December 02, 2009
iPod用のカナル型イヤフォンが断線したので、
新しいのに買い換えました。
約2年使ったオーディオテクニカのATH-CK7が
いい感じのドンシャリでお気に入りだったので、
今回もそれか、その後継機種にするつもりだったんだけど、
たまたま入った家電量販店に置いてなくて、
仕方なく他のメーカーのを買う事にしました。
デノンのAH-C700-Sです。
但し、イヤーピースはE2C用と差し替えてます。
第一印象はかなりよかったです。
ATH-CK7よりも音が太い様な気がします。
ドンシャリ系ではありますが、落ち着いた派手さ。
この価格では十分な音質だと思いました。
今のところ気になってるのはこんなところ。
■耳から飛び出す部分が結構大きいので座りが悪い。
■線がごわごわで取り回ししにくい。
■ピンジャックがまっすぐなので、鞄に入れてたら傷みそう。
何とか1年半から2年はもってほしいところです。
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July 31, 2009
ここ半年くらい、ニコニコ動画でこっそりと
ボーカロイド作品なんぞをアップしてました。
歌詞を書くのが恥ずかしかったので、
〆鯖エケエケって偽名でやってたんですけど、
そろそろ歌詞への免疫もできてきたし、
あまりにも再生数が伸びないので(笑)、
知り合いの人にも聴いていただければ幸いと思い、
リンクを張る事にしました。
ココログは外部プレイヤーに対応してないので、
文字だけの地味なリンクで申し訳ありません。
尚、ニコニコ動画は会員登録が必要です。
【ポップス系】
「てけてけ 」
「夢見ごこちの恋の夜 」
【ジャズ系】
「浮光 」
「六月の空 」
【ボサノヴァ系】
「黒猫と犬の夜 」
その他リストはコチラです。現在は20曲ほどです。
オリジナル曲
アレンジ曲
ご存じない方の為に説明いたしますと、
ボーカロイドとはコンピューターで唄わせるソフトです。
音符を並べていくだけで、ある程度ちゃんと歌になります。
キャラクターもウケて、ニコニコ動画を中心に大変盛り上がっています。
彼女たちの為に毎日沢山の曲が作られています。
恥ずかしながら、一応、イラストも描いてます。
アニメ絵が嫌いなので、絵が地味です(笑)。
この娘が初音ミクです。
このお姉さんが巡音ルカです。
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May 09, 2009
名古屋今池のTOKUZOにウズマキマズウを聴きに行きました。
ウズマキマズウは小川美潮がヴォーカルをつとめる
脈々と続くあの辺のメンバーによるバンドです。
理屈抜きに良かったです。
美潮さんは熱が出て、声がやられてたんですが、
それでも素晴らしい歌を唄い切ってくれました。
掠れそうな声で唄う"窓"の後半は涙が出そうになりました。
"On The Road"も苦しそうでしたが、今まで聴いた中でも
最も劇的な歌唱だったかもしれない…。
そして、アンコールに"水"。た、たまらん!
やはり小川美潮は神です。歌神です。
その他にも"南洋でヨイショ"とか"天国と地獄"とか
好きな曲が次から次へと!
あ、いけね。全部好きだったや(笑)。
大満足のウズマキマズウライヴでした。
ただ隣の席の加齢臭のおっさんが
「音のバランスがどうだこうだ。」とうるさかったー。
ライヴでベストバランスなんて無理なんだからさぁ、
脳内PAで補正しようよ。
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February 27, 2009
名古屋のライヴの店DOXYでひマワリを聴いてきました。
ジャズではありません。ジャンル的にはポップスです。
昨年の9月にシングルCDの「Kittoマジック」を紹介 しましたが、
今回は名古屋初お目見えと云う事で、生で聴く事ができました。
良かった。
この一言ですねー。
凄い才能を凄いと思わせないところが凄い(笑)。
音楽と一緒にいるのが楽しくて仕方がないって感じで
イメージをメロディとリズムに乗せていく。
けっして肩肘を張らず、大仰に見せない自然体の音楽。
雰囲気はナチュラルと天然の間(笑)。
余程、矢場とんの味噌カツが気に入ったのか
歌詞の中に織り込んで唄ってました。
この子、天才だよー。
似てる似てないって話じゃなくて
初期の矢野顕子級の凄みが時々滲み出てくる。
セカンドアルバムは5曲入りのミニアルバムです。
「ユラリユレル」
iTuneに取り込んだら、ジャンルがジャズになってた。
誰だ、誰だ~、確信犯は~(笑)。
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January 25, 2009
愛するエルサの為に心を込めて曲を作りました。
タイトルは"甘いエルサ"。
聴いてください。
大嘘です。
今から10年以上前に書いた"last bossa"って曲がありまして、
これを初音さんに歌ってもらう事にしました。
って事で、ソフトの紹介も兼ねて、製作手順を書いてみます。
音楽関係のお友達にはかったるい内容になってすみません。
まずはボーカロイドの初音ミクです。
音符と言葉を並べていくだけの作業です。
その他もパラメタが色々あるんですけど、
今回はお手軽データ作りですし、全く弄ってません。
ま、元々ストレートな歌い方が好きなので
ちゃんと作る時も微調整程度ですけど…。
但し、歌詞を書くのが相変わらず恥ずかしいので
彼女には「ららら」でお願いしました。
ひたすらRARARARARARAの連打で流し込み。
このソフト、入力時にリアルタイムに音が鳴らないので、
音感のあやふやな私にはかなり不便。
一度、譜面に起こすか、キーボードで確かめながらじゃないと、
わからなくなってしまいます。
さて、その次はカラオケ作りです。
お手軽データ作りには「BAND IN A BOX」は欠かせません。
コードを入力するだけで伴奏を仕上げてくれます。
しかも色んなスタイルに着せ替える事ができるので、
あれこれ試してみるのが楽しい。
私なんぞは普段ジャズ周辺の音楽に偏ってて、
スタイルの引き出しが貧困なものですから、
イメージ作りにも重宝させていただいております。
ってか、ドラムとかギターとか苦手なパートは
BAND IN A BOXのデータをちょこっと弄くるだけだったりします(笑)。
お遊び程度のソフトではあるんですが、
色んな機能があってなかなか優れものです。
今回はボサノヴァアレンジにして、
「クラシック/ボサ ストレート 16 ピアノ」
のスタイルで半コーラスのアドリブも頼みました。
少なくともジョビンよりも巧い(笑)。
更に冒頭の8小節のイントロのコード進行も
BAND IN A BOX君にお願いしました。
さて、これら歌と伴奏ができたので、
これをシーケンスソフトで合わせます。
私はMUSIC CREATORと云うソフトを使ってます。
SONORは高いので手が届きませんでした…。
やっとソフトの扱いにも慣れてきました。
オーディオデータとMIDIデータを手軽に扱えるなんて
昔は考えられなかったなぁ…。
しかもヴォーカルまで作ってしまえるんですから。
いやー、時代の進歩は凄いや。
って事で、完成した"LAST BOSSA 初音ミクver. "です。
ノンヴィブラートの方がボサっぽかったかも。
これでも何やかんやで2~3時間は掛かってます。
さて、BAND IN A BOX君について、もう少しお話を。
こいつ、とにかく器用なヤツでして、
例えばMIDIデータやオーディオデータを読み込ませて
コード解析する事なんかもできます。
また、コードを元にメロディを作ってくれたり、
逆にメロディにコードをつけてくれたりもします。
更にはタイトルまで考えてくれたりと、正に至れり尽くせり。
って事で"LAST BOSSA"のコード進行を元に
BAND IN A BOX君にメロディを作ってもらい
タイトルもつけて貰いました。
"甘いエルサ "。聴いてください。
※ファイルのダウンロードはMEGAUPLOADのサイトに飛びます。
表示されたアルファベット3文字を入れて30秒弱待ってください。
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January 07, 2009
ごめんなさい。二度としません。
初音ミクを色々試して遊んでるうちに、
昔のMIDI音源を歌わせてみたくなりました。
彼女は和音が歌えないので、単音のトラックを割り当てるのが楽。
となると、ウィンドミディコントローラー入力したパートはおあつらえ向き。
それで思い立ったのが"cakewalk for mosquitoes"。
だって、全部ウィンドミディコントローラー入力やねんもん。
で、試しに全パートを初音ミクに乗せ変えてました。
しかし、そのままでは面白くなかったので、
メインパートに歌詞を付ける事にしました。
そこそこ面白くなったのですが、アドリブパートがつまらないので
そこもヴォーカリーズしてみました。
但し、殆ど聴き取り不能です(笑)。
お遊びですのでクォリティは期待しないで下さい。
元の曲 を聴いてからお聴きいただいた方が面白いと思います。
----------------- 8< -----------------
モスキートのケークウォーク 初音ミクver.
※モスキート モスキート
モスキートには気をつけろ(繰り返し)
てごわいよ かゆくなる
はねおとが すぐそこに チクッ
※繰り返し
モスキートにさされても
掻いちゃだめ 赤くなる
(長いアドリブパート)
※繰り返し
てごわいよ かゆくなる
むしよけも きかないの チクッ
※繰り返し
モスキートにさされたら
ただちにムヒを塗れ
なければマキロンだ
だめならウナコーワ
それでもだめならボリボリと掻き毟りましょ
----------------- 8< -----------------
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今回のお蔵だしは"Cakewalk for mosquitoes"です。
季節ハズレですみません。
ジャズではそれほど珍しくないSax Quartetですが、
MIDIでやった人は当時いなかったんじゃないかなぁ…。
スタイル的にはボビーワトソン率いる29th street saxophone quartetの感じ。
最初は蚊を題材にするつもりはなかったんですけど、
イントロの部分を作ったら、蚊の羽音に聴こえたので、
そっちの方でイメージを組み立てていきました。
全てリアルタイム入力でクォンタイズもしておりません。
でも入力時のテンポは激遅ですよ。
こんなもん、吹ける訳ありませんがなー。
って事で、懐かしい人には懐かしいかもしれない
いなたい作品でございます。
宜しければお聴き下さい。
"cakewalk for mosquitoes "
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January 04, 2009
って訳で、今日、我が家に初音ミクがやってきました。
ちょっと年齢層の低いアニメっぽい声なので
他人の作った曲とかを聴いても
そんなに惹かれなかったんですが、
自分でやってみると…、
い、いかん。
かわいいがな…。
とりあえず、試しに"工場のあの娘 初音ミクver."を作ってみた。
多少ビブラートとポルタメントをかけた程度なので
打ち込み自体は30~40分の作業ですみました。
しかし、伴奏のMIDIデータをWAVE化する時に
リズムがよれてしまい、何度もやり直し…。
これは私のマシンスペックの問題でしょうか…?
イライラしながらもミクの声に癒され、
ようやくテスト作品が完成致しました。
一応、blogで公開しときます。
「工場のあの娘 初音ミクver」
ついでに初音ミク購入記念にイラストを一発。
実はこれが一番時間掛かってます(笑)。
コレくらいの年齢層のボーカロイドが欲しいなぁ…。
声はりょこさんの声、希望(爆)。
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January 03, 2009
ボーカロイド2の第三弾が発売延期だってさー。
一旦、初音ミクを買おうかと、
マジで悩んでおります。
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January 02, 2009
少なくとも15年は調律してない実家のピアノで
あれこれメロディの断片を作ってる正月。
歌モノって、声域を考えないといけないから
大変かもしれないなぁ…。
雰囲気まかせで作ってると
Aメロ、Bメロ、Cメロと
どんどん高くなってしまう癖が…。
あと、唄いやすいメロディラインを意識すると、
妙に脳天気で童謡チックな曲になると云う事実。
…む、向かない。
※本文も画像も皆様には一切関係ありませんね。
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December 27, 2008
最近、ちょっくらMIDIでの音楽作りを再開してるのですが、
すっかり忘れてしまってて、全然捗りません。
「エクスクルーシブってなんだったけ?」
「ピッチベンドの幅はどうやって変更するんだっけ?」
いちいち躓き、昔の本を引っ張り出してきて
あれこれ試している状態です。
それにシーケンサーソフトが変わったので、全然慣れてない。
「エクスプレッションはどうやって書き込むんだー。」
「思い通りの音が出ないぞー。」
いちいち躓き、頭を抱えてる状態です。
昔のけーくをーくよりも絶対に使いにくいぞー。
それよりも慣れないのは歌モノを書こうとしてるってコト。
とにかく難しい…。
まず、歌詞を書くのが気恥ずかしいです。
次の朝読み返すラブレターみたいなもんで、
素に戻ると破り捨てたくなる(笑)。
それに言葉に引き摺られてメロディが単調になってしまう。
譜面に書いて初めて、同じ音の連続だと気付いたりします。
いや、ホント歌モノを書ける人って凄いなぁ…。
ボーカロイドに歌わせようと思ってやり始めたんですが、
既に挫折しかけてます。
ボカロソフトを買ってないんで、やめるなら今のうち。
きっと調教はもっと大変なんだろうなぁ…。
でもやってみたいなぁ…。
さ、どうする。しほたつ。
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December 18, 2008
久々の「昔作った曲」ネタです。
その昔、ニフティで自作MIDIをアップしてた頃、
はっきり云って、私の作品は全然人気がありませんでした(笑)。
魅力的な曲を作る人が沢山いたから当然なんですけど、
その中で最も聴いた人の少なかった曲がコレでしょう。
曲のタイトルは"Good bye our spot"。
私にとってはちょっと思い出のある作品です。
大昔、アマチュアのジャズ系バンドをやってた頃、
月イチで演奏させてくれてた店がありました。
今から考えると、あのレベルの演奏を
よくもまぁ人前でやってたなぁと思いますが、
得がたい経験であった事も事実です。
その後、私は仕事の関係で関西を離れましたが、
残りのメンバーはライヴを続けさせて貰ってました。
けれど、しばらくして、そこが店を畳む事になりました。
思い出の場所がなくなってしまうのはとても残念でした。
その気持ちを込めて、ラストライヴの為に作ったのが、この曲。
私には珍しく、かなり「泣き」の入った曲調になってます。
ま、そんないきさつで作ったため、自分で演奏した事がありませんでした。
で、MIDIで作ってニフティにアップしたんですが…、
ニフティ時代の知り合いにもちゃんと聴いて貰えなかったと云う
いわくつきのMIDI作品と相成りました。
理由はMU80+VL70mで作ったから。
当時のMIDI音源の主流は
ローランドのSC88でした。
劣勢のヤマハの音源を使った上に
当時鳴り物入りで登場した
物理音源のVL70mを使ったので
実際に聴ける環境にある人は
ごく一部だったと思います。
今回、この作品を初MP3化しました。
…と、書くと、お宝音源っぽいですけど、
実はかなり出来が悪いです。
物理音源はブレス情報まで細かく反映してくれるかわり、
データの修正が面倒なのです。
ぶっちゃけ、演奏スキルが低いと誤魔化しようがない、って事です。
更に何を思ったのか、当時の志保龍Qくんは
サックスパート以外も殆ど無修正で行こうと決断した様です。
アホです。
そんなのはちゃんと演奏できる人のやる事なのです。
特にピアノソロパートは聴くに耐えないので、
今回作り直そうかと思いましたが、
現在のしほたつくんも無修正で行こうと決断した様です。
アホはいつまで経ってもアホです。
思いっきり前置きが長くなりましたが、よかったら聴いてください。
Good bye our spot
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November 22, 2008
安いのはありがたいんですけど、
いいんでしょうか…。
ストラヴィンスキーの自作自演CDです。
22枚組で7000円ちょい。
20世紀を代表する大作曲家に失礼ではないのかー(笑)。
自作自演の"春の祭典"は高校時代にを聴いた事がありました。
FMで聴いたか、友達にテープを借りたか、どっちかです。
私の中では録音が悪く、ひどい演奏だった印象がありました。
だからこのCDも「安いからいっか。」って感じで買ってみたところ、
音がそこそこ良くてびっくりしました。
iPodで聴くには十分な音質です。
ま、演奏自体はところどころ残念な部分がありますけど。
でも、ペトルーシカは録音も演奏も凄くいいです。
ぞくぞくしましたよ。
なかなかエエ解釈しとる。って本人だってば。
さーて、後は"結婚"、"きつね"、"兵士の物語"を聴くかー。
で、後の20枚は…?
うーん、また、そのうち…。
結局高くついてたりするヤツ。
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November 18, 2008
ココログの新コンテンツ、コネタマに乗っかってみました。
どんなモノなのかイマイチ理解してませんけど、
与えられたお題に応じて記事を書けばいいみたいです。
私が選んだお題は……、
【この曲を聴くと冬を実感。お気に入りの「ウィンターソング」は?】です。
ありきたりのものを挙げても仕方ないので、
こんな曲を取り上げてみる事にします。
「WINTER,FIRE AND SNOW
/BENITA HILL(SELF-PRODUCE)」から
表題曲の"WINTER,FIRE AND SNOW"なんてどうでしょう。
ジャズヴォーカリストのクリスマスアルバムに
ごく稀にとりあげられてたりする曲です。
元はアイルランドの曲なのかな?
冬の冷たい空気を湛えた様なメロディライン美しい。
ベニータヒルの声のキメの細かさと丁寧な唄い方が好きで
毎年クリスマスの頃になると聴いているアルバムです。
他には「WINTER SONGS / ANUNA」でも唄われてて、
曲の雰囲気はこちらの方がぴったりかな。
コネタマ参加中: この曲を聴くと冬を実感。お気に入りの「ウィンターソング」は?
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November 10, 2008
久々にあるヴォーカリストにベタ惚れしてしまいました。
声フェチの気のある私にとって、ずど~んと、ど真ん中。
ジャズではありません。プロでもありません。
ニコニコ動画の歌い手のりょこさんです。
最近、ニコニコ動画の「うたってみた」をよく観てるんですけど、
年齢層が若いせいか、声優もどきのキンキンした声が多い…。
その辺のノリって苦手なんだよなぁ…って思ってるところに、
りょこさんですよ。
声が美しい。かっこいい。かわいい。そして、歌が素晴らしい。
組曲系などはニコニコ動画のノリで
"色んな声を出せます"的な唄い方をしてますが、
じっくり歌い込んだ単曲は鳥肌モノですわ。
"SPICE!","カンタレラ","はじめてのともだち"は
思わず何度も聴いてしまいます。
私が知るのが遅すぎたみたいで、
既に視聴できない動画も幾つかある様です。
新作も数か月ないみたいだし…。
また素晴らしい歌が聴ける事を願ってやみません。
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October 27, 2008
音楽はコンスタントに聴いているんですけど、
この間からあれこれ思うところがあって、
「聴いたものを文章で表現する」事がしっくりこないので、
あっさりと取り上げてみる事にしました。
■ARCHIPELAGO/ANAGRAM(Anna Einarsson Music)
ANAGRAMの二枚目のアルバム。
■HOME/KELLY JOHNSON(SAPPHIRE)
■MUSIC IS THE MAGIC(SAPPHIRE)
「MAKE SOMEONE HAPPY」を聴き返したらよかったので、
近作を2枚聴いてみました。
参加メンバーもなかなか豪華です。
両方に参加のジェフキーザーのピアノがいい。
■JAZZ 'N (E)MOTION FILMS/PAUL BLEY(RCA)
ポールブレイのソロ。
内部奏法などもあるけど、説得力のある演奏。
録音もいい。
■シェーンベルク:幸福な手&管弦楽のための変奏曲&浄夜(弦楽合奏版)
/ブーレーズ(SONY)
"管弦楽のための変奏曲"は十二音技法の初期の名作。
ちょっとあっさりしすぎました。
また文章を書く気が戻ってきたら、
書きます。
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September 28, 2008
早秋の音楽三昧に引き続き、
清秋の音楽三昧を執り行いと思います。
「一文字変わっただけやんけー。」
との声も聴こえてきそうですが、
ええ、そうですとも。
それどころか内容も全く変わっておりません。
当ブログで最も読み飛ばされる確率の高い
音楽ネタこそが私のアイデンティティなのです。
って事で始めさせていただきます(ひらきなおり)。
■COVER GIRL 2/つじあやの(VICTOR)
タイトルどおりのカヴァーアルバムです。
つじあやのの声でアレコレ聴けるのが嬉しいですね。
とにかく選曲が面白い。
m-floの"come again"から始まり、
松田聖子の"sweet memories"、
藤山一朗の"丘を越えて"と続きます。
新旧取り混ぜて、CD2枚に14曲。
一枚目は東京サイドってコンセプトで
しっかりしたアレンジのスタジオ録音、
二枚目は京都サイドと銘打って
京都の街中でウクレレ一本の弾き語り。
作り込まれたつじあやのもいいけど、
素朴なつじあやのも捨てがたいと云う
ファンのニーズを見事に形にしてくれました。
お気に入りは"渚のシンドバッド"、"美しく燃える森"。
尚、初回限定版にはDVD付き。
幸せ度、高すぎます。
■MY LOVE/BIRD(UNIVERSAL MUSIC)
カヴァーアルバムをもう一枚。
清秋と云っておきながら、思いっきり夏向きです。
これも魅力的な曲が並んでます。
個人的には"サマーヌード"が入ってるのが嬉しい。
CDのオビには「bird原点回帰!」と書いてあるんですが、
イメージはちょっと違うんですよね。
やっぱり、大沢伸一プロデュースの初期の作品や
初セルフプロデュースの「極上ハイブリッド」の頃の音とは
方向性が全然変わってきている感じがしますね。
どっちがどうってのは好みの問題ですけど。
私の頭の中では「MG4/MONDO GROSSO(SONY)」の
"LIFE feat.bird"の様な"サマーヌード"が鳴り響いてます。
■MONPOU:COMPLETE PIANO WORKS
/MOMPOU(BRILLIANT CLASSICS)
モンポウのピアノ自作自演集です。
ENSAYOからLP5枚組で発売されたものを
CD4枚に収めたのがコレ。
録音は1974年なので非常にクリアで
モンポウの優しく語り掛けるようなピアノの
音の粒一つ一つまで堪能する事ができます。
3~4分に収まるくらいの小品が殆どで、
続けて聴くと、気持ちがユルユルになってしまいます。
今回は2枚目に収められている"歌と踊り"、
"子守唄"、"魔法の歌"、"風景"を聴きました。
"歌と踊り"は12曲から成り、
作曲が1921年から1962年に及ぶ、
割と古風な曲調の作品集です。
初期の曲は調性が明確で奇を衒わない自然な和声ですが、
晩年になると輪郭が曖昧になっていくのがわかります。
個人的には最終曲が好きですね。心に響きます。
"魔法の歌"は一転して色んなハーモニーを試してる様な曲。
静かな流れの中に緊張感のある音が効果的に使われてます。
■シェーンベルク:浄められた夜(弦楽六重奏版)
シェーンベルク:組曲<7つの楽器のための>
シェーンベルク:室内管弦楽のための三つの小品
/ブーレーズ&アンサンブルアンテルコンタンポラン(SONY)
"浄夜"はシェーンベルクが無調に進む前の初期の名曲。
半音を巧みに使ったメロディラインがエロティックです。
この曲が当時物議を醸したのは音楽性云々よりも
室内楽で標題音楽をやる事が珍しかったからと
そのテーマとなった詩がエロかったからだと
ライナーノーツには書いてあります。へー。
このCDに一緒に収められている"組曲"は
十二音技法を使った作品なので対比すると面白い。
クラリネット×3+弦楽器×3+ピアノと云う
変則ユニットから飛び出してくる音は躍動感があり
調性以外の表現はリスナーライクです。
今の耳で聴くと"浄夜"よりもカッコイイですよ。
■ケージ:変奏第2他/チュードア他(SONY)
昔のSFに描かれた未来社会ではチューブを車が走ってたり、
宇宙空間を自由に飛び回ったりしてる割には、
一部屋ある様な巨大なコンピューターを使ってたりします。
昔の人が想像した未来予想にはアタリハズレがある。
電子音楽も正にそれで1960年代当時の現代音楽家が
最も進んだ音楽表現として取上げたエレクトロニックな楽器は
今では彼らが考えた以上に高度に進化してしまい、
彼らの作った音楽が色褪せてみえる…どころではなく、
存在価値すら理解できなくなってしまった感じです。
今、ケージの"変奏第2"を聴くと、ただの雑音。
時代背景などを読み解いて「価値のある作品」と思う事はできても、
「素晴らしい作品」と云う事はできないと思います。
これを聴いて思い出したのは、昔ラジカセを買ってもらったばかりの頃、
マイク端子と他のジャックをケーブルで直接繋げて、
ピーピーガーガーって雑音をテープに録ったりしてた事。
(※よい子は真似しちゃ駄目だよ。)
目新しいオモチャを目の前に置かれたら、
誰でも色々試したくなるもんです。
ケージもそれを同じ事をやってただけなんじゃないかなぁ。
…と、現代音楽の巨匠を一刀両断してみるテスト。
つじあやのからケージに行くとは思いませんでした。
つじあやのだけに京滋か。
…ってオヤジギャクだ(しかもわかりにくいし)。
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September 21, 2008
早秋とはどの時期を指すのかわからないので
とりあえずこのタイトルシリーズは今回で終了です。
■L'IMPARFAIT DES LANGUES/LOUIS SCLAVIS(ECM)
ルイスクラヴィスってなかなか捉えどころのないクラリネット。
ジャズ周辺の音楽ではあるんですが、ジャンル分け不能です。
色んな楽器を取り入れてトンがった感じはあるんですけど、
洗練された音作りかと云うとビミョーだし、
無目的のドシャメシャフリーでもない。
ジャズ50%、クラシック20%、民俗音楽10%、
その他20%くらいのの配合比でしょうか。
ポルタルと似た路線ながら、
一聴してわかる程の個性があるわけではないです。
このアルバムはスクラヴィスのクラに加えて、
アルトサックスでマークバロンが入り、
キーボード、サンプリング、エレキギター、ドラムの編成。
ジャズ寄りの演奏もあり、アンビエントな曲もあり、
実験的サウンドとオーソドックスなサウンドが
ごっちゃごっちゃに入ってるので、
ECMと云うより、ラベルブルーっぽいです(笑)。
■GAIA/MARILYN CRISPELL(LEO RECORDS)
マリリンクリスペルの1987年の録音。
買ってからおそらく3~4年は棚で寝かせてました。
ちょっと前の「開封祭り」でも聴かなかったアルバム。
難解なのわかってるから、なかなか聴く気が…。
とにかく、この季節に聴いとかないと、
また一年エイジングが進んでしまうって事で
意を決して開封しました。
やっぱり胃の痛くなる様な演奏…。
ピアノは旋律を弾かず、ベースはコードを提示せず、
ドラムはビートを刻まないので、
この編成で演る意味があるかどうかは別として(笑)、
彼女らしいストイックなフリージャズです。
とは云え、彼女のオリジナリティと云うよりも、
その時代のジャズの匂いがプンプンしてる感じです。
■MARKUS STOCKHAUSEN PLAYS
KARTHEINZ STOCKHAUSEN/(EMI)
シュトックハウゼンの曲を息子が演奏したアルバム。
どこまでが作曲家の指示なのかわかりませんが、
冒頭の"ARIES"などはプレイヤーによる
ソロパフォーマンスを聴いてる感覚です。
ベースが入る曲なんかは更にジャズ的。
トランペットの音がパンしたりするのも
譜面に書いてあるのかなぁ?
シュトックハウゼンらしく電子楽器も登場します。
今の様な技術がなかった頃の楽器なので
今の耳で聴くとチープに感じますけど、
当時、この楽器に無限の可能性を感じてたのは
ちょっとだけわかる気がします。
■1'ST STETCHES/OLIVER ANTUNES(CALIBRATED)
疲れる音楽を聴き続けたので、気楽なのを一枚。
録音が重めなので、うちのシステムだとイカツく鳴りますが、
プレイ自体はあまりにオーソドックス。
昔ながらのジャズを好きな人なら飛びつく内容です。
粘りとは違うタッチの遅れ具合が妙な味わいです。
■HEADS AND TALES/RAY ANDERSON(ENJA)
ちょっとテンションを下げすぎたので、
色々棚を物色した結果、レイアンダーソンにしました。
うん、なかなかナイスなチョイスだと自画自賛。
こう云うイカレポンチな音楽は堪らなく好きです。
特にレイアンダーソンのヴォーカルはかなりイッてる。
スクリーミンジェイホーキンスに通じますよね。
明るく楽しい才能の無駄遣い感がいいなぁ…。
って事で、今日はこの辺で。
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September 20, 2008
しつこく続く早秋三昧シリーズです。
ジャンル問わずで色々聴いてみたいと思います。
■I'M MISSING YOU/西山瞳(SELF-PRODUCE)
新譜の「PARALLAX」を聴いてたら、急に聴きたくなりました。
今や幻の自主制作盤です。
久々に"PASSATO"を聴いてたら、ジーンときました。
本当に美しい曲です。
"BLUE NOWHERE"は新譜にも入ってましたが、
こちらの方がなぜかアンシェントなイメージが湧いてきます。
■赤毛のアン/サウンドトラック(COLUMBIA)
もう30年近く前の世界名作劇場のサントラです。
「ペリーヌ物語」「トムソーヤの冒険」はかかさず観てたんですが、
二つの間の「赤毛のアン」はあんまり観てませんでした。
なのになぜこのCDを持ってるかと云いますと、
主題歌や挿入歌の作曲が三善晃なんですよね。
"きこえるかしら"、"さめない夢"は名曲です。
■ヴォーンウィリアムズ:幻想五重奏曲&弦楽四重奏曲1、2
/MAGGINI QUARTET&GARFIELD JACKSON(NAXOS)
ヴォーンウィリアムズの室内楽は初めて聴きました。
幻想五重奏曲の第二楽章とか好きだなぁ…。
弦楽四重奏曲第一番は極めてフランス的です。
それもその筈、この頃はラヴェルに師事してたんだそうな。
弦楽四重奏曲第二番は第二次世界大戦中の曲。
全く別人だと思った方がいいかもー。
■ヴォーンウィリアムズ:交響曲全集
/プレヴィン&ロンドン交響楽団(RCA)
今度はヴォーンウィリアムズの大編成の曲を。
今日は第三番"田園交響曲"を聴きました。
第三番はイギリスの田園を描いた作品らしいですが、
第三楽章以外は妙にフランスっぽかったりします。
第四楽章はソプラノ入り。
■PURPLE/NGUYEN LE(ACT)
全然毛色を変えて、グエンレです。
2002年に録音したジミヘントリビュート作ですが、
アレンジのイカレ具合はグエンレの真骨頂で、
120%彼のカラーになってしまっております。
レーベルがACTって事もありますけど、
料簡の狭いジャズファンなら
卓袱台をひっくり返す星一徹をひっくり返すでしょう。
ベトナム人とは云いつつフランス生まれなのに、
サウンドはいつもどことなくエキゾチックですねぇ。
って事で今宵はこの辺で。
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September 18, 2008
小雨降る夜の長距離運転でくたくたです。
今日こそシャワーを浴びてすぐ寝るつもりでしたが、
何だか疲れた体を音楽に浸したくなり、
オーディオのスイッチを入れる事にしました。
■SAMOSSA/CLEM(SELF-PRODUCE)
とても面白いアルバムです。
色んなジャンルが愛らしく纏まって唯一無比な音楽に。
声質も細いハスキーヴォイスでジャズ臭くないのがいいです。
■THE DANCE/CLEM(DIW)
上のアルバムよりはジャズ寄りの作品になりました。
録音の具合なのか声質が違う気がします。
前よりも声が澄んでる感じです。
彼女の実力を図り知る上ではこっちの方もいいですが、
前作の様な赤道付近の気候の様な寛いだ感じが薄く、
緯度が北上し、ヨーロッパ系のイマドキな音になってます。
CDのオビに寺島●国のコピーが書いてありまして、
「静かな欲情」だってさ。
たった5文字でこれだけ的を外したコピーも珍しい。
■シマノフスキー:弦楽四重奏曲第一番・第二番
ストラヴィンスキー:コンチェルティーノ&3つの小品&ダブルカノン
/GOLDNER STRING QUARTET(NAXOS)
ストラヴィンスキーの"コンチェルティーノ"が聴いてみたくて、
ネットで探したんですが、三大バレエ曲ばっかりで、
室内楽曲は見つけるのが大変でした。
ようやく発見したのがこのアルバム。ありがとうNAXOS。
そしたら、一緒に入ってたシマノフスキーの弦楽四重奏曲が
なかなか面白くて、聴き入ってしまいました。
第一番の第三楽章の音の積み重なりがケッタイで好き。
第二番になると更に調性が曖昧になって、
全体がグレーのベールで覆われた様な陰鬱さが漂う。
って、これは現代音楽全体に云える事ですが…。
で、目的の"コンチェルティーノ"ですが、
ストラヴィンスキーの挑発的な音が
剥き出しになってるのは小編成ならでは。
弦楽四重奏でも強いビートやポリリズムを感じさせるのが
とても面白いです。
"3つの小品"は更に骨格剥き出しで不恰好な音楽。
個人的にはこっちの方が好みかも。
"ダブルカノン"は70歳を越えてからの作品です。
全体が穏やかな起伏を描いて2分弱で終わります。
■オルランドディラッソ:死者のためのミサ曲&巫女の予言
/ヒリアードアンサンブル(ECM)
オルランドディラッソは16世紀のイタリアの作曲家だそうです。
ちょっと前に記事で「ぐっすり眠れる音楽」について書きましたが、
この教会音楽は間違いなくぐっすり眠れそうです。
曲が曲だけに永久の眠りにつかないよう気をつけましょう。
それにしてもヒリアードアンサンブルは素晴らしいですねぇ。
■三善晃:四季の秋の歌&白く&聖三稜玻璃&高原断章
/瀬山詠子&三浦洋一(VICTOR)
ヒリアードアンサンブルの後は何を聴いても濁って聴こえるので、
ここは日本の美しい歌曲に繋げました。
三善晃の歌曲集IIです。
歌曲や合唱曲になると三善晃の作風は優しく変わりますが、
曲によってはかなり現代音楽チックになります。
このアルバムでは"四つの秋の歌"以外がそっち系です。
思わぬ方向に進んでしまいましたが、これもまた一興。
では、今回はこの辺で。
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September 15, 2008
一生懸命演奏して録音した音楽を、ですよ。
「ぐっすり眠れる○○」ってコンピにして売り出すって
どーゆー事なんだ~?
…と、納得できない部分もあるのですが、
確かに第一弾の眠れるクラシックの曲目を見ると、
わからいでもない(笑)。
------------ 8< ------------
1. ゴルトベルク変奏曲~アリア (バッハ)
2. アンダンテ・カンタービレ (チャイコフスキー)
3. 亜麻色の髪の乙女 (ドビュッシー)
4. ピアノ協奏曲第21番 第2楽章 (モーツァルト)
5. 夜想曲第2番 (ショパン)
6. ハープシコード協奏曲第5番~アダージョ (バッハ)
7. クラリネット五重奏曲 第2楽章 (モーツァルト)
8. 白鳥~≪動物の謝肉祭≫から (サン=サーンス)
9. アダ-ジョ (アルビノーニ)
10. パヴァーヌ (フォーレ)
11. ピアノソナタ第14番「月光」第1楽章 (ベートーヴェン)
12. イン・パラディスム~「レクイエム」より (フォーレ)
------------ 8< ------------
アンダンテカンタービレで確実に寝ます(笑)。
ま、こう云うニーズもあるんでしょうね。
意外と大人気で「ぐっすり眠れるコンサート」は
徹夜で並ばなければならないとか(笑)。
しかし、この続編のジャズに関してはちょっと疑問が…。
------------ 8< ------------
ディスク:1
1. ソー・メニー・スターズ(アール・クルー)
2. エアポート・サッドネス(ブラッド・メルドー)
3. リトル・ガール・ブルー(ミルト・ジャクソン)
4. ソー・リトル・タイム(デューク・エリントン・オーケストラ)
5. ネイマ(ジョン・コルトレーン)
6. ヤング・アンド・フーリッシュ(ブラッド・メルドー)
7. ブルース・フロム・ジ・イースト(サイラス・チェスナット)
8. 願いのすべて ディス・イズ・オール・アイ・アスク
(ビル・エヴァンス ウィズ トゥーツ・シールマンス)
9. セントラル・パーク・ウエスト(ジョン・コルトレーン)
10. ザ・ピーコックス(ビル・エヴァンス)
11. 酒とバラの日々 ディズ・オブ・ワイン・アンド・ローゼズ
(デューク・エリントン・オーケストラ)
12. トータル・プレイズ(サイラス・チェスナット)
ディスク:2
1. ファースト・ラブ(ジョー・サンプル)
2. ピース(ジョージ・デューク)
3. ミラー・オブ・ザ・ハート(ライル・メイズ)
4. ロスト・エイプリル(ボブ・ジェームス・トリオ)
5. 身も心も ボディー・アンド・ソウル(ジョシュア・レッドマン)
6. ザ・グリーン・アワー(ボブ・ジェームス)
7. スト・ナイト・ホエン・ウィー・ワー・ヤング
(ボブ・ジェームス ウィズ デイヴ・ホーランド)
8. ヴィジョンズ(ジョシュア・レッドマン)
9. マイ・ベルズ(ジョージ・デューク)
10. イマリズ・ララバイ(ジェームス・カーター)
11. クワイエット・ナウ(ボブ・ジェームス・トリオ)
12. ロング・ライフ(ライル・メイズ)
------------ 8< ------------
CD二枚組て。
よっぽど眠れない人用なんですね。
ま、ファンの方には申し訳ありませんが、
ボブジェームスとかライルメイズなら眠れそうです。
でもジョシュアレッドマンとかブラッドメルドーで
果たしてぐっすり眠れますかねぇ?
しかもエヴァンスの"THE PEACOCKS"て…。
私だったらこんな緊張感の高い曲では眠れませんわ。
きっと「テンポがゆっくりで盛り上がらない曲」って程度の
選曲基準ではないかと思われます。
ミュージシャンもこんなコンピに入れられてるのを知ったら、
結構凹むんじゃないでしょうか。
ちなみに私にとってのぐっすり眠れる音楽はコレ。
MNEMOSYNE
/JAN GARBAREK&THE HILLIARD ENSEMBLE(ECM)
眠りに誘うと云うよりも、気持ちを鎮めて、精神を浄化してくれます。
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September 13, 2008
芸術の秋にふさわしくクラシックに駒を進めてみます。
■バルトーク:ピアノ協奏曲全集
/アシュケナージ&ショルティ&ロンドンフィル(LONDON)
バルトークの3つのピアノ協奏曲と
"2台のピアノと打楽器のためのソナタ"が入ってます。
今日は2枚目を聴きました。
バルトークのピアコン3番は高校時代に聴いた時、
バルトークらしくない曲だなぁと思った記憶があります。
確かに第一楽章の冒頭なんか透明感のある美しい音。
いつもの野蛮なアグレッシヴなバルトークとは
かなり趣きが違いますもん。
しかし、これはバルトークの遺作なんですね。
最後のちょっとだけを弟子が補筆したんだそうで。
続く"2台のピアノと打楽器のためのソナタ"は
いつもの野蛮なアグレッシヴなバルトーク。
確か中学の教科書に載ってて、授業で聴きました。
「これがクラシック?」とびっくりした記憶があります。
凄くリズミカルで面白かったけど、「反則やろ~。」と思った(笑)。
あの頃よりは成長した今の耳で聴いてみると…、
やっぱり反則かなー。
むっちゃ、カッコイイけどね。
■アンタイル:ジョージアンタイル作品集
/アンサンブルモデルン(RCA)
反則と云えば、アンタイルの"バレエメカニック"ですか。
最初のヴァージョンの編成が凄い。
ピアノ8台+シロフォン4台+自動ピアノ+
電気ベル+2機の飛行機のプロペラ+タムタム+
4つのバスドラム+サイレン。…をいをい、プロペラって。
後に4台のピアノと打楽器への編曲をしてますが、
それでも打楽器と電気ベルとプロペラ音の鳴り響くラストは強烈。
確かに奇は衒ってますが、ちゃんと効果が出てるのも事実です。
バルトークの"2台のピアノと打楽器のためのソナタ"と比べても
遜色ないくらいの作品ではない…か。
"ジャズシンフォニー"はそんなにジャズじゃないし、
何となく安っぽいコメディ映画のBGMって感じがします。
■レスピーギ:ヴァイオリンソナタ
ブロッホ:ヴァイオリンソナタ/ハイフェッツ(RCA)
派手なのを聴いて疲れたので小編成の曲を。
ブロッホはアンタイルの先生にあたる人だそうです。
全然聴いた事がないので、この作品だけの印象ですが、
ユダヤの民族音楽の匂いとかはあんまり感じず、
無調まではいかないけど、テンションの高い音遣いや
ルートに落ち着かないメロディなど、調性がやや曖昧かな。
ちょうど心地よい迷走感があります。
どんより暗い一番より、光の射した二番が好きかな。
レスピーギはローマ三部作しか知りませんでした。
ヴァイオリンソナタは比較的初期の作品の様です。
こちらはメロディアスでロマン派の香りを残す曲調。
■ムソルグスキー:展覧会の絵(ストコフスキー版)
/ストコフスキー&ニューフィルハーモニア管弦楽団(LONDON)
ストコフスキー編曲の展覧会の絵です。
最初の"プロムナード"が弦楽器から始まるとか、
2曲目の"こびと"が短くカットされてるとか、
"古城"がラスト以外はラヴェル版と似た感じだとか、
"ティイルリーの庭"は喧嘩して帰っちゃったんだろうとか、
"ビィドロー"は暴走気味の牛車みたいだとか、
"卵の殻をつけた雛の踊り"は酔っ払ってるみたいだとか、
"サミュエルゴールデンベルクとシュミュイレ"は
シュミュイレの嫁まで出てきてるみたいだとか、
"リモージュの市場"は潰れてしまったようだとか、
"カタコンブ"は軍人の墓みたいだとか、
"バーバーヤーガーの小屋"はラヴェル版よりも
鶏の足の上に建ってるみたいな感じがするとか、
"キエフの大門"は築年数が建ってそうだとか、
色々楽しめる演奏であります。
決してラヴェルと比べて大きく劣るアレンジではないですが、
ストコフスキーの味付け部分がややアンバランスかな。
■ムソルグスキー:展覧会の絵(サラステ版)
/サラステ&トロント交響楽団(FINLANDIA)
サラステ版と云ってもサラステがアレンジしたのではなく、
ゴンチャロフ版とフンテク版のエエトコ取りです。
ラヴェルの展覧会の絵もストコフスキー程ではないですが、
かなり原曲を弄くってるので、
できるだけムソルグスキーの意向に沿う形にするために、
2つの編曲からチョイスしたらしいです。
色彩感は抑え目で泥臭く地味ですが、
元のピアノ曲のイメージには近い…かな?
って事で、今回はこの辺で。
さて、久々にラヴェルの展覧会の絵でも聴くかー。
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September 07, 2008
ちょっと疲れたのでジャンルを変えてポップス路線で。
■Kittoマジック/ひマワリ(SUGAR COURT PUBLISHING)
若い才能の眩しい一枚。
タイトル曲の"Kittoマジック"がとてもいいです。
Aメロ、Bメロのやや窮屈な展開からCメロの開放感が心地よい。
個人的にはBメロラスの"はまっ てしまっ たら抜け出せない"の
アクセントの取り方が好きです。
今後、どんな活躍をしていくのか楽しみですね。
■FULL SCRATCHER/PLAMO MILLION SELLERS(CAFEO)
1998年のプラモミリオンセラーズの脱力系のスカした一枚。
劇団ヨーロッパ企画のロードランナーズハイで使われてた
印象的な曲が"がんじ(あんじ)"でした。
我々の世代がノスタルジーを感じる下宿ファミコン系。
この魅力は一度聴いていただかないとわからないです。
でも聴いたけど魅力を感じない人も沢山いそうです(笑)。
カフェオレーベル で是非試聴してみてください。
■BOMBER MINMI/SERANI POJI(WAVE MASTER)
セラニポージの実質的には3枚目のアルバム。
1~2作目と比べるとビートが重めで
セラニポージっぽさが薄い気はしますが、
数少ないセラニのアルバムですので、
大事に聴き続けています。
2代目ヴォーカルの東野佑美ヴァージョンの
"ぼくのマシュー"が聴けるのも嬉しいですね。
とにかくササキトモコの曲は魅力的です。
ササキトモコサントラとか出ないかなぁ…。
■ありえないくらい奇跡
/つじあやのとBEAT CRUSADERS(SPEEDSTAR RECORDS)
劇場版ケロロ軍曹3のテーマ曲です。
こう云う力強いアレンジにつじあやのの声が乗っかっても
何だかサマになりますね。
単刀直入な歌詞に自然なメロディ。彼女らしいいい曲です。
"風になる~みんなでウクレレ編~"も嬉しいオマケ。
■SWEET,SWEET HAPPY BIRTHDAY/つじあやの(VICTOR)
あれ?このアルバムって取上げてなかったっけか…。ま、いいや。
つじあやのの2007年のフルアルバム。
彼女の曲の登場人物は「キミとボク」から「あなたとわたし」に。
彼女の描こうとする愛の世界に変化が出てきた様です。
流行り廃りでスタイルを変えていくのではなく、
じっくり自分自身を表現し続けている結果ですね。
これはVICTORだからできたんじゃないかなぁと思ったり。
絶対にS○NYとかだったら、売れ線狙いの
作られた音楽になってたに違いありません。
(注)しほたつはS○NY嫌いです。話半分でお読みください。
収録曲の中では"FLY HIGH"と"雨上がりの私"と
"黒い瞳と青い海"が好きです。
ちなみに初回限定盤はスリーブケース入りになってて、
これを外すと、つじあやののメガネが外れる仕掛け。
メガネを外しても可愛いなぁ…。でも掛けてる方がいいです。
(注)しほたつはメガネフェチです。しかもかなり重度の。
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いつもの如く休日のお昼は音楽三昧です。
ちょっと気分がクラシックなので、
とりあえず軽いところからスタートしようと思います。
■ミヨー:「世界の創造」名管弦楽曲集
/バーンスタイン&フランス国立管弦楽団(EMI)
ミヨーが訪米の折、ジャズに感銘を受けて、
1923年に完成させたバレエ音楽です。
ジャズとは云っても、バップ以前の古い時代ですし、
フランス人のフィルターを通してますし、
雰囲気はサロン的なガーシュインって感じです。
続いて「ブラジルの郷愁」から4曲と「屋根の上の牛」が
収録されていますが、こっちはもっと俗っぽいセンスです。
ブラジルと云うよりもアルゼンチンとかメキシコみたいな感じ。
でも多調な展開で時々調子っぱずれになるのがおかしい。
ちょっとコープランドを彷彿とさせるブラスの響きですね。
■メシアン:トゥランガリーラ交響曲
/チョン・ミュンフン&パリバスティーユ管弦楽団(GRAMMOPHON)
トゥランガリーラ交響曲の1990年改訂版の初録音。
ジャケ写通りメシアンが直接指導しています。
ガムラン音楽のリズムを取り入れているとの事ですが
メシアンは完全に自分なりに消化してしまってるので、
下世話な民俗音楽の着せ替え遊びにはなってません。
調性の出し入れで色彩感を与えてる感じが素敵です。
オンドマルトノのヒュ~ンが気持ちいいです(笑)。
■フランク:ヴァイオリンソナタ、ドビュッシー:ヴァイオリンソナタ
/ギトリス&アルゲリッチ(RCA)
1977年録音にしては音がよくありません。
ピアノは割れ気味だし、ヴァイオリンはチープに聴こえる。
フランクのヴァイオリンソナタは名曲らしいんですが、
私にはちょっとロマンティック過ぎるのでパス。
ドビュッシーの方は彼の最後の作品だけあって
音の張り詰め方が半端じゃない…、んですが、
ギトリスの味付けがややくさいので透明度が下がってるかな。
そにしてもこの時代のアルゲリッチって綺麗だなぁ…。
ギトリスは俳優のビルナイに似てる(笑)。
■フランスヴァイオリンソナタ選/カントロフ&ルヴィエ(DENON)
って事でドビュッシーのヴァイオリンソナタを他の演奏で。
DDDだけあって音のシャープさは素晴らしい。
やや情熱的過ぎて神秘性は薄らいでいるものの、
躍動感と瑞々しさ溢れる上質の演奏だと思います。
このアルバムにはラヴェルの遺作のヴァイオリンソナタも入ってます。
この一聴して引き込まれるメロディの魅力って、一体何なのでしょう。
もう1曲、ルクーって作曲家のヴァイオリンソナタも入ってますが、
ちょっと好みではないのでパスします。
■三善晃:ピアノ協奏曲&ヴァイオリン協奏曲
/本荘玲子&若杉弘&読売日本交響楽団、
江藤俊哉&若杉弘&読売日本交響楽団(VICTOR)
高校の時にLPで買って、聴き倒した作品です。
まずピアノ協奏曲の開始早々のカデンツァにぶっ飛んだ。
激しくドシャメシャなんですが、とてもわかりやすく、
とにかくカッコイイと思いました。
一楽章形式ですが、急~緩~急と明確に展開。
ラストのシンコペイテッドなオケの乱舞に熱狂しました。
今聴いてもスリリングで血湧き肉踊ります。
ヴァイオリン協奏曲はピアコンに比べると聴いてません。
実はこの曲の持つ幽玄美めいたモノが怖いんです。
第一楽章最初のレントからヒートアップしていく展開に
怨情の様なモノを感じて背中がゾクゾクする。
これは曲調にも拠るでしょうし、
ピアノとヴァイオリンの特性にも拠るんだと思います。
とにもかくにも、三善晃のオーケストレイションは凄いです。
ただテープ編集が雑で音の切れ目がモロ分かりなのは減点。
この演奏以外のアルバムはないのかな?
案の定ヘヴィーな方へ進んでしまったので(笑)、
一旦ティーブレイクします。
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どう云う訳か、秋になると、
聴く音楽がクラシック寄りになります。
芸術の秋とはよく云ったモンですね。
きっと夏の終わった寂寞感が
人々を芸術の世界へ駆り立てるんでしょう。
そんなこんなでiPodの中身も
クラシック比率が増大してまいりました。
今、私のiPodは80ギガ満タンになってしまい、
何かを入れるには何かを消さないといけません。
今は主に夏向きのラテンカテゴリーを削って、
クラシックに入れ替えてる感じです。
今日現在のジャンル毎の内訳はこんな感じ。
------------- 8< -------------
ジャズ゙ 6291曲 22.8日 29.79GB
ワールド(落語) 727曲 15日 19.48GB
クラシック 1809曲 5.7日 7.41GB
ポップ 1403曲 4.1日 5.41GB
Podcast 406項目 6.8日 4.48GB
ラテン 1048曲 2.7日 3.61GB
サウンドトラック 264曲 11.3時間 626.4MB
ブック&スポークン 75曲 6.1時間 341.7MB
ブルース 1曲 3分 1.3MB
------------- 8< -------------
で、クラシックが増えて、困った事が出てきました。
iPodで聴きたい曲を探し出せない!
原因はCDDBの不統一です。
ポップスやジャズのCDだと、タイトルとアーティスト情報は
大抵ちゃんと入ってるんですけど、
クラシックの場合、アルバムタイトルがないモノが多いので、
その項目に収録曲中の代表曲を入れてるデータもあれば、
作曲家名を入れてるデータもあります。
また、アーティスト欄もまちまちで
演奏者名だったり、作曲者名だったりします。
これではまともに検索できません。
そこで頼りになるのが作曲者の項目。
これで一発検索ができる…、と思いきや、
これまたCDDBの不統一の壁が…。
例えば我が敬愛するラヴェル大先生の場合、
■Ravel
■Maurice Ravel
■Maurice Ravel(1875-1937)
■Ravel,Maurice
■Joseph-Maurice Ravel
■ラヴェル
■ラベル
などに分散しており、更には作曲者欄が空白のモノも多い。
がるるるる…。
これを解決するには自分で打ち直すしか手がない。
やるか…。
思い立ったのが、夜中の1時。
プロパティの修正作業を黙々と続けました。
「誰やねん、こんなエエ加減なトラック名を送信したヤツは~!」
などと文句を云いながら…。
・
・
・
・
・
そして、ようやく完成。
iPodを同期させて画面を確認。
美しい…。これじゃなきゃ。
しかし、時刻は午前3時半を回ってました。
で、この記事をうだうだ書いてるうちに、朝の5時。
何やってんだか…。
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August 23, 2008
土曜日の朝、寝間でゴロゴロして、
のんびり感を満喫してると、
頭の中に音楽が浮かんできた。
ラヴェルの弦楽四重奏曲の第一楽章。
そう云えば長らく聴いてないなぁなんて思ってるうち、
無性に聴きたくなってくる。
こんな時はすぐさま聴くに限る。
生活の雑務で気持ちの純度が落ちないうちに。
まだ朝の6時なので、小さな音量で聴き始める事にします。
■RAVEL:MUSIQUE DE CHAMBRE/VARIOUS ARTISTS(EMI)
この2枚目の頭が弦楽四重奏曲です。
やっぱり若いときに作られた作品って感じです。
見事に作り上げられた名作だと思います。
晩年の室内楽作品になると音をこそげ落として
骨格標本の様な曲になってますもん。
しかし初期であろうと晩年であろうと変わらないのは
ラヴェルのメロディセンス。
一つ一つのフレーズがホントに魅力的。
私個人の感覚として、フランスの近代作曲家の中で
ラヴェルが別格なのはハーモニーもさることながら、
メロディの力に因るものが大きい気がします。
このCDに沿って、弦楽四重奏曲~序奏とアレグロ~
ヴァイオリンとチェロの為のソナタを聴き進めると、
やっぱり晩年の作品の方が私のラヴェル像に近いかな。
■ラヴェル:ピアノ作品全集I/野原みどり(OCTAVIA)
綺麗なお姉さんのジャケに惹かれて買った訳ではございません。
野原みどりって、黒木瞳なみのダジャレかと思いきや、
結婚して野原みどりになったと思われます。
のっけから脱線してしまいましたが、
このラヴェル作品集、とても良いです。
クープランの墓について書くと、
「またか。」と云われそうなのでやめときます(笑)。
どの曲も繊細でラヴェルへの愛情溢れる演奏ばかりですが、
とりわけソナチネはとても愛らしく瑞々しい。
気に入ったのは第三楽章。
一般にはもっとメリハリをつけた演奏が多いんですけど、
やや控えめでうるさすぎない。
ラストの余韻も好き。
残念なのは何やらカチカチ小さなノイズが入る事。
ブックレットの写真が収録時のものだとしたら、
ブラウスの袖のボタンがピアノに当たってるんじゃないかと。
ただただ勿体無い…。
■矢代秋雄:ピアノ作品集/赤井裕美(KING)
ラヴェルのソナチネの後にこのアルバムを取上げるのは
悪意があると思われても仕方ないでしょう。
なんせ矢代秋雄の1945年の"ピアノのためのソナチネ"は
冒頭がラヴェルのソナチネにムッチャ似てるんですから。
私は最初「ラヴェルのソナチネの変奏曲か」と思いました(笑)。
ご本人もその事を指摘されて、
「これを作った時にはラヴェルのソナチネを知らなかった。」
と楽譜に注釈を入れてる程です。
とは云え、音の並びが似てるだけで
ハーモニーは全然違いますし、展開していくと面影もなくなる。
全体的には和テイストの強い曲なんですけど、
第三楽章の冒頭はびっくりする程、マッコイタイナー(笑)。
終戦の年に作られたソナチネやエチュード、
戦後まもなくの夜曲や荒武士の踊りの日本臭さと比べて、
1960~1961年のピアノソナタは一気に現代音楽的。
喜怒哀楽から喜びと楽しさを削って、
凄い剣幕でアジテーションしてくる音楽です。
これまた時代を反映してるとも云えますか。
完成度が高く、聴き応えある曲だと思います。
個人的には現代音楽でも無機質な響きが苦手なので、
矢代秋雄や三善晃の様に血の気の通った作風が好きです。
■日本のヴァイオリン・ソナタ作品集
/浦川宜也&岡本美智子(fontec)
続いては三善晃の初期のヴァイオリンソナタです。
初めて聴いた時、ラヴェルの晩年の作品かと思いました。
矢代秋雄のソナチネがフレーズだけ似てるのに対し、
この作品はラヴェルの曲のイメージを彷彿とさせてます。
知らない人に、この第一楽章を聴かせて、
「ラヴェルの遺作のヴァイオリンソナタがもう一つ発見された。」
と云ったら、十返舎一九信じ込む事でしょう。
こんなのを二十歳そこそこで書いた三善晃は天才です。
とか云ってたら、矢代秋雄のヴァイオリンソナタは
なんと17歳の時の作品だってさー。
色んな人の影響が出てて、あっちゃこっちゃになってますが、
それでもすごい。
そんなこんなで朝からクラシックばっかり聴いてみました。
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August 21, 2008
さて、後編です。
前編でチェックしたポイントを元に
私が高校時代に聴き倒したテープの演奏者が
一体誰なのかを突きとめていきたいと思います。
皆様に於かれましてはどうでもいい事かと存じますが、
私は今、とてもワクワクしております。
手元にあるクープランの墓の入ったCDは25枚。
フィリップ・アントルモン
ジャン=イヴ・ティボーテ
ウェルナー・ハース
イヴォンヌ・ルフェビュール
モニク・ハース
ワルター・ギーゼキング
ヴラド・ペルルミュテール(1955~1956)
ヴラド・ペルルミュテール(1973)
ヴァレリー・トライオン
フリードリッヒ・グルダ
パスカル・ロジェ
ジャン=フィリップ・コラール
デヴィッド・コレヴァー
永井幸枝
ルイ・ロルティ
アレクサンドル・タロー
アビー・サイモン
ジャック・ルヴィエ
シンシア・レイム
アレクシス・ワイセンベルク
ポール・クロスリー
アンヌ・ケフェレック
野原みどり
アンジェラ・ヒューイット
サンソン・フランソワ
細かいチェックポイントの照会をする前に
まずは録音年代で絞り込んでみる事にします。
高校の頃に友達のH郷にテープに録ってもらったので、
18歳だとしても、今から26年前です。
って事は、1982年以降の録音ではありえません。
そうすると、25枚のうち、15枚に絞り込まれました。
って云うか、そんだけしか絞り込めへんのかーって感じです。
クラシックって録音の古いのんが何度も何度も
ジャケットを変えて繰り返し再発されたりしてんのね。
では最も大きな特徴、フーガの演奏時間で絞り込んでみます。
テープのフーガの2分25秒は無茶苦茶短い。
サンソン・フランソワなんか4分21秒もかけて弾いてます。
それではフーガの演奏時間3分以内のモノを選出してみると…。
なんと、3枚に絞り込まれてしまいました(笑)。
フリードリッヒ・グルダ…2分28秒
アレクシス・ワイセンベルク…2分25秒
イヴォンヌ・ルフェビュール…2分48秒
いきなり3枚とは心細いですが、
第二のポイント、トッカータの演奏時間を照合してみます。
この曲は人によって速さがまちまちです。
全体的には4分前後の演奏が多いようです。
手持ちのCDで一番速いのがロジェの3分40秒。
やや音が流れてしまってる感じがします。
続いてコラールの3分42秒は勢いがあって、
速射砲の様で力強い。
そう考えるとテープの演奏は3分58秒は平均的なのか。
でも最初のゆったり感はかなり特徴的です。
さて、上で絞り込んだ3枚のそれぞれの演奏時間を照らし合わせると、
フリードリッヒ・グルダ…3分47秒
アレクシス・ワイセンベルク…3分52秒
イヴォンヌ・ルフェビュール…3分47秒
ワイセンベルクの演奏が一番近いと云う結果になりました。
って事はこのテープの演奏はワイセンベルクか?!
細かいチェックポイントを見ていきますと、
CDに記載されている演奏時間と私の計測の間に
若干のズレはあるものの、
■プレリュードの1分10秒のもたり
■プレリュードラストのトリル後のペダルの長さ
■フーガの1分50秒のテンポダウン
■トッカータのゆったり具合と躍動感
■トッカータ1分30秒のべダルの音のにごり
■トッカータ2分20秒の左手の二度打ち
■トッカータ2分58秒からのアッチェ
■トッカータラストの左手二度打ち
これらの特徴が合致しました。
恐らく間違いないでしょう。
私が高校時代にずっと聴いていたテープの
クープランの墓はアレクシス・ワイセンベルクの
1971年の録音である事が確定しました。
長年のもやもやが晴れて、すっきりです。
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このblogでしつこく何度も云ってるので、
知ってる人は知ってると思いますが、
私が今まで出会った音楽の中で最も好きな曲は
ラヴェルのクープランの墓です。当然ピアノ版。
特にフォルラーヌは奇跡の名曲だと思います。
高校時代には友達のH郷から
テープに録って貰った演奏を
飽きる事なく聴き続けました。
で、先日、お盆に実家に戻った時、
クローゼットを家捜しし、
そのテープを発掘しました。
懐かしいダイエーの
セービング商品だ(笑)。
って事で、久々に聴いてみる事に。
しかもちゃんとしたデッキがないので、
こんな感じで。
予想以上にテープが傷んでおりました。
音が割れたり、ノイズが入ったり、消えかけてたり、
更にはテープが伸びてたりと、散々の状態でした。
それでもやはり懐かしさがこみ上げてきて、
気がついたら2~3回繰り返し聴いてました。
今聴くと、ラヴェルの曲にしては表情付けが派手め。
でも当時はこれでも地味な演奏だと思ってました。
インデックスをちゃんと書いてないので、
誰の演奏なのかわかりません。
それが気になって仕方がない…。
って事で、今回はこの演奏の主を追求したいと思います。
まずは演奏を聴きながら、印象や特徴をメモしてみました。
------------ 8< ------------
1)プレリュード 3分10秒弱
粒がはっきりしている。
1分10秒ぐらいでちょっともたる。
1分30秒左手が結構聴こえる。
1分57秒派手にペダルの残音。
2分33秒の高音はピアノの音が
最後のトリル後のペダルも長い。
2)フーガ 2分25秒程度
無茶苦茶速い。
1分50秒での盛り上げは派手めで一気にテンポが落ちる。
3)フォルラーヌ 5分22秒
頃合にドラマティックで頃合に無機的。
1分ちょいのリタルダンドもはっきり。
2分16秒くらいのところも同様。
3分30秒くらいのところでも。
4分7秒からの展開部はあっさり入る。
4分37秒のタメも特徴的。
ラストはせっつくように上昇フレーズ。
4)リゴードン 3分20秒弱
ノリがいい。テンポを変えずスピード感あり。
メリハリがはっきりしていてキメがしっかり。
第二主題は緩急の揺らぎが派手め。
ラストはそれほど溜めず。
5)メヌエット 4分46秒
平均的なテンポか。
緩急や表情付けは派手め。
1分45秒の右手のアルペジオはゆっくり。
2分25秒くらいからの盛り上げはラヴェルらしからぬ派手さ。
4分22秒のリタルダンドもかなり大げさ。
6)トッカータ 3分58秒
かなりゆったりしているが躍動感があるのが特徴。
粒立ちははっきりしている。
1分30秒くらいはペダルの音のにごり。
左手がのリズムが強い。
2分20秒過ぎの左手のアクセントが二度打ちしてるように聴こえる。
2分58秒くらいからアッチェがかかる。
3分23秒くらいからの盛り上げはラヴェル弾きではない。
ラストの左手一撃は二打してる様に聴こえる。
これはピアノのせいではなくわざとではないかと。
確か楽譜では一打だった様に記憶しているが…。
------------ 8< ------------
こんな感じです。
なにせ古いテープなので細かい時間はあまりあてになりません。
しかし全体の演奏スピードで特徴的なのは
「フーガが異様に速い。」「トッカータがやや遅い。」事でしょうか。
これを元に後編で演奏者を絞り込んでいきたいと思います。
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August 14, 2008
いきなりスクリーミンジェイホウキンスっす。
イカレてるぜー。
映画ストレンジャーザンパラダイスで
"I put a spell on you"が使われてたので、
探して買いました。
今聴いても笑ってしまう。
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25年以上聴いてなかったとおぼしきLP。
なんせ"ピーターと狼"と"青少年の為の管弦楽入門"やもんなぁ。
プロコの方はバーンスタインのナレーション入りです。
それにしてもピーターの主題って愛らしいメロディですね。
ブリトゥンの方は前半ちょっと教材っぽいけど、
最後の畳み掛けはなかなかイカス。
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アンセルメの芸術1300円。
高校生には有難い価格設定でした。
ボレロが入ってますが、今日はパス。
目的はオヌゲルの"パシフィック231"と
デュカスの"魔法使いの弟子"で。
どちらも情景描写的な作品だなぁ。
特に後者はディズニーのファンタジアでお馴染ですね。
"パシフィック231"は機関車の描写がリアル。
でっかい無機物が動き始める瞬間の生命感や
疾走する時の重量感など、
単なる音の描写にとどまらない音楽表現がなされてます。
それと比べると"魔法使いの弟子"はストーリー性重視。
分かりやすく映画音楽みたいです。
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ラヴェルと云えばミュシャでしょう。
こないだネット友達のsawaraさんが云ってたので
疑う余地はありません(笑)。
と云いつつ、私の場合は母校の西宮北高の光景が
思い出されます。
しかも、クープランの墓は教室前の廊下で、
ヴァイオリンソナタは校庭に降りる階段のとこ。
ちなみにバルトークの管弦楽の為の協奏曲と
Rシュトラウスの英雄の生涯は渡り廊下で
マイルスのマイファニーは音楽室前の廊下。
何でだろうなぁ…。
どうでもいい話は置いといて、
このヴァイオリン(とピアノの為の)ソナタは
クープランの墓に次ぐ私の愛聴曲です。
派手なオーケストラ作品を聴かなくなり、
更にはジャズに傾倒するようになるきっかけになった曲。
第二楽章がブルースってのも特徴的ですが、
感動したのは第一楽章。
二つの楽器がバラバラな旋律を演奏してるのに
厳し目に調和してる。
この味を覚えたら、ロマン派や古典派には戻れませんぜ、旦那。
ラヴェルと聞いたら「管弦楽の魔術師」や「ボレロ」と
答えてしまう方に是非聴いて欲しい曲です。
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ラヴェルは何を聴いても楽しいですね。
私の場合、やや"青春のメロディ効果"もありますが、
実際、素晴らしい作品だらけなのも事実。
なぜかドビュッシーの音楽にはその至福物質が
あんまり含まれてない気がするんですよね。
似てるようで、全然違う。
で、ラヴェルの2つのピアノ協奏曲はどちらも素晴らしい。
とりわけ幸せ度が高いのはト長調の方です。
この第一楽章を初めて聴いた時は衝撃を受けました。
ある種コミカルなポップアートの様な色彩感。
威風堂々としたエラソーな音楽とは対極の
明朗快活な楽しさテンコ盛りの音楽。
まるでドンキホーテの売り場の様です。
このフランソワ×クリュイタンスの演奏は
高校時代に死ぬ程聴いたので、
久しぶりに聴くと無茶苦茶懐かしい。
第一楽章のトンカチで釘を打つみたいな雑音とか
トランペットソロの途中の不自然な切れ目(編集?)とかまで
全部ひっくるめて覚えてるので、
他の人の演奏を聴くと、違和感を覚えます。
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数日前のうにさんのコメントを読んで、
クープランの墓のオケ版が聴きたくなりました。
原曲のピアノの方は今でも良く聴いてますが、
オケを聴くのは10年以上振りかも?
オケ版はフーガとトッカータが割愛されてる事すら
すっかり忘れてました。
オケ全体が大音量で鳴り響く事のない
繊細な作品なので一般受けはしないだろうなぁ(笑)。
実家の安もんシステムではディテイルが聴き切れないので、
名古屋に持って帰る事にしよっと。
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August 09, 2008
クラシックのCD棚も未開封のモノがチラホラ。
ジャズと違ってこちらは中身がヘヴィーなのんが
残る傾向にあります。
現代音楽の混沌とした不協和音を
休日の昼下がりにはあまり聴きたくないし…(笑)。
ほっとくといつまでも聴きそうにないので、
意を決して、開封祭りクラシック篇をやります。
クラシックの場合、1枚辺り2曲づつとか決めても、
時間がマチマチなので、適当に端折り聴きする事にします。
■LANDSCAPES/LOTUS STRING QUARTET(TELDEC)
日本女性4人の弦楽四重奏。
矢代秋雄、西村朗、細川俊夫、武満徹、三善晃の作品を。
■RAVEL:PIANO FAVOURITES/FRANCOIS-JOEL THIOLLIER(NAXOS)
フェイヴァリットは分かるけど、組曲の中から抜粋は…。
クープランの墓のプレリュードは速過ぎ。全然駄目です。
■DEBUSSY・RAVEL
COMPLETE WORKS FOR PIANO DUET AND TWO PIANOS
/MICHEL BEROFF&JEAN-PHILIPPE COLLARD(EMI)
ドビュッシー、ラヴェルの二枚組だけど、当然ラヴェルを聴く。
マメールロワ、久しぶりに聴くと良い曲ばっかりだなぁ…。
"FRONTISPICE(口絵)"は僅か2分足らずの曲ですが、
ぐちゃぐちゃとした印象深い響きを持ってます。
なんせピアノ1台5手の為の曲ですから。
■LEARNING ABOUT GREGORIAN CHANT/(SOLESMES)
グレゴリアンチャントの歴史を学ぶCD。
歌の合間にナレーションが入って英語で説明してます。
何でこんなCDを買ったのか不思議だったんですけど、
ナレーションをしてるのがSARAH MOULEだったんですね。
しかし、あのジャズヴォーカリストと同一人物かどうか不明。
■高橋アキの世界I/高橋アキ(EMI)
■尾高賞受賞作品5/NHK交響楽団(KING RECORDS)
三善晃の「響紋」が聴けます。
児童合唱による"かごめかごめ"とオーケストラの邪悪な咆哮。
■MUSSORGSKY:KHOVANSHCHINA/(NAXOS)
ムソルグスキーの未完の歌劇"ホヴァンシチーナ"を
リムスキー=コルサコフがオーケストレイションした完成版。
リブレットがついてないのでCD3枚もどうやって聴けば…。
■BELA BARTOK WORKS FOR PIANO SOLO 7
/ZOLTAN KOCSIS(PHILIPS)
コチシュのバルトークピアノ全集の第七巻、完結編。
■縄文連祷 三善晃作品集2/栗山文昭(VICTOR)
三善晃の合唱作品集。
個人的には「動物詩集」が面白かったです。
"子猫のビッチ"は一音符に多音を割り当てて
合唱らしからぬ躍動感を出してますし、
"ひとこぶらくだのブルース"はブルーノートを多用。
■クレーの絵本 三善晃作品集4/栗山文昭(VICTOR)
■GYORGY LIGETI:CLEAR OF CLOUDY/(GRAMMOPHON)
グラモフォンに残されたリゲティの作品集。4枚組。
コンプリートらしいんですが、ピアノ練習曲1集の2、4曲しか
収められてません。それしか録音しなかったんでしょうか?
■HENRYK GORECKI :STRINGS QUARTET NO.1-2
/KRONOS QUARTET(ELEKTRA NONESUCH)
1番は音が怖いです。2番はカッコイイです。
■ALBINONI&VIVALDI:MUSICHE VEZEZIANE/(CLAVES)
なんで急にバロック音楽かと云いますと、
海外サイトでCDを買ったら、間違って送られてきたってだけの話。
クレームをつけるのも面倒なのでそのまま受け取ってしまった。
■AMERICA:A PROPHECY/THOMAS ADES(EMI)
バロックの後はトーマスアデスで(笑)。
私より年下の作曲家ですわ。
表題曲はメゾソプラノ+オケ+コーラスの大曲。
■MARTINU COMPLETE PIANO MUSIC 1
/GIORGIO KOUKL(NAXOS)
■MARTINU STRINGS QUAETES NOS.3&6
/MARTINU QUARTET(NAXOS)
■MARTINU COMPLETE PIANO MUSIC2
/GIORGIO KOUKL(NAXOS)
■HOLST MENI MORA/VARIOUS ARTISTS(NAXOS)
全時代的な作風だ…。やっぱり好みじゃないです。
右肩に「HEIANDO」のラベルが…。長野の本屋やん。
って事は6~7年間未開封だった…。
■FEDERICO MOMPOU:MUSICA CALLADA
/HERBERT HENCK(ECM)
モンポウのひそやかな音楽1~4集。
■SANDOR PLAYS PROKOFIEV VOL.2/(VOX BOX)
■SRTRAVINSKY:PETROUCHKA etc.…
/MAURIZIO POLLINI(GRAMMOPHON)
■LIGETI REICH:AFRICAN RHYTHMS
/PIERRE-LAURENT AIMARD&AKA PYGMIES(TELDEC)
ピエールローランエマールとアカピグミー民族による
プリミティヴなアルバム。
民族音楽の合間合間にライヒとリゲティを挟んだ構成。
クラシックはジャズ以上に疲れます。
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July 31, 2008
日が沈んでもまだ蒸し暑い。
iPodを聴きながらの会社からの帰り道。
地下鉄への階段を降りていき、
冷房の空気が体をすり抜け始めたあたりで
耳元の音楽はラヴェルのピアノ曲”鏡”の一曲目、
"蛾"に変わった。
今まで聴いた"蛾"の中でもゆったりとしたテンポ。
鱗粉を撒き散らしながら、
蛍光灯の下で残像をちらつかせている感じ。
こんなイメージのくっきりした"蛾"は初めてだった。
ランダム再生を止めて、"鏡" 全曲を聴く事にする。
iPodのディスプレイを見ると、演奏者は
JEAN-PHILIPPE COLLARD。
全体的にゆっくり目のテンポで淡々と弾いてるけど、
音の粒がとてもくっきりしている。
何だか凄く気に入ってしまった。
"鏡"は"道化師の朝の歌"を除けば好きな組曲。
"道化師~"一曲の為にどうも聴く頻度が低くなってた気がする。
頻度が低いって云っても何百回と聴いてるだけど、
それでも再発見したみたいでちょっと嬉しい。
家に帰って、もう一度"鏡"を聴きなおす。
やっぱりいい感じだわ。
ま、とにかく、聴きたい音楽がある時って、
いいですね。
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July 12, 2008
ふと思い立ち、MIDI環境を復活させる事にしました。
音源は昔のSC88proでいいとして、
シリアルケーブル、シーケンスソフトがない。
って事で、当時使ってたケークウォークの後継ソフトらしい
MUSIC CREATORのソフト単体と
シリアルミディケーブルを購入し、これで万事OK。
…の筈だったんですが、
シリアルミディケーブルって
Vista用のドライバーがないんですね。
仕方がないのでノートPCの方で環境を作ろうと思ったら、
RS-232Cのコネクタ自体があらへんがなー。
万事休す。
どうしたものかとローランドに質問メールを送ったところ、
接続にはUSB-MIDIのインターフェイスを使えば、
SC88でもVistaで使えますよ、との事。
喜び勇んで、早速それを購入。
SC88proの背面のスイッチをmidiに切り替え、接続。
何の苦もなく、昔のデータがちゃんと鳴りました。
よっしゃー。
シリアルミディケーブルは無駄になってしまったけど、
ま、いっか。一回呑みに行ったと思えば…。
これで止めたらよかったんですが、
実は手元には他にも音源が2つある。
MU80とVL70-mです。
これも使えるようにしようと思い、
段ボールの中から音源を探し出し繋げようとすると…、
あー、ヤマハの音源はACアダプタが別だー。
再び段ボールやら整理箱やらを家捜しし、
ようやくACアダプタ2つを見つけることができました。
あとはPCと接続し、更にスピーカーと繋げようとすると…、
あー、ヤマハの音源はジャックが太いやんー。
三たび段ボールやら整理箱やらを家捜しし、
ようやく変換プラグを2つ発見。
しかし、MU80とVL70-mを同時に鳴らすに
どう接続したらいいんだっけ?
昔はどうやって繋げてたんだっけ?
あれ?ウィンドシンセのWX11はどこにいったっけ?
結局、面倒になって、YAMAHA関係は放棄しました。
ま、使ってたのは殆どSC88だったし、よしとしよう。
さて、次は念願のエムニさんの作品を聴くかー。
あ、レコポデータだ…。
戦いはまだまだ続く。
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July 11, 2008
今年はボサノヴァ誕生50年なんだそうです。
それはめでたいと云うことで、
私の好きなこのアルバムのこの曲を集めてみました。
□FALSA BAHIANA
■BELEZA PURA
/TRIO MELERO-MIGUEZ-IOVINO(RIP CURL RECORDINGS)
いきなしアルゼンチンのボサノヴァでスタートです(笑)。
ひなたぼっこをしてるようなユル~い雰囲気ですが、
この可愛いヴォーカルがたまりません。
□THE TELEPHONE SONG
■BLUE BOSSA/ANA CARAM(CHESKY RECORDS)
"テレフォンソング"は「GETZ AU GO GO/STAN GETZ(VERVE)」の
アストラッドジルベルトの初々しいヴォーカルと
電話の音を真似したゲッツのトリルが印象的なんですが、
レコードが実家なので代わりにアナカランを。
ちょっとカタいけど、悪くないです。
□CHEGA DE SAUDADE
■THE LEGENDARY JOÃO GILBERTO/JOÃO GILBERTO(WORLD PACIFIC)
この曲がまさにボサノヴァ第一号と云われる作品であります。
50年経ってもメロディラインが新鮮ですねぇ。
このジョアンの囁き戦法が未だにボサノヴァのイメージそのもの。
って云うか、この雰囲気からはみ出すとボサノヴァじゃなくなるかも。
□A GAROTA DE IPANEMA
■TRIBUTE TO ANTONIO CARLOS JOBIM/BELEZA(SAMSON RECORDS)
ボサノヴァ最大のヒット曲が"イパネマの娘"ですね。
ここはBELEZAの唄で。あ、この人もアルゼンチンだ。
イパネマは色んな人が歌ったり演奏したりしてますが、
結構捏ね繰り回して演るので、
こう云うストレートなのんを聴くとホッとします。
□DINDI
■SEM VOCE/JOYCE & TONINHO HORTA(OMAGATOKI)
ジョビンの名曲をジョイスとトニーニョオルタで。
□A VIDA LEVA
■FUTUROS AMANTES/ANA MARTINS(RIP CURL RECORDINGS)
ジョイスの娘、アナマルチンスを初めて聴いた時は
ボサノヴァを聴いてて良かったなぁと思いました。
こんなに幸せな音楽って、そう滅多にありませんからねー。
ちゃんちゃいお~ん。
□VOCE JA FOI A BAHIA
■CANTA CAYMMI/ROSA PASSOS(LUMIAR DISCOS)
私の一番好きなホーザパッソスのドリヴァルカイミ作品集より。
和泉雅子みたいなおばちゃんだけど、ちょっとハスキーで愛らしい声。
□CAMINHOS CRUZADOS
■INTERPRETAM CANÇES DE ANTONIO CARLOS JOBIM
/CAROL SABOYA & NELSON FARIA(LUMIAR DISCOS)
キャロルサボヤはアントニオアドルフォの娘。
デビューアルバムから抜群のテクニックを発揮してました。
ちょっと若さで張り切り過ぎてた感じもありましたが、
このアルバムでは一気に大人の歌手になった雰囲気です。
魅力的なヴォーカリストですねぇ。
□I REALLY SAMBA (EU SAMBO MESMO)
■JOÃO/JOÃO GILBERTO(PHILIPS)
ジョアンの60歳ちょい前のアルバムです。
それに「JOAO」ってタイトルを付ける辺りが何か凄いなぁと。
個人的にはジョアンのアルバムの中で一番好きな作品。
□O PATO
■DO BRASIL/TRIO ESPERANÇA(PHILIPS)
三姉妹のコーラスグループです。
姉妹だけあってハモりが綺麗です。
アカペラで唄う"O PATO"のかわいらしい事。
このアルバムの収められた"SAPPORO 76"も面白い。
日本語なんですよ。
「私、私はとても幸せね~、あなたの愛に包まれているから。
すみません。」
なんで「すみません。」なのかがよくわかりません(笑)。
□SAMBINHA BACANA
■INFLUENCIA DO JAZZ/KAY LYRA(VIDEOARTS MUSIC)
ケイリラはカルロスリラの娘。
この曲も日本語まじりです。
同じメロディラインなのにポルトガル語だとスタイリッシュに聴こえ、
日本語になると一気にムード歌謡の様に聴こえてしまいます。
□ÁGUA DE BEBER
■QUARTETO JOBIM-MORELENBAUM/(EMARCY)
ジョビンの息子と孫+モレレンバウン夫妻のユニット。
個人的に"AQUA DE BEBER"を聴くと、凄く懐かしいです。
きっと子供の頃にどこかで聴いたんだと思います。
□MINHA VOZ MINHA VIDA
■BOSSANOVA 2001
/RAMON LEAL & BEATRICE BINOTTI(MARINA)
RAMON LEALによるヨーロッパテイストのオシャレボッサ。
でもこのヴォーカルがよろしおます。
高音域がちょっと不安定になるところが可愛い。
…こんな事を書くから、声フェチと云われるんだね(笑)。
□AH, SE EU VOU
■BRASEIRO/ROBERTA SÁ(MP,B)
ボサノヴァと云うよりもサンバ色のブラジル音楽です。
「21世紀のブラジル音楽を担うの期待の歌姫」ってコピーと
ジャケ写の可愛さに惹かれて買ったらアタリでした。
□THE DUCKS
■HEAVEN HERE/ROMERO&PAMELA(AOSIS RECORDS)
ホメロルバンボと奥さんのパメラの仲睦まじい作品。
最初から最後まで無茶苦茶気持ちいいです。
□BEIRAL
■MORADA DO SAMBA/ROSA PASSOS(LUMIAR DISCOS)
ホーザパッソスの最も好きなアルバムより。
基本やさしく、時折情熱的に。
フェイドアウトが惜しいなぁ…。
□AQUELAS COISAS TODAS
■DURANGO KID 2/TONINHO HORTA(BIG WORLD MUSIC)
天才トニーニョオルタのギターと声。
ワンアンドオンリーな音楽ですね。
□SAMBA DO CARIOCA
■BOSSA CARIOCA/小野リサ(東芝EMI)
小野リサも一発行っておきましょう(笑)。
このアルバムが一番好きかな。
上のモレレンバウンのアルバムと同じく、
ジョビンの息子と孫が参加しております。
彼女の声はやっぱり魅力的です。
□DEVOLVA-ME
■PERFIL OS MAIORES SUCESSOS
/ADRIANA CALCANHOTTO(SOM LIVRE)
アドリアーナカルカニョットはボサノヴァの人ではありませんね。
割とセンスはフォークとかポップス寄りだと思います。
でも、何か惹きつけられるんですよね。
去年、日本に来ていた事を後で知りました…。くー。
□ZINGARO (RETRATO EM BRANCO E PRETO)
■AMOROSO/JOÃO GILBERTO(WARNER BROS.)
最後はジョアンで〆ます。
全てのボサノヴァの曲の中で一番好きな曲が
この"白と黒のポートレイト"です。
マイナーなメロディが好きなのはやっぱり日本人的かなぁ。
だらだら長くなりましたが、これで大体CD一枚分くらいですね。
ボサノヴァって曲が短いんだよなぁ…。
ではでは、この辺で。
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July 02, 2008
今日は病院の検査で休み。
軽度の脂肪肝を宣告され
すっかり凹んでるトコロに
こんなモノが届きました。
道/水木一郎(COLUMBIA)
水木一郎デビュー40周年記念、
CD5枚+DVDのボックスです。
全116曲収録。
予約注文してたことすら
すっかり忘れてました。
って云うか、した記憶がない。
どーせ酔っ払ってクリックしたんでしょ、おいら。
全然アニメファンではありませんが、
アニキと山本正之は別格です。
アニメは苦手ですが、テレビマンガは好きでしたから。
自分で云うのも何ですが、水木一郎の曲は
私の声と声域にとても合っていて、
カラオケで歌うと気持ちいい上に、なかなかサマになります。
他の客からリクエストがかかる事もあるんですよ、いやホント。
あー、これをiPodに入れて聴いたら、
厭な事があっても全部吹き飛びそうだなぁ…。
脂肪肝なんかで凹んでじゃいけない。
「脂肪漢」って書くと、カッコイイぢゃないか。
って事で、iTuneにインポートしようとしたら、
まだCDDBデータベースに入ってないんでやんの。
116曲も自分で打ち込むのは面倒なので
誰かが入れてくれるまで待とう不如帰。
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June 22, 2008
ずっと雨で鬱陶しいので、
iPodの中身を入れ替え。
小難しいジャズを削って
ブラジル音楽を大量取り込み。
暑くなってくると、
ジャズ比率はカクッと落ちますねぇ。
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June 13, 2008
珍しく更新が滞っております。
捻挫して、胡坐がかけず、
和室に置いてるパソコンの前に座れないのです…。
って事で、昔作った曲でお茶を濁します。
"曇った午後"ってタイトルの曲です。
ちょうどこの季節の明るい曇り空のイメージで作りました。
やたら高音のベースソロとか、あざとい引用とか、
直したいところは山ほどあるんですが、
midi環境を喪失しておりますので、
当時のまんまアップします。
曇った午後/志保龍Q
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June 08, 2008
CDの重複買いはよくやってしまいます。
そしたら、中古屋には売りに行かず、
友達にあげる事にしてるんですけど、
とうとう「重複あげ」をしてしまった様です。
タローのラヴェルピアノ曲集。
そんなに好きな作品ではないんですが、
ラヴェルのピアノ曲集はとりあえず
一通りおさえておきたいし、
"Le parade"や"Menuet en ut dièse"が
入ってるのは貴重だし…。
って事で3回目の購入。
"クープランの墓"ばっかり聴いてたので、
他の演奏も通しで聴いてみる。
全体的に淡々としていて、好ましい演奏。
特に"鏡"は静かに聴き入ってしまいました。
うん。
市価の三倍を費やしたけど、
損な買い物じゃなかった。
と、自分に云い聞かせる。
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May 27, 2008
5月25日(日)は西山瞳トリオライヴに行きましたが、
同じ日に近所のバーCASKでも
10周年記念ライヴがあったんですよね。
西山さんのライヴが早めのスタートだったので、
終了時間も思ったよりも早かった。
ならばと云う事で、帰りにCASKを覗くと、
ライヴは終わったみたいでしたが、まだお客さんが一杯。
いつもと違う感じでワイワイ楽しそうな雰囲気でした。
この日はホントは要予約だったんですけど、
入れてもらってカウンターの隅で呑む事にしました。
すると、予定外(?)の追加ステージが始まったんですねー。
をー、ラッキー。
楽しいアコーディオンとギターの演奏でありました。
ボタン式のアコーディオン、かっこいいなぁ…。
って事で、CASKのマスター、10周年おめでとうございます。
これからもちょくちょく寄らせていただきます。
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May 10, 2008
先日、MRI検査を受けました。
台の上に固定されて、でっかい装置の中で十数分。
退屈すると思いきや、結構面白かったです。
安定した機械のモーター音がずっと聴こえてて、
磁気発生装置(?)の発するパルスが重なります。
時折、周期の違う2~3種類の音がシンクロして、
不思議なうねりを生み出したりするのです。
そして、自分の呼吸の音が一番近くに聴こえる。
正にミニマルミュージックです。
MRAよりMRIの方がクォリティが高かった。
皆様も是非(笑)。
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May 05, 2008
GWの帰省は家族連れだと、
わいわいがやがやでしょうが、
独りモンの場合は結構地味で暇です。
パソコンレスも耐え難いですが、
音楽レスはもっとつらい。
no music no wife
…つまらん。
実家には一枚のCDもないので
必然的にLPを聴く事になるんですが、
片面20-30分で掛け替えるのは、
かなり面倒くさい。
昔は
「LPの片面くらいの時間がちょうどいいや。」
って思ってたのになぁ…。
なので、iPodをアンプのAuxに繋げてみました。
をー、快適。
かなりアナログ的ですが、
きわめてiTune感覚に近い。
現在iPodには11505曲入ってるので、
ランダム再生すると、殆んどUSEN状態です。
ま、ケニーワーナーのややこしいピアノの次に
桂雀々の落語が流れるチャンネルなんて
あり得ませんけどねー。
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April 20, 2008
ケイリラを聴きながら、
朝の紅茶。
上手に淹れられた。おいしい。
外は良い天気だし、
ぶらぶら出かけようかと、
ネットで近くの美術館などの催しを調べるも、
今ひとつ琴線に触れるものがなく…。
はてさて、どうしようかなぁと、
無計画に時間を過ごしているこのひとときが
一番幸せ度が高いかもしれないです。
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April 11, 2008
PC上で聴いた音楽のログをネットにアップして
ネット上で音楽コミュニティを作ろうって試みだった音ログでしたが、
運営者の負担が大きい上、採算が合わなかった様で
一旦サービスが終了してしまいました。
blogパーツとしてずっと使ってたので凄く残念です。
いくら下らないネタを書いていても、
サイドバーの音ログに表示されるジャケ写があれば、
「あ、ここは本来、音楽のblogなんだな。」
と思ってもらえていた筈なのです。
時々、調子っぱずれなジャケットを表示して
笑わせてくれましたしー。
新サービスも検討しているようですので、
期待して待つことにします。
とりあえずは賑やかしに
Love Jacketってブログパーツを付けました。
iTuneなどとは連動してなくて、
あらかじめ選んだモノをスライド表示するだけ。
手動で入れ替えるのはなかなか面倒だなぁ…。
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March 22, 2008
今日から光接続になったんですけど、
ADSLと体感速度はあんまり変わらないなぁ…。
NTTまで100mもないくらいの距離だから
電話線でも十分速かったのかも。
で、接続にきたNTTの人が
パソコンの設定をしながら、
横のオーディオラックを
チラチラ見てるんですよね。
(ひょっとしてオーオタ?)
マニアックな話をされても困るので、
私は知らない振りをしてたんですが、
ついに彼が躊躇いがちに口を開いたっ。
「これって高そうですね。
一つ10万くらいするんですか?」
あらら、全く逆でした。
どんなジャンルでも門外漢は
値段から入ってきます。
私が大体の価格を云うと、
目を丸くしながら、
「えー、車が買えるじゃないですかー。」って。
出たー、お決まりの反応。
行間を読むと、
「たかがCD聴くのに何で車一台分の金をかける必要があるの?」
って価値観が見え隠れしております。
きっと、どう説明しても理解してもらえないので、
「私、車持ってないですし、独身ですから。」
と、本意ではないセリフで逃げておきました。
でも、本当に云いたかったのはこう云う事です。
「私はオーディオマニアではありません。
しかもレコード&CDコレクターでもありません。
聴く事に悦びを感じている普通の音楽好きです。
新しい音楽との出会いを求めてるうちに
沢山のレコード&CDが集まってしまいましたが、
集める事を目的にしている訳ではありません。
しかし、ソフトが増えすぎて、
自分でも把握しきれなくなってきたのも事実。
そこで、音楽からより多くの悦びを得る為には
新しいソフトを購入するよりも
手持ちのソフトの音質を底上げした方が
価値のある投資ではないかと考えました。
1枚あたりの満足度が1.2倍になったとしたら、
"×枚数分"の総満足量になるのではないかと思ったのです。
で、社内の積み立て貯金を解約してオーディオを買いました。
とりあえず満足できるシステムが組めたので、投資は終了。
後は音楽を聴き続けるだけです。」
音楽好きの皆様ならわかってもらえますよね?
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March 08, 2008
朝、寝間でうとうとしてたら、
「カレーうどんのうた」の続きのメロディが
浮かんできてしまいました。
なんか無性に曲を完成したくなり、
我が家にある録音できる機材を掻き集め、
どうにかこうにかmp3データをでっち上げました。
モバイルシーケンサーQY70でカラオケを作り、
安物のステレオで鳴らしつつ、
安物のマイクを繋げて、MDで生録り。
手抜きな上に、歌は専門外なので
クォリティはきわめて低いです。
それを踏まえた上で暖かい耳でお聴き下さい。
カレーうどんのうた【完結編】
作詞・作曲:志保龍Q
あしたのひるはカレーうどん
あしたのひるはカレーうどん
でもね、こんやたべちゃいそう
でもね、こんやたべちゃうな
(繰り返し)
ちゅっちゅっちゅる ちゅっちゅっ ちゅるるる
ちゅっちゅっちゅる ちゅっちゅっ ちゅるるる
ぼくはあさもひるもよるもカレーうどん
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March 04, 2008
3月3日のひな祭り、
名古屋のジャズのライヴハウスLOVELYで
渋谷毅+小川美潮+金子マリの
「両手に花」ツアーを聴いてまいりました。
渋谷毅+小川美潮を聴くのは何年振りでしょう。
JIROKICHI以来ですから6年以上は経ってますわ。
それだけに期待は膨らみ捲くってたんですけど、
それはそれは夢の様なひとときでした。
彼女の唄は本当に素晴らしい。
私にとって、あらゆる全てのジャンルで
最もフェイヴァリットな歌手であります。
特に渋谷さんとの"花の答え"は心が震えます。
考えてみたら、この曲ってどのアルバムにも入ってないですね。
やっぱり、このデュオのアルバムを作って欲しいです。
金子マリはかなり酔っ払った状態で唄ってました。
呂律も回ってなくて、どうなる事かと思いましたよ。
ま、何とか唄い切ってはりましたが。
最後は三人での演奏になり、
ここで逆に酔っ払い状態が生きてきました(笑)。
しっちゃかめっちゃかになりそうでならない面白さ。
大盛り上がり大会になりました。
ジョビンの"3月の雨"の日本語ヴァージョンが傑作でした。
あと"DEAR MR.OPTIMIST"も良かったです。
この曲聴くと、喉の下辺りまでじんわり熱くなってくるんですよねぇ…。
次の名古屋ライヴはいつだー。
絶対に行くー。
何が何でも行くー。
女房を質に入れてでも行くー。
いないから入れられないが。
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March 02, 2008
ついに小川美潮の新譜が発売になりました。
現在活動の中心になっているウズマキマズウ名義のCD。
「宇宙人/ウズマキマズウ(AGOGA)」
全7曲と短めではありますが、内容は濃いです。
ソニー時代のよそいきで完成度の高い作品とは違って、
チャクラの頃の天然色な(笑)小川美潮が聴けます。
個人的な事ですが、関東に住んでいた頃、
小川美潮のライヴに足繁く通っておりました。
ちょうどその頃、高円寺のJIROKICHIや
吉祥寺のSTAR PINE'S CAFEで
産声を上げた曲が大半を占めており、
感慨無量であります。
メンバーがこれまた凄い。
小川美潮(vo)
大川俊司(b)
板倉文(g)
Mo*To(key)
BaNaNa-UG(key)
Mac清水(perc)
whacho(perc)
青山純(ds)
これをフルマキマズウと云うんだそうです(笑)。
尚、これに先立ち、JIROKICHIでのライヴを収めた
2枚組CD-Rも出ておりました。
あやうく買い逃すところでした。
これを機に小川美潮のCDが定期的に出ますように…。
充電期間が長すぎましたもん。
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March 01, 2008
再びお知らせです。
昔の記事のCDの感想文のうち
ジャケ写を載せてなかった分を追加しました。
カテゴリーのジャズから入っていただければ
ご覧いただけますが、
別に敢えて見て貰う程の事ではありません。
更新したアルバム一覧は下記の通りです。
------------ 8< ------------
THE UNKNOWN JOBIM/DAVID LIEBMAN(GMN)
SARABANDE/FRED HERSCH(SUNNYSIDE)
QUICKENING/FRANK KIMBROUGH(OMNI TONE)
IN SO MANY WORDS/TRINE-LISE VAERING(STUNT RECORDS)
WHAT'S NEW AT F/EDDIE GOMEZ(Fレーベル)
MY FAVORITE THINGS/ORNA(SEVEN SEAS)
MAGIC BOX/JOE HAIDER(JHM RECORDS)
WELCOME HOME/JEAN-MICHEL PILC(DREYFUS)
I FOUND LOVE/DENZAL SINCLAIRE(EMARCY)
AFRICAN BREEZE/DOLLAR BRAND(EAST WIND)
RECYCLE/MIKE MELILLO(PHILOLOGY)
THREE TRIOS/NGUYEN LE(ACT)
SUNDAY/THE LIFE OF A TRIO(OWL)
THE BOY NEXT DOOR/STACEY KENT(CANDID)
UMAI/ERIC VLOEIMANS(CHALLANGE)
APOGEO/MAURO NEGRI S.F. GROUP(SPLASCH)
ROOT DOWN/JIMMY SMITH(VERVE)
BRAZILIAN SKETCHES/JIM TOMLINSON(CANDID)
TRISTANO/STEPHAN OLIVA&FRANCOIS RAULIN(HARMONIA MUNDI)
DEAR LIFE/JOE LOCKE&4 WALLS OF FREEDOM(SIROCCO MUSIC)
THIS IS CHRIS/CHRIS CONNOR(BETHLEHEM)
VIRA VITA/NICOLA STILO(VIA VENETO JAZZ)
ずっと西荻/渋谷毅オーケストラ(林泉)
LOXODONTA AFRICANA/RICKY FORD(NEW WORLD RECORD)
GO THERE/南博(EWE)
SONG WE ONCE KNEW/CHRIS KASE(SATCHMO JAZZ RECORDS)
------------ 8< ------------
意外と手間でした…。
自分で紹介しておきながら、記憶にないアルバムもチラホラ。
感想文を読んでるうち聴きたくなって、
何枚か聴いてみたところ、
「なるほど、書いてる意味はわかる。」
って感じでした。
4年近く前の耳とあんまり変わってないのね、オイラ。
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February 02, 2008
事務所の工事で早く会社を追ん出されたので、
近所のバーCASKで気持ちよく呑んで
帰ってきたら、まだ9時前でした。
無性に女性ヴォーカルが聴きたくなって、
酔い覚ましの珈琲を呑みながら、
あれこれ聴いてみる事にしました。
ビール1杯、モスコミュール1杯、
ウィスキーロック3杯を呑んでの文章なので、
若干の破綻はあると思いますが、ご容赦ください。
■S+4/SMITTY(SELF-PRODUCE)
オーソドックスな大人の女性ヴォーカル。
気取りすぎず、頑張りすぎず、
自然体でジャズが滲み出ている感じが気持ちいい。
録音もよくて、ど真ん中にリアルな音像が立ちます。
時々聴きたくなるさり気なくお気に入りの一枚。
酔った勢いで秘蔵品の公開です。
■檸檬の月/小川美潮(SONY)
久しぶりに"はじめて"を聴いたら涙が出てきました。
小川美潮の声は今まで出会った中で
もっとも素敵な声だと思います。
彼女のアルバムが長らく出ていないのが寂しくて仕方ない。
東京にいる頃はライヴにも行けたけど、
それ以外の場所では聴けて年に一度。
私に財力があれば、小川美潮+渋谷毅のデュオで
アルバムを作りたいと妄想してしまう。
いっそたのみコムで署名を募ろうか…、って集まらへんわな。
■AFTER GIRL/こなかりゆ(GOOD HUMOUR)
こなかりゆの魅力は奔放な歌詞と
未熟ながら気持ちが優先する唄だと思います。
病魔に蝕まれ、視力を失ってしまい、
活動を中断していました。
また細々と歌い始めたのを知ったのがつい最近。
ネットで買ったアルバムは手作りのチープな音でしたが、
彼女の思いが一杯詰まった素晴らしい作品でした。
ジャケットも手作り。
■QUIET/SHEILA CHANDRA(INDIPOP)
ヴォーカルと云うよりヴォイスです。
インド音楽の微妙な音階と複雑なリズムを
高いレベルでポップスと融合させたSHEILA CHANDRA。
インドの土臭さよりも、崇高さが先に立つ音作り。
彼女の声はとてつもなく美しいです。
■JE NE CONNAIS PAS CET HOMME
/BRIGITTE FONTAINE(SARAVAH)
いかん、どんどん重くなっていくぞ(笑)。
ブリジットフォンテーヌとアレスキの傑作。
音数の少ないプリミティヴな音作りで
静かなアヴァンギャルドって感じです。
アレスキの露出度が高いのもこのアルバムの特徴。
唄と云うより言霊の世界ですね。
■LES BLANCHISSEUSES/SAKANA(SSE)
ブリジットフォンテーヌ&アレスキを聴くと、
続けて聴きたくなるのがSAKANAです。
間違いなく同じ匂いが漂っています。
このアルバムも20年前になるんですね。
実験色が強い反面、ポコペンの唄い方もまだ普通(笑)。
西脇一弘の不思議なサウンドが続く中、
急にビートルズの"I SAW HER STANDING THERE"が出てきて
ちょっとホッとしたり…。
■( )/JON&UTSUNOMIA(HOREN)
いかれポンチな音楽はこれで最後にします。
JONの訳のわからない音楽を全面的に堪能できるCD。
しかし昔よりちゃんとオルガンを弾いてますね。
昔はコード進行も何も関係なかったけど、
このアルバムではちゃんと音が合う、ところがある(笑)。
紙一重の天才です。
…あ、やっぱり、一線、越えてしもてますわ。
■IT'S LIKE THIS/RICKIE LEE JONES(ARTEMIS)
この流れからまともな方向に持っていこうとすると
リッキーリージョーンズしかないと判断しました。
我ながら、ナイス選択。
ファニーヴォイス――と云うかロリータヴォイスと云うか――
で独特の世界を表現をする彼女の音楽は嵌れば深い。
このアルバムは彼女の作品の中でも
多くの人を惹き付ける分かりやすさが備わってると思います。
■SEGUNDO/JUANA MOLINA(DOMINO)
打ち込み系の音作りをバックにけだるいヴォーカル。
友達のheliさんに教えてもらったアルバムです。
時々引き出して聴きたくなる魅力があります。
■WHO ARE YOU?/LINDA PETTERSSON(TOUCHE MUSIC)
あれこれ経てやっとジャズに戻ってきました。
北欧のヴォーカリストって魅力的な人が多いですね。
このLINDA PETTERSSONも女性的で透明感があって、
それでいて人肌の柔らかさの漂う声質。
「LIGHT&SHADE/(NOCTURNE)」を聴いてファンになりました。
クォリティはこの「WHO ARE YOU?」の方が高いかも。
ジョニミッチェルの"ALL I WANT"が無茶苦茶いい。
ANDERS PERSSONのピアノもたっぷりのソロが聴けます。
そろそろ夜も更けてきたので、この辺で。
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January 05, 2008
三が日は引き篭もり正月だったので
四日目になってやっと初外出でした。
行きたいところ巡礼の一人歩き。
こんな一日だった、ってだけのダラダラ日記です。
JR住吉駅で下車してとんかつのながた園へ行く。
ここに行くのは震災以降初めて。
昔は古い市場の入り口にあった小さな店だったが、
今はそこにKirara住吉って綺麗なビルが建ち、
店舗も綺麗に大きくなっていた。
漬物やちょっとした惣菜は取り放題、
ご飯、味噌汁おかわり自由のシステムは変わらず。
いつも頼んでいたMIXフライ定食を注文する。
衣が白っぽいぞ?
食べてみると案の定パン粉に油が残ってる感じ。
とんかつのソースは水あめっぽさが強く、
しょうゆは蛋白加水分解物の味がする。
昔と味が変わったのか、私の舌が変わったのか、
頭の中でイメージが膨らみすぎていたのか…。
そのまま梅田に出る。
レコード屋巡りの予定だったが、
ジャズ専門店ミムラを覗いたら、そこで予算オーヴァー。
今、この日記を書きながら、その内の一枚、
「SLOW DOWN/SOFIA PETERSSON(PROPHONE)」
を聴いてるところ。
完全なジャケ買い。
見えるところにはパーソネルが全くかかれていなかったが、
中を見るとKARL-MARTIN ALMQVISTが参加してる。
取り上げてる曲もプリンスやポールサイモンなどが混じって面白い。
あ、タイトルの「SLOW DOWN」は"59TH STREET BRIDGE SONG"の
冒頭の歌詞から取ったのかな。
"君の瞳に恋してる"もファニーヴォイスにぴったりの愛らしい仕上がり。
"TEACH ME TONIGHT"はアレンジも凝ってて楽しい。
可愛い声+イカツイ演奏と云う陵辱テイストが堪らない(笑)。
ちょっと見っけもんのアルバムだった。
晩飯は堂山町の焼鳥せんぼんに行く予定だったが、
残念ながら正月休み。
予定が狂ったので、そのまま難波に出る。
一芳亭を覗きに行くとそこも休み。
千日前の鳥鮮は潰れて虎キチの居酒屋になってた。
更に足を伸ばして串カツの二色も正月休み。
さてさて、一人で入りやすい店が思い浮かばずウロウロ。
戎橋通りは初詣の人波に負けないくらいの人出だったが、
筋が違うと全く人がいない。
人ごみを避けて難波臭い雰囲気を味わいつつ更にブラブラ。
相合橋から道頓堀川を臨むとこんなに汚い。
ぶらぶらがてら法善寺の水掛不動で手を合わせる。
で、そのすぐ横で見つけた物件。
ガンダムファンなら大喜びか。
晩飯は相合通りで見つけた串くわ焼きのたこ坊に入る。
5時前の入店時には客もちらほらだったが、
あっと云う間に満席状態。
新年の挨拶をする客も多かったので常連率は高そう。
串くわ焼や揚げ物を色々いただく。
面白かったのはえびパン。
食パンの上に海老のすり身を乗せて揚げてある。
パンがやや油っぽいけどなかなかジャンクなウマさ。
串くわ焼はタレの焦げの香ばしさがポイントなんだろうけど、
店が込んでくるとコントロールし切れてない感じがした。
椎茸バター焼きなんか鉄板に残った焦げが付着して
苦かったりしたもんなぁ。
ほろ酔いで店を出たのが、まだ六時前。
小休止。
法善寺の老舗喫茶店アラビヤ珈琲店でマンデリンを飲む。
美味しかった。
恋さん通りなんて名前昔からあったっけ?と思いつつ、
その通り沿いのビルにあるYAKATA de Voceに行く。
今は年に何度かしか行けないが、長いつきあいのお店。
昔は硬派なジャズ喫茶だったが、少しづつ丸くなり(笑)、
今はジャズとボサノヴァのヴォーカルライヴ中心のバー。
この日のライヴは東ヤスノリ(g,vo)、ユウミ(g,vo)。
セミプロクラスの演奏ながら、難しい音程の曲をしっかり唄ってる。
ユウミさんはまだ20歳なんだそうで。わ、若い。
隣に座った人と話をしたりして、タイムリミットまで楽しく過ごす。
以上、ダラダラ日記でした。
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December 24, 2007
思いっきり手抜きデータです。
伴奏もアドリブも全部BAND IN A BOX任せです。
酔っ払って地下鉄の入り口の階段で
潰れて座り込んでるAさんの印象を曲にしました(笑)。
冷えた階段
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昨晩、近所のバーで一人呑んでました。
マスターは年末休みなしで店を開けるとの事。
私が「クリスマスはお客さん多いんでしょ。」と訊ねると、
「どうでしょう。カップルは来ますが、
一人のお客さんは敬遠しますからね。」
と答えました。
そうなんですよね。この日は一人だと肩身が狭い。
って事で、気を取り直して、クリスマスアルバム特集を。
■BENDING TOWARDS THE LIGHT...A JAZZ NATIVITY
/VARIOUS ARTISTS(MILAN)
訳のわからないジャケットで期待せずに聴いたところ
何だか凄い内容です。
とにかく顔ぶれが凄いんですわ。
グラディテイト、ロンカーター、ジョンファディス、ティトプエンテ、
デイヴブルーベック、ルーソロフ、ビルメイズ、
トゥーツシールマンス、クラークテリー、パキートデリベラ、
ライオネルハンプトンetc.…。
ライナーをちゃんと読んでないので間違ってるかもしれませんが、
1987年、1992年、1993年の音源を集めたもの。
ただ他のアルバムからの拾い集めではなさそう?
クリスマス企画のライヴの様です。
★★★★
■CHRISTMAS TIME IS HERE
/MONDAY OFF(VICTORIA COMPANY)
ちょっと古いスタイルの混声ジャズコーラスです。
優等生的な行儀よさですが、伸びやかな声で心地よい。
"EVERYBODY'S WAITING FOR THE MAN WITH THE BAG"
が気に入りました。明るくてうきうきする曲です。
"JINGLE BELLS"はエラのヴァージョンをコピーしてます。
★★★★
■HAVE YOURSELF A SOULFUL LITTLE CHRISTMAS
/KENNY BURRELL(CHESS)
ケニーバレルのストリングやブラスアンサンブル入りのレコード。
手元の盤はCHESSレーベルから1984年に出たモノ。
"THE LITTLE DRUMMER BOY"なんかラヴェルのボレロの様です。
演奏としては"MY FAVORITE THINGS"が熱くてカッコイイ。
アクースティックギターでの"AWAY IN A MANGER"もしっとりして○。
★★★
■SOUND OF CHRISTMAS/RAMSEY LEWIS(CHESS)
ラムゼイルイスの真っ黒なフィーリングのクリスマスアルバムです。
ここ10年くらいヨーロッパ系のジャズを中心に聴いてたので、
こんな黒っぽい演奏を久々に聴いた気がします。
きっと普通のジャズファンにはこう云うのがウケるのかなぁ。
”サンタが街にやってきた"はノリノリで演るんだろうと思ったら
スローバラッド仕立てでした。
ベストトラックは"CHRISTMAS BLUES"。コテコテです。
★★★
■CHRISTMAS ALBUM
/HERB ALBERT&THE TIJANA BRASS(A&M)
ハーブアルパート&ティファナブラスの名盤ですね。
あちこちで流れてるので敢えてここで書く事はないです。
"JINGLE BELL ROCK"が好きですね。
これを聴くと昔のジャスコのCMソングを思い出します。
♪ジャスコで会いましょ 素敵な笑顔で
★★★
■MERRY CHRISTMAS/BINGCROSBY(DECCA)
これこそ今更何も書く事はありません。
歴史的なレコード。
★★☆
■X'MAS FROM GREAT OLD FRIENDS VOL.1&2
/VARIOUS ARTISTS(ALTY)
1987年に発売されたオムニバスレコードです。
オールドフレンズのタイトル通り、古い録音ばかり。
一番古いものは1925年です。雑音だらけ。
サッチモのヴォーカルも数トラックで聴けます。
★☆
■A CHARLIE BROWN CHRISTMAS
/VINCE GUARALDI(FANTASY)
ヴィンスグァラルディトリオによる
ピーナッツのクリスマス特番のサウンドトラックです。
ジャケットは可愛いんですが、中身は割と地味なトリオ。
ヴィンスグァラルディ本人の演奏で聴くよりも
デヴィッドベノワとかで聴いた方が楽しいと思います。
★★☆
■HARMONY-THE CHRISTMAS SONGS
/NYLONS(SCOTTI BROS.)
ジャズではないかもしれませんが、
大御所アカペラグループナイロンズの
1994年のクリスマスアルバム。
このジャケットは日本盤のモノ。
刺激の少ない柔らかなハーモニーが心地よい。
完全なアカペラではなく、インストも入っています。
★★★
■SHE LOBED CHRISTMAS/SUE KELLER(HVR)
これまたジャズ的要素は全くありません。
SUE KELLERって女性のピアノの弾き語りに
コーラスやガラクタのパーカッションが乗っかって、
緊張感の薄い緩い演奏が続きます。
演ってる方は楽しそうですが、聴いてる方は、
近所のおばちゃんのクリスマスパーティに
無理矢理誘われて居心地が悪いって感じ。
とにかく木魚の音で気が抜ける…。
★
■CHRISTMAS AROUND THE WORLD
/VARIOUS ARTISTS(PUTUMAYO WORLD MUSIC)
同じ様なデザインのジャケットで企画モノを沢山出してる
PUTUMAYO WORLD MUSICのクリスマスアルバム。
これも全くジャズではありません。
世界の民俗音楽の着せ替え遊びを楽しむCDです。
★☆
■AN EMPIRE BRASS CHRISTMAS/
EMPIRE BRASS QUINTET(TELARC)
これまたジャズではありません。
クラシカルなブラスアンサンブルに
ヴォーカルとその他楽器が加わって
教会的なクリスマスソングを聴かせます。
しかし、エレキギターやキーボードも入るので
新しいのか古いのかわからないサウンド。
★★☆
■LET IT SNOW!/MICHAEL BUBLE(REPRISE)
マイケルブーブレは今をときめく若手イケメンヴォーカリストです。
オールドファッションドなスタイルで広い層をキャッチ。
甘い甘いヴォーカルをストリングスバックで聴かされると
きっと女性は堪らないんでしょうね。
★★★☆
■WHITE CHRISTMAS/MARTINA McBRIDE(RCA)
カントリー系の歌手です。
ジャケットが綺麗なので買ってしまいました。
内容は普通のポップスサウンドです。
少しだけハスキーで美しく伸びやかな声。
心地よいです。
★★★
■CHRISTMAS IS ALMOST HERE
/CARLY SIMON(RHINO)
大物歌手のカーリーサイモンです。
2002年のアルバムの筈ですので、
ジャケットの写真は57歳くらい?!
内容はフォークやカントリーの香りが強いです。
"HAPPY XMAS(WAR IS OVER)"が素晴らしい。
★★★☆
■AN OLD FASHIONED CHRISTMAS
/THE TRAIL BAND(SELF-PRODUCE?)
オールドファッションドもオールドファッションドな
古楽の雰囲気も漂うカントリー音楽。
カウボーイがいた頃の音楽みたいな感じですわ。
こんなもんまで紹介してどうする(笑)。
★☆
■ゆびきり 星降る夜のクリスマス/つじあやの(VICTOR)
最後は単に私の好みでつじあやのです。
写真は裏ジャケ。
夢見るような君と僕の純朴な愛のクリスマスソング。
つじあやのにはいつまでもこんな世界を描いていて欲しいです。
★★★★★
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December 16, 2007
歌は世につれ、世は歌につれ。
休日の午後のひととき、如何お過ごしでしょうか。
僕は元気です。
12月は昔から歌謡曲の総決算の時期ですよね。
日本レコード大賞があって、紅白があって。
そこで今回はウチでも日本のメロディを取り上げてみる事にします。
とは云っても昔からジャズとクラシックしか聴いてないので、
歌謡曲には疎い私です。
そこで、ジャズに於ける日本の曲を色々聴いてみる事にしました。
名づけて、しほたつ歌謡祭。
■CAMINHOS CRUZADOS/ANGELITA LI(STUNT RECORDS)
東洋系(?)のヴォーカリストのアルバムで
HANS ULRIKがフィーチャされてます。
聴き進めていると、いきなり聴いた事あるメロディが。
"UMA NOITE"ってタイトルなのでわからなかったんですけど、
これ"ワインレッドの心"です。
ポルトガル語で歌われると、元々ブラジルの曲に思えてしまいます。
凄く良いです。
このヴォーカリスト、気になって調べてみたんですが、
ジャズアルバムはこれ一枚しか出てないみたいです。
もっと聴いてみたいなぁ。
■TIMELESS/TIME FIVE(DENON)
アカペラの大御所タイムファイブの結成30周年アルバム。
全編日本語による歌謡曲のアカペラ作品です。
奇を衒う事なく曲の美しさをストレートに表現しています。
選曲も"上を向いて歩こう"や"星影の小径"の様な古いものから
"夜空ノムコウ"や"サマードリーム"あたりまで幅広いです。
個人的には"ひょっこりひょうたん島"とか"東京ブギウギ"の様な
アップテンポな曲も楽しくて好きですねぇ。
■KAIMONO BOOGIE/酒井俊(SS LABEL)
酒井俊の1996年のアルバム。
比較的有名なスタンダード中心なんですけど、
初っ端の"買い物ブギ"のインパクトがあまりにも強烈。
元々が関西弁のケッタイな歌なので、ゴリゴリ演るのに向いてます。
酒井俊と片山広明の掛け合いが凄い。
■夢の名前/酒井俊(BMGファンハウス)
酒井俊をもう一枚。
買い物ブギとは違って、言葉の強いシリアスな曲中心です。
岡林信康の"君に捧げるLOVE SONG"、美輪明宏の"ヨイトマケの唄"、
なかにし礼の"白い靴"、いずみたくの"別れの朝"、小椋桂の"愛燦燦"。
聴き終わった時、数時間は後を引く
■PEOPLE IN ME/ABBEY LINCOLN(PHILIPS)
荒城の月はセロニアスモンク&チャーリーラウズも演奏していましたが、
ヴォーカルでもアビーリンカーンが唄ってます。
但し、テーマを軽く唄ってる程度の短いトラック。
しかもBメロのコードワークがおかしいので気色悪いです。
■THE ARTISTRY OF HELEN MERRILL
ヘレンメリルの"五木の子守唄"です。
日本語で唄ってるので、青江三奈の様です(笑)。
ギターでチャーリーバードが参加しています。
この2年後に来日した際に尺八の山本邦山と録音した
「HELEN MERRILL SINGS FOLK(KING RECORDS)」でも
"五木の子守唄"と"中国地方の子守唄"を唄っています。
彼女の声質はハスキーで暗いので雰囲気ぴったりです。
■THE SHADOW OF LOVE/青江三奈(VICTOR)
ヘレンメリルの次は青江三奈で。
1993年に出たジャズスタンダードアルバム。
例えば"CRY ME A RIVER"なんかは重い声質に合っていていい出来。
その中で持ち歌の"伊勢佐木町ブルース"の英語ヴァージョンを唄ってます。
これがなかなかカッコイイんですわ。メンバーも贅沢。
他に「PASSION MINA IN N.Y./(VICTOR)」ってアルバムもありまして
こっちは豪華なメンバーを使ってコテコテのジャパニーズブルースを
日本語で唄っています。さすがにちょっとこれは…。
冒頭、"MOANIN'"から"伊勢佐木町ブルース"に変わるところは笑った。
■MOON DANCE/ANN SALLY(VIDEOARTS MUSIC)
アンサリーの2003年のアルバム。
ここでは"蘇州夜曲"と"星影の小径"を唄っています。
美しい佇まいを持った歌声ですねぇ。
日本語の美しさは一音一音節の中で生きる気がします。
■LOVE/綾戸智絵(EWE)
有名どころが続きます。
私が持ってる唯一の綾戸智絵のアルバム。
槇原敬之の"どんなときも"を英語で唄ってます。
三拍子にしてるのがとても合ってます。
■ジャズ色・歌謡浪漫/澄淳子(NIPPON CROWN)
この企画では取り上げない訳にはいかないでしょう。
全曲、懐かしの歌謡曲です。
"憧れのハワイ航路"、"カスバの女"、""星影の小径"、"君待てども"、
"港が見える丘"、"イヨマンテの夜"、"東京の花売り娘"etc.…。
巧みに英語と日本語を使い分けながら、落ち着いた演奏に仕上げてます。
他にも「VACATION IN LOVE」ってアルバムでは"恋のバカンス"を唄ってます。
■MOON OVER THE WORLD/ASIAN AMERICAN JAZZ TRIO(PADDLE WHEEL)
このトリオ名義で2枚目のアルバム(の筈)ですが、
ピアノがケイ赤木からTED LOに変わっています。
1993年の録音。
この"VACATION OF LOVE(恋のバカンス)"が絶品なんですわ。
もう何回聴いたかわかりません。
これに触発されて、昔、バンドでこの曲を演奏したんですけど、
凡人がやるとイナタイ感じになってしまいますわ。
■A GIFT OF LOVE/TUCK&PATTI(PONY CANYON)
"上を向いて歩こう"は色んな人が演り過ぎて食傷気味です。
けど、この二人のヴァージョンはとてもいいです。
PATTIのヴォーカルは天賦の華があると思います。
粗い黒人ヴォーカルは苦手だけど、この人の唄はしっとり肌理が細かい。
当然、タックアンドレスも凄いんですけどね。
■上を向いて歩こう/中村八大(東芝EMI)
って事で本家本元の中村八大の企画BOXモノ。
但し、本人の演奏での"上を向いて歩こう"はありません。
4枚組の4枚目に彼のピアノ演奏が収められており、
バップ色の濃い演奏も聴けて貴重です。
特に凝ったジャズアレンジの"木曽節"、"青い目の人形"、"夕焼小焼"、
"村祭り"、"七つの子"あたりが面白いです。
"こんにちは赤ちゃん"はクラシックピアノの練習曲風。
■オンステージアットアムステルダム/渋さ知らズ
海賊版の3枚組CDです。
この中で曲名不明って書かれているトラックの中に"天城○え"があります。
強烈です。唄ではなく咆哮に近いです。
アムステルダムでこれを熱唱した事自体凄いです。
■JINGLE JAZZ/VARIOUS ARTISTS(徳間ジャパン)
TV JAZZのメンバーで作ったクリスマスアルバム。
"恋人はサンタクロース"、"雪が降る街"、
"クリスマスキャロルの頃には"、"クリスマスイブ"など
日本のクリスマスアルバムを取り上げています。
TV JAZZと比べるとはっちゃけた面白さはありませんが、
ま、TPOを考えて作ったんでしょうね。
■A ESPERA NA CABANA/TATIANA(東芝EMI)
タチアーナの1991年のクリスマスアルバム。しかも全曲ユーミン。
ユーミンだけでクリスマスアルバムが作れる事に驚きました。
タチアーナはまだ声が子供です。
どの曲もかわいらしい雰囲気に仕上げてますが、
ややアレンジ過多で、アクースティックなボサノヴァ感はありません。
探せばまだまだ出てきそうですが、疲れたのでこの辺で。
最優秀賞はドロロロロロロロロロロロロロロロ…
「CAMINHOS CRUZADOS/ANGELITA LI(STUNT RECORDS)」
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December 15, 2007
冬のイメージの和風のジャズです。
ほぼ全部打ち込みで作りました。
ファイルの日付を見ると1999年5月なので、
冬場に作り始めて、春になったのかも。
Chilly gusts of wind
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December 09, 2007
ウェブサイトのクリスマス特集のBGMに使った曲です。
MIDI環境を失ってから、ノートパソコンの内蔵音で作ったので、
バランスが全然取れていません。
静かな曲のつもりが意外とうるさい(笑)。
調整したいけど、MIDI音源は繋がらないし、
シーケンスソフトもないし、
仕方ないのでそのままアップします。
陽だまりの雪
その頃は仕事で雪国を担当してたので、冬の曲が多いです。
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December 08, 2007
"歓楽街の夜は更けて "
コネタの曲です。
酔っ払って夜の中華街を徘徊してる感じ。
実はネット仲間の酔っ払い画像に付けたBMG。
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クリスマスソングのつもりで作った曲です。
タイトルは"庭の雪景色 A snow-blanketed garden" 、
ドラムレスの静かなバラッドです。
ちゃんとルートで終わる素朴なメロディは
今でも結構気に入ってます。
midiファイルの日付は1997年12月14日。
もう10年も前なんですね。
昔の曲で恥ずかしいのは、アドリブパートですわ。
テーマだけ聴いて、後は聴き飛ばして下さい。
A snow-blanketed garden
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December 03, 2007
今回もクリスマスソングです。
タイトルは"食卓を飾ろう"。
素朴なピアノ曲です。
ファイルの日付を見ると2001年11月になってます。
もうNiftyにはアップしなくなってからの曲です。
ウェブサイトのクリスマス特集用に作った記憶があります。
確かMIDI環境が喪失してからの曲なので
ウィンドウズ標準のオーディオデバイスで
適当にバランス取りしたデータしかありません。
あしからず。
食卓を飾ろう
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December 01, 2007
久々に昔のオリジナル曲を穿り返してみたくなりました。
数年前に多くの曲はmp3化してあるんですが、
今、聴きなおしてみると、かなり恥ずかしい出来。
修正したい箇所は山ほどあるんですけど、
MIDI環境がなくなってしまってるので、
昔のまんまでアップしていきます。
まずはクリスマスソング。
1996年に作った"Hurry up,or I'll be lete for a party! "って曲。
残業が長引いて彼女とのパーティに遅れそうになった男が
焦りながら車を走らせると云うわかりやすい展開です。
かなり目まぐるしくテーマが入れ替わっていきます。
Hurry up,or I'll be lete for a party!
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November 26, 2007
久々の大ネタです。
「工場のあの娘」って曲はご存知ですか?
知ってる訳ありませんね。
なんせ私が高校時代に同級生のH君の書いた詞に
メロディを付けたお遊びの曲ですから。
おそらく作曲が1981年とかその辺。
それをMIDIデータにしたのが1997年。
元々1番しかなかったので、詞を補作し、2番を作りました。
そして更に時は流れて2007年。
この似非唱歌の様なこの曲をですよ、
奇特にもお友達のnagiさんが唄ってくれました。
しかも録音にかけた年月が2年!
2005年の音源と2006年の音源を2007年にミックス。
つまり、作曲から26年の年月を経た待望のレコーディング作品!
nagiさんの可憐な歌声を是非お聴き下さい。
工場のあの娘/nagi&志保龍Q
------------- 8< -------------
私の好きな 工場のあの娘
黒いひじあて 玉の汗
部品組み立て ネジ持って走る
姿 姿 いとおしい
だけど彼女にゃ 彼氏がいる
働き者の 美男子さ
俺にゃ 高嶺の花ならば
ニーチェ片手に 不貞寝しよ
私の好きな 工場のあの娘
白いエプロン 三角巾
お膳 献立 お茶持って走る
姿 姿 いとおしい
だけど彼女にゃ 彼氏がいる
村一番の 金持ちさ
俺にゃ 高嶺の花なれど
リルケ片手に 口説こうか
------------- 8< -------------
nagiさんの工場のあの娘が聴けるのは
bloggy Q'sだけ。
【特典】Kouba.lzh
もしwrd対応のmidiプレイヤーを
いまだに使える人なら
こちらも合わせてどうぞ。
ちゃんと表示されるかどうか、
動作確認はできてません。
右の絵は1997年当時
niftyでアップした時のモノ。
恥ずかしいぞ…。
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October 21, 2007
今日は一日音楽三昧。
ノーチラス802とオルフェウスの相性はどんなもんでしょう。
愛聴盤を色々聴き倒してみました。
■CUBIUM/西山瞳(SPICE OF LIFE)
もうすぐ次のアルバム「MANY SEASONS」が出るので、
その前にもう一度コレ聴いておこうかな。
ベースの音が太くはっきりと聴こえるせいで、印象がかなり変わりました。
"CALL"の静かな出だしから一気に目の前が開ける様な音像は凄い。
"IN THE NIGHT WATCH"もスネアの音、ベースパターンが強靭に。
こんな骨太な演奏だったんだ、って思えました。
ライヴで聴く日本トリオの凄い印象が刷り込まれてたので、
スウェーデントリオのスタジオ録音は大人し目だと思い込んでました。
■CLOSE YOUR EYES/STACEY KENT(CANDID)
オーディオを買い揃えていた頃、ベンチマークにしていたアルバム。
ステイシーケントがセンターに立って唄ってる様に聴こえる。
無声音の舌の動きまでわかる。
でも、これはノーチラスの804でもほぼ同じ感じでした。
ただノーチラスの804よりも高音が柔らい気がします。
だから少し太い声に思えるし、キンキンと耳に刺さる感じはありません。
ベースの輪郭はややぼやけ気味なのは変わらずです。
"DREAM DANCING"ってステイシーケントで聴くまでは
コールポーターの曲の中でも印象が薄かったんですけど、
大好きな曲になりました。
■HYBRID/THE HOUDINI'S(CHALLANGE)
THE HOUDINI'Sはホットでクールな両面性を持ったユニット。
地元オランダでは有名らしいんですが、
日本での知名度は今一つの様です。
でも、ハードバップの正統な進化系だし、
古いジャズファンでも理解できると思うんですけどなぁ…。
前置きはさておき、今回、新システムで聴いてみたんですが、
やっぱり少し美音過ぎるかもしれません。
N804よりは骨太な音になりましたが、
それでもジャズ的な熱さは薄いかな。
仕方ないですね、そっちの方は狙ってない組み合わせだから。
■JAZZ WORKSHOP REVISITED
/CANNONBALL ADDERLEY(LANDMARK)
LPを聴いてみます。
これはリヴァーサイド原盤のディジタルリマスタリングです。
ユゼフラティーフが参加してた頃で、
キャノンボールのバンドが一番ケッタイなハーモニーを
奏でてた時代の作品であります。
うちのシステムではどこがネックなのかわかりませんが
レコードは低音が弱く、ややシャリシャリな音がします。
針のせいか、フォノイコのせいか…。
スピーカーが変わっても傾向は変わらず。
■SKETCHES OF TOKYO/JOHN HICKS(DIW)
LPをもう一丁。
このたびオーディオユニオンの中古館のお世話になったので
敬意を表してディスクユニオンのアルバムを(笑)。
ジョンヒックスとデヴィッドマレイの熱いプレイが聴けます。
が、やっぱり熱い演奏は苦手なシステムですわ。
■ON A DIFFERENT LEVEL/NICK BRIGNOLA(RESERVOIR)
じゃあ、もっと下世話なジャズだったらどうかと云う事で
バリトンサックスのニックブリグノラを10年以上ぶりに聴いてみました。
ブリブリと汚い音で"HOT HOUSE"を吹き倒し。
それはそれで面白い(笑)。
でも熱さを感じる為にはもっと音量が必要かも。
この部屋ではこれ以上大きな音は無理です。
■LOVER'S HOLIDAY/DENA DeROSE(SHARP NINE)
お耳汚しの後は敬愛するディナデローズを。
歌もピアノも素晴らしいです。
マイナーに転調してレイジーに唄う"I THOUGHT ABOUT YOU "、
ゾクゾクしますよ。
こう云う緊張感のある演奏ならウチのシステムは本領発揮です。
■無伴奏チェロソナタ(全曲) バッハ/YO-YO MA(SONY)
こいつは凄い。
目の前にヨーヨーマがいる。
誰もいないホールで差し向かいで聴いてる様なイメージ。
■ROSA/ROSA PASSOS(TELARC)
ホーザパッソスの2006年のアルバム。
過去の作品も全て素晴らしかったですが、
このアルバムは別格かもしれません。
スカートをはいたジョアンと呼ばれた彼女の「声とギター」です。
理屈抜きに「いいなぁ…。」と思いつつぼんやり聴いてたら、
CD一枚終わってました。
■MOON OVER THE WORLD
/ASIAN AMERICAN JAZZ TRIO(PADDLE WHEEL)
アジアンアメリカンジャズトリオの2枚目のアルバム。
ピアノは1枚目の赤城ケイからテッドローに入れ替わり。
個人的にはこちらのアルバムの方が好きで良く聴きます。
聴きドコロはやっぱり"恋のバカンス"でしょう。
この緊張感に満ち満ちたリハーモナイズは凄いです。
そして、音の粒立ちがはっきり聴こえると、
三者の音の絡み合いが更に緊張感を増しますね。
■PICTURES OF ME/VIKTORIA TOLSTOY(ACT)
今回聴いた中で一番驚いたCD。
無茶苦茶録音が良い。
今までN804ではここまで音が広がってなかった気がします。
アルバムの内容については、折り紙付きです。
2006 Bloggy Q's album of the yearを受賞 してます(笑)。
■SERENITY/BOBO STENSON(ECM)
それじゃECMの音はどうでしょう。
予想通り、イイ感じに鳴ってくれました。
ボボステンソンの2枚組アルバムです。
邪念を捨てて、自分の音楽を突き詰めて作った様な作品。
聴きやすくはないですが、奥深い魅力のある音楽だと思います。
■ITINERAIRE IMAGINAIRE/STEPHAN OLIVA(SKETCH)
ストイックに自分の音楽を表現する人をもう一人。
ステファンオリバです。
彼の作品はどれも難解ですけど、これは特に骨のある作品です。
コードとビートとメロディで聴きやすく味付けした音楽とは別物。
細部がよく聴き取れるシステムだと製作者の意図が伝わりやすい筈。
だけど、やっぱり難解(笑)。
■WOOD/BRIAN BROMBERG(KING)
人が遊びに来た時にびっくりさせる為にいつもかけるCD。
耳タコなんですけど、縁起のモンですから、聴いときましょ。
低音が思いっきり鳴ります。
おそらく安いオーディオでもそれなりに鳴るバランスなので、
N802だとちょっと行き過ぎかなー。
巨大なベースが聳え立ってる感じ。
■CLOSE ENOUGH FOR LOVE/FLEURINE(EmARCY)
こんな事を云っては身も蓋もないですが、
フルーリンの声はあんまり好きではありません。
じゃ、この人の声がスピーカーが変わればどうなるか、
ひょっとしたら無茶苦茶魅力的になるのではないか、
ちょっと興味が湧いたので聴いてみました。
結論:スピーカーは万能薬ではない。
■DEEP DOWN/ENRICO PIERANUNZI)(SOUL NOTE)
トリはエンリコで。
15年以上の愛聴盤「DEEP DOWN」です。
"DON'T FORGET THE POET"の印象的なベースパターンが
N802から聴こえてきた瞬間、思わずにやけてしまいました。
「この音を聴くために大枚を叩いたのだ。」
考えてみたら、このCDを買った頃は安物のステレオしかなかった。
LUXMANの接触の悪いアンプとマランツのCDプレイヤー、
それから高校の頃に買って今も使ってるトリオのスピーカー。
音は良くなかったけど、脳内イコライザーが優秀だったので、
音楽は今以上に楽しんで聴いていた気がします。
やがて、年に何百枚もCDを買うようになるに従い、
一枚あたりの思い入れが薄くなっていきました。
もうこれ以上闇雲にCDを買ったって仕方がないと思った時、
オーディオを少しでも良くしたら、全てのCD×(1+音の向上分)の
喜びが得られるのではないかと思ったのですね。
その頃、ジャズの好みはヨーロッパ系中心になってましたから
それに合うシステムを目指しました。
マッキントッシュ+JBLなんて選択肢は端からありません。
お店に下見に行く時もエンリコの「DEEP DOWN」か「NO MEN'S LAND」、
ヴォーカルモノではステイシーケントの「CLOSE YOUR EYES」を持参。
あれこれ聴いてるうちに欲が出てしまい、
当初の予算を遥かにオーヴァーして
とんでもないシステムになってしまいました。
でも反省はしていません。
「価値観が狂うのが趣味」ってのが私の持論です。
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とうとう買ってしまった…。
B&W Nautilus802です。
旧型の中古品ですが、それでもかなりのお値段でした。
とにかくでかくて重い…。
部屋のサイズを考えると不釣合いだし、
今後、引越しをする事を考えると、
「やってもた感」が強いです。
でも、ずっとほしかったんですよね。
数年前にオーディオを買い揃えた時、
最初にB&W Nautilus804を買ったので、
後で揃えた他のシステムと比べて
スピーカーが格下になってたんです。
さて、どんな音が鳴るか、今日は一日音楽三昧です。
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September 19, 2007
前回の続きです。
ジャケットを並べるだけでは味気ないので、
二、三、コネタも載せてみます。
■コネタその1
きっとこれを見てニンマリしてる人もいると思います。
有名なオスカーピーターソンのナイトトレインのパロディですね。
元ネタはコレ。
■コネタその2
垢抜けるとはこう云う事なんですね。
【before】
【after】
■コネタその3
来日しづらいミュージシャンです。
可愛い女性だけに笑われたら可哀想。
■コネタその4
意外と似合ってる?
ジャケット写真よりも中の写真の方が凄いんですよ。
黒人で裃って可笑しいんだけど、
何だか気合が入ってて「大和魂」感があります。
ピアノで井上祐一さんが参加してます。
コネタはこの辺にして、お気に入りのジャケ写を
ズラズラと並べて〆る事にします。
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August 18, 2007
お盆の帰省中、久しぶりに針を降ろしたLPの話です。
■ドビュッシー:子供の領分/ラーンキ(HUNGAROTON)
当時甘いマスクで人気のあったラーンキの子供の領分。
今も活躍してるんでしょうか?
アマゾンでもあまりヒットしません。
でも、この子供の領分、良いんですよね。
初っ端の"グラナドゥス・アド・パルナッスム博士"の粒立ちの美しさ…。
テンポもちょうどこれくらいがいいなぁ…。
この組曲はいつものドビュッシーのツンと澄ました印象とは違い、
愛らしい曲が並んでて印象に残りやすいですね。
■バルトーク:ピアノソナタ/ベロフ(EMI)
明確なタッチと運動神経の良さそうなリズム感で
この泥臭いソナタが違って聴こえます。
表情付けがバルトークの指示通りなのかどうか、
譜面を見た事がないのでわかりませんけど、
何か濁りの少ないすっきりした印象を受けます。
全体的に若々しく力強く盛り上がるんですが、
ラストがちょっとあっけないかな。
■ラヴェル:弦楽四重奏曲/ボロディン四重奏団(MELODIYA)
定評のある演奏。
ヴァイオリンの音色が独特で細く繊細ですね。
儚げで繊細なイメージの漂う演奏です。
■ラヴェル:ラヴァルス/
クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団(EMI)
昔、ラヴェルの曲の中で一番好きだったのが、
このラヴァルスでした。
おどろおどろしいオープニングからワルツが浮かび上がってきて、
盛り上がっていく中でだんだん崩壊していく、
美しさと醜さのコントラストにゾクゾクしたものです。
久々に聴いてもやっぱり凄いや。
ちょっと前にブーレーズのラヴァルスを聴きましたけど、
やっぱりクリュイタンスの演奏が耳にしみついてます。
あっけないラスト2小節のタイミングも、
やっぱりクリュイタンスの方がカッコイイ。
■グロリュープレイズサイモン&ガーファンクル/(VICTOR)
息抜きにお遊びのレコードを一枚。
フランソワグロリューが演奏したサイモン&ガーファンクルです。
ビートルズや日本の歌を取り上げたアルバムもあります。
有名な曲を有名なクラシックの作曲家風に演奏した着せ替え遊び。
プロコフィエフ風の"サウンドオブサイレンス"とか
ガーシュイン封の"アイアムアロック"あたりの出来がいいです。
(ガーシュインなのにロックと云うのもシャレてますね。)
ラヴェルのクープランの墓のフォルラーヌを下敷きにした
"オールドフレンド"は凝ってるけど今ひとつ。
ま、ゲテモノアルバムなので気楽に聴きましょう。
録音の音質がクラシック調ではないシャリシャリ系なのが残念。
■AFFINITY/BILL EVANS&TOOTS THIELEMANS(WERNER)
クラシックから離れましょう。
"TOMATO KISS"が急に聴きたくなって針を降ろしました。
記憶の中の音よりも激しくて荒い演奏でした。
ラリーシュナイダーのフルートとサックスが多重録音されてたのね。
で、シールマンスのハーモニカはソロのみ。
とは云いつつ、やっぱり好きなメロディです。
演奏する人が少ないのはなぜなんでしょうね?
■DOWN STRETCH/JEREMY STEIG(PHILIPS)
特に意味もなくジェレミースタイグです。
確かコレを買った当初はダサダサのジャズロック調の演奏に
心の中で駄盤のレッテルをはってしまった記憶があります。
今聴くと、ド70年代な感じが逆にカッコよかったりします。
ジェレミースタイグはエディゴメスと組んで、
ストイックなアルバムを沢山出してますが、
このアルバムはそれらよりは遙かに分かりやすいです。
2007年お盆のLP特集はこれまでです。
最後までお読みいただいた方のみお礼を申し上げます。
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August 16, 2007
今年のお盆休みは短かったので、
ゆっくり音楽を楽しむ時間がありませんでした。
駆け足で聴き散らかしたレコードレポートです。
今回はクラシックが中心。
ちなみに実家のシステムはコレ。
かなり安価な組み合わせです。
敢えて書くほどのモノではないんですが、
ま、一つの記録として記しておきます。
■アナログプレイヤー:DENON DP-50L
|カートリッジ:audio-technica AT15Ea
■CDプレイヤー:MARANTZ CD-60
|RCAケーブル:LINN(LINTO付属品使いまわし)
■プリメイン:DENON PMA-2000
■スピーカー:Vienna Acoustics V-1
|スピーカーケーブル:MONITOR COBRA6S
|インシュレーター:J-1 PROJECT SP35HR 4点
って事で「実家で聴くLP2007夏」です。
■ファリャ:三角帽子
/アンセルメ&スイスロマンド管弦楽団(LONDON)
昔、好きでよく聴いていました。
なのに、全然記憶にないや(笑)。
キャッチーなメロディが次から次へと出てきて盛り上がる。
高校時代はこう云う派手なのが好きだった時期がありました。
スパニッシュなメロディが新鮮におもえたんでしょうか。
他にも「恋は魔術師」もよく聴いておりました。
■Rシュトラウス:ドンファン
/バーンスタイン&ニューヨークフィルハーモニック(SONY)
Rシュトラウスは最初の数分が魅力的なのに、後はヘナヘナ、
まるで表紙だけのいいエロ本みたいな印象があったんですが、
今聴くと…、
うーん、あんまり印象変わらず(笑)。
逆に威風堂々のエエカッコしいで、更に苦手になってるかも。
「ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」の方が
滑稽味が混じってて面白く聴けました。
■チャイコフスキー:交響曲第五番
/カラヤン&ベルリンフィルハーモニー(GRAMMOPHON)
初めて買ったLPがコレです。
いやー、久々に聴くと、ツラい。
重厚長大な風格、イヤと云うほどしつこいエンディング。
きっと一周しても、この時代に戻る事はないと思います。
■ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ
/バーンスタイン&ニューヨークフィルハーモニック(SONY)
久々に聴くと、イメージの中で誇張された音ほどキラキラしてないけど、
それでも色彩感豊かで永遠に新鮮な音楽だと思います。
クラシックの場合、初めて聴いたヴァージョンって
後々まで影響を与えますよね。
ペトルーシュカも色んな演奏を聴きましたけど、
このLPの間合いとか小太鼓の音がデフォルトになってしまってます。
■ストラヴィンスキー:春の祭典
/コリンデイヴィス&アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団(PHILIPS)
ストラヴィンスキーが続きます。
春の祭典も最初に聴いたのがコレなので、
他の演奏を聴いても、この盤との比較になってしまう。
いつまで経ってもフェイヴァリット盤。
実家のシステムはヘロヘロなんですけど、
そこそこ大音量でかけられるんで、久々に興奮しました。
■ストラヴィンスキー:春の祭典(ピアノ版)/アタミアン(RCA)
春の祭典をピアノ独奏にアレンジした珍盤。
アレンジはストラヴィンスキー本人ではありません。
あれだけの音が鳴り響く曲をどうやってピアノに落とすか
興味津々で買ったんですけど、結局は数回聴いたのみ。
と云うのも、買ってすぐにレコードを絨毯の上に落とし、
ブチブチ鳴り捲る様になってしまったから。
あれこれクリーナーを使ったのが逆に悪かったようで、
更に聴くに耐えない状態になってしまいました。
内容とは関係ない話でした。
今回久々に聴いてみましたが、音が割れてどうしようもない。
途中で断念しそうになるのを何とか我慢して聴いてみると、
なかなか面白いんですよ、コレが。
メリハリを極端に付けて、パーカッシヴに演奏してるので、
何だか凄くヒステリックに聴こえるのですね。
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August 11, 2007
少し前の話ですが、とあるバーで
なんとNEGA FULO BLACKを見かけました。
ハクション大魔王の壺 と同様に終売になって久しい。
いや~、よく残ってたなぁ、って感じです。
当然呑みました。
そんなにありがたがる様なお酒ではないですが、
私にとっては懐かしい味でした。
天使の呑み分でちょっとアルコール度が下がってたので、
カイピリーニャにするとちょっと頼りなかったけど…。
【おまけ】
そう云えば、今から15年くらい前に
"Nega Fulo"って曲を作りました。
それをmidi化してニフティのフォーラムに
アップしたのが10年くらい前かなぁ…。
当時、商品名はマズいだろうと云う事で
"カイピリーニャ"ってタイトルにした。
いづれにしろ、ブラジルの酒の曲なのに、
レゲエビートと云うのは意味不明ですね。
マツケンサンバの「叩けボンゴ」みたいなモンです。
って事で、お中元がわりにアップします。
よかったらお聴きくださいませ。
Nega Fulo/志保龍Q(mp3)
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July 30, 2007
今まで意外と書いた事のなかった
私のオーディオ環境について書いてみます。
実はこれって結構勇気が要るんですよ。
なんせ詳しい人が沢山いるので
いい加減な事を書くとツッコミが入りそう。
それが怖くてこれまで自分の機材について
触れない様にしてました。
でも今はオーディオ熱もすっかり冷めて、
そんな突っ込みも気にならなくなりました。
システムやらケーブルやらを色々弄くって、
より良い音を追求するのも楽しいんだろうけど、
私にとっては音楽との出会いの方が優先されます。
今のオーディオで2年以上聴いてて、
自分んちの音が好きだと云い切れるし、
何より音楽を聴くのが愉しい。
もうこれでいいじゃん、って気になってます。
って事で前置きは長くなりましたが、
我が家のシステムを公開させていただきます。
■アナログプレイヤー:NOTTINGHAM SPACE DECK
|カートリッジ:ORTOFON MC-Kontrapunkt-a
|ダストカバー:AIRBOW ADC-4550
10thモデルが出る前の機種で既に生産中止しています。
レコードがとても楽しく聴けるプレイヤーだと思います。
モーターが重いターンテーブルを始動する力がないので
最初は手で回さなければなりません。
「よしレコードを聴くぞー。」って気にさせる儀式(笑)。
カートリッジはコントラプンクトの一番安いの。
■フォノイコライザー:LINN LINTO
|RCAケーブル:オヤイデ SR75RR-1.0
フォノイコライザーはあまり熟考せずに買いました。
確かにもう少し検討するべきだったかもしれません。
普通LINTOはブラックですが、他の機種に合わせて
なぜかちょっと高いシルバーにしました。
■CDトランスポート:GOLDMUND MIMESIS SR CD/DVD Evo Prog.
|デジタルケーブル:ACOUSTIC REVIVE DSIX-1.0
■DAC:GOLDMUND MIMESIS SR DA2 Evo
|RCAケーブル:TARA LABS Prism 1100i-8N 1.0R
CDプレイヤーはなぜかゴールドムンド。
最初はメリディアンにしようと思って聴きに行ったら
中古で状態の良いゴールドムンドが見つかったからです。
ま、中身はパイオニア製なのでしっかりしてますわ(笑)。
デジタルケーブルはちょっとオカルトメーカーのACOUSTIC REVIVE。
このDSIX-1.0は発売当初凄く話題になってました。
ケーブルなのに電源を必要とし、波形の乱れを整えるとな。
こんなチャチな機械で大きく音が変わるとは思えませんが。
どうせ気のもんです、付けとけ~って感じで。
ここのRCAケーブルはかなり安価なものです。
でも最初にオーディオケーブルにお金をかけた時には
これでも高いと思ったモンです。
■プリアンプ:ORPHEUS TWO
|XRLケーブル:MONITOR PC-080 1.0X
■パワーアンプ:ORPHEUS THREE S MK2
アンプはオルフェウスです。
このパワーアンプ、実は40Wしか出力がありません。
けど、音のディテールまで見事に際立って聴こえます。
オーディオショップで色々聴き比べたんですが、
その中でオルフェウスは桁違いに凄かった。
でも、「こんなアンプ、聴いてたら絶対疲れる。」と思って、
その日は買わずに帰りました。
しかし、その音が忘れられず、一週間後には買ってました。
今でもこのアンプを買ってよかったと思っています。
■スピーカー:B&W NAUTILUS 804
|ケーブル(ツィーター):CARDAS CROSSLINK 2X
|ケーブル(ウーファー):CARDAS CROSSLINK 1S
|オーディオボード:石匠運慶 山西松藤黒450×350
ノーチラス804がオーディオ投資の一発目です。
ま、誰でもまずはスピーカーからですね(笑)。
神田のSTEPってジャズの店でノーチラス805を聴いて
ビックリするくらいリアルな音に驚いたのがきっかけです。
ホントは805を買うつもりで秋葉に行ったんですが、
なぜかトールボーイ型の804を買ってました。
ケーブルはバイワイアリングしてますが、
これの効果の程はよくわかりません。
CARDASは割とマイナーなケーブルかも。
■スピーカー:ACUSTIK-LAB STELLA MELODY
|スピーカースタンド:ACUSTIK-LAB STELLA FORTIS
|インシュレーター:SOUNDCARE SUPERSPIKES SS6
|ケーブル(ツィーター):MONITOR ATMOS AIR 123S
|ケーブル(ウーファー):MONITOR ATMOS AIR 309S
スピーカーはもう一つセレクターで繋げてあります。
B&W804も高音が抜けて気持ち良いのですが、
長時間聴いていると耳が疲れてきます。
そこで敢えて一世代前のスピーカーを買い足しました。
ステラメロディは本当に愛すべき音がします。
オルフェウスとステラメロディを繋げてる人って
あんまりいないのではないかと思います。
ケーブルは透明が美しいアトモスエア。
その他
■スピーカーセレクター:IXOS 410
こんなものを使わない方が良い事はわかってますが、
リスニングルームと寝室とを切り替える必要があって、
音楽環境を優先して咬ましています。しかも安物。
実はスペースデッキ~ウッドハム(真空管アンプ:未購入)
~ステラメロディでもう一系統作る予定でしたが、
予算の都合により頓挫致しました。
■アイソレーション電源:ASSISTANCE DESIGN AIT-160TW Duo
|電源ケーブル:KIMBER KABLE PK-10
電気も綺麗にしないといけないと思って購入。
■電源タップ:SAEC TAP MATE
|電源ケーブル:KIMBER KABLE PK-10
電源タップも家電量販店に売ってるようなヤツでは
駄目だろうと思って購入。
■オーディオラック:ハヤミ ES-922
ラックでも音が変わると云われて購入。
オーディオは凝り始めるとキリがありません。
でも、音楽との両立ができなくなっては意味がないと思います。
まだまだ手を加えるべきところはあると思いますが、
もうこれで止めようと心に決めました。
以上、やや暴走気味のレポートを終わります。ふー。
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July 29, 2007
私はオーディオマニアではないのですが、
数年前に思い立ってオーディオを総とっかえしました。
音が良くなれば、手持ちのCDを聴く楽しみが
一気に増幅すると考えたからです。
例えば楽しみが1.2倍になるとすれば、
のべ楽しみ量はCD枚数×1.2となり、
とてつもなく幸せになれる、と(笑)。
しかし、約1年ほどオーディオに投資してたんですが、
その世界は底なし地獄であることがわかりました。
いくら金を使っても使い足りない、桁が一つ二つ狂う世界。
あまりの出費にCDが買えなくなると云う事態に陥り、
きっぱり足を洗う事にしました。
って事で、壊れない限り、今のシステムで聴き続けるつもりです。
それなりには満足してるし。
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July 28, 2007
ここのところしばらくクラシックづいていたので、
久しぶりにジャズヴォーカルを聴くと新鮮新鮮。
手当たり次第に棚から抜き出し、聴き散らかしてみました。
■WE COULD BE FLYING/KARIN KROG(POLYDOR)
カーリンクロッグの1974年の録音。
70年代ムード漂う尖がった音楽です。
頑張り過ぎてる頃のカーリンクロッグの代表作。
エレピにエレベで8ビート&16ビートのオンパレードと云う
その当時の最先端のサウンドが今は古臭く、
一周してカッコイイ感じです。
メンバーも凄い。キーボードがスティーヴキューン、
エレベがスティーヴスワロウ、ドラムがヨンステンセン。
9曲中4曲がキューンの曲です。
■DESTINATION MOON/CLAIRDEE(DECLARE MUSIC)
黒人的なテイストはあるけどしつこくなく
丁寧な歌唱が好感の持てるヴォーカル。
際立ったところがないと注目されないのが残念。
"MY FUTURE JUST PASSED"のバラッドシンギングなんて
極上だと思うんですけどねぇ。
ダイナワシントンのシャウトの印象がこびりついた
"DESTINATION MOON"はさすがに少し派手に唄ってます。
■DARE TO BE.../LISA BELL(HAPI SKRATCH RECORDS)
相当ベタなのであまり私好みではありません。
何しろ"SUMMERTIME"から始まり、どスタンダードのオンパレード。
白人が頑張って黒っぽく唄ってるパターンなので
あまり特筆すべき事はありません。
でも"SKYLARK"が入ってたら思わず買ってしまうんですよね。
ややこしいBメロをしっかり唄ってるのを聴くとゾクゾクします。
で、このリサベルはやや誤魔化しながらも
かなり派手にフェイクを加えて力唱しております。
■A DISTORTION OF LOVE/PATRICIA BARBER(ANTILLES)
"SUMMERTIME"から始まるアルバムをもう一枚。
但しパトリシアバーバーなので、ありていの演奏には収まってません。
ベースが単音で同じ音程を刻み続けているところに
スピリチュアルなスキャットが2分半以上続き、
テーマに入る前に彼女は沈黙してしまいます。
ベースソロを経て、唄い出すのが4分過ぎ。
慎重な音選びで緩やかな起伏を描く"SUMMERTIME"です。
スタンダード半分、オリジナル半分、
でもって、歌半分、インスト半分の構成。
歌が総じてけだるいムードなのに対して、
ピアノはかなりイカツイ。
■INTRODUCING:DENA DeROSE/(AMOSAYA RECORDS)
ここ2~3年で出会ったヴォーカリストの中で最も好きな人。
弾き語りなんですが、ヴォーカルもピアノも魅力的なんですね。
無駄な装飾感のない素直な唄い方には好感が持てますし、
ピアノも弾き語りの域を超えて鑑賞に耐えうるクォリティ。
このイントロデューシングアルバムはスタンダード大会ですけど
色んな人の手垢に塗れひねてしまった曲が新鮮に響くから驚き。
大きくアレンジを加える場合もあり、比較的ストレートなのもあり、
バランスよく尖がった演奏とマイルドな演奏を配合してるのもいい。
"COME RAIN OR COME SHINE"で5拍子にアレンジして器楽的にやったら、
次の"BLUE SKIES"は歌に主体を置いて原曲通りブルージーに唄い、
"THE WISH"ではボサノヴァビートでクールな音遣いをみせる、
って感じで、起伏と変化に富んだ構成になっているのですね。
それらがバラバラにならずに色合いが統一されているのもポイント。
もっと注目されてしかるべき人ではないかと思います。
■YOU ARE SO BEAUTIFUL/KATRINE MADSEN(MUSIC MECCA)
雰囲気を持ったヴォーカルなんですよ、この人。
どんな雰囲気かって云うとジャケ写そのまま。
ちょい低めのやや重めのハスキーヴォイスに合わせて、
選曲も非常に渋く、ミディアムテンポ以下の曲が多い。
夜8時以降限定と注意書きがしてあります(嘘)。
自分でも曲を書くんですけど、それが凄く良いんです。
"I LOST MYSELF TO YOU"のしっとりした歌声を聴くと
自分の魅力が分かって書いた曲だと感じました。
ちなみにピアノはカーステンダールです。
■ALBERTE WINDING&BENJAMIN KOPPEL/(COWBELL MUSIC)
ACT JAZZっぽいジャケットですが普通に云うジャズではありません。
デンマークの歌手で民族色の強い曲が並んでいます。
サックスのBENJAMIN KOPPELもジャズのカラーはなし。
どちらかと云うと鯨と会話するタイプのソプラノサックスです(笑)。
全体として清々しく敬虔な雰囲気すらするサウンドですので、
ケッタイな音楽等で穢れた耳を浄化するのにちょうど良いです。
■MY SHINING HOUR/DWIGHT LENOX(SELF-PRODUCE)
男性ヴォーカルに行ってみましょう。
自主制作で何枚か出してるDWIGHT LENOXです。
見た目で判断してはいけません。凄く甘い声なんですよ。
しかも丁寧で黒さは殆ど感じません。
天はニ物を与えずってよく云いますが…、やめときましょう。
初めて聴いた時から大ファンになって、
手に入るCDは(きっと)全て買いました。
基本はスタンダード中心のジャズをベースにしつつ、
ちょっとコンテンポラリーな雰囲気の曲も挟んだりします。
一言で云うと「普通」なんですけど、質の高い普通と云うか、
これからジャズを聴く人には是非お薦めしたいヴォーカルです。
■MEMORIAL CHARLIE PARKER/BOB DOROUGH(PHILOLOGY)
男性ヴォーカルをもう一丁。ボブドローです。
とにかくボブドローはいい。
音楽とじゃれてるような独特の唄い方に嵌ると抜けられません。
このCDはベース一本をバックにピアノ弾き語りを聴かせてます。
二つの音源から作られたアルバムで
前半はタイトル通りバードの曲や愛奏曲を取り上げております。
後半は録音状態とピアノの調律が良くないんですが、
ボブドローの愛唱曲がずらっと並んでて、こっちの方が楽しい。
"TWISTED","BALTIMORE ORIOLE","I'M BIGINNING TO SEE THE LIGHT",
"BLUE XMAS","NOTHING LIKE YOU"…って、鉄板ですがな。
フィルウッズは1曲しか参加してないんですが、
ジャケットを見るとまるでリーダー作みたいです(笑)。
■ONE HEART,THREE VOICES/DAVID LINX(E-MOTIVE)
DAVID LINXがFAY CLAASSENとMARIA PIA DE VITOをゲストに迎えて、
声のコラボを狙ったアルバムです。
タイトルに"ONE HEART"とありますが、あまり心のある歌ではないです。
どちらかと云うと器楽的なヴォイスパフォーマンス。
ちゃんと歌詞のある歌を唄ってても、なぜか冷たい耳あたりです。
3人の声はあまり馴染み合ってなくてざらついたコーラスなので、
共演と云うより競演のイメージが強いかな。
一番お気に入りのトラックがフェイクラーセンがソロで唄ってる
"NOW GO AND FLY"と書いちゃうと、アルバムの意図が台無し?(笑)
■MANHATTAN IN THE RAIN/NORMA WINSTONE(ENODOC RECORDS)
ノーマウィンストンがちゃんと歌を唄ってるアルバムです。
とは云え、選曲はかなりレア。
"THE HEATHER ON THE HILL","THE MUSIC THAT MAKES ME DANCE",
"IT NEVER WAS YOU","TWO KITES","MANHATTAN IN THE RAIN",
"PEOPLE WILL SAT WE'RE IN LOVE","I HAVE DREAMED",
"RETRATO EM BRANCO E PRETO","LUCKY TO BE ME",
"BABY DON'T YOU QUIT NOW","SHALL WE DANCE?",
"FAR AWAY PLACES","WHEN THE WORLD WAS YOUNG"
有名曲は"SHALL WE DANCE?"他数曲くらいでしょうか。
個人的にはジョビンの"RETRATO EM BRANCO E PRETO"
(邦題:白と黒のポートレイト)を彼女の歌で聴けるのが嬉しい。
彼女のスタイルにぴったり合ってます。
■POINT OF DEPARTURE/MADELINE EASTMAN(MADKAT RECORDS)
マデリーンイーストマンの1990年のアルバムです。
丁寧さには欠けますが、少し吐き捨てる様な唄い方は
突き放したかっこよさがあります。
これまたマイナーな曲が多いアルバムです。
"YOU ARE MY SUNSHINE"なんて超有名曲を唄ってると思ったら
完全にメロディラインを変えて短調で唄ってたりします。
あとジョーヘンの"INNER URGE"に歌詞をつけて唄ってるのも
聴きドコロですね。
ラストは映画バグダッドカフェの"CALLING YOU"で〆てます。
さてこのシリーズ、いよいよタイトルに困りました。
次はどうしよう?
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July 22, 2007
青春のメロディと云えば、思春期の甘く切ない日々を蘇らせてくれる
心のアルバムのBGMみたいなものです。
…うを、恥ずかしいセリフを書いてしまった。
私らの時代は中学に入学したらお祝いにラジカセを買ってもらい、
高校に入学したらステレオ基本3点を買ってもらう事が多かった。
(注:当時の3点はアンプとスピーカーとレコードプレイヤーね。)
で、音楽が身近になって、自分で好きな音楽を積極的に聴き始める。
まわりの友達はロックやフォークに走っていきましたが、
私はギターと云う楽器にあまり魅力を感じなかったし、
インストの方が好きだったので(声は邪魔だとさえ思ってた。)、
なぜかクラシックに流れていきました。
FMで流れるモノを手当たり次第に聴く日々。
カセットテープの長さと曲の長さの戦いでした(笑)。
その後、ブラバンの友達ができて多大なる影響を受けました。
ジャズに興味を持ち始めたのは中学の終わりくらいからで、
高校時代も8:2位でクラシックだったので、
私の中学高校時代の青春のメロディはクラシックなのです。
しかもそのその大半がモーリスラヴェルと云う状態。
あまり人と共感できないのが悩みです。
深夜の通販番組の「青春のなんちゃら」ってCDコンピを見てても
全然ピンときません。
そこで誰も知りたくもない、しほたつの青春のメロディを
頼まれもしないのに赤裸々に語ってみましょう。
■ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェル編オケ版&ピアノ版)
/アバド&ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
ウゴルスキ(PF)(GRAMMOPHON)
中学生にもわかりやすいのでポップス感覚で聴いてました。
最初のプロムナードと和音の連続のカタコンブだけは
必死に練習したら何とか弾ける様になりました。
「ラヴェルは凄い。」と刷り込まれたのもこのアレンジからです。
ちなみにこのアバド版、ウゴルスキ版はあまりしっくりきません。
でも手元にこれしかないので…。
■ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ&春の祭典
/ムーティ&フィラデルフィア管弦楽団(東芝EMI)
/ブーレーズ&クリーブランド管弦楽団(GRAMMOPHON)
当時はペトルーシュカをバーンスタイン&ニューヨークフィルで
春の祭典をコリンデヴィス&コンセルトヘボウで聴いてたのですが
LPが実家に置きっぱなしなのでブーレーズとムーティで聴き直し。
ちょうど対極の様な演奏で聴き比べるととても面白かったです。
若い頃のムーティのエネルギッシュな演奏と
円熟したブーレーズの完璧を求めた演奏とで
全く曲の魅力が変わってくるのがわかります。
極彩色のようなムーティのペトルーシュカもいいし、
柔らかい響きで生命感のあるブーレーズのもいい。
ブーレーズの重厚で緻密な春の祭典は格が違うくらい凄いけど、
パワーで押してくるムーティの演奏にも血湧き肉踊る。
■ラヴェル:ラ・ヴァルス
/ピエールブーレーズ
&ベルリンフィルハーモニー管弦楽団(GRAMMOPHON)
学生の頃聴いてたラヴェルの管弦楽曲は
アンドレクリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団でした。
ラヴェルの管弦楽曲の中でも好きな作品で、一番良く聴いたかも。
彼の多くの曲は「ピアノ曲→管弦楽アレンジ」ですが、
ラ・ヴァルスはオーケストラ先行。
何の音が鳴ってるかわからない超低音のおどろおどろしい導入部から
煌びやかにワルツが湧き起こってくるあたりは何度聴いてもかっこいい。
更に曲は豪奢なワルツで盛り上がり、それが崩壊していくんですけど、
ブーレーズの組み立てはホントに見事です。
最後のケッタイな2小節は少し遅めにキメてます。
ここはクリュイタンスの方がすっきり爽快な感じですよ。
■ラヴェル:マダガスカル島の土人の歌
/ジェシーノーマン(SOPRANO)他(東芝EMI)
ラヴェル崇拝者ですが声楽曲はあまり聴いてません。
でもこの"マダガスカル島の土人の歌"はよく聴いた方です。
1曲目の"ナアンドーヴ"の不思議な異国情緒が余りに印象的。
最近はモラル上"マダガスカル島民の歌"と訳される事が多いですが、
イメージは島民じゃなくて土人ですよ、やっぱり。
■ラヴェル:ソナチネ/サンソンフランソワ(東芝EMI)
最初にフランソワで聴いてしまったのが不幸か幸いか、
彼の演奏を超えるソナチネが見当たらないです。
レコードは聴き過ぎて音が悪くなってしまったので
最近になってCDで買い直しました。
そしたらレコードの傷の音が消えてしまって
ちょっと寂しかったり(笑)。
■ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調&左手の為のピアノ協奏曲
/ツィマーマン(pf)&ブーレーズ&クリーブランド管弦楽団他
ラヴェルの2つのピアコンはどちらも大好き。
特に両手は大好物です。鮎、太刀魚クラスの好物度。
楽しくて仕方のない色彩感溢れる第一楽章の素晴らしさ。
重厚長大な風格などクソ食らえ(失礼)の洒脱なセンス。
涙が出るほど美しい第二楽章。
ツィマーマン&ブーレーズの演奏は
一音一音丁寧で輪郭が際立ってます。
かつて聴いてたフランソワ&クリュイタンスの
流れるような美しさとはまた違った表現だと思います。
左手はピアノの見せ場の多いコンチェルトで、
カデンツァが長め。
一楽章形式でジャズの要素を取り入れた事で有名ですが、
今の耳で聴くと、どこがジャズなのかよくわかりません。
またラヴァルス同様、聴こえないくらい低音のうねりから
音が重なって次第に高揚していき、
ピークを迎えたところでピアノが入る。
全体的にドラマティックでスケールがでかい。
こっちの方がツィマーマン&ブーレーズに向いてるかも。
■ラヴェル:ダフニスとクロエ
/デュトワ&モントリオール交響楽団(LONDON)
ラヴェルの一番好きな曲はと訊かれたら、
間違いなく「クープランの墓(ピアノ版)」と答えますが、
ラヴェルの最高傑作はと訊かれたら、
迷わず「ダフニスとクロエ(全曲)」と答えるでしょう。
って誰も訊いてくれないけどねー(笑)。
オーケストレイションの素晴らしさとか楽曲の素晴らしさより、
与えてくれた感動の大きさが私の中では圧倒的。
初めて聴いた時は畏怖にも近い感動に襲われ、総毛立ち、
脳内でアドレナリンやら何やらがプシューと噴出してたに違いない。
その時のクリュイタンスの演奏が長年私の決定版でしたが、
このデュトワ版はそれに迫り、超える勢いの極上の演奏です。
■ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
&ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
/ジュイエ(vln)&ロジェ(pf)&モーク(cello)(LONDON)
私が室内楽に目覚めたのはこの2曲を聴いたからです。
小編成だから際立つメロディの対位的な絡み合いの妙味。
しかもどちらもかなり後期の作品だけあって、
クロマティックな音遣いがあちこちに見られたり、
ブルースを取り入れたりと斬新な試みがなされてます。
しかし全体的には決してごちゃごちゃせず、
余計なものがこそぎ落とされた骨格の様な音楽になってます。
今、ジャズを中心に聴きながらも、
根底にはこの2つのソナタの延長線上の音楽を探してるのかも。
■プロコフィエフ:サルカズム/ヴォデニチャロフ(ETCETERA)
FMでNHKのクラシック番組をエアチェックするのが
一番安上がりな情報源でした。
である日の晩、勉強しながらラジオを聴いていると
「プロコフィエフの●△■×です。」
と云って曲が始まりました。
プロコフィエフにはあまり興味がなかったので
録音はスルーしてたんですけど、それが無茶苦茶カッコイイ。
アグレッシヴでジャズ的。
ところが曲名を聞き逃してしまった…。
曲が終わってもアナウンサーは曲名を云ってくれませんでした。
ずーっと何の曲かわからず、色んな人に訊いたりしたんですが、
この程度の情報でわかろう筈もありません。
結局、意を決して、プロコのピアノ曲を全て聴く事に。
そして、25年の歳月を経て、とうとう判明しました。
おそらくサルカズムに間違いありません。
いやー、胸のつかえが取れました。
それとプロコの初期のピアノ曲は宝の山である事が判り、
ちょっと得した気分です。
■バルトーク:ピアノソナタ/コチシュ(PHILIPS)
私が高校生の時にちょうどバルトークが生誕100年で
FMなどでも頻繁にバルトークが取り上げられてました。
その時知ったのがこのピアノソナタです。
ウルトラQみたいなおどろおどろしいオープニング。
最初聴いた時は「何じゃこりゃ?」って感じでした。
泥臭い民族色剥き出しの音楽に嫌悪感すら覚えました。
しかし、慣れると納豆・くさやが旨くなるのと同様に、
バルトークのこのえげつないピアノソナタが
段々魅力的に思えてきたのでした。
今のシステムで聴くと、低音の音塊もしっかり聴き取れるので、
すっきりと聴こえるんですが、なんかちょっと物足りない。
FMを安物のテープに録音してラジカセで聴いた方が
バルトークには合ってるのかもしれません(笑)。
■バルトーク:管弦楽のための協奏曲
/ショルティ&シカゴ交響楽団(LONDON)
バルトーク晩年の大作で生涯の最高傑作との呼び声も高い曲。
このショルティ版は高校の頃LPで買ったんですが、
オーディオが良くなったのに合わせて迷わずCDで買い直しました。
いい音で聴くとディテールがはっきり聴き取れて、
それまで気付かなかった魅力が再発見できたりして面白い。
脱線しますが、この曲には思い出があります。
高校時代、私はずっと図書委員をやっておりまして、
クラブ活動の様に図書室に入り浸っておりました。
そこの顧問をしていたのが数学教師のきのじい。
きのじいもクラシック好きで学校のイヴェントとして
視聴覚教室を使ってレコードコンサートをやってました。
どう云う成り行きでそうなったのかは覚えてませんが、
私もそれに一丁噛みする事に。
きのじいはベートーヴェンやブラームスなどが好きなので
選曲はいつもその辺りだったんですけど、
数回目かで私が選曲させて貰える事になりました。
それで選んだのがこの「管弦楽のための協奏曲」。
視聴覚教室の整った機材で大音量で聴くとやっぱり凄かった。
きのじいはあんまり理解してくれませんでしたが…。
■コープランド:ロデオ
/バーンスタイン&ニューヨークフィルハーモニック(SONY)
高校時代、食事代に貰っていたのが一日500円。
これをすうどんで済ませると一日410円浮いてきます。
一週間で2460円、つまりLPが一枚買える計算になります。
しかも廉価版のLPだと1500円とか1800円なので、
オールすうどんにしなくても大丈夫。
このバーンスタインのシリーズは1800円だったので
非常に財布に優しいシリーズでした。
だから今でもバーンスタインは好きです(笑)。
高校生くらいだとやっぱり派手に盛り上がる曲が好きで
金管が鳴り響くこのバーンスタインのロデオをよく聴きました。
しかもテンポの速い最初と最後の曲だけ。
この曲も高校のレコードコンサートに持ち込んだ記憶があります。
大音量で聴くと金管がスコーンと抜けて、耳が痛くなる程でした。
これまたきのじいは理解してくれませんでしたが…。
■三善晃:交響三章
/渡辺暁雄&新日本フィルハーモニー交響楽団(VICTOR)
現代音楽ではありますが、感情の起伏に富んだわかりやすい曲。
第二楽章が一番盛り上がるので印象に残りますけど、
思い出があるのは第一楽章。
高校の音楽の授業のグループで演奏をするって課題が出ました。
選曲は自由。
嫌いな先生だったので云われた通り真面目にやるのは癪だ。
そこでブラバンの友達F君が持ち出してきたのが交響三章。
音数が少ないから第一楽章なら少人数アレンジできると云う。
とは云え、組んだグループはたった5人。
しかもブラバン2人の他は演奏など覚束ない連中です。
無理矢理できる楽器を割り当てていき、
トロンボーン、ユーフォニューム、ピアノ、木琴、縦笛と云う
ケッタイな編成のバンドが出来上がりました。
私はピアノを担当したんですが、F君のアレンジを見て驚愕。
2つの楽器のパートを右手と左手に振り分けてあるんですよ。
バイエル以下の私に左右別の旋律を弾けって、そんな無茶な…。
ま、現代音楽なので多少間違ってもわからないのをいい事に
適当に誤魔化しながら弾ける様にはなりましたけどね。
実際、授業で発表した時の雰囲気は異様なモノでした。
現代音楽なんかやる連中など他にいる訳もなく、
先生も生徒もみんな唖然としてました。
最後に先生が「た、武満ですか?」と訊いてきたので
「いいえ、三善晃です。」と答えたときは
何でか知らないけど「勝った。」と思いましたね。
ふー、長すぎ。
この企画はこの一回で打ち止めです。
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July 15, 2007
音楽祭(おんがくさい)ではなく
音楽祭り(おんがくまつり)です。
昨日から気分がクラシックだったので
一日聴いてたってだけの話です。
勉強がてらネットで色々調べつつ、
二十世紀前半の音楽に浸りました。
■ラヴェル:ピアノ独奏曲全曲/ポールクロスリー(SONY)
久しぶりに"高雅にして感傷的なワルツ"を聴いた気がします。
初っ端の不協和音のインパクトが強烈なんですが、
その後が割とじめーっと感傷的に続いていくので
知らないうちに終わってる組曲(笑)。
高校時代、この冒頭の数秒を聴いた時、
歪んだ美しさに感動したのを今でも覚えています。
で、きっと自分には綺麗に纏まった音楽は向かないと思った。
そして、今に至る(笑)。
全曲集なので当然"クープランの墓"も入ってますが、
この人のんは緩急のつけ方が大袈裟過ぎてちょっと苦手。
■アルバンベルク:ヴァイオリン協奏曲他
/ギドンクレーメル(VLN)
&コリンデイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団(PHILIPS)
高校の頃、FMで初めてこの曲を聴いた時、
無調音楽の混沌とした音の束が怖いとすら感じました。
しかもこの曲が死んだ少女のレクイエムであり、
ベルク自身も作曲中に病気になり死んでしまったと、
オカルトチックな情報まで聞いてしまったもので、
それ以来、避けてた曲でありました。
久々に聴くと…、やっぱり暗いし、怖い。
無調の中で急に現れる調性のある明るいメロディも
すぐにグレーな音の中に沈んでいき、
余計に儚さを駆り立てます。
■ショスタコーヴィッチ:ヴィオラソナタ他
/ISABELLA VAN KEULEN(VIOLA),RONALD BRAUTIGAM(PF)
(BRILLIANT CLASSICS)
陰鬱さでは負けてないショスタコのヴィオラソナタ。
これまた遺作であります。
第一楽章はこれ以上ない程どよーんとしております。
ウィキペディア曰く、
「アルバンベルクのヴァイオリン協奏曲と酷似している。」
アレグレットの第二楽章ですら翳を引き摺りつつ
悲しみを押し込めて踊ってる感じがします。
でも調性が薄いので胸を刺す様な悲痛感はありません。
最終章はどう云う訳だかベートーヴェンの月光が
モチーフに使われてます。
■三善晃:チェロ協奏曲他
/堤剛(CELLO)&若杉弘指揮東京都交響楽団(SONY)
三善晃が好きで色々聴いてるんですけど、
この人の音楽は現代音楽なのにキャッチーです。
ドラマティックだし、モーションもあるし、
キメるところはキメるので、凄く聴きやすい。
このチェロ協奏曲もチェロ以上に打楽器が目立ち(笑)、
直情的で派手な咆哮が随所に出てきます。
■バルトーク:二台のピアノと打楽器のためのソナタ他
/マルタアルゲリッチ,ネルソンフレイレ(PF)
&ペーターザードロ,エドガーガジース(PERC)(GRAMMOPHON)
この曲を初めて聴いたのは確か中学の音楽の授業でした。
教科書にも載ってた様な記憶がありますが、
さだかではありません。
バルトークらしい泥臭い音楽です。
で、親しみやすい、と云うより、ベタなメロディは
料理で喩えるなら、どて煮とかモツ煮の部類。
■バルトーク:弦楽四重奏曲全集
/ジュリアード弦楽四重奏団(SONY)
バルトークの6曲の弦楽四重奏曲の中で一番好きなのは第四番。
かなり不協和的なサウンドで、妙な音も沢山出てきます。
民族的な泥臭さはあまり感じません。
感情を抑え込んだ冷徹な雰囲気がかっこいい。
■ヒンデミット:ソナタ全曲集/VARIOUS ARTISTS(DG)
ヒンデミットの代表作を挙げるとすると、
"画家マチス"くらいしか浮かんできませんが、
実は一般的にクラシックで使われるほぼ全ての楽器で
ソナタを作曲した事で有名だったりします。
ヒンデミット自身がヴィオラ奏者だったので
日陰の楽器にスポットライトを当てたかったのかも。
このCDはそれらの作品を集めたコンプリートモノ。
バスーンやコントラバスやハープのソナタまであります。
CD7枚も聴く気力がなかったので、
"2台のピアノのためのソナタ"、
"バスーンとピアノのためのソナタ"、
"ハープソナタ"、"ホルンソナタ"を聴きました。
どれも甘過ぎず、難解過ぎず、スケールが大きい。
中でも"ハープソナタ"は面白かったです。
これこそ甘美になりそうな楽器なんですけど、
煌びやかでありながらドライなサウンドに仕上げてる。
第一楽章と第二楽章がお気に入りになりました。
■オネゲル:ヴァイオリンとピアノのための作品集
/ULF WALLIN(VLN)&PATRICIA PAGNY(PF)(STRADIVARIUS)
オネゲルって"パシフィック231"などの管弦楽曲が有名。
室内楽に関してはあまり重要じゃないのかも。
でもヴァイオリンソナタは若い頃に作られてて
作風の変化も見られて面白かったりします。
例えばこのオネゲルの作品集で
20歳の頃に書かれた"ヴァイオリンソナタ第0番"と
24歳の頃に書かれた"ヴァイオリンソナタ第1番"と
27歳の頃に書かれた"ヴァイオリンソナタ第2番"を比べると、
作風が少しづつ変化していってるのがわかりますね。
時代背景的には多調的、無調的に進んでいってる頃ですが
ソナタ0番は前時代的なロマンチシズムが横溢してます。
それが第2番の頃にはもっと繊細で調性の淡い音楽になってます。
これは私の勝手な意見ですけど、多くの作曲家に於いて、
初期の作品の方が直情的で年代を経るに従って
段々クールになっていく傾向がある様に思えます。
それは音楽理論的に高度になればなるほど、
音が緊張感を持ってくるせいもありますが、
作曲家自身の気持ちとして、感情を表出する事が、
次第に気恥ずかしくなっていくんじゃないかなぁと思ったり。
■ストラヴィンスキー:ピアノ作品集/PETER HILL(NAXOS)
中学の頃、FMでストラヴィンスキーのピアノ曲を聴いた時、
どこがいいのかさっぱりわかりませんでした。
有名な"ペトルーシカ"や"春の祭典"の様な
色彩感やスケール感をピアノにも期待してたのに
音数も少なくて何だか地味で無表情。
理解しようと何度もテープを聴き返したものの、
結局お手上げでした。
で、今聴くと…、
表情を感じ取れる様にはなったけど
その顔つきが好みではない、って感じです。
ピアノ曲で何かを伝えようとしてるんじゃなく
色々試してるだけの様な感じがします。
ま、中では"コラール"って曲は面白いと思った。
朴訥な和音の羅列で微妙な変化を聴かせる曲です。
音の濁りと余韻の織り成す深遠な雰囲気。
■デュカス:ピアノ作品集/JEAN HUBEAU(APEX)
デュカスと云えば"魔法使いの弟子"しか知りませんでしたが、
ピアノ曲集を見つけたので買ってみました。
聴いてみたら、20世紀初頭の割には古臭い、もとい、
クラシックらしい風格をもった作風でした。
何でもこの人、かなりの完璧主義者らしく、
晩年になって作品の大半を処分してしまったんだそうです。
現存するのはわずか13曲。思い切った事をしましたねぇ。
1909年の"ハイドンの名による悲歌的前奏曲"って作品は
ハイドン没後100年を記念して雑誌社が依頼したモノ。
ラヴェルの"ハイドンの名によるメヌエット"や
ドビュッシーの"ハイドンを讃えて"もこの企画から生まれたんだそうな。
何ともまあ優秀な企画ですこと。
■リゲティ:弦楽四重奏曲&二重奏曲
/アルゲッティ弦楽四重奏団(SONY)
リゲティが亡くなって早いもので一年になります。
彼の弦楽四重奏曲第一番はバルトーク色が強いと云われますが、
そんなもんかなぁと云う程度にしか感じないんですけど…。
ま、弦楽四重奏曲第二番と比べたら確かにそうかもしれません。
それからびっくりするのは"アンダンテとアレグレット"。
美しい普通の曲(笑)。
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June 24, 2007
ヴォーカル三昧、コミックソング三昧に続き、
クラシック三昧で行こうと思ったんですが、
途中で疲れてノンジャンルになってしまいました。
とりあえず、今日、聴き倒した履歴を。
■三善晃:マリンバ作品集/藤井むつ子(佼成出版社)
私の頭の中では、三善晃のオーケストラ作品って
いつもマリンバが響いてる様なイメージがあります。
これは2001年に発売されたマリンバ作品集。
独奏、マリンバデュオ、マリンバ+児童合唱など
様々なフォームでの作品が並ぶ中、
私は特にユーフォニュームとマリンバの作品が
印象に残りました。
これって感覚的にジャズ作品を聴いてるのに近い。
って云っても世間一般で云うジャズではなく、
フリーフォームでインタープレイしている様な雰囲気。
■ウォルトン:ピアノ四重奏曲&弦楽四重奏曲
/MAGGINI QUARTET,PETER DONOHOE(PF)(NAXOS)
20世紀のイギリスの作曲家ウォルトンの数少ない
室内楽曲を廉価CDのNAXOSより。
現代近代の人ですけど、調性はハッキリしてて聴きやすいです。
メロディアスでわかりやすいのも好感度高し。
とは云え全体的にクールで甘さに流されないのがいいです。
弦楽四重奏曲の第四楽章とかかなりカッコイイです。
ピアノ四重奏曲は緩徐楽章の第三楽章が美しい。
■ジョセフジョンゲン:ピアノ四重奏曲&ピアノ三重奏曲
/ジョセフジョンゲンアンサンブル(CYPRES)
20世紀前半に活躍した新古典主義のベルギーの作曲家。
荘厳で分厚い音作りと印象派的な音使いが入り混じってます。
ピアノ三重奏曲は全部で三楽章の曲で第二楽章が変奏曲。
この楽章が最も長く、かなりリキが入ってるんですが(笑)、
後半、全音スケールっぽいフーレズが出た辺りから
音使いが新鮮になってきて、そのまま第三楽章に流れ込みます。
■L'ALBUM DES SIX
/EMILY BEYNON(FL)&ANDREW WEST(PF)(HYPRION RECORDS)
フランス六人組のフルートとピアノの曲を集めた企画モノ。
別に6人の作風が似てるとか云う訳ではないんですが、
曲並びが作曲家毎に纏まっていないので、誰が誰やら(笑)。
これが時代の音なんでしょうかね。
一番有名なプーランクのフルートソナタが冒頭に入ってます。
懐古趣味的だけど、いい曲です。
■アイヴス:弦楽四重奏曲第1番&第2番他
/エマーソン弦楽四重奏団(GRAMMOPHON)
恥ずかしながらアイヴスを聴き始めたのはほんの数年前。
「20世紀の音楽/Eソーズマン(東海大学出版会)」で
ユニークな作曲家として大きく紹介されていたのを読んで
興味を持って聴き始めました。
室内楽幾つかと交響曲くらいしか聴いてませんが、
「この人は絶対面白がって作曲してる。」と思います。
調和した部分と壊れた部分を組み合わせて
ケッタイ形を作り出して楽しんでいるみたい。
それらのアイデアが期せずして半世紀に渡る音楽の進歩を
先取りしてたらしいんですけど、
ま、別にそんな事はどうでもいい事です。
■ジョンアダムス:室内交響曲&GRAND PIANOLA MUSIC
/LONDON SINFONIETTA(ELEKTRA ENTERTAINMENT)
アメリカの作曲家をもう1人。
"室内交響曲"が1992年、
"GRAND PIANOLA MUSIC"が1982年。
ミニマルの手法は見られるものの、もっと幅広い音楽技法で
彩りのある曲になっています。
わかりやすさで云えば"室内交響曲"ですけど、
"GRAND PIANOLA MUSIC"の方が好みです。
特に最終楽章は光と色が乱反射する様な
凄く広がりのある音楽になっています。
でもって、ネットで色々調べてたら、
"父が知っているチャールズアイヴス"って曲を
2003年に書いてるそうな。
是非聴いてみたいです。
■トーマスアデス:アシュラ&室内交響曲他
/CITY OF BIRMINGHAM SYMPHONY ORCHESTRA(EMI)
室内交響曲をもう一丁。
ブリテンの再来と云われているイギリスの若い作曲家。
この"室内交響曲"は1990年の作品です。
悪く云えばよくある現代音楽のサウンド。
アイデアのあまりない状態から曲を仕上げたら
こんな感じになるのではないかと…。
って、ブリテンの再来を捉まえて何を云う>オイラ。
■ガーシュイン:3つのプレリュード
&コープランド:ヴァイオリンソナタ他
/GIL SHAHAM&ANDRE PREVIN(GRAMMOPHON)
重たい曲が続いたので次は軽めの曲を聴きました。
ガーシュインの歌曲はジャズの世界で生き残ってますが、
クラシックの曲はどうも時代遅れになってる感じがします。
この3つのプレリュードにしてもガーシュイン節全開で
クラシックでもなければジャズでもない、ベンベン。
一方、このCDでカップリングされているコープランドの
ヴァイオリンソナタ"ぶどう園"は今聴いても新鮮。
特にピアノの和声は何かジャズ的。
■クロ天のうた/ササキトモコと巻き舌一家(WAVE MASTER)
一気に方向を変えましょう。ゲーム音楽です(笑)。
セガのPSP用ソフト「クロスワード天国」のテーマ曲?
PSPを持っていないので詳しい事はわかりません。
ササキトモコと云えばセラニポージをプロデュースした人。
そのクォリティを期待して色々追いかけてるんですけど、
ちょっと違う方向へ進んでるのでちょっと残念かなぁ。
■ポロリ青春名曲アルバム増量版/VARIOUS ARTISTS(WAVE MASTER)
2003年に発売されたセガのゲーム
「ニュールーマニアポロリ青春」のサウンドトラックなんですが、
なぜか2007年になって増量版が発売されました。
ルーマニアの大ファンの私としては
「ひょっとして3作目発売への布石?」
と期待してしまうのですが、どうなんでしょう。
ルーマニアについてよくご存知ない方の為に説明しますと、
人の部屋を覗き見しながら、何となく物語りに介入していくゲーム。
直接コントローラで登場人物を操作するのではなく、
色んなモノをクリックして起こる現象が
物語を分岐に導いていくと云う仕掛けです。
その独特のゲーム性と中毒性もさることながら、
劇中で架空の音楽ユニットセラニポージを産んだ事で有名。
但し、このCDはセラニ関係は一切ありませんので、
ファン以外は聴いても何のことやらわからないと思います。
かなり下手な歌も入ってますので音楽的価値は…。
"ハロハロナリヤンス音頭"と"ひとりごとスペシャルREMIX"が
聴きドコロと云えば聴きドコロ。
■アキストゼネコ/アキストゼニコ!(SONY)
NHKのみんなのうたらしいんですけど知りませんでした。
このユニットアキストゼニコ!はnicoと云うユニットで
そのうちの一人が東野佑美=セラニポージの二代目ヴォーカル。
って事で上のコンテンツから繋がるネタなのでした。
思いっきりパラパラな音楽で一度聴くと忘れられません。
動画も検索すれば見つかります。
アキストゼネコって、皆さん覚えてます?
■妖怪人間べム/(東芝EMI)
子供の頃、怖くて観れなかったテレビマンガ。
初回放送が幼稚園の頃ですから、まぁ、無理ですわな。
オープニングだけで泣き出しますよ。
今聴いても、音楽はかなりジャズです。
このCDのライナーを読んで初めて知ったのですが、
昭和57年にパート2が企画されて、本放送用の2本が
作られていたんだそうです。
このアルバムにはその音源も少し収められています。
べムではなくベロが「早く人間になりたい。」と叫んでいる
ヴァージョンもあって貴重ですね。
■才能の遺跡/山本正之(PIONEER)
1993年のアルバム。
"燃えよドラゴンズ!"とタイムボカンシリーズで有名ですけど
この人はジャンルとして何になるんでしょう。
演歌っぽいコミックソングって感じですか。
アルバムの殆どに"真実イッターマンの歌"とか
"快諾サシアゲマンの歌"とか"感激ゲキレイマンの歌"など
タイムボカンシリーズ風の曲が入っています。
この飄々とした歌い方、良いなぁ…。
まとまりのなく聴き続けた一日でありました。
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June 23, 2007
やっと土曜日。
毎日が週末の朝みたいだったら
どんなに幸せだろう、などど思いつつ、
音楽を聴く事にする。
今週はあれこれ気を揉む仕事が多かったので
精神的に疲れました。
そんな時にいつもの音楽は自殺行為。
マーシャルソラール?とんでもない。
ケニーワーナー?降参です。許してください。
ヨアヒムキューン?自虐的Mか。
って事で取り出してきたのは、ラヴェルの室内楽集。
ヴァイオリンとピアノの為のソナタ。
ピアノ三重奏曲。
弦楽四重奏曲。
そして、ヴァイオリンとチェロの為のソナタ。
私にとってはピアノ曲、室内楽曲がラヴェルの全てですが、
一般的には管弦楽の魔術師ってイメージなんですよね。
「クラシックは誰を聴くの?」
「ラヴェルです。」
「あー、ボレロの。」
思わず苦笑いしつつ、「え、ええ。」
もしも、
「クラシックは誰を聴くの?」
「ラヴェルです。」
「あー、クープランの墓の。」
なんて云われたら、思わず焼き鳥屋で一杯奢ってしまいます。
音楽に浸る悦びを教えてくれた最初の作曲家であり、
未だに私の中の最高峰にいる神様仏様に近い存在です。
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June 16, 2007
今日一日、音ログ繋げてi-tuneに入れた曲を
適当に聴いてました。
(サイドバーのPOQUE参照)
すると「月天心/一青窈」の"心変わり"の歌詞が
「てんやわんや放置プレイ」と聴こえました。
を、これは日本語の曲での空耳発見か!
と思って歌詞を確かめたら、
本当に「てんやわんや放置プレイ」でした。
それにしても凄い詞のセンスだなぁ…。
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June 10, 2007
明け方、ケッタイな夢で目が覚めました。
------------------ 8< ------------------
私はピアノの弾き語りの女性のライヴの会場にいる。
そこそこ有名な人らしく、常連客で客席は埋まっている。
私はアルバムを何枚か持ってる程度だが、
生の演奏を聴いてファンになりそうな感じ。
演奏が終わって、女性がマイクで話し始める。
「今日は特別サービスデーなので、
皆様にプレゼントがあります。」
そう云って取り出してきたのは
段ボール一杯のカセットテープ。
しかも曲が入ったヤツではなく、サラのん。
え?今どき、カセットテープって…。
女性は云う。
「一応プレゼントですけど、タダでは駄目です。
いくらでもいいからお金を払ってください。」
私はさっきまでの感動が冷めていくのを感じながら、
50円を払って一本だけ買う事にした。
しかし、常連客はお札を何枚も支払って、バンバン買ってる。
あっと云う間に一つ目の段ボールが空になり、
次の段ボールのガムテープを鍵の先っぽでシャーと破って、
手際よく開梱する女性。
さっきまでしっとり歌ってたのに、すっかり商売人の姿だ。
なんかやるせない気持ちになって会場を後にする。
------------------ 8< ------------------
一体、何でこんな夢を見たのかわかりません。
目が覚めてからもしばらく妙な余韻が続いてたので、
これも何かの思し召しだろうと、
収納ボックスの中で永らく眠ったままの
カセットテープを発掘してみる事にしました。
幸いパナソニックの携帯プレイヤーがかろうじて生きてたので、
それを強引にステレオに繋げて鳴らす作戦に出る。
テープが伸びているのか、プレイヤーのワウフラッタのせいか、
音が波打ちます。
気持ち悪い。
それでも我慢して、約半日の作業を続けました。
その結果―――。
お宝テープは1本のみ。
タモリのオールナイトニッポンの録音です。
ちょうどラジカルヒステリーツアーをやってた頃で
郵便貯金会館での東京追加公演の一部を放送したモノ。
「誰でもできるチックコリア」「誰でもできる山下洋輔」
「でたらめイタリア映画のモノマネ」など。
今聴いても無茶苦茶面白いです。
とりあえずこれ以上劣化しない様にデータ化しとこ。
その他にもタモリのオールナイトは録ってたし、
落語とかラジオドラマとかもあったと思うんですが、
どうやらそれらは実家の押入れの中に潜んでいる様です。
今度帰省した時にでも発掘しないとなぁ…。
その他に音楽関係では昔のバンドの音源やら
自作の打ち込み曲やらが大量に出てきましたが、
恥ずかしくてとても聴ける代物ではありませんでした。
あと、面白かったのは、自選コンピテープ。
今から20年以上前の自分がどんな好みだったのか、
さてさて、お手並み拝見って感じで聴いてみました。
例えば「HOW I FEEL ABOUT JAZZ VOL.3」。
恐らく社会人になる前後の頃と思われます。
【A面】
1.WITCH HUNT/WAYNE SHORTER
2.RUBY,MY DEAR/THELONIOUS MONK
3.WORK/CHRIS SPEDDING & PETER FRAMPTON
4.PLAYED TWICE/STEVE LACY
5.失念/ART PEPPER
6.TO TAIHO/CHARLIE MARIANO
7.502 BLUES/WAYNE SHORTER
8.IT AIN'T NECESSARY SO/OSCAR PETERSON
9.失念/SONNY ROLLINS
【B面】
1.FUNDANCE/STANLEY JORAN
2.SOCIAL CALL/GIGI GRYCE
3.失念/失念(カリプソ風)
4.SONNYMOON FOR TWO/SONNY ROLLINS
5.LONELY WOMAN/ORNETTE COLEMAN
6.失念/失念(ウェストコースト系)
7.失念/失念(ピアノソロ)
8.LITTLE JUICY/BILLY MITCHELL
9.失念/失念(ウェストコースト系)
インデックスがないので一部思い出せないのですが、
ホント纏まりがないですねー。
ウェインショーターのすぐ後に
オスカーピーターソン入れるかー(笑)。
「ABOUT JAZZ '91 2.1」あたりになると
今の好みに近いミュージシャンも出現してきます。
例えばA面。
ボビーワトソン→ジェーンアイラブルーム→
デュークジョーダン→ステファングラッペリ→
スティング→ジョンゾーン→
デュークエリントン→パコデルシア
節操のなさは相変わらずですが、
ある意味、退屈しないコンピレーションになってます(笑)。
で、問題はこれらのテープの処分。
昔からレンタルせずに全部買ってたので、
音源はちゃんとLPやらCDやらで手元にある訳で、
こんな音の悪いテープを置いとく必要はないんですが、
…うーん、何か捨てられないんですよねぇ…。
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June 09, 2007
June 03, 2007
June 02, 2007
May 31, 2007
May 27, 2007
May 26, 2007
April 21, 2007
昨日は東京日帰り出張で
朝から晩まで立ちっぱなしの仕事でした。
くたくたになって帰ってきて久々の爆睡。
朝、目が覚めても体の疲労は抜け切っておらず、
布団の上でグレゴールザムザの様になってました。
枕元のパソコンを手探りで操作して、
iTuneをランダム再生。
再び布団をかぶる。
ぼーっと待ってると流れてきたのは
AMAZING/SARA GAZAREK
でした。
パソコンからのチープな音でも
その瞬間のヨレヨレ状態を潤すに十分でした。
ま、それだけの話なんですけどね。
久々に音ログで音楽をかけ流してみたり。
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April 04, 2007
今日は休みをとってのんびりしました。
久しぶりに朝から晩まで音楽を聴き倒しました。
やっぱり独りでどっぷり音楽に浸れる環境が一番です。
私が気にしぃなのかもしれませんが、
ライヴとかだと周りが気になって集中できない事が多い。
昨日、某所でヴォーカルのライヴを聴いたんですが、
客層があまりに酷過ぎました。
演奏中話すわ笑うわ居酒屋状態。
いやー、こんなひどいのは久しぶりでした。
ここまで極端じゃなくても、
ちょっとした音や動きで気が散る事が多いです。
静かな会場であればあるほど、僅かなノイズが気になる。
近くの客がリズムを取る振動とか
妙なタイミングの拍手とか
カメラを持ってうろうろしてる人とか
店の厨房のグラスの音とか、
気の散る要因は山ほどあります。
もっと集中すれば気にならなくなるのかな…?
だから、CDで音楽を聴いたり、
DVDで映画を観るのが好きなんだと思います。
妙なぼやきですみません。
関係ないけど、
そんなこんなで久しぶりにウェブサイトを更新しました。
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February 19, 2007
ちょっと辛辣モードですので、内容をぼやかして書きます。
某所で珍しい楽器のライヴに行きました。
ジャズではあまり使われない楽器なので
興味半分で行ってみたのですが…、
私個人としては面白くない演奏でした。
オーソドックスなソロ回しで新鮮さはないし、
楽器が難しいのか、アドリブもイマイチ。
アドリブと云うよりテーマのフェイク程度のソロです。
しかもバックは古さを感じさせるピアノトリオ。
手癖フレーズ連発のガサツな個人技合戦。
あー、やだやだ。
こんなのをジャズのノリだとは思いたくない。
盛り上がりの中で疎外感を覚え始め、
もうワンステ聴くのが限界でした…。
で、演奏の途中くらいから、
無性にヘルゲリエンが聴きたくなる。
必然性のある最小限の音で構成される音楽に浸りたい、と。
家に着くや否や、CDをセット。
■WHAT ARE YOU DOING THE REST OF YOUR LIFE
/HELGE LIEN(CURLING LEGS)
至福の時間です。
汚れた耳の奥が洗浄されていくようです。
意外と短いCDなのであっと云う間に終了してしまいました。
次に思いついた最小限の音の音楽。
■KYANOS/JON BALKE(ECM)
極上の時間を過ごす。
お仕着せのビートに心乱されない音楽。
これでやっと気持ちが落ち着きました。
後はムネモシネで〆るかな…。
ひょっとしたら…
自分はもうジャズファンじゃないのかもしれない。
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December 16, 2006
和室のある部屋に住むのは十数年ぶりになります。
畳でゴロゴロするのはやっぱり日本人の特権であります。
物置部屋兼寝室の狭い六畳間ですが
休日の大半を過ごす場所になってますねぇ。
そのお相手をしてくれているのがコイツ。
荷物隠しのつい立ての前に置かれたスピーカー。
はっきり云ってセッティングには問題ありですけど、
優しくて暖かい、和室向きの音が鳴ってます。
2年程前に買ったステラメロディってスイスのスピーカーです。
わざと型の古い小型のモノを選んだのを覚えてます。
派手さのない素直な音なので聴き疲れしないのがいい。
工芸品の様なラッカー仕上げも美しく、
いつも傍に置いておきたいお気に入りです。
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December 03, 2006
今年もウェブサイトの方で、
恒例のクリスマス企画をアップしました。
今年は少なめの17枚です。
ページ構成がややこしくて、
最新の更新がわかりにくいです。
かと云って、作り直すのも面倒で…。
ウェブサイトはこちら
クリスマスコーナーはこちら
今年の更新ページはこちら
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November 25, 2006
昨日は朝からステレオフル稼働でCDを聴いてました。
”ながら聴き”ではありますが、
次から次へと聴きたいモノが出てくる時は嬉しいですね。
とっかえひっかえ興味の赴くままに聴き倒すのも
なかなか楽しいものであります。
そう云えば最近ウェブサイトの更新も全然してないので、
せめてこっちにCDネタを書いてみようと思います。
朝から聴いた順です。
■地獄八景亡者戯/桂文我(APP)
いきなり音楽じゃないです(笑)。
地獄八景亡者戯は好きな落語の一つです。
長いだけで身のない話なんですけどね。
桂文我のんは時事ネタ盛り込み過ぎって感じもしますが、
この噺はそれでいいのかも。
■BOM DIA/AS MENINAS(EWE)
休日の朝の勉強タイムのBGMに、ブラジル音楽。
と云っても、これはロンドン発のボサノヴァ。
ブラジル出身の女性ヴォーカルと
ドイツ出身の女性サキソフォニストが核になったユニット。
ジョビンの”バラに降る雨”が入ってるので愛聴盤。
■INTRODUCING/DENA DEROSE(SHARP NINE RECORDS)
最近お気に入りのヴォーカリストのデビューアルバム。
大人らしさと可愛らしさとクールさとを併せ持った声。
ピアノも巧い。
弾き語りを活かしてピアノとユニゾって唄ったりもしますが、
決して器楽的なテクニックをひけらかす人ではないです。
”HOW LONG HAS THIS BEEN GOING ON?”の美しさたるや…。
■LOVE'S HOLIDAY/DENA DEROSE(SHARP NINE RECORDS)
もういっちょ。
どれを聴いても良いなぁ。
こっちはゲストで色んなミュージシャンが参加してます。
編成は大きくなっても丁寧な音楽を演ってますね。
個人的にはピアノだけで唄う"THE NEARNESS OF YOU"がベスト。
オリジナルの"THE IRIS"や"MARIAN'S MOOD"もいい曲。
■COMPLETE PIANO MUSIC VOL.2(GYORGY LIGETI)
/FREDRIK ULLEN(BIS)
突拍子もなくリゲティのピアノ曲集。
某所でこのジャケットのエッシャーの絵が話題になってたので。
殆どが3分前後の短い曲ばかりです。
それにしても「MUSICA RICERCATA」の3曲目と
「SONATINA」の第一楽章って余りに似すぎてます。
■HAPPY NEW EARS!/ATOMIC(JAZZLAND)
タイトルがしゃれてますね。
ATOMICはずっと注目してたんですが、
目を離した隙に新譜が(笑)。
しかも来日してたなんて…。く、悔しい。
新しいジャズみたいに書かれてる事が多いですけど、
私は逆だと思います。
60年代のいかつい系のジャズが今風になった印象が。
オーネットコールマンを彷彿とさせるんですよね。
■HAUNTED HEART & OTHER BALLAD
MARC COPLAND(HAT HUT RECORDS)
ATOMICで少し疲れたので、ピアノトリオを。
マークコープランド、好きなんですよね。
派手さはないですが、研ぎ澄まされた感じがします。
磨かれた音が一つ一つ琴線を掻き鳴らします。
このアルバムは1枚の中で3回も
"MY FAVORITE THINGS"を入れてるのが特徴。
ジャケットはペラペラの紙ですが、録音は実にいい。
DREW GRESSのベースの輪郭が浮き出てます。
■BREATH/BIRD(SONY MUSIC)
タイトルにも歌詞にも心境の変化がよく出てますね。
最初の"おなかの中で"は今までのBIRDらしさを残しながら
新しいニュアンスが加わった感じですが、
聴き進めていくと変わりっぷりが際立っていく雰囲気です。
明るくほんわかした曲なんかもあってちょっとびっくりです。
■はじまりの時/つじあやの(VICTOR)
明るくほんわかと云えばつじあやのでしょう。
私のお耳の恋人です。
この新しいアルバムは既に何度聴いたことか。
ホント、名曲揃いです。
中でも"チキンハートをけとばして"と"忘れないで"は
彼女の明るい面としっとりした面がそれぞれ出た作品。
いつしか彼女の歌世界の登場人物は
「きみとぼく」から「あなたとわたし」になってます。
さては恋したな…(笑)。
■BOBO STENSON & LENNART ABERG/(AMIGO MUCIK)
ピアノのボボステンソンとサックスのLENNART ABERGのデュオ。
最初"NATURE BOY"から始まるけど、
後は二人のオリジナルが中心です。
常に対位的にメロディが絡み合ってる感じです。
資質が合ってるのか合ってないのかわからない、
妙な緊張感とバラけ加減の入り混じった演奏です。
■...UNTIL WE FELT RED/KAKI KING(VELOUR)
天才ギタリストKAKI KINGの頑張り過ぎない演奏が聴けます。
強烈なテクニックと難解な音楽で押し切った過去作品も
個人的には好きでしたが、
トータルの表現でバランスのとれたこのアルバムは
もっと幅広い人に理解して貰えるんじゃないかと。
それでも相当イカツイですけどねー。
一日2曲を目安にお楽しみください(笑)。
ジャズ寄りかもしれませんが、分類不能な音楽です。
■SHOW ME/KATE MCGARRY(FEMUR MUSIC)
この人の声が好き。
「MERCY STREET」が良かったので、
他に探したらこのアルバムが見つかりました。
「MERCY STREET」よりも普通のジャズです。
■THE DARKLING THRUSH
/SASHA DOBSON(SMALLS RECORDS)
声質は好きじゃない。
ちょっと古いジャズヴォーカルのイメージ。
オクテットをバックに唄ってるから特にかな?
選曲も有名なスタンダードがずらっと並んでいます。
■INTRODUCING/SASHA DOBSON(JUNIPER RECORDS)
気になったのでもう一枚、今度はイントロデューシングを。
やっぱり古風なジャズです。
今度はバックがギターとベースとサックス。
寛いだ雰囲気でスタンダードを聴きたい時には良いかも。
なんでこの人を買ったか忘れてしまいましたが、
きっとジャケットの不敵な笑いにつられたんだと思います。
しかも「TENOR SAX & BASS CLARINET 」が入ってるから
ひょっとしたら面白い事をやらかしてくれるんじゃないかと。
…とっても普通でした。
■COLE PORTER...OLD LOVE,NEW LOVE,TREU LOVE
/LORI CARSILLO(TRU BLU LE RECORDS)
ジャケ買いしてイメージと違ったのをもう一枚(笑)。
綺麗なヴォーカリストが唄うコールポーターとくれば
買わない訳にはいきますまい。
ところが声が…。
わざとしゃがれ気味に唄ってるんでしょうか?
力を抜くと声が澄んでくるような…。
一般的なジャズヴォーカルのイメージで唄おうとしてる感じがします。
■タイガー・リリィ/CECIL(BERRY RECORDS)
気持ちの良い声を聴きたいと思って取り出したのが
YUKICHI。CECIL、初代セラニポージヴォーカル。
彼女の声は独特の可愛らしい無表情さが魅力。
この声質なので媚びて唄うときっと駄目でしょう。
久々に聴いてもやっぱりいいなぁ…。歌詞もいい。
最近も活動してるんだろうか?
■LE RAYON/SAKANA(SSE COMMUNICATIONS)
独特の声と云えばPOCOPEN。
きっとホントならあんまり好きな声じゃない筈。
でもどう云う訳か聴いたら胸がぐぐぐーっと詰まって
得体の知れない感情の昂ぶりが…。
1994年のアルバムを引っ張り出してきました。
■音楽ノススメ/HALCALI(FUME)
ダウナーの後はアッパーで。
2003年のハルカリの2ndアルバム。
J-POPSって3年も経つと、既に懐かしいですね。
RIP SLYMEのメンバーがプロデュースしたユニットです。
彼女たちの才能もあるけど、プロデュース側の作り上げた
イメージが面白い。
ラップ版パフィって感じですか。力の抜け加減が好き。
さてさて長すぎ。
誰か読んでくれるでしょうか。
あまり良く書いてないのもありますが、
これは私個人の感想ですので、ファンの方は気にしないでくださいね。
非常に面倒な作業だったので、シリーズ化断念。
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November 12, 2006
ちょっと買い物の用事があったので、
そのついでに栄のパルコにあるタワレコに行きました。
今まで地方のタワレコには何度も肩透かしを食らわされてるので、
過度の期待はせず、軽く立ち寄ってみる事にしました。
店の大きさは渋谷店のワンフロアよりも少し狭いくらい。
「うーん、やっぱりこの程度かぁ…。」
と思いつつ、見回してジャズコーナーを探すと…。
ありました、やっぱり隅っこの方に(笑)。
全国98%のCDショップに於いて、
ジャズコーナーは北の角です。
何でもジャズはその場所に封じ込めておかないと
風水的にエラい事になるらしい。
Dr,コ八゜がそう云ってたと風の噂を訊いた人が
いるとかいないとか。
売り場に辿り着いて、物色開始。
意外な事にラックの数が多いではないですか。
ちょっと嬉しくなりましたが、安心してはいけません。
売り場の広さと充実度はある程度比例しますが、
実際には担当者のレベルに大きく左右されます。
以前、タワーレコード新潟店某大手CDショップの地方店で
売り場はそこそこ面積を取っているのに
全然面白くない品揃えだった事があります。
どうやら店の担当者にジャズを知ってる人がいないようでした。
アブドゥラ・イブラヒムとダラーブランドが別の場所に並んでたり
(改宗して名前を変えたが同一人物)、
GRACHAN MONCUR IIIのインデックスのところに
「グラチャンモンクール3」って書かれたりしてて
(一般的にはグレシャンモンカーIII世)、
専門知識のある人がいない事を証明しておりました。
昔の話はさておき、名古屋パルコ店のお話。
細かく見ていくと、なかなか面白い品揃えではありませんか。
メインストリームだけでなく、ヨーロッパ系もソコソコ充実。
日本コーナーもヴォーカルコーナーも新旧のバランスがいい。
あれこれ見てるうちに、手元には二十枚近いCDが。
いかん。今日の予算を遥かに超えてしまってるがな。
間引きをして何とか十枚程度に絞り込みました。
これでも思いっきり予算オーバーでしたが。
タワーレコード名古屋パルコ店の満足度は
渋谷のタワーレコードを100としたら、
万歳2.5唱くらいのレベルはありました。
近いうちに棚に戻したCDを回収しにいかなければ。
ネットショッピングも手軽で良いですが、
やっぱりリアルショッピングも重要ですね。
実際に売り場を物色しないと得られない情報も沢山あります。
ATOMICのアルバムが一年近く前に出てたのも知らなかったし、
ジョージラッセルの80歳の誕生日ライヴのCDも発見しました。
で、今日一番の収穫は
「A WALK IN THE PARK/DENA DEROSE(MAXJAZZ)」
です。
適当にジャケットで買った弾き語りの人。
無理なく自然な唄い方で白人らしい声質なんですが、
しっかりジャズ系であります。
バランスのいいミュージシャンだと思いました。
他も色々聴いてみる事にします。
これからネットショッピングやネット配信が幅をきかせてくると
CDショップの経営も大変になってくると思いますけど、
新しい音楽との出会いの場として失いたくない場所です。
是非ともその存在意義を確立して欲しいですね。
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October 29, 2006
ヴィクトリアトルストイの待望の新作が出ました。
「PICTURES OF ME / VICTORIA TOLSTOY(ACT) 」
※一応アマゾンへのリンクを張りましたが
from UKのせいか、値段が高いので、
ここからマーケットプレイスを見ていただいて
最安値をお求めいただくのが宜しいかと
とても素晴らしいヴォーカルにもかかわらず、
ジャンル分けではジャズに入ってしまってるせいで
どうもポピュラー音楽ファンの目には付きにくい様です。
mixiのコミュニティもあるんですけど、
一向に参加者が増えないんですよね。
って事で、もっと幅広く色んな人に聴いて貰いたいと思い、
Q'sではなく、こっちで取り上げる事にしました。
演ってる音楽はべたべたのジャズではありません。
ジャズのよさと北欧ポップスのよさを足して、
2倍して2乗して、更にそれを階乗したくらいのクォリティ。
特に新作は更にポップス寄りになってます。
セシルノービー、ポールサイモン、スティーヴィーワンダー、
プリンス、ピーターガブリエル、アランパーソンズetc.…、
取り上げている曲を見ても明らかです。
今から5~6年前に初めて彼女の歌を聴いた時、
声フェチの私は最初の一声でノックアウトされました。
そして高い音楽性とちょっと高飛車なカッコよさに
目の前がクラクラ、背筋がゾクゾク。
きっと男性だけではなく、
同性の女性にも好感触なヴォーカルだと思います。
って事で…、
今年イチオシbloggy Q's推薦アルバムとさせていただきます。
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October 21, 2006
ニョウサンタカメさんからご要望があったので
リスニングルームの全景を載せます。
とにかく前よりも狭くなったので四面とも棚だらけ。
スピーカーの間やまわりに十分な空間が確保できず、
今一つ音の広がりがよくありません。
正面の図。
棚の組み方がかなり苦しいです。
見えないと思いますが、B&W804の後ろに、
もう一つスピーカーが隠れてます。
高校時代から使ってるトリオのスピーカーで
5.1サラウンドのフロントとして今も現役で活躍中。
DVDを観る時は、足場を組んで
スクリーン立てないと駄目です。
こう云う一手間が面倒なんですよね。
セットすると…、
こんな感じになります。
そして、ライトハンド。
ベランダに繋がる大きな窓が全て棚で塞がれました。
クローゼットも嵌め殺し状態に。
部屋の後ろ側は少し工夫して
少しでもダイニングルームに音が抜けるようにしました。
レフトハンドは和室へ繋がってます。
隣の部屋にオーディオの本体と
ブックシェルフスピーカー(ステラメロディ)があります。
意外とこっちの方が綺麗な音が出てる気が…。
最善は尽くしましたが、満足度は60%くらいかなぁ。
部屋は片付きましたので、
知り合いの方々に於かれましては、
いつでもお気軽に遊びに来てくださいませ。
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August 13, 2006
先週末の金曜日、ニューヨーク在住のヴォーカリスト
東かおるさんの一時帰国ツアーに行ってきました。
東かおるさんの歌は過去にも聴いた事がありましたが、
かなり変わった様な印象を受けました。
数年前の記憶なので、さだかではないですけど、
前はもっと空気感のあるヴォーカルだったと思います。
それが今回はアメリカでの修行を経て、
濃淡のはっきりした強い表現力を得た様に感じました。
昔と今とでどっちがどうとかじゃなくて、
違うスタイルになったんだと思います。
歌の選曲も面白かったです。
あまり普通のヴォーカリストが歌わない曲もチラホラ。
"GREEN DOLPHIN STREET"
"THE PEACOCKS"
"DANNYS DREAMING"etc.…
独特の天然系(失礼!)MCも可笑しかったし、
学校の恩師やNYの学友の黒人の飛び入りも楽しかった。
年に一度の里帰りツアーはまた聴きに行こうと思います。
今度はどんな変化があるのか楽しみです。
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August 06, 2006
中之島中央公会堂で
UAと菊地成孔のライヴを見ました。
「CURE JAZZ」の発売記念ツアーです。
ジャズ寄りの演奏でした。
でも、なんせUAですから、
JPOPS系の歌手が
おしゃれな雰囲気で唄ったモノとは
一線を画してましたよ。
って云うか、へたなジャズシンガーよりも
よっぽど刺激的で独創的でした。
"OVER THE RAINBOW"なんて
最初の"SOME..."だけで
20秒近く引っ張って唄ってました。
これをライヴの冒頭に唄ったモンですから
会場は一気に静まり返りました。
その他"BORN TO BE BLUE"とか
"NIGHT IN TUNISIA"とか
"LULLABY OF BIRDLAND"など
スタンダードも唄っていましたけど、
菊地成孔のオリジナルの方が面白かった。
サックスやピアノのアドリブパートが
もう少し長い方が良かったけど、
客層を考えると仕方ないのかなぁ…。
二階席だったので少しステージは遠かったけど、
歴史ある中央公会堂全体を見下ろしながら
クォリティの高い音楽を聴けたのは
貴重な体験でありました。
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August 02, 2006
世代的にはYMO世代ど真ん中なんですが、
全然興味がありませんでした。
ラジオでも頻繁に流れてたし、友達にも聞かされたし、
耳にする機会は多かったんですけど、
「いい。」と思った事は一度もありませんでした。
その頃はクラシックやジャズを聴いてたので、
インストには慣れてましたし、長い曲にも慣れてたんですが、
如何せんエレクトリックな音が苦手でした。
それとキャッチーな東洋的なテーマがちょっと気恥ずかしかった。
で、そんな前振りをしつつ、
実はこんなCDを買いました。
「イエローマジック歌謡曲
/VARIOUS ARTISTS(SONY)」
CD3枚にアレコレ入ってます。
-------------- 8< --------------
【disc1】
1. YELLOW MAGIC CARNIVAL
(single version) / マナ
2. エレクトリック・ラブ・ストーリー / 近田春夫
3. ユー・メイ・ドリーム / シーナ&ザ・ロケット
4. チャイナ ローズ / 金井夕子
5. 憧れのラジオ・ガール / 南佳孝
6. 夜の翼 / 南佳孝
7. IDOL ERA / サンディー
8. CARNAVAL / 大貫妙子
9. AH! SOKA / スーザン
10. 浮かびのピーチガール / シーナ&ザ・ロケット
11. ラジオと二人 / ラジ
12. アパルトマン / ラジ
13. 春咲小紅 / 矢野顕子
14. ハイスクール ララバイ / イモ欽トリオ
15. コンピューターおばあちゃん / 酒井司優子
16. 恋はルンルン / 伊藤つかさ
17. ティアドロップ探偵団 / イモ欽トリオ
18. プリティー・ボーイ……大・丈・夫 / 中原理恵
【disc2】
1. 赤道小町ドキッ / 山下久美子
2. サマルカンド大通り / スーザン
3. 哀愁のデスマッチ・ラブ<予告篇> / アゴ&キンゾー
4. 夏の雫 / 三田寛子
5. ハートブレイク太陽族 / スターボー
6. しあわせ音頭 / 柏原よしえ
7. コズミック・サーフィン / コスミック・インベンション
8. ねらわれた少女 / 真鍋ちえみ
9. ロマンチスト / 真鍋ちえみ
10. 雪列車 / 前川清
11. 三国志ラヴ・テーマ / 小池玉緒
12. I Like Best / 山田邦子
13. 哲学しよう / 山田邦子
14. だって、ホルモンラブ / 伊武雅刀
15. ティーンエイジ・イーグルス / イモ欽トリオ
16. きたかチョーさん まってたドン / 川上さんと長島さん
17. 君の名はサイコ / 郷ひろみ
18. 毎日僕を愛して / 郷ひろみ
19. From Tokyo-Endingメロディーはリピートで- / ユミ
【disc3】
1. わがままな片想い / 松田聖子
2. まりン / 飯島真理
3. 鏡の中の十月 / 小池玉緒
4. ダンスホールで待ちわびて / タンゴ・ヨーロッパ
5. ピンクの鞄 / 高橋美枝
6. 玉姫様 / 戸川 純
7. 風の谷のナウシカ / 安田成美
8. ピンクのモーツァルト / 松田聖子
9. ファンキーマージャン / 竹中直人
10. リセエンヌ / 原田知世
11. クララ気分 / 原田知世
12. タキシード・ムーンで夕食を / キララとウララ
13. 銀河鉄道の夜 / 中原香織
14. 生意気娘 / 中原理恵
15. NEO-PLANT (12inch single ver.) / 如月小春
16. SIAM PARADISE / 少女隊
17. 天使のゆびさき / 西村知美
18. 時代よ変われ / つみきみほ
-------------- 8< --------------
アマゾンでのレビューを読んでると、
「あの曲が入ってない。」とか
「もっとコンセプチュアルなものを。」とか
ファンならではの拘りの要望が並んでます。
私なんかはYMOの活動をよく知らなかったので、
「へー、こんなに流行り歌を書いてたんだ。」
と単純にビックリしました。
割と下世話だったんだなぁ。
でも、実は私がこのCDを買った理由はひとつだけ。
"三国志ラヴ・テーマ / 小池玉緒"
この曲を聴きたかったってだけの話です。
NHKの人形劇三国志のテーマ曲でした。
ご多分に漏れずこれも東洋的な曲調なんですけど、
舞台が中国だからとてもしっくりきます。
久しぶりに聴いてもいい曲ですし、
小池玉緒さんの声はストレートで味があります。
ところでNHKって新・八犬伝とか少年ドラマシリーズとかの
マザーフィルムを残してないらしい。
映像を生業にしながら、映像の価値を軽く見てるんでしょうか?
と、軽く批判なんかをしてみたり(笑)。
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June 13, 2006
ジョルジリゲティが12日に亡くなったそうです。
心からご冥福を申し上げます。
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April 21, 2006
引越しして二十日でやっとこさ
オーディオのセッティングと
CDの整理が完了しました。
前の家よりも広くなったので
余裕を持った配置ができる反面、
道路沿いで非常に車の騒音がうるさいため、
その対策に頭を悩ましているところです。
真ん中のはコタツではなく、
古いぼろぼろのカラーボックスの目隠しに
大き目のラグマットをかぶせたのです。
小粋なディスプレイスペースを狙ってますが、
きっとただの物置場になること請け合い。
やっと馬鹿の壁の下敷きになる恐怖から開放されました。
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March 21, 2006
CDは函詰め、オーディオは解体。
ここ2週間ほどマトモに音楽を聴いてない。
i-tuneで源音かけ流しをしても、
聴いてると云うより、聞こえてるだけの感じ。
気持ちにフィットする音楽を
集中して綺麗な音で聴きたい…。
音楽のない生活って淋しいなぁ。
写真は在りし日の志保宅。
生活に音楽が食い込んでる様子が見て取れる。
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January 22, 2006
年末のボーナスで気が大きくなって
あれこれネットで買ったCDが
少し遅れてドカッと届きました。
ネットショッピングは便利ですけど
クリックしてから届くまで
かなり時間が経過する事もあって
「何でこんなん買うたんやろ?」
って事もしばしば。
それどころか
買ったことすら憶えてなかったり。
届いたCDをリストに打ち込みながら、
購入動機の謎解きが始まるのでした。
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December 26, 2005
タワーレコードのネットサイトがここのところ停止しています。
ちょっとしたメンテナンスだと思ってたんですけど、
もう2週間になります。
年末商戦をリタイアする事になったのは
かなりの損失でしょうねぇ…。
どんな事情か知りませんけど、
個人的にはお世話になってるサイトだったので
早く復旧して貰いたいです。
頑張れ@TOWER!
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December 23, 2005
IN CONCERT / 仙波清彦とはにわオールスターズ(SONY)
とうとうDVD化されました。
遅すぎるくらいです。
日本の音楽シーン(の片隅)で燦然と輝く
歴史的ライヴの記録です。
大編成なのでメンバーを挙げていくとキリがありません。
仙波清彦、坂田明、小川美潮、板倉文、青山純、れいち、
村上"ポンタ"秀一、バカボン鈴木、奥田民生、
久米大作、金子飛鳥、斉藤ネコ、渡辺香津美、coba、
戸川純、デーモン小暮etc.…。(順序作為的)
わかってるミュージシャンが集結し、
わかってる人々が聴きにいき、
わからない人そっちのけで熱狂した
どうかしてる音楽絵巻。
和洋折衷どころかあらゆるモノがごちゃ混ぜになり
出来上がった唯一無二のはにわの世界であります。
これだけ束になって才能を無駄遣いされると
圧倒されすぎで頭がクラクラします。
聴きドコロ&観ドコロは全部!と云い切りましょう。
奥田民生やデーモン小暮や戸川純と云ったゲストヴォーカルが
入れ代わり立ち代り登場するのも豪華で楽しいけど、
個人的にはレギュラーメンバーである小川美潮さんの"水"がお気に入り。
フルオケのパワーと楽曲のスケールの大きさが相俟って最高の出来です。
しかも彼女のナース姿が拝めると云うオマケ付き。
とにかく楽しけりゃ何でもありだっ。
はにわ軍団が兵馬俑の迫力で襲いかかってきます。
心して聴いてくださいっ!
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December 18, 2005
こないだのトリビアの泉で
クリスマスを"X'mas"と
アポストロフィ付で書くのは間違いだって知りました。
あれ以来、街の「’」が気になって仕方ありません。
ウチは真言宗ですし、個人的に何の予定もないんですけど、
ここ数年、ニッポンのクリスマスのはしゃぎ様が足りないと思います。
バブルの頃のように猫も杓子もクリスマスに躍起になってた頃が懐かしい。
なんか浮かれてましたよね~。
それに引き換え、最近は
「クリスマスなんて関係ない。仕事、仕事!」
ってポーズを示せるかどうかが社会人の踏み絵になってるんじゃないですか?
いかんいかん、ネガティヴな方向に進みそうだ。
話を変えましょう。
私のウェブサイトではジャズのクリスマスアルバムの特集をやってます が、
個人的に今年ヘヴィーローテションなのが、
「STAMNING
/THE REAL GROUP&ERIC ERICSSON(EMI)」
です。
クリスマスアルバムではないので、
ウェブサイトの方には取り上げてませんが、
北欧の人気アカペラグループによる
教会音楽のアルバムです。
厳かでいて、優しい響きです。
私服のグレゴリアンチャントって感じ。
ネットではHMV で入手できるようです。
配達までの日数は…、
「通常 7-15 日以内に出荷します 」
って、間に合いませんねー。
もっと早くお薦めしておけばよかったですねー。
意地悪ですねー。
お正月にでも、是非!
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December 10, 2005
コンサート情報とかを確認する習慣がないし、
出不精の面倒くさがりなので、
ここんトコで行きたいコンサートを2つも逃してしまいました。
つじあやのさんと矢野顕子さん。
どちらも私の心のよりどころとなるミュージシャンです。
タイプは全然違いますけどね。
つじあやのさんの音楽はスルリと心に入り込んできます。
日常の嫌な事や面倒くさい事とは無縁の音楽。
きみとぼくの"表面的"な恋の世界。
この場合の表面的と云うのは褒め言葉のつもりです。
苦労して人生の裏表を知り尽くしてそれを歌に込めるのもいいけど、
そんなメッセージをいつも聴きたいとは限らないですもん。
みうらじゅん氏がDVD「DTF」の中で云ってましたけど、
「映画はもっと素敵な恋愛を描くべきだ。」
ってのは云いえて妙だと思います。
敢えて心の弱いトコロにズケズケと入り込んでいかないのも
映画や音楽を作る上での一つの勇気ではないかと。
逆に矢野顕子さんの音楽は、
心の奥深いトコロまで入り込んできて、
ずっと残り続ける音楽だと思います。
彼女の歌には時々食べ物が出てきますけど、
食べ物の前ではみんな正直だからだと思います。
やっぱり一緒に食事したいのは、
好きな人だったり、家族だったりしますから。
矢野顕子を"春咲き小紅"しかしらない人は
名曲"ラーメン食べたい"を
コミックソングだと思ってたりするから
ビックリします。
男もつらいけど、女もつらいのよ。
友達になれたらいいのに。
なんて素晴らしい歌詞でしょう。…涙、出ます。
民生が広島球場ライヴのDVDで
歌詞の男と女をひっくり返して唄ってましたが、
それも泣きました…。
"ごはんができたよ"も名曲ですよね。
聴く度に、
「何でこんな大人になっちゃったんだろう。」
と、ホロリ涙を零します…(恥)。
「OUI OUI」の中の"クリームシチュー"は
糸井重里の作詞ですので、
少し感触は異なりますけど、
矢野顕子の味付けでとろんと仕上がってます。
クリームシチュー以上にあったかい料理は
そうないですからね。
粕汁が対抗馬ですが、歌詞に入れるには、
ちょっとねぇ…。
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November 26, 2005
「2」って云っても、一回目 は一年以上前のコンテンツです。
また、夜中の3時半前後に目が覚める癖がついてしまいました。
今日なんかクタクタなのに、心底だるい状態で目覚めてしまふ。
私の体内時計は非常に正確なんでしょう。
寝たいのに眠れない。
こんな時、いつも聴いているのは
■MNEMOSYNE
/JAN GARBAREK
& THE HILLIARD ENSEMBLE
(ECM)
声とサックスだけの音楽。
気持ちが浄化されます。
部屋の空気を一気に入れ替えた、
ってくらいの効果があります。
大袈裟じゃなくて、ホントです。
ベッドのシーツを新しいのに取り替えた、
ってくらいの効果があります。
いやいや、嘘じゃなくて、ホントですってば。
私の常備薬です。
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November 23, 2005
東京出張をいいコトに、休日を利用して、
heliさんの家に遊びに行きました。
目的は自作のオーディオシステムを聴く事です。
私が人の迷惑も考えず、大量のCDを持ち込んだにも関わらず
heliさんは歓迎してくれました。(と思う。)
二人で、酒を呑み、刺身やら焼き鳥やらを摘みながら、
次から次へとCD&LPを聴き捲くる至福の一時。
heliさんのシステムは写真の通りで
このうち、パワーアンプ、
プリアンプ、スピーカーが自作。
実に立派な出来栄えであります。
こう云うのが自分で作れる人を尊敬します。
ご本人も自覚してはる事ですが
セッティングに関してはちょっと問題ありかな。
でもまあ今の部屋では仕方ないとの事でした。
神経質にセッティングに気を遣い、
生活に支障が出ては意味ないですからね。
それより常に音楽を鳴らせる環境を
組み入れる事の方が大事。
実際に聴いてみても、
そんな悪影響はなかったし。
ちょうど机に向かって座ると、
横で鳴ってるポジション。
で、回転椅子をクルリと90度回すと、
机に肩肘をついた状態で
真正面に向き合える。こいつぁ、いいや。
約4時間近く聴き続けていたのに、全然疲れない。
なんたらかんたらの調整で高音を抑えてあるらしい。
結果的にピアノとベースの音が豊かに鳴り、
ドラムの金物が気にならないセッティングになってます。
全体的に暖かめの音色なのでヴォーカルが優しく聴こえます。
ヴィクトリアトルストイでさえ、笑顔で唄ってる様でした(笑)。
これは個人的に凄く羨ましいバランスです。
なんせ私のシステムは解像度を優先したせいで
CD一枚聴き終わるとクタクタになってしまう…。
んでもって、heliさんにスピーカーの製作費用を聞いて愕然としました。
二本で5~6万円くらいに収まってるらしい。
むむむ…。
オーディオは金を掛ければいいってモンではないと、
つくづく考えさせられました。
しかし、私の様に自作の技術も知識も根気もない人間は
高い既製品買うしかないのか…。とほほ。
【本日聴いたCD】
■WOOD/BRIAN BROMBERG(KING)
■CLOSE YOUR EYES/STACEY KENT(CANDID)
■I'M MISSING YOU/西山瞳(SELF PRODUCE)
■MY SWEDISH HEART/VICTORIA TOLSTOY(ACT)
■ODD OR EVEN/田中信正(BAJ RECORDS)
■LEGS TO MAKE US LONGER/KAKI KING(RED INK)
■SIAMESE TWINS/FRANK GLOVER & CLAUDE SIFFERLEN(FGA)
■JADE VISION/STEPHAN OLIVA(OWL)
■TOUTAKOOSTICKS/STEPHANE HUCHARD(BLUE NOTE)
■DOOR IN A FIELD/JIM RIDL(DREAMBOXMEDIA)
■KEY OF LOVE/KIRSTEN CAMBELL(MARSHMALLOW)
■CONCERTO FOR ORCHESTRA-BARTOK/SIR GEORG SOLTI(DECCA)
■THE TORBJORN ZETTERBERG HOT FIVE/THE TORBJORN ZETTERBERG(M.M.P)
■HOW IT WAS THEN.../AZIMUTH(ECM)
+heliさん宅のCDやらLPやら
(ジョニミッチェル、キングクリムゾン、レイブライアント、ラヴェル、チャイコetc.…)
大変お世話になりました。
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October 16, 2005
こないだタモリ倶楽部でエレキシタールをやってました。
タモリが番組スタッフから誕生日祝いに貰ったものの
弾き方がわからず、正直、有難迷惑だったって話をしてました。
これに似た話は私も経験があります。
今から二十年くらい前に
友達がトルコへ行ったお土産に
民族楽器を買ってきてくれたのです。
確かに旅行に行く前に
「何か民族楽器でも買ってきてくれ。」
って頼んだのは事実です。
けど、私がサックス吹くのを知ってるんだから、
きっと言葉の行間で読み取って、
リード系の楽器を買ってきてくれるだろうと
思った私が浅はかでした。
送られてきた巨大な木箱を開けると
中から見た事もない撥弦系の楽器が。
驚いて友達に電話して訊ねると、
トルコの民族楽器でサズだと教えてくれた。
ケースがなかったので材木屋か何かに交渉して、
日本までの船旅に耐えられる頑丈な箱を
わざわざ作ってもらったらしい。
「ナカミよりもハコの方が高かった。」
と自慢するソイツの声を聞きながら、
「これ、どうやって弾くねん?」と、
困惑するばかりのしほたつ青年でありました。
って事で、いまだにその楽器の弾き方がわかりません。
ちゅーか、元々撥弦系の楽器は苦手で全く弾けないのに、
いきなりサズから始めるのもナンですよねー(笑)。
調弦の仕方すらわからなかったんですが、
田代耕一郎さんのウェブサイト でサズが取り上げられており 、
C-G-Dだって事がわかりました。
実際のプレイもmp3で聴けるので興味ある方は是非。
いきなり中近東にトリップしてしまいそうな音です。
実家に置きっぱなしのその楽器、
今度帰った時には、一度くらい爪弾いてみようかと思います。
日本語の教則本とか出てるのかな?
知ってる方がいらっしゃいましたら、教えてください。
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August 06, 2005
とうとうi-tuneのストアが日本上陸!
あ、ネットなので上陸と云う表現はふさわしくないか…。
いづれにしろ、i-pod&i-tuneの勢力は更に力を伸ばしそうな様子。
でも、今のところは傍観かなぁ、ストアの方は。
ここんところ音ログ に嵌って
家に帰ったらi-tuneで音楽流しっぱなしにしてたんですが
(これを原音かけ流しと命名)
どうも音楽を聴いてる気がしなくなってきました。
私のPCの音周りが貧弱だってのもありますが、
もともとBGM程度に音楽を聴くよりも、浸って聴く方が好きだったんで、
ごろごろしながら音ログをチェックしたりしてると
逆に音楽が片手間になってしまって、実に良くない。
やっぱり音楽はじっくり純度を高めて聴かないと駄目ですね。
今のところ、私にとっては形あるメディア、
要はレコードやCDじゃないと、しっくりこないや。
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July 12, 2005
FREEDOM RECORDさんのTBで音ログ なるものを知りました。
i-tuneで聴いた音楽の履歴が自動でblog化して残ると云う優れものです。
これは面白い!
いつどんなのを聴いてたか、全部残るんですよね。
これなら毎日更新だって楽々だ(笑)。
ジャケットのギャラリーみたいで見てるだけで綺麗です。
よかったら右下の「しほたつの音ログ」を見てやってください。
でもジャケットデータはアマゾンから拾ってるようですので
廃盤やマイナーなアルバムばっかり聴いてると
ジャケ写が抜けまくって美しさに欠ける…。
あと、リンクミスが結構頻繁にあって、
全然関係ないCDが表示されるのは問題ありだなぁ。
▲これは、音ログ X POQUEって、
フラッシュを使ったRSSビューアなんだそうです。
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June 28, 2005
そよけき風にうつろう季節を感じながら
同じ色の、同じ薫りの音楽と戯れる。
その調べはまどろみを齎し、
心もまた季節を感じながらうつろいゆく…。
やめてあげてー。イタイヒトと思われる~。
今回は季節と音楽の話。
どうもジャズって夏には不向きですよねぇ。
夏の恒例ジャズフェスだって、
どっか"違う"気がするのは私だけでしょうか。
ジャズの持ってるテンションが夏の緩~い空気に合わないんだ。
学生時代、ジャズ一辺倒だった頃は、夏のビーチに寝転びながら
「ヴィレッジヴァンガードの夜/ソニーロリンズ(BLUE NOTE)」
なんかをガンガン流してたりしてましたから、
きっと回りからは気味悪がられてたと思います。
うだるような暑さの中、のたうつロリンズ節…。
どうかしてましたね。
今は夏になるとブラジル音楽の比率が上昇します。
季節限定で片手間に聴いてるだけなので
いつまたっても詳しくなりません。
毎年、同じモノを聴いてる。
ジョアンとホーザパッソスとアナマルチンスのローテーション。
うーん、進歩がない…。
数年前、ブラジル音楽に傾倒する方と呑んでたんですが、
「ジャズ好きの人はボサノヴァまでならいけるけど
そこから一線が超えられない。」
って感じの事を云ってはりました。さもありなん。
そして秋になると、夏場に緩んだ音楽のタガを引き締めるべく、
急に重いジャズやら現代音楽を聴き始めるのが吉例。
芸術の秋とか云うのも秋の夜長ってだけじゃなくて
夏の緩和の後に緊張を求めるからではないでしょうかね?
冬になると、ECM系か(笑)。
アイヒャの音楽は冷たい肌触りでこの季節にぴったりでしょ。
でも、年末になるとクリスマスアルバムに移行。
家は仏教だし、関係ないっちゃあ、ないんですが、
あの時期特有の妙な浮かれ気分は嫌いじゃない。
ジャズのクリスマスアルバム、200枚以上集めてる人も
そういないと思います。アホです。
春は、歌モノ。
やうやう白くなりゆく山ぎは
少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる。
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June 11, 2005
数日前、夕暮れ時に車で走ってたら、
本当に夕焼けが綺麗でした。
営業車にカーステなんてついてないから
i-podをシャッフルで再生してたら
トニーニョオルタのギターが流れてきた。
「DURANGO KIDS 2」の中の"LITORAL"って曲。
思わず車のスピードを落としましたよ。
情景の美しさがひときわ冴えた様な気がした。
しばらくしたら
「WHYNOT/GEORGE CABLES(WHYNOT)」の中の
"THINK ON ME"って曲に変わりました。
ここは東北道なのに、何だか首都高でも走ってるかの様な錯覚が。
同じ情景でもBGMでこうも感じ方が変わるんだなぁと思ってたら、
曲は"DRIVING JOHNNY"に変わった。
SAKANAのメンバー、pocopenと西脇一弘が宅録した
「SUNNY SPOT LANE/(SAKANA RECORDS)」に入ってるヤツ。
なぜだかどわーっと涙が出てきました。
pocopenの声はシリアスな響きを含んでるので
日常生活の中では重く感じる事も多いんですけど、
その時は完全にツボに嵌りました。
「生まれ育った訳でもない北の土地で、俺は何やってんだろ。」
「俺の人生なんて、ろくな選択もせず、ただこの道の様に
緩やかに蛇行を繰り返してきただけじゃないか。」
とまあ、感傷的な自分に陶酔してた訳です。
数時間後にはすっかり忘れて酒を呑んでましたけどねー。
って事で夕暮れに物思いに耽りたい方には
このアルバムをお薦めする次第です。
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May 28, 2005
昨日の仙台は大荒れの天気でした。
朝からの雨模様が昼ごろには一転して晴天に。
で、このままいくのかと思ったら、夕方から激しい雷雨。
今にも落雷しそうなふいんき(←なぜか変換できない)だったので
仕事もそこそこに家に飛んで帰り、
オーディオのコンセントを引き抜いたのでありました。
で、今日は朝からいいお天気。
窓を全開にして部屋の空気を入れ替えつつ、
近所迷惑にならない程度の音量で音楽を。
こんな日は、これでしょう。
「FUTUROS AMANTES
/ANA MARTINS(RIP CURL RECORDINGS)」
1999年に録音されたアナマルチンスのデビュー作。
まだ癖のついていないストレートな唄い方が
実に清楚で可愛らしいです。
一曲めの"A VIDA LEVA"(別名:ちゃんちゃいおん)は
聴く者全てを幸せにする名曲と云ってしまいましょ。
んでもって、こんな日はランチも爽やかなメニューを。
ナスとトマトとバジルと生ハムを使った冷たいソブラカペリーニ。
熟し過ぎたトマトが安く売られてたのでラッキー。
あー、小市民的幸福。
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May 21, 2005
こないだ実家に帰った時、あれこれ家探ししてたら、
とうとう出てきましたよ、「卒業記念テープ」が。
その名の通り、大学の卒業記念に作った
トンチキ連中のお馬鹿なカセットであります。
聴き返してみると、思いっきり恥ずかしいっ!
とてもじゃないが人にお聴せできる内容ではありませんが、
かなり笑えるので、恥を忍んで一曲だけアップします。
その名も"チラシのブルース"!
これは私が在籍していた映画研究会の部室の壁にベタベタと張ってあった
映画のチラシを見ながら、ゴンジーのギターをバックに即興で歌ったブルース。
何の打ち合わせもなくいきなり一発録りしたので
同じチラシが二回出てきたりしてますが、それはご愛嬌。
ゴンジーとの息の合ったプレイをお楽しみ下さい。
云っときますが、酒は一滴も呑んでません。シラフです。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiho/chirashi.htm
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April 29, 2005
みうらじゅん、山田五郎、モリタタダシの三人が
インターネットラジオBARK Sで2年近くに渡って
放送した「仮性フォーク」と云う番組を
2枚のDVDに収めたアルバムです。
内容はみうらじゅんが高校時代から
社会人に至るまでの間、
カセットテープに吹き込んだ
オリジナルソングを聴きながら、
パーソナリティの三人が茶々を入れつつ
わいわい盛り上がると云う趣向。
なんとDVD二枚で39時間27分、304曲の楽曲を収録!
最初はみうら青年の青臭くダサいセンスを笑っていたのですが
聴き進めていくうちに、一人の青年が大人になっていく過程を
見守り続けている様な不思議な感覚に包まれ始めました。
更には自分の若かりし頃とオーヴァーラップさせ始めてたり…。
普通なら隠したい様な恥ずかしい過去を
ここまであからさまにされると、
自分の人生の中での似た様な出来事を思い出して
今更ながらに甘酸っぱい気持ちになったりするのでした。
私も曲を書いたり、小説を書いたり、エッセイを書いたり、
同じ様な事をやってたんですが、
やはりみうらじゅん氏程のパワーはなかったですね。
そんなこんなで、
久しぶりに昔のカセットテープをガサゴソ引っ張り出してみたら、
お気に入りのジャズを集めたセレクトテープやら
タモリのオールナイトニッポンを録音したものやら
大阪の某店で毎月演奏してた下手糞なバンドの音源やら
懐かしさ中枢を刺激するモノが大量に出てきました。
しかし、一本だけ探しても出てこなかったのが
大学を卒業する時に作った「卒業記念テープ」。
みんなでよってたかって作った貴重な作品なんだけどなぁ…。
部室の壁に貼ってあったチラシを見ながら
アドリブで唄った「チラシのブルース」は久々に聴いてみたいぞ…。
はっ…。
気が付くと、思い出の中へトリップしている自分。
これぞDTFの魅力。
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April 24, 2005
季刊アナログって雑誌の一つか二つ前の号に
スウィングガールズの紹介記事が出てまして、
そこに載ってた映画のスチール写真を見た時、
「この監督、ジャズをあんまり知らないんじゃないか?」
って思ったのが第一印象でした。
だって竹中直人演じるジャズマニアの先生の部屋の壁に
■ノーマングランツのジャムセッション
■ファイヴスポットのエリックドルフィ
■ゴールデンサークルのオーネットコールマン
■ビッチェズブリュー
が並んで飾ってあるんだもんね。
フツー、この取り合わせはないよなーと思ってしまったのです。
って事で、あんまり興味も持たず流してたのですが、
ひょんな事でDVDを購入する事に。
酔っ払った帰り、タクシーに乗ろうとして、
財布に万札しかない事に気がつき、
「あー、これで乗ったら、運ちゃんに厭な顔されるなぁ。」
と、コンビニで崩す事にしたのでした。
そこに並んでたのがスウィングガールズだったのです。
そんでもって、観ました。
お、面白い!
ツッコミどころは沢山あるけど
細かい事云わずに楽しめる映画でした。
岡本喜八監督の「ジャズ大名」以来の名作と云い切りましょう。
舞台を山形県米沢にして、彼女たちに方言を喋らせたのも
設定の妙でありましょう。
すっかり嵌ってしまい、
「FIRST AND LAST CONCERT」も買いました。
演奏自体は正直云って
下手なアマチュアバンド級だけど
彼女達が溌剌と演奏する姿を観たかったから。
しかし、本仮屋ユイカが出ていない事に愕然。
どうやらNHKの朝の連ドラで忙しくなってしまったらしい。
半分は彼女目当てだったのにー(笑)。
結局、最初に買ったスタンダードエディションは
後輩に売っ払って、
プレミアムエディションを買い直したのでした。
去年の夏にこの映画を観てたら、
東北のジャズフェス巡りをしてたかもしれない…。
せっかく仙台に住んでるのに…、残念至極。
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April 23, 2005
昼飯を買いに行ったコンビニで
いきなりハンクモブレーが現れた。
明るい店内に重いブルーノートが響いた。
コレ、チルドコーナーに並んでたカップコーヒーです。
回りの商品のヨ~ロピア~ンなデザインと比べて
あまりにもあまりにも雰囲気が違いすぎます!
確かに目立つ事は目立つんでしょうが、
これを見て「をを、コレ買お。」って人は
どれだけいるんでしょうねぇ。
客層とコンセプトが合ってないんじゃないかなぁ…。
きっとメーカーの企画書には
「コーヒーのメインターゲットである男性に訴求するデザイン」だとか
「スイングガールズのヒットなどジャズがブームになりつつある」とか
そんな文字が躍っているに違いありません。
私が確認したのは、他にブラウニー、リーモーガン、ソニークラーク。
って無難なところを押えた感じです…。ヌルいっ。
マニア心を擽るならブルーノート4000番台全部リリースしましょう(笑)。
「BLACK PEARL/JIMMY McGRIFF(BLUE NOTE 4374)」
「THE TOKYO BLUES/HORACE SILVER(BLUE NOTE 4110)」
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April 17, 2005
映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中で唄われた名曲ですね。
コルトレーンが生涯かけて吹き倒した事でも有名ですが
最後の方になるともう素材としても崩れてしまい、
何十年前の「なれ鮓」状態で何が何だかわかりません。
正に「なれ鮓」と一緒で、通は有難がります(笑)。
この曲、身の回りの好きなモノを
韻を踏みながら並べていく言葉遊び的な曲ですから、
やっぱりヴォーカルが楽しいと思います。
ちょっとマイナーなアルバムですけど
「MY FAVORITE SONGS/KAROLINA STYLA(NOT TWO)」
は、モーダルなコンボをバックにさり気なく唄ってて、
ここ数年で聴いたこの曲の中でもお気に入りの一枚。
それから映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」でも
印象的なシーンで唄われていて、
ビョークの独特のヴォーカルが胸に刺さりました。
しかし、この映画、とてもつらい種類の涙を伴うので、
曲の印象をドーンと重いものにしてしまうかも。
現に私は後遺症が残りました…。
なんか明るい映画で使ってるのでも観て
リハビリせねば。
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April 10, 2005
私は六月のニューヨークが好き。あなたはどう?
私はガーシュインの曲が好き。で、あなたはどう?
"How about you?"はバートンレーン作曲・ラルフフリード作詞の
古いスタンダードナンバーです。
モノの本で調べてみたら、
元々ジュディガーランドの「Babes in Broadway」で使われ
その後もモンローの「ノックは無用」で唄われたりしたとの事。
映画と関わりの深い曲なのですね。
個人的には"How abou you?"と云えば
アニーロスがマリガンをバックに唄った
「ANNIE ROSS SINGS A SONG WITH MULLIGAN!
/(WORLD PACIFIC RECORDS)」
が真っ先に思い浮かびます。
彼女の可愛らしくもスマートな唄い口が
マリガンのウェストコーストなバックに相俟って
とても心地のよい演奏に仕上がっております。
で、私の好きなテリーギリアムの「フィッシャーキング」の中でも
全編に渡って使われて、幸せ感をアップさせてます。
過激なトークで人気のDJジャックの一言で起こってしまった
悲しい殺人事件。
運命的に出会うジャックとパリー。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、
なかなか胸にジーンとくる(平凡な表現ですスミマセン)
テリーギリアムらしくない作品であります。
あまり人に薦められる様な映画を観ていない私ですが
これはフツーにお薦めできます。
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January 02, 2005
【LP発掘企画~2005正月篇 その4】
ヴァイブ奏者のチャーリーシューメイクの1984年録音のアルバムです。
メンバーは下記の通りです。
CHARLIE SHOEMAKE(VIB)
PHIL WOODS(AS,CL)
TOM HARRELL(TP)
TERRY TROTTER(PF)
RAY DRUMMOND(B)
BILLY HART(DS)
SANDI SHOEMAKE(VO)
って、他の連中の方が有名かも。
しかもフィルウッズが入ると完全に喰われてしまいますねー。
「ウッズのバンドでヴァイブが鳴ってる。」感じ(笑)。
しかし、チャーリーシューメイクのオリジナルがどれも魅力的で
全体として統制のとれたハードバップな演奏になっています。
熱いニューヨークのバップではなく、知的で少し西海岸なバップって感じ。
中でもタイトル曲の"INCANDESCENT"と"PARDON ME"が好きです。
"GUESS I'LL HANG MY TEARS OUT TO DRY"で嫁の唄が入りますが、
ここでもオブリガードをつけるフィルウッズが一番目立ってるので
旦那は気を悪くしてるんじゃないでしょうか?(笑)
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【LP発掘企画~2005正月篇 その3】
アルバムタイトルが「SEXTET」と云うイイカゲンなLP。
ジャケットも手抜きだし、音源も寄せ集め状態です。
1963年の日本ツアーで「AUTUMN LEAVES/(RIVERSIDE)」やら
「NIPPON SOUL/(RIVERSIDE)」を作って余ったテイクに
1961年のサンフランシスコのライヴ音源を加えて
何とかLP一枚分に仕上げた感じですね(笑)。
って事で顔ぶれは下記の通り。
CANNONBALL ADDERLEY(AS)
NAT ADDERLEY(COR)
YUSEF LATEEF(FL,TS)
JOE ZAWINUL(PF)
SAM JONES(B)
LOUIS NAYES(DS)
但し余りテイクなので超有名曲は入っておりません。
でも熱狂的な日本ツアーの雰囲気は楽しめます。
御幣を恐れずに云うとキャノンボールって演歌歌手みたいなもんで
新しい事を求めてスタイルを変えていく人ではないですから
まわりのメンバーが若干変わってバンドの雰囲気が変わっても
本人は飄々とファンキーな演奏を繰り広げているだけですもん。
それでいいんです。
ユゼフラティーフの変さ加減もスパイスになって
このセクステットはキャノンボールの歴史の中で
最も楽しいジャズを聴かせてくれたユニットだったと思うのです。
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January 01, 2005
【LP発掘企画~2005正月篇 その2】
アニタオデイと云えば「ANITA SINGS THE MOST/(VERVE)」が好きで、
それ一枚だけでいいかなとさえ思うのですが、
そう云ってしまっては身も蓋もないので、この「WINNERS」も取り上げてみましょう。
このアルバムの面白いところは、
"TAKE THE 'A'TRAIN"や"A NIGHT IN TUNISIA"や"PEANUTS VENDOR"など
有名ビッグバンドの十八番のナンバーをアニタが唄うと云う企画に尽きます。
しかも彼女が一時のスランプを脱した後の最も調子のいい頃の録音です。
特に"FOUR BROTHERS"のスキャットを聴いてると、
テクニックや音程は相変わらず荒いですが、気持ちが乗ってるのがわかります。
そんでもってこのLPはA面のアレンジをマーティペイチが、
B面のアレンジをラッセルガルシアがやってます。
こう云うLPならではの気の利いた演出が実に心憎いですねー。
個人的に金管のアレンジの派手なB面の方がアニタに向いてる気がするのですが、
皆さんは如何でしょう?
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【LP発掘企画~2005正月篇 その1】
アートファーマーとベニーゴルソンの双頭コンボである
ジャズテットの1962年のアルバムです。
このグループでの6枚の録音のうち、最後から2つ目の作品。
昔、こう云ったアレンジのしっかりしたコンボが好きで、
他にもジジグライスのJAZZ LABやAL&ZOOTとかを良く聴いてました。
それらに共通するのは、アレンジの巧みさを楽しむと同時に
個人技にも聴きドコロがいっぱいあるって事。
ジャズテットはアレンジも良いけど、選曲も良いですよね。
冒頭の"TONK"で楽しい雰囲気に一気に引き込んで
"RUE PREVAIL"でブルージーなムードで寛がせる。
んでもって"RICHIE'S DILEMMA"でファンキーに盛り上げて、
"WHISPER NOT"でしっとりと落ち着かせる。
考えてみたらLPは片面の中にちゃんと起承転結が描けたんですよね。
決して血湧き肉躍るタイプのジャズではないですが、
ジャズの美味しいところを凝縮したような多彩な味付けが魅力です。
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今住んでるトコロが三階建てのワンルームマンションの202号。
つまり、建物のど真ん中の部屋なのですよ。
って事で、いつも隣近所を気にしながら音楽を聴かないといけません。
音楽友達のN氏がウチにきた時にも、
「せっかくのシステムが勿体無いな。」と云われてしまいました。
しかし、盆と正月に実家に帰った時だけは、
あまりまわりを気にせず音を上げて聴けます。
正月そうそうジャズ三昧。
テレビも面白くないからちょうどいいです。
しかも実家に置きっぱなしのLPに10年ぶりに針を落とす楽しみ付き。
お盆にもやりましたが、【LP発掘企画~2005正月篇】のはじまりはじまり。
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年末の12月30日、神戸のライヴスポットのCREOLEってお店で
西山瞳さんのピアノトリオの2004年最後のライヴを聴いてきました。
帰省の飛行機の関係もあって、
最初から聴けなかったのが残念でした。
演奏曲目はオリジナル中心で
CDにも入っていない新曲もかなりありました。
意欲的に創作活動をしてはる様です。
その日のプログラムは下記の通り。
--------------- 8< ---------------
1st/
Aprilis
Joy(M.Hara)
Reasons
Everytime it rains
Maybe?
Ladies in Mercedes(S.Swallow)
2nd/
Recollection
Winter Moon(E.Pieranunzi)
I'm missing you
Realize
Imagine(J.Lennon)
Days of wine and roses
En/ Epigraph
(ご本人のblogからのコピペです。)
--------------- 8< ---------------
凄くライヴな音のお店でピアノの響きが良かったです。
西山さんの瑞々しい楽曲とタッチにぴったりだと思いました。
ちょうど一年前、京都でもこのトリオの演奏を聴いたのですが、
更に成熟していると感じました。
MCの中で、このトリオでの活動は、しばらく充電期間を置いて
曲作りと練習に励むと云う話がありましたが、なんか勿体無いです。
車のバッテリーだって走行しながら充電できますよ!(笑)
1stステージでベースの原さんのオリジナルを演ったみたいなのですが
その頃、元町の高架下の丸玉食堂で飲んでたので聴けませんでした。うー。
尚、自主制作アルバムの「I'm missing you」が
少しづつ全国で取り扱いされ始めるとの事です。
(→Steps Recordsより流通)
ヨーロッパ系の骨のあるピアノが好きな方にはお勧めです。
店頭で見かけたら、購入いただくと共に、
「他の女性ピアニストをどけて、目立つところに並べといてください。」
との事でした(笑)。
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September 23, 2004
最近、眠れない事もありまして、
アロマランプを購入しました。
松下電工のアロマルーチェってヤツです。
シェードのてっぺんにセットしたガラス皿に
水を張って、エッシェンシャルオイルを垂らすと
ランプの熱で香りが立ち始めると云う代物。
それほど熱くならないので
香りも緩やかですし、そのまま寝ても安心。
色々試してみて気に入ったブレンドは
ラベンダー+イランイラン+ゼラニウム+グレープフルーツ。
鎮静と安眠とストレス緩和に効果のありそうなのを
混ぜてみたらイイカンジだったので続けてますが
専門的にはどうなのか良くわかりません。
で、この寛ぎの空間と時間を更に純化してくれるのが
やっぱり音楽ですね。
例えば、
AS TIME GOES BY / CARMEN McRAE (VICTOR)
DREAMSVILLE / STACEY KENT (CANDID)
KEY OF LOVE/KIRSTEN CAMBELL(MARSHMALLOW)
の様なヴォーカルモノ。
それから秋になるとどう云う訳だか
クラシックを聴きたくなるのが私の音楽癖。
俳句の季語に使えます(嘘)。
ラヴェル、プーランク、フランクのピアノ曲や室内楽曲、
ヒリアードアンサンブル、定番のバッハの無伴奏チェロetc.…。
あと三善晃の初期のヴァイオリンソナタなんかも良いなぁ。
でも、音楽に聴き入り過ぎると、
また頭が冴えて眠れなくなるので要注意です(笑)。
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September 10, 2004
窓を開けて寝ると
空気がひんやりする今日この頃。
最近どう云う訳だか
深夜に目が覚める癖がついてしまいました。
2時半頃に一旦起きて、
そのまま二、三時間眠れない。
おかげで疲れが取れなくて困る…。
しかしまぁそんな事よりもとにかく退屈なので、
真夜中にオーディオの電気を入れて
何やらごそごそと聴き始める事になります。
当然ご近所があるのでホントに小さな音量。
ベースやドラムが響くのはアウトです。
できれば眠りに誘ってくれる様なモノが吉。
って事で今聴いてるのが
「MY OLD FLAME/TRUDY KERR(JAZZIZIT)」
って女性ヴォーカルのアルバム。
サブタイトルに"REMEMBERING CHET BAKER"とある様に
チェットの愛唱曲を取り上げた作品集です。
ドラムもベースも管も入ってるんですが、
全体的に静かに締まった音作りなので、小音量には向いています。
昼間に聴いた時はあまりピンとこなくて
そのまま棚の肥やしになっていたのを
さっき偶然取り出して聴いてみたら、
「何てことはないけど良いアルバムだなぁ。」と思った次第です。
TPOか変わると、聴こえ方も全然変わってきますよね。
だから、最初「つまらん。」と思っても、
おいそれと中古屋に売れないんです。
「これがつまらなく感じるのは、今の自分の状態に合ってないだけかもしれない。
またいつか状況が変わったら、これが良いと思える時がくるかもしれない。
だから、その時が来るまで取っておこう。キープだ、キープ。」
ええ、どうせ私は"THE 整理の下手な人"ですよ。
とか何とか云ってたら、CDが終わったので次のを準備。
部屋の灯りは落としてるので、暗闇の中、手探りでCDをセレクトし、
そして、そのままジャケットも見ずにプレイヤーにセットします。
俗に云う"ブラインド選び聴き"ってヤツです(?)。
初っ端から"A TIMELESS PLACE(=THE PEACOCKS)"を唄ってます。
良いじゃん。
ここで初めてジャケットを確認。
「THE WALL STREET SESSIONS/JOANI TAYLOR(ROAD HOUSE)」
って、何でも良く聴こえるのは、夜中だから、か…?
ま、昼間とは違った楽しみもある真夜中の小音量ジャズ。
今、アンプの音量は-62.0dBと表示されています。
でっかい音でブンブン聴くだけがジャズじゃないって事ですね。
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August 29, 2004
週末、遠路はるばるNさんが仙台まで遊びに来てくれました。
この夏一新した我が家のオーディオでCD&LPを聴き倒して
肥えた耳でその音を評価してもらおうと云う計画であります。
土曜は前夜祭と称して国分町で呑み過ぎた為、
明けて本日、二人ともかなりの二日酔状態でしたが、
不思議と音楽を聴いてるうちに元気が出てきて
またビールを呑みながら音楽三昧の時間を過ごしました。
下記は聴いたアルバムの一部です。
【CDの部】
SEAWARD/ENRICO PIERANUNZI(SOUL NOTE)
LOVE SCENES/DIANA KRALL(IMPULSE!)
INTERSECTION/LAURA MARTIER(VSOJAZ)
REFLET/NAH YOUN SUN(BIS MUSIC)
FALLOW ME/JEAN-MICHEL PILC(DREYFUS)
STOCKHOLM SESSION/ERIC DOLPHY(ENJA)
AT THE HALF NOTE CAFE VOL.1/DONALD BYRD(BLUE NOTE)
TIME/PRYSM(BLUE NOTE)
渋やん/渋谷毅(AKETA'S DISK)
TOUTAKOO STICKS/STEPHANE HUCHARD(BLUE NOTE)
COYOTE/PER HENRIK WALLIN(DRAGON)
FESTA/ROSA PASSOS(CARAVELAS)
TEARS/JASON REBELLO&JOY ROSE(MARINA)
BARE/MADELINE EASTMAN(MAD-CAT RECORDS)
KEY OF LOVE/KIRSTEN CAMBELL(MARSHMALLOW)
THE BOY NEXT DOOR/STACEY KENT(CANDID)
BLAME IT ON MY YOUTH/VICTORIA TOLSTOY(KAZA)
【LPの部】
AS TIME GOES BY/CARMEN McRAE(VICTOR)
IT DON'T MEAN A THING/山下洋輔(DIW)
GUIDED DREAM/DAVE LIEBMAN&TOLVAN BIG BAND(DRAGON)
ELEGANCE/真梨邑ケイ(DISCOMATE)
とっかえひっかえ仰山聴いたモンです。
話題や興味があちこちに飛び火して、
1~2曲聴いては次のCDへ、って感じ。
取り留めのない展開でしたけど、
逆にそれが楽しかったですねー。
うちのシステムについては結構好印象を持っていただけた模様。
解像度の高さを評価してもらえたのは嬉しかったですね。
エンリコのトリオに合わせて組んだシステムですが
ヴォーカルにも向いている様です。
特にKIRSTEN CAMBELLの歌声が気持ちよくて
二人ともうつらうつらしてしまいました。
いやー、有意義な2日間でありました。
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August 12, 2004
【LP発掘企画 その6】
ボサノヴァヒット以降の1971年に録音された
スタンゲッツの野心的な2枚組LP。
その頃ゲッツはヨーロッパを活動の舞台にしていた様で
これも名門ロニースコットクラブでのライヴレコーディング。
しかもメンバー構成がかなり興味深い。
STAN GETZ(TS)
EDDY LOUISS(ORG)
RENE THOMAS(G)
BERNARD LUBAT(DS)
そう、オルガンとギターの変則ユニットなんですよ。
ここからちょっと個人的なお話なんですが、
これを買った頃はギターの音があんまり好きじゃなかったので
ちょっと針を落としただけで拒否反応を示してしまい、
殆ど聴く事なく棚の奥へしまいこんじゃったんですね。
ですから、ほぼ20年ぶりに聴いたレコード。
正に今回の企画にピッタリです。
今聴くと、とても魅力的な演奏です。
特に2枚目の方が名演揃いかな。
中でも"THEME FOR EMMANUEL"がお気に入り。
かなり過激なプレイにまで発展するオルガンをバックに
アグレッシヴに疾走するゲッツのソロが無茶苦茶カッコイイ。
"SONG FOR MARTINE"はボサノヴァビートですが、
しっかりとメリハリのあるジャズ演奏に仕上がってます。
尺も11分近くあります。
ゲッツのプレイが非常に熱いのは
ボサノヴァで出来上がったゲッツのイメージに対する
反発なんじゃないのかなぁと勝手な想像をしてしまふ。
タイトル曲の"DYNASTY"はビートパターンが変化して
途中で倍テンになる構成がユニークなブルージーなナンバー。
当然アドリブパートでも倍テン部分でぐっとヒートアップ。
ゲッツはソロの途中で"IT DON'T MEAN A THING"を引用。
何だか「らしくない」熱さを見せます。
革ジャンを着てニヒル(死語?)に微笑んでるジャケ写通り、
クールでありながら、ワイルドな香りを漂わせる
ゲッツの意外な一面を垣間見れるアルバムなのでした。
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難波の街をうろうろするのってどれだけ振りだったでしょうか。
学生の頃は毎日の様にうろついていたトコロだったんですが
卒業して就職して転勤して…、
知らないうちに遠い街になってしまってました。
久々の難波はちょっと胸躍るものがありましたねー。
それこそ色んなモノができて新しくなった部分もありますが
全体的な雰囲気は殆ど変わっておりませんでした。
日本橋の電気街をウロウロして、
ジャズCDの専門店LIGHT HOUSEでCDを物色。
PER HENRIK WALLIN4枚とヨアヒムキューン1枚をゲット!
これは大収穫でした。
それから一芳亭でシュウマイと唐揚げで酒を呑む。
一芳亭はキタの店には何度も行ってましたが
ミナミのお店は初めてでした。
味は同じ。…だと思う。
口の中でほぐれていく様な柔らかいシュウマイ…。
衣も何もついていない本当の唐揚げ…。
まだ陽の高い内から酔っ払う幸せ。
で、今回のメインイヴェントがやかたの新店舗への顔出しでした。
やかたと云えば、ミナミを代表するジャズ喫茶でした。
それがやかたmildになって、その後、何度か移転して、
今度、YAKATA de Voseに生まれ変わりました。
ジャズよりもボサノヴァの比率が高くなり、
誰でも気軽に楽しくお酒を呑めるお店になりました。
マスターと顔を合わせるのは2年ぶりくらいでしたので
とても懐かしく気持ちのいい時間を過ごしました。
質の高い音楽を聴きながら楽しくお酒を呑みたい方、
YAKATA de Voseへ行ってみて下さいな。
http://www12.plala.or.jp/uesio/index.html
最後は神座のラーメンで〆る。
寸胴での煮込みをやめて、中華鍋に戻した様です。
だから当然味は変りましたね。
昔の味に戻った様な気もするし、そうじゃない気もする…。
ま、酔っ払ってたから味覚もイイカゲン。
って事で久々に難波を満喫した一日でした。
何か日記blogみたいになってしまいましたね。
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【LP発掘企画 その5】
ボビーワトソン率いる29TH SAXPHONE QUARTETの
1988年のイタリアでのライヴの様子を収めたモノ。
29THは数あるサキソフォーンカルテットの中で
個人的に最も好きなグループです。
とにかく全体としての纏まりと個人技のバランスが絶妙で
4人のサックスの音色が気持ちよく溶け合って
極上のアンサンブルを聴かせてくれます。
そんでもってライヴでも、この完璧なパフォーマンス。さすがです。
29THとくればやっぱりボビーワトソンの曲を聴かないとね。
と云うわけで、初っ端の"THE ORGINATOR"がいきなり聴きドコロ。
なんでこの人の曲はこんなに聴いてて楽しいんでしょう?
アイデアの一杯詰まったアレンジも凄いです。
B面頭ではショーターの"NIGHT DREAMER"を演ってますが
少しノーテンキな29THサウンドからはショーターの
妖しげな雰囲気は漂ってきません(笑)。
B面ラストはパーカーの"MY LITTLE SUEDE SHOES"。
ボビーワトソンを大きくフィーチャーしたアレンジになってます。
オープニングのカデンツァからテーマに至るまで
ダブルタンギングを多用した愉快なフレージング、
得意のノンブレスも使って尺の長いアドリブライン、
実に楽しい仕上がりです。
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August 11, 2004
【LP発掘企画 その4】
ユゼフラティーフの1960年録音のアルバムです。
彼の作品はホント色々あってあたりはずれが激しいのですが
このアルバムも人によってはハズレに相当するかも(笑)。
私は面白いと思ったんで紹介させていただきます。
ノネット(9人編成)と云う大きなコンボなので
そのアレンジが聴きドコロになってきます。
ジャケット裏の英文を斜め読みしてみると、
どうやらユゼフラティーフ、チャールスミルズ、
ケニーバロンの3人がアレンジを施している様です。
間違ってたらすみません。
中でもミルズの"THE CENTAUR AND THE PHOENIX"が秀逸。
って云うか、これだけって話もありますが(爆)。
アレンジできてるんだか何だかわからない様な
ウネウネトした音の絡み合いが実に面白いです。
参加メンバーも豪華顔ぶれで
クラークテリー、リチャードウィリアムス、カティスフラー、
ジョーザヴィヌル、ベンタッカー、レックスハンフリーetc.…。
でもそれぞれの個性が出てるとは云えないので
ソリスト目当てで聴くと拍子抜けするかも。
何か褒めてるんだかけなしてるんだかわからないですが、
要はこのヘンな感じがユゼフラティーフなんだなーってところ。
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August 10, 2004
「ブックシェルフにしか出せない音がある。」って
どこかで読んだ気がするんですが、
考えてみれば、「小さいのにこれだけのパワーが」
みたいなモノに日本人は結構弱い。
舞の海が曙を倒してヤンヤヤンヤ。これです。
だからスピーカーにだって同じ期待を寄せて
「こんな小さいのにスゲー音が鳴るなー。」
って感じてみたいのです。
10万円そこそこのブックシェルフが
50万、100万円する様なスピーカーと
同じ様な音が鳴る訳ないんですけど
判官贔屓で魅力を最大限に汲み取ってやると
十分太刀打ちできてる様な気がしてきます。
要は音楽がどれだけ楽しく聴けるかって事ですね。
とまあ、前置きはこれくらいにして
V-1君の聴き比べに戻りましょう。
■TOGETHER
/CANNONBALL ADDERLEY(PAJ)
もーこてこてのファンキー路線です。
ここでキャノンボールはヴァリトーンサックスを吹いてます。
バリトンサックスじゃなくて電気サックスの方。
観客も乗りまくりでお祭り騒ぎ状態。
更にゲストヴォーカルとして
ルーロウルズとナンシーウィルソンが登場。
黒い黒い音楽の祭典であります(笑)。
この粘っこい演奏&ヴォーカルにも
V-1君はしっかり対応してます。
■管弦楽の為の協奏曲<バルトーク>
/ゲオルグショルティ指揮
シカゴ交響楽団(LONDON)
毛色をガラっと変えてオーケストラを聴いてみます。
金管が咆哮し、弦がうねり、打楽器が暴れる!
あー、カッコイイ!
これを高校の時に聴いて衝撃を受けたのを思い出します。
スピーカーなんてどーでも良い話に思えてきましたが
って事はフルレンジで鳴り捲るオーケストラを
しっかり鳴らし切ってるって事ですか。
■ラヴァルス<ラヴェル>
/アンドレクリュイタンス指揮
パリ音楽院管弦楽団(EMI)
冒頭の混沌とした低音のうごめきは
やっぱり聴き取りにくいですね。
ラヴェルはこの曲と「左手のためのピアノ協奏曲」の冒頭を
わざと聴き取りにくく書いたに違いありません。
でも昔、安モンアンプと安モンスピーカーで聴いてた時よりも
音の輪郭は聴こえてるかも。
弦の艶っぽさもなかなかのものに思えます。
金管や打楽器によるスフォルツァントのキレも良いです。
久しぶりに聴くと、エンディングは鳥肌が立ちました。
やっぱりラヴェルの管弦楽アレンジは魅力的です。
■AFTER GLOW
/CARMEN McRAE(DECCA)
再びジャズに戻って、ヴォーカルモノを。
カーメンマクレエの初期の名盤で
レイブライアントトリオが歌伴を務めてる事でも
魅力のあるアルバムなのですが、
如何せん録音がキンキンしてるんですよね。
マクレエの声が耳に刺さるくらい硬い。
それをV-1君で聴くとどうなるかと試してみたら
やっぱりキンキンしてました(笑)。
でもこれをツィーターの強力なスピーカーで聴いたら
耳が潰れるんじゃないでしょうか?
■SOME OTHER SPRING
/KARIN KROG&DEXTER GORDON(ARNE BENDIKSEN)
こちらも云わずと知れた名盤ですね。
考えてみたらレコードで持ってるアルバムって
ジャズの聴き始めの頃のモノが多いので
名盤とか有名盤の比率が高いです。
で、"SOME OTHER SPRING"冒頭のデクスターのソロが
非常に野太く逞しく響きます。
カーリンクロッグの声はちょっと埋もれ気味かな?
でもこれが録音のせいなのか、
V-1君のせいなのか判別不能。
と云う事で、この企画、これにてお開きです。
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今回の帰省で実家用にスピーカーを買いました。
一度ブックシェルフ型を使ってみたくて
色々調べたり、聴いたりした結果、
ウィーンアコースティックのV-1にしました。
それはもー、典型的なブックシェルフ型であります。
大きさもW170x D260x H350mmと実にコンパクト。
S-1と云う上位機種も少しの価格差で買えるんですが
佇まいがあんまり美しくなかったので
黒く締まったV-1の方にしました。
で、V-1君の音ですが…、
結構頑張ってくれるんですよねー。びっくりしました。
確かにソースによって得手不得手があるみたいですが
それはV-1君だけのせいじゃなくて
他のシステムが原因かもしれないので
あまり悪口は云わない様にします(笑)。
色々聴いてみた雑感を…。
■STUDY IN BROWN
/CLIFFORD BROWN(MERCURY)
演奏の熱気や躍動感が伝わってきます。
ブラウニーのソロが良い!ハロルドランドのソロも!
なんかジャズらしいジャズを聴いてる気がします。
それにしても"LAND'S END"って良い曲だなぁ。
■AFFINITY
/BILL EVANS & TOOTS THIELEMANS(WARNER BROS.)
エヴァンスに求める肌触りと違う気がします。
ちょっと体感温度が暖かめです。
だからエヴァンスやシールマンスのソロよりも
ラリーシュナイダーのソロで山場が訪れる(笑)。
昔は「ラリーシュナイダー要らないよ。」と
思って聴いてた筈なのに~。
アンケートをとったら、エヴァンスファンの9割が
「ラリーシュナイダー不要」に○するに違いない。
■SEAWARD
/ENRICO PIERANUNZI(SOUL NOTE)
エヴァンスで合わないモノはエンリコで合わず。
当たり前ですか(笑)。
HEIN VAN DE GEYNのベースが太く聴こえる。
低音がやや滲み気味な感じがします。
響きすぎるのは設置環境の問題だとは思いますが。
■THE PAUL BLEY QUARTET/(ECM)
ポールブレイ、ジョンサーマン、ビルフリーゼル、
ポールモチアンと云うイカツイメンバーで録音された
1988年のアルバムです。
絶対に合わないと思っていたら意外とシックリきました。
確かにこのアルバムはECMとは云え、
何だか有機質な感じがするし、それなりに熱くなる。
青いガスバーナーの焔みたい。
それをV-1君は頑張って表現してくれている様です。
やるなー。
面白いので次に続きます。
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【LP発掘企画 その2】
まだボビーワトソンがロバートワトソンと云ってた
1983年のアルバム。
メンバーは下記の通りです。
ROBERT WATSON(AS)
MULGREW MILLER(PF)
KENNY WASHINGTON(DS)
CURTIS LUNDY(B)
このアルバムが好きな理由は
カーティスランディの"ORANGE BLOSSOM"が聴けるから。
アルバムの好き嫌いって、その1曲だけだったり、
フレーズ1つだったり、はたまたスネア1発だったりしません?
10年ぶりに聴くと、ワトソンのフレーズはアドリブまでもメロディアスで
少し「いなたい」気もしますが全体のムードはとってもいい。
これだけ良い曲だとテーマの魅力で押し切れますね(笑)。
オープニングを飾る"TO SEE HER FACE"は
後にアートブレイキー&ジャズメッセンジャーズでも
取り上げたボビーワトソンらしい快作。
ワトソンのバラッド"JEWEL"もランディの"ORANGE BLOSSOM"と
甲乙つけがたい輝きを放っています。
美しくもの悲しいメロディラインは彼の非凡なセンスを感じます。
これら3曲はワトソンも気に入っているのか
「JEWEL/ROBERT WATSON(NEW NOTE)」でも再度演ってます。
でもドラムがマーヴィンスミッティースミスに替わってるのと
あんまり好きじゃないスティーヴネルソン(VIB)が参加してるので
「BEATITUDES」の方が数段上の出来だと思ってます。
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【LP発掘企画 その1】
1972年の驚くべき顔ぶれによるライヴです。
エラフィッツジェラルド、カウントベイシー、
オスカーピーターソン、スタンゲッツ、レイブラウン、
ロイエルドリッジ、ハリーエディスン、アルグレイ、
トミーフラナガン、エディロックジョウディヴィスetc.…。
ノーマングランツのパブロレーベル旗揚げにふさわしく
VERVE時代の花形ミュージシャン大集結って感じですね。
LP3枚組なんですけど、とりわけ3枚目のエラのディスクが良い!
ま、私に云わせたら、何でもエラが一番になっちゃうんですが(笑)、
声の調子も、往年の艶、とまではいかないまでも、
伸びやかで溌剌としております。
それで取り上げている曲がとても興味深い。
キャロルキングの"YOU'VE GOT A FRIEND"とか
マーヴィンゲイの"WHAT'S GOING ON"なんかを唄ってます。
特に"WHAT'S GOING ON"はカウントベイシーオーケストラと
トミーフラナガントリオがバックで演奏してるモンだから
原曲のイメージとかけ離れて完全なベイシー色になってますけど
これはこれでアリだな~、ってカッコよさなのです。
そして、トミフラのトリオをバックに唄う
"SPRING CAN REALLY HANG YOU UP THE MOST"
の優しい耳あたりは絶品です。
エラはスキャットやスイングだけじゃない事を再認識。
あと、このアルバムの目玉はJATPの復活であります。
豪華顔ぶれのジャムセッションと云ってしまえばそれまでですが、
その豪華さ加減が半端じゃないので凄いんですよ。
3面は"LOOSE WALK"でジャムって、
その後はバラッドメドレー。
アルグレイ~エディロックジョウディヴィス~ハリーエディスン~
スタンゲッツ~ロイエルドリッジが入れ替わり立ち替わり…。
それだけで圧倒されてしまいますねぇ。
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私にとってはワクワクする大計画でした。
仕事の関係で神戸の実家を離れて早10年。
CDは全部今の仙台の棲家に運んだけど、
LPの大半は実家に置きっぱなし。
時々思い出して「あのレコード聴きたい!」
って衝動にかられても、それは叶わぬ夢でした。
ところがですよ。
この一年でオーディオを総とっかえした為、
機器が一式余ってきたんですね。
そこで思いつき―――。
「これ実家に送ったら、LP聴けるやん!」
ひらめきと云う程のモノでのありませんが、
その事に気が付いた時、
私の夏休みの計画は決定しました。
「よし、今年は呑み歩かず、部屋でレコード聴こ。」
そして。
一足早いお盆休みを取って、今、既に実家にいます。
宅急便で送ったオーディオ機器の接続も終わり
無事に音を出せる状態になりました。
ラックも何もないのでご法度の重ね置き状態ですが
こんな感じになりました。
プリメイン:DENON PMA-2000
アナログプレイヤー:DENON DP-50L
カートリッジ:audio-technica AT15Ea
CDプレイヤー:MARANTZ CD-60
RCAケーブル:LINN(LINTO付属品使いまわし)
スピーカー:Vienna Acoustics V-1
スピーカーケーブル:MONITOR COBRA6S
インシュレーター:J-1 PROJECT SP35HR 4点
+金属プレート(メーカー忘れた)
電源ケーブル:付属品のまま
スピーカーだけは今回買い足しました。
ブックシェルフタイプって使ったことなかったので
素直な音色でLPに向きそうなのを選んだつもり。
たたずまいも良いし。
ただ小さなケーブル端子にCOBRA6Sは無理がありました(笑)。
ほんと大した機器はありません。
でもこいつらが今年の夏休み3日間の相棒になります。
宜しく。
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July 31, 2004
誠に不勉強ながら、CHRIS KASEってトランペッターを
このアルバムで聴くまで知りませんでした。
ネットで調べてみると、バークリーを出て、
ミンガスビッグバンドにいたらしいですね。
これを含めて数枚のリーダーアルバムを出しております。
生年月日のデータが見つからなかったんですが、
ブックレットの写真を見る限り、結構若い模様。
で、このアルバムなのですが、
非常に興味深いメンバー構成になっておりまして、
CHRIS KASE(TP,FLH)
KENNY WHEELER(TP,FLH)
AIBERT BOVER(PF)
JOHANNES WEIDENMUELLER(B)
MARC MIRALTA(DS)
って、2本のトランペットによるクィンテットなのです。
しかも相手がケニーホイーラーとなると、興味倍増。
そして、その高い期待を決して裏切らない素晴らしい演奏が
全編に渡って繰り広げられております。
全曲CHRIS KASEのオリジナル作品でそのどれもが瑞々しい。
溌剌とした急速調の曲から
幽玄な空気の張り詰めるスローナンバーまで
非凡なセンスが光っております。
特にスローテンポの曲はケニーホイーラーとの相性がばっちり。
"BRILLIANT CORNERS"ってタイトルの曲もありますが、
これは同名異曲(笑)。大きく出たね~、KASEさん。
二人のトランペットのスタイルは当然違うんですが、
非常に似た方向性を持っていると思います。
若手(?)にヒケを取らないホイーラーも凄いけど、
ホイーラー並みの深い表現力を持ったKASEも凄い。
中でも面白いのは"O.K.CHORALE"。
オーヴァーダビングを使った二人のアンサンブルで、
続くファストテンポの"ANTHEM"への序奏と云った感じ。
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July 25, 2004
ピアニスト南博さんの2001年録音のアルバム。
南博4のメンバーは下記の通りです。
南博(PF)
竹野昌邦(REEDS)
水野浩章(B)
芳垣安洋(DS)
ライナーの中で菊池成孔氏の文章を引用しますと、
------------- 8< -------------
(前略)
だから、南さんのジャズは日本の東京の
ジャズですらないんだよ。
そんなの聴けば解ると思うけど、
南さんのサウンドは、どこにもない、
地理的にも、時間的にも同定できない
世界都市のイメージから届く。
ジャズってのは、優れてエレガントな
都市文化だっていう強烈な主張が、
結局どこでもない、理想の都市のイメージを喚起させて、
しかも底部には和服のイメージがするってことに、
粋=クールだとか、鯔背=コーニーって訳語を
与えたくなるね。
そして、そうやって誰とも群れない孤高の都市住人である
南さんに僕はいつも感動する。
(後略)
------------- 8< -------------
南さんの演奏を聴いて、漠然と感じていた事を
ここまで二アリーな感覚で文章にされると
恐ろしさすら覚えました。
南さんの演奏に私が感じる「ぐぐ~っとくる説得力」は
ジャズと和服の関係なんですよ、間違いなく。
初っ端の"#1"から最後の"HOPE"に至るまで
全55分48秒の演奏を真っ向勝負で聴いてると、
ジャズを聴いてると云うよりも
感情の起伏の上に乗っかってる音を聴いてる感じ。
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July 17, 2004
1977年に発売されたリッキーフォードのアルバム。
弾けたノリの曲がこれでもかと続く爽快な作品であります。
リッキーフォードも熱いが、参加メンバーも全員熱い。
汗も唾や飛び散るモーレツな演奏の連続。
録音されたスタジオの中には入りたくないって感じです(笑)。
主要メンバーは
RICKY FORD(TS)
OLIVER BEENER(TP)
CHARLES SULLIVAN(TP)
BOB NELOMS(PF)
RICHARD DAVIS(B)
DANNIE RICHMOND(DS)
で、曲によってアルト、トロンボーン、チューバも加わります。
JAMES SPAULDING(AS)
JANICE ROBINSON(TB)
JONATHAN DORN(TUBA)
全員参加の"UCIL"や"ONE UP, ONE DOWN"なんか
アレンジの泥臭さが幸いして、分厚いサウンドが塊で襲ってきます。
ただ勢いを楽しむだけでも充分に価値のある作品なのですが
リッキーフォードのアドリブラインのケッタイさも聴きドコロでしょう。
誰にも似てないフレーズの折れ曲がり方をします。
それは他のメンバーにも云えていて、一癖二癖もあるフレーズのソロ回し。
ありきたりのハードバップ路線には収まってません。
ピアノのBOB NELMOSが気になったので調べてみたら、
ミンガスの「THE UNIQUE」ってアルバムに参加していて、
リッキーフォードやダニーリッチモンドのバンドで活動していたとの事。
はは~ん、やっぱりそっち系の人だったのねー、って感じです。
個人的にはチャールスサリヴァンを目当てに買ったんですが、
彼のどの自己名義のアルバムよりも溌剌としております。
殆どがアップテンポの構成の中で、唯一のバラードが
骨太のテナーで聴かせる"MY ROMANCE"。
解けかけのソフトクリームの様に甘くねっとりしてる(笑)。
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July 11, 2004
個人的に普段音楽には刺激を求める方なんですが、
やっぱり精神的&体力的にお疲れさん状態になってる最近は
「和む音楽」を頻繁に聴いている様な気がします。
「和み」と「癒し」の違いは微妙でなかなか説明しにくいですが
例えば「MNEMOSYNE/JAN GARBAREK(ECM)」などは
私にとって「癒し」であって「和み」ではないです。
和み=ほっこりする、ニュートラル化
癒し=浄化、
って感じでしょうか?
…ま、こんな定義はどうでもいいか。
昔から和みたいときに聴いてた音楽と云えば
モーリスラヴェルの"ヴァイオリンとピアノのためのソナタ"なんですよね。
あの第一楽章のオープニングの対位的な戯れを聴いてたら
思わず顔の筋肉がほころんでしまいますね。
あとジャンルが全然変わりますが、最近ではつじあやの。
あの人の明るく飾らない声と素朴なウクレレによる音楽は
まさに春のイメージ。
しっかりとしたアレンジによる作品もありますが
ウクレレ一本での弾き語りがやっぱり好きだなぁ…。
で、今、日曜の朝のひとときに抑え目のヴォリュームで聴いてるのが
「JOAO GILBERTO IN TOKYO/(UNIVERSAL)」。
2003年の来日のライヴ録音です。
初来日と云う事もあって、ジョアンの愛唱曲のオンパレード。
非常に録音状態が良くて、左右のスピーカーの間に
ジョアンの姿が浮かび上がってきます。
今年も来日するので今度こそは何としても行きたいところです。
ボサノヴァは和みの音楽としては最適ですね。
高い音楽性の中に和みが共存してると云う稀有な音楽だと思います。
ジョアンが好きな方は「スカートをはいたジョアン」と云われた
ホーザパッソスも好きなのではないでしょうか?
で、フレッシュなところでジョイスの娘、アナマルチンスとかも。
なんだか纏まりのないコンテンツになってしまいましたが
ま、たまにはいいか。
皆さんの「和む音楽」ってどんな音楽でしょう?
外は暑いから出かけるのをやめて、
冷房の利いた部屋でのんびり過ごしながら…。
さて、何を聴きますか?
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June 26, 2004
ピアニストの渋谷毅さんのオーケストラです。
渋谷さんの「率いる」オーケストラって感じではなく、
渋谷さんちのオーケストラと云った方が近いかも。
アクの強いメンバーが包容力のあるリーダーの下に寄り集まって
好き勝手をやりながらも意外にも纏まりを見せております。
9人編成で、しかもトランペットがいないので
オーケストラサウンドと云うより編成の大き目のコンボって感じ。
今までも何枚かのアルバムを出しておりまして、
個人的に好きなのは、
「TAMASA/(林泉)」
「酔った猫が低い塀を高い塀と間違えて歩いているの図/(林泉)」
辺りです。
で、2003年録音の「ずっと西荻」なんですが、
このオーケストラ二枚目のスタジオ録音と云う事になります。
比較的おとなしめで纏まりが良いです。
ライヴ独特のエネルギーの拡散に対して
スタジオならではのエネルギーの集中が感じられます。
…って、ちょっと伝わりにくい表現でしたね。
メンバーの曲中心の組み立ての中に
エリントンの曲が2曲とジャコパスの曲が1曲入ってます。
これだけエリントン臭の薄いエリントンも珍しいですね。
メンバーによるオリジナルの中では
石渡明廣の"もはやちがう町"、古澤良治郎の"GATO"辺りが好き。
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June 20, 2004
フルート&ギターのNICOLA STILOって人のアルバムなんですが、
殆どトニーニョオルタのアルバムを聴いてる様な感覚です。
全編に渡ってオルタのヴォーカル&ギターがフィーチャーされてます。
サウンドはどっぷりとブラジリアンミュージックでありますが、
レーベルも参加ミュージシャンもイタリア系中心です。
ビッグネームではステファノディバティスタも2曲ほど加わってます。
だからと云って、ジャズメンによる勘違いボッサでは決してなく、
似非MPBって訳でもないので、ご安心を。
ありがちなジョビン曲集ではなく、
NICOLA STILOのオリジナルが大半を占めており、
それがどれも繊細で美しい曲なのです。
初っ端の"ADIVIHACAO"が流れ始めた瞬間から肩の力がするりと抜け、
ひんやりとしたシーツの様な音楽に包まってうたたねしたいと思う…。
NICOLA STILOとトニーニョオルタのアルバムは他にも
「DUETS」って云うモノがある様です。
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「005/板橋文夫(MIX DYNAMITE RECORD)」
1999年に発売された板橋文夫さんのCDなのですが、
今までこんなパッケージは見た事ありませんでしたので
開けるのにかなり悩みました(笑)。
【005ジャケの開き方】
①これが005です。表から見るとただの紙ジャケに見えます。
②裏返します。
複雑に折り重なり、どこから開けて良いのか我々を惑わせます。
③良く見ると左の部分が三角に折りたたまれ、
そこから開けやすくなっておりました。
昔から「西の腹開き、東の背開き」と云われる通り、
東京の目黒で作られた005は背中から開く様です。
④綺麗に2枚におろす事ができました。
活きの良い演奏をたっぷりお楽しみくださいませ。
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June 13, 2004
たまには昔のヴォーカル名盤を。
白人ジャズヴォーカリストの最高峰とも云われたクリスコナーですが、
確かに今聴いても色褪せない魅力がありますね。
ハスキーヴォイスがカッコイイ。それでいて艶っぽい。
ほぼ50年もの時を経ているとは思えない生々しさです。
個人的には10曲中4曲もコールポーターの作品ってのが嬉しい。
特に"IT'S AL'RIGHT WITH ME"はこのクリスのが一番好きって人も
多いのではないでしょうか?
些細な話ですが、"THE THRILL IS GONE"の途中で
急にリヴァーブが弱くなるんですよね。
なんか突然耳元で囁かれた様な感じがするのでゾクッときます(笑)。
ただちょっと"RIDIN' HIGH"でギターのバッキングが単調で耳障り。
奏法名はわからないですが、弦をミュートして軽く叩いてるんだと思う。
コンガっぽい効果を出そうとしたのかもしれないけど…。
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June 06, 2004
ヴァイブのJOE LOCKEが中心となった先鋭的なユニットの
2003年録音のアルバムです。
まずはメンバー紹介。
JOE LOCKE(VIB,MIDI VIB,MARIMBA)
TOMMY SMITH(TS)
ED HOWARD(B)
GARY NOVAK(DS)
"CUT AND PASTE"のみJOSH HEINEMAN(PROGRAMMING)
冒頭で先鋭的と書きましたが、
決してトンガって聴きにくい音楽ではないです。
ハーモニーを大切にしながらも、変化に富んだ構成で
聴き応えのある音楽に仕上げているところが素晴らしいですね。
中には私には甘過ぎるかな?と思われる曲もあるのですが
全体としては聴いてるだけで部屋の空気を
入れ替えてくれそうな新鮮な響きに満ちております。
最もハードにドライヴする"CUT AND PASTE"や
ユニークなメロディラインがその後のアドリブにも
影響を与えてる"MALONIUS"、
そして美しい情景をヴァイブとマリンバの
多重録音で描いた"MANHATTAN RAIN"辺りが好き。
ヴァイブ奏者ってスタイルも様々で面白いですね。
似た者探しせずにゆっくり聴ける(笑)。
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June 05, 2004
ステファンオリヴァとフランソワローランのピアノデュオによる
トリスターノへのトリビュートアルバムです。
この二人、同じくトリスターノを取り上げた
「SEPT VARIATIONS SUR LENNIE TRISTANO/(SKETCH)」
ってアルバムも作っておりますが、
そちらはかなり大掛かりな編成でケッタイなサウンドになってましたので、
トリスターノ色って事を考えると、こちらの方が純度は高いと思われます。
非常に資質の似た二人のピアノが冷ややかながら
密度の高い絡み合いを繰り広げます。
時には前衛に片足を突っ込んだくらいアグレッシヴになりますが、
その感触はトリスターノ本人の求めた音楽の延長線上にある気がします。
私は「NEW TRISTANO(ATLANTIC)」を聴いた時と同質の興奮を覚えました。
正に聴きドコロだらけなのですが、"DOWN THE LINE~LINE UP"のメドレーが凄い。
二人のオリジナルからトリスターノの曲へ。
"LINE UP"のテーマの弾き分けが面白い。絡み合いが複雑に縺れてます。
他にローランのオリジナル"VICTORY"は壊れかけのサウンドが心地良いです。
トリスターノの"DREAMS"ってこんなに美しい曲だったんですね。
激しい"VICTORY"の後だけに心にぐっと沁みました。
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May 27, 2004
風邪で寝込んでおりましたので、
なんか優しい音楽が聴きたくなりました。
で、ひっぱりだしてきたのがコレ。
テナーのジムトムリンソンのボサノヴァテイストのアルバムです。
全く以ってスタンゲッツのフォロアーって感じなので
彼のプレイ自体にはそれほどの魅力はないんですけど(失礼)
嫁さんのステイシーケントが参加して数曲唄ってるとなると話は別。
全11曲中4曲で彼女の歌が聴けます。
唄ってるのは、
"DREAMER"(コーラスのみ)
"SO NICE"
"I CONCENTRATE ON YOU"
"THE GENTLE RAIN"。
中でも個人的に大好きな"THE GENTLE RAIN"を
彼女のヴォーカルで聴けるのは嬉しいです。
今までこの曲はアイリーンクラールの歌が一番好きだったんですが
ステイシーケントの歌もそれに並ぶくらい魅力的であります。
この一曲の為だけにこのCDを購入した人が全体の8割に達していると、
出口調査の結果が出ています。私も聞かれました。ええ、聞かれましたとも。
伸びやかな声で唄うボサノヴァタッチの"I CONCENTRATE ON YOU"も素敵です。
ジムトムリンソンのテナーも彼女の唄に寄り添う様に優しいサブトーンを聴かせます。
ってリーダーは旦那の方だった(笑)。
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May 22, 2004
サテンドール神戸で凄い演奏を聴いてきました。
溝口恵美子(vo)
生田幸子(P)
宮下博行(P)
なんとヴォーカル+ピアノ二台の編成なのです!
溝口さんはMCで「初めてです。」と云ってはりましたが、
来てたお客さんも一人残らず初めての経験だった事でしょう。
なんでこんな編成で演ろうって事になったのかと云うと、
「サテンドールにピアノが二台あったから。」らしい(笑)。
この実験的なユニット、結果的には
予想以上の音楽的刺激をもたらしました。
(的が多いな…。)
ステージの構成はピアノデュオで数曲、ヴォーカルを加えて数曲、
最後の一曲は再びデュオって流れで×2ステージ。
生田さんと宮下さんのピアノスタイルの違いが
音の絡み合いを面白くしていた様に思います。
感じとしては生田さんの方が硬質で宮下さんの方が軟質。
殆どリハなしだったらしいのですが
高いレベルでのインタープレイを聴く事が出来ました。
それぞれが探り合い、ぶつかり合い、
必要以上に親和しないのが逆に良かったです。
そこに溝口さんの歌が絡んでくると更に面白みを増す。
初めて聴いたのですが、とても素晴らしいヴォーカルさんでした。
時には白っぽく、時には黒っぽく、表現力に幅がありました。
ノリの良い"SISTER SADIE"でシャウトしたかと思うと、
"I THOUGHT ABOUT YOU"ではジックリとバラッドを唄い込む。
そんでもって、スウィング感も抜群で、スキャットが無茶無茶うまい。
中でもアンコールで唄った"BILLIE'S BOUNCE"では
トロンボーン(?)の口真似で聴き応えのあるアドリブを唄い切ってました。
で、この日一番の大当たりの曲が"OUR LOVE IS HERE TO STAY"でした。
三人の神経がピアノの下あたりで繋がっているんじゃないかと思える程の絶妙さ。
ヴォーカル+ピアノデュオの「必然」を感じた瞬間でありました。
多分、こんな編成の演奏を聴く事は二度とない様な気がする…。
いやー、貴重な体験をさせていただきましたー。
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May 16, 2004
とにかくカッコイイです。むせ返る様な70年代サウンド。
ジミースミスのアルバム多しと云えども
これほどグルーヴィーでファンキーで
アーシーなモノはないのではないでしょうか?
それはもー、品のないくらいノリまくるジミースミス。
で、彼をノセてるのがARTHUR ADAMSのワウギターです。
観客も大盛り上がり大会。
このアルバムは初っ端の"SAGG SHOOTIN' HIS ARROW"だけでOK。
モヤモヤした時、落ち込んでいる時、肉体疲労時の栄養補給に、
これをドカーンと聴いて一気にテンションを上げましょう。
腰を振って、リズム抱いて、指を鳴らして、気分上げて、
両手を振って、声を上げて、飛び跳ねて、さぁ。
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クラリネットのMAURO NEGRIの1998年のライヴアルバム。
エレキギター&エレべ&ドラムによるファンク系ビート中心にもかかわらず、
フロントが持ち替えなしのクラリネットと云うのがこのグループの肝。
スイングジャズ以降、あまり陽の目を見なかったクラリネットが
ハードにグルーヴするサウンドはかなり新鮮です。
クラリネットは美しく鳴らすと、甘さが立って、古臭くなってしまうので
如何にクールに吹き切るかが重要な気がします。
かつてトニースコットってクラ奏者がいましたけど、
この人の音色って乾いてて凄く好きだったんですよね。
途中から東洋文化にカブレて、ヨガとか禅とかに行っちゃいましたけど(笑)。
で、このマウロネグリ。
音色に甘ったるさと云うモノが微塵もない。
それどころかディストーションギターをバックにしても
負けないくらいのアグレッシヴなソロを聴かせてくれます。
とりわけ"SO FUNKY"が凄い。
「SO FUNKY/(SPLASCH)」ってアルバムでも演ってますが
このライヴ盤の方が数段熱いですね。
テーマの部分でクラリネットとギターがユニゾる事が多いのですが、
音の親和性がとても高くて意外でした。
では、最後にメンバーを。
MAURO NEGRI(CL)
BOBO FERRA(G)
FIORENZO DELEGA(B)
CHRISTIAN MEYER(DS)
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May 13, 2004
エリックヴレーマンスのアルバムでは
「FIRST FLOOR/(CHALLENGE)」とか
「BESTIARIUM/(CHALLENGE)」辺りが好きです。
これらはエレキギターの入った変則的なクァルテットorクインテットで
グループ表現に才能を発揮した作品だと思います。
正規ウェブサイトで紹介してますので良ければご参照ください。
と、しっかり宣伝したところで…(笑)、
今回取り上げた「UMAI/(CHALLENGE)」は
同じクァルテットでも定石通りピアノトリオがバックを務めています。
こうなると一気にワンホーンってイメージが強くなりますね。
だからグループ表現よりも純粋にヴレーマンスのトランペットを聴いてる感じ。
手癖フレーズに陥らない新鮮な音の連続に耳を澄ませてしまいますね。
派手さはないですが、宙を彷徨うようなフレーズが心地良い。
また、あまり金属臭のしないトランペットで
エッジが丸くて体感温度がやや高め。
同系統のケニーホイーラーの様な冷ややかさはないです。
バックのピアノトリオも魅力的なメンバーです。
ERIC VLOEIMANS(TP)
JOHN TAYLOR(PF)
FURIO DI CASTRI(B)
JOE LABARBERA(DS)
初っ端の"DREAMLAND"がいきなりジョンテイラーとのデュオ。
柔らかな音の絡み合いの中にピリッとした緊張感が張り詰めていて
決して甘さに流されない展開が良いですね。
しかし何と云ってもこのアルバムの聴きドコロは"VILLA BORGHESE"でしょう。
スローのカデンツァから始まって、インテンポしてボサノヴァビートへ。
適度な緊張と緩和を行き来しながら、16分近くプレイが続きます。
全体として地味なアルバムではありますが、
彼の魅力が随所に感じられる秀作だと思います。
それにしてもタイトルの「UMAI」ってどう云う意味なのでしょう?
美味い?上手い?馬井?
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May 10, 2004
ステイシーケントの2003年録音のアルバムです。
彼女のヴォーカルはとても可愛らしく、可憐で、清潔感があって、
透明感もあって、優しくて、美しくて…、要は、ベタ惚れなのです。
スタイル的には少しオールドスタイルなヴォーカルだと思います。
けど、古臭いのではないのですよね。
昔の曲の中から良い曲を見つけ出してきて、
さらりと自分なりの解釈で唄う…。
聴き手は「へぇ、この曲って、こんな良い曲だったんだ。」と、
温故知新な感慨に浸ることができます。
例えば「LET YOURSELF GO」で取り上げた
"I'M PUTTING ALL MY EGGS IN ONE BASKET"とか
「CLOSE YOUR EYES」の中で歌った"DREAM DANCING"とか
「LOVE IS...THE TENDER TRAP」の中のバラッド
"FOOLS RUSH IN"などなど…、
他の人の唄や演奏で今まで何度も聴いてる筈なのに、
凄く新鮮に思えて、その唄本来の魅力に触れた様な気がするんですね。
この「THE BOY NEXT DOOR」では珍しくPOPS系の曲も唄ってますが、
彼女らしい素直な解釈は変わらず。
バートバカラックの"WHAT THE WORLD NEED NOW IS LOVE"や
キャロルキングの"YOU VE GOT A FRIEND"や
ポールサイモンの"BOOKEND"が彼女の為の曲の様に聴こえます。
でも、このアルバムで一番好きなのは、
ホーギーカーマイケルの"I GET ALONG WITHOUT YOU VERY WELL"。
チェットベイカーのヴォーカルのイメージがあまりにも強い曲でしたが、
それを全て払拭して、ステイシーケントの色に…。
これってホント、凄い事だと思うんですけど。
あと、アップテンポで楽しく唄うコールポーターの"YOU'RE THE TOP"も◎。
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May 09, 2004
ジャケ買い (じゃけ・がい)【名詞】CDやLPをジャケットデザインだけで買う事。
決して服のジャケットを買う事ではないし、鮭を買う事でもない。
ましてや鮭の皮で作ったジャケットを買う事である筈がない。
[例文]わしら広島男児は潔くジャケ買いじゃけのー。
[反意語]中身買い [同意語]衝動買い
[進化形]裏ジャケ買い
個人的にスイングジャーナルやジャズライフと云った
ジャズ情報誌は読まない様にしているので、
"過去に聴いた印象"や"ネット上での趣味の近い人のレビュー"や
"直感や思いつき"が購入の決め手になります。
特に目的もなくCD屋の棚を漁っている時ほど、
この"直感"に頼る事が多いですね。
ジャケットデザインはその際の判断基準の重要なファクター。
「そんな買い方してたら当たり外れが多いやろ?」
と云われる事もありますが、意外とそうでもなかったりします。
長らくこう云った買い方を続けているうちに、
独特の嗅覚が身についてくるのでしょう。
ジャケ買いをしてる人がどれくらいいるか定かではありませんが、
やっぱりジャケットデザインは良いに越した事はないですね。
例えばステファンハッチャードの「TOUTAKOOSTICKS/(BLUE NOTE)」。
所持金が3000円しかなくても
思わずジャケ買いしてしまいそうなカッコよさ。
でもって、中身も素晴らしく、
彼のパーカッションの躍動感が半端じゃないです。
ブルーノートフランスが生んだ傑作の一つだと思います。
ところが同じステファンハッチャードの前作はこんなの。
こらこら、何、イチビっとんねん、って感じです。(注1)
これではおそらくジャケ買いする人はいないと思われます。
中身はそこそこ良いんですけどね、
この「TRIBAL TRAQUENARD/(BLUE NOTE)」。
この様にジャケットで損してるアルバムって云うのも沢山ありますね。
個人的に大好きなドナルドブラウンのアルバムなんて
ジャケットが全て悲惨な状態です。
気持ち悪い渦巻き模様だったり、
目がちかちかする水玉模様だったり、
しかもドナルドブラウンが変なポーズを取ってたり、
ケッタイなメガネをかけてたりと、
ワザとやってるとしか思えないセンスの悪さ。
日本でさっぱり人気が出ない理由はそこにあるのではないでしょうか?(笑)
だからと云って、ジャケットが美しければ良いと云うモンでもありません。
どこのレーベルとは云いませんが、
何でもかんでも"美女の顔"ってのもねぇ…。
確かにハロルドメイバーンは不細工すぎて(失礼)
ジャケットには顔出せないでしょうけど、
ジャズ=オシャレと云うミエミエの売れセン狙いがイヤ。
って事で、ジャケットで思わず惹かれてしまうレーベルと云えば、
LABEL BLEU、enja、ECM、FRESH SOUND etc.…。
あ、期せずしてヨーロッパ系ばっかりだったりする。
(注1)
いちびる (いちび・る)【ラ行五段・動詞】おどける。調子に乗る。
関西地方の方言。
法事で親戚の人が家に集まった時などに
子供のテンションが上がってお調子者になるさま。
その後、お膳の上の物をひっくり返して
必ず母親に叱られる。
[転成名詞]いちびり
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May 08, 2004
THE LIFE OF A TRIOって、実はこれ、
ポールブレイ(PF)とスティーヴスワロウ(B)と
ジミージュフリー(SS,CL)によるユニットなのでした。
このアルバムは1989年の録音。
他にも数枚のアルバムが残されております。
トラックによってトリオだったりデュオだったりソロだったりと
様々な組み合わせでの演奏が展開されてます。
なんせ一癖も二癖もあるミュージシャン同士の顔合わせですので
ありきたりの4ビートジャズになる筈がありません。
昔よりは丸くなったとは云え、ポールブレイのピアノはやっぱりトンガってます。
そこに冷たい響きのジミージュフリーのクラリネットが絡み、
ギターに近い音域までスティーヴスワロウのベースが入り込んでくる。
どことなく似たもの同士のインタープレイ。
音数の少ない中でも深い会話が交わされている感じです。
冒頭のジュフリーの"SENSING"でいきなりシリアスな音楽へと突入。
ジャズを聴いてると云うよりも20世紀のクラシック音楽に近い感覚です。
「あ、これ、ジュフリーって作曲家の"クラリネットとピアノとベースの為のソナタ"だよ。」
って云っても殆どの人を騙せるでしょう(笑)。
モーションのある"INDUSTRIAL SUITE"も素晴らしい演奏。
ブレイのトーンクラスターが地鳴りの様に効果的に使われています。
全体を通して色彩感は乏しいですが、
逆に墨の濃淡や飛沫で描かれた前衛芸術の様な印象です。
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May 04, 2004
ベトナムのギタリスト、グエンレの才能が炸裂したアルバム。
タイトルが示す通り、3つの別々のトリオによる演奏で構成されています。
それぞれのユニットに名前がつけられていて
SILK
PETER ERSKINE(DS),MARC JOHNSON(B)
SILVER
DANNY GOTTLIEB(DS,VO),DIETER ILG(B)
SAND
MINO CINELU(PERC,DS),RENAUD GARCIA FONS(B)
となっております。をー、豪華。
グエンレはエレクトリックギターを中心にアクースティックギターや
フレットレスギター、更にはギターシンセやエレクトリックボウまで持ち出して
正にアジアのギター小僧状態です(笑)。
そんでもって演奏にもアジアの民俗音楽が滲み出ているから面白い。
とってつけた様に民族的なスケールを弾いてるのではなくて
彼のイマジネーションの中に自然に刷り込まれている感じがします。
だから安直に「民族音楽との融合」なんて言葉は使いたくないのです。
今まで「○○との融合」なんてキャッチフレーズにどれだけ騙されてきた事か(笑)。
常人では描けない音楽、つまりはあまり前例のない音楽を
ここまでのクォリティでいきなり聴かされると、ホント圧倒されますね。
3つのトリオで連続して展開していく"SILK""SILVER""SAND"が聴きドコロの1つ。
でも、本当に連続して演奏されたのではない模様。って、そりゃそうですね。
このメンバーをスタジオに集めて待機させるなんてあり得ませんモン(笑)。
アルバム中、最も熱いプレイの聴ける"DANCE OF THE COMMET"も◎。
個人的には東洋的な美しさが香り立つ"LA PARFUM"が一番好き。
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5月3日、高槻ジャズストリートへ行ってきました。
とても良いお天気で絶好のジャズ日和でありました。
高槻ジャズストリートは市民ボランティアによって企画&運営されている
すばらしいイヴェントです。
今年で第六回を迎えました。
場所が高槻と云う事もあって、
普段、京都や大阪で活動しているプロのミュージシャンや
アマチュア&学生バンドが終結。
楽しくも質の高い演奏を繰り広げてます。
阪急京都線高槻市駅を降りると、
いきなりコンコースでのライヴが
出迎えてくれまして、
どどーんと雰囲気が盛り上がります。
写真はBLACK CANDYってバンドです。
京阪神を中心に活動、
年に数回は韓国でも演奏しているそうです。
みんな階段に座り込んで、
演奏を楽しんでいます。
きっと普段はジャズなんて聴かない人々も
こんな間近で熱くブロウされたら、
思わず足を止めたくなりますよね。
時々自転車のおばちゃんが
人ゴミをかき分け通り過ぎたりするのも
こう云ったイヴェントならでは。
阪急高槻市駅を中心に20以上の会場で
二日間、朝11:00から晩9:00まで
あれやこれやとライヴが行われているので
全部聴いて回るなんてのは無理。
って事で、私は昼の4時間くらいをウロウロして、
2つのお店と幾つかの野外ステージを聴いて回りました。
西山瞳トリオ at Billies Bounse
西山瞳(pf),原満章(b),川内努(ds)
全曲オリジナルと云う意欲的なプログラムでした。
ヨーロッパ系ピアノトリオのセンスを持った優れた演奏。
楽曲も非常に高度でありながら、無機質にならず、
美しさや瑞々しさを湛えた演奏でした。
普段は大阪を中心に京阪神で活動してはります。
5/15(土)三ノ宮 CREOLEにて、このメンバーで
新曲中心のライヴを演るとの事でした。
R'emall at Cafe La Poche
馬場考喜(g),久家奈々子(fl)
普段はボサノヴァを中心に演奏されているそうです。
この日はジャズのスタンダードとオリジナルが中心。
タイトルに色を入れた幾つかの作品を聴きましたが
そのどれもが情景を想起させる様な色彩感のある曲でした。
ゆったりとくつろげる昼下がりにぴったりの音楽でした。
ジャックダニエルをロックで頼んだら
ナミナミと注いでくれたお店の方、ありがとうございました。
明らかに私だけ昼下がりには不向きな客でした(笑)。
しげのゆうこハイライト
at 阪急高槻市駅高架下広場
しげのゆうこ(vo),若江敏樹(pf),
kenken(b),濱中信志(ds)
東京で活躍中のしげのゆうこさんが
故郷に錦を飾り、初参加。
少ししか聴けなかったのですが
日本人離れした声質と音量で
説得力のある唄でした。
"TAKE THE 'A' TRAIN"を
スインギーに熱唱してはりました。
高架下広場は音響的には
あまり良くないので、
ピアノの音が特に周囲の騒音に
紛れてしまっていたのが残念。
でもお祭りだから、ま、いいか。
その後、私は呑み会の予定が入ってたので、
後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。
阪急高槻市駅前噴水前広場でJ's Motherが
ゴスペル系の熱いライヴを繰り広げてました。
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May 03, 2004
マイクメリロと云えば、一時フィルウッズのバンドにいたので
耳にされた方も多いのではないかと思います。
ウッズの名盤「LIVE FROM THE SHOW BOAT/(CBS)」のピアノが彼。
また、個人的には、ウッズのライヴ映像の中で
「天才マイクメリロです。」と紹介されて
熱狂的なライヴの空気を変えてしまうような緊張感溢れるピアノソロを
延々10分近く弾いていたのが印象的でした。
で、この「RECYCLE」。
1988年のトリオでのライヴアルバムです。
ピアニストとしては、そんなに巧い方ではなくて、
ミスタッチやアルペジオの粒立ちにムラが感じられたりするんですけど、
それを補って余りある独特のセンスに思わず聴き入ってしまうんです。
例えば"I'VE GOT MY LOVE TO KEEP ME WARM"。
明るく楽しくバピッシュなフレーズが繰り出される中に
時々ケッタイなフレーズが混じります。
で、また正常なフレーズに戻ってしばらくすると、
アレアレ?って感じでアウトする。
アドリブが悦に入るにつれて、妙なフレーズが増えていきますが、
完全に壊れてしまう事はありません。
このジミにヘンなところが彼の面白さだと思うのですが如何でしょう。
曲の多くで、冒頭に長めのカデンツァがあるのは、
トリオでは表現しきれないイマジネーションを放出してるかの様です。
ちょっと残念なのは、ピアノの音が余り良くない事。
録音のせいなのか、店のピアノ自体が悪いのか…。
もし後者なら「RECYCLE」に出す事をお勧めします(笑)。
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May 01, 2004
さりげなく変なCDケースでしょ。
何と横に引き出すのです。
最初どうやったら開くのか
かなり悩みました(笑)。
スライドする内ケースは
真ん中で折れ曲がって
CDが取り出しやすくなります。
で、内容についても少し…。
「SYNERGY
/MIKE WOFFORD(HEAVYWOOD)」
1997年録音のピアノトリオ演奏。
マイクウォフォードのアルバムの中でも
特に魅力のある作品です。
彼らしい奇妙な音使いが随所に見られます。
寸断された短いフレーズで構成される"LOOSE CANON"や
音数の少なさに幽玄の美が漂う"QUIETSVILLE"。
ただのブルースなのにケッタイな刺激溢れる"GREAT TIMES"etc.…、
全編に渡ってマイクウィフォードの捻くれたピアノが炸裂します。
ROB THORSENのベースとジョーラバーバラのドラムも
同質の匂いを持ってますね。
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April 29, 2004
ダラーブランドが1974年に来日した時の
郵便貯金ホールでの模様を収めたライヴアルバムです。
ステージは大きく2部に分かれていて、
パート1が"アフリカ"、パート2が"REFLECTION"となってます。
冒頭でバンブーフルートを吹く他はソロピアノによる演奏です。
彼のピアノスタイルってとにかく反復に次ぐ反復ですよね。
繰り返しの中で陶酔していく独特の演奏スタイルです。
本人はプリミティヴと云われるのが嫌いみたいですけど、
やっぱりアフリカ民族音楽や舞踏に根ざしてる様に思えます。
聴き手を手っ取り早く楽しませる為には
POPSの様に3~4分の中に色んなモノを詰め込み
サビの後に更にCメロ、Dメロまで飛び出してくる様な
刺激的で変化に富んだ音楽の方が良いと思いますが、
ダラーブランドの音楽はそれと正反対の音楽表現なんですね。
かと云って、ミニマル的なトリップ感ではなくて
もっと開放的な昂揚感に浸っていく雰囲気。
メロディラインも明快で、しっかりとルート音で終わる(笑)。
"AFRICA"パートの"SALAAM"から"ANCIENT AFRICA"へ盛り上がっていき、
再び"SALAAM"に戻る辺りの感じは、スケールの大きな感動を覚えます。
"REFLECTION"パートではエリントンの曲やモンクに捧げた曲を演奏してますが、
普通にコードの進行する曲を聴くと、
「別にダラーブランドのピアノで聴かんでもエエかな。」と思ってしまいます(笑)。
後半は"AFRICAN SUN""TINTINYANA"と続き、
彼本来のスタイルでじっくり幸せ感に浸らせてくれます。
"REFLECTIONS"も"REFLECTIONS IN D"も演奏されておりませんのであしからず。
彼はいつもこのスタイルで演奏をしてる訳ではなくて、
大編成のモノもありますし、サックスを吹いてるモノもありますし、
宗教がかったモノも哲学的なモノもあります。時々唄も歌います。
でも、やっぱり彼にはソロでの明るい演奏を期待してしまいます。
黒人の民族問題とか宗教って云われても、ピンと来ないもんねぇ。
時々、地方のCD屋に行くと、ジャズに詳しい店員さんがいないらしく、
ダラーブランドとアブドゥーライブラハムが別々のトコロに並んでたりします。
おーい、同一人物だよー。
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黒人ながらサラリとした唄い口が特徴のデンザルシンクレア。
このアルバムでは時折ストリングスなんぞが入っておりまして
割とオールドファッションな感じのスローな曲では
どことなくナットキングコールを彷彿とさせる瞬間があります。
特に低音で音を溜めて喉に響かせる節回しが似てる。
きっと影響は受けているんでしょう。ピアノ弾くし。
でも全体的にはそんなに似てる訳ではありません。
スイング感があまりなくて、あっさりとした唄い方で
取り上げる曲も"BLACKBIRD"や"THE LOOK OF LOVE"や
"THE FOOL ON THE HILL"と云ったPOPS系の曲が多いです。
"枯葉"なんてベタベタの曲も唄ってますけど、
ギター一本をバックにフランス語なので、スタンダードの"枯葉"ではなく
シャンソンの"枯葉"を聴かせていただいたって印象ですね。
4ビートの演奏が1曲だけで、それもおよそ4ビート的じゃないので
あくまでもジャズはテイスト程度で、微妙に「古新しい」ポップスって感じ。
"ELEANOR RIGBY~LONELY WOMAN"なんてメドレーがあったので
先鋭的な事を少し期待してたんですが、
"LONELY WOMAN"はバックのアレンジに引用されている程度でした。
基本的にはあまり無理せず、丁寧に唄うタイプのヒト。
草食動物的な穏やかさが全編を通して漂っております。
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April 25, 2004
ジャンミッシェルピルクの2001年録音のアルバム。
JEAN-MICHEL PILC(PF)
FRANCOIS MOUTIN(B)
ARI HOENIG(DS)
おそらくこれがピルクのレギュラートリオでしょう。
私の知る限りでは今のところ彼のアルバムは全部この顔合わせです。
(管やパーカッションの入ってるモノもありますが。)
初っ端の"SO WHAT"が彼らしさの塊みたいな演奏。
確かにテーマこそ"SO WHAT"ですが、
その後はだんだんDドリアンなんだかEbドリアンなんだかさっぱりわからなくなって
ドシャメシャになっていきます。
掌や拳や腕を使ったクラスターもここぞと云うところで炸裂。
アルバムに収められている曲は、
"I GOT IT BAD AND THAT AIN'T GOOD"やら"STELLA BY STARLIGHT"やら
かなり色んな人の演奏でうんざりする程聴いてきた曲が多いんですが、
フランス人らしく解釈がかなり捻くれているので、
彼のリメイクした別の曲と思えば良いでしょう(笑)。
このアルバムで好きなトラックは、
"COLCHIQUE DANS LES PRES"って曲。シャンソンが元歌なのかな?
少し哀愁を帯びたテーマをピルクが弾き、MOUTINがフェイク気味に続く。
二人の音が躍動感を持ちながらソリで展開していくにつれて、
次第にヒートアップしてメロディが壊れていきます。
そこからのピルクのソロが熱い。
激しい音の中にテーマの残骸が見え隠れするトコロがカッコイイ。
その他、冒頭で思わず吹き出してしまう様な引用のある"GIANT STEPS"や
パセリ、セージ、ローズマリー&タイムに幻覚作用があったかの様な
"SCABOROUGH FAIR"も聴きドコロ。
そして、どういう訳かラストの曲が"BEGINNING"です。
どこまでも捻くれてるなー(笑)。
昨年、シナジーライヴでこのメンバーで来日したのを聴きに行きました。
その日のプログラムはアントニオファラオのソロとピルクトリオの二本立て。
ファラオがストイックな演奏を淡々とこなしたのに対して、
ピルクのステージはもう興奮の坩堝でした。
ファラオ目当てで来てた人もピルクのファンになって帰ったに違いありません。
観客からはアンコールの連続で、最後は使ってたタオルを客席に投げるくらい
本人も興奮していました。
会場を出る人が口々に「凄かった。」と云ってたのが印象的でした。
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April 24, 2004
ちょっと前にi-podを購入しました。
やっとの事でほぼ満タン。
考えてみれば、CDを約800枚を
持ち歩いてる事になる訳で、
ランダム再生してたら、
ちょっとしたUSEN気分。
もっと早く買えば良かったなー。
通勤で使う事が殆どなのですが、
電車は静かな様で意外と音が多くて、
小さい音や低い音がちゃんと聴き取れない。
ポータブルCDプレイヤーよりも
聴き取りにくく感じるのは、気のせいかな?
って事で、イヤフォンをSHUREのE2Cに付け替えました。
白のボディに黒のコードなのが嫌だけど、音質重視と思い割り切る事にしました。
このE2Cって耳栓みたいになってるんですよね。
だから外の音をかなりカットできます。
電車の中でもピアノの小さな音を聴き取れるのが凄い。
ところが逆に自分の体の音が響きます。
じっとして聴いてる時は良いのですが、
歩いてる時なんかは地面を蹴る自分の足の音がどっどっどっと響く。
自分の息の音が内側から伝わる。
顎の関節の音ががくがく鳴る。
しかも、外の音が聴こえないので
車や自転車の接近がわかりにくいと云う欠点も。
また、車内アナウンスが全然聴こえないので
新幹線で寝てしまったりしたら、エライ事になるかもしれません。
ま、一長一短ですけど、慣れてくると、
普通の開放型よりも音楽に集中できるのでありがたいシロモノです。
ちなみに説明書に書いてあるE2Cの装着方法って
凄くややこしいんですよ。
イヤフォン部分を耳に装着したら、
そのコードを耳の上から後ろに取り回して後頭部で留めろと書いてあります。
その為の麦藁帽子の顎紐留めみたいなのがついてる。
そんな面倒臭い事できるかぁ~。
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ジョーハイダーの1994年録音のアルバム。
メンバーは下記の通りです。
BERT JORIS(TP,FLH)
ROMAN SCHWALLER(TS)
JOE HAIDER(PF)
ISLA ECKINGER(B)
WOLFGANG HAFFNER(DS)
とにかく気持ちの良い、メロディアスな曲が並んでいます。
一曲だけサドジョーンズの"NI DEKLAW EVOL"を演ってる他は
全部メンバーのオリジナルです。
それらが鼻歌で唄いたくなるくらい良い曲ばっかりなんですよ。
ジャズが進化するにつれて、高い表現力を得ていった一方で
楽しさとか歌心と云ったモノが犠牲になっていった様に思います。
そう云った意味で、このアルバムは、頃合にバランスが取れてる。
ジョーハイダーの、プレイヤーとしての能力以上に
リーダーとしての魅力が発揮された感じです。
全員の息が合った溌剌としたプレイがアルバム全体に横溢しています。
タイトル曲の"MAGIC BOX"も良いし、
ファンキーな香りのする"MOVING OUT"も良い。
往年のブラウン=ローチを彷彿とさせる"JUMPIN' AT THE LOCHNESS"も◎。
別段何も新しいトコロや飛び抜けたトコロはないですけど、
ジャズらしいジャズを心地良く聴きたい時に丁度良いアルバムです。
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April 22, 2004
南アフリカ出身の女性ヴォーカリスト、オルナの2002年のアルバム。
白人系ヴォーカリストらしい爽やかで愛らしい声が魅力的です。
無名のシンガーなのですが、プロデュースしたのがブライアンブロンバーグと云う事で
俄然注目が集まったアルバムであります。
可憐なヴォーカルと骨太のバンドの組み合わせ…。正に美女と野獣です。
"ORNITHOLOGY"なんてバップチューンも唄ってますけど、
ちょっと無理してる感じです。
やっぱり彼女の魅力を活かすのは、可愛らしい曲でしょ。
絶対にマイナーよりもメジャーの方が声質に合ってます。
だから、このアルバムで一番好きなのは"NTYILO NTYILO"。
堪らなくキュートです。
他にもしっとりとした"THE VERY THOUGHT OF YOU"や
"MY ONE AND ONLY LOVE"も聴き手を惹きつけます。
また、7拍子の"MY SHIP"も聴きドコロでしょう。
ちょっと褒め過ぎですけど、間違いなく魅力のあるヴォーカルです。
バックの演奏がもう少し軽くても良いかな?って、ブロンバーグ、ごめん(笑)。
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April 21, 2004
エディゴメスとジェレミースタイグの、確か2~3年前に出たアルバム。
エディゴメスとジェレミースタイグはずっと一緒にやってましたから
別段この顔合わせは珍しくも何ともないのですが、
このタイトルとこの選曲ですから、誰でもエヴァンスとの
「WHAT'S NEW/(VERVE)」を連想してしまいますよね。
その辺の見せ方が上手い。
と思ったら、やっぱり日本企画でありました。
ジェレミースタイグは一時期ロックを取り入れた実験的な作品を濫発してまして
内容的にはかなり未成熟な内容のモノが多かった様に思います。
だからエヴァンスとの演奏で好きになったは良いけど、
色々聴いてみたら、ムムムな感じで、ちょっと物足りないトコロがありました。
で、このアルバム、アクースティックな楽器に囲まれて、
ジェレミースタイグのジャズらしいジャズの演奏を聴いた気がします。
しかも"TIME REMEMBERED"や"FIVE"まで演ってるのは意欲的です。
しかし残念な事にピアニストのステファンカールソンが弱いです。
"NARDIS"でのソロを聴いてみても、今どき恥ずかしいくらいペンタトニックですし、
フレーズのアイデア不足もあちこちで目立ちます。
エヴァンス派と呼ばれるプレイヤーなら幾らでもいる筈なのに
どうして毛色の異なる人選になったのでしょうか?
そこで、ファンの戯言―。
ジェレミースタイグとデニーザイトリンの再会なんて実現しないかなぁ…。
できればデュオで。
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いやはや、何ともまぁ…。
昔はジャケ違いを買っても「勿体無い。」と思ってたのに、
全く同じモノを買うようになるとは…。
しかも、棚を整理するまで気が付かない事も。
記憶力の減退にも程があります。
大丈夫か?自分。
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TRINE-LISE VAERINGと云う女性ヴォーカリストの1997年録音のアルバム。
少し耳当たりの冷ややかな声質で、その中に仄明るい暖かみがさしてる感じ。
アルバムの大半が彼女のオリジナル曲で、
それらはどちらかと云うとジャズ的な香りが希薄です。
"THE BLUES"なんて曲も唄ってても、全然ブルーノートが出てきません(笑)。
全体的に如何にも北欧って感じで、美しくも、ちょっともの悲しい雰囲気が漂ってます。
"EVERYWHERE I GO"なんて、凄く良い曲だと思うなぁ…。
唯一"THE GAMES WE PLAY"って曲だけ、
ちょっと気がおかしくなったのかと思う様な奇声をあげてますけど、
これは聴かなかった事にしましょう(笑)。
スタントレーベルと云う事で、バックのピアノトリオは、
BOBO STENSON(PF),MADS VINDING(B),ALEX REIL(DS)と、凄いメンバー。
曲によっては弦楽四重奏が加わったり、ホーンが加わったりします。
オリジナル以外では"MY FAVORITE THINGS"と"DETOUR AHEAD"を演ってます。
"MY FAVORITE THINGS"では唄が終わると、ピアノトリオが俄然張り切り始め、
一気に熱いアドリブに突入するのが面白いです。
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April 19, 2004
フランクキンボローはなかなか掴みドコロのないピアニストです。
ハービーニコルスプロジェクトの活動はそこそこ知られているかもしれませんが、
個人名義のアルバムは殆ど取り上げられる事がない様です。
OMNI TONEやMAPLESHADEと云ったマイナーレーベルから
発売されてるせいもあるんでしょうけど、
やっぱり掴みドコロのなさが災いしてる様な気がしてなりません。
で、1998年録音のこのアルバム。
ピアノトリオとしてはやや長めの9分近い曲が並んでいます。
これくらいの尺の演奏だとアドリブパートもそれなりに長くなりますから、
メリハリの利いた展開が必要になってきます。
ところが、彼のプレイはあまりに淡々とし過ぎているのです。
最初から最後まで同じトーンで話し続ける喋り好きの人みたいな感じで
エエ事云うてるのに、聞き流されてしまう、みたいな(笑)。
じっくり聴くと面白いプレイなのに、勿体無い。
このスタイルのプレイヤーって他にもいたぞ、と思ったら、
オーネットコールマンでした。
ハーモロディックとかややこしい事を云いながら、
ジジイのボヤキみたいなフレーズを吹き続ける…。
そう云えば、このアルバムのタイトル曲の"QUIKENING"って
オーネットの曲を彷彿とさせます。
そして"SVENGALI"はギルエヴァンスのアナグラム。
ハービーニコルス、オーネットコールマン、ギルエヴァンスetc.…、
見え隠れするのは全部一癖もニ癖もある人々なのでした。
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April 18, 2004
フレッドハーシュの1986年録音のアルバム。
ハーシュは殆ど聴いていないのですが、
このアルバムはそこそこターンテーブルに乗ります。
理由はジミーロウルズの"THE PEACOCKS"がとても美しいから。
私、とにかくこの曲が大好きなんです。
世の中の全ての曲の中で二番目に素晴らしい曲だと思い込んでおります。
だからこの曲の入ったアルバムは無条件に購入してしまうのですが、
ただBメロの半音だらけの進行がアドリブ向きではないせいで、
満足できる演奏が少ないのも事実。
でも、このハーシュの"THE PEACOCKS"は見事の一言。
曲の美しさを損なわず、しっかりとBメロもアドリブしています。
あまりに巧みなので予め用意していた書き譜じゃないかと思うくらい。
他にもオーネットコールマンの"ENFANT"を演ってるのが嬉しい。
この曲だけ結構トンガった演奏でアルバムの中で浮いてます(笑)。
でもって、実はこの2曲くらいしかちゃんと聴いてなかったりする(汗)。
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唄うトロンボーン奏者ニルスラングレンの2002年録音のアルバム。
甘くて渋い彼のヴォーカルを堪能できます。
タイプ的にはチェットベイカーに似てますが、もう少し大人な感じ。
チェットは歳を取ってもいつまでも若い頃のまま唄おうとしてましたけど、
ニルスラングレンは大人の渋みがスパイスとしてちょこっと効いてる。
で、トロンボーンもやっぱり巧い。
スローな"EVERYTHING MUST CHANGE"などでは限りなく甘く、
ビートの利いた"I WILL SURVIVE"などではエッジを立たせた音色で。
個人的にベストトラックは"FRANGILE"ですね。
彼のちょっとハスキーな声質によく合った楽曲ですし、
(スティングのイメージがあるからって話も)
リグモーグスタフソンがゲスト参加して
さりげなくも美しいハモリを聴かせてくれます。
その他にもヴィクトリアトルストイや
エスビョーンスベンソンがゲスト参加してます。おー、豪華。
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パーカッショニストJEROEN DE RIJKのアルバムです。
録音は1998年から2001年にかけて。
なんでこんなに長期に渡ってるかと云いますと、
アルバムコンセプトが様々なミュージシャンとのデュオだからですね。
きっと根気良くチマチマと録音していったのでしょう(笑)。
で、入れ替わり立ち替わりの顔ぶれがなかなか魅力的です。
LEONARDO AMUEDO(G),MICHIEL BORSTLAP(KEY),
ARNOLD VAN DONGEN(G),COR BAKKER(TS),
HANS EIJKENAAR(DS),LOUIS VAN DIJK(PF),
JESSE VAN RULLER(G),DADO MORONI(PF),
CARLO DE WIJS(ORG),THEO DE JONG(B),
BERT JORIS(TP),JOHN ENGELS(DS),
ROB VAN KREEVELD(KEY),JIMMY HASLIP(B),
FRITS LANDESBERGEN(VIB)
アルバムリーダーはJEROEN DE RIJKではあるものの、
ピアノやギター等との顔合わせでは
どうしてもそっちに主導権を奪われがちです。
例えばルイスヴァンダイクとの"BLACK BIRD"や
ダドモロニとの"I MEAN YOU"などは
ピアノがしっかりとリズムキープした演奏なので、
そのバックでごくフツーに合いの手を入れるだけになってしまってる。
それに対してミケルボルストラップとの"STARMAC"などは
完全即興で対等のインタープレイ。
せっかくこう云うコンセプトのアルバムなのだから、
後者の様な演奏の方が顔合わせの醍醐味が出てる様な気がします。
初っ端のLEONARDO AMUEDOとの"CORPORAL"では、
ボディパーカッションでペタペタパチパチポコカコと意表を突いてきました。
鍛えれば全身楽器になる、ってトコですか。
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April 17, 2004
ルイスクラヴィスがIDAレーベルに吹き込んだ2枚のアルバムを
ラベルブルーがカップリングして発売したモノの様です。
録音は「CHINE」が1987年、「CHAMBER MUSIC」が1989年。
どちらも狭義のジャズからは大きく逸脱した音楽です。
こうなると、ジャンル分けなんかは無意味かもしれませんが、
ジャズと現代音楽との中間くらいのイメージかな。
ルイスクラヴィスを中心とした天才&鬼才集団によって生み出された
自由奔放なチャンバーミュージックです。
最初からラベルブルーで製作されたんじゃないかって錯覚に陥ります。
だって、「CHAMBER MUSIC」の編成なんて、
LOUIS SCLAVIS(CL,B-CL,SS),DOMINIQUE PIFARELY(VLN),
YVES ROBERT(TB),MICHEL CODARD(TUBA)
PHILIPPE DESCHEPPER(G),FRANCOIS RAULIN(PF,KEY)
BRUNO CHEVILLON(B)ですよ。
チューバとエレキギターが混在してるわ、ドラムはいないわ、
それだけでもケッタイな音楽になること請け合いでしょ(笑)。
でもって、人の声のサンプリングを入れてたりとかもしてるし。
などと書きますと、ゲテモノっぽく感じるかもしれませんが、
このカッコよさは半端じゃありません。
スクラヴィスのプレイが前面に出ている「CHINE」と
メンバーの絡み合いが聴きドコロの「CHANBER MUSIC」。
それぞれの方向性を比べてみるのも面白いですね。
両セッションに参加してるFRANCOIS RAULINもイイ。
まさに自分のフィールドで勝負してる感じで
見事に音楽性が一致しております。
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JOE LoCASCIO(PF)の2002年発売のアルバムです。
ベースがJOHN ADAMSでドラムがTIM SOLOOKのトリオ作品で、
全曲、彼のオリジナルです。
基本的に他のアルバムでもオリジナル中心の人みたいです。
で、作曲も演奏もなかなかの説得力。
アドリブは右手シングルトーンが基本なので、派手な見せ場などはないのですが、
淡々と紡がれる長いフレーズが、知的好奇心をそそる物語の様で、
知らず知らずのうちに耳が次の音次の音を欲していく感じ。
タイトル曲の"CLOSE TO SO FAR"や"BIG MOTEL"でそれが顕著です。
どうやらどんな曲でも書ける人みたいで
冒頭の"TURNABOUT"ではオーネットコールマンチックな曲だったり、
"AND HER LOOK TOUCHING THE AIR"ではメランコリックだったり、
"IDIOT'S DELIGHT"ではモンキッシュだったりと、
色んなエッセンスを混ぜ込んで、自分の個性を逆に際立ててます。
10年くらい一緒に演ってるジョンアダムスのベースは絡み方も巧みだし、
中高音域を多用したソロも聴き応えありです。
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こないだケニーバロンとのデュオ「PEACE/(DIW)」が出て、驚いた事と云えば、
彼の名前がジョージロバートではなく、ジョルジュロベールだったって事。
10年以上も間違えて覚えてたよー(笑)。
彼のアルバムの中では、今以て1992年のダドモロニとのデュオ
「YOUNGBLOODS/(TCB)」が一番好きなんですけど、
これについては私の正規ウェブサイトで既に触れておりますので、
ここでは割愛。
で、1994年録音の「TRIBUTE」アルバムです。
タイトル通りで様々な人に捧げられた曲が並んでおります。
パーカーへの"DEDICATED TO BIRD"
サドジョーンズへの"ONE FOR THAD"
兄弟への"REMEMBERING HENRI"
奥さんへの"JOAN"etc.…。
彼のアルトの調子も良く、ウッズ臭もそれほど感じません(笑)。
レジージョンソンのベースに腰がないのがちょっとマイナスですけど、
全編に渡ってニコニコしながら聴ける楽しいアルバムであります。
個人的に大好きなケニーバロンの"BOYAGE"を
かなりのスピードで演奏してるのがお気に入りポイント。
時々タンギングと運指がずれるのはご愛嬌。
あと、バラッドで演奏する事の多い"OLD FOLKS"をラテンタッチで
小気味良く演ってるのもイイカンジです。ちょっと癖になるアレンジ。
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アジマスはジョンテイラー(PF,ORG)、ノーマウィンストン(VO)、
ケニーホイーラー(TP,FLH)の3人によるユニットです。
如何にもECMらしいサウンドと云ってしまえばそれまでですが、
この3人の作り出す音と空間は本当に美しいと思います。
ドラムやベースで推進力を与えられた音と違って、
彼らの音は空間を漂い、拡散し、そして、消えていきます。
その空気はひんやりと肌寒く、3人の音の粒がその温度を微妙に変化させます。
冒頭の"ADIOS LONY"は躍動感のある曲。
ブラウン運動の様なテイラーのピアノのモーションをバックに
ホイーラーとウィンストンの音と声が空中を彷徨います。
"POTION1"と"POTION2"はとても音数の少ない曲。
緩やかな音の流れの中に耳も体もあずけてしまいたいですね。
このアルバムで一番好きなのは"TIL BAKEBLIKK"。
テイラーの静かな導入部からホイーラー、ウィンストンが加わって
ドラマティックに変化していく展開です。
中でもホイーラーの描き出す音の軌跡が素晴らしい。
まるで轍を避けて、新雪の上をあえて進んでいく様な感じ。
何だか雰囲気に浸って、ECMな日本語表現になってしまいました(笑)。
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エヴィデンスって節操なく版権を買い取って再発してくれるのは嬉しいんですが、
原盤がどこだったかをちゃんと書いてくれないので困りモノです。
と、まぁ、ボヤキはこの辺にして、本題へ。
エディジェファーソンの1959年~65年の音源を集めたアルバムです。
ジャズヴォーカリーズの産みの親である彼が様々な名演をヴォーカリーズしています。
マイルスの"SO WHAT"やホレスシルヴァーの"SISTER SADIE"、
パーカーの"NOW'S THE TIME"にコールマンホーキンスの"BODY AND SOUL"etc.…。
バップのアドリブラインを力任せに歌詞を付けて唄う訳ですから、
かなり無理があるんですが、無理であればあるほどオカシイ。
言葉遊びの面ではラップの元祖と云えなくもない…、って事もないか。
特に面白いのは"BODY AND SOUL"で、元々歌モノにも関わらず、
ホーキンスのメロディのフェイクを活かす為に歌詞を完全に付け替えています。
やっぱり良いなぁ、笑いながら楽しく聴けるヴォーカルって。
いやー、ケッサクなアルバムです。傑作ではなくて、ケッサク、ね。
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デイヴリーブマンの1999年録音のアルバムです。
ジョビンのあまり取り上げられない曲に焦点を当てた作品。
メンバーはVIC JURIS(G),TONY MARINO(B),JAMEY HADDAD(DS)で、
リーブマンはソプラノ、テナーの他にバンブーフルートやピアノを使ってます。
全体としてジョビンらしさやブラジルらしさは香ってこないけど、
ゴリゴリではないサブトーンだらけの(!)リーブマンのプレイを聴いてると、
それなりの解釈に基づいてるんだろうなと思いました。
意外と安直にスタンゲッツのイメージだったりして(笑)。
特にジュリスがアクースティックに持ち替えた時の
"POR TODA A MINHA VIDA"や"SABIA"などは、
生粋のブラジリアンのサウダージとは異質ながら、
このリーブマングループとしてのサウダージが漂っててなかなか良いです。
バンブーフルートはどこで飛び出すのかと思ったら、
"O MORRO NAO TEM VEZ"(英題"SOMEWHERE IN THE HILL")ででした。
なんか一気に民族音楽みたいになっております。
後半の"AULA DE MATEMATICA"や"POIS E"や"FOTOGRAFIA"は
かなりジャズ寄りの演奏になっておりまして、
個人的にはこっちの方がリーブマンらしくて良い様な気がしました。
しかし"FOTOGRAFIA"をこのテンポで演るとは…。
最後の"DINDI"がUNKNOWNだとは思えませんけど(笑)、
リーダーのリーブマン抜きで静かに幕を引きます。
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シルヴェンブフの1993年録音のアルバム。
取り立てて特徴の際立ったテナーではないのですが、
レベルの高いところで安定した演奏をする人だと思います。
ピアノでボヤンズルフィカルパシチが参加してるのですが、
それを目当てに聴くと、ごく普通の演奏をしてるので肩透かしを食らうかも。
そんでもってドラムがステファンハッチャードだったりするので
結構、魅力ある面子であります。
個人的には爽やかな曲調の"A TRAVERS LA FENETRE"で
快速にドライヴしてるのが気持ち良くて好きです。
ちょっと教則本的フレーズが多い気もしますけど・・・。
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エラフィッツジェラルドと云えば、
3大黒人女性ジャズシンガーとして有名で
「IN BERLIN」や「AT THE OPERA HOUSE」が
代表作として頻繁に取り上げられます。
ノリの良さやスキャットの巧みさが
彼女の持ち味の一つある事は事実です。
でも、個人的には彼女の丁寧に唄うバラッドにも
大きな魅力を感じております。
コートダジュールでの"THE MORE I SEE YOU"
ストックホルムコンサートでの"SOMETHING TO LIVE FOR"
コールポーターソングブックでの"MISS ORTIS REGRETS"
ジョーパスとのデュオの"I DIDN'T KNOW ABOUT YOU"
カーネギーホールの復活ライヴでの"PEOPLE"
そして、エリスラーキンスとの
"HOW LONG HAS THIS BEEN GOING ON?"etc.…。
彼女の唄い方って凄く素直で、歳を取っても全然変わりませんでした。
晩年には声もしゃがれてしまったけど、それでも唄い方はいつまでも可憐でした。
ベテランになってくると、歌を後に溜めて溜めて、
威風堂々と貫禄を見せて唄う人って多いじゃないですか。
そんなんでラヴソング唄われてもねぇ・・・。
ジャズを聴き始めた頃、エラに沢山のスタンダードを教えてもらいました。
最近は昔ほど聴かなくなってきたけど、
やっぱり時々はLPを引っ張り出してきて彼女のバラッドを聴きたくなるのでした。
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KAKI KINGとは云っても、ジャケットを見る限りまだ幼さの残る少女です。
この子が強烈なギターを弾きます。
裏ジャケの写真を見ると、タッピング奏法をしてる彼女の姿。
その昔、今のブルーノートが再出発した時、鳴り物入りで登場したのが
スタンリージョーダンでした。
ギターの事は良くわからない私でもその凄さはわかりました。
でも彼の場合、曲芸的なテクニックを超える音楽表現がなかった気がします。
でもこの子は、何か凄い。
テクニックも凄いんでしょうが、表現しようとしてるモノもとてつもなく凄い気がする…。
中でも"CLOSE YOUR EYES & YOU'LL BURST INTO FLAMES"は衝撃的です。
私の文章表現の限界を超えてますので、ホント「凄い」としか云えないのです。
でもって、ラス曲では可愛いヴォーカルをちょこっとだけ聴く事ができます。
プレイとのギャップが大きすぎるんですけどー(笑)。
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ずっと聴きたかったアルバムがCD化されていました。
1960年代の時代が生んだカーリンクロッグのトンガリまくった作品です。
なんせヴォーカルアルバムなのに4曲しか入っていません。
一曲辺り平均で8分くらいあります。
ヴォーカルと云うよりはヴォイスをインストルメンタルの様に使って
フリーキーな演奏とタメを張ってます。
実力以上の事をやろうと必死です。これも時代でしょうか。
アーネットピーコックの"MR.JOY"が始まった瞬間から、
狭義のジャズヴォーカルからは逸脱しています。
ギスギスとしたサウンドの中に危険なフレーバーが満ち溢れていますね。
そして"KARIN'S MODE"ではヤンガルバレクのプレイがえげつない。
それに絡むカーリンクロッグのヴォーカルもかなりイってます。
ラストは"MAIDEN VOYAGE~LAZY AFTERNOON"が、これまた凄い。
冒頭のヴォイスからして狂気的で、ちょっと引いてしまいます。
"MAIDEN VOYAGE"ってタイトルを連呼してるだけなんですけどね(笑)。
テーマの後はリヴァーブやらディレイをかけまくった実験的な展開を経て、
ヤンガルバレクのサックスの咆哮がクライマックスを作ります。
パーカッションとベースとピアノのフリーな対話が演奏を沈静化させて、
"LAZY AFTERNOON"へと繋がっていきます。
LAZYと云うよりCRAZYな作品でした(笑)。
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ボビーワトソンの1983年録音のアルバムです。
ピアノがマルグリューミラー、ヴァイブがスティーヴネルソン、
ベースがカティスランディ、ドラムがマーヴィンスミッティースミス、
あとパーカッションにDOM UM ROMAOって人。
豪華な顔ぶれです。
ボビーワトソンの書く曲って、ちょっとキャッチーかもしれませんけど、
魅力的なメロディラインを持ってますよね。
マイナーチューンも多いんですが、軽やかでジメッとした暗さがないんです。
で、ちょっと聴いただけで彼の曲ってわかる特徴がある。
アドリブも然りで、あちこちに彼の癖が出てきてすぐにわかります。
誰が書いても同じ様な曲、同じ様なフレーズやんけー、って事が多い中、
この個性は凄いと思います。
ジャズメッセンジャーズでも、全部彼色に染めてたもんね(笑)。
このアルバムに関して云うと、これだけ褒めときながら、
一番好きなのは、カティスランディの"ORANGE BLOSSOM"だったりします(爆)。
ちょっと切ないセンチメンタルなメロディを
軽めの泣きの入ったボビーワトソンのアルトで聴くと
そこはかとなく涙が滲んでくるのです。
当然、ワトソンの"TO SEE HER FACE"や"KARATA"も良いんですけどね。
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フィルウッズ&ヨーロピアンリズムマシーンのライヴアルバムです。
レコードの発売が1971年と書かれていますので、60年代末のライヴでしょう。
とにかくモーレツです。そしてひたすらカッコイイ。
フィルウッズ、ゴードンベック、アンリテクシェ、ダニエルユメールと云う
凄いメンバーがメーターが振り切れるギリギリのところでぶつかり合ってます。
ベックのフェンダーローズが時代を感じさせて、これまたイイ。
初っ端の"FREEDOM JAZZ DANCE"からして、
テーマを吹いてるのがまどろっこしいかの様にウッズのアドリブが疾走、
そのまま曲の切れ間なく"ODE A JEAN-LOUIS"、"JOSUA"と続いていきます。
だからLPでは2曲目と3曲目の間で裏表に切れてしまってるんですね。
これってCD出てるんでしょうか?できるなら続けて全部聴きたい…。
ヨーロピアンリズムマシーンのコンプリートボックスなんて出たら
絶対買うんだけどなぁ…。
ウッズは歳を重ねるにつれて柿が熟す様に音がぐにゃぐにゃになっていきますが、
やっぱりこの頃の演奏が一番カッコイイです。
あ、ぐにゃぐにゃウッズも好きなんですけどね。
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