
ちょっと見っけもんのアルバムだった。

晩飯は堂山町の焼鳥せんぼんに行く予定だったが、
残念ながら正月休み。
予定が狂ったので、そのまま難波に出る。
一芳亭を覗きに行くとそこも休み。
千日前の鳥鮮は潰れて虎キチの居酒屋になってた。
更に足を伸ばして串カツの二色も正月休み。
さてさて、一人で入りやすい店が思い浮かばずウロウロ。
戎橋通りは初詣の人波に負けないくらいの人出だったが、
筋が違うと全く人がいない。
人ごみを避けて難波臭い雰囲気を味わいつつ更にブラブラ。
相合橋から道頓堀川を臨むとこんなに汚い。
Doutonbori

ぶらぶらがてら法善寺の水掛不動で手を合わせる。
で、そのすぐ横で見つけた物件。
Gufu
ガンダムファンなら大喜びか。

晩飯は相合通りで見つけた串くわ焼きのたこ坊に入る。
5時前の入店時には客もちらほらだったが、
あっと云う間に満席状態。
新年の挨拶をする客も多かったので常連率は高そう。
串くわ焼や揚げ物を色々いただく。
面白かったのはえびパン。
Ebipan
食パンの上に海老のすり身を乗せて揚げてある。
パンがやや油っぽいけどなかなかジャンクなウマさ。
串くわ焼はタレの焦げの香ばしさがポイントなんだろうけど、
店が込んでくるとコントロールし切れてない感じがした。
椎茸バター焼きなんか鉄板に残った焦げが付着して
苦かったりしたもんなぁ。

ほろ酔いで店を出たのが、まだ六時前。
小休止。
法善寺の老舗喫茶店アラビヤ珈琲店でマンデリンを飲む。
美味しかった。

恋さん通りなんて名前昔からあったっけ?と思いつつ、
その通り沿いのビルにあるYAKATA de Voceに行く。
今は年に何度かしか行けないが、長いつきあいのお店。
昔は硬派なジャズ喫茶だったが、少しづつ丸くなり(笑)、
今はジャズとボサノヴァのヴォーカルライヴ中心のバー。
この日のライヴは東ヤスノリ(g,vo)、ユウミ(g,vo)。
セミプロクラスの演奏ながら、難しい音程の曲をしっかり唄ってる。
ユウミさんはまだ20歳なんだそうで。わ、若い。
隣に座った人と話をしたりして、タイムリミットまで楽しく過ごす。
Blanton


以上、ダラダラ日記でした。

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December 24, 2007

昔作った曲 その7

思いっきり手抜きデータです。
伴奏もアドリブも全部BAND IN A BOX任せです。

酔っ払って地下鉄の入り口の階段で
潰れて座り込んでるAさんの印象を曲にしました(笑)。

冷えた階段

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今年はblogでクリスマスアルバム その3

昨晩、近所のバーで一人呑んでました。
マスターは年末休みなしで店を開けるとの事。
私が「クリスマスはお客さん多いんでしょ。」と訊ねると、
「どうでしょう。カップルは来ますが、
一人のお客さんは敬遠しますからね。」
と答えました。
そうなんですよね。この日は一人だと肩身が狭い。

って事で、気を取り直して、クリスマスアルバム特集を。


1535319_img
■BENDING TOWARDS THE LIGHT...A JAZZ NATIVITY
/VARIOUS ARTISTS(MILAN)
訳のわからないジャケットで期待せずに聴いたところ
何だか凄い内容です。
とにかく顔ぶれが凄いんですわ。
グラディテイト、ロンカーター、ジョンファディス、ティトプエンテ、
デイヴブルーベック、ルーソロフ、ビルメイズ、
トゥーツシールマンス、クラークテリー、パキートデリベラ、
ライオネルハンプトンetc.…。
ライナーをちゃんと読んでないので間違ってるかもしれませんが、
1987年、1992年、1993年の音源を集めたもの。
ただ他のアルバムからの拾い集めではなさそう?
クリスマス企画のライヴの様です。
★★★★


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■CHRISTMAS TIME IS HERE
/MONDAY OFF(VICTORIA COMPANY)
ちょっと古いスタイルの混声ジャズコーラスです。
優等生的な行儀よさですが、伸びやかな声で心地よい。
"EVERYBODY'S WAITING FOR THE MAN WITH THE BAG"
が気に入りました。明るくてうきうきする曲です。
"JINGLE BELLS"はエラのヴァージョンをコピーしてます。
★★★★


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■HAVE YOURSELF A SOULFUL LITTLE CHRISTMAS
/KENNY BURRELL(CHESS)
ケニーバレルのストリングやブラスアンサンブル入りのレコード。
手元の盤はCHESSレーベルから1984年に出たモノ。
"THE LITTLE DRUMMER BOY"なんかラヴェルのボレロの様です。
演奏としては"MY FAVORITE THINGS"が熱くてカッコイイ。
アクースティックギターでの"AWAY IN A MANGER"もしっとりして○。
★★★


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■SOUND OF CHRISTMAS/RAMSEY LEWIS(CHESS)
ラムゼイルイスの真っ黒なフィーリングのクリスマスアルバムです。
ここ10年くらいヨーロッパ系のジャズを中心に聴いてたので、
こんな黒っぽい演奏を久々に聴いた気がします。
きっと普通のジャズファンにはこう云うのがウケるのかなぁ。
”サンタが街にやってきた"はノリノリで演るんだろうと思ったら
スローバラッド仕立てでした。
ベストトラックは"CHRISTMAS BLUES"。コテコテです。
★★★


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■CHRISTMAS ALBUM
/HERB ALBERT&THE TIJANA BRASS(A&M)
ハーブアルパート&ティファナブラスの名盤ですね。
あちこちで流れてるので敢えてここで書く事はないです。
"JINGLE BELL ROCK"が好きですね。
これを聴くと昔のジャスコのCMソングを思い出します。
♪ジャスコで会いましょ 素敵な笑顔で
★★★


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■MERRY CHRISTMAS/BINGCROSBY(DECCA)
これこそ今更何も書く事はありません。
歴史的なレコード。
★★☆


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■X'MAS FROM GREAT OLD FRIENDS VOL.1&2
/VARIOUS ARTISTS(ALTY)
1987年に発売されたオムニバスレコードです。
オールドフレンズのタイトル通り、古い録音ばかり。
一番古いものは1925年です。雑音だらけ。
サッチモのヴォーカルも数トラックで聴けます。
★☆


1535313_img
■A CHARLIE BROWN CHRISTMAS
/VINCE GUARALDI(FANTASY)
ヴィンスグァラルディトリオによる
ピーナッツのクリスマス特番のサウンドトラックです。
ジャケットは可愛いんですが、中身は割と地味なトリオ。
ヴィンスグァラルディ本人の演奏で聴くよりも
デヴィッドベノワとかで聴いた方が楽しいと思います。
★★☆


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■HARMONY-THE CHRISTMAS SONGS
/NYLONS(SCOTTI BROS.)
ジャズではないかもしれませんが、
大御所アカペラグループナイロンズの
1994年のクリスマスアルバム。
このジャケットは日本盤のモノ。
刺激の少ない柔らかなハーモニーが心地よい。
完全なアカペラではなく、インストも入っています。
★★★


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■SHE LOBED CHRISTMAS/SUE KELLER(HVR)
これまたジャズ的要素は全くありません。
SUE KELLERって女性のピアノの弾き語りに
コーラスやガラクタのパーカッションが乗っかって、
緊張感の薄い緩い演奏が続きます。
演ってる方は楽しそうですが、聴いてる方は、
近所のおばちゃんのクリスマスパーティに
無理矢理誘われて居心地が悪いって感じ。
とにかく木魚の音で気が抜ける…。


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■CHRISTMAS AROUND THE WORLD
/VARIOUS ARTISTS(PUTUMAYO WORLD MUSIC)
同じ様なデザインのジャケットで企画モノを沢山出してる
PUTUMAYO WORLD MUSICのクリスマスアルバム。
これも全くジャズではありません。
世界の民俗音楽の着せ替え遊びを楽しむCDです。
★☆


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■AN EMPIRE BRASS CHRISTMAS/
EMPIRE BRASS QUINTET(TELARC)
これまたジャズではありません。
クラシカルなブラスアンサンブルに
ヴォーカルとその他楽器が加わって
教会的なクリスマスソングを聴かせます。
しかし、エレキギターやキーボードも入るので
新しいのか古いのかわからないサウンド。
★★☆


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■LET IT SNOW!/MICHAEL BUBLE(REPRISE)
マイケルブーブレは今をときめく若手イケメンヴォーカリストです。
オールドファッションドなスタイルで広い層をキャッチ。
甘い甘いヴォーカルをストリングスバックで聴かされると
きっと女性は堪らないんでしょうね。
★★★☆


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■WHITE CHRISTMAS/MARTINA McBRIDE(RCA)
カントリー系の歌手です。
ジャケットが綺麗なので買ってしまいました。
内容は普通のポップスサウンドです。
少しだけハスキーで美しく伸びやかな声。
心地よいです。
★★★


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■CHRISTMAS IS ALMOST HERE
/CARLY SIMON(RHINO)
大物歌手のカーリーサイモンです。
2002年のアルバムの筈ですので、
ジャケットの写真は57歳くらい?!
内容はフォークやカントリーの香りが強いです。
"HAPPY XMAS(WAR IS OVER)"が素晴らしい。
★★★☆


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■AN OLD FASHIONED CHRISTMAS
/THE TRAIL BAND(SELF-PRODUCE?)
オールドファッションドもオールドファッションドな
古楽の雰囲気も漂うカントリー音楽。
カウボーイがいた頃の音楽みたいな感じですわ。
こんなもんまで紹介してどうする(笑)。
★☆


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■ゆびきり 星降る夜のクリスマス/つじあやの(VICTOR)
最後は単に私の好みでつじあやのです。
写真は裏ジャケ。
夢見るような君と僕の純朴な愛のクリスマスソング。
つじあやのにはいつまでもこんな世界を描いていて欲しいです。
★★★★★

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December 16, 2007

しほたつ歌謡祭


歌は世につれ、世は歌につれ。
休日の午後のひととき、如何お過ごしでしょうか。
僕は元気です。

12月は昔から歌謡曲の総決算の時期ですよね。
日本レコード大賞があって、紅白があって。

そこで今回はウチでも日本のメロディを取り上げてみる事にします。
とは云っても昔からジャズとクラシックしか聴いてないので、
歌謡曲には疎い私です。
そこで、ジャズに於ける日本の曲を色々聴いてみる事にしました。
名づけて、しほたつ歌謡祭。


1525239_img
■CAMINHOS CRUZADOS/ANGELITA LI(STUNT RECORDS)
東洋系(?)のヴォーカリストのアルバムで
HANS ULRIKがフィーチャされてます。
聴き進めていると、いきなり聴いた事あるメロディが。
"UMA NOITE"ってタイトルなのでわからなかったんですけど、
これ"ワインレッドの心"です。
ポルトガル語で歌われると、元々ブラジルの曲に思えてしまいます。
凄く良いです。
このヴォーカリスト、気になって調べてみたんですが、
ジャズアルバムはこれ一枚しか出てないみたいです。
もっと聴いてみたいなぁ。

1525234_img
■TIMELESS/TIME FIVE(DENON)
アカペラの大御所タイムファイブの結成30周年アルバム。
全編日本語による歌謡曲のアカペラ作品です。
奇を衒う事なく曲の美しさをストレートに表現しています。
選曲も"上を向いて歩こう"や"星影の小径"の様な古いものから
"夜空ノムコウ"や"サマードリーム"あたりまで幅広いです。
個人的には"ひょっこりひょうたん島"とか"東京ブギウギ"の様な
アップテンポな曲も楽しくて好きですねぇ。

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■KAIMONO BOOGIE/酒井俊(SS LABEL)
酒井俊の1996年のアルバム。
比較的有名なスタンダード中心なんですけど、
初っ端の"買い物ブギ"のインパクトがあまりにも強烈。
元々が関西弁のケッタイな歌なので、ゴリゴリ演るのに向いてます。
酒井俊と片山広明の掛け合いが凄い。

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■夢の名前/酒井俊(BMGファンハウス)
酒井俊をもう一枚。
買い物ブギとは違って、言葉の強いシリアスな曲中心です。
岡林信康の"君に捧げるLOVE SONG"、美輪明宏の"ヨイトマケの唄"、
なかにし礼の"白い靴"、いずみたくの"別れの朝"、小椋桂の"愛燦燦"。
聴き終わった時、数時間は後を引く

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■PEOPLE IN ME/ABBEY LINCOLN(PHILIPS)
荒城の月はセロニアスモンク&チャーリーラウズも演奏していましたが、
ヴォーカルでもアビーリンカーンが唄ってます。
但し、テーマを軽く唄ってる程度の短いトラック。
しかもBメロのコードワークがおかしいので気色悪いです。

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■THE ARTISTRY OF HELEN MERRILL
ヘレンメリルの"五木の子守唄"です。
日本語で唄ってるので、青江三奈の様です(笑)。
ギターでチャーリーバードが参加しています。
この2年後に来日した際に尺八の山本邦山と録音した
「HELEN MERRILL SINGS FOLK(KING RECORDS)」でも
"五木の子守唄"と"中国地方の子守唄"を唄っています。
彼女の声質はハスキーで暗いので雰囲気ぴったりです。

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■THE SHADOW OF LOVE/青江三奈(VICTOR)
ヘレンメリルの次は青江三奈で。
1993年に出たジャズスタンダードアルバム。
例えば"CRY ME A RIVER"なんかは重い声質に合っていていい出来。
その中で持ち歌の"伊勢佐木町ブルース"の英語ヴァージョンを唄ってます。
これがなかなかカッコイイんですわ。メンバーも贅沢。
他に「PASSION MINA IN N.Y./(VICTOR)」ってアルバムもありまして
こっちは豪華なメンバーを使ってコテコテのジャパニーズブルースを
日本語で唄っています。さすがにちょっとこれは…。
冒頭、"MOANIN'"から"伊勢佐木町ブルース"に変わるところは笑った。

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■MOON DANCE/ANN SALLY(VIDEOARTS MUSIC)
アンサリーの2003年のアルバム。
ここでは"蘇州夜曲"と"星影の小径"を唄っています。
美しい佇まいを持った歌声ですねぇ。
日本語の美しさは一音一音節の中で生きる気がします。

1525246_img
■LOVE/綾戸智絵(EWE)
有名どころが続きます。
私が持ってる唯一の綾戸智絵のアルバム。
槇原敬之の"どんなときも"を英語で唄ってます。
三拍子にしてるのがとても合ってます。

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■ジャズ色・歌謡浪漫/澄淳子(NIPPON CROWN)
この企画では取り上げない訳にはいかないでしょう。
全曲、懐かしの歌謡曲です。
"憧れのハワイ航路"、"カスバの女"、""星影の小径"、"君待てども"、
"港が見える丘"、"イヨマンテの夜"、"東京の花売り娘"etc.…。
巧みに英語と日本語を使い分けながら、落ち着いた演奏に仕上げてます。
他にも「VACATION IN LOVE」ってアルバムでは"恋のバカンス"を唄ってます。

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■MOON OVER THE WORLD/ASIAN AMERICAN JAZZ TRIO(PADDLE WHEEL)
このトリオ名義で2枚目のアルバム(の筈)ですが、
ピアノがケイ赤木からTED LOに変わっています。
1993年の録音。
この"VACATION OF LOVE(恋のバカンス)"が絶品なんですわ。
もう何回聴いたかわかりません。
これに触発されて、昔、バンドでこの曲を演奏したんですけど、
凡人がやるとイナタイ感じになってしまいますわ。

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■A GIFT OF LOVE/TUCK&PATTI(PONY CANYON)
"上を向いて歩こう"は色んな人が演り過ぎて食傷気味です。
けど、この二人のヴァージョンはとてもいいです。
PATTIのヴォーカルは天賦の華があると思います。
粗い黒人ヴォーカルは苦手だけど、この人の唄はしっとり肌理が細かい。
当然、タックアンドレスも凄いんですけどね。

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■上を向いて歩こう/中村八大(東芝EMI)
って事で本家本元の中村八大の企画BOXモノ。
但し、本人の演奏での"上を向いて歩こう"はありません。
4枚組の4枚目に彼のピアノ演奏が収められており、
バップ色の濃い演奏も聴けて貴重です。
特に凝ったジャズアレンジの"木曽節"、"青い目の人形"、"夕焼小焼"、
"村祭り"、"七つの子"あたりが面白いです。
"こんにちは赤ちゃん"はクラシックピアノの練習曲風。

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■オンステージアットアムステルダム/渋さ知らズ
海賊版の3枚組CDです。
この中で曲名不明って書かれているトラックの中に"天城○え"があります。
強烈です。唄ではなく咆哮に近いです。
アムステルダムでこれを熱唱した事自体凄いです。

1525237_img
■JINGLE JAZZ/VARIOUS ARTISTS(徳間ジャパン)
TV JAZZのメンバーで作ったクリスマスアルバム。
"恋人はサンタクロース"、"雪が降る街"、
"クリスマスキャロルの頃には"、"クリスマスイブ"など
日本のクリスマスアルバムを取り上げています。
TV JAZZと比べるとはっちゃけた面白さはありませんが、
ま、TPOを考えて作ったんでしょうね。

1525238_img
■A ESPERA NA CABANA/TATIANA(東芝EMI)
タチアーナの1991年のクリスマスアルバム。しかも全曲ユーミン。
ユーミンだけでクリスマスアルバムが作れる事に驚きました。
タチアーナはまだ声が子供です。
どの曲もかわいらしい雰囲気に仕上げてますが、
ややアレンジ過多で、アクースティックなボサノヴァ感はありません。


探せばまだまだ出てきそうですが、疲れたのでこの辺で。
最優秀賞はドロロロロロロロロロロロロロロロ…
「CAMINHOS CRUZADOS/ANGELITA LI(STUNT RECORDS)」

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December 15, 2007

昔作った曲 その6

冬のイメージの和風のジャズです。
ほぼ全部打ち込みで作りました。

ファイルの日付を見ると1999年5月なので、
冬場に作り始めて、春になったのかも。

Chilly gusts of wind

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December 09, 2007

昔作った曲 その5

ウェブサイトのクリスマス特集のBGMに使った曲です。
MIDI環境を失ってから、ノートパソコンの内蔵音で作ったので、
バランスが全然取れていません。
静かな曲のつもりが意外とうるさい(笑)。

調整したいけど、MIDI音源は繋がらないし、
シーケンスソフトもないし、
仕方ないのでそのままアップします。

陽だまりの雪

その頃は仕事で雪国を担当してたので、冬の曲が多いです。

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December 08, 2007

昔作った曲 その4

"歓楽街の夜は更けて"

コネタの曲です。
酔っ払って夜の中華街を徘徊してる感じ。
実はネット仲間の酔っ払い画像に付けたBMG。

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昔作った曲 その3

クリスマスソングのつもりで作った曲です。
タイトルは"庭の雪景色 A snow-blanketed garden" 、
ドラムレスの静かなバラッドです。
ちゃんとルートで終わる素朴なメロディは
今でも結構気に入ってます。
midiファイルの日付は1997年12月14日。
もう10年も前なんですね。

昔の曲で恥ずかしいのは、アドリブパートですわ。
テーマだけ聴いて、後は聴き飛ばして下さい。

A snow-blanketed garden

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December 03, 2007

昔作った曲 その2

今回もクリスマスソングです。

タイトルは"食卓を飾ろう"。
素朴なピアノ曲です。

ファイルの日付を見ると2001年11月になってます。
もうNiftyにはアップしなくなってからの曲です。
ウェブサイトのクリスマス特集用に作った記憶があります。

確かMIDI環境が喪失してからの曲なので
ウィンドウズ標準のオーディオデバイスで
適当にバランス取りしたデータしかありません。
あしからず。

食卓を飾ろう

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December 01, 2007

昔作った曲 その1

久々に昔のオリジナル曲を穿り返してみたくなりました。

数年前に多くの曲はmp3化してあるんですが、
今、聴きなおしてみると、かなり恥ずかしい出来。
修正したい箇所は山ほどあるんですけど、
MIDI環境がなくなってしまってるので、
昔のまんまでアップしていきます。

まずはクリスマスソング。
1996年に作った"Hurry up,or I'll be lete for a party! "って曲。
残業が長引いて彼女とのパーティに遅れそうになった男が
焦りながら車を走らせると云うわかりやすい展開です。
かなり目まぐるしくテーマが入れ替わっていきます。

Hurry up,or I'll be lete for a party!

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November 26, 2007

工場のあの娘

久々の大ネタです。

「工場のあの娘」って曲はご存知ですか?
知ってる訳ありませんね。
なんせ私が高校時代に同級生のH君の書いた詞に
メロディを付けたお遊びの曲ですから。
おそらく作曲が1981年とかその辺。

それをMIDIデータにしたのが1997年。
元々1番しかなかったので、詞を補作し、2番を作りました。

そして更に時は流れて2007年。
この似非唱歌の様なこの曲をですよ、
奇特にもお友達のnagiさんが唄ってくれました。
しかも録音にかけた年月が2年!
2005年の音源と2006年の音源を2007年にミックス。

つまり、作曲から26年の年月を経た待望のレコーディング作品!

nagiさんの可憐な歌声を是非お聴き下さい。

工場のあの娘/nagi&志保龍Q

------------- 8< -------------

私の好きな 工場のあの娘
黒いひじあて 玉の汗
部品組み立て ネジ持って走る
姿 姿 いとおしい
だけど彼女にゃ 彼氏がいる
働き者の 美男子さ
俺にゃ 高嶺の花ならば
ニーチェ片手に 不貞寝しよ

私の好きな 工場のあの娘
白いエプロン 三角巾
お膳 献立 お茶持って走る
姿 姿 いとおしい
だけど彼女にゃ 彼氏がいる
村一番の 金持ちさ
俺にゃ 高嶺の花なれど
リルケ片手に 口説こうか

------------- 8< -------------

nagiさんの工場のあの娘が聴けるのは
bloggy Q'sだけ。

【特典】Kouba.lzh
Kouba_2もしwrd対応のmidiプレイヤーを
いまだに使える人なら
こちらも合わせてどうぞ。
ちゃんと表示されるかどうか、
動作確認はできてません。
右の絵は1997年当時
niftyでアップした時のモノ。
恥ずかしいぞ…。

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October 21, 2007

あれも聴きたい、これも聴きたい。

今日は一日音楽三昧。
ノーチラス802とオルフェウスの相性はどんなもんでしょう。
愛聴盤を色々聴き倒してみました。

1505038_img
■CUBIUM/西山瞳(SPICE OF LIFE)
もうすぐ次のアルバム「MANY SEASONS」が出るので、
その前にもう一度コレ聴いておこうかな。
ベースの音が太くはっきりと聴こえるせいで、印象がかなり変わりました。
"CALL"の静かな出だしから一気に目の前が開ける様な音像は凄い。
"IN THE NIGHT WATCH"もスネアの音、ベースパターンが強靭に。
こんな骨太な演奏だったんだ、って思えました。
ライヴで聴く日本トリオの凄い印象が刷り込まれてたので、
スウェーデントリオのスタジオ録音は大人し目だと思い込んでました。

1505039_img
■CLOSE YOUR EYES/STACEY KENT(CANDID)
オーディオを買い揃えていた頃、ベンチマークにしていたアルバム。
ステイシーケントがセンターに立って唄ってる様に聴こえる。
無声音の舌の動きまでわかる。
でも、これはノーチラスの804でもほぼ同じ感じでした。
ただノーチラスの804よりも高音が柔らい気がします。
だから少し太い声に思えるし、キンキンと耳に刺さる感じはありません。
ベースの輪郭はややぼやけ気味なのは変わらずです。
"DREAM DANCING"ってステイシーケントで聴くまでは
コールポーターの曲の中でも印象が薄かったんですけど、
大好きな曲になりました。

1505040_img
■HYBRID/THE HOUDINI'S(CHALLANGE)
THE HOUDINI'Sはホットでクールな両面性を持ったユニット。
地元オランダでは有名らしいんですが、
日本での知名度は今一つの様です。
でも、ハードバップの正統な進化系だし、
古いジャズファンでも理解できると思うんですけどなぁ…。
前置きはさておき、今回、新システムで聴いてみたんですが、
やっぱり少し美音過ぎるかもしれません。
N804よりは骨太な音になりましたが、
それでもジャズ的な熱さは薄いかな。
仕方ないですね、そっちの方は狙ってない組み合わせだから。

1505052_img
■JAZZ WORKSHOP REVISITED
/CANNONBALL ADDERLEY(LANDMARK)
LPを聴いてみます。
これはリヴァーサイド原盤のディジタルリマスタリングです。
ユゼフラティーフが参加してた頃で、
キャノンボールのバンドが一番ケッタイなハーモニーを
奏でてた時代の作品であります。
うちのシステムではどこがネックなのかわかりませんが
レコードは低音が弱く、ややシャリシャリな音がします。
針のせいか、フォノイコのせいか…。
スピーカーが変わっても傾向は変わらず。

1505053_img
■SKETCHES OF TOKYO/JOHN HICKS(DIW)
LPをもう一丁。
このたびオーディオユニオンの中古館のお世話になったので
敬意を表してディスクユニオンのアルバムを(笑)。
ジョンヒックスとデヴィッドマレイの熱いプレイが聴けます。
が、やっぱり熱い演奏は苦手なシステムですわ。

1505043_img

■ON A DIFFERENT LEVEL/NICK BRIGNOLA(RESERVOIR)
じゃあ、もっと下世話なジャズだったらどうかと云う事で
バリトンサックスのニックブリグノラを10年以上ぶりに聴いてみました。
ブリブリと汚い音で"HOT HOUSE"を吹き倒し。
それはそれで面白い(笑)。
でも熱さを感じる為にはもっと音量が必要かも。
この部屋ではこれ以上大きな音は無理です。

1505044_img
■LOVER'S HOLIDAY/DENA DeROSE(SHARP NINE)
お耳汚しの後は敬愛するディナデローズを。
歌もピアノも素晴らしいです。
マイナーに転調してレイジーに唄う"I THOUGHT ABOUT YOU "、
ゾクゾクしますよ。
こう云う緊張感のある演奏ならウチのシステムは本領発揮です。

1505041_img
■無伴奏チェロソナタ(全曲) バッハ/YO-YO MA(SONY)
こいつは凄い。
目の前にヨーヨーマがいる。
誰もいないホールで差し向かいで聴いてる様なイメージ。

1505042_img
■ROSA/ROSA PASSOS(TELARC)
ホーザパッソスの2006年のアルバム。
過去の作品も全て素晴らしかったですが、
このアルバムは別格かもしれません。
スカートをはいたジョアンと呼ばれた彼女の「声とギター」です。
理屈抜きに「いいなぁ…。」と思いつつぼんやり聴いてたら、
CD一枚終わってました。

1505045_img
■MOON OVER THE WORLD
/ASIAN AMERICAN JAZZ TRIO(PADDLE WHEEL)
アジアンアメリカンジャズトリオの2枚目のアルバム。
ピアノは1枚目の赤城ケイからテッドローに入れ替わり。
個人的にはこちらのアルバムの方が好きで良く聴きます。
聴きドコロはやっぱり"恋のバカンス"でしょう。
この緊張感に満ち満ちたリハーモナイズは凄いです。
そして、音の粒立ちがはっきり聴こえると、
三者の音の絡み合いが更に緊張感を増しますね。

1505046_img
■PICTURES OF ME/VIKTORIA TOLSTOY(ACT)
今回聴いた中で一番驚いたCD。
無茶苦茶録音が良い。
今までN804ではここまで音が広がってなかった気がします。
アルバムの内容については、折り紙付きです。
2006 Bloggy Q's album of the yearを受賞してます(笑)。

1505047_img
■SERENITY/BOBO STENSON(ECM)
それじゃECMの音はどうでしょう。
予想通り、イイ感じに鳴ってくれました。
ボボステンソンの2枚組アルバムです。
邪念を捨てて、自分の音楽を突き詰めて作った様な作品。
聴きやすくはないですが、奥深い魅力のある音楽だと思います。

1505051_img
■ITINERAIRE IMAGINAIRE/STEPHAN OLIVA(SKETCH)
ストイックに自分の音楽を表現する人をもう一人。
ステファンオリバです。
彼の作品はどれも難解ですけど、これは特に骨のある作品です。
コードとビートとメロディで聴きやすく味付けした音楽とは別物。
細部がよく聴き取れるシステムだと製作者の意図が伝わりやすい筈。
だけど、やっぱり難解(笑)。

1505048_img
■WOOD/BRIAN BROMBERG(KING)
人が遊びに来た時にびっくりさせる為にいつもかけるCD。
耳タコなんですけど、縁起のモンですから、聴いときましょ。
低音が思いっきり鳴ります。
おそらく安いオーディオでもそれなりに鳴るバランスなので、
N802だとちょっと行き過ぎかなー。
巨大なベースが聳え立ってる感じ。

1505050_img
■CLOSE ENOUGH FOR LOVE/FLEURINE(EmARCY)
こんな事を云っては身も蓋もないですが、
フルーリンの声はあんまり好きではありません。
じゃ、この人の声がスピーカーが変わればどうなるか、
ひょっとしたら無茶苦茶魅力的になるのではないか、
ちょっと興味が湧いたので聴いてみました。
結論:スピーカーは万能薬ではない。

1505049_img
■DEEP DOWN/ENRICO PIERANUNZI)(SOUL NOTE)
トリはエンリコで。
15年以上の愛聴盤「DEEP DOWN」です。
"DON'T FORGET THE POET"の印象的なベースパターンが
N802から聴こえてきた瞬間、思わずにやけてしまいました。
「この音を聴くために大枚を叩いたのだ。」
考えてみたら、このCDを買った頃は安物のステレオしかなかった。
LUXMANの接触の悪いアンプとマランツのCDプレイヤー、
それから高校の頃に買って今も使ってるトリオのスピーカー。
音は良くなかったけど、脳内イコライザーが優秀だったので、
音楽は今以上に楽しんで聴いていた気がします。
やがて、年に何百枚もCDを買うようになるに従い、
一枚あたりの思い入れが薄くなっていきました。
もうこれ以上闇雲にCDを買ったって仕方がないと思った時、
オーディオを少しでも良くしたら、全てのCD×(1+音の向上分)の
喜びが得られるのではないかと思ったのですね。
その頃、ジャズの好みはヨーロッパ系中心になってましたから
それに合うシステムを目指しました。
マッキントッシュ+JBLなんて選択肢は端からありません。
お店に下見に行く時もエンリコの「DEEP DOWN」か「NO MEN'S LAND」、
ヴォーカルモノではステイシーケントの「CLOSE YOUR EYES」を持参。
あれこれ聴いてるうちに欲が出てしまい、
当初の予算を遥かにオーヴァーして
とんでもないシステムになってしまいました。
でも反省はしていません。
「価値観が狂うのが趣味」ってのが私の持論です。

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でかい買い物

とうとう買ってしまった…。

N802_2
B&W Nautilus802です。
旧型の中古品ですが、それでもかなりのお値段でした。

とにかくでかくて重い…。
部屋のサイズを考えると不釣合いだし、
今後、引越しをする事を考えると、
「やってもた感」が強いです。

でも、ずっとほしかったんですよね。
数年前にオーディオを買い揃えた時、
最初にB&W Nautilus804を買ったので、
後で揃えた他のシステムと比べて
スピーカーが格下になってたんです。

さて、どんな音が鳴るか、今日は一日音楽三昧です。

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September 19, 2007

ついつい聴きたくなるジャケットデザイン その3

これらのCDはジャケ買いしたものが多い気がします。
ジャケ買いはハズレる事もありますが、
新しい出会いのきっかけになりますね。
最近はネットでしか買ってないので、
こう云う楽しみが半減してるかもしれないです。
気になるミュージシャンの名前で検索して買った方が
アタリを引く確率は高いんですけど、
無駄足や寄り道が多いのも楽しみのうちです。
どうせ趣味ですから。

Solo_orchestra_in_real_time The_band_wagon The_peacocks The_same_river_twice The_shadow_of_the_cat Tone_dialing Top_secret So_low_they_cant_hear_me Solo Toulon_days U_turn Monley_part_one_2

次はヴォーカル編でもやろうかと思ったんですが、
更に顔ジャケばっかりな気がする…。

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ついつい聴きたくなるジャケットデザイン その2

前回の続きです。

ジャケットを並べるだけでは味気ないので、
二、三、コネタも載せてみます。

■コネタその1

Blue_train_2
きっとこれを見てニンマリしてる人もいると思います。
有名なオスカーピーターソンのナイトトレインのパロディですね。
元ネタはコレ。
Night_train_2


■コネタその2
垢抜けるとはこう云う事なんですね。

【before】
Kaeshammer_before_2

【after】
Kaeshammer_after_2


■コネタその3
来日しづらいミュージシャンです。

Okeke
可愛い女性だけに笑われたら可哀想。


■コネタその4
意外と似合ってる?

Musashi
ジャケット写真よりも中の写真の方が凄いんですよ。
黒人で裃って可笑しいんだけど、
何だか気合が入ってて「大和魂」感があります。
ピアノで井上祐一さんが参加してます。

コネタはこの辺にして、お気に入りのジャケ写を
ズラズラと並べて〆る事にします。


Jan_ptaszyn_wroblewski_live Jazz_for_the_jet_set Jonas_hellborg Jutta Le_dragon_des_mers Little_machine Man_kan_lika_garna_leva Mandelstam Mens_land Musiques_de_cinemas

Sai_sai_sai Sexual_healing_2

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ついつい聴きたくなるジャケットデザイン その1

自宅のCDリストのチェック作業に明け暮れながら、
気になるジャケットをあれこれ撮ってみました。

ポップス系の方が優れたアートワークが多いんですけど、
あえて今回はジャズだけにしてみました。
ジャズって、エエカッコした顔だけ写ってるのがやたら多いんですね。
なんか平凡だなぁ…。

で、直感で好きなものを選んでたら、
何となく自分の好みの傾向がわかってきました。
どうやら私は”ちょっとスカした感覚”と云うか”洒脱味”と云うか、
ジャズのイキった雰囲気が崩れてるのが好きな様です。

ちなみにここに並んでるアルバムが必ずしも内容的に
優れたものであるとは限りませんのであしからず。

A_tribute_to_belaian_j Alors Body_meta Cartoons_in_jazz Caw_clash Daddy_plays_the_horn Dejarme_solo Four_in_one Funky_abba Innocent_green Invasion_of_the_booty_shakers Invitation

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August 18, 2007

実家で聴くLP2007夏 その2

お盆の帰省中、久しぶりに針を降ろしたLPの話です。

Kc350106
■ドビュッシー:子供の領分/ラーンキ(HUNGAROTON)
当時甘いマスクで人気のあったラーンキの子供の領分。
今も活躍してるんでしょうか?
アマゾンでもあまりヒットしません。
でも、この子供の領分、良いんですよね。
初っ端の"グラナドゥス・アド・パルナッスム博士"の粒立ちの美しさ…。
テンポもちょうどこれくらいがいいなぁ…。
この組曲はいつものドビュッシーのツンと澄ました印象とは違い、
愛らしい曲が並んでて印象に残りやすいですね。


Kc350136
■バルトーク:ピアノソナタ/ベロフ(EMI)
明確なタッチと運動神経の良さそうなリズム感で
この泥臭いソナタが違って聴こえます。
表情付けがバルトークの指示通りなのかどうか、
譜面を見た事がないのでわかりませんけど、
何か濁りの少ないすっきりした印象を受けます。
全体的に若々しく力強く盛り上がるんですが、
ラストがちょっとあっけないかな。


Kc350147
■ラヴェル:弦楽四重奏曲/ボロディン四重奏団(MELODIYA)
定評のある演奏。
ヴァイオリンの音色が独特で細く繊細ですね。
儚げで繊細なイメージの漂う演奏です。


Kc350130
■ラヴェル:ラヴァルス/
クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団(EMI)
昔、ラヴェルの曲の中で一番好きだったのが、
このラヴァルスでした。
おどろおどろしいオープニングからワルツが浮かび上がってきて、
盛り上がっていく中でだんだん崩壊していく、
美しさと醜さのコントラストにゾクゾクしたものです。
久々に聴いてもやっぱり凄いや。
ちょっと前にブーレーズのラヴァルスを聴きましたけど、
やっぱりクリュイタンスの演奏が耳にしみついてます。
あっけないラスト2小節のタイミングも、
やっぱりクリュイタンスの方がカッコイイ。


Kc350129
■グロリュープレイズサイモン&ガーファンクル/(VICTOR)
息抜きにお遊びのレコードを一枚。
フランソワグロリューが演奏したサイモン&ガーファンクルです。
ビートルズや日本の歌を取り上げたアルバムもあります。
有名な曲を有名なクラシックの作曲家風に演奏した着せ替え遊び。
プロコフィエフ風の"サウンドオブサイレンス"とか
ガーシュイン封の"アイアムアロック"あたりの出来がいいです。
(ガーシュインなのにロックと云うのもシャレてますね。)
ラヴェルのクープランの墓のフォルラーヌを下敷きにした
"オールドフレンド"は凝ってるけど今ひとつ。
ま、ゲテモノアルバムなので気楽に聴きましょう。
録音の音質がクラシック調ではないシャリシャリ系なのが残念。


Kc350159
■AFFINITY/BILL EVANS&TOOTS THIELEMANS(WERNER)
クラシックから離れましょう。
"TOMATO KISS"が急に聴きたくなって針を降ろしました。
記憶の中の音よりも激しくて荒い演奏でした。
ラリーシュナイダーのフルートとサックスが多重録音されてたのね。
で、シールマンスのハーモニカはソロのみ。
とは云いつつ、やっぱり好きなメロディです。
演奏する人が少ないのはなぜなんでしょうね?


Kc350161
■DOWN STRETCH/JEREMY STEIG(PHILIPS)
特に意味もなくジェレミースタイグです。
確かコレを買った当初はダサダサのジャズロック調の演奏に
心の中で駄盤のレッテルをはってしまった記憶があります。
今聴くと、ド70年代な感じが逆にカッコよかったりします。
ジェレミースタイグはエディゴメスと組んで、
ストイックなアルバムを沢山出してますが、
このアルバムはそれらよりは遙かに分かりやすいです。


2007年お盆のLP特集はこれまでです。
最後までお読みいただいた方のみお礼を申し上げます。


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August 16, 2007

実家で聴くLP2007夏 その1

今年のお盆休みは短かったので、
ゆっくり音楽を楽しむ時間がありませんでした。
駆け足で聴き散らかしたレコードレポートです。
今回はクラシックが中心。

ちなみに実家のシステムはコレ。
かなり安価な組み合わせです。
敢えて書くほどのモノではないんですが、
ま、一つの記録として記しておきます。

Dp50l
■アナログプレイヤー:DENON DP-50L
  |カートリッジ:audio-technica AT15Ea

Pma2000
■CDプレイヤー:MARANTZ CD-60
  |RCAケーブル:LINN(LINTO付属品使いまわし)
■プリメイン:DENON PMA-2000

V_1
■スピーカー:Vienna Acoustics V-1
  |スピーカーケーブル:MONITOR COBRA6S
  |インシュレーター:J-1 PROJECT SP35HR 4点

って事で「実家で聴くLP2007夏」です。


Sankaku
■ファリャ:三角帽子
/アンセルメ&スイスロマンド管弦楽団(LONDON)
昔、好きでよく聴いていました。
なのに、全然記憶にないや(笑)。
キャッチーなメロディが次から次へと出てきて盛り上がる。
高校時代はこう云う派手なのが好きだった時期がありました。
スパニッシュなメロディが新鮮におもえたんでしょうか。
他にも「恋は魔術師」もよく聴いておりました。


Don_juan
■Rシュトラウス:ドンファン
/バーンスタイン&ニューヨークフィルハーモニック(SONY)
Rシュトラウスは最初の数分が魅力的なのに、後はヘナヘナ、
まるで表紙だけのいいエロ本みたいな印象があったんですが、
今聴くと…、
うーん、あんまり印象変わらず(笑)。
逆に威風堂々のエエカッコしいで、更に苦手になってるかも。
「ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」の方が
滑稽味が混じってて面白く聴けました。


Chaiko5
■チャイコフスキー:交響曲第五番
/カラヤン&ベルリンフィルハーモニー(GRAMMOPHON)
初めて買ったLPがコレです。
いやー、久々に聴くと、ツラい。
重厚長大な風格、イヤと云うほどしつこいエンディング。
きっと一周しても、この時代に戻る事はないと思います。


Petrushka_bernstein
■ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ
/バーンスタイン&ニューヨークフィルハーモニック(SONY)
久々に聴くと、イメージの中で誇張された音ほどキラキラしてないけど、
それでも色彩感豊かで永遠に新鮮な音楽だと思います。
クラシックの場合、初めて聴いたヴァージョンって
後々まで影響を与えますよね。
ペトルーシュカも色んな演奏を聴きましたけど、
このLPの間合いとか小太鼓の音がデフォルトになってしまってます。


Colin_printemps
■ストラヴィンスキー:春の祭典
/コリンデイヴィス&アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団(PHILIPS)
ストラヴィンスキーが続きます。
春の祭典も最初に聴いたのがコレなので、
他の演奏を聴いても、この盤との比較になってしまう。
いつまで経ってもフェイヴァリット盤。
実家のシステムはヘロヘロなんですけど、
そこそこ大音量でかけられるんで、久々に興奮しました。


Spring_pf
■ストラヴィンスキー:春の祭典(ピアノ版)/アタミアン(RCA)
春の祭典をピアノ独奏にアレンジした珍盤。
アレンジはストラヴィンスキー本人ではありません。
あれだけの音が鳴り響く曲をどうやってピアノに落とすか
興味津々で買ったんですけど、結局は数回聴いたのみ。
と云うのも、買ってすぐにレコードを絨毯の上に落とし、
ブチブチ鳴り捲る様になってしまったから。
あれこれクリーナーを使ったのが逆に悪かったようで、
更に聴くに耐えない状態になってしまいました。
内容とは関係ない話でした。
今回久々に聴いてみましたが、音が割れてどうしようもない。
途中で断念しそうになるのを何とか我慢して聴いてみると、
なかなか面白いんですよ、コレが。
メリハリを極端に付けて、パーカッシヴに演奏してるので、
何だか凄くヒステリックに聴こえるのですね。

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August 11, 2007

久々の再会

少し前の話ですが、とあるバーで

Nega_fulo_black

なんとNEGA FULO BLACKを見かけました。
ハクション大魔王の壺と同様に終売になって久しい。
いや~、よく残ってたなぁ、って感じです。

当然呑みました。

そんなにありがたがる様なお酒ではないですが、
私にとっては懐かしい味でした。
天使の呑み分でちょっとアルコール度が下がってたので、
カイピリーニャにするとちょっと頼りなかったけど…。

【おまけ】
そう云えば、今から15年くらい前に
"Nega Fulo"って曲を作りました。
それをmidi化してニフティのフォーラムに
アップしたのが10年くらい前かなぁ…。
当時、商品名はマズいだろうと云う事で
"カイピリーニャ"ってタイトルにした。
いづれにしろ、ブラジルの酒の曲なのに、
レゲエビートと云うのは意味不明ですね。
マツケンサンバの「叩けボンゴ」みたいなモンです。

って事で、お中元がわりにアップします。
よかったらお聴きくださいませ。
Nega Fulo/志保龍Q(mp3)

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July 30, 2007

珍しくオーディオの話 その2

今まで意外と書いた事のなかった
私のオーディオ環境について書いてみます。

実はこれって結構勇気が要るんですよ。
なんせ詳しい人が沢山いるので
いい加減な事を書くとツッコミが入りそう。
それが怖くてこれまで自分の機材について
触れない様にしてました。
でも今はオーディオ熱もすっかり冷めて、
そんな突っ込みも気にならなくなりました。

システムやらケーブルやらを色々弄くって、
より良い音を追求するのも楽しいんだろうけど、
私にとっては音楽との出会いの方が優先されます。

今のオーディオで2年以上聴いてて、
自分んちの音が好きだと云い切れるし、
何より音楽を聴くのが愉しい。
もうこれでいいじゃん、って気になってます。

って事で前置きは長くなりましたが、
我が家のシステムを公開させていただきます。

Space_deck
■アナログプレイヤー:NOTTINGHAM SPACE DECK
  |カートリッジ:ORTOFON MC-Kontrapunkt-a
  |ダストカバー:AIRBOW ADC-4550
10thモデルが出る前の機種で既に生産中止しています。
レコードがとても楽しく聴けるプレイヤーだと思います。
モーターが重いターンテーブルを始動する力がないので
最初は手で回さなければなりません。
「よしレコードを聴くぞー。」って気にさせる儀式(笑)。
カートリッジはコントラプンクトの一番安いの。

Linto
■フォノイコライザー:LINN LINTO
  |RCAケーブル:オヤイデ SR75RR-1.0
フォノイコライザーはあまり熟考せずに買いました。
確かにもう少し検討するべきだったかもしれません。
普通LINTOはブラックですが、他の機種に合わせて
なぜかちょっと高いシルバーにしました。

Goldmund
■CDトランスポート:GOLDMUND MIMESIS SR CD/DVD Evo Prog.
  |デジタルケーブル:ACOUSTIC REVIVE DSIX-1.0
■DAC:GOLDMUND MIMESIS SR DA2 Evo
  |RCAケーブル:TARA LABS Prism 1100i-8N 1.0R
CDプレイヤーはなぜかゴールドムンド。
最初はメリディアンにしようと思って聴きに行ったら
中古で状態の良いゴールドムンドが見つかったからです。
ま、中身はパイオニア製なのでしっかりしてますわ(笑)。
デジタルケーブルはちょっとオカルトメーカーのACOUSTIC REVIVE。
このDSIX-1.0は発売当初凄く話題になってました。
ケーブルなのに電源を必要とし、波形の乱れを整えるとな。
こんなチャチな機械で大きく音が変わるとは思えませんが。
どうせ気のもんです、付けとけ~って感じで。
ここのRCAケーブルはかなり安価なものです。
でも最初にオーディオケーブルにお金をかけた時には
これでも高いと思ったモンです。

Orpheus
■プリアンプ:ORPHEUS TWO
  |XRLケーブル:MONITOR PC-080 1.0X
■パワーアンプ:ORPHEUS THREE S MK2
アンプはオルフェウスです。
このパワーアンプ、実は40Wしか出力がありません。
けど、音のディテールまで見事に際立って聴こえます。
オーディオショップで色々聴き比べたんですが、
その中でオルフェウスは桁違いに凄かった。
でも、「こんなアンプ、聴いてたら絶対疲れる。」と思って、
その日は買わずに帰りました。
しかし、その音が忘れられず、一週間後には買ってました。
今でもこのアンプを買ってよかったと思っています。

Bw804
■スピーカー:B&W NAUTILUS 804
  |ケーブル(ツィーター):CARDAS CROSSLINK 2X
  |ケーブル(ウーファー):CARDAS CROSSLINK 1S
  |オーディオボード:石匠運慶 山西松藤黒450×350
ノーチラス804がオーディオ投資の一発目です。
ま、誰でもまずはスピーカーからですね(笑)。
神田のSTEPってジャズの店でノーチラス805を聴いて
ビックリするくらいリアルな音に驚いたのがきっかけです。
ホントは805を買うつもりで秋葉に行ったんですが、
なぜかトールボーイ型の804を買ってました。
ケーブルはバイワイアリングしてますが、
これの効果の程はよくわかりません。
CARDASは割とマイナーなケーブルかも。

Stella_melody
■スピーカー:ACUSTIK-LAB STELLA MELODY
  |スピーカースタンド:ACUSTIK-LAB STELLA FORTIS
  |インシュレーター:SOUNDCARE SUPERSPIKES SS6
  |ケーブル(ツィーター):MONITOR ATMOS AIR 123S
  |ケーブル(ウーファー):MONITOR ATMOS AIR 309S
スピーカーはもう一つセレクターで繋げてあります。
B&W804も高音が抜けて気持ち良いのですが、
長時間聴いていると耳が疲れてきます。
そこで敢えて一世代前のスピーカーを買い足しました。
ステラメロディは本当に愛すべき音がします。
オルフェウスとステラメロディを繋げてる人って
あんまりいないのではないかと思います。
ケーブルは透明が美しいアトモスエア。

その他

■スピーカーセレクター:IXOS 410
こんなものを使わない方が良い事はわかってますが、
リスニングルームと寝室とを切り替える必要があって、
音楽環境を優先して咬ましています。しかも安物。
実はスペースデッキ~ウッドハム(真空管アンプ:未購入)
~ステラメロディでもう一系統作る予定でしたが、
予算の都合により頓挫致しました。

■アイソレーション電源:ASSISTANCE DESIGN AIT-160TW Duo
  |電源ケーブル:KIMBER KABLE PK-10
電気も綺麗にしないといけないと思って購入。

■電源タップ:SAEC TAP MATE
  |電源ケーブル:KIMBER KABLE PK-10
電源タップも家電量販店に売ってるようなヤツでは
駄目だろうと思って購入。

■オーディオラック:ハヤミ ES-922
ラックでも音が変わると云われて購入。


オーディオは凝り始めるとキリがありません。
でも、音楽との両立ができなくなっては意味がないと思います。
まだまだ手を加えるべきところはあると思いますが、
もうこれで止めようと心に決めました。

以上、やや暴走気味のレポートを終わります。ふー。

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July 29, 2007

珍しくオーディオの話

私はオーディオマニアではないのですが、
数年前に思い立ってオーディオを総とっかえしました。
音が良くなれば、手持ちのCDを聴く楽しみが
一気に増幅すると考えたからです。
例えば楽しみが1.2倍になるとすれば、
のべ楽しみ量はCD枚数×1.2となり、
とてつもなく幸せになれる、と(笑)。

しかし、約1年ほどオーディオに投資してたんですが、
その世界は底なし地獄であることがわかりました。
いくら金を使っても使い足りない、桁が一つ二つ狂う世界。
あまりの出費にCDが買えなくなると云う事態に陥り、
きっぱり足を洗う事にしました。

って事で、壊れない限り、今のシステムで聴き続けるつもりです。
それなりには満足してるし。

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July 28, 2007

ばしっとあなたの声が聴きたくて

ここのところしばらくクラシックづいていたので、
久しぶりにジャズヴォーカルを聴くと新鮮新鮮。
手当たり次第に棚から抜き出し、聴き散らかしてみました。


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■WE COULD BE FLYING/KARIN KROG(POLYDOR)
カーリンクロッグの1974年の録音。
70年代ムード漂う尖がった音楽です。
頑張り過ぎてる頃のカーリンクロッグの代表作。
エレピにエレベで8ビート&16ビートのオンパレードと云う
その当時の最先端のサウンドが今は古臭く、
一周してカッコイイ感じです。
メンバーも凄い。キーボードがスティーヴキューン、
エレベがスティーヴスワロウ、ドラムがヨンステンセン。
9曲中4曲がキューンの曲です。


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■DESTINATION MOON/CLAIRDEE(DECLARE MUSIC)
黒人的なテイストはあるけどしつこくなく
丁寧な歌唱が好感の持てるヴォーカル。
際立ったところがないと注目されないのが残念。
"MY FUTURE JUST PASSED"のバラッドシンギングなんて
極上だと思うんですけどねぇ。
ダイナワシントンのシャウトの印象がこびりついた
"DESTINATION MOON"はさすがに少し派手に唄ってます。


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■DARE TO BE.../LISA BELL(HAPI SKRATCH RECORDS)
相当ベタなのであまり私好みではありません。
何しろ"SUMMERTIME"から始まり、どスタンダードのオンパレード。
白人が頑張って黒っぽく唄ってるパターンなので
あまり特筆すべき事はありません。
でも"SKYLARK"が入ってたら思わず買ってしまうんですよね。
ややこしいBメロをしっかり唄ってるのを聴くとゾクゾクします。
で、このリサベルはやや誤魔化しながらも
かなり派手にフェイクを加えて力唱しております。


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■A DISTORTION OF LOVE/PATRICIA BARBER(ANTILLES)
"SUMMERTIME"から始まるアルバムをもう一枚。
但しパトリシアバーバーなので、ありていの演奏には収まってません。
ベースが単音で同じ音程を刻み続けているところに
スピリチュアルなスキャットが2分半以上続き、
テーマに入る前に彼女は沈黙してしまいます。
ベースソロを経て、唄い出すのが4分過ぎ。
慎重な音選びで緩やかな起伏を描く"SUMMERTIME"です。
スタンダード半分、オリジナル半分、
でもって、歌半分、インスト半分の構成。
歌が総じてけだるいムードなのに対して、
ピアノはかなりイカツイ。


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■INTRODUCING:DENA DeROSE/(AMOSAYA RECORDS)
ここ2~3年で出会ったヴォーカリストの中で最も好きな人。
弾き語りなんですが、ヴォーカルもピアノも魅力的なんですね。
無駄な装飾感のない素直な唄い方には好感が持てますし、
ピアノも弾き語りの域を超えて鑑賞に耐えうるクォリティ。
このイントロデューシングアルバムはスタンダード大会ですけど
色んな人の手垢に塗れひねてしまった曲が新鮮に響くから驚き。
大きくアレンジを加える場合もあり、比較的ストレートなのもあり、
バランスよく尖がった演奏とマイルドな演奏を配合してるのもいい。
"COME RAIN OR COME SHINE"で5拍子にアレンジして器楽的にやったら、
次の"BLUE SKIES"は歌に主体を置いて原曲通りブルージーに唄い、
"THE WISH"ではボサノヴァビートでクールな音遣いをみせる、
って感じで、起伏と変化に富んだ構成になっているのですね。
それらがバラバラにならずに色合いが統一されているのもポイント。
もっと注目されてしかるべき人ではないかと思います。


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■YOU ARE SO BEAUTIFUL/KATRINE MADSEN(MUSIC MECCA)
雰囲気を持ったヴォーカルなんですよ、この人。
どんな雰囲気かって云うとジャケ写そのまま。
ちょい低めのやや重めのハスキーヴォイスに合わせて、
選曲も非常に渋く、ミディアムテンポ以下の曲が多い。
夜8時以降限定と注意書きがしてあります(嘘)。
自分でも曲を書くんですけど、それが凄く良いんです。
"I LOST MYSELF TO YOU"のしっとりした歌声を聴くと
自分の魅力が分かって書いた曲だと感じました。
ちなみにピアノはカーステンダールです。


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■ALBERTE WINDING&BENJAMIN KOPPEL/(COWBELL MUSIC)
ACT JAZZっぽいジャケットですが普通に云うジャズではありません。
デンマークの歌手で民族色の強い曲が並んでいます。
サックスのBENJAMIN KOPPELもジャズのカラーはなし。
どちらかと云うと鯨と会話するタイプのソプラノサックスです(笑)。
全体として清々しく敬虔な雰囲気すらするサウンドですので、
ケッタイな音楽等で穢れた耳を浄化するのにちょうど良いです。


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■MY SHINING HOUR/DWIGHT LENOX(SELF-PRODUCE)
男性ヴォーカルに行ってみましょう。
自主制作で何枚か出してるDWIGHT LENOXです。
見た目で判断してはいけません。凄く甘い声なんですよ。
しかも丁寧で黒さは殆ど感じません。
天はニ物を与えずってよく云いますが…、やめときましょう。
初めて聴いた時から大ファンになって、
手に入るCDは(きっと)全て買いました。
基本はスタンダード中心のジャズをベースにしつつ、
ちょっとコンテンポラリーな雰囲気の曲も挟んだりします。
一言で云うと「普通」なんですけど、質の高い普通と云うか、
これからジャズを聴く人には是非お薦めしたいヴォーカルです。


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■MEMORIAL CHARLIE PARKER/BOB DOROUGH(PHILOLOGY)
男性ヴォーカルをもう一丁。ボブドローです。
とにかくボブドローはいい。
音楽とじゃれてるような独特の唄い方に嵌ると抜けられません。
このCDはベース一本をバックにピアノ弾き語りを聴かせてます。
二つの音源から作られたアルバムで
前半はタイトル通りバードの曲や愛奏曲を取り上げております。
後半は録音状態とピアノの調律が良くないんですが、
ボブドローの愛唱曲がずらっと並んでて、こっちの方が楽しい。
"TWISTED","BALTIMORE ORIOLE","I'M BIGINNING TO SEE THE LIGHT",
"BLUE XMAS","NOTHING LIKE YOU"…って、鉄板ですがな。
フィルウッズは1曲しか参加してないんですが、
ジャケットを見るとまるでリーダー作みたいです(笑)。


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■ONE HEART,THREE VOICES/DAVID LINX(E-MOTIVE)
DAVID LINXがFAY CLAASSENとMARIA PIA DE VITOをゲストに迎えて、
声のコラボを狙ったアルバムです。
タイトルに"ONE HEART"とありますが、あまり心のある歌ではないです。
どちらかと云うと器楽的なヴォイスパフォーマンス。
ちゃんと歌詞のある歌を唄ってても、なぜか冷たい耳あたりです。
3人の声はあまり馴染み合ってなくてざらついたコーラスなので、
共演と云うより競演のイメージが強いかな。
一番お気に入りのトラックがフェイクラーセンがソロで唄ってる
"NOW GO AND FLY"と書いちゃうと、アルバムの意図が台無し?(笑)


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■MANHATTAN IN THE RAIN/NORMA WINSTONE(ENODOC RECORDS)
ノーマウィンストンがちゃんと歌を唄ってるアルバムです。
とは云え、選曲はかなりレア。
"THE HEATHER ON THE HILL","THE MUSIC THAT MAKES ME DANCE",
"IT NEVER WAS YOU","TWO KITES","MANHATTAN IN THE RAIN",
"PEOPLE WILL SAT WE'RE IN LOVE","I HAVE DREAMED",
"RETRATO EM BRANCO E PRETO","LUCKY TO BE ME",
"BABY DON'T YOU QUIT NOW","SHALL WE DANCE?",
"FAR AWAY PLACES","WHEN THE WORLD WAS YOUNG"
有名曲は"SHALL WE DANCE?"他数曲くらいでしょうか。
個人的にはジョビンの"RETRATO EM BRANCO E PRETO"
(邦題:白と黒のポートレイト)を彼女の歌で聴けるのが嬉しい。
彼女のスタイルにぴったり合ってます。


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■POINT OF DEPARTURE/MADELINE EASTMAN(MADKAT RECORDS)
マデリーンイーストマンの1990年のアルバムです。
丁寧さには欠けますが、少し吐き捨てる様な唄い方は
突き放したかっこよさがあります。
これまたマイナーな曲が多いアルバムです。
"YOU ARE MY SUNSHINE"なんて超有名曲を唄ってると思ったら
完全にメロディラインを変えて短調で唄ってたりします。
あとジョーヘンの"INNER URGE"に歌詞をつけて唄ってるのも
聴きドコロですね。
ラストは映画バグダッドカフェの"CALLING YOU"で〆てます。


さてこのシリーズ、いよいよタイトルに困りました。
次はどうしよう?

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July 22, 2007

蘇る青春のメロディ

青春のメロディと云えば、思春期の甘く切ない日々を蘇らせてくれる
心のアルバムのBGMみたいなものです。
…うを、恥ずかしいセリフを書いてしまった。
私らの時代は中学に入学したらお祝いにラジカセを買ってもらい、
高校に入学したらステレオ基本3点を買ってもらう事が多かった。
(注:当時の3点はアンプとスピーカーとレコードプレイヤーね。)
で、音楽が身近になって、自分で好きな音楽を積極的に聴き始める。
まわりの友達はロックやフォークに走っていきましたが、
私はギターと云う楽器にあまり魅力を感じなかったし、
インストの方が好きだったので(声は邪魔だとさえ思ってた。)、
なぜかクラシックに流れていきました。
FMで流れるモノを手当たり次第に聴く日々。
カセットテープの長さと曲の長さの戦いでした(笑)。
その後、ブラバンの友達ができて多大なる影響を受けました。
ジャズに興味を持ち始めたのは中学の終わりくらいからで、
高校時代も8:2位でクラシックだったので、
私の中学高校時代の青春のメロディはクラシックなのです。
しかもそのその大半がモーリスラヴェルと云う状態。
あまり人と共感できないのが悩みです。
深夜の通販番組の「青春のなんちゃら」ってCDコンピを見てても
全然ピンときません。

そこで誰も知りたくもない、しほたつの青春のメロディを
頼まれもしないのに赤裸々に語ってみましょう。


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■ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェル編オケ版&ピアノ版)
/アバド&ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
ウゴルスキ(PF)(GRAMMOPHON)
中学生にもわかりやすいのでポップス感覚で聴いてました。
最初のプロムナードと和音の連続のカタコンブだけは
必死に練習したら何とか弾ける様になりました。
「ラヴェルは凄い。」と刷り込まれたのもこのアレンジからです。
ちなみにこのアバド版、ウゴルスキ版はあまりしっくりきません。
でも手元にこれしかないので…。


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■ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ&春の祭典
/ムーティ&フィラデルフィア管弦楽団(東芝EMI)
/ブーレーズ&クリーブランド管弦楽団(GRAMMOPHON)
当時はペトルーシュカをバーンスタイン&ニューヨークフィルで
春の祭典をコリンデヴィス&コンセルトヘボウで聴いてたのですが
LPが実家に置きっぱなしなのでブーレーズとムーティで聴き直し。
ちょうど対極の様な演奏で聴き比べるととても面白かったです。
若い頃のムーティのエネルギッシュな演奏と
円熟したブーレーズの完璧を求めた演奏とで
全く曲の魅力が変わってくるのがわかります。
極彩色のようなムーティのペトルーシュカもいいし、
柔らかい響きで生命感のあるブーレーズのもいい。
ブーレーズの重厚で緻密な春の祭典は格が違うくらい凄いけど、
パワーで押してくるムーティの演奏にも血湧き肉踊る。


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■ラヴェル:ラ・ヴァルス
/ピエールブーレーズ
&ベルリンフィルハーモニー管弦楽団(GRAMMOPHON)
学生の頃聴いてたラヴェルの管弦楽曲は
アンドレクリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団でした。
ラヴェルの管弦楽曲の中でも好きな作品で、一番良く聴いたかも。
彼の多くの曲は「ピアノ曲→管弦楽アレンジ」ですが、
ラ・ヴァルスはオーケストラ先行。
何の音が鳴ってるかわからない超低音のおどろおどろしい導入部から
煌びやかにワルツが湧き起こってくるあたりは何度聴いてもかっこいい。
更に曲は豪奢なワルツで盛り上がり、それが崩壊していくんですけど、
ブーレーズの組み立てはホントに見事です。
最後のケッタイな2小節は少し遅めにキメてます。
ここはクリュイタンスの方がすっきり爽快な感じですよ。


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■ラヴェル:マダガスカル島の土人の歌
/ジェシーノーマン(SOPRANO)他(東芝EMI)
ラヴェル崇拝者ですが声楽曲はあまり聴いてません。
でもこの"マダガスカル島の土人の歌"はよく聴いた方です。
1曲目の"ナアンドーヴ"の不思議な異国情緒が余りに印象的。
最近はモラル上"マダガスカル島民の歌"と訳される事が多いですが、
イメージは島民じゃなくて土人ですよ、やっぱり。


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■ラヴェル:ソナチネ/サンソンフランソワ(東芝EMI)
最初にフランソワで聴いてしまったのが不幸か幸いか、
彼の演奏を超えるソナチネが見当たらないです。
レコードは聴き過ぎて音が悪くなってしまったので
最近になってCDで買い直しました。
そしたらレコードの傷の音が消えてしまって
ちょっと寂しかったり(笑)。


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■ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調&左手の為のピアノ協奏曲
/ツィマーマン(pf)&ブーレーズ&クリーブランド管弦楽団他
ラヴェルの2つのピアコンはどちらも大好き。
特に両手は大好物です。鮎、太刀魚クラスの好物度。
楽しくて仕方のない色彩感溢れる第一楽章の素晴らしさ。
重厚長大な風格などクソ食らえ(失礼)の洒脱なセンス。
涙が出るほど美しい第二楽章。
ツィマーマン&ブーレーズの演奏は
一音一音丁寧で輪郭が際立ってます。
かつて聴いてたフランソワ&クリュイタンスの
流れるような美しさとはまた違った表現だと思います。
左手はピアノの見せ場の多いコンチェルトで、
カデンツァが長め。
一楽章形式でジャズの要素を取り入れた事で有名ですが、
今の耳で聴くと、どこがジャズなのかよくわかりません。
またラヴァルス同様、聴こえないくらい低音のうねりから
音が重なって次第に高揚していき、
ピークを迎えたところでピアノが入る。
全体的にドラマティックでスケールがでかい。
こっちの方がツィマーマン&ブーレーズに向いてるかも。


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■ラヴェル:ダフニスとクロエ
/デュトワ&モントリオール交響楽団(LONDON)
ラヴェルの一番好きな曲はと訊かれたら、
間違いなく「クープランの墓(ピアノ版)」と答えますが、
ラヴェルの最高傑作はと訊かれたら、
迷わず「ダフニスとクロエ(全曲)」と答えるでしょう。
って誰も訊いてくれないけどねー(笑)。
オーケストレイションの素晴らしさとか楽曲の素晴らしさより、
与えてくれた感動の大きさが私の中では圧倒的。
初めて聴いた時は畏怖にも近い感動に襲われ、総毛立ち、
脳内でアドレナリンやら何やらがプシューと噴出してたに違いない。
その時のクリュイタンスの演奏が長年私の決定版でしたが、
このデュトワ版はそれに迫り、超える勢いの極上の演奏です。


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■ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
&ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
/ジュイエ(vln)&ロジェ(pf)&モーク(cello)(LONDON)
私が室内楽に目覚めたのはこの2曲を聴いたからです。
小編成だから際立つメロディの対位的な絡み合いの妙味。
しかもどちらもかなり後期の作品だけあって、
クロマティックな音遣いがあちこちに見られたり、
ブルースを取り入れたりと斬新な試みがなされてます。
しかし全体的には決してごちゃごちゃせず、
余計なものがこそぎ落とされた骨格の様な音楽になってます。
今、ジャズを中心に聴きながらも、
根底にはこの2つのソナタの延長線上の音楽を探してるのかも。


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■プロコフィエフ:サルカズム/ヴォデニチャロフ(ETCETERA)
FMでNHKのクラシック番組をエアチェックするのが
一番安上がりな情報源でした。
である日の晩、勉強しながらラジオを聴いていると
「プロコフィエフの●△■×です。」
と云って曲が始まりました。
プロコフィエフにはあまり興味がなかったので
録音はスルーしてたんですけど、それが無茶苦茶カッコイイ。
アグレッシヴでジャズ的。
ところが曲名を聞き逃してしまった…。
曲が終わってもアナウンサーは曲名を云ってくれませんでした。
ずーっと何の曲かわからず、色んな人に訊いたりしたんですが、
この程度の情報でわかろう筈もありません。
結局、意を決して、プロコのピアノ曲を全て聴く事に。
そして、25年の歳月を経て、とうとう判明しました。
おそらくサルカズムに間違いありません。
いやー、胸のつかえが取れました。
それとプロコの初期のピアノ曲は宝の山である事が判り、
ちょっと得した気分です。


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■バルトーク:ピアノソナタ/コチシュ(PHILIPS)
私が高校生の時にちょうどバルトークが生誕100年で
FMなどでも頻繁にバルトークが取り上げられてました。
その時知ったのがこのピアノソナタです。
ウルトラQみたいなおどろおどろしいオープニング。
最初聴いた時は「何じゃこりゃ?」って感じでした。
泥臭い民族色剥き出しの音楽に嫌悪感すら覚えました。
しかし、慣れると納豆・くさやが旨くなるのと同様に、
バルトークのこのえげつないピアノソナタが
段々魅力的に思えてきたのでした。
今のシステムで聴くと、低音の音塊もしっかり聴き取れるので、
すっきりと聴こえるんですが、なんかちょっと物足りない。
FMを安物のテープに録音してラジカセで聴いた方が
バルトークには合ってるのかもしれません(笑)。


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■バルトーク:管弦楽のための協奏曲
/ショルティ&シカゴ交響楽団(LONDON)
バルトーク晩年の大作で生涯の最高傑作との呼び声も高い曲。
このショルティ版は高校の頃LPで買ったんですが、
オーディオが良くなったのに合わせて迷わずCDで買い直しました。
いい音で聴くとディテールがはっきり聴き取れて、
それまで気付かなかった魅力が再発見できたりして面白い。
脱線しますが、この曲には思い出があります。
高校時代、私はずっと図書委員をやっておりまして、
クラブ活動の様に図書室に入り浸っておりました。
そこの顧問をしていたのが数学教師のきのじい。
きのじいもクラシック好きで学校のイヴェントとして
視聴覚教室を使ってレコードコンサートをやってました。
どう云う成り行きでそうなったのかは覚えてませんが、
私もそれに一丁噛みする事に。
きのじいはベートーヴェンやブラームスなどが好きなので
選曲はいつもその辺りだったんですけど、
数回目かで私が選曲させて貰える事になりました。
それで選んだのがこの「管弦楽のための協奏曲」。
視聴覚教室の整った機材で大音量で聴くとやっぱり凄かった。
きのじいはあんまり理解してくれませんでしたが…。


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■コープランド:ロデオ
/バーンスタイン&ニューヨークフィルハーモニック(SONY)
高校時代、食事代に貰っていたのが一日500円。
これをすうどんで済ませると一日410円浮いてきます。
一週間で2460円、つまりLPが一枚買える計算になります。
しかも廉価版のLPだと1500円とか1800円なので、
オールすうどんにしなくても大丈夫。
このバーンスタインのシリーズは1800円だったので
非常に財布に優しいシリーズでした。
だから今でもバーンスタインは好きです(笑)。
高校生くらいだとやっぱり派手に盛り上がる曲が好きで
金管が鳴り響くこのバーンスタインのロデオをよく聴きました。
しかもテンポの速い最初と最後の曲だけ。
この曲も高校のレコードコンサートに持ち込んだ記憶があります。
大音量で聴くと金管がスコーンと抜けて、耳が痛くなる程でした。
これまたきのじいは理解してくれませんでしたが…。


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■三善晃:交響三章
/渡辺暁雄&新日本フィルハーモニー交響楽団(VICTOR)
現代音楽ではありますが、感情の起伏に富んだわかりやすい曲。
第二楽章が一番盛り上がるので印象に残りますけど、
思い出があるのは第一楽章。
高校の音楽の授業のグループで演奏をするって課題が出ました。
選曲は自由。
嫌いな先生だったので云われた通り真面目にやるのは癪だ。
そこでブラバンの友達F君が持ち出してきたのが交響三章。
音数が少ないから第一楽章なら少人数アレンジできると云う。
とは云え、組んだグループはたった5人。
しかもブラバン2人の他は演奏など覚束ない連中です。
無理矢理できる楽器を割り当てていき、
トロンボーン、ユーフォニューム、ピアノ、木琴、縦笛と云う
ケッタイな編成のバンドが出来上がりました。
私はピアノを担当したんですが、F君のアレンジを見て驚愕。
2つの楽器のパートを右手と左手に振り分けてあるんですよ。
バイエル以下の私に左右別の旋律を弾けって、そんな無茶な…。
ま、現代音楽なので多少間違ってもわからないのをいい事に
適当に誤魔化しながら弾ける様にはなりましたけどね。
実際、授業で発表した時の雰囲気は異様なモノでした。
現代音楽なんかやる連中など他にいる訳もなく、
先生も生徒もみんな唖然としてました。
最後に先生が「た、武満ですか?」と訊いてきたので
「いいえ、三善晃です。」と答えたときは
何でか知らないけど「勝った。」と思いましたね。

ふー、長すぎ。
この企画はこの一回で打ち止めです。

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July 15, 2007

二十世紀音楽祭り

音楽祭(おんがくさい)ではなく
音楽祭り(おんがくまつり)です。
昨日から気分がクラシックだったので
一日聴いてたってだけの話です。
勉強がてらネットで色々調べつつ、
二十世紀前半の音楽に浸りました。


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■ラヴェル:ピアノ独奏曲全曲/ポールクロスリー(SONY)
久しぶりに"高雅にして感傷的なワルツ"を聴いた気がします。
初っ端の不協和音のインパクトが強烈なんですが、
その後が割とじめーっと感傷的に続いていくので
知らないうちに終わってる組曲(笑)。
高校時代、この冒頭の数秒を聴いた時、
歪んだ美しさに感動したのを今でも覚えています。
で、きっと自分には綺麗に纏まった音楽は向かないと思った。
そして、今に至る(笑)。
全曲集なので当然"クープランの墓"も入ってますが、
この人のんは緩急のつけ方が大袈裟過ぎてちょっと苦手。


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■アルバンベルク:ヴァイオリン協奏曲他
/ギドンクレーメル(VLN)
&コリンデイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団(PHILIPS)
高校の頃、FMで初めてこの曲を聴いた時、
無調音楽の混沌とした音の束が怖いとすら感じました。
しかもこの曲が死んだ少女のレクイエムであり、
ベルク自身も作曲中に病気になり死んでしまったと、
オカルトチックな情報まで聞いてしまったもので、
それ以来、避けてた曲でありました。
久々に聴くと…、やっぱり暗いし、怖い。
無調の中で急に現れる調性のある明るいメロディも
すぐにグレーな音の中に沈んでいき、
余計に儚さを駆り立てます。


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■ショスタコーヴィッチ:ヴィオラソナタ他
/ISABELLA VAN KEULEN(VIOLA),RONALD BRAUTIGAM(PF)
(BRILLIANT CLASSICS)
陰鬱さでは負けてないショスタコのヴィオラソナタ。
これまた遺作であります。
第一楽章はこれ以上ない程どよーんとしております。
ウィキペディア曰く、
「アルバンベルクのヴァイオリン協奏曲と酷似している。」
アレグレットの第二楽章ですら翳を引き摺りつつ
悲しみを押し込めて踊ってる感じがします。
でも調性が薄いので胸を刺す様な悲痛感はありません。
最終章はどう云う訳だかベートーヴェンの月光が
モチーフに使われてます。


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■三善晃:チェロ協奏曲他
/堤剛(CELLO)&若杉弘指揮東京都交響楽団(SONY)
三善晃が好きで色々聴いてるんですけど、
この人の音楽は現代音楽なのにキャッチーです。
ドラマティックだし、モーションもあるし、
キメるところはキメるので、凄く聴きやすい。
このチェロ協奏曲もチェロ以上に打楽器が目立ち(笑)、
直情的で派手な咆哮が随所に出てきます。


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■バルトーク:二台のピアノと打楽器のためのソナタ他
/マルタアルゲリッチ,ネルソンフレイレ(PF)
&ペーターザードロ,エドガーガジース(PERC)(GRAMMOPHON)
この曲を初めて聴いたのは確か中学の音楽の授業でした。
教科書にも載ってた様な記憶がありますが、
さだかではありません。
バルトークらしい泥臭い音楽です。
で、親しみやすい、と云うより、ベタなメロディは
料理で喩えるなら、どて煮とかモツ煮の部類。


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■バルトーク:弦楽四重奏曲全集
/ジュリアード弦楽四重奏団(SONY)
バルトークの6曲の弦楽四重奏曲の中で一番好きなのは第四番。
かなり不協和的なサウンドで、妙な音も沢山出てきます。
民族的な泥臭さはあまり感じません。
感情を抑え込んだ冷徹な雰囲気がかっこいい。


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■ヒンデミット:ソナタ全曲集/VARIOUS ARTISTS(DG)
ヒンデミットの代表作を挙げるとすると、
"画家マチス"くらいしか浮かんできませんが、
実は一般的にクラシックで使われるほぼ全ての楽器で
ソナタを作曲した事で有名だったりします。
ヒンデミット自身がヴィオラ奏者だったので
日陰の楽器にスポットライトを当てたかったのかも。
このCDはそれらの作品を集めたコンプリートモノ。
バスーンやコントラバスやハープのソナタまであります。
CD7枚も聴く気力がなかったので、
"2台のピアノのためのソナタ"、
"バスーンとピアノのためのソナタ"、
"ハープソナタ"、"ホルンソナタ"を聴きました。
どれも甘過ぎず、難解過ぎず、スケールが大きい。
中でも"ハープソナタ"は面白かったです。
これこそ甘美になりそうな楽器なんですけど、
煌びやかでありながらドライなサウンドに仕上げてる。
第一楽章と第二楽章がお気に入りになりました。


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■オネゲル:ヴァイオリンとピアノのための作品集
/ULF WALLIN(VLN)&PATRICIA PAGNY(PF)(STRADIVARIUS)
オネゲルって"パシフィック231"などの管弦楽曲が有名。
室内楽に関してはあまり重要じゃないのかも。
でもヴァイオリンソナタは若い頃に作られてて
作風の変化も見られて面白かったりします。
例えばこのオネゲルの作品集で
20歳の頃に書かれた"ヴァイオリンソナタ第0番"と
24歳の頃に書かれた"ヴァイオリンソナタ第1番"と
27歳の頃に書かれた"ヴァイオリンソナタ第2番"を比べると、
作風が少しづつ変化していってるのがわかりますね。
時代背景的には多調的、無調的に進んでいってる頃ですが
ソナタ0番は前時代的なロマンチシズムが横溢してます。
それが第2番の頃にはもっと繊細で調性の淡い音楽になってます。
これは私の勝手な意見ですけど、多くの作曲家に於いて、
初期の作品の方が直情的で年代を経るに従って
段々クールになっていく傾向がある様に思えます。
それは音楽理論的に高度になればなるほど、
音が緊張感を持ってくるせいもありますが、
作曲家自身の気持ちとして、感情を表出する事が、
次第に気恥ずかしくなっていくんじゃないかなぁと思ったり。


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■ストラヴィンスキー:ピアノ作品集/PETER HILL(NAXOS)
中学の頃、FMでストラヴィンスキーのピアノ曲を聴いた時、
どこがいいのかさっぱりわかりませんでした。
有名な"ペトルーシカ"や"春の祭典"の様な
色彩感やスケール感をピアノにも期待してたのに
音数も少なくて何だか地味で無表情。
理解しようと何度もテープを聴き返したものの、
結局お手上げでした。
で、今聴くと…、
表情を感じ取れる様にはなったけど
その顔つきが好みではない、って感じです。
ピアノ曲で何かを伝えようとしてるんじゃなく
色々試してるだけの様な感じがします。
ま、中では"コラール"って曲は面白いと思った。
朴訥な和音の羅列で微妙な変化を聴かせる曲です。
音の濁りと余韻の織り成す深遠な雰囲気。


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■デュカス:ピアノ作品集/JEAN HUBEAU(APEX)
デュカスと云えば"魔法使いの弟子"しか知りませんでしたが、
ピアノ曲集を見つけたので買ってみました。
聴いてみたら、20世紀初頭の割には古臭い、もとい、
クラシックらしい風格をもった作風でした。
何でもこの人、かなりの完璧主義者らしく、
晩年になって作品の大半を処分してしまったんだそうです。
現存するのはわずか13曲。思い切った事をしましたねぇ。
1909年の"ハイドンの名による悲歌的前奏曲"って作品は
ハイドン没後100年を記念して雑誌社が依頼したモノ。
ラヴェルの"ハイドンの名によるメヌエット"や
ドビュッシーの"ハイドンを讃えて"もこの企画から生まれたんだそうな。
何ともまあ優秀な企画ですこと。


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■リゲティ:弦楽四重奏曲&二重奏曲
/アルゲッティ弦楽四重奏団(SONY)
リゲティが亡くなって早いもので一年になります。
彼の弦楽四重奏曲第一番はバルトーク色が強いと云われますが、
そんなもんかなぁと云う程度にしか感じないんですけど…。
ま、弦楽四重奏曲第二番と比べたら確かにそうかもしれません。
それからびっくりするのは"アンダンテとアレグレット"。
美しい普通の曲(笑)。

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June 24, 2007

CD三昧な一日 その2

ヴォーカル三昧、コミックソング三昧に続き、
クラシック三昧で行こうと思ったんですが、
途中で疲れてノンジャンルになってしまいました。
とりあえず、今日、聴き倒した履歴を。

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■三善晃:マリンバ作品集/藤井むつ子(佼成出版社)
私の頭の中では、三善晃のオーケストラ作品って
いつもマリンバが響いてる様なイメージがあります。
これは2001年に発売されたマリンバ作品集。
独奏、マリンバデュオ、マリンバ+児童合唱など
様々なフォームでの作品が並ぶ中、
私は特にユーフォニュームとマリンバの作品が
印象に残りました。
これって感覚的にジャズ作品を聴いてるのに近い。
って云っても世間一般で云うジャズではなく、
フリーフォームでインタープレイしている様な雰囲気。

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■ウォルトン:ピアノ四重奏曲&弦楽四重奏曲
/MAGGINI QUARTET,PETER DONOHOE(PF)(NAXOS)
20世紀のイギリスの作曲家ウォルトンの数少ない
室内楽曲を廉価CDのNAXOSより。
現代近代の人ですけど、調性はハッキリしてて聴きやすいです。
メロディアスでわかりやすいのも好感度高し。
とは云え全体的にクールで甘さに流されないのがいいです。
弦楽四重奏曲の第四楽章とかかなりカッコイイです。
ピアノ四重奏曲は緩徐楽章の第三楽章が美しい。

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■ジョセフジョンゲン:ピアノ四重奏曲&ピアノ三重奏曲
/ジョセフジョンゲンアンサンブル(CYPRES)
20世紀前半に活躍した新古典主義のベルギーの作曲家。
荘厳で分厚い音作りと印象派的な音使いが入り混じってます。
ピアノ三重奏曲は全部で三楽章の曲で第二楽章が変奏曲。
この楽章が最も長く、かなりリキが入ってるんですが(笑)、
後半、全音スケールっぽいフーレズが出た辺りから
音使いが新鮮になってきて、そのまま第三楽章に流れ込みます。

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■L'ALBUM DES SIX
/EMILY BEYNON(FL)&ANDREW WEST(PF)(HYPRION RECORDS)
フランス六人組のフルートとピアノの曲を集めた企画モノ。
別に6人の作風が似てるとか云う訳ではないんですが、
曲並びが作曲家毎に纏まっていないので、誰が誰やら(笑)。
これが時代の音なんでしょうかね。
一番有名なプーランクのフルートソナタが冒頭に入ってます。
懐古趣味的だけど、いい曲です。

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■アイヴス:弦楽四重奏曲第1番&第2番他
/エマーソン弦楽四重奏団(GRAMMOPHON)
恥ずかしながらアイヴスを聴き始めたのはほんの数年前。
「20世紀の音楽/Eソーズマン(東海大学出版会)」で
ユニークな作曲家として大きく紹介されていたのを読んで
興味を持って聴き始めました。
室内楽幾つかと交響曲くらいしか聴いてませんが、
「この人は絶対面白がって作曲してる。」と思います。
調和した部分と壊れた部分を組み合わせて
ケッタイ形を作り出して楽しんでいるみたい。
それらのアイデアが期せずして半世紀に渡る音楽の進歩を
先取りしてたらしいんですけど、
ま、別にそんな事はどうでもいい事です。

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■ジョンアダムス:室内交響曲&GRAND PIANOLA MUSIC
/LONDON SINFONIETTA(ELEKTRA ENTERTAINMENT)
アメリカの作曲家をもう1人。
"室内交響曲"が1992年、
"GRAND PIANOLA MUSIC"が1982年。
ミニマルの手法は見られるものの、もっと幅広い音楽技法で
彩りのある曲になっています。
わかりやすさで云えば"室内交響曲"ですけど、
"GRAND PIANOLA MUSIC"の方が好みです。
特に最終楽章は光と色が乱反射する様な
凄く広がりのある音楽になっています。
でもって、ネットで色々調べてたら、
"父が知っているチャールズアイヴス"って曲を
2003年に書いてるそうな。
是非聴いてみたいです。

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■トーマスアデス:アシュラ&室内交響曲他
/CITY OF BIRMINGHAM SYMPHONY ORCHESTRA(EMI)
室内交響曲をもう一丁。
ブリテンの再来と云われているイギリスの若い作曲家。
この"室内交響曲"は1990年の作品です。
悪く云えばよくある現代音楽のサウンド。
アイデアのあまりない状態から曲を仕上げたら
こんな感じになるのではないかと…。
って、ブリテンの再来を捉まえて何を云う>オイラ。

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■ガーシュイン:3つのプレリュード
&コープランド:ヴァイオリンソナタ他
/GIL SHAHAM&ANDRE PREVIN(GRAMMOPHON)
重たい曲が続いたので次は軽めの曲を聴きました。
ガーシュインの歌曲はジャズの世界で生き残ってますが、
クラシックの曲はどうも時代遅れになってる感じがします。
この3つのプレリュードにしてもガーシュイン節全開で
クラシックでもなければジャズでもない、ベンベン。
一方、このCDでカップリングされているコープランドの
ヴァイオリンソナタ"ぶどう園"は今聴いても新鮮。
特にピアノの和声は何かジャズ的。

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■クロ天のうた/ササキトモコと巻き舌一家(WAVE MASTER)
一気に方向を変えましょう。ゲーム音楽です(笑)。
セガのPSP用ソフト「クロスワード天国」のテーマ曲?
PSPを持っていないので詳しい事はわかりません。
ササキトモコと云えばセラニポージをプロデュースした人。
そのクォリティを期待して色々追いかけてるんですけど、
ちょっと違う方向へ進んでるのでちょっと残念かなぁ。

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■ポロリ青春名曲アルバム増量版/VARIOUS ARTISTS(WAVE MASTER)
2003年に発売されたセガのゲーム
「ニュールーマニアポロリ青春」のサウンドトラックなんですが、
なぜか2007年になって増量版が発売されました。
ルーマニアの大ファンの私としては
「ひょっとして3作目発売への布石?」
と期待してしまうのですが、どうなんでしょう。
ルーマニアについてよくご存知ない方の為に説明しますと、
人の部屋を覗き見しながら、何となく物語りに介入していくゲーム。
直接コントローラで登場人物を操作するのではなく、
色んなモノをクリックして起こる現象が
物語を分岐に導いていくと云う仕掛けです。
その独特のゲーム性と中毒性もさることながら、
劇中で架空の音楽ユニットセラニポージを産んだ事で有名。
但し、このCDはセラニ関係は一切ありませんので、
ファン以外は聴いても何のことやらわからないと思います。
かなり下手な歌も入ってますので音楽的価値は…。
"ハロハロナリヤンス音頭"と"ひとりごとスペシャルREMIX"が
聴きドコロと云えば聴きドコロ。

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■アキストゼネコ/アキストゼニコ!(SONY)
NHKのみんなのうたらしいんですけど知りませんでした。
このユニットアキストゼニコ!はnicoと云うユニットで
そのうちの一人が東野佑美=セラニポージの二代目ヴォーカル。
って事で上のコンテンツから繋がるネタなのでした。
思いっきりパラパラな音楽で一度聴くと忘れられません。
動画も検索すれば見つかります。
アキストゼネコって、皆さん覚えてます?

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■妖怪人間べム/(東芝EMI)
子供の頃、怖くて観れなかったテレビマンガ。
初回放送が幼稚園の頃ですから、まぁ、無理ですわな。
オープニングだけで泣き出しますよ。
今聴いても、音楽はかなりジャズです。
このCDのライナーを読んで初めて知ったのですが、
昭和57年にパート2が企画されて、本放送用の2本が
作られていたんだそうです。
このアルバムにはその音源も少し収められています。
べムではなくベロが「早く人間になりたい。」と叫んでいる
ヴァージョンもあって貴重ですね。

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■才能の遺跡/山本正之(PIONEER)
1993年のアルバム。
"燃えよドラゴンズ!"とタイムボカンシリーズで有名ですけど
この人はジャンルとして何になるんでしょう。
演歌っぽいコミックソングって感じですか。
アルバムの殆どに"真実イッターマンの歌"とか
"快諾サシアゲマンの歌"とか"感激ゲキレイマンの歌"など
タイムボカンシリーズ風の曲が入っています。
この飄々とした歌い方、良いなぁ…。

まとまりのなく聴き続けた一日でありました。

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June 23, 2007

週末の朝のラヴェル

やっと土曜日。

毎日が週末の朝みたいだったら
どんなに幸せだろう、などど思いつつ、
音楽を聴く事にする。

今週はあれこれ気を揉む仕事が多かったので
精神的に疲れました。

そんな時にいつもの音楽は自殺行為。
マーシャルソラール?とんでもない。
ケニーワーナー?降参です。許してください。
ヨアヒムキューン?自虐的Mか。

って事で取り出してきたのは、ラヴェルの室内楽集。

Ravel_chambre

ヴァイオリンとピアノの為のソナタ。
ピアノ三重奏曲。
弦楽四重奏曲。
そして、ヴァイオリンとチェロの為のソナタ。

私にとってはピアノ曲、室内楽曲がラヴェルの全てですが、
一般的には管弦楽の魔術師ってイメージなんですよね。
「クラシックは誰を聴くの?」
「ラヴェルです。」
「あー、ボレロの。」
思わず苦笑いしつつ、「え、ええ。」
もしも、
「クラシックは誰を聴くの?」
「ラヴェルです。」
「あー、クープランの墓の。」
なんて云われたら、思わず焼き鳥屋で一杯奢ってしまいます。

音楽に浸る悦びを教えてくれた最初の作曲家であり、
未だに私の中の最高峰にいる神様仏様に近い存在です。

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June 16, 2007

空耳くずし

今日一日、音ログ繋げてi-tuneに入れた曲を
適当に聴いてました。
(サイドバーのPOQUE参照)

すると「月天心/一青窈」の"心変わり"の歌詞が
「てんやわんや放置プレイ」と聴こえました。
を、これは日本語の曲での空耳発見か!
と思って歌詞を確かめたら、
本当に「てんやわんや放置プレイ」でした。

それにしても凄い詞のセンスだなぁ…。

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June 10, 2007

磁気系

明け方、ケッタイな夢で目が覚めました。

------------------ 8< ------------------

私はピアノの弾き語りの女性のライヴの会場にいる。
そこそこ有名な人らしく、常連客で客席は埋まっている。
私はアルバムを何枚か持ってる程度だが、
生の演奏を聴いてファンになりそうな感じ。
演奏が終わって、女性がマイクで話し始める。
「今日は特別サービスデーなので、
皆様にプレゼントがあります。」
そう云って取り出してきたのは
段ボール一杯のカセットテープ。
しかも曲が入ったヤツではなく、サラのん。
え?今どき、カセットテープって…。
女性は云う。
「一応プレゼントですけど、タダでは駄目です。
いくらでもいいからお金を払ってください。」
私はさっきまでの感動が冷めていくのを感じながら、
50円を払って一本だけ買う事にした。
しかし、常連客はお札を何枚も支払って、バンバン買ってる。
あっと云う間に一つ目の段ボールが空になり、
次の段ボールのガムテープを鍵の先っぽでシャーと破って、
手際よく開梱する女性。
さっきまでしっとり歌ってたのに、すっかり商売人の姿だ。
なんかやるせない気持ちになって会場を後にする。

------------------ 8< ------------------

一体、何でこんな夢を見たのかわかりません。

目が覚めてからもしばらく妙な余韻が続いてたので、
これも何かの思し召しだろうと、
収納ボックスの中で永らく眠ったままの
カセットテープを発掘してみる事にしました。

幸いパナソニックの携帯プレイヤーがかろうじて生きてたので、
それを強引にステレオに繋げて鳴らす作戦に出る。
テープが伸びているのか、プレイヤーのワウフラッタのせいか、
音が波打ちます。
気持ち悪い。
それでも我慢して、約半日の作業を続けました。

その結果―――。

お宝テープは1本のみ。

タモリのオールナイトニッポンの録音です。
ちょうどラジカルヒステリーツアーをやってた頃で
郵便貯金会館での東京追加公演の一部を放送したモノ。
「誰でもできるチックコリア」「誰でもできる山下洋輔」
「でたらめイタリア映画のモノマネ」など。
今聴いても無茶苦茶面白いです。

とりあえずこれ以上劣化しない様にデータ化しとこ。
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その他にもタモリのオールナイトは録ってたし、
落語とかラジオドラマとかもあったと思うんですが、
どうやらそれらは実家の押入れの中に潜んでいる様です。
今度帰省した時にでも発掘しないとなぁ…。

その他に音楽関係では昔のバンドの音源やら
自作の打ち込み曲やらが大量に出てきましたが、
恥ずかしくてとても聴ける代物ではありませんでした。

あと、面白かったのは、自選コンピテープ。
今から20年以上前の自分がどんな好みだったのか、
さてさて、お手並み拝見って感じで聴いてみました。

例えば「HOW I FEEL ABOUT JAZZ VOL.3」。
恐らく社会人になる前後の頃と思われます。
【A面】
1.WITCH HUNT/WAYNE SHORTER
2.RUBY,MY DEAR/THELONIOUS MONK
3.WORK/CHRIS SPEDDING & PETER FRAMPTON
4.PLAYED TWICE/STEVE LACY
5.失念/ART PEPPER
6.TO TAIHO/CHARLIE MARIANO
7.502 BLUES/WAYNE SHORTER
8.IT AIN'T NECESSARY SO/OSCAR PETERSON
9.失念/SONNY ROLLINS
【B面】
1.FUNDANCE/STANLEY JORAN
2.SOCIAL CALL/GIGI GRYCE
3.失念/失念(カリプソ風)
4.SONNYMOON FOR TWO/SONNY ROLLINS
5.LONELY WOMAN/ORNETTE COLEMAN
6.失念/失念(ウェストコースト系)
7.失念/失念(ピアノソロ)
8.LITTLE JUICY/BILLY MITCHELL
9.失念/失念(ウェストコースト系)

インデックスがないので一部思い出せないのですが、
ホント纏まりがないですねー。
ウェインショーターのすぐ後に
オスカーピーターソン入れるかー(笑)。

「ABOUT JAZZ '91 2.1」あたりになると
今の好みに近いミュージシャンも出現してきます。
例えばA面。
ボビーワトソン→ジェーンアイラブルーム→
デュークジョーダン→ステファングラッペリ→
スティング→ジョンゾーン→
デュークエリントン→パコデルシア

節操のなさは相変わらずですが、
ある意味、退屈しないコンピレーションになってます(笑)。

で、問題はこれらのテープの処分。
昔からレンタルせずに全部買ってたので、
音源はちゃんとLPやらCDやらで手元にある訳で、
こんな音の悪いテープを置いとく必要はないんですが、
…うーん、何か捨てられないんですよねぇ…。

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June 09, 2007

つくづくあなたの声が聴きたくて

今日は昼過ぎから雷が鳴っていたので
オーディオのコンセントを抜いて音楽抜きの昼下がりでした。
夕方になって天候が落ち着いてきたのを見極めてから、
少し遅めのヴォーカルな週末となりました。
  
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■ELEPHANT HOTEL/矢野顕子(SONY)
矢野顕子の1994年のアルバムです。
個人的には80年代のmidiレーベルからの諸作が好きでした。
SONY移籍後のアルバムもそれなりに聴いてましたが、
肌触りが微妙に違ってる気がします。
更に、この「ELEPHANT HOTEL」以降品はあまり聴かなくなった…。
理由を説明するのは難しいですけど…。
と云う訳で私の中では最後の矢野顕子の愛聴盤。
"愛があれば?"の歌詞はちょっと辛辣で
「あいがあればなんでもゆるされる。
 そんなことはありません。残念でした。」
って、初めて聴いたときはちょっとドキッとしましたよ。
糸井重里作詞の"サヨナラ"も良いですし、
奥田民生の名曲"すばらしい日々"も完全に矢野顕子カラーで
原曲とは違う魅力があります。
あとパスコアールの""PIPOCA"を取り上げているのが嬉しいですね。
     
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■LOVER ALBUM/CLAMMBON(COLUMBIA)
矢野顕子繋がりでクラムボンの2006年のアルバムを。
1曲目にパットメセニー作曲&矢野顕子作詞の"PRAYER"が入ってます。
音程の悪さと音域の狭さでヨレヨレの唄い方が味わい深いです。
巧い唄よりも拙い唄の方が胸を打つ事が良くありますね。
音作りも好きです。
真心ブラザーズの名曲"サマーヌード"は「そう来たか~!」って感じ。
とは云え、もうちょっと作り込んだ方がいい部分もあるけど…。
   
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■1725/RAKUTEN PIPE(SELF-PRODUCE)
クラムボンを聴いていつも思い出すのが、このバンド。
似てる訳じゃないけど、同じ香りがするんですよね。
昔の小川美潮を彷彿とさせる瞬間もあったりします。
って、熱く語ったところで、おそらく誰も知らないでしょう。
実は知り合いのバンドの自主制作CD(笑)。
"ガーベラの咲く道"は凄く良い曲でして、
気持ち良い天気の日に道を歩きながら、
今でも時々口ずさむ事があります。
   
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■HICCUPS/こなかりゆ(GOOD HUMOUR)
彼女の拙い歌の魅力に嵌って、一時よく聴いていたアルバム。
当時話題だったメデスキー、マーチン&ウッドがバックを務めてて、
ちょっとびっくりした記憶があります。
普通の人が歌詞に使わない様な言葉も平気で使うのが新鮮でした。
最近どうしてるのだろうと思ってネットで調べてみたら、
1999年に視覚障害で活動を休止。
今は活動再開しているものの、失明してしまったとの事です。
ちょっとショックですけど、また聴きたくなってきました。
 
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■ことばのまえ/Spiritual Vabes(TOY'S FACTORY)
メロディの上にぽつぽつと単語がちりばめられている様な歌の数々。
曲の展開も緩やかでコードの動きも少ないため、
聴いてるうち不思議なうねりの中に嵌り込んでいきます。
中でも"image"はお気に入りの1曲です。
     
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■裏界線/タテタカコ(VAP)
友人に教えてもらったピアノ弾き語りの若い才能です。
どこか懐かしいメロディと不思議な世界観を持つ歌詞。
聴いていると、少し怖い。なぜかわからないけど、少しだけ。
割と傍観した歌詞が多い気がします。
    
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■浅き夢/矢野絢子(UNIVERSAL)
怖いと云えばこの矢野絢子の才能も怖いです。
タテタカコと一つ違いの同世代。
井上陽水の"氷の世界"のカヴァーが凄かったので
ファーストアルバムの「ナイルの一滴」を聴いてみたら、
狂気すら感じる様な歌詞と直情的な唄い方で
聴き進めていくのがつらかった記憶があります。
喩えは悪いけど"ずいずいずっころばし"が怖いのに似た感覚。
このミニアルバムは和風コンセプトで纏めているためか、
少しは聴きやすい気がします。
     
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■Then/小谷美紗子(UNIVERSAL)
少し先輩格の小谷美紗子です。
彼女の場合は個人的な恋愛感情などを唄う事が多くて
タテタカコや矢野絢子の様な重さはないですね。
それでも「PROFILE」とか「i」を初めて聴いた時は
重い世界を唄う女の子だなと思ってた気がします。
    
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■つじベスト/つじあやの(VICTOR)
重いヴォーカルが続いたので、緊張を一気に解き放ちます。
やっぱりつじあやのはいいですね。
基本的にベスト盤は買わない主義なんですけど、
1曲だけ新曲が入っているので買いました。
でもつじあやのにベスト盤は必要ない気がします。
全てがベストだから。って、ベタ惚れか~い(笑)。
      
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■青神/AiAi(徳間ジャパン)
知ってる人は知ってるかもしれない山崎邦正プロデュースの
女性姉妹ユニットのデビュー&唯一のシングルCD(と思う)。
派手なのは"青神"なんですが、アレンジが気持ち悪いのでパス。
(アレンジ担当のエレキハチマキに問題ありか…。)
しかし"TELEPHONE"は凄くいいバラッドです。
切ない雰囲気が漂っていて、二人の声に良く合ってます。
最後のメジャー転調も活きてる。
プロデューサー名がマイナスに働いてしまったかな。
惜しい才能でした。今は何してるんでしょう。
        
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■初陣/桃姫バンド(PONY CANYON)
"BORN TO BE WILD""HIGHWAY STAR""HOT STUFF"など
ロックを聴かない私でも知ってる有名曲をカヴァーした
桃姫バンドの1992年のフルアルバム。
時々引っ張り出してきて聴きたくなるCDなのでした。
歌、演奏とも非常にレベルが高くて、出来のいい作品。
実は桃姫って尾崎亜美なんですけど、
オリビアニュートンジョンはカヴァーしていません(笑)。

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June 03, 2007

やっぱりあなたの声が聴きたくて

懲りもせず、ヴォーカルな週末です。
  
  
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■VACATION/BIRD(SONY)
2004年に発売されたBIRDのリゾートな一枚。
ヴァケーションに出掛けるところから始まって、
リゾート地での時間の経過を描いてます。
だから1曲1曲取り出すと、バードっぽくない曲も。
ま、それはそれで面白いんですけどね。
彼女の声は抜ける様な明るさはないので
カラッと晴れ渡る空と光り輝く海ってイメージより
ムワーッした夏の熱気が伝わってくる感じで良いですね。
     
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■SEGUNDO/TRIO ESPERANCA(PHILIPS)
ブラジル出身のアカペラ三姉妹トリオエスペランサ。
このハーモニーは気持ち良いです。
姉妹なので声が馴染みやすいのでしょうね。
リズム隊がいない事で柔らかめの脳内リズムが刻めて
実にゆったりとした気分になれます。
ヴォイスパーカションが本物そっくりに張り切る
アカペラグループもありますけど、
ってか、今はそっちの方が主流っぽいですが、
個人的にはせっかくのアカペラなんだから
擬似インストにする必要ないのに、と思います。
おっと話が逸れました。
このアルバム、有名曲も沢山入ってますので
トリオエスペランサを初めて聴く人にもお薦めです。
    
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■COMMONLY UNIQUE/THE REAL GROUP(SPICE OF LIFE)
アカペラをもう一つ。
リアルグループの今現在の最新アルバムです。
作り込まれたサウンドで、これでアカペラ?と思う反面、
逆にアカペラ感は薄いです。
普通のヴォーカル+インストを聴いてるのと同じ感覚。
悪口を云ってるんじゃなくて、その完成度がとんでもない。
    
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■RETURN TO YOU/SARA GAZAREK(NATIVE LANGUAGE)
サラガザレクの新譜です。
日本先行発売とは知らず、Amazon.comで予約してたら
完全に出遅れ、慌ててキャンセル。
「日本で買い物しましょう!Amazon.co.jp」って事ですか。
いきなり話が逸れました。
このアルバムを一言で云うと、正にジャケ写の雰囲気のまま。
爽やかで伸びやかで透明感がある彼女の声を
上手く活かした作品になっていると思います。
彼女はフォーク的な色合いをジャズヴォーカルに持ち込んで
新鮮なスタイルを生んだと私は感じてるんですけど、
そのバランスが絶妙なんですよね。
この3rdアルバムについては音楽的刺激と
全体のまとまりがちょっと減ったところもありますが、
それでも大きな期待に十分応える作品でした。
日本ではシンデレラになり過ぎちゃったので、
色んな意見が出てくると思いますけど、
自然体の普通のアルバムがポツポツ出てくれれば
それで幸せです。
    
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■COLD DAY/SONYA KITCHELL(VELOUR)
フォークとロックとR&Bが頃合にミックスされて、
聴きやすいサウンドに仕上がっています。
ノラジョーンズとかが好きな人なら嵌るかも。
個人的にはデビューの「WORDS CAME BACK TO ME」より
こっちの方が好きです。
この若い才能が将来どうなっていくか、楽しみです。
     
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■WAITIN' FOR SPRING/ELISABETH KONTOMANOU(ENJA)
前にもピルクとのアルバムを取り上げましたが、
こちらはもう少し常識的な(笑)メンバーとの演奏。
とは云え、ジョンスコ初め、骨のある顔ぶれですので、
相当いかつい仕上がりになってますよ。
"SUNNY"とか"FEVER"とか有名曲が多いけど、
テーマからフェイクしまくり、自分のカラーで押しまくり。
太く豊かな声で次々新しいメロディ紡ぎ出してくるので、
元歌がわかってれば、よりスリリングになると云う寸法。
  
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■BERIMBAUM/PAULA MORELENBAUM(COLUMBIA)
モレレンバウム(嫁)の2004年のアルバムです。
音作りは夫婦で演ってる時とちょっと違いまして、
打ち込み比率が大変高くなってます。
だから癒し目的で聴く時には合わないかもしれません。
でもモレレンバウムはモレレンバウムであって、
モレレソバウムでもモレレレンバウムでもありません。
要は彼女らしい佇まいを持った音楽になってるって事。
ビートの機械っぽさや耳に障るe的な音も
聴いてるうち慣れてきて、彼女の声を聴く邪魔にはなりません。
って普通の人は打ち込み系だって自然に聴けるか…。
   
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■THE ZEN KISS/SHEILA CHANDRA(REALWORLD)
声フェチの終着駅と呼ばれるシーラチャンドラ。
…嘘です。今、作りました。
しかし、彼女の声は声帯が震えて音になったのではなく、
気の塊りが知覚化したと思える様な不思議な響きがある。
調べたところ、彼女はイギリス生まれのインド人。
音楽のスタイルは1980年代のインディポップから始まり、
1990年代にはアンビエントな音作りになっていきました。
このアルバムは1994年発売ですので、
様々な実験的要素も沢山入っている作品なのでしょう。
歌詞は英語ですが、詞のないものもあります。

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June 02, 2007

ますますあなたの声が聴きたくて

今日はやや二日酔いで一日不調。
気楽に聴けるJPOPSでだらだら過ごしました。
  
   
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■わたげのお散歩/イノトモ(PALAIT)
ふわーっとした優しい唄い方が魅力のイノトモ。
オリジナルの"わたげのお散歩"のほか、
"南の島のハメハメハ""あめふりくまのこ"
"やぎさんゆうびん""ゆりかごのうた"など
懐かしい子供向けの曲が中心です。
キンドーって人の作った"かえりみち"がとてもいい曲。
     
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■あ~らいい気持ち/新居昭乃(RED ALERT)
今から10年近く前、久光製薬のCMで流れていたので
覚えてる人もいるかもしれません。
CDは全てこの1曲のヴァージョン違いなんですけど
ホントに気持ちいいんですよね。
作詞が近田春夫、作曲アレンジがSAMPLY RED。
シークレットトラックが99トラック目に入ってます。
     
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■SUMMER BREEZE/原田知世(FOR LIFE)
ゴンチチプロデュースの洋楽のカヴァーアルバムです。
発売されたのは2001年ですけど、去年初めて聴きました。
やっぱり原田知世の魅力で聴いてしまうなぁ…。
透明感の涼しげな声と彼女の見た目のイメージが
ピッタリ重なります。魅力倍増ですわ。
アレンジがシンプルな"JUST WHEN I NEEDED YOU MOST"
"HOW DEEP IS YOUR LOVE"辺りが好みです。
     
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■ROOM508/SAKURA(東芝EMI)
洋楽カヴァーアルバムをもう一丁。
SAKURAの2000年のアルバムです。
FM各局の協力でリクエストを元に作られたそうです。
そのせいで超有名曲の羅列になってしまってるかも。
アレンジも良く出来ていて、SAKURAの歌も上手いけど、
綺麗に嵌り過ぎてて、ちょっと面白みは足りないです。
      
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■踊ってばかりの国/ハバナエキゾチカ(MIDI)
女性4人のバンドです。1991年のアルバム。
演奏もあんまり上手くないし、唄も音程が不安定な人がいます。
でも何となく好きで、3枚も手元にあったりする。
今のPOPSの様にプロの手で綺麗に纏めてしまうのではなく、
アマチュアっぽいちょっとした試みや遊びが残っていて
上手く嵌れば新鮮なサウンドになったりするのが面白いです。
"イエッ・イエ""もう朝だ!"あたりが好き。
今どうしてるのか気になったので調べてみたら
とっくに解散してました。ま、そりゃそうか。
でもメンバーのシュガー吉永と大野由美子は
バッファロードーターってバンドで活動中。
また聴いてみたいと思います。
            
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■PORTRAIT/SAKANA(SSE COMUNICATION)
ポコペンの声は私の感情センサーの妙なトコロを擽る。
きっと好きか嫌いかで云うと嫌いな声かもしれません。
だけど好きなんですよ。
説明が難しい、と云うより、無理ですね。
西脇一弘の音のセンスも異様。
メジャーの曲でもカラリと明るくなる事はなくて
淡い灰色のベールが被ってるみたいな感じがします。
"FAN"はそんな中で一番明るい曲かな。
                       
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■編む女/濱田マリ(POLYSTAR)
濱田マリのソロアルバムはおそらく2枚だけだと思います。
「編む女」と「フツーの人」。
モダチョキとは違って真面目な音楽ですのでお間違いなく。
タレント、ナレーター、女優として大忙しの人なので
音楽活動が休止してるのが残念です。
この人の声は本当に魅力的なんですけどねぇ。
                      
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■SILHOUETTE'90/今津真美(PLATZ)
ブックオフの中古で適当に買ったアルバムなんですけど、
ちょっと驚いた作品でした。
いきなり1曲目がインスト。サウンドはフュージョン系。
甘いPOPSを予想していたので面食らいました。
彼女は歌とピアノだけでなく、作編曲もこなしてます。
サックスで本田雅人、トロンボーンで村田陽一が参加。
3曲目の"ポアントでルフラン"が凄い。
7と6の変拍子でピアノソロもかなりアグレッシヴ。
ジャズの勉強もしてるっぽいです。
               
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■プラチナ/大本友子(PONY CANYON)
今もシンガーソングライターとして活動している
大本友子の1996年のフルアルバム。
派手なアレンジとおとなしめの声が
ちょっとミスマッチかもしれないですが、
個人的には好きな雰囲気です。
"ヌード""愛が眠れない"はとてもカッコイイ。
キャッチーなメロディで女心をコミカルに描いた
"脱ぐべきか脱がざるべきか"も好き。
                  
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■A GROOVY KIND OF LOVE/PARIS BLUE(VICTOR)
全体としてはヌルい音楽なんですけど、
"GONE WITH THE WIND"の1曲だけが愛聴曲になってます。
かわいい澄んだ声の谷口實希にぴったりの曲。
スタンダードの同名の曲とは別物です。

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■LOVE MIX/WILD TEARS(NATTY RECORDS)
下村誠がヴォーカルに尾成彩を立てたユニット、
ワイルドティアーズの1997年のセカンドアルバム。
売れ線狙いのPOPSやR&B系とは一線を画してます。
尾成彩の声は見た目と違って低く目でハスキー。
但し高音になると張りが出てクリアに抜けます。
ただちょっと音程は曖昧なところがあるかな。


気が付いたら殆どが前世紀の音楽でした・・・。

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May 31, 2007

あなたの笑顔が見たくて

笑えるCDを聴いてみようと思い立って、
棚を漁ったところ、予想以上に沢山出てきてびっくり。
まずは小手調べに一般受けしそうなところから。
 
 
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■懐かしのCMソング大全4/VARIOUS ARTISTS(東芝EMI)
全部で5巻出てるCMソング大全ですが、
記憶に残ってて、ホントに懐かしいのは
私にとって70年代です。
CMソングと云って侮ることなかれ。
作詞作曲は凄い人ばっかりです。。
小林亜星、いずみたく、浜口庫之助、すぎやまこういちetc.…。
中でも浜口庫之助の"花王フェザーオイルシャンプー"なんて
今でも新しいと思える凝った曲です。
"近頃気になることがある(花王ガードハロー)"は
7拍子が効果的に使われていて面白い。
商品連呼型のCMが多い中、"セキスイハウスの唄"、
"ケンとメリーのスカイライン"、"日立の樹"あたりは
曲として鑑賞できるレベルです。
   
 
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■むしまるQゴールド~いのちのかね~/VARIOUS ARTISTS(日本コロムビア)
NHK教育テレビの怪物番組が産んだ傑作CD。
何枚か出てますが、このアルバムが一番好きです。
捨て曲なし。
"哀愁のヨーロッパ・バイソンやねん"は最高傑作でしょう。
サンタナ風、上田正樹的名曲です。
絶対子供向けに作ってないところがいいですね。
前身番組の「なんでもQ」の頃はまだ子供騙し感が強いけど、
そこに才能の無駄遣い的なセンスを持ち込んだのが堀井勝美。
"飛べ飛べコウモリ"は無茶苦茶カッコイイです。必聴!
  

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■浪花のモーツアルトキダタローのすべて/キダタロー(SLC)
関西人はキダタローの音楽を子守唄に育ってきたと云っても
過言ではありません。
そんなキダタローの名曲の数々をCD2枚に詰め込んだのがコレ。
"かに道楽""出前一丁""日清焼きそば""日本海みそ"
"いづもや""くいだおれ""有馬兵衛向陽閣"などのCMソング、
""プロポーズ大作戦""三枝の国盗りゲーム""2時のワイドショー"
"ラブアタック!""ABCヤングリクエスト"などの番組テーマ曲、
そして、社会問題になった"アホの坂田"など、
ヘラヘラ笑いながら聴いてしまう曲の数々です。
関係ないけど、2時のワイドショーのアシスタントの
吉本真由美さんが大好きでした。綺麗だったなぁ…。
   
   
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■クレイジーシングルス/ハナ肇とクレイジー・キャッツ(東芝EMI)
"スーダラ節"と"ハイそれまでョ"しか知らない人には
是非このシングルコレクションを聴いて欲しいです。
全部で40曲以上収められておりますが、私のお薦めは、
"こりゃシャクだった""これが男の生きる道"
"だまって俺についてこい""遺憾に存じます"
"何が何だかわからないのよ""余裕がありゃこそ"
"アッと驚く為五郎""この際カアちゃんと別れよう"
そしてクレイジー終焉期の名作"これで日本も安心だ!"。
植木等の声はいつも笑ってるんですよねー。
   
   
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■小林旭with東京スカパラダイスオーケストラ/(SONY)
こんな事を書いたらファンの人に怒られると思いますが、
小林旭ってカッコつけてる姿が滑稽に見えるのです。
「あー、ずれてるなー。」って思ってしまうんですよ。
でも、このCDは違う。
スカパラを従えて往年の名曲メドレーを唄う小林旭は、
一周して無茶苦茶カッコイイのです。
  
  
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■ボンゲンガンバンガラビンゲンの伝説
/モダンチョキチョキズ(SONY)
モダンチョキチョキズのアルバムはどれも魅力的。
でもこれを聴く機会が一番多いですね。
ホーンアレンジがカッコイイのと
"アルサロピンサロ""博多の女"が収められてるから。
特に"博多の女"のアレンジは凄まじい。
才能の無駄遣い感バリバリで、最後までキマってます。
  
  
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■笑ウインドウ3/VARIOUS ARTISTS(東芝EMI)
コミックソングはつまらないものが殆どです。
狙ってハズしてる場合が非常に多く、薄ら寒くなります。
また一回目は可笑しくても繰り返し聴くには耐えない。
にも関わらず、コミックソングのBOXを買ってたりするのは
1)本当に面白いモノ
2)大真面目に作ったのが結果的に笑えるモノ
3)何かの間違いで恥ずかしい唄を唄ってしまったモノ
などが時々混じってるからです。
例えば大竹しのぶの"かまっておんど"とか(かなり狂ってます。)
山本リンダの"私の恋人、たいやきくん!"とか(笑)。
本気で面白いのはCMパロディの"ロック・トンデレラ"くらいかな。
所ジョージの"探知機おけさ"はタイトル思いついて
力技で曲にしたんだろうなー。
  
  
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■笑ケース3/VARIOUS ARTISTS(東芝EMI)
上で書いた分類で行くと、ミス花子の"河内のオッサンの唄"や
アントニオ古賀の"クスリ・ルンバ"は1)に属します。
しかし、凄いのは3)に分類される岡林信康の"新説SOS"。
これがホントにあのフォークの神様?!
笑福亭鶴光が唄ってたのは岡林のカヴァーだったとは…。
   
  
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カリキュラマシーンミュージックファイル
/VARIOUS ARTISTS(VAP)
ゲバゲバのスタッフが作った教育によろしくない教育番組。
「にゃにゅにょ」って拗音を教えるのに、芸者が出てきて
♪ねじれてねじれてにゃにゅにょ~。あ~んねじれて~。
って妖しげに踊るのですよ。親はスイッチ、ブチッですわ。
で、このCDはちょっとマニアック過ぎるかも。
有名曲はテーマ曲と"行の歌"くらいで、後は番組BGM。
DVDの方が楽しめますね。

さて、この企画、続くのか?!

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May 27, 2007

さらにあなたの声が聴きたくて

今日も一日ヴォーカル三昧。
有意義な休日なんだか、どうだか…(笑)。
   
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■SENHAS/ADRIANA CALCANHOTTO(BMG)
ブラジルのMPB系のシンガーソングライター
アドリアーナカルカニョットの昔のアルバム。
声が美しくて、メロディが親しみやすい反面、
結構尖がった音作りをするので割としんどいです。
このアルバムは2作目らしいので大人しめ。
ライヴ盤の「PABLICO/(BMG)」の方が聴きやすいけど、
これも途中でスタジオ録音のトラックがいきなり出てきて
びっくりするので要注意ですよ。
今年の夏、来日するんですけど、案の定東京公演のみでした…。

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■PORRIDGE DAYS
/CLAUDIA SOLAL&BENJAMIN MOUSSAY(HARMONIA MUNDI)
尖がってると云うか、飛んでると云うか、
ジャケットにつられて買った人はびっくりでしょうね。
非常に実験的なアルバムです。
あ、実験と云うのは目的があるもんですが、
これは奔放なお遊びと云った方がいいかも。
"IN WALKED BUD"とか"A FOGGY DAY"とか"ASK ME NOW"とか、
普通の感覚で聴けるトラックもありますが、
大半が声とピアノの戯れです。
とんでもない高音を発したりするので、
犬が寄ってこないか心配になります。
こう云うのはこう云うので面白いんですが、
もう「MY OWN FOOLOSOPHY/(MIDNIGHT SUN)」の様な作品は
作らないのかなぁと思うと、ちょっと寂しいです。
せっかく声が綺麗なのに。
    
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■LOBOS,RAPOSAS E COIOTES
/MARIA JOAO&MARIO LAGINHA(VERVE)
同じ声とピアノの戯れでもこの二人は凄い世界を構築してます。
このアルバムは二人のバックに何とオーケストラが付きました。
正にヴォイスとピアノ為の協奏曲ですわ。
アレンジは彼女の声を知り尽くしたマリオラジーニャ。
凄い作品に仕上がってます。
フルオケを従えて唄うマリアジョアンは
ちょっと危ないけど、カッコイイ。
    
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■夢の名前/酒井俊(BMG)
酒井俊の音楽はとても重いです。
全身全霊を言葉に託して唄うので、
聴く方にもしっかりと心の準備が必要です。
しかし、がっちりと受け止めた時には
歌の持つ力を感じ取る事ができます。
考えてみたら、私は日本語の歌であっても
ちゃんと歌詞を聴いてない事が多い。
単なる言葉を音のリズムとして受け止めてるだけ。
でも、今のリズムとメロディを優先した音楽の中で
歌詞が符号化してしまって力を失ったせいかもしれない。
酒井俊の唄を聴いてて、そんな事をぼんやり考えてました。
岡林信康の"君に捧げるLove Song"、三輪明宏の"ヨイトマケの歌"、
ソウルフラワーユニオンの"満月の夕"は必聴です。
   
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■hajime no hi/久米小百合(MMP)
急に聴きたくなって引っ張り出してきたCD。
賛美歌から始まり、キリスト教の真理を唄ったポップスです。
こてこての仏教徒の私がどうしてこんなCDを持ってるかと云うと、
この久米小百合って人、実は久保田早紀なんですよね。
キーボードの久米大作と結婚したので名前も変わって、
活動内容も変わったって訳です。
歌詞の内容は今ひとつピンときませんが、この声は癒されます。
    
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■TABLATURA COLLECTION/(KITTY)
つのだたかしのユニット、タブラトゥーラのベストアルバム。
ヴォーカルのCDではありませんが、3曲だけ歌が入っています。
波多野睦美、吉田日出子、そして小川美潮です。
波多野睦美はつのだたかしと今も活動していますが、
中世にタイムスリップしてしまいそうな響きを持った声です。
吉田日出子の朗読と歌も味があって魅力的です。
小川美潮はここではお調子者な雰囲気で楽しく唄っております。
この人にしか出せないカラーですねぇ。
   
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■夢が眠る場所/SECRET BOOK(TECNICO LABEL)
小川美潮と宮城純子のユニットSECRET BOOKは
音楽性の不一致からか短命に終わりましたが、
アルバムを1枚残してくれました。
今のところ小川美潮の歌をフルサイズで聴ける最新アルバム。
と云いつつ1999年発売(笑)。
今聴くと、小川美潮の声が少し翳って聴こえます。
彼女の声の持ってる幸せな波長があまり感じられない様な…。
あー、ウズマキマズウや渋谷毅とのデュオでアルバム出して下さい~。
   
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【番外】月刊WOM VOL.5
ソニーが発行していた情報CD。
知り合いに貰ったんですけど、案内役が小川美潮なんですね。
「4 TO 3」発売の頃のモノです。おー、声が若い~。
    
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■夜光杯/さねよしいさ子(MIDI)
2003年のアルバム。MIDIレーベル最後の作品。
癖のある声と唄い方は全然変わっていません。
私と一歳しか違わないのに、この声は嘘でしょー。
"あの町この町"の様な日本の歌を唄っても、
チャイコの"金平糖の踊り"を唄っても、
ガーシュインの"SUMMERTIME"を唄っても、
全部が彼女が描き変えたオリジナルになります。
    
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■NOW AND FOREVEER #1/五島良子(POLYSTAR)
五島良子のカヴァーモノ。
#1が日本の歌で#2が外国の歌です。
日本の歌を今風のアレンジで唄っていますので
ニッポンの美しい情景などは浮かんできません。
"遠くへ行きたい"なんかもビル街の喧騒の中を彷徨ってる感じ(笑)。
   
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■ゆりかごの唄/岩崎宏美(VICTOR)
日本の歌を続けてみます。
アレンジは古臭いけど、岩崎宏美の声は本当に美しい。
あまりに伸びやか過ぎて、情感が希薄な感じも少ししますが…。
1991年発売の様ですが、ウィキペディアに載ってないので
タイトル違いかコンピモノなのかもしれません。
 
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■ファイト~絹子の愛唱歌~/由紀さおり(東芝EMI)
日本の歌をもう一丁。
本仮屋ユイカ主演の朝の連ドラ「ファイト」は
視聴率的には揮いませんでしたけど、
本仮屋ユイカが可愛かったのと、
由紀さおりの歌が聴けたのが収穫でした。
ドラマでは旅館のサービスで由紀さおりが唄う設定なんですけど、
あまりに美しくてホント涙が出ましたよ。
"川の流れのように"、"見上げてごらん夜の星を"、"花"etc.…。
後世に残る日本の名曲をしっとりと美しく唄っています。
あー、今聴いても涙が出てくる。
   
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■帰省/由紀さおり&安田祥子(東芝EMI)
由紀さおりと安田祥子のコンビによるシングルです。
この"帰省"と云う曲、無茶苦茶いいです。
作詞作曲は中島みゆき。
都会に暮らす人の帰省の歌なんですけど、
ふるさとや実家から離れて暮らす人にはぐっと来る詞です。
さすが中島みゆきって感じ。
私事ですが、某スナックでこの曲をカラオケで歌ったら、
盛り上がってた他のお客さんが静まり返った経験があります。
私の歌云々ではなく、この曲の魅力にびっくりしたって話でした。


しかし、予想もしない方向に進みましたわ。
次はコミックソング特集でもやろうかな(笑)。

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もっとあなたの声が聴きたくて

タイトルが中島らもの「明るい悩み相談室」の様ですけど、
気にせずまいりましょう。
今日も朝からヴォーカル気分なので
午前四時過ぎから小音量で聴いてました。

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■CAREFULLY TOUGHT/RUTHIE RISTICH(SELF-PRIDUCE)
RUTHIE RISTICHって人はこのCDでしか知りません。
典型的な白人ヴォーカルで目立った特徴はないけど、
さらりと丁寧に色んな曲を唄いこなす力量はあります。
なんせ"INVITATION"を事も無げに唄ってたりするんですから。
取り上げる曲も有名曲からマイナーな曲まで幅広い。
また、アレンジにも色んな工夫がしてあって、
それぞれの曲の情感やノリを上手に引き出してると思います。
でもこのアルバムで一番面白いと思ったのは、
"This compilation arranged and produced
by Rusthie Ristich between 1985 and 2001"
ってトコロ。
正確には1985,1988,1995,2001。
約25年の活動歴の様なアルバムなのです。
昔が若々しく、今が円熟の味わい、的な明確な変化はなく、
ずっと高いクォリティで唄い続けている人だと感じました。
個人的にいいなぁと思ったのは1988年の"EASY TO LOVE"、
2001年の"FOR ALL WE KNOW"です。
    
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■ONE FOR JUNIOR/SHEILA JORDAN&MARK MURPHY(MUSE)
シーラジョーダンとマークマーフィーのデュエット。
どっちも好きだし、ジャケットも可愛いので買いましたが
人にはとてもお薦めできないアルバムでして(笑)、
今までウェブサイトに取り上げかねておりました。
ま、blogの方ならいいだろうと、気楽に紹介するんで、
そこんとこ宜しく頼みますね。
間違ってもこれを読んでアマゾンをクリックして
後で私に責任を負えとか云わないでくださいよ。
とにかく作りが粗い粗い。
顔合わせ企画にありがちな練り込み不足を感じます。
「取り合えずブルースやっとこかー。」ってのが
タイトル曲になってるくらいなので、後は推して知るべし。
お二方とも音程がテキトーなところのある人ですので
デュエットすると正に百人力です。
それらマイナス点を全てひっくるめて、
「ま、やってる方が楽しそうだしいいか。」って感じで
気楽に聴けばそれなりに楽しめるアルバムではないかと。
但し、絶対音感のある人は気分が悪くなる可能性がありますので
お耳に合わない場合はすぐに視聴を中止して
お近くのシャルロットチャーチで耳を清めてください。
    
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■SEPTEMBER BALLADS/MARK MURPHY(MILESTONE)
悪口を書いてしまった様で申し訳ないので
マークマーフィーの好きなアルバムを引っ張り出してみます。
彼は元々ヴォーカリーズな人ですけど、
このアルバムでも、パットメセニー、チックコリア、
ライルメイズ、マイケルフランクスetc.の曲を唄ってます。
如何にも彼好みの選曲。
それにしても全部自分のカラーにしてしまうところが凄い。
コリアの超有名曲"CRYSTAL SILENCE"も軽妙洒脱に唄うと
全く別の曲に聴こえますね。
    
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■NIGHTMOVE/KURT ELLING(CONCORD)
男性ヴォーカルを続けて聴きましょう。
カートエリングの2007年のアルバムです。
あれ?いつからコンコードに移籍したんだろう?
そのせいか少しアルバムの雰囲気が大人しい気がします。
近寄りがたいくらいのオーラが薄らいで
等身大のカートエリングの実像が見えてる感じ。
個人的には彼には凄みを感じていたいので
この変化はちょっと気になります。
日和らないで欲しいなぁ…。
    
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■TEXTURES/DWIGHT LENOX(SELF-PRODUCE)
マイナーな人ですけど、凄く大好きな男性ヴォーカル。
声が澄んでて伸びやか。しかも丁寧で厭味のない唄い方。
ちょっとルックスはアレですけど、見た目とは全然違いますから。
選曲はドのつくスタンダードのオンパレードです。
枯葉も入ってるし、サマータイムも入ってる(笑)。
でも彼の唄だとなぜかマンネリ感がなく、新鮮に聴こえる。
「せっかくのスタンダードを捏ね繰り回して変な形にして
得意げになってる人が多いんじゃない?」
って云われてるみたいな気がします。
ジャズの初心者にお薦めするにはこのアルバムは最適かも。
スタンダードはこんな曲なんだよって知ってもらうのと、
ジャズは外見じゃないよってわかってもらうのと(笑)。
個人的には"SPRING CAN REALLY HANG YOU UP THE MOST"が好き。
   
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■HE NEVER MENTIONED LOVE/CLAIRE MARTIN(LINN)
綺麗ドコロをいっときましょか(笑)。
クレアマーチンの2007年の新譜です。
今回はピアノトリオとの"HE NEVER MENTIONED LOVE"で
しっとりと始まります。
シャーリーホーンへの想いを綴ったこのアルバムは
ピアノトリオを中心とした小編成の演奏が殆どですので、
今まで以上に彼女の声質の素晴らしさを感じ取れる音作りです。
中でも"EVERYTIME MUST CHANGE"なんかたまりませんよ。
カッコ良過ぎます。
それにしてもこの人が日本で人気出ないのはなぜでしょう?
レーベルがLINNだからなぁ…。
でも移籍して雰囲気が変わってしまったら嫌なので
このまま優れた作品を出し続けて欲しいと思います。
      
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■FAY CLAASSEN SINGS TWO PORTRAITS OF CHET BAKER_VOL.2
/(55RECORDS)
フェイクラーセンのチェットベイカートリビュート2枚目。
単なるVOL.1とVOL.2ではなくて、コンセプトが違います。
VOL.1はチェットの愛唱曲のカヴァーですけど、
VOL.2はヴォーカル+バリトンサックス+ベース+ドラムで
マリガンのオリジナルカルテットを模しています。
フェイクラーセンは全編スキャットで一切歌詞はありません。
歌詞のある"LOVE ME OR LEAVE ME"までスキャットしてます。
JAN MENUって人のバリトンがマリガンによく似せてあるので
雰囲気がとてもよく出ています。
    
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■ECHO OF A KISS/MEREDITH d'AMBROSIO(SUNNYSIDE)
チェットはよく中性的と云われましたが、
個人的にMEREDITH d'AMBROSIOも女性を感じない点で
中性的に思えます。
このアルバムは並んでる曲が凄く面白いです。
オリジナルが半分くらいで、残りはスタンダードの他に
ビルエヴァンスとデニーザイトリンの曲が入ってます。
この声質に"BLUE IN GREEN"や"TIME REMEMBERED"や
"ECHO OF A KISS"はとても良く合います。
沢山アルバムが出てるみたいなので
他も聴いてみたくなりました。
     
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■DON'T CRY BABY/SOESJA CITROEN(CHALLENGE)
SOESJA CITROENもオリジナル中心の人。
しかもこのCDは全て自作曲だったりします。
けど、どうもこの人、歌手としても作曲家としてもタイプが古い。
いまどき、みんなのうたでも流れない良い子ちゃんな歌。
こんなニーズがどれくらいあるのか不思議です。
少なくともジャズ的な刺激は殆どありません。
けど、ポップスじゃ売れないからジャズで出してる感じかな。
色々適当に買ってるとこの手のアルバムに時々出くわしますわ。
CITROENの名前で「あのシトロエン?」と思って調べてみましたが
よくわかりませんでした。
しかし「SOESJA SINGS CITROEN/(CHALLENGE)」には
シトロエンがスポンサーになってて、あのマークが入ってたので
おそらく一族の方だと思われます。
    
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■VIKTORIA TOLSTOY/(EMI)
血統で云うと、こちらも凄いトルストイ一族(笑)。
これはヴィクトリアトルストイの日本デビューCD。
ジャズではありません。ポップスです。
こう聴くとジャズよりもこっちの方が合ってるかもしれません。
存在感は二十歳半ばにして十分。スケールがデカイ。
最初の"TELL ME"って曲はシングルでも発売されてたらしいです。
聴いた覚えがないけど、ヒットしたんでしょうか?


さて、このシリーズ、まだ続くのでしょうか?

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May 26, 2007

あなたの声が聴きたくて

客寄せ目的のタイトルはさておき(笑)…。

今日は朝からヴォーカルな気分でしたので
棚を適当に物色して聴き散らかしてみました。
  
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■FROM EVERY ANGLE/JANICE BORLA(BLUJAZZ)
最近知ったヴォーカリスト。
楽器の様に唄いたいタイプの人ですが、
けっして粗いスキャットで押し切ったりするんじゃなくて、
楽器向きの難しい曲を立派なヴォーカル作品に仕上げてるんですよ。
難しい事をやり過ぎてるところもありますけど、
丁寧に、真剣に唄っているので、マニアックな厭味はありません。
"BLAME IT ON MY YOUTH"や"PEACE"や"GENTLE PIECE"など
スローテンポの曲では彼女の細めの声が活かされてます。
  
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■PHASE1/EMIKO×スガダイロー(SELF-PRODUCE?)
ジャケットの雰囲気と帯のコピーで興味を持って買ったCD。
------------------ 8< ------------------
甘くスインギーなヴォーカルに挑みかかる驚愕のピアニズム!
実力派ジャズヴォーカリストEMIKO待望のデビュー作は、
フリージャズピアニスト、スガダイローによる大胆不敵、
空前絶後のピアノとの新感覚デュオ。
ガーシュイン、エリントンナンバーを含む、大人の夜のジャズ。
------------------ 8< ------------------
「だからどないやねん。」って感じでしょ(笑)。
硬派に訴えたいのか、軟派に訴えたいのか、アチコチな文章。
きっとジャズをわかってない人が書いたんだろうと思ってたら、
内容は正に書いてある通りでした。ワカッテタノネ…。
甘い声の古いタイプのジャズヴォーカルと
やや毒っ気のあるピアノのデュオ。
これがどうも水と油でなじんでいない気がするのは私だけ?
お互い歩み寄りようがないし、ぶつかり合って火花も散らないし、
そっぽを向いてお互いの音楽を演ってる感じがします。
これはこれで面白いと云えば面白いんですけど、
このヴォーカルはもっとオーソドックスなピアノで良いのでは…。
 
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■MIDNIGHT SUN/ELISABETH KONTOMANOU(NOCTURNE)
いかついピアノと対峙する為には
やっぱり同じ資質を持ったヴォーカルじゃないと。
って事でエリザベス…、なんて読むのかわかりません。
歌伴を務めるのがジャンミッシェルピルクのトリオ。
毒を撒き散らすピルクに対して、このエリザベス何とかさんは
活性剤も中和剤も持ち合わせており、
一つの音楽をしっかり纏め上げているのです。凄い。
他に「HANDS&INCANTATION/(STEEPLECHASE)」ってデュオ作品もあり、
こっちはもっとイっちゃってます。
    
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■AZALEA/LM PAGANO(SELF-PRODUCE)
オーソドックスなピアノトリオをバックに
普通に唄っているだけのよくあるタイプのヴォーカル。
でも、何だかいい感じなのです。
声とか歌い方とか、全部ひっくるめた雰囲気の好みですね。
細かく分析しても仕方ない事です。
一つ、このアルバムの特徴を挙げるとすると、
ありふれたスタンダードがあまり入っていない事です。
タイトルの"AZALEA"はエリントンの隠れた名曲。
この辺りの選曲がちょっと嬉しい。
今、手に入るのはジャケ違いのBop Cityから出てる分です。
   
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■NOT TOO LATE/NORAH JONES(BLUE NOTE)
ジャケットに惹かれて初めてノラジョーンズを買いました。
なぜここまで人気が出たのか私にはよくわかりません。
    
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■DUOS II/LUCIANA SOUZA(UNIVERSAL)
ベーシストの原満章さんに教えてもらったブラジルの歌手。
とにかくいい。
ギターとのデュオで伸びやかに唄っています。
力強さと優しさと艶っぽさを合い備えた芯のある声質。
BGMでかけていても、知らず知らずの内に聴き入ってしまいます。
      
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■PLAYING FOR TIME/GINA HARKELL(33RECORDS)
個人的に不思議な魅力を感じているヴォーカリスト。
音程が不安定だったりするんですけど、
この声質と控えめな表情付けがなぜかツボなのです。
イキりな云い方をすると"声の奥の方に憂いが潜んでいる"。
初めて聴いたのが今から十数年前で、出たアルバムが3枚。
そのどれもが同質の翳りを持っており、
明るい曲を聴いても、なぜかぷちブルーになるのです。
きっとごくごく個人的な感覚だと思いますけど…。
    
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■FILHAS DA BOSSA/VARIOUS ARTISTS(AOSIS RECORDS)
以前ウェブサイトの夏特集でも取り上げたと思いますが、
リンク切れになってるので再びこちらで。
このアルバムはボサノヴァの創生期に活躍した人達の
娘たちを集めて作ったちょっと売れ線狙いの企画モノです。
しかし、才能は引き継がれるモノなんですね。
みんなそれぞれに魅力的。
ケイリラは云わずと知れたカルロスリラの娘。
他には、作詞家ジョタフェヘイラの娘であるタチアーナ、
ジョイスとネルソンアンジェロの娘、アナマルチンス、
作曲家セバスチャンの娘、マリアーナレポラーゼ。
このアルバム、DVD付きで大変お得です。
ケイリラ、無茶苦茶綺麗…。
それにしてもアナマルチンスのアルバム、今年も出ないのかな。
     
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■A ESPERA NA CABANA/TATIANA(東芝EMI)
タチアーナ繋がりで超軟弱なアルバムを。
タチアーナが唄うユーミンのクリスマスソング(笑)。
これから夏だと云うのにこんなの聴くかって感じですが…。
びっくりするのはユーミンだけでクリスマスソングが
こんなにあるのかと云う事です。
"恋人はサンタクロース"だけかと思っていました。
1991年のアルバムなので彼女の声はまだ子供です。
ゆるーい気分に浸れる刺激ゼロのCDです。
休日の昼下がりのチューハイにピッタリですわ。
     
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■BOSSA NOVA/CAROL SABOYA(AOSIS RECORDS)
この人もブラジルのヴォーカリストです。
キャロルサボヤはLUMIAR DISCOSってレーベルから出ていた
「INTERPRETAM CANCOES DE ANTONIO CARLOS JOBIM」や
「DANCA DA VOZ」の方が遥かに良いです。
AOSIS RECORDSって日本人のレーベルなので
日本受けするボサノヴァの枠に嵌めてしまってる感じがします。
でもボサノヴァが一番盛んなのはどうやら日本らしく
ブラジル本国では衰退してあまり聴かれていないんだそうで。
言葉もわからない音楽を聴いて気持ちいいのはなぜでしょうね。
     
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■RED AND BLUE/MURIEL ZOE(ACT)
レーベルのお国柄で云えば、ACTなんかは面白いですね。
ドイツの会社で一応ジャズ寄りだと思いますが、
何でもあり、に近い作品が多い気がします(笑)。
尖がったモノ、国籍不明のモノ、イカレたモノetc.…。
このレーベルをCD屋で見かけたら思わず手が伸びてしまう。
その中でまずはまともなヴォーカルアルバムを。
MURIEL ZOEは自然体に唄うのでとても心地よいです。
無理もしないし、安っぽいジャズらしさを強調したりもしない。
割と有名な曲を唄ってるんですけど、サウンドが新鮮です。
    
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■DRAGONFLY/HOUNG THANH(ACT)
次に国籍不明なモノを(笑)。
あ、国籍ははっきりしてました。ベトナムです。
ベトナム出身のヴォーカリスト、フンタンと
同じくベトナム出身のギタリスト、グエンレが作ったCD。
全編に立ち込めるアジアの薫り…。
これを聴いてジャズと云う人はいないと思います。
でもグエンレの施したアレンジは民族的な色合いを残したまま
ジャズ的な音楽性で屋台骨を支えている感じです。

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April 21, 2007

音楽がしみこむ瞬間

昨日は東京日帰り出張で
朝から晩まで立ちっぱなしの仕事でした。

くたくたになって帰ってきて久々の爆睡。

朝、目が覚めても体の疲労は抜け切っておらず、
布団の上でグレゴールザムザの様になってました。

枕元のパソコンを手探りで操作して、
iTuneをランダム再生。
再び布団をかぶる。

ぼーっと待ってると流れてきたのは

AMAZING/SARA GAZAREK

でした。

パソコンからのチープな音でも
その瞬間のヨレヨレ状態を潤すに十分でした。

ま、それだけの話なんですけどね。


久々に音ログで音楽をかけ流してみたり。

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April 04, 2007

ライヴが一番?

今日は休みをとってのんびりしました。
久しぶりに朝から晩まで音楽を聴き倒しました。
やっぱり独りでどっぷり音楽に浸れる環境が一番です。

私が気にしぃなのかもしれませんが、
ライヴとかだと周りが気になって集中できない事が多い。
昨日、某所でヴォーカルのライヴを聴いたんですが、
客層があまりに酷過ぎました。
演奏中話すわ笑うわ居酒屋状態。
いやー、こんなひどいのは久しぶりでした。

ここまで極端じゃなくても、
ちょっとした音や動きで気が散る事が多いです。
静かな会場であればあるほど、僅かなノイズが気になる。
近くの客がリズムを取る振動とか
妙なタイミングの拍手とか
カメラを持ってうろうろしてる人とか
店の厨房のグラスの音とか、
気の散る要因は山ほどあります。

もっと集中すれば気にならなくなるのかな…?

だから、CDで音楽を聴いたり、
DVDで映画を観るのが好きなんだと思います。

妙なぼやきですみません。

関係ないけど、
そんなこんなで久しぶりにウェブサイトを更新しました。

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February 19, 2007

一音の価値

ちょっと辛辣モードですので、内容をぼやかして書きます。

某所で珍しい楽器のライヴに行きました。
ジャズではあまり使われない楽器なので
興味半分で行ってみたのですが…、
私個人としては面白くない演奏でした。

オーソドックスなソロ回しで新鮮さはないし、
楽器が難しいのか、アドリブもイマイチ。
アドリブと云うよりテーマのフェイク程度のソロです。

しかもバックは古さを感じさせるピアノトリオ。
手癖フレーズ連発のガサツな個人技合戦。

あー、やだやだ。
こんなのをジャズのノリだとは思いたくない。
盛り上がりの中で疎外感を覚え始め、
もうワンステ聴くのが限界でした…。

で、演奏の途中くらいから、
無性にヘルゲリエンが聴きたくなる。
必然性のある最小限の音で構成される音楽に浸りたい、と。

家に着くや否や、CDをセット。

■WHAT ARE YOU DOING THE REST OF YOUR LIFE
             /HELGE LIEN(CURLING LEGS)

至福の時間です。
汚れた耳の奥が洗浄されていくようです。

意外と短いCDなのであっと云う間に終了してしまいました。
次に思いついた最小限の音の音楽。

■KYANOS/JON BALKE(ECM)

極上の時間を過ごす。
お仕着せのビートに心乱されない音楽。

これでやっと気持ちが落ち着きました。

後はムネモシネで〆るかな…。

ひょっとしたら…
自分はもうジャズファンじゃないのかもしれない。

Helge_jon


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December 16, 2006

和室にメロディを

和室のある部屋に住むのは十数年ぶりになります。
畳でゴロゴロするのはやっぱり日本人の特権であります。
物置部屋兼寝室の狭い六畳間ですが
休日の大半を過ごす場所になってますねぇ。
そのお相手をしてくれているのがコイツ。

Washitsu_ni_melody
荷物隠しのつい立ての前に置かれたスピーカー。
はっきり云ってセッティングには問題ありですけど、
優しくて暖かい、和室向きの音が鳴ってます。

2年程前に買ったステラメロディってスイスのスピーカーです。
わざと型の古い小型のモノを選んだのを覚えてます。
派手さのない素直な音なので聴き疲れしないのがいい。
工芸品の様なラッカー仕上げも美しく、
いつも傍に置いておきたいお気に入りです。

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December 03, 2006

恒例のクリスマス企画2006

今年もウェブサイトの方で、
恒例のクリスマス企画をアップしました。
今年は少なめの17枚です。

ページ構成がややこしくて、
最新の更新がわかりにくいです。
かと云って、作り直すのも面倒で…。

ウェブサイトはこちら
クリスマスコーナーはこちら
今年の更新ページはこちら

Xmas2006

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November 25, 2006

久々にCD三昧な一日

昨日は朝からステレオフル稼働でCDを聴いてました。
”ながら聴き”ではありますが、
次から次へと聴きたいモノが出てくる時は嬉しいですね。
とっかえひっかえ興味の赴くままに聴き倒すのも
なかなか楽しいものであります。

そう云えば最近ウェブサイトの更新も全然してないので、
せめてこっちにCDネタを書いてみようと思います。
朝から聴いた順です。

20061125_01_3
地獄八景亡者戯/桂文我(APP)
いきなり音楽じゃないです(笑)。
地獄八景亡者戯は好きな落語の一つです。
長いだけで身のない話なんですけどね。
桂文我のんは時事ネタ盛り込み過ぎって感じもしますが、
この噺はそれでいいのかも。
BOM DIA/AS MENINAS(EWE)
休日の朝の勉強タイムのBGMに、ブラジル音楽。
と云っても、これはロンドン発のボサノヴァ。
ブラジル出身の女性ヴォーカルと
ドイツ出身の女性サキソフォニストが核になったユニット。
ジョビンの”バラに降る雨”が入ってるので愛聴盤。
INTRODUCING/DENA DEROSE(SHARP NINE RECORDS)
最近お気に入りのヴォーカリストのデビューアルバム。
大人らしさと可愛らしさとクールさとを併せ持った声。
ピアノも巧い。
弾き語りを活かしてピアノとユニゾって唄ったりもしますが、
決して器楽的なテクニックをひけらかす人ではないです。
”HOW LONG HAS THIS BEEN GOING ON?”の美しさたるや…。

20061125_02
LOVE'S HOLIDAY/DENA DEROSE(SHARP NINE RECORDS)
もういっちょ。
どれを聴いても良いなぁ。
こっちはゲストで色んなミュージシャンが参加してます。
編成は大きくなっても丁寧な音楽を演ってますね。
個人的にはピアノだけで唄う"THE NEARNESS OF YOU"がベスト。
オリジナルの"THE IRIS"や"MARIAN'S MOOD"もいい曲。
COMPLETE PIANO MUSIC VOL.2(GYORGY LIGETI)
/FREDRIK ULLEN(BIS)
突拍子もなくリゲティのピアノ曲集。
某所でこのジャケットのエッシャーの絵が話題になってたので。
殆どが3分前後の短い曲ばかりです。
それにしても「MUSICA RICERCATA」の3曲目と
「SONATINA」の第一楽章って余りに似すぎてます。
HAPPY NEW EARS!/ATOMIC(JAZZLAND)
タイトルがしゃれてますね。
ATOMICはずっと注目してたんですが、
目を離した隙に新譜が(笑)。
しかも来日してたなんて…。く、悔しい。
新しいジャズみたいに書かれてる事が多いですけど、
私は逆だと思います。
60年代のいかつい系のジャズが今風になった印象が。
オーネットコールマンを彷彿とさせるんですよね。

20061125_03
HAUNTED HEART & OTHER BALLAD
MARC COPLAND(HAT HUT RECORDS)
ATOMICで少し疲れたので、ピアノトリオを。
マークコープランド、好きなんですよね。
派手さはないですが、研ぎ澄まされた感じがします。
磨かれた音が一つ一つ琴線を掻き鳴らします。
このアルバムは1枚の中で3回も
"MY FAVORITE THINGS"を入れてるのが特徴。
ジャケットはペラペラの紙ですが、録音は実にいい。
DREW GRESSのベースの輪郭が浮き出てます。
BREATH/BIRD(SONY MUSIC)
タイトルにも歌詞にも心境の変化がよく出てますね。
最初の"おなかの中で"は今までのBIRDらしさを残しながら
新しいニュアンスが加わった感じですが、
聴き進めていくと変わりっぷりが際立っていく雰囲気です。
明るくほんわかした曲なんかもあってちょっとびっくりです。
はじまりの時/つじあやの(VICTOR)
明るくほんわかと云えばつじあやのでしょう。
私のお耳の恋人です。
この新しいアルバムは既に何度聴いたことか。
ホント、名曲揃いです。
中でも"チキンハートをけとばして"と"忘れないで"は
彼女の明るい面としっとりした面がそれぞれ出た作品。
いつしか彼女の歌世界の登場人物は
「きみとぼく」から「あなたとわたし」になってます。
さては恋したな…(笑)。

20061125_04
BOBO STENSON & LENNART ABERG/(AMIGO MUCIK)
ピアノのボボステンソンとサックスのLENNART ABERGのデュオ。
最初"NATURE BOY"から始まるけど、
後は二人のオリジナルが中心です。
常に対位的にメロディが絡み合ってる感じです。
資質が合ってるのか合ってないのかわからない、
妙な緊張感とバラけ加減の入り混じった演奏です。
...UNTIL WE FELT RED/KAKI KING(VELOUR)
天才ギタリストKAKI KINGの頑張り過ぎない演奏が聴けます。
強烈なテクニックと難解な音楽で押し切った過去作品も
個人的には好きでしたが、
トータルの表現でバランスのとれたこのアルバムは
もっと幅広い人に理解して貰えるんじゃないかと。
それでも相当イカツイですけどねー。
一日2曲を目安にお楽しみください(笑)。
ジャズ寄りかもしれませんが、分類不能な音楽です。
SHOW ME/KATE MCGARRY(FEMUR MUSIC)
この人の声が好き。
「MERCY STREET」が良かったので、
他に探したらこのアルバムが見つかりました。
「MERCY STREET」よりも普通のジャズです。

20061125_05
THE DARKLING THRUSH
/SASHA DOBSON(SMALLS RECORDS)

声質は好きじゃない。
ちょっと古いジャズヴォーカルのイメージ。
オクテットをバックに唄ってるから特にかな?
選曲も有名なスタンダードがずらっと並んでいます。
INTRODUCING/SASHA DOBSON(JUNIPER RECORDS)
気になったのでもう一枚、今度はイントロデューシングを。
やっぱり古風なジャズです。
今度はバックがギターとベースとサックス。
寛いだ雰囲気でスタンダードを聴きたい時には良いかも。
なんでこの人を買ったか忘れてしまいましたが、
きっとジャケットの不敵な笑いにつられたんだと思います。
しかも「TENOR SAX & BASS CLARINET」が入ってるから
ひょっとしたら面白い事をやらかしてくれるんじゃないかと。
…とっても普通でした。
COLE PORTER...OLD LOVE,NEW LOVE,TREU LOVE
/LORI CARSILLO(TRU BLU LE RECORDS)

ジャケ買いしてイメージと違ったのをもう一枚(笑)。
綺麗なヴォーカリストが唄うコールポーターとくれば
買わない訳にはいきますまい。
ところが声が…。
わざとしゃがれ気味に唄ってるんでしょうか?
力を抜くと声が澄んでくるような…。
一般的なジャズヴォーカルのイメージで唄おうとしてる感じがします。

20061125_06
タイガー・リリィ/CECIL(BERRY RECORDS)
気持ちの良い声を聴きたいと思って取り出したのが
YUKICHI。CECIL、初代セラニポージヴォーカル。
彼女の声は独特の可愛らしい無表情さが魅力。
この声質なので媚びて唄うときっと駄目でしょう。
久々に聴いてもやっぱりいいなぁ…。歌詞もいい。
最近も活動してるんだろうか?
LE RAYON/SAKANA(SSE COMMUNICATIONS)
独特の声と云えばPOCOPEN。
きっとホントならあんまり好きな声じゃない筈。
でもどう云う訳か聴いたら胸がぐぐぐーっと詰まって
得体の知れない感情の昂ぶりが…。
1994年のアルバムを引っ張り出してきました。
音楽ノススメ/HALCALI(FUME)
ダウナーの後はアッパーで。
2003年のハルカリの2ndアルバム。
J-POPSって3年も経つと、既に懐かしいですね。
RIP SLYMEのメンバーがプロデュースしたユニットです。
彼女たちの才能もあるけど、プロデュース側の作り上げた
イメージが面白い。
ラップ版パフィって感じですか。力の抜け加減が好き。
  
  
さてさて長すぎ。
誰か読んでくれるでしょうか。

あまり良く書いてないのもありますが、
これは私個人の感想ですので、ファンの方は気にしないでくださいね。

非常に面倒な作業だったので、シリーズ化断念。

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November 12, 2006

名古屋のタワレコに行ってみた。

ちょっと買い物の用事があったので、
そのついでに栄のパルコにあるタワレコに行きました。
今まで地方のタワレコには何度も肩透かしを食らわされてるので、
過度の期待はせず、軽く立ち寄ってみる事にしました。

店の大きさは渋谷店のワンフロアよりも少し狭いくらい。
「うーん、やっぱりこの程度かぁ…。」
と思いつつ、見回してジャズコーナーを探すと…。
ありました、やっぱり隅っこの方に(笑)。
全国98%のCDショップに於いて、
ジャズコーナーは北の角です。
何でもジャズはその場所に封じ込めておかないと
風水的にエラい事になるらしい。
Dr,コ八゜がそう云ってたと風の噂を訊いた人が
いるとかいないとか。

売り場に辿り着いて、物色開始。
意外な事にラックの数が多いではないですか。
ちょっと嬉しくなりましたが、安心してはいけません。
売り場の広さと充実度はある程度比例しますが、
実際には担当者のレベルに大きく左右されます。

以前、タワーレコード新潟店某大手CDショップの地方店で
売り場はそこそこ面積を取っているのに
全然面白くない品揃えだった事があります。
どうやら店の担当者にジャズを知ってる人がいないようでした。
アブドゥラ・イブラヒムとダラーブランドが別の場所に並んでたり
(改宗して名前を変えたが同一人物)、
GRACHAN MONCUR IIIのインデックスのところに
「グラチャンモンクール3」って書かれたりしてて
(一般的にはグレシャンモンカーIII世)、
専門知識のある人がいない事を証明しておりました。

昔の話はさておき、名古屋パルコ店のお話。
細かく見ていくと、なかなか面白い品揃えではありませんか。
メインストリームだけでなく、ヨーロッパ系もソコソコ充実。
日本コーナーもヴォーカルコーナーも新旧のバランスがいい。
あれこれ見てるうちに、手元には二十枚近いCDが。
いかん。今日の予算を遥かに超えてしまってるがな。
間引きをして何とか十枚程度に絞り込みました。
Tower_nagoya_20061112
これでも思いっきり予算オーバーでしたが。

タワーレコード名古屋パルコ店の満足度は
渋谷のタワーレコードを100としたら、
万歳2.5唱くらいのレベルはありました。
近いうちに棚に戻したCDを回収しにいかなければ。

ネットショッピングも手軽で良いですが、
やっぱりリアルショッピングも重要ですね。
実際に売り場を物色しないと得られない情報も沢山あります。
ATOMICのアルバムが一年近く前に出てたのも知らなかったし、
ジョージラッセルの80歳の誕生日ライヴのCDも発見しました。
で、今日一番の収穫は
「A WALK IN THE PARK/DENA DEROSE(MAXJAZZ)」
です。
適当にジャケットで買った弾き語りの人。
無理なく自然な唄い方で白人らしい声質なんですが、
しっかりジャズ系であります。
バランスのいいミュージシャンだと思いました。
他も色々聴いてみる事にします。


これからネットショッピングやネット配信が幅をきかせてくると
CDショップの経営も大変になってくると思いますけど、
新しい音楽との出会いの場として失いたくない場所です。
是非ともその存在意義を確立して欲しいですね。

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October 29, 2006

トルストイの新作

ヴィクトリアトルストイの待望の新作が出ました。

PICTURES OF ME / VICTORIA TOLSTOY(ACT)
※一応アマゾンへのリンクを張りましたが
 from UKのせいか、値段が高いので、
 ここからマーケットプレイスを見ていただいて
 最安値をお求めいただくのが宜しいかと

とても素晴らしいヴォーカルにもかかわらず、
ジャンル分けではジャズに入ってしまってるせいで
どうもポピュラー音楽ファンの目には付きにくい様です。
mixiのコミュニティもあるんですけど、
一向に参加者が増えないんですよね。
って事で、もっと幅広く色んな人に聴いて貰いたいと思い、
Q'sではなく、こっちで取り上げる事にしました。

演ってる音楽はべたべたのジャズではありません。
ジャズのよさと北欧ポップスのよさを足して、
2倍して2乗して、更にそれを階乗したくらいのクォリティ。
特に新作は更にポップス寄りになってます。
セシルノービー、ポールサイモン、スティーヴィーワンダー、
プリンス、ピーターガブリエル、アランパーソンズetc.…、
取り上げている曲を見ても明らかです。

今から5~6年前に初めて彼女の歌を聴いた時、
声フェチの私は最初の一声でノックアウトされました。
そして高い音楽性とちょっと高飛車なカッコよさに
目の前がクラクラ、背筋がゾクゾク。

きっと男性だけではなく、
同性の女性にも好感触なヴォーカルだと思います。
って事で…、
今年イチオシbloggy Q's推薦アルバムとさせていただきます。

Tolstoy

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October 21, 2006

リスニングルーム

ニョウサンタカメさんからご要望があったので
リスニングルームの全景を載せます。

とにかく前よりも狭くなったので四面とも棚だらけ。
スピーカーの間やまわりに十分な空間が確保できず、
今一つ音の広がりがよくありません。

Listening_room_front
正面の図。
棚の組み方がかなり苦しいです。
見えないと思いますが、B&W804の後ろに、
もう一つスピーカーが隠れてます。
高校時代から使ってるトリオのスピーカーで
5.1サラウンドのフロントとして今も現役で活躍中。
DVDを観る時は、足場を組んで
スクリーン立てないと駄目です。
こう云う一手間が面倒なんですよね。
セットすると…、
Listening_room_front_02
こんな感じになります。

そして、ライトハンド。

Listening_room_right
ベランダに繋がる大きな窓が全て棚で塞がれました。
クローゼットも嵌め殺し状態に。

Listening_room_back_1
部屋の後ろ側は少し工夫して
少しでもダイニングルームに音が抜けるようにしました。

レフトハンドは和室へ繋がってます。

Listening_room_left
隣の部屋にオーディオの本体と
ブックシェルフスピーカー(ステラメロディ)があります。
意外とこっちの方が綺麗な音が出てる気が…。

最善は尽くしましたが、満足度は60%くらいかなぁ。

部屋は片付きましたので、
知り合いの方々に於かれましては、
いつでもお気軽に遊びに来てくださいませ。

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August 13, 2006

東かおる in CANDY

先週末の金曜日、ニューヨーク在住のヴォーカリスト
東かおるさんの一時帰国ツアーに行ってきました。

東かおるさんの歌は過去にも聴いた事がありましたが、
かなり変わった様な印象を受けました。
数年前の記憶なので、さだかではないですけど、
前はもっと空気感のあるヴォーカルだったと思います。
それが今回はアメリカでの修行を経て、
濃淡のはっきりした強い表現力を得た様に感じました。
昔と今とでどっちがどうとかじゃなくて、
違うスタイルになったんだと思います。

歌の選曲も面白かったです。
あまり普通のヴォーカリストが歌わない曲もチラホラ。
"GREEN DOLPHIN STREET"
"THE PEACOCKS"
"DANNYS DREAMING"etc.…

独特の天然系(失礼!)MCも可笑しかったし、
学校の恩師やNYの学友の黒人の飛び入りも楽しかった。

年に一度の里帰りツアーはまた聴きに行こうと思います。
今度はどんな変化があるのか楽しみです。

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August 06, 2006

UA×菊地成孔

Nakanoshima_koukaido_1中之島中央公会堂で
UAと菊地成孔のライヴを見ました。
「CURE JAZZ」の発売記念ツアーです。
ジャズ寄りの演奏でした。
でも、なんせUAですから、
JPOPS系の歌手が
おしゃれな雰囲気で唄ったモノとは
一線を画してましたよ。
って云うか、へたなジャズシンガーよりも
よっぽど刺激的で独創的でした。

"OVER THE RAINBOW"なんて
最初の"SOME..."だけで
20秒近く引っ張って唄ってました。
これをライヴの冒頭に唄ったモンですから
会場は一気に静まり返りました。

その他"BORN TO BE BLUE"とか
"NIGHT IN TUNISIA"とか
"LULLABY OF BIRDLAND"など
スタンダードも唄っていましたけど、
菊地成孔のオリジナルの方が面白かった。

サックスやピアノのアドリブパートが
もう少し長い方が良かったけど、
客層を考えると仕方ないのかなぁ…。

二階席だったので少しステージは遠かったけど、
歴史ある中央公会堂全体を見下ろしながら
クォリティの高い音楽を聴けたのは
貴重な体験でありました。

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August 02, 2006

YMO門外漢

世代的にはYMO世代ど真ん中なんですが、
全然興味がありませんでした。
ラジオでも頻繁に流れてたし、友達にも聞かされたし、
耳にする機会は多かったんですけど、
「いい。」と思った事は一度もありませんでした。
その頃はクラシックやジャズを聴いてたので、
インストには慣れてましたし、長い曲にも慣れてたんですが、
如何せんエレクトリックな音が苦手でした。
それとキャッチーな東洋的なテーマがちょっと気恥ずかしかった。

Yellow_magicで、そんな前振りをしつつ、
実はこんなCDを買いました。

「イエローマジック歌謡曲
/VARIOUS ARTISTS(SONY)」

CD3枚にアレコレ入ってます。

-------------- 8< --------------

【disc1】
1. YELLOW MAGIC CARNIVAL
     (single version) / マナ
2. エレクトリック・ラブ・ストーリー / 近田春夫
3. ユー・メイ・ドリーム / シーナ&ザ・ロケット
4. チャイナ ローズ / 金井夕子
5. 憧れのラジオ・ガール / 南佳孝
6. 夜の翼 / 南佳孝
7. IDOL ERA / サンディー
8. CARNAVAL / 大貫妙子
9. AH! SOKA / スーザン
10. 浮かびのピーチガール / シーナ&ザ・ロケット
11. ラジオと二人 / ラジ
12. アパルトマン / ラジ
13. 春咲小紅 / 矢野顕子
14. ハイスクール ララバイ / イモ欽トリオ
15. コンピューターおばあちゃん / 酒井司優子
16. 恋はルンルン / 伊藤つかさ
17. ティアドロップ探偵団 / イモ欽トリオ
18. プリティー・ボーイ……大・丈・夫 / 中原理恵

【disc2】
1. 赤道小町ドキッ / 山下久美子
2. サマルカンド大通り / スーザン
3. 哀愁のデスマッチ・ラブ<予告篇> / アゴ&キンゾー
4. 夏の雫 / 三田寛子
5. ハートブレイク太陽族 / スターボー
6. しあわせ音頭 / 柏原よしえ
7. コズミック・サーフィン / コスミック・インベンション
8. ねらわれた少女 / 真鍋ちえみ
9. ロマンチスト / 真鍋ちえみ
10. 雪列車 / 前川清
11. 三国志ラヴ・テーマ / 小池玉緒
12. I Like Best / 山田邦子
13. 哲学しよう / 山田邦子
14. だって、ホルモンラブ / 伊武雅刀
15. ティーンエイジ・イーグルス / イモ欽トリオ
16. きたかチョーさん まってたドン / 川上さんと長島さん
17. 君の名はサイコ / 郷ひろみ
18. 毎日僕を愛して / 郷ひろみ
19. From Tokyo-Endingメロディーはリピートで- / ユミ

【disc3】
1. わがままな片想い / 松田聖子
2. まりン / 飯島真理
3. 鏡の中の十月 / 小池玉緒
4. ダンスホールで待ちわびて / タンゴ・ヨーロッパ
5. ピンクの鞄 / 高橋美枝
6. 玉姫様 / 戸川 純
7. 風の谷のナウシカ / 安田成美
8. ピンクのモーツァルト / 松田聖子
9. ファンキーマージャン / 竹中直人
10. リセエンヌ / 原田知世
11. クララ気分 / 原田知世
12. タキシード・ムーンで夕食を / キララとウララ
13. 銀河鉄道の夜 / 中原香織
14. 生意気娘 / 中原理恵
15. NEO-PLANT (12inch single ver.) / 如月小春
16. SIAM PARADISE / 少女隊
17. 天使のゆびさき / 西村知美
18. 時代よ変われ / つみきみほ

-------------- 8< --------------

アマゾンでのレビューを読んでると、
「あの曲が入ってない。」とか
「もっとコンセプチュアルなものを。」とか
ファンならではの拘りの要望が並んでます。
私なんかはYMOの活動をよく知らなかったので、
「へー、こんなに流行り歌を書いてたんだ。」
と単純にビックリしました。
割と下世話だったんだなぁ。

でも、実は私がこのCDを買った理由はひとつだけ。

"三国志ラヴ・テーマ / 小池玉緒"

この曲を聴きたかったってだけの話です。
NHKの人形劇三国志のテーマ曲でした。
ご多分に漏れずこれも東洋的な曲調なんですけど、
舞台が中国だからとてもしっくりきます。
久しぶりに聴いてもいい曲ですし、
小池玉緒さんの声はストレートで味があります。

ところでNHKって新・八犬伝とか少年ドラマシリーズとかの
マザーフィルムを残してないらしい。
映像を生業にしながら、映像の価値を軽く見てるんでしょうか?
と、軽く批判なんかをしてみたり(笑)。

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June 13, 2006

巨星落つ

ジョルジリゲティが12日に亡くなったそうです。
心からご冥福を申し上げます。

Non35

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April 21, 2006

音楽のある生活

引越しして二十日でやっとこさ
オーディオのセッティングと
CDの整理が完了しました。

Setup_1
前の家よりも広くなったので
余裕を持った配置ができる反面、
道路沿いで非常に車の騒音がうるさいため、
その対策に頭を悩ましているところです。

真ん中のはコタツではなく、
古いぼろぼろのカラーボックスの目隠しに
大き目のラグマットをかぶせたのです。
小粋なディスプレイスペースを狙ってますが、
きっとただの物置場になること請け合い。

やっと馬鹿の壁の下敷きになる恐怖から開放されました。

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March 21, 2006

音楽のない生活

CDは函詰め、オーディオは解体。
ここ2週間ほどマトモに音楽を聴いてない。

i-tuneで源音かけ流しをしても、
聴いてると云うより、聞こえてるだけの感じ。

気持ちにフィットする音楽を
集中して綺麗な音で聴きたい…。

音楽のない生活って淋しいなぁ。

shiho_taku
写真は在りし日の志保宅。
生活に音楽が食い込んでる様子が見て取れる。

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January 22, 2006

タイムラグ

timelag年末のボーナスで気が大きくなって
あれこれネットで買ったCDが
少し遅れてドカッと届きました。

ネットショッピングは便利ですけど
クリックしてから届くまで
かなり時間が経過する事もあって
「何でこんなん買うたんやろ?」
って事もしばしば。

それどころか
買ったことすら憶えてなかったり。

届いたCDをリストに打ち込みながら、
購入動機の謎解きが始まるのでした。

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December 26, 2005

頑張れ@TOWER

タワーレコードのネットサイトがここのところ停止しています。
ちょっとしたメンテナンスだと思ってたんですけど、
もう2週間になります。
年末商戦をリタイアする事になったのは
かなりの損失でしょうねぇ…。

どんな事情か知りませんけど、
個人的にはお世話になってるサイトだったので
早く復旧して貰いたいです。

頑張れ@TOWER!

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December 23, 2005

はにわ降臨

haniwaIN CONCERT / 仙波清彦とはにわオールスターズ(SONY)

とうとうDVD化されました。
遅すぎるくらいです。
日本の音楽シーン(の片隅)で燦然と輝く
歴史的ライヴの記録です。

大編成なのでメンバーを挙げていくとキリがありません。
仙波清彦、坂田明、小川美潮、板倉文、青山純、れいち、
村上"ポンタ"秀一、バカボン鈴木、奥田民生、
久米大作、金子飛鳥、斉藤ネコ、渡辺香津美、coba、
戸川純、デーモン小暮etc.…。(順序作為的)
わかってるミュージシャンが集結し、
わかってる人々が聴きにいき、
わからない人そっちのけで熱狂した
どうかしてる音楽絵巻。
和洋折衷どころかあらゆるモノがごちゃ混ぜになり
出来上がった唯一無二のはにわの世界であります。
これだけ束になって才能を無駄遣いされると
圧倒されすぎで頭がクラクラします。

聴きドコロ&観ドコロは全部!と云い切りましょう。
奥田民生やデーモン小暮や戸川純と云ったゲストヴォーカルが
入れ代わり立ち代り登場するのも豪華で楽しいけど、
個人的にはレギュラーメンバーである小川美潮さんの"水"がお気に入り。
フルオケのパワーと楽曲のスケールの大きさが相俟って最高の出来です。
しかも彼女のナース姿が拝めると云うオマケ付き。

とにかく楽しけりゃ何でもありだっ。
はにわ軍団が兵馬俑の迫力で襲いかかってきます。
心して聴いてくださいっ!

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December 18, 2005

隠れクリスマスアルバム

こないだのトリビアの泉で
クリスマスを"X'mas"と
アポストロフィ付で書くのは間違いだって知りました。
あれ以来、街の「’」が気になって仕方ありません。

ウチは真言宗ですし、個人的に何の予定もないんですけど、
ここ数年、ニッポンのクリスマスのはしゃぎ様が足りないと思います。
バブルの頃のように猫も杓子もクリスマスに躍起になってた頃が懐かしい。
なんか浮かれてましたよね~。
それに引き換え、最近は
「クリスマスなんて関係ない。仕事、仕事!」
ってポーズを示せるかどうかが社会人の踏み絵になってるんじゃないですか?

いかんいかん、ネガティヴな方向に進みそうだ。
話を変えましょう。
私のウェブサイトではジャズのクリスマスアルバムの特集をやってますが、
個人的に今年ヘヴィーローテションなのが、
stamning「STAMNING
/THE REAL GROUP&ERIC ERICSSON(EMI)」
です。
クリスマスアルバムではないので、
ウェブサイトの方には取り上げてませんが、
北欧の人気アカペラグループによる
教会音楽のアルバムです。
厳かでいて、優しい響きです。
私服のグレゴリアンチャントって感じ。
ネットではHMVで入手できるようです。
配達までの日数は…、
「通常 7-15 日以内に出荷します 」
って、間に合いませんねー。
もっと早くお薦めしておけばよかったですねー。
意地悪ですねー。

お正月にでも、是非!

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December 10, 2005

ラーメンたべたい。

コンサート情報とかを確認する習慣がないし、
出不精の面倒くさがりなので、
ここんトコで行きたいコンサートを2つも逃してしまいました。
つじあやのさんと矢野顕子さん。
どちらも私の心のよりどころとなるミュージシャンです。
タイプは全然違いますけどね。

つじあやのさんの音楽はスルリと心に入り込んできます。
日常の嫌な事や面倒くさい事とは無縁の音楽。
きみとぼくの"表面的"な恋の世界。
この場合の表面的と云うのは褒め言葉のつもりです。
苦労して人生の裏表を知り尽くしてそれを歌に込めるのもいいけど、
そんなメッセージをいつも聴きたいとは限らないですもん。
みうらじゅん氏がDVD「DTF」の中で云ってましたけど、
「映画はもっと素敵な恋愛を描くべきだ。」
ってのは云いえて妙だと思います。
敢えて心の弱いトコロにズケズケと入り込んでいかないのも
映画や音楽を作る上での一つの勇気ではないかと。

逆に矢野顕子さんの音楽は、
心の奥深いトコロまで入り込んできて、
ずっと残り続ける音楽だと思います。

彼女の歌には時々食べ物が出てきますけど、
食べ物の前ではみんな正直だからだと思います。
やっぱり一緒に食事したいのは、
好きな人だったり、家族だったりしますから。
矢野顕子を"春咲き小紅"しかしらない人は
ramen名曲"ラーメン食べたい"を
コミックソングだと思ってたりするから
ビックリします。

  男もつらいけど、女もつらいのよ。
  友達になれたらいいのに。

なんて素晴らしい歌詞でしょう。…涙、出ます。
民生が広島球場ライヴのDVDで
歌詞の男と女をひっくり返して唄ってましたが、
それも泣きました…。
"ごはんができたよ"も名曲ですよね。
聴く度に、
「何でこんな大人になっちゃったんだろう。」
と、ホロリ涙を零します…(恥)。

stew 「OUI OUI」の中の"クリームシチュー"は
 糸井重里の作詞ですので、
 少し感触は異なりますけど、
 矢野顕子の味付けでとろんと仕上がってます。
 クリームシチュー以上にあったかい料理は
 そうないですからね。
 粕汁が対抗馬ですが、歌詞に入れるには、
 ちょっとねぇ…。

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November 26, 2005

真夜中の超小音量ジャズ 2

「2」って云っても、一回目は一年以上前のコンテンツです。

また、夜中の3時半前後に目が覚める癖がついてしまいました。
今日なんかクタクタなのに、心底だるい状態で目覚めてしまふ。
私の体内時計は非常に正確なんでしょう。

jan寝たいのに眠れない。
こんな時、いつも聴いているのは
■MNEMOSYNE
 /JAN GARBAREK
    & THE HILLIARD ENSEMBLE
               (ECM)

声とサックスだけの音楽。
気持ちが浄化されます。
部屋の空気を一気に入れ替えた、
ってくらいの効果があります。
大袈裟じゃなくて、ホントです。
ベッドのシーツを新しいのに取り替えた、
ってくらいの効果があります。
いやいや、嘘じゃなくて、ホントですってば。

私の常備薬です。

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November 23, 2005

お宅訪問~heliさん編

東京出張をいいコトに、休日を利用して、
heliさんの家に遊びに行きました。
目的は自作のオーディオシステムを聴く事です。
私が人の迷惑も考えず、大量のCDを持ち込んだにも関わらず
heliさんは歓迎してくれました。(と思う。)

二人で、酒を呑み、刺身やら焼き鳥やらを摘みながら、
次から次へとCD&LPを聴き捲くる至福の一時。

Heli_san_chi02heliさんのシステムは写真の通りで
このうち、パワーアンプ、
プリアンプ、スピーカーが自作。
実に立派な出来栄えであります。
こう云うのが自分で作れる人を尊敬します。

ご本人も自覚してはる事ですが
セッティングに関してはちょっと問題ありかな。
でもまあ今の部屋では仕方ないとの事でした。
神経質にセッティングに気を遣い、
生活に支障が出ては意味ないですからね。
それより常に音楽を鳴らせる環境を
組み入れる事の方が大事。
実際に聴いてみても、
そんな悪影響はなかったし。
ちょうど机に向かって座ると、
横で鳴ってるポジション。
で、回転椅子をクルリと90度回すと、
机に肩肘をついた状態で
真正面に向き合える。こいつぁ、いいや。

約4時間近く聴き続けていたのに、全然疲れない。
なんたらかんたらの調整で高音を抑えてあるらしい。
結果的にピアノとベースの音が豊かに鳴り、
ドラムの金物が気にならないセッティングになってます。
全体的に暖かめの音色なのでヴォーカルが優しく聴こえます。
ヴィクトリアトルストイでさえ、笑顔で唄ってる様でした(笑)。
これは個人的に凄く羨ましいバランスです。
なんせ私のシステムは解像度を優先したせいで
CD一枚聴き終わるとクタクタになってしまう…。

んでもって、heliさんにスピーカーの製作費用を聞いて愕然としました。
二本で5~6万円くらいに収まってるらしい。
むむむ…。
オーディオは金を掛ければいいってモンではないと、
つくづく考えさせられました。
しかし、私の様に自作の技術も知識も根気もない人間は
高い既製品買うしかないのか…。とほほ。

【本日聴いたCD】
WOOD/BRIAN BROMBERG(KING)
CLOSE YOUR EYES/STACEY KENT(CANDID)
I'M MISSING YOU/西山瞳(SELF PRODUCE)
MY SWEDISH HEART/VICTORIA TOLSTOY(ACT)
ODD OR EVEN/田中信正(BAJ RECORDS)
LEGS TO MAKE US LONGER/KAKI KING(RED INK)
■SIAMESE TWINS/FRANK GLOVER & CLAUDE SIFFERLEN(FGA)
JADE VISION/STEPHAN OLIVA(OWL)
TOUTAKOOSTICKS/STEPHANE HUCHARD(BLUE NOTE)
■DOOR IN A FIELD/JIM RIDL(DREAMBOXMEDIA)
KEY OF LOVE/KIRSTEN CAMBELL(MARSHMALLOW)
CONCERTO FOR ORCHESTRA-BARTOK/SIR GEORG SOLTI(DECCA)
■THE TORBJORN ZETTERBERG HOT FIVE/THE TORBJORN ZETTERBERG(M.M.P)
HOW IT WAS THEN.../AZIMUTH(ECM)

+heliさん宅のCDやらLPやら
(ジョニミッチェル、キングクリムゾン、レイブライアント、ラヴェル、チャイコetc.…)

大変お世話になりました。

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October 16, 2005

弾けない民族楽器

こないだタモリ倶楽部でエレキシタールをやってました。
タモリが番組スタッフから誕生日祝いに貰ったものの
弾き方がわからず、正直、有難迷惑だったって話をしてました。

sazuこれに似た話は私も経験があります。
今から二十年くらい前に
友達がトルコへ行ったお土産に
民族楽器を買ってきてくれたのです。
確かに旅行に行く前に
「何か民族楽器でも買ってきてくれ。」
って頼んだのは事実です。
けど、私がサックス吹くのを知ってるんだから、
きっと言葉の行間で読み取って、
リード系の楽器を買ってきてくれるだろうと
思った私が浅はかでした。
送られてきた巨大な木箱を開けると
中から見た事もない撥弦系の楽器が。
驚いて友達に電話して訊ねると、
トルコの民族楽器でサズだと教えてくれた。
ケースがなかったので材木屋か何かに交渉して、
日本までの船旅に耐えられる頑丈な箱を
わざわざ作ってもらったらしい。
「ナカミよりもハコの方が高かった。」
と自慢するソイツの声を聞きながら、
「これ、どうやって弾くねん?」と、
困惑するばかりのしほたつ青年でありました。

って事で、いまだにその楽器の弾き方がわかりません。
ちゅーか、元々撥弦系の楽器は苦手で全く弾けないのに、
いきなりサズから始めるのもナンですよねー(笑)。
調弦の仕方すらわからなかったんですが、
田代耕一郎さんのウェブサイトサズが取り上げられており
C-G-Dだって事がわかりました。
実際のプレイもmp3で聴けるので興味ある方は是非。
いきなり中近東にトリップしてしまいそうな音です。

実家に置きっぱなしのその楽器、
今度帰った時には、一度くらい爪弾いてみようかと思います。
日本語の教則本とか出てるのかな?
知ってる方がいらっしゃいましたら、教えてください。

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August 06, 2005

やっぱり音楽のある生活

とうとうi-tuneのストアが日本上陸!
あ、ネットなので上陸と云う表現はふさわしくないか…。
いづれにしろ、i-pod&i-tuneの勢力は更に力を伸ばしそうな様子。

でも、今のところは傍観かなぁ、ストアの方は。

ここんところ音ログに嵌って
家に帰ったらi-tuneで音楽流しっぱなしにしてたんですが
(これを原音かけ流しと命名)
どうも音楽を聴いてる気がしなくなってきました。
私のPCの音周りが貧弱だってのもありますが、
もともとBGM程度に音楽を聴くよりも、浸って聴く方が好きだったんで、
ごろごろしながら音ログをチェックしたりしてると
逆に音楽が片手間になってしまって、実に良くない。

やっぱり音楽はじっくり純度を高めて聴かないと駄目ですね。
今のところ、私にとっては形あるメディア、
要はレコードやCDじゃないと、しっくりこないや。
with_music


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July 12, 2005

音ログっておもしろいかも。

FREEDOM RECORDさんのTBで音ログなるものを知りました。
i-tuneで聴いた音楽の履歴が自動でblog化して残ると云う優れものです。
これは面白い!
いつどんなのを聴いてたか、全部残るんですよね。
これなら毎日更新だって楽々だ(笑)。
ジャケットのギャラリーみたいで見てるだけで綺麗です。

よかったら右下の「しほたつの音ログ」を見てやってください。
でもジャケットデータはアマゾンから拾ってるようですので
廃盤やマイナーなアルバムばっかり聴いてると
ジャケ写が抜けまくって美しさに欠ける…。
あと、リンクミスが結構頻繁にあって、
全然関係ないCDが表示されるのは問題ありだなぁ。

▲これは、音ログ X POQUEって、
フラッシュを使ったRSSビューアなんだそうです。

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June 28, 2005

季節と音楽

leaves
  そよけき風にうつろう季節を感じながら

  同じ色の、同じ薫りの音楽と戯れる。

  その調べはまどろみを齎し、

  心もまた季節を感じながらうつろいゆく…。


やめてあげてー。イタイヒトと思われる~。

今回は季節と音楽の話。

どうもジャズって夏には不向きですよねぇ。
夏の恒例ジャズフェスだって、
どっか"違う"気がするのは私だけでしょうか。
ジャズの持ってるテンションが夏の緩~い空気に合わないんだ。
学生時代、ジャズ一辺倒だった頃は、夏のビーチに寝転びながら
「ヴィレッジヴァンガードの夜/ソニーロリンズ(BLUE NOTE)」
なんかをガンガン流してたりしてましたから、
きっと回りからは気味悪がられてたと思います。
うだるような暑さの中、のたうつロリンズ節…。
どうかしてましたね。
今は夏になるとブラジル音楽の比率が上昇します。
季節限定で片手間に聴いてるだけなので
いつまたっても詳しくなりません。
毎年、同じモノを聴いてる。
ジョアンとホーザパッソスとアナマルチンスのローテーション。
うーん、進歩がない…。
数年前、ブラジル音楽に傾倒する方と呑んでたんですが、
「ジャズ好きの人はボサノヴァまでならいけるけど
 そこから一線が超えられない。」
って感じの事を云ってはりました。さもありなん。

そして秋になると、夏場に緩んだ音楽のタガを引き締めるべく、
急に重いジャズやら現代音楽を聴き始めるのが吉例。
芸術の秋とか云うのも秋の夜長ってだけじゃなくて
夏の緩和の後に緊張を求めるからではないでしょうかね?

冬になると、ECM系か(笑)。
アイヒャの音楽は冷たい肌触りでこの季節にぴったりでしょ。
でも、年末になるとクリスマスアルバムに移行。
家は仏教だし、関係ないっちゃあ、ないんですが、
あの時期特有の妙な浮かれ気分は嫌いじゃない。
ジャズのクリスマスアルバム、200枚以上集めてる人も
そういないと思います。アホです。

春は、歌モノ。
やうやう白くなりゆく山ぎは 
少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる。

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June 11, 2005

夕焼けと音楽

sunset数日前、夕暮れ時に車で走ってたら、
本当に夕焼けが綺麗でした。
営業車にカーステなんてついてないから
i-podをシャッフルで再生してたら
トニーニョオルタのギターが流れてきた。
「DURANGO KIDS 2」の中の"LITORAL"って曲。
思わず車のスピードを落としましたよ。
情景の美しさがひときわ冴えた様な気がした。

しばらくしたら
「WHYNOT/GEORGE CABLES(WHYNOT)」の中の
"THINK ON ME"って曲に変わりました。
ここは東北道なのに、何だか首都高でも走ってるかの様な錯覚が。
同じ情景でもBGMでこうも感じ方が変わるんだなぁと思ってたら、
曲は"DRIVING JOHNNY"に変わった。
SAKANAのメンバー、pocopenと西脇一弘が宅録した
「SUNNY SPOT LANE/(SAKANA RECORDS)」に入ってるヤツ。
なぜだかどわーっと涙が出てきました。
pocopenの声はシリアスな響きを含んでるので
日常生活の中では重く感じる事も多いんですけど、
その時は完全にツボに嵌りました。
「生まれ育った訳でもない北の土地で、俺は何やってんだろ。」
「俺の人生なんて、ろくな選択もせず、ただこの道の様に
緩やかに蛇行を繰り返してきただけじゃないか。」
とまあ、感傷的な自分に陶酔してた訳です。
数時間後にはすっかり忘れて酒を呑んでましたけどねー。
って事で夕暮れに物思いに耽りたい方には
このアルバムをお薦めする次第です。
sunny_spot_lane

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May 28, 2005

ちゃんちゃいお~ん

昨日の仙台は大荒れの天気でした。
朝からの雨模様が昼ごろには一転して晴天に。
で、このままいくのかと思ったら、夕方から激しい雷雨。
今にも落雷しそうなふいんき(←なぜか変換できない)だったので
仕事もそこそこに家に飛んで帰り、
オーディオのコンセントを引き抜いたのでありました。

summer42で、今日は朝からいいお天気。
窓を全開にして部屋の空気を入れ替えつつ、
近所迷惑にならない程度の音量で音楽を。
こんな日は、これでしょう。
「FUTUROS AMANTES
/ANA MARTINS(RIP CURL RECORDINGS)」
1999年に録音されたアナマルチンスのデビュー作。
まだ癖のついていないストレートな唄い方が
実に清楚で可愛らしいです。
一曲めの"A VIDA LEVA"(別名:ちゃんちゃいおん)は
聴く者全てを幸せにする名曲と云ってしまいましょ。

んでもって、こんな日はランチも爽やかなメニューを。
ナスとトマトとバジルと生ハムを使った冷たいソブラカペリーニ。
熟し過ぎたトマトが安く売られてたのでラッキー。
あー、小市民的幸福。
pasta


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May 21, 2005

チラシのブルース

こないだ実家に帰った時、あれこれ家探ししてたら、
とうとう出てきましたよ、「卒業記念テープ」が。
その名の通り、大学の卒業記念に作った
トンチキ連中のお馬鹿なカセットであります。

聴き返してみると、思いっきり恥ずかしいっ!

とてもじゃないが人にお聴せできる内容ではありませんが、
かなり笑えるので、恥を忍んで一曲だけアップします。
その名も"チラシのブルース"!

これは私が在籍していた映画研究会の部室の壁にベタベタと張ってあった
映画のチラシを見ながら、ゴンジーのギターをバックに即興で歌ったブルース。
何の打ち合わせもなくいきなり一発録りしたので
同じチラシが二回出てきたりしてますが、それはご愛嬌。
ゴンジーとの息の合ったプレイをお楽しみ下さい。
云っときますが、酒は一滴も呑んでません。シラフです。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiho/chirashi.htm

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April 29, 2005

青春回帰誘発剤、DTFの凄まじさ。

boxみうらじゅん、山田五郎、モリタタダシの三人が
インターネットラジオBARKSで2年近くに渡って
放送した「仮性フォーク」と云う番組を
2枚のDVDに収めたアルバムです。
内容はみうらじゅんが高校時代から
社会人に至るまでの間、
カセットテープに吹き込んだ
オリジナルソングを聴きながら、
パーソナリティの三人が茶々を入れつつ
わいわい盛り上がると云う趣向。
なんとDVD二枚で39時間27分、304曲の楽曲を収録!

最初はみうら青年の青臭くダサいセンスを笑っていたのですが
聴き進めていくうちに、一人の青年が大人になっていく過程を
見守り続けている様な不思議な感覚に包まれ始めました。
更には自分の若かりし頃とオーヴァーラップさせ始めてたり…。
普通なら隠したい様な恥ずかしい過去を
ここまであからさまにされると、
自分の人生の中での似た様な出来事を思い出して
今更ながらに甘酸っぱい気持ちになったりするのでした。

私も曲を書いたり、小説を書いたり、エッセイを書いたり、
同じ様な事をやってたんですが、
やはりみうらじゅん氏程のパワーはなかったですね。

そんなこんなで、
久しぶりに昔のカセットテープをガサゴソ引っ張り出してみたら、
お気に入りのジャズを集めたセレクトテープやら
タモリのオールナイトニッポンを録音したものやら
大阪の某店で毎月演奏してた下手糞なバンドの音源やら
懐かしさ中枢を刺激するモノが大量に出てきました。

しかし、一本だけ探しても出てこなかったのが
大学を卒業する時に作った「卒業記念テープ」。
みんなでよってたかって作った貴重な作品なんだけどなぁ…。
部室の壁に貼ってあったチラシを見ながら
アドリブで唄った「チラシのブルース」は久々に聴いてみたいぞ…。

はっ…。

気が付くと、思い出の中へトリップしている自分。
これぞDTFの魅力。

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April 24, 2005

今更ながらSWING GIRLS

B0006ZJAZK季刊アナログって雑誌の一つか二つ前の号に
スウィングガールズの紹介記事が出てまして、
そこに載ってた映画のスチール写真を見た時、
「この監督、ジャズをあんまり知らないんじゃないか?」
って思ったのが第一印象でした。
だって竹中直人演じるジャズマニアの先生の部屋の壁に
■ノーマングランツのジャムセッション
■ファイヴスポットのエリックドルフィ
■ゴールデンサークルのオーネットコールマン
■ビッチェズブリュー
が並んで飾ってあるんだもんね。
フツー、この取り合わせはないよなーと思ってしまったのです。

って事で、あんまり興味も持たず流してたのですが、
ひょんな事でDVDを購入する事に。
酔っ払った帰り、タクシーに乗ろうとして、
財布に万札しかない事に気がつき、
「あー、これで乗ったら、運ちゃんに厭な顔されるなぁ。」
と、コンビニで崩す事にしたのでした。
そこに並んでたのがスウィングガールズだったのです。

そんでもって、観ました。
お、面白い!
ツッコミどころは沢山あるけど
細かい事云わずに楽しめる映画でした。
岡本喜八監督の「ジャズ大名」以来の名作と云い切りましょう。
舞台を山形県米沢にして、彼女たちに方言を喋らせたのも
設定の妙でありましょう。

B00078ZCMGすっかり嵌ってしまい、
「FIRST AND LAST CONCERT」も買いました。
演奏自体は正直云って
下手なアマチュアバンド級だけど
彼女達が溌剌と演奏する姿を観たかったから。
しかし、本仮屋ユイカが出ていない事に愕然。
どうやらNHKの朝の連ドラで忙しくなってしまったらしい。
半分は彼女目当てだったのにー(笑)。

結局、最初に買ったスタンダードエディションは
後輩に売っ払って、
プレミアムエディションを買い直したのでした。
去年の夏にこの映画を観てたら、
東北のジャズフェス巡りをしてたかもしれない…。
せっかく仙台に住んでるのに…、残念至極。
SW

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April 23, 2005

コンビニにハンクモブレー

050419_1435001昼飯を買いに行ったコンビニで
いきなりハンクモブレーが現れた。
明るい店内に重いブルーノートが響いた。

コレ、チルドコーナーに並んでたカップコーヒーです。
回りの商品のヨ~ロピア~ンなデザインと比べて
あまりにもあまりにも雰囲気が違いすぎます!
確かに目立つ事は目立つんでしょうが、
これを見て「をを、コレ買お。」って人は
どれだけいるんでしょうねぇ。
客層とコンセプトが合ってないんじゃないかなぁ…。

きっとメーカーの企画書には
「コーヒーのメインターゲットである男性に訴求するデザイン」だとか
「スイングガールズのヒットなどジャズがブームになりつつある」とか
そんな文字が躍っているに違いありません。

私が確認したのは、他にブラウニー、リーモーガン、ソニークラーク。
って無難なところを押えた感じです…。ヌルいっ。
マニア心を擽るならブルーノート4000番台全部リリースしましょう(笑)。

coffee
「BLACK PEARL/JIMMY McGRIFF(BLUE NOTE 4374)」
「THE TOKYO BLUES/HORACE SILVER(BLUE NOTE 4110)」

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April 17, 2005

MY FAVORITE THINGS

映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中で唄われた名曲ですね。
コルトレーンが生涯かけて吹き倒した事でも有名ですが
最後の方になるともう素材としても崩れてしまい、
何十年前の「なれ鮓」状態で何が何だかわかりません。
正に「なれ鮓」と一緒で、通は有難がります(笑)。

atmnvo20この曲、身の回りの好きなモノを
韻を踏みながら並べていく言葉遊び的な曲ですから、
やっぱりヴォーカルが楽しいと思います。
ちょっとマイナーなアルバムですけど
「MY FAVORITE SONGS/KAROLINA STYLA(NOT TWO)」
は、モーダルなコンボをバックにさり気なく唄ってて、
ここ数年で聴いたこの曲の中でもお気に入りの一枚。

dancerそれから映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」でも
印象的なシーンで唄われていて、
ビョークの独特のヴォーカルが胸に刺さりました。
しかし、この映画、とてもつらい種類の涙を伴うので、
曲の印象をドーンと重いものにしてしまうかも。
現に私は後遺症が残りました…。
なんか明るい映画で使ってるのでも観て
リハビリせねば。

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April 10, 2005

How about you?

 私は六月のニューヨークが好き。あなたはどう?
 私はガーシュインの曲が好き。で、あなたはどう?

"How about you?"はバートンレーン作曲・ラルフフ