音楽

January 05, 2019

恒例の音楽鑑賞大会@わが家

嫁さんと子供がいない間に
会社の後輩と音楽持ち寄り鑑賞会をやりました。

私がジャズ担当、後輩がクラシック担当。

持ってきてくれたCDのうち、聴いたのはコチラ。

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私もあらかじめ50枚位粗選りしておいたけど、
結局聴けたのは5~6枚だったかな。

後輩はずっとクラシック畑で、
ピアノと打楽器とチェロをやるので色々見識が深い。
最近ジャズに興味を持ってきたとの事なので、
彼のリクエストに応じて色々聴いた。
ちょうど自分がジャズ聴き始めの頃のレコードだったので
私も久しぶりに聴いて新鮮な感覚でした。

エヴァンス&ジェレミースタイグなんて
二十年ぶりかもしれない。
モンクのブリリアントコーナーズはもっと久しぶり。

感覚の近い音楽友達とあれこれ談義しながら聴くのは
やっぱり楽しいや。

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December 16, 2018

直前の発見。

直前の発見。
今日は我が子のピアノ教室の発表会でした。

出番の直前に最後の楽譜確認をしていた我が子が
「今、発見した。」と音符をゆびさす。

左手のパート、ドで弾いていたところが、
実はミだった。

今から修正したら、失敗のもと。
「そのままいこう。」

ま、何とか乗り切りました。
他のところで間違えたけど(笑)。

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November 21, 2018

ピアノ発表会

ピアノ発表会
先週末は我が子のピアノ発表会でした。
ピティナ、四回目です。

今回の曲は先生の選曲で
「闘牛士/ジェーンバスティン」
と、私が楽器屋で探してきた
「ビッグアールのホンキートンク
/エリックバウムガートナー」
の二曲でした。
コテコテのブルースなんですが、
最後の一音が9度を含むテンションコード。
しかもスローなアウトロで
盛り上げて、盛り上げて、弱音で終わる。
なかなか渋い。

我が子は緊張する事なく、
練習の成果を発揮できて満足そうでした。

それにしてもギロックの多いこと多いこと。
我が子の参加した第二部は
17人中8人がギロックでした。
ピアノ教室単位で参加してて、
そこが教材に使ってるのかな。

何はともあれ、親はひと安心でした。

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July 21, 2018

真夏の夜の その5

真夏の夜の その5
波多野睦美とつのだたかしのアルフォンシーナの海。
静かな音楽に浸る、今回の趣向にぴったり。
世界中の様々な音楽から題材を選びつつ、
完璧に自分達の演奏に昇華させてるのは
さすがとしか云えません。
ずっと聴いていたいアルバム。
武満徹の小さな空は何度聴いても泣いてしまう。

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真夏の夜の その1

真夏の夜の その1
夜、自宅で一人の時間が出来たので、
久しぶりにしっかり音楽が聴きたくなった。

って事で、嫁さんと子供を起こさない程度の
静か目の選曲で、色々と。

まずはブリテンの室内楽を。
手元にある37枚組CDから10枚目。
普段からiPodでよく聴いてるのが
3つのディヴェルティメントです。
甘さを微塵も感じさせないソリッドな曲調。
ここ数年で知ったお気に入りの作品。

あと、このCDの冒頭のファンタジーと云う曲は
Op.2なので初期も初期の作品です。
オーボエと弦楽三重奏と変則的な編成。

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May 17, 2018

新幹線移動中の今日の一枚。


プロコフィエフの交響曲第四番って
オリジナル版と改訂版があるんですね。
調べてみるとオリジナル版は1930年、
改訂版は第六番の後の1947年だそうです。
私が持ってるロストロポーヴッチと
フランス国立管弦楽団の交響曲全集では
四枚組の一枚目がこの二曲のカップリング。

ちょっとしたアレンジ変更かと思いきや、
曲の長さが倍近くに拡大され、楽器構成もアレンジも別物。
改訂版にはピアノなんかも入り、色彩感もあって、
全体の完成度は高い様に感じます。
でも、個人的にはオリジナル版の方が好み。
同じ年に「ドニエプルの岸辺にて」 も書いてるので、
きっと私はこの年代のプロコフィエフが
肌に合うんだと思います。
分厚い弦のうねりが心地よい。

途中、どこかで聴いた旋律だなと思ったら、
バレエ「放蕩息子」からの引用だった。
これも同じ頃の作品。

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November 20, 2017

ピアノ発表会

週末の土曜日は我が子のピアノ発表会でした。
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三年目、二回目の発表会で弾いた曲は
「聖者の行進」と「ラプソディインブルー」。
どちらも簡単にアレンジされたもの。
去年が「シンコペイテッドクロック」だったので、
アメリカの曲ばかり選んでる事になります。
若干、私の趣味への誘導もありますが、
「ラプソディインブルー」はたまたま
ディズニー映画「ファンタジア2000」で
取り上げられていたんですね。
我が子が気に入って何度も観てたので、
それにしました。

大きなミスもなく、練習通りに弾けたので、
ホッとしました。
審査員の先生のコメントも励みになったようで、
また出たいと云っております。

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August 04, 2017

通勤時間の今日の一枚。


分かりやすく、気持ちよく、
それでいて高度な音が鳴り響いてる、
バーンスタインのシンフォニックダンスは
濃密な作品だと思います。

バーンスタインと云い、
コープランドと云い、
金管の鳴り響くサウンドは魅力的。

キャンデード序曲も気持ちいいけど、
この歳になると、ちょっとしんどいかな。

このアルバムは更にラプソディーインブルーと
パリのアメリカ人が入ってます。

愉しけりゃいいじゃん系のクラシックの
決定盤かもね。

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June 15, 2017

CDを聴く機械。

15年使ったONKYOの安物コンポが
引っ越し直前に壊れたので、
CDの聴ける機械を買う事にしました。

引き続きONKYO製品でCR-N765っての。
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アンプ内蔵でラジオも聴けるので
ミニコンポみたいなものですが、
今はそう呼ばないらしい。
ネットワークCDレシーバーだってさ。
おそらくネットワーク上でCDやら何やらを
レシーブしたりしなかったりで、
ハイレゾな感じにしてくれるんでしょう。

スピーカーは手元にあるので、
本体のみを買ったんですが、
お値段は三万円ちょい。
私が中学生の頃に買ってもらった
ラジカセ並のお値段です。

音の評価は差し控えます。
なにぶん部屋が荷物で溢れかえってて、
まともな場所にスピーカーを置けてないので。

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December 26, 2016

全集の価値

クラシックのアルバムを買う際に
今でも参考にしているのが、この本。
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発行が1999年。
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かなり古い情報だけど、クラシックの場合、
昔から定評のある演奏を知るには役立つ。

で、この本に載っている広告が興味深い。
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ルーヴィンシュタインの大全集94枚組。
価格は149000円(税込)。
計算すると、一枚辺り1585円。
当時としてはそこそこ割安だったと思われます。

しかし、最近はCDボックス投げ売り時代。
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ルーヴィンシュタインのショパン10枚組は
アマゾンで2000円ちょい。
一枚辺り200円程度になります。
この単価で94枚組を作ったとしたら18800円、
二万円でお釣がきます。


隔世の感がありますなぁ。


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December 04, 2016

初めてのピアノ発表会

昨日、我が子の初めてのピアノ発表会でした。
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弾いたのは二曲。
チャイコフスキーくるみ割り人形の「ロシアの踊り」、
ルロイアンダーソンの「シンコペイテッドクロック」。
どちらも子供向けの簡単なアレンジですが、
それでも後者は少し難し目のレベルにチャレンジ。

何とか大きなミスもなく弾き切ることができて、
本人もかなり嬉しかったみたいです。
「僕、大人になるまでピアノやる。」と云ってました。
練習中は辞めたいって云ってたのにねー(笑)。

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October 27, 2016

すばらしい

我が子が作詞した曲。
タイトルは「すばらしい」。
どうやら4分の4拍子みたいです。
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それっぽい言葉の羅列で
大それた事を云ってるようでいて、
実は何も大した事を云ってないパターン(笑)。

「2番もあるよ。」と裏側を見せられて、
思わず笑ってしまいました。
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これでこそ、我が子だ(笑)。

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October 19, 2016

山よりでかいブリテン

山よりでかいブリテン
37枚組のベンジャミンブリテン。
聴くのも大変です。
一枚一枚への思い入れが
希薄になるとはわかっていても、
これで7500円以下となると、
つい買ってしまうのです。

語りのない「青少年のための管弦楽入門」を
初めての聴いたかも。

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May 07, 2016

我が子のためのコンピレーション その4

三枚作ったのでもういいかなと思ってたら、
子供が次回作を期待していたので、
頑張って作ってみました。


01 弦楽セレナーデ~第一楽章/チャイコフスキー
02 イギリス組曲第二番~前奏曲/バッハ
03 十二の練習曲~「革命」/ショパン
04 夜想曲第二番~ショパン
05 春の声/ヨハンシュトラウスJr.
06 フルートとピアノのためのソナタ
          ~第一楽章/プーランク
07 子供の領分~「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」
              /ドビュッシー
08 練習曲第一部~「五本の指のための練習曲」
              /ドビュッシー
09 展覧会の絵~第一「プロムナード」
            /ムソルグスキー(ラヴェル編曲)
10 展覧会の絵~「鶏の足の上に立つ魔女の小屋」
       ~「キエフの大門」
            /ムソルグスキー(ラヴェル編曲)
11 ピアノ協奏曲ト長調~第一楽章/ラヴェル
12 三つの前奏曲~第一曲/ガーシュイン
13 恋は魔術師~「火祭りの踊り」/ファリャ
14 八つの前奏曲~「フォックストロット」/マルティヌー
15 熊蜂の飛行/リムスキーコルサコフ
16 ロデオ~「カウボーイの休日」/コープランド 

子供向けのコンピレーションとして
有名無名は度外視して、楽しく仕上げたつもりです。

バッハのイギリス組曲はポゴレリチの演奏を入れました。
ポゴレリチの音源の中ではポロネーズ第五番と並んで
好きな演奏なのです。
でも子供のために入門編として取り上げるには
ちょっと躊躇してしまいますね。

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May 06, 2016

我が子のためのコンピレーション その3

幼稚園の送り迎えや週末のお出かけの車で
最近へヴィーローテーションになっているのが
この3作目のコンピレーションです。

理由は一曲目のラプソディインブルー。
ディズニー映画のファンタジア2000で
この曲が取り上げられていて、
我が子はいたく気に入った様子です。


01 ラプソディインブルー/ガーシュイン
02 キャンディード序曲/バーンスタイン
03 フルート四重奏曲第一番~第一楽章/モーツァルト
04 ガヴォット/ゴセック
05 トランペット協奏曲~第三楽章/フンメル
06 高雅にして感傷的なワルツ/ラヴェル
07 二台のピアノと打楽器のためのソナタ
            ~第三楽章/バルトーク
08 ローマの松~ボルゲーゼ荘の松/レスピーギ
09 幻想即興曲/ショパン
10 弦楽四重奏曲第十七番「セレナーデ」
            ~第二楽章/ハイドン
11 山の魔王の宮殿にて/グリーグ
12 愛のロマンス/イエペス
13 ヴァイオリン協奏曲~第一楽章/メンデルスゾーン
14 金髪のジェニー/フォスター

試しにパルトークを入れてみたんですが、
あんまり反応なし(笑)。


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March 28, 2016

マルティヌー

マルティヌーの弦楽四重奏曲第五番は
最近発掘したお気に入りの曲です。

ま、発掘したと云っても、
iPodをランダム再生してて出くわしただけの話。

自分のiPodの中身を把握できていない人間にしか
なしえない秘技です(笑)。

マルティヌーは二十世紀前半のチェコの作曲家で
非常に多作家だったらしいです。
ウィキペディアによると、交響曲6曲、
協奏曲30曲弱、オペラ11曲など、
400もの楽曲を残したのだそうな。

しかし、知名度はさほど高くなく、
「マルティヌー 代表作」で検索しても
めぼしいモノが見つからない状況です。

私も時々ピアノ曲集を聴いていたものの、
正直、あまり記憶に残る作品はありませんでした。

なので、iPodから弦楽四重奏曲第五番の
冒頭のクールなフレーズが飛び出してきた時、
「を、これはブリテンか。」とは思ったものの、
マルティヌーの名前は全く浮かびませんでした。

とにかく第一楽章のカッコよさったらない。
頃合いに調性が希薄で、響きが徹底的にソリッド。

調べてみたら、この第五番が作曲された当時、
チェコスロバキアはナチスドイツの標的となっていて、
マルティヌーも祖国に戻れない状態になっていた様子。
カッコいいとか、ソリッドだとか云ってる場合じゃない。

けど、純粋に音楽だけを切り出して、
先入観の全くない状態で聴いた時に
とてつもない凄みを感じたのは事実。


って事で、私の中ではこの弦楽四重奏曲第五番曲が
マルティヌーの代表作って事になりました。

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March 24, 2016

親と子のためのコンサート

先週末、アクロス福岡のシンフォニーホールへ
「親と子のためのコンサート」を
聴きに行ってきました。
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演目はあらかじめ
「我が子のためのコンピレーション」で
仕込んであったので、
我が子は殆どの曲を知ってる状態で
コンサートに望みました。

我が子は青島広志さんを見ただけで
おおはしゃぎ。

子供が飽きないよう
すぐに曲を始めたり、
手拍子を促したりしてました。
ウェーバーの「舞踏への勧誘」では
解説しながら、踊りながら、
指揮棒を振ったりしていました。

それでも途中で睡魔に襲われる我が子(笑)。

目覚めた時、プログラムをめくって、
「乾杯の歌は?」
「終わったよ。」
「えー、聴いてない。」
「寝てたやん。」
なんて事に。

正に子供向けにカスタマイズされた
てんやわんやの進行の中でも
しっかりとした演奏を聴かせてくれて、
本当に価値のあるコンサートでした。

因みに開演前にはロビーで
楽器体験コーナーも催されていました。
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来年も行きたいっ。

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March 16, 2016

プロコとやかた

最近、プロコフィエフを聴いていて、思い出す事があります。
今は亡き、やかたのマスターとの話です。

私がまだ若い頃、難波には沢山の中古レコード屋や
輸入レコード屋がありました。
休みの日、神戸の山奥からミナミまで繰り出した時は
どっぷりレコード屋巡りをした後、
やかたmildでコーヒーを飲んで帰るのが
私のお決まりのコースになっていました。
戦利品のレコード屋の袋を持って行くと、
マスターにチェックされる事も多かったので、
嘗められてはなるまいと、
難波ではマニアックなモノを買う事が多かった(笑)。
その日も私はあれやこれやと買ってたのですが、
マスターの目に留まったのはプロフィエフ。
マクラクランと云うピアニストのピアノソナタ集でした。
「タカラ、クラシックも聴くん?」
マスターは私の事をタカラと呼んでいました。
「ええ、元々はクラシックだったんで。」
話の流れは忘れましたが、
「プロコフィエフは結構アグレッシヴな曲もある。」
みたいな事を私が云ったもんで、
他にお客さんが一人二人いたにも関わらず、
マスターはそれを店で掛けようと云い出しました。
私はプロコフィエフのピアノソナタを聴いた事なかったので、
どんな演奏が飛び出してくるか不安だったのですが、
かなりオーソドックスで、クラシック然とした曲調でした。
マクラクランの演奏も頼りなく聴こえました。
マスターは一楽章だけでCDを止めました。
「うーん。やっぱりクラシックの音やな。
 これやったらサティの方がもっとジャズっぽい。」
違うんだよ、プロコフィエフにはもっとすごい曲があるんだよー。
そう云いたかったんですけど、やめました。
私の中では高校生の頃にFMで聴いたピアノ曲の
強烈な印象が残っていました。
でも、曲名を訊き逃してしまい、十年近く謎のままだったんですね。
その曲が「サルカズム」と云う初期の小品だと分かったのは
それから更に十年後でした。
この日マスターに「サルカズム」聴いてもらえなかったのが
とても悔しい。
最近、プロコフィエフをあれこれ聴いていると、
「この曲ならマスターは何て云っただろう。」などと、
知らず知らずのうちに考えていたりするのでした。

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March 14, 2016

我が子のためのコンピレーション その2

一枚目のクラッシックコンピレーションを
子供が喜んで聴いてくれたので、
気を良くして二枚目をさっそく作りました。
今回も有名な曲を中心に選んだつもりですが、、
少し私の趣味が入ってきているかも。

01 交響曲第二十五番~第一楽章/モーツァルト
02 セレナーデ第九番「ポストホルン」~第七楽章/モーツァルト
03 水上の音楽~ア・ラ・ホーンパイプ/ヘンデル
04 管弦楽組曲第二番~ロンド/J.S.バッハ
05 無伴奏チェロ組曲第一番/J.S.バッハ
06 ポロネーズ第六番「英雄」/ショパン
07 ワルツ第七番/ショパン
08 ベルガマスク組曲~パスピエ/ドビュッシー
09 二つのアラベスク~第一番/ドビュッシー
10 「ラ・ペリ」へのファンファーレ/デュカス
11 アルハンブラの思い出/タレガ
12 ツィゴイネルワイゼン/サラサーテ
13 舟歌第一番/フォーレ
14 ロメオとジュリエット~「騎士達の踊り」/プロコフィエフ
15 ワルキューレの騎行/ワーグナー

中盤、少し元気のない曲が多いかもしれません。
フォーレ、ドビュッシー、プロコフィエフあたりを
ちょこっと入れてみる実験(笑)。

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March 04, 2016

ドニエプルの岸辺にて

最近、何度も何度も聴き続けている曲があります。
プロコフィエフの「ドニエプルの岸辺にて」です。

去年の夏、会社の音楽好きがウチに集まって、
ジャンル問わず色々聴く会を催したのですが、
私よりもクラシックに造形の深い後輩と
「プロコフィエフはいい。」って話になり(笑)、
私の中で注目銘柄になっていたのでした。

手元のCDはピアノ曲と室内楽ばっかりだったので、
管弦楽モノも少し見繕って買ってみました。

その中に「ドニエプルの岸辺にて」が入ってました。
冒頭にやられました…。
漂うようなメロディラインとハーモニー。
プロコフィエフらしい独特の雰囲気です。
しかし、全体的に地味で暗くゆったりしてるせいか、
あんまり人気がないようです。
有名どころの演奏が見当たらず、
ロシアの指揮者と楽団で何枚か見つかる程度です。
手元にあるのは三枚。

1)ロジェストヴェンスキー&ソヴィエト国立文化省交響楽団
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2)ポリャンスキー&ロシア国立交響楽団
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3)クチャル&ウクライナ国立交響楽団
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一番のお気に入りはロジェストヴェンスキーの演奏。
他の二枚と比べて冒頭のテンポが速い。
メロディのゆったり感は削がれる代わりに、
ハーモニーのモーションが強調されている気がします。
本当の指定がどの速さなのかは知りませんが、
もしこの演奏を聴いていなければ、
「いいなぁ。」と思わなかったかもしれません。


更にもう一枚、珍しいところでピアノ版。
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プロコフィエフ自身によるアレンジです。
これがなかなか素晴らしい。
立ち上がりのスローな弦楽器などとは異なり、
メロディラインが明確に浮き上がるし、
音のブレがない分、プロコフィエフが描いた通りの
ハーモニーが再現されて、曲の理解が深まります。
同じくバレエ曲「放蕩息子」のピアノ版も収録されていて、
これもまた素晴らしい。

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February 17, 2016

我が子のためのコンピレーション その1

子供が飽きずに聴ける事を考えながら、
少しは私のカラーを出しながら、
一枚目のオリジナルコンピレーションCDを作りました。

01 動物の謝肉祭~終曲(室内楽版)/サンサーンス
02 ディヴェルティメント KV136 第一楽章
     /モーツァルト
03 フィガロの結婚序曲/モーツァルト
04 子供の領分
   ~ゴリウォーグのケークウォーク(管弦楽版)
     /ドビュッシー
05 小組曲~バレエ(管弦楽版)/ドビュッシー
06 ウィリアムテル序曲/ロッシーニ
07 小フーガト短調/J.S.バッハ
08 カンタータ第140番「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」
     /J.S.バッハ
09 ハンガリー舞曲第五番(管弦楽版)/ブラームス
10 舞踏への勧誘(管弦楽版)/ウェーバー
11 交響曲第四番「イタリア」/メンデルスゾーン
12 おどけた行列/シャブリエ
13 カルメン~闘牛士/ビゼー
14 アルルの女~ファランドール/ビゼー
15 華麗なる大円舞曲/ショパン
16 トリッチトラッチポルカ/ヨハンシュトラウス二世
17 ドリー~子守唄(管弦楽版)/フォーレ

私の好みではない曲も幾つか含まれていますが、
実は三月頭に子供のためのクラシックコンサートに行くので
そこで演奏される予定の曲を入れておこうかと思いまして…。
「フィガロの結婚」「ウィリアムテル序曲」
「舞踏への勧誘」「アルルの女」あたりがそれです。

既に三枚目まで作成済なので、続きはまたいずれ。

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February 09, 2016

BOXセット大安売り。

クラシックのボックスモノのデフレと云うか、
価格破壊が半端じゃありませんね。

私が高校生の頃はまだレコードの時代でしたが、
普通のレコードが大抵2500円くらいで、
廉価盤が1500円くらいってのが相場だったと思います。
CDも出始めはレコードより高く3000円を超えてましたが、
次第にレコード並みに落ち着いたかと。

で、「○○全集」の様な企画モノはン万円するのが
当たり前だったと記憶しています。

しかし、今は「○○全集」がひと山なんぼ状態です。
きっとネット配信が台頭してきて、
CDが売れなくなってきている中、
既にペイできた過去の録音を一纏めにして
一稼ぎ出来れば御の字って事なんでしょうね。

ところで、最近のこの手のボックスモノは
コストを抑えるために、内袋も何もなしで
簡素な紙ジャケに直接突っ込んであるのが多いです。
頻繁に出し入れすると擦れそうで、
聴くのが億劫になります…。


って事で、手元にある10枚以上のボックスモノを
取り上げてみることにします。

ポゴレリッチのグラムフォン全録音。
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14枚分をそのままの構成で箱詰め。
アマゾンで5305円でした。
一枚あたり378.9円。
二枚持ってたけど、重複も気にならない価格(笑)。
ポゴレリッチは1980年代に登場した異端のスターでした。
私がクラシックをよく聴いていた中高校生時代に
ショパンコンクールの一悶着があり、
FMや音楽の友誌面にもよく名前が出ていました。
当時、ラジオで聴いたショパンのポロネーズ第五番の
第一楽章の風変わりなアクセントが妙に記憶に残ってて、
今回、思わず買ってしまったのでした。
改めて彼の演奏を聴くと、
音の一粒一粒がくっきりしていて、
歯切れの良さが心地よく感じられます。
作曲家の指定を無視した解釈が目立ちますが、
このタッチで聴きたい曲も色々思い浮かびます。
最近はどんな活動をしてるんでしょうか。


ルービンシュタインショパン全集。
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10枚組でアマゾンでの購入価格は2121円。
一枚あたりなんと212.1円…。
もはやクラシックの大家に失礼な価格です(笑)。
ショパンと云えばルービンシュタインと思ってしまうのは
私が浅いクラシックファンでブランクも長いせいでしょうか。
全集と云いつつ、エチュードの一部は抜けてますし、
前奏曲はモノラル録音で音質がかなり悪いけど、
世紀のピアニストのショパンをこんな安価で聴けるなんて、
隔世の感があります。


続いて、ラヴェルの作品全集。
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14枚組でアマゾンの購入価格は4561千円。
一枚あたり325.8円。
とは云え、これまでもラヴェルは買い漁っているので、
重複してる音源が大半を占めます。
しかし、敢えてこのボックスを買ったのは
ピアノ二台、五手のための「口絵」や
ローマ賞落選のカンタータなど
これまで持っていなかった曲が含まれていたから。
そう考えると、14枚4561円も少し割高ですか…。


何度か登場していますストラヴィンスキーの自作自演集。
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これは2008年に22枚組で5584円で購入。
一枚あたり253.8円です。
三大バレエ曲は当然の事ながら収録されていますが、
「火の鳥」は全曲と1945年版組曲が
「ペトルーシュカ」は1911年版と1947年版が入ってるのが嬉しい。
やっぱり「春の祭典」はイマイチかっこよくない。
あと、びっくりするのは1967年録音とかがある事。
ストラヴィンスキーは歴史上の作曲家って認識なので、
そんな新しい録音があると違和感を感じますね。
クラシックの場合、1967年録音なんて普通だもんね。


たしかに格安で沢山聴けるのはありがたいですが、
間違いなく一枚あたりの思い入れは減ります。
やっぱり一枚一枚選んで買うのが幸せかも。

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February 05, 2016

ラプソディインブルー

ガーシュインの「ラプソディインブルー」には
未だに「クラシックとジャズの融合」って
キャッチコピーが添えられる事がありますが、
この曲が作られた1924年当時、
ジャズがどんなだったかを知っておかないと、
かなり誤解を生む表現ではないかと思います。
だって、今のジャズをイメージしてしまうと、
あんまりジャズっぽくないもんね。

ネットで調べてみたところ、
Q'sと云う素人の戯言を並べ立てたウェブサイトの
1コーナーにコンパクトに纏められていました(笑)。


1862年のリンカーン奴隷解放宣言によって
自由の身になった黒人たちが食っていくために
西洋楽器で始めた音楽がジャズの源と云われています。
その活動の拠点が綿花の貿易港で賑わっていた
ニューオリンズだったのですね。
ところが、19世紀末、ニューオリンズの歓楽街は
第一次世界大戦の影響で閉鎖になってしまいました。
ミュージシャン達は食いぶちを求め、
シカゴなどのよその土地に流れてていきました。
やがて、禁酒法時代の密造酒場などで
人気を博す様になったんだとか…。

ここからは勝手な想像ですが、
クラシックは調整崩壊の流れなんかも出てきて、
次第に混沌としていくのに対して、
ジャズの快活なサウンドが
クラシックの作曲家達には
新鮮に思えたのではないでしょうか。

ガーシュインのラプソディインブルーは
こんな時代に登場した曲なんですね。

前置きが長くなりましたが、今回のアルバムはコレ。
Dsc_3621
ガーシュイン同じく
クラシックとジャズの二足の草鞋を履いていた
アンドレプレヴィンです。

プレヴィンはウェストコーストジャズの中では
意外と粘っこい強靭なタッチだったりします。
シェリーマン名義の「MY FAIR LADY/(CONTEMPORARY)」の
"I COULD HAVE DANCED ALL NIGHT"なんかでも
有名なこの曲をゴリゴリと弾きまくってます。

ラプソディインブルーでも力強さやキレの良さに
ジャズピアニストの片鱗を見せています。
この曲を弾くのにこれ以上のプレイヤーはいないかも。

しかし、問題はクラリネット。
最初のグリッサンドから違和感があります。
もっと粘るように上がっていって欲しいよなぁ…。
リズムも走り気味で聴いてて気持ち悪いです。

プレヴィンはこの曲を三回レコーディングしてるらしいので、
他のヴァージョンを買った方が良かったのかも…。

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January 30, 2016

いつかはモーツァルト。

我が子のためのクラシック探しを始めて
約1ヶ月が経ちました。
お陰で遥か昔に聴いた曲と再会したり、
今までスルーしていた作曲家を聴いたり、
自分の中でも色んな発見がありました。

そんなこんなで、今回はモーツァルトのお話。

実を云うと、私はモーツァルトが苦手でした。
耳にするのも嫌、って程ではなく、
勧んで聴きたいとは思わないってレベル。
しかし、今回色々聴き漁ってみたら、
モーツァルトの音楽が巷に溢れ返ってる事を
改めて実感した次第です。
で、それを自分は心地よく聴いてたのだなぁと。

世間でよく云うα波とモーツァルトの話は
あんまり信用してないんですけど、
長調の曲が多くて、調性がくっきりしてて、
安らぐ音楽なのは確かだと思います。

しかし、こちとら音楽に安らぎなんぞ
求めちゃいねーんだよねー(笑)。

ぶるっと来るような感動を求めて、
次から次へと聴き散らかしてるのです。
常に刺激が欲しいと、散財しているのです。
殆んど中毒患者ですね。

ですが、モーツァルトで感動しかけた、
モーツァルトの云いたい事か分かりかけた、
神々しい何かが私に降りてきかけた、
そんな事が一度だけありました。

高校生の頃、FMをエアチェックしながら
布団の中で聴いてた時でした。
流れて来たのは、交響曲第四十一番「ジュピター」。
少年しほたつは首筋をボリボリ掻きながら、
「モーツァルトかぁ、たりぃな。」
って気持ちで聴き始めたら訳ですが、
第四楽章まで聴き進めたところで
何か今まで感じた事のないタイプの
感動っぽい気持ちっぽいものが
胸一杯に膨らみかけたっぽい。

しかし、それが最初で最後でした。
その後、エアチェックのテープを
何度か聴き直しても、
モーツァルトの啓示はありませんでした。


って訳で、五十一歳になったしほたつは
久しぶりにジュピターを布団の中で
心を静めて聴いた訳ですが、
第四楽章に到達する前に寝てしまいました。
めでたしめでたし。
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January 28, 2016

子供の領分と大人の領分

正月に実家に帰った時、
我が子にレコードを聴かせてみた。
Dsc_3756
クラシック界の新沼謙治との呼び声も高い(嘘)
デジュラーンキの「子供の領分」です。

この組曲の中で一番人気があるのは
プロポーズ大作戦のスターWho's Whoでお馴染みの
「ゴリウォーグのケークウォーク」ですね。

うちの子もこのエキゾチックなメロディに食いつきました。
私が好きな「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」とか
「雪が踊っている」などは全く反応を示さず。
アルペジオよりも、リズムやメロディの明快な曲の方が
やっぱり子供には分かりやすいのかなと思います。


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ファンタジア

子供にクラシックを聴かせようと思った時、
最初に思いついたのがコレでした。
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ディズニーのファンタジアです。
私は高校生の時に観て、結構感動しました。
1940年にこんな映画が作られていたなんて、
当時のアメリカの凄さにびっくりしますね。

中でもデュカスの「魔法使いの弟子」は出色の出来。
きっと我が子も大喜びするかと思いきや、
映像の迫力と魔法使いの不気味さからか、
二度目からは「これは飛ばして。」と拒否するように…。

ブルーレイにはファンタジア2000も収録されてました。
こちらにも「魔法使いの弟子」が入ってるので、
どのようにリメイクしてるのか興味津々だったのですが、
全く同じモノが使われていました。残念。

子供はファンタジア2000の方が分かりやすいようで、
「ラプソディインブルー」や「威風堂々」などを
喜んで観ています。

勇み足で買ったフルネの「魔法使いの弟子」は
しばらくお蔵入りになりそうです。
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水上の音楽

指揮者不在で音楽を作り上げる事で有名な
オルフェウス室内管弦楽団。
いかにもアメリカ的だなぁと興味を持ちました。

それと、こんな事がやってみたかった。
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オルフェウスでオルフェウス(笑)。
CDはヘンデルの「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」。


ヘンデルの「水上の音楽」は高校生の頃に聴きました。
覚えのあるメロディが冒頭から飛び出すかと思いきや、
全然聴いた事のない曲から始まる…。
驚いた事に第三組曲まであって、全20曲並んでる。
目当ての曲は第二組曲でやっと登場。
アラホーンパイプって曲でした。
第一組曲の第三曲「アレグロ~アンダンテ~アレグロ」も
聴いた記憶のあるメロディでした。

調べてみると、この「水上の音楽」かなりややこしい様で、
いくつもの版があって、曲数や並びが異なるのだとか。
今一般的に演奏されているのはレートリッヒ版で20曲。
オルフェウスの演奏もおそらくこの版だと思います。
以前は19曲のクリュザンダー版が主流だったとの事。
更にええとこどりして大幅なアレンジを加えた
ハーティ版(6曲)が演奏時間も手頃なので
よく演奏されているそうな。

恐らく高校生の頃聴いたのはハーティ版だと思うのです。
ティンパニーが鳴ってた記憶があるので。
なんかそっちの方が絢爛豪華な気もしますが、
舟遊びにティンパニーまで積み込む筈がないですね(笑)。


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音楽のデフレ化を実感。

最近、音楽が安くなったなぁと実感する事しきりです。

遅ればせながら、定額配信サービスとやらを
アマゾンプライムで体感して、唸ってしまいました。

もともとプライム会員だったこともあって、
タダで音楽サービスがくっついてきた感覚が強く、
なお一層、価格の暴落を痛切に感じた次第です。

アマゾンプライムは先行他社と比べると、
まだまだ曲数も少ないようですが、
恐らくどんどんサービスレベルを上げてくるんでしょうね。

音質はあまりよくないけれど、
スマートフォンで聴く分には許容範囲ではないかと。

いやはや凄い時代になったものです。


しかし、個人的にはなかった事にしようかと…(笑)。
何か私の中でバランスが崩れてしまう気がするんですよね。

五十一歳になるまで続けてきた価値観として、
レコードやCDなどを持ってる事が
音楽への思い入れの証みたいなところがあります。
レンタルレコード、レンタルCDも利用しなかったのは
ジャンルが合わなかった事に加えて、
アイデンティティを守るためだったのかもしれません。

それともう一つ。
音楽はやっぱり自分の部屋のオーディオで
じっくり聴きたいって気持ちがあるんですよね。
普段はiPodなどで聴く事が増えても
いつかはちゃんと腰を据えて聴きたい。
そのための曲探しをしてる感じでしょうか…。


とか何とか理屈を捏ねても、
黒船来航、文明開化の流れについていけず、
いつまでもちょん髷を結ってる様なものかな。


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January 26, 2016

夜のしじま

その昔、NHK-FMで日曜の深夜に
夜の停車駅と云う番組をやってました。
語りが江守徹でした。

あの雰囲気が今も忘れられません。
エンディングはラフマニノフの
ヴォーカリーズでしたね。

あの番組で使われていたのが、
誰なのかが気になって調べてみたら、
アンナモッフォと云うソプラノ歌手でした。
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でも、なぜかCDで聴くと、少し印象が違う気がしました。

当時、私の安いラジカセでもFMの音は綺麗だった…。
その差分が記憶の中で増幅して、
脳内カテドラルに響き渡っているのでしょうかね。

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January 25, 2016

動物の謝肉祭

サンサーンスの「動物の謝肉祭」は色んな意味で
子供に薦められるクラシックの一つだと思います。

って事で、こんな一枚を買ってみました。
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小澤征爾&ボストン交響楽団です。
しかもブリテンの「青少年のための管弦楽入門」と
プロコフィエフの「ピーターと狼」とのカップリング。

この二曲は個人的にとても思い出深いのです。
高校に入って親にステレオを買ってもらって、
最初の頃に買ったレコードが
バーンスタイン&ニューヨークフィルの演奏でした。
バーンスタイン自身の英語の語りが入っているので、
ライナーの日本語訳を見ながら、
何度も何度も聴いた記憶があります。

で、小澤の演奏は語りが日本語なんですね。
これは子供にも分かりやすい。

しかし、残念な事に「動物の謝肉祭」まで語っちゃってる。
我が子のためのベスト盤作りに使おうにも
曲と語りが重なってしまってるので、カットできない。
むむむ。

って事で、もう一枚、こんなのを買ってみました。
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アルゲリッチ、クレーメル、マイスキーらによる
室内楽版の「動物の謝肉祭」です。
フィナーレの迫力はオーケストラ版よりも控えめですが、
全体のバランスや楽しさは数段上ではないでしょうか。
この"ピアニスト"をアルゲリッチが弾いてるかと思うと可笑しい。


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有名曲、おなかいっぱい。

子供向けを意識しながら、親しみやすそうなクラシックを
あれこれ聴いている今日この頃なのですが、
旨味の多い音楽はすぐにおなかいっぱいになります。


例えば、グリークのペールギュント組曲。
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オーマンディ&フィラデルフィアのLPです。
耳に残るキャッチーなメロディの連発は
捨て曲なしのベスト盤を聴いてるよう。
さしずめ"山の魔王の宮殿にて"は
イントロがちょっと似てるユーミンの"真夏の夜の夢"か(笑)。
"ソルヴェイグの歌"は平原綾香か、ってそのままだ。


リムスキーコルサコフのシェヘラザードなんかも
すぐに満腹になる曲じゃないかと。
手元にあるのはロリンマゼール&ベルリンフィルです。
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シェヘラザードの語りのテーマを挟んで
千夜一夜物語の各章を繋いでいく構成は実に巧みです。
オーケストレーションに定評のある作曲家だけに
オリエンタルな雰囲気や海などの情景描写など
明解で、とてもカッコいい。
しかし、同じテーマを捏ね繰り回し過ぎてる気がするのです。
聴いててすぐに食傷気味になってしまいます。

ちなみにラヴェルのダフニスとクロエは
この曲をかなりパクってオマージュしています。
本人が云ってるのだから間違いないでしょう。
クライマックスで繰り返されるフレーズがそっくりです。
でも、ダフニスとクロエは何度聴いても、
聴き飽きないんだよなぁ…。


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January 18, 2016

音楽のインプリンティング。

私のようにでたらめなクラシックの聴き方をしてると、
演奏の良し悪しよりも、最初に耳にした演奏が
お気に入りになる可能性が高いです。
特に、中学、高校の頃に繰り返し聴いた音源は
音色やテンポや間合いなど、細かいところまで耳に焼き付いて、
それ以外の演奏だとしっくりこない事が多々あります。
卵から生まれた鳥が初めて見たものを親と思うが如しです。
これをインプリンティング演奏、
インプリンティング盤と呼びます。
ここだけの話ですが。


例えば、ストラヴィンスキーの春の祭典なんかは
解釈でかなり変わってくるので、違和感も大きい。
私はコリンディヴィス&コンセルトヘボウで覚えたので、
それ以外の人の演奏は”違うトコ探し”になってしまいます。
ストラヴィンスキーの自作自演の音源を聴いても
「この解釈、違うんだよな。分かってないな。」と思う始末(笑)。


問題は中学、高校の頃に覚えた曲の出処が分からない場合です。
頭の中に響いている曲と合致する演奏が照合できないので、
誰の演奏を聴いても、違和感を覚えてしまう事になります。


今から七、八年前にも、このblogの記事で書きましたけど、
高校時代、友達にダビングしてもらったカセットで
何百回と聴いたラヴェルのクープランの墓が
一体誰の演奏だったのかを突き止めるべく
手元にある25人の演奏を聴き比べた事がありました。
そしたら、フランソワでもペルルミュテールでもなく、
ワイセンベルクだったと云う…。
全然ラヴェル弾きとちゃうやん。


で、最近引っかかったのが、ショパンの英雄ポロネーズでした。
中学生の頃、親にラジカセを買ってもらって、
最初にFMでエアチェックをした思い出深い曲。
それはそれは何度も何度も聴いたんですけど、
誰の演奏だったか全く記憶にありません。

先日、我が子のためのクラシック選びをしてて、
ルーヴィンシュタインの風格漂う演奏に
インプリンティング演奏との差異を感じてしまいました。

そのカセットテープはおそらく実家にもないので、
もはや確認する術がありません。
私の頭の中で鳴っている音も経年劣化しているんですけど、
中間部の左手のミ♯レ♯ドシの繰り返し部分が
ルーヴィンシュタインよりも速めで、歯切れがなく、
流れる様な感じだった気がしないでもないと
思えたり思えなかったりしたとかしないとか。
こりゃ、一生解明不可能だなぁ…。

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January 14, 2016

ピリオドな四季

私が学生の頃、ヴィヴァルディの四季と云えば
何が何でもイムジチでした。
私は持ってなかったけど、
友達の家で聴かせてもらったのも
確かイムジチだったと記憶しています。

で、それから35年以上経て、
我が子のためにこの曲は押さえておこうと
ネットであちこち調べて見たところ、
イムジチの四季人気は日本特有の現象らしく
世界的にはそうでもないらしい。
しかもイムジチ側も日本に来たら
四季の連荘なので嫌がってるらしい(笑)。
ネット情報なのでホントかどうか知りませんが。

で、我が子を国際人に育てるためには
世界的に評価の高い四季を聴かせねばなるまい、
って事で、こんなのを選びました。
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ヴィオンディの四季です。
1991年に録音された古楽器による演奏で
世界的にもヒットしたアルバムだそうで。

聴いてみると、何とも荒々しい。
耳慣れた四季のサロン的な煌びやかさは薄く、
田舎の山村の四季って感じです。
古楽器の音色やピッチが低い事も
影響しているのかも知れません。

これはこれで魅力ある演奏です。
特に夏の第三楽章は圧倒的な凄みがあります。
秋の第一楽章は村祭りの活気が伝わってきます。

でも、春の第一楽章はやっぱりイム…。


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January 12, 2016

フォーレは後期。

最近、我が子向けのクラシック選びが日課になっています。
有名どころのとっつきやすいモノをあれこれ聴いていると、
メインディッシュからのメインディッシュ状態に陥り、
すぐにお腹いっぱいになってしまいます。

で、気持ちをリセットできる音楽が必要になるのですが、
最近、頻繁に聴いているのはフォーレの晩年の作品。

ピアノ曲だと夜想曲の第九番以降、
舟唄の第八番以降、前奏曲など。
室内楽ではヴァイオリンソナタ第二番、
二曲のチェロソナタ、
ピアノ五重奏曲第二番、ピアノ三重奏曲、
そして、最後の作品である弦楽四重奏曲あたり。

フォーレの作風は初期と後期で大きく変わるので、
人によって好みが分かれると思いますが、
曖昧な調性が混ざりこんでくる後期が好きです。

ピアノ曲は定番とも云えるユボーの全集を、
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室内楽は録音の新しいこの全集を聴いています。
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評価の低い録音に関しては
再生環境に配慮がいるかも。
通勤に使っている安いインナーフォンだと
ギスギスの痩せた音に聴こえていました。
で、家のオーディオで鳴らしたら、
作りすぎない臨場感があって
なかなかリアルな音色で好ましい響きでした。

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January 09, 2016

リロイではなくルロイが主流。

子供のクラシック入門としてかかせないのが
ルロイアンダーソンかもしれません。
私も小学生や中学生の頃、色んな機会で耳にして、
知ってる曲は何曲かあります。
ま、その後、とんと聴かなくなるのも、
ルロイアンダーソンのポジショニングかもしれません。

手元の子供向けオムニバスアルバムにも何曲か入っていて
我が子も"シンコペイテッドクロック"や"そりすべり"や
"ワルツィングキャット"を繰り返し聴いていました。
明るくて快活な曲が多いので、
他にも我が子に聴かせてみようと思いました。

普通なら本家アーサーフィドラー&ボストンポップスの
「ルロイアンダーソン名曲集」で充分なんでしょうけど、
こんなものを見つけてしまったんですよね。
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「ルロイアンダーソン管弦楽集第1~5集」です。
ピアノ協奏曲や世界初録音も含まれます。
やるな、ナクソス。
新品では揃わなかったので、一部中古で調達。
知らない曲も沢山あって、私としても面白かったのですが、
演奏としてベストかどうかは微妙なところ。
特に"タイプライター"のストリングスのキレの悪さは
曲の魅力を台無しにしています。
ま、残念な点もありましたが、5枚のCDの中から
私が選んだ我が子へのベストセレクトがこちら。

--------------- 8< ---------------

01 Bugler's Holiday トランペット吹きの休日
02 Goldilocks – Overture ゴルディロックス~序曲
03 Belle Of The Ball 舞踏会の美女
04 Horse & Buggy 馬と馬車
05 Clarinet Candy クラリネット・キャンディ
06 The Waltzing Cat ワルツィング・キャット
07 Plink, Plank, Plunk! プリンク・プレンク・プランク!
08 The Irish Suite - 6. Girl I Left Behind Me
           アイルランド組曲~6.別れたあの娘
09 The Captains & The Kings キャプテン達と王様達
10 Promenade プロムナード
11 Sandpaper Ballet サンドペーパー・バレエ
12 Chicken Reel チキンリール
13 Goldilocks - The Town House Maxixe 
      ゴルディロックス~タウン・ハウス・マシーシ
14 Fiddle-Faddle フィドル・ファドル
15 Serenata セレナータ
16 The Classical Jukebox クラシカル・ジュークボックス
17 Old MacDonald Had A Farm 
         マクドナルドおじさんは農園を持っていた
18 76 Trombones 76本のトロンボーン
19 Jazz Pizzicato ジャズ・ピチカート
20 Sleigh Ride そりすべり
21 The Typewriter タイプライター
22 Alma Mater - 2. Freshman On Main Street 
     アルマ・マーテル~2.メインストリートの新入生
23 The Syncopated Clock シンコペイテッド・クロック
24 A Trumpeter's Lullaby トランペット吹きの子守歌

--------------- 8< ---------------

市販のベスト盤と大差ない選曲になってしまったけど、
あまり知られていない"Goldilocks"に
我が子が反応したのはちょっと嬉しかった。
ちなみに買ったCDを家族の為にコピーするのは
私的使用のための複製の範囲内なので合法だそうです。

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January 06, 2016

名曲だらけ。

個人的にベスト盤やオムニバスアルバムはあまり買いません。
理由は色々ありますが、何か厭なんですよね。

しかし、まだ落ち着きのない五歳児には
美味しいトコ取りのオムニバスくらいがちょうどいいのかも。

図書館で借りてきた「みんなだいすき!名曲大全集」は
なかなかいいチョイスで子供も気に入って聴いていました。
二枚組の一枚目が管弦楽で、"アイネクライネナハトムジーク"、
"剣の舞"、"タイプライター"、"白鳥の湖"、"天国と地獄など"。
二枚目がピアノ曲で、"トルコ行進曲(モーツァルト)"、
"メヌエット(バッハ)"貴婦人の乗馬"、"エリーゼのために"など。
残念ながら、現在廃盤なので、入手が難しい。

って事で、今販売されているオムニバスアルバムを買ってみた。


■クラシックのおもちゃ箱
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グラムフォンから出てるのがびっくり。
選曲も楽しいなかなかのアルバム。
"おもちゃの交響曲"、"ゴリウォーグのケークウォーク"、
"ワルツィングキャット"、"そりすべり"、"クシコスポスト"など。
更には"ミッキーマウスマーチ"や"白雪姫ファンタジー"と云った
ディズニーの名曲がゴージャスに演奏されていて、聴く価値あり。
唯一"管弦楽組曲第二番"がシンセサイザーなのが惜しい…。


■こどもクラシック大全集 音楽のおくりもの
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二枚組にたっぷり入って、なかなかの内容なのですが、
一部の曲が抜粋になっているのがいただけない。
"ウィリアムテル序曲"や"天国と地獄"の様に
有名なフレーズが出てくるまでがやたら長い曲は
緩徐部分を切り落とすのも仕方ないかもしれませんけど、
"ブランデンブルグ協奏曲"や"運命"をフェイドアウトするのは
如何なモノでしょう。
あと、オッフェンバックがオッフェンバッハと表記されています。
ひょっとしたら今はそうなっているのでしょうか。


■ベストオブベストオーケストラ名曲集
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子供向けと云う訳ではありませんが、
四枚組で2000円を切る価格につられて購入(笑)。
一枚づつテーマがあって、
一枚目が歌劇~序曲、前奏曲、間奏曲、
二枚目がドイツ、オーストリアの作曲家
三枚目がイギリス、フランス、イタリアの作曲家
四枚目がロシア、東欧、北欧の作曲家
になっています。
こうなるとドイツ、オーストリアが激戦になり、
ベートーヴェンが"エグモント序曲"のみって事になっています。


■ベストオブベストクラシックピアノ
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これまた四枚組で2000円以下のシリーズです。
モーツァルト、ベートーヴェン、リスト、ショパンなど、
何曲かづつ取り上げているところがいいかも。
サティ、フォーレ辺りが入っているのも面白い。
オーケストラの方もそうでしたが、
ベストオブベストってほど厳選されている感じはなく、
「てんこ盛りで安いよっ。」って感じがしないでもない。


■ベストオブベスト 珠玉のヴァイオリン名曲集
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勢いでヴァイオリンのヤツも買ってみましたが、
これはちょっと失敗でした。
多くの曲がヴァイオリンとピアノにアレンジされており、
中にはサンサーンスの"白鳥"の様な他の楽器の曲が、
ヴァイオリンで演奏されているモノもちらほら。
子供にはまずオリジナルを聴かせたいので、
このアルバムは全く見当違いでした。


って事で、色々買い散らかしましたが、
一通り聴いてみて決心しました。
我が子のベスト盤は俺が作る(笑)。


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January 03, 2016

運命はかく扉を叩く。

運命はかく扉を叩く。
クラシック再入門の最初はこの一枚。
ベートーヴェンの運命、カラヤンです。

中学時代に手探りでクラシックを聴き始めた頃には
それなりに何度も耳にした筈なのですが、
今回、改めて聴き直してみたら、
第二楽章を完全に忘れていました(笑)。
ま、ベートーヴェンはほぼ素通りだったからなぁ…。

昔も今も個人的にええかっこしぃが苦手で
重厚なオーケストラで威風堂々とキメられると、
気恥ずかしさを通り越して、
滑稽にすら思えてしまうのです。

なので、とりわけキメのしつこい第四楽章は
鬼門中の鬼門って印象があったのですが、
久し振りに聴いたら、それほどでもなかった(笑)。

有名な第一楽章にしてみても
基本的に押しの強い音楽ではあるものの、
頃合に織り込まれる引きの部分が
聴き手を寸止めにさせて
「もっともっと。」と思わせるのですね。
なかなかのテクニシャンです。

一緒に入っていた田園の方は
更に記憶の彼方に消えかけていました。
牧歌的な穏やかな雰囲気に浸るには
カラヤンの演奏はやや速い印象を受けました。

って事で、齢五十を超えて、
初めての買ったベートーヴェンは
クラシック再入門にうってつけの一枚でした。

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October 20, 2015

病床のクラシック

風邪をひきました。
体がダルく、関節が痛みます。
一日デスクワーク出来る体調ではなかったので、
やむなく会社を休みました…。

嫁さんは仕事、子供は幼稚園なので、
家に独りぼっちです。
床に臥せっていると、気が滅入ります。

気分転換に音楽を聴くことにしたのですが、
なかなかしっくりくるモノが見つからない。
今の精神状態との隔たりが大きくて、
上滑りしてるような感じです。

なので、最近あまり聴かなくなった
重めのクラシックの棚から
ゴソッとCDを抜き出して、
適当に聴き散らかす事にしました。

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コチシュのバルトーク作品集の四枚目。
バルトークの泥臭さを三日三晩煮詰めたような
あのピアノソナタを収録。

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日本人女性四人のロータスカルテットの
日本人の作曲家の作品集。
矢代秋雄の弦楽四重奏曲と
三善晃の弦楽四重奏曲第三番黒の星座を聴く。
他の無機質な感じがする曲はパス。

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藤森亮一の無伴奏チェロソナタ集。
コダーイ、ヒンデミット、リゲティ。
無伴奏チェロと云えば、バッハが有名ですが、
その次に有名なのがコダーイでしょうか。
私が高校生の時にコダーイ生誕百年で
やたらFMで特集を組んでたと記憶しています。
その時の印象からか、この曲を聴くと、
なぜか学校の校舎が頭に浮かんで来ます。
このCD、コダーイばっかり聴いてだけど、
ヒンデミットの無伴奏チェロもいいなぁ。
特に第三楽章のメロディラインや
消え入るようなエンディングが快い。
リゲティは逆にバッハ的かも。

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アイヴスのコンコードソナタ。
ピアノソナタなのに、
第一楽章ではヴィオラが、
第四楽章ではフルートが入る。
ベートーヴェンの運命の頭のフレーズが
あちこちで引用されて出てきます。
ジャズファンにとっては
オータムインニューヨークに似たフレーズも
気になるところですけど、
さすがにこれは偶然の一致でしょう。
きっとアイヴスの方が早いし。


もっと聴くつもりでしたが、
しんどくなってきたのでこの辺で。


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August 31, 2015

九管ポップスファミリーコンサート

宗像ユリックスのハーモニーホールで開催された
九管ポップスファミリーコンサートに行きました。
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子供に生の楽器の音を聴かせたくて行ったのですが、
大人も楽しめる内容になっていました。
って云うか、最初のトトロメドレーで
子供以上にグッと来てしまった俺。
映画も観た事ないのに…(笑)。

乳幼児もいて、客席のあちこちで鳴き声が聴こえましたが、
それもまた一興。
オーケストラを取り巻く環境も音楽の一部なのです。
4分33秒と同じコンセプトだと見ました(違)。

楽団員のみなさんもコスプレをしたり演技をしたり、
みんなに楽しんでもらおうと一生懸命でした。

最後は妖怪体操で〆。
子供が飽きないよう一時間に凝縮された
素晴らしい演奏会だったと思います。

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August 16, 2014

真夏の昼のジャズ(二年ぶり二回目)

嫁さんと子供が帰省中なので、久々にジャズでも聴こうと思い立ち、
部屋のCD棚を物色しました。
それにしても、色んなモノがあるなぁ…(笑)。

あれこれ聴きたいのが見つかったので、
2~3トラックづつの聴き流しになりますが、


■LIFE IN THE BUBBLE
/GORDON GOODWIN'S BIG PHAT BAND(TELARC)
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今年買ったアルバムです。
ホーンセクションがキレキレです。
かなり旨み成分たっぷりのアレンジなのですが、
わかりやすさと高度なサウンドのバランスがちょうどいい。
適度にエレクトリックなのも新鮮味を与えていますね。


■LIVE AT THE LEFT BANK L.T.D
/DEXTER GORDON(PRESTIGE)
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ゴードン繋がりで(笑)。
手元にデクスターゴードンのアルバムは数枚しかありません。
メロディアスでインスピレーション溢れるアドリブは好みなのに、
何でもっと聴かなかったのか不思議です。
恐らく私の好みのジャズのスタイルが変わっていく中で、
オーソドックスなスタイルのジャズをスルーしたからでしょうね。
このアルバムは1969年の発掘音源です。
デクスターゴードンのソロはアイデアの泉で楽しい。
隙があれば引用してます(笑)。
一方、ボビーティモンズのピアノはあまり面白くない。
ドラムのパーシーブライスって人もドテドテしてて、
明らかに格下な感じがします。
ソロ回しなんかせず、ずっとデクスターゴードンが吹いてくれてたらなぁ…。

■SONNY STTIT/SONNY STTIT(MCA)
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ビッグネームであまり聴いてないのは誰だろうと考えたら、
ソニースティットが最右翼かもしれません。
これは1958年のアルバム。
のびやかで澱みないアドリブの洪水に大音量で浸りたい…。
ピアノはバリーハリス。ツボを得たバッキングと味のあるソロ。
とても聴きごたえのある一枚です。


■THE MOONTRANE/WOODY SHOW(MUSE)
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ウッディショウはこれからと云う時に事故で亡くなったので、
正当な評価をされていない気がします。
単なる70年代ジャズから一歩踏み出した新鮮さを感じます。
ピアノの音が新しいなぁと思ったら、オナージアランガムスでした。


■DOWN BY THE SALLEY GARDENS
/西山瞳(D-MUSICA)
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西山瞳と安カ川大樹のデュオアルバム。
ドラムレス、大好きです。
一曲目、二曲目と彼女らしい抒情性溢れる曲。
初期の作風に戻ったかの様です。
で、三曲目がなんと花笠音頭。
ピアノソロになると、まるで彼女のオリジナルのよう。
そうきたかー、って感じです。
その他もアイルランド民謡の"DOWN BY THE SALLEY GARDENS"や
宮城県の"大漁唄い込み"などが入っています。
彼女のアルバムの中で最も非オリジナル比率の高い作品(笑)。


■THE CORE/井上祐一(WHAT'S NEW RECORDS)
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一転してどバップな一枚を。
井上祐一の六年ぶりのリーダーアルバム。
東京を中心に活動をしているベテランピアニスト。
関東を離れて以降、長らくライヴに行ってないので、
これはとてもありがたい待望の一枚です。
気のせいかタッチがパウエルからモンクに寄った気もします。


■PRIMARY/NOBIE(APT CORP.)
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B-HOT CREATIONSのヴォーカルを努めていたNOBIEの
2011年の初リーダーアルバムです。
冒頭、なんとトニーニョオルタとのデュオで"SHINKANSEN"。
続いて"BLACKBIRD"、"HUMAN NATURE"とポップスの名曲を
彼女のヴォイスパフォーマンスも交えて自分のカラーに染めまくる。
存在感ありすぎです。
どうやら近々にレコーディングがあるみたいですので、
次回作もそのうち出てくるのかな?期待です。


■AT FIRST GLANCE
/WOODY BECKNER & JEFF SMITH(SELF-PRODUCE)
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最後は棚から適当に引っ張り出した一枚を。
リーダーのWOODY BECKNERがギターでJEFF SMITHがサックス。
比較的オーソドックスな4ビートなんですけど、
頃合いにアウトする感じが新鮮だったりします。
他でどんな活動をしてるのか知りませんけど、
少なくともサックスのジェフスミスはなかなかのプレイヤーです。


って事で、今回はこの辺で。
次回はいつになることやら。

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December 09, 2013

TRAVELS/東かおる 西山瞳(Apollo Sounds)

今年一番のアルバムが年末になって登場しました。
聴く前から、クルんぢゃないかなー、間違いなくクルなー、
って予感はありましたが、聴いてみたら、やっぱりキた…。
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TRAVELS/東かおる 西山瞳(Apollo Sounds)

ムーンリヴァーを除き、他は全て西山瞳のオリジナル作品。
難しい曲の数々を一切の誤魔化しなく唄っているだけでなく、
最初からヴォーカル曲だったと錯覚するくらいの完成度です。

高度なんですが、聴き手がおいてけぼりにならないで、
プレイヤーとリスナーの距離が短いのが
西山瞳の曲のカラーではないかと思うのです。
東かおるのヴォーカルで豊かに表現されると、更に身近に感じます。

ドラムが入っていないのも一つのポイントではないかと思います。
細かい表情が掻き乱されることなく伝わってくる気がします。

私にとってはアルバムオブザイヤーでした。

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September 18, 2013

久々の音楽談義。

嫁さんと子供が実家に帰っているのをいいことに(笑)、
家で会社の後輩と音楽を聴きながら呑みました。

昔はしょっちゅうやってた友達との音楽呑みですが、
とんと久しぶりでした。
考えてみたら、結婚してから初めてですわ…。


私のオーディオの雰囲気を聴いてもらうために
定番の2枚を掛けました。
ステイシーケントとブロイアンブロンバーグです。
ヴォーカルの艶っぽさとウッドベースの生々しさが良く分かるディスク。
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ま、どちらも録音が良いので、大抵のコンポでよく鳴りますが。

後輩はプログレが好きとの事で、最初に聴かせてもらったのが、
エマーソン・レイク・アンド・パーマーの「展覧会の絵」と「タルカス」。
「展覧会の絵」は知ってましたが、ちょっと聴いただけでした。
「タルカス」は全くの初めて。
1970年代頭の音楽とは思えませんでした。
オルガンがかっこいい。

って事で、オルガンを一枚。
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変拍子比率が高かった頃の西山瞳さんのアルバムを一枚。
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確か彼女もプログレ好きだったと訊いた記憶があります。

友達の口からオスカーピーターソンの名前が出てきたので
私が一番好きなのを一枚。
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変態的な音楽も。
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柔らかい音楽も。
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おちゃらけた音楽も。
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ミーハーな音楽も。
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あとLPも。
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しかし、この日の一番のヒットは後輩が持ってきてくれた
新日本風土記のテーマ曲「あはがり/朝崎郁恵」でした。
何なんでしょうね、この唄の凄みは…。
ピッチが低めで不安定に感じるのですが、
独特の沖縄のこぶしで持ち上げて、
ビブラートの上の方でギリギリ音程が合う雰囲気ですか。
酔っていたとは云え、感涙したのは久しぶり。


楽しいひと時でありました。
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やっと九州でも話の合う趣味人と出会えました。

嬉しくてストラスアイラ、開封しました(笑)。
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November 09, 2012

更に久々の、

更に久々の、
西山瞳トリオ、パララックスのライヴなのです。

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February 04, 2012

MA'AYAN CASTELを聴く。

仕事中、車でFMを聴き流してたら、気になる歌声。
私の好きなアタックとヴィブラートで、いい声質でした。
なんでもバークリー出の新人だそうで。
あんまりバークリーを推してくるのは信用しないけど、
ジャンルはジャズぢゃないし、気にすることはないかなと思い、
さっそくCDを買ってみました。
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「WALK ON WATER/MA'Ayan CASTEL(SANCTUM RECORDS)」

ラジオで聴いたのは"COURAGE"と云う曲。
うん。やっぱりいい。
今どきのDIVAを目指す歌手がジャンルに日和って
"それっぽい"似たり寄ったりの唄い方に陥りがちなのに対し、
彼女の根っこは別のところにある様に思えてました。

で、他のトラックを聴いてみて、ちょっと納得。
声の出し方がボブマーリーに似てる気がします。
レゲエっぽい曲になるとその特徴がぴったり嵌ります。
だからレゲエっぽい曲はあまり唄わない方がいいかも(笑)。

デビューアルバムなので、あれこれやりたい感が詰まってますが、
二枚目、三枚目で落ち着いてきたあたりでどうなるかも楽しみです。

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November 02, 2011

聴いてないCDの山

大量にCDを買っていた頃の習慣で
未聴CDを入れておくボックスがこれです。
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アマゾンなどからCDが届くと、リストに入力後、
一旦ここに収める事にしています。
そして、聴いた後はそれぞれ分類して棚に並べるのがマイルール。
こうする事で聴かないまま棚に埋もれてしまうのを防ぎます。


ところがこのボックス、なかなか先入れ先出しができてません。
数年経ってるのに未だに残留しているCDがあります。

その要因の一つは気持ちの変化です。
アマゾンでクリックした時は聴く気満々だったのに、
届いた時には心変わりしていたと云う事がよくあります。
で、聴きたくなるタイミングを計っているうちに忘れてしまう。

また、惰性買いも長期残留要因となります。
あるミュージシャンのCDを集め始めたら、
それほど欲しくないアルバムでも何となく買ってしまう。
既にそのミュージシャンにそれほど魅力を感じなくなっていても、
惰性で買い続けてしまうのです。病気ですね。

もう一つの要因は環境の変化です。
嫁さんと子供の前では絶対に聴けないヤツが結構あるんだな、これが。
家族の団欒にはおよそ似つかわしくない音楽…。
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はてさてこのBOXが空になる日は来るのでしょうか?

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October 21, 2011

久々に音楽を聴き散らかす。

食べ物とコネタばっかりで音楽がおろそかになってました。
若干ネットでのCD購入は控えめになっているとは云え、
それでも色々買ってるので、未聴CDが溜まってきました。

と云う事で、久しぶりにノンジャンルで聴き倒したいと思います。


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■TAKEMITSU SONGBOOK/CHORO CLUB(SONG X)
ショーロクラブとゲストヴォーカルによる武満徹の曲集です。
初っ端インストで演奏される"翼"が武満の曲とは知りませんでした。
って云うか、武満がこんなにポップな曲を沢山書いてるとは。
中には昭和歌謡の薫りのする作品もあったりします。
アンサリー、おおたか静流、沢知恵などが参加してます。
やっぱり、アンサリー、いいですねぇ。
"死んだ男の残したものは"は重く暗い歌詞ですが、
彼女の様にさらっと唄った方がグッときます。


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■LETTERS TO HERBIE/VIKTORIA TOLSTOY(ACT)
ヴィクトリアトルストイの2011年のアルバムはハービーハンコック曲集。
私がハービーハンコックの曲をそれほど認識していないので、
カヴァーアルバムを聴く際の「あ、この曲をこんな風に。」みたいな
愉しみ方があんまりできなかったってのが正直なところです。
とは云え、全編通してヴィクトリアトルストイのカラーが出てるので、
純粋にクォリティの高い新譜が聴けただけでも嬉しゅうございました。


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■Natsukasii/HELGE LIEN(ozella)
ヘルゲリエンの2010年の録音。
詩の様に吟味した少ない音数で奏でる曲もありますが、
テンポが速めでモーションの多い曲も多い印象です。
しかしそれでもジャズっぽいフレーズを垂れ流す事なく、
彼らしい音は維持されていますので、
単なるヨーロッパ系ピアノトリオって枠には収まってません。


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■起きてください/小川美潮スプラゥトゥラプス(AGOGA)
油断してたら小川美潮の新譜が出てました。あぶないあぶない。
ウズマキマズウの延長線上のバンドカラーです。
小川美潮の声はちょっとだけ年齢を感じさせますが、
それでも伸びやかで溌剌と明るい声質は幸せ度が高い。


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■WHAT LOVE IS/ERIN BOHEME(CONCORD)
コケティッシュなヴォーカリストで力量はかなりありそうです。
でも、アレコレやりすぎな感じがしないでもない。
どジャズなスタイルから売れ線スタイルまで
多彩&多才な変化をみせるんですが、纏まりはちょっと…。
もう少し一つのカラーで絞った方が能力が色濃く出ると思います。
タイトル曲の"WHAT LOVE IS "みたいな曲の方が合ってるかも。


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■MUSIQUITA/MARTA GOMEZ(ALUNA)
ブラジル系(と思う)ヴォーカリスト。
かなりしっかりとした実力を持ってる歌手だと思います。
軽いボサノヴァではなく、民族色にもしっかり染まってるので、
板についた南米音楽のテイストが味わえます。


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■MARTIAL SOLAL LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD/(CAM JAZZ)
マーシャルソラールの2007年のソロライヴレコーディング。
いきなりこの音の厳しさにヤられる。
やっぱり凄いわ、ソラール爺さん。
"ON GREEN DOLPHIN STREET"、"LOVER MAN"、
"I CAN'T GIVE YOU ANYTHING BUT LOVE"と
古いスタンダードが続いていますが、古さや緩さは皆無です。
イマジネーションの赴くまま、テーマがカラフルに変奏されていきます。
コードをベースにした音数詰め込みのアドリブではなく、
テーマを弾きながら発想が自由に変化していく感じが強い。
ソロならではの濃さを堪能できる一枚ですね。


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■詩篇交響曲:ストラヴィンスキー
/ブーレーズ&ベルリンフィルハーモニー(GRAMMOPHONE)
3大バレエに集中しがちなストラヴィンスキーの交響曲集。
"管弦楽のための交響曲"と"詩篇交響曲"と"三楽章の交響曲"が聴ける。
中でも"詩篇交響曲"は新古典主義時代の大作であり、
テイスト的には次の十二音技法時代の雰囲気がちらちら見え隠れします。
合唱も入り、シリアスにスケールでかく盛り上がる作品。
もっと演奏されてもいいのになぁ…。


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■TRIO 14/INGA SWEARINGEN(SELF-PRODUCE)
音程やテクニックもしっかりしてる上に
声質が良い加減に女性的で、ちょっとクール。
なかなか好みの女性ヴォーカルなんですけど、
かなり張り切ってしまってガサツな雰囲気が出たり、
キャラを作って演技過剰で唄ってしまってる曲があったりと、
ちょっと残念な気がします。
自然体で歌ってくれたらそれでいいのになぁ…。
って、これが自然体だったりして。
バックの演奏はシャープさがなくかったるいかも。


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■LAST CONCERT/CLIFORD BROWN&MAX ROACH
ちょっと前に発掘されたブラウン=ローチクインテットの音源。
音質はかなりよくない。時々音が消えそうになるくらい。
それが分かってても、出たら買っちゃうんですよね。
できれば出してくれなければいいのにとすら思います。
それでも集中して聴くと、凄いプレイを演ってるのがわかる。
ブラウンも凄いけど、ロリンズも凄くなってます。
ジャズを聴き始めの頃、ブラウン=ローチを聴いた時には
ハロルドランドの方がカッチリしてるので、
このバンドには合ってると思ってたけど、
今聴くと、ロリンズの柔硬の変化はこのバンドを超えてたのかも。
すみません。自分にしか分からない雑感を描いてしまいました。


久々に色々聴き散らかしました。楽しかったです。

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July 10, 2011

我が家の音楽事情。

ここんとこ、家では周りの雰囲気を変えてしまうような音楽は聴けません。
激しいのや、暗いのや、静か過ぎるのや、アホなのなんかは自主的にNG。
となると、私の持ってるCD、レコードの大半が駄目って事になります(笑)。

ま、それでも探せば子供向きの作品なんかも結構あって、
最近はその辺のニーズに合ったモノをがさごそ発掘してるところです。
その中から実際にヘビーローテーションで聴いてるアルバムや
今後使えそうなアルバムをピックアップしてみたいと思います。


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「たのしいどうよう」「よいこのどうよう」
これも別に子供が生まれたので買ったのではありません。
何でこんなCDを持ってるのかと云いますと、
それぞれ1曲づつ、小川美潮の歌が入ってるからです。
しかし、子供は小川美潮の良さがわからないようです。
聴いて喜ぶのはいかにも子供向けアレンジの「おんまのおやこ」。
9ヶ月にして音楽の筋が悪いな…。


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「うたううあ」
アレンジも編曲もUAらしさがありつつも、
ぎりぎり子供も喜ぶ絶妙のラインです。
「森のくまさん」をかけるとニコニコしてます。
「マーチングマーチ」は子供はガン無視ですが、私は嵌った。

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「こころうた/アンサリー」
文句なしに大好きなアルバムです。
ちょうどアンサリーが出産した後に作ったアルバムなので、
母親の優しさみたいなものが全編に横溢しております。

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「むしまるQゴールド大集合!大脱皮のテーマ」
伝説のNHKの教育番組の挿入歌集。
だから、子供向けにいいかと思いきや意外と使えません(笑)。
だって、音楽は我々の世代向けパロディのオンパレードだもん。
ビートルズ、ビーチボーイズ、ビリージョエル、ボストン、ジミヘンなど、
分かってる人が聴いてニヤリとする作りになってますもんね。
私の好きなのは遥か昔にも書きましたが「哀愁のヨーロッパバイソン」ですね。
タイトルから想像つくようにサンタナの「哀愁のヨーロッパ」のパロディ。
なんですが、なぜか関西弁。
「やんちゃしましたわ。」だの「どないもわやですわ。」などの歌詞が出てくる。
ここからは私の推測ですが、サンタナの「哀愁のヨーロッパ」と
上田正樹の「悲しい色やね」が似てる事からの連想ではないかと思うのです。

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「わたげのお散歩/イノトモ」
イノトモの優しい声で穏やかな時間が過ごせる童謡集です。
「南の島のハメハメハ大王」や「やぎさんゆうびん」が好き。
「ゆりかごのうた」はホンマに寝てしまいますよ。

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「ファイト/由紀さおり」
ファイトは本仮屋ユイカ主演のNHK朝の連ドラです。
歴代朝ドラの中でも非常に視聴率が低かった番組なので印象に薄いかも。
観てた私が云うのもなんですが、
「あのエンディングはないんぢゃないの?」ってくらい
実に尻切れトンボ感のある話でしたが、
旅館の女将役の由紀さおりが歌うシーンが頻繁にあり、
その唄がとても良かったんですね。
ありがたい事にその劇中の歌が一枚のCDになりました。
「川の流れのように」「星影の小径」「見上げてごらん夜の星を」
「翼をください」「埴生の宿」「ブラームスの子守唄」など全23曲。
これは是非子供に聴かせたいアルバムですね。
冒頭の「サイゴウジョンコ応援歌」は今となっては浮いていますが(笑)。

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「ゆりかごの歌/岩崎宏美」
岩崎宏美の若い頃の歌声で童謡が聴けるアルバム。
「赤とんぼ」「椰子の実」「ペチカ」「夏は来ぬ」など全19曲。
声が澄んでいて伸びやかなんですが、録音のせいかややきつい。
致命的なのはアレンジが古臭い事。非常に残念です。

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「二胡が奏でる 日本の四季/姜建華」
日本の歌を二胡で聴くと、大らかなうねりのようなものが加わって
雰囲気がガラッと変わりますね。
「花」を聴いても、隅田川の情景ではなく、水墨画の世界が浮かんできます。

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「タイムレス/タイムファイブ」
日本の大御所アカペラグループのカヴァーアルバム。
「夜空ノムコウ」「空に星があるように」「夢で逢いましょう」など
アカペラ向きの落ち着いた曲も素晴らしいですし、
「ひょっこりひょうたん島」「夢の中へ」「東京ブギウギ」など
アップテンポの曲も実に楽しいです。

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「アニメンティーヌ」
「アニメイヤ」
CMなどでも使われてるのでご存知の方も多いと思いますが、
アニメンティーヌはボサノヴァアレンジのアニメ曲集。
割と古めで、「天才バカボン」「ラムのラブソング」「タッチ」など。
アニメイヤは如何にもメイヤってアレンジで聴かせるジブリ集。
冒頭のトトロのアレンジは「ALL 'BOUT THE MONEY」っぽくてニヤリです。
残念ながら猫の恩返しの「風になる」は入っていません。
ソニーの企画だから仕方ないですね。

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「つじベスト」
って事で、つじあやのでしょう。
子供の情操教育にも良さそうなサウンドですから。
つじあやのが結婚して子供が生まれたら、
どんな音楽を唄うんだろうなぁと思いを巡らせてみたりしてます。

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最後は「FUTUROS AMANTES/ANA MARTINS」。
このアルバム、何年聴いてる事やら。
一曲目の「A VIDA LEVA」(別名:ちゃんちゃいおん)が流れた瞬間、
全ての人は幸せになれると、どこかで読んだことがあります。
確か、数年前のBLOGGYなんとかSってブログで(笑)。

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July 04, 2011

選曲の謎

選曲の謎
二、三年前に出たケイリラのアルバムなんですが、
タイトルが「kandagawa」。
あのフォークソングの定番「神田川」のボサノヴァです。
しかも日本語で唄ってるんですよね。
前のアルバムでも一曲、日本語で唄ってたんで、
何か意味があるのかもしれませんが、
四畳半フォークの歌詞を片言の日本語で唄われると、
ブラジルから出稼ぎにきたオネエチャンが
妻子もちのガハハオヤジに騙されてるような
可哀想なお話に思えてしまうのは私だけでしょうか。

ちなみにこのアルバム、日本盤は出てないと思います。

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June 09, 2011

ニコニコ動画投稿ネタです。
あとちょっとなので、我慢してください(笑)。
痛くないようにしますから(意味不明)。


これは"てけてけ"の次にアップした3つ目の投稿作品です。
"てけてけ"が明るくポジティヴな曲だったので、
どうしようもなく暗いネガティヴソングをアップしたくなりました。

そこで引っ張り出してきたのは15年以上前に作った曲。
営業車運転中の鼻歌で出来た曲です。
歌詞もほぼその時のモノ。よっぽど仕事が厭だったんでしょう(笑)。

憂いのあるのシンプルな泣きのメロディなので、
昔のバンドではよくインストで演奏しておりました。
そして、一、二度、人前でこの歌詞で唄った事もあります。
今考えても恥ずかしいです。穴がなくても掘って入りたい。
そして石橋を叩いて割って、他人が渡って来れないようにしたい。

レゲエのリズムパターンがよくわからなかったので
BAND IN A BOXの自動アレンジをほぼそのまま使い、
ちょっとばかしブラスを重ねたお手軽アレンジです。


いつものごとく引用をやってますが、今回はかなりおおっぴらです。
バリトンサックスのアドリブでショーターの"WITCH HUNT"、
ブラスアンサンブルでボブマーリーの"GET UP STAND UP"、
エンディングはレイブライアントの"SNEAKING AROUND"。
ってか、最後は曲が変わってしまってるし(笑)。


セクシーなミクのイラストは明らかに狙いました。
でもイマイチ伸びませんでしたね…。

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June 04, 2011

六月の空

ニコニコ動画投稿作品の再掲載ネタです。
今一つウケは良くないですが、あとちょっとです。
ご勘弁ください。


ニフティのFMIDIORGにアップした曲の中から
"Cloudy noon"と云う曲をボーカロイド化しました。
元々ソプラノサックスが主旋律を演奏していたんですが、
これをルカに置き換えただけの再利用作品。


写真はririkoさんにお願いして沢山使わせていただきました。

この曲にもかなりあからさまな引用があります。
ベースソロでストラヴィンスキーの春の祭典を使いました。

そこそこ六月の爽やかな雰囲気に仕上がってるかな。

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May 07, 2011

いつもの場所に

あんまり評判がよろしくないニコニコ動画ネタをしつこく続けます。
今回は最も恥ずかしい曲を載っける事にいたしやしょう。
初めてニコニコ動画にアップした曲です。


なんでニコニコ動画に投稿しようと思ったのか、
今となっては動機が思い出せませんが、
恐らく創作系の事を久々にやりたくなったんだと思います。
しかし、パソコンで曲を作ったのが10年以上ぶりと云う状態で、
昔のケークウォークプロをインストールしようにも
フロッピーディスクを入れるスロットがない(笑)。
新たにソフトやハードを買い足し、あれこれ試行錯誤して
ようやく音楽環境を整えた訳ですが、動画作りには新たなスキルも必要。
新しいシーケンスソフトにも慣れないといけないし、
ボーカロイドのパラメタも理解しないといけません。
更には動画用の絵も描かないといけないし、
何よりも苦手な歌詞を書かないといけないぢゃないか。

って事で、いっぺんに押し寄せてきた課題を一つ一つ解決する…事なく(笑)、
適当にいなしながら、リハビリと様子見で作ったのがこの曲です。

全面的に完成度のユルい作品ですが、メロディラインだけは自分らしいかな。

ニコニコ動画を見てるのが若年層だろうって安直な発想で
学生時代の淡い恋の歌を書いてみました。
恥ずかしさで死にたくなりました(笑)。
ありがちな内容ですが、エッセンス程度に自分の思い出も入ってます。
中学生の頃、クラスの女の子と同じ塾で…ごにょごにょ。
ま、誰だってそんな思い出の一つや二つあるもんでしょう。

如何にもDTっぽい歌詞があまりに気恥ずかしかったので
〆鯖エケエケって別の名前でアップする事にしました。
HNに特に深い意味はありません。単に〆鯖が好物だからです。
エケエケとは好きだったメガドラソフトのランドストーカーに出てくる
体力回復の実の名前です。音の響きだけで付けました。

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April 29, 2011

モスキート2作品

またまたFMIDIORG時代のデータそのまんまの動画です。
すみません。

"Cakewalk for mosquitos"は蚊の様子を描いた曲です。
MIDIでサキソフォンクァルテットをやってみたかった。
サキソフォンクァルテットも色々ありますけど、
ボビーワトソンの29th street saxophone quartetを意識しました。

作り始めでイントロ部分がたまたま蚊の羽音に似ていたので、
蚊をテーマにする事にしました。
ドビュッシーの"ゴリウォーグのケークウォーク"をちょっと引用。


それを全部ミクに置き換えると云う荒技で作ったのが
"モスキートには気をつけろ"です。

ほぼ"Cakewalk for mosquitos"のまんまですが、
アルトサックスのアドリブ部分はミクの声が聴きとれるよう、
若干音を整理しております。
蚊に関するアルアルネタやウンチクで繋いでみましたが、
途中でネタが尽きたので、落語の「延陽伯」や「寿限無」で誤魔化しました。

「ペネロッピー、ペネロッピー、マントメガネに気をつけろ。」は
「ペネロッピー危機一髪」の歌詞です。

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April 28, 2011

浮光

つたない自作動画ネタです。
今回はちょっと毛色の違う「浮光」って曲。

完全に趣味に走った作品です。
ノーマウィンストン、ケニーホイーラー、ジョンテイラーの
AZIMUTHを下敷きにして作りました。
ニコニコ動画の層には絶対にウケないと思ってましたが、
聴いてくれた人の評価は思った以上に良かったです。
発売前の巡音ルカ用に作り始め、ミクで仮歌を入れてみたら、
意外としっくりきたのでそのままアップ致しました。

あんまりこう云った曲作りをした事がなかったので、
面白かったです。

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April 22, 2011

けだるい場所、狂った時間

またもや四十路なから男の懐かし話です。

パソコン通信時代、ニフティのFMIDIのオリジナルフォーラムには
凄い人がたくさんいました。
こちとらMIDIを始めたばかりで各種パラメタはちんぷんかんぷん、
それどころか音色設定もイマイチ理解できてない位のレベルでしたから、
「これが打ちこみかっ。」と思うくらい凄い作品を目の前にして
ただただ、目を丸くし、耳を疑い、口つつしめば、命長けれ、な状態でした。

更に、その中でジャズの息が掛かってそうな人々が地下組織を作り、
PATIOと云う閉鎖的なコミュニティにたむろしておりました。
私もその末席に名前を連ねさせてもらい、
夜な夜な人の書き込みに絨毯爆撃を加える日々でした。

ある日、その仲間でセッション作品を作ろうと云う話が持ち上がり、
演る曲をメンバーから募集する事になりました。
で、私が提出したのがこの曲です。
ま、当然の事ながら、私の曲はボツになり、
企画自体も立ち消えになってしまいましたが、
手元に残ったこの曲をいつかはちゃんと仕上げてみたいと思ってました。

で、歌詞をつけてボカロに仕上げたのがこの作品です。

最初はインストで仕上げるつもりだったんですが、
不条理な詩で60~70年代の青臭い背伸び感が出せないかと思い、
適当に響きのいい言葉をそれらしく羅列してみる事にしました。
歌詞をつける気恥かしさも半減されるし、一石二鳥かなと。
「蜜よりも甘い血の色」とか「秘密の守護者」のそれっぽい表現は
それぞれダリ、ポロックの絵のタイトルからの引用です。

ところがこの歌詞がかなり不評でした。
世代の違う若者には「中二病」と映った様です。
「中二病」と云われて、意味を調べる私(笑)。

ま、評判はとにかく、一つの形に仕上げられた事は良かったです。

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April 19, 2011

犬と黒猫の夜

かれこれ20年近く前に作ったボサノヴァの曲のお話です。
曲のタイトルは"THE LAST BOSSA"。
難波にあったYAKATA MILDと云うジャズ&ボサノヴァの店の
三周年記念に私が勝手にプレゼントした曲です。
恐らくマスターも忘れてます(爆)。
今は心斎橋に場所を移し、YAKATA de voceって名前に変わって、
更にボサノヴァ色を深めたライヴ中心のお店になっております。

この曲、当時は私が所属してたバンドでもよく演奏しましたし、
そのバンドのリーダーであるsyu-長がオケアレンジをして
OBCジャズオーケストラに演奏してもらった事もありました。
私の中ではかなり思い出のある作品なのです。

この曲に歌詞を付けたいとはずっと思ってたんですけど、
私が作詞したら、いなたい内容になるのは目に見えてたので、
ピアプロで知り合いになったしみおみさんにお願いしました。
彼女は短期間のうちになんと2つの案が送ってくれました。
そのうちで猫に恋い焦がれる犬の詩がとても気に入ったので
そちらを使わせてもらう事に致しました。

犬をイングリッシュホルン、猫をフルートに割り当て、
歌詞にあわせて笑った感じとか吠えた感じを出してみましたが、
あんまりわかって貰えてないみたいです。
夜っぽくストリングスとフレンチホルンでハーモニーを付け、
抑えめに細かい表情付けをしたつもりだったんですが、
「MIDIのベタ打ちっぽい。」と書き込まれたのにはガックリしました。


それでも私にとっては初めて共作した思い出の曲となりました。

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RPGのように

四十路男の思い出話になりますが、
最初のドラクエ三部作の頃の嵌まり具合ったらなかったですね。
気が付いたら朝なんて事はザラでした。

特にドラクエ1の頃はRPG自体がもの珍しくて、
ちょるの下宿でアクションゲームを交代で遊ぶように、
ドラクエを30分交代で遊んでたのが懐かしい(笑)。

そんな熱かった時代を思い出して作ったのがこの曲です。
RPGの王道である伝説の勇者をテーマにした曲ですが、
本当の主役は彼に感情移入するプレイヤーです。


ドラクエっぽいイメージで鼻歌を唄ってみたら、
あまりにもすんなりとメロディが浮かんできたので、
「また無意識で盗作してしもたか?」とビクビクしてしまいました。
(※「夢見ごこちの恋の夜」参照)

割と使いやすいテーマだったので、
アレンジや速さを変えると色んな雰囲気が出せました。
そこそこ編成が大きいのに、譜面も書かず作り始めたので、
途中で訳わかんなくなりそうでした。

いつもの如くお遊びで引用をやらかしてます。
G線上のアリア、ドラクエ宿屋に泊った翌朝の音楽。
ま、あからさまなのでわかりますよね。

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April 18, 2011

工場のあの娘

かつてニフティのFMIDIORGにアップした曲の中で
唯一のボーカル作品が"工場のあの娘"でした。
高校生の頃に作ったので、かれこれ三十年ちかく経ってます。
昭和の唱歌の様な四七抜きのメロディが親しみやすいのでしょう、
割と色んな人に喜んで貰えた歌ではないかと思ってます。

ニコニコ動画へのアップに際し、CGを一からモデリングし、
骨も入れて自由に動かせる状態まで作ったのに、
最終的にはいつもと同じ紙芝居動画になってしまいました。
当時の私のパソコンがマウスコン●ュータの欠陥機で
ちょっと重い処理をしようものなら、力なく眠る様に落ちてしまい、
アニメーションどころではなかったのです。

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March 30, 2011

夢見ごこちの恋の夜

これもお風呂の鼻歌から出来上がった作品です。
流れのままにメロディを連ねて行ったら、
自然ないい感じに仕上がったんですが、
知らないうちに人の曲をパクってしまっていました。
友達のsawaraさんの「けけけの歌」って曲に似てる。あまりに似てる。
って云うか、間違いなく盗作だ…。
だって、この曲を作るちょっと前に聴いてるんだもん(爆)。
既に動画はほぼ完成状態。私は頭を抱えました。
諦めきれない私は駄目もとでsawaraさんに相談させていただいたところ、
心優しきsawaraさんは「ちょっと似てるかな。」と許して下さいました。

って事で"けけけの歌にインスパイアされた"旨を明記して、
公開するに至ったのです。鼻歌ってのも要注意ですね(笑)。


【巡音ルカ】夢見ごこちの恋の夜【オリジナル】

この曲では巡音ルカの英語力を逆手にとって、
日本語の歌詞を英語ライブラリーで唄わせたのがミソ。
外人がたどたどしい日本語で唄うキュートさが出たかなと思います。

歌詞の内容は直接表現はありませんがそこそこエッチです。
要は二人でホテルに入って出るまでのストーリー。
いわばユニコーンの「命果てるまで」の女性版ですか。


ちなみにsawaraさんの「けけけの歌」はこちらです。


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March 29, 2011

をる

最近、旧友のゴンジーも折り紙に目覚めたみたいなので、
記念にこの曲をアップしてみる事にしました。


【ボカロオリジナル】をる~origami~【ルカ弾き語り風】

名古屋でひマワリさんのピアノの弾き語りを聴きに行って、
ヴォーカルと伴奏の関係とは全然違うなぁと思い、
声とピアノの呼応を意識して作ってみました。
ピアノに力が入ったところでは声にも力が入る様に表情を付けました。
自分ではこだわったつもりですが、あんまり気付いて貰えてないみたいです。

テーマは折り紙です。
DTMと折り紙の取り合わせは恐らく私しかやらないだろうなぁ(笑)。
動画中の作品は一部を伝承作品除き、オリジナルです。
このblogにも折り図を掲載してますので、興味があったらそちらも是非。

ルカの横顔の絵があまり可愛くないのが今も心残りです。


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March 26, 2011

てけてけ

ココログにニコニコ動画が貼り付けられる事を
つい最近知りました。

って事で、二年くらい前にアップしてたオリジナル曲を
ちょこちょこっと貼り付けて行こうと思います。
それなりに手間が掛かってるにも関わらず、
ニコニコ動画ではあまりに人気がなかったので
少しでも努力が報われるようこちらに載せる事にしました。
解説+云い訳付きです。


【ボカロオリジナル】てけてけ

風呂場の鼻歌からあれよあれよと云う間に出来た安産型の曲。
まだ歌詞を付けるのが気恥ずかしかった頃だったので、
あんまり感情移入せず、「てけてけ」とか「もよもよ」みたいな
曖昧な繰り返し言葉に逃げてみたところ、
逆に四十路の男が作った歌とは思えない仕上がりになりました。

私にしては珍しくすこーんと抜けた明るい曲調なので、
割と今でも気に入ってるのですが、
もう少し丁寧に仕上げたらよかったなぁと反省してます。
新しいシーケンスソフトを使い始めたばっかりだったため、
コピペ中にティックが微妙にズレたのに気付かず、
間奏のブラスアンサンブルがツッコミ気味になってます。
実に気持ち悪い…。

あとイラストをもうちょっときちんと書けばよかったなぁ。
使い始めたばかりのSAIで適当に3分で描いた手抜き絵だもん。

直したいところはその辺りかな。


歌詞の「会えない時間じゃ愛は育たないよ。」は
郷ひろみの「よろしく哀愁」への反論です。
会えない時間で育つのは愛ではなく恋ぢゃないかと
ずっと引っ掛かってたので、ちょこっと入れてみました。
反論ってほどでもないんですけどね。

最後の引用はおちゃらけです。
モーツァルトアイネクライネナハトムジーク。

引用好きなので他の曲でもよくやってます。

って事で、色々大変な事がありますけど、
ポジティヴシンキングで行きましょう。

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March 19, 2011

「唄えない鳥の歌」を唄ってもらった。

ニコニコ動画には一年以上投稿してないですが、
昔作った曲を昔知り合いになった人が唄ってくれました。

知らないうちにココログもニコニコ動画の貼り付けが
できるようになってたのね。

それにしても、こんな難しい曲を唄えるなんて凄いなぁ…。
しかもとても澄んだ声で余裕を感じさせるくらい伸びやかに唄ってます。
元々10年くらい前にインストで作った曲なので、
ボーカロイド化した時、「こんなの唄えないよ。」って意味もあって、
タイトルを「唄えない鳥の歌」にしたと云うのにさー。
「唄える人もいる鳥の歌」に改名しようか(笑)。

しみおみさん、ありがとうございました。


ちなみに私が作ったボーカロイド版はこちらです。
イラストが巨乳過ぎる件についてはスル―してください。
煩悩を抑えきれなかっただけです。


実はこの曲、作った当初、自分らしい曲ができたと
とても嬉しかった記憶があります。
昔の文章が出てきたので引用します。

-------------- 8< --------------

Free as a bird (SC-88pro)
久しぶりに自分らしい曲ができました。
「空を自由に飛びまわる鳥は、果たしてホントに自由なのか…。
大きく深い空の中で小さな自分に不安を感じているのではないのか…。」
この曲を作る時頭に浮かんでいたのはそんな事でした。
昔、子供向け番組でカリキュラマシーンってのがあったのですが、
その中で流れていた鳩の唄が心に残っていました。
「鳩よ、淋しい鳩よ。どうして飛ぶの?空にはもう自由はないんだよ。」
って感じの歌詞だったと思うのですが、この印象がずっと心に焼き付いていて
今回の"FREE AS A BIRD"に繋がった様に思います。

-------------- 8< --------------

って事で、そのMP3データは3~4年前にアップ済みですので、
そちらの記事にリンクを張ってみました。
http://shiho.cocolog-nifty.com/bloggy_qs/2007/11/post_9019.html

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February 20, 2011

久々に日曜の昼下がりのジャズの時間

久々に音楽を聴きながら過ごす休日の午後です。
買うだけ買って聴いてないCDの山に手を伸ばし、
開封祭りと行きましょう。
但し、生後生後五ヶ月の子供が傍らにいるので、
あんまり激しいのは回避です。


P1070317
■JAZZ IMMORTAL/CLIFFORD BROWN(PACIFIC JAZZ)
クリフォードブラウンのパシフィックの音源を集めたCD。
未発表のトラックはなく、過去の寄せ集めなんですが、
ズートシムズとの共演が興味を引くところです。
古い録音ながら音質はなかなか良好。
冒頭の”DAAHOUD”の伸びやかなブラウンのソロを聴いて
思わずニンマリしてしまいましたよ。
ブラウンの後にズートが続くなんて、それだけで感動モノ。


P1070321
■CANTANDO/BOBO STENSON(ECM)
ボボステンソントリオの2007年の録音。
穏やかな中にもチクチクと緊張感の混じるのが堪りませぬ。
もっと音量を上げてECMの空気で部屋を満たしたいのですが、
子供が寝そうになってるので我慢です(笑)。


P1070318
■MYSTIC BRIDGE/BENNIE WALLACE(ENJA)
ベニーウォレスは近年すっかり丸くなってしまい、
かつてのしっちゃかめっちゃか感は影を潜めてしまいました。
しかし、このアルバムは往年のスタイルが復活して…、
と思ったら1982年の録音やん。
よく見たらベニーウォレスとチックコリアの共演だ。
あ、LP持ってた…。久々にジャケ違いに引っ掛かりました。
しかし、やっぱりこのころのベニーウォレスはいいなぁ。


P1070320
■PALINODE/HAVARD WIIK(MOSEROBIE MUSIC)
ATMICのピアニストHAVARD WIIKのソロアルバム。
直感的に音を重ねていくタイプの演奏なので
出来上がる音楽も枠組がぼんやりしています。
その手のソロピアノにありがちな退屈さや難解さはなくて、
適度なスパイスの効いた語り口で
良質の昂奮を聴き手に齎してくれます。
それでも話の内容はそこそこ難解ですけど(笑)。


P1070323
■WHERE TIME STANDS STILL/TRIOSENCE(OMAGATOKI)
トリオセンスがサラガザレクをフィーチャーしたアルバム。
これは理屈抜きにいい作品です。
サラガザレクの緑風の様な爽やかなヴォーカルが
トリオセンスの軽めのヨーロッパサウンドに見事にマッチ。
朝から晩まで聴ける生活向上音楽です。


って事で、自由時間が終了しましたのでこの辺で。

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February 05, 2011

久々の音楽時間。

嫁さんがインフルエンザで寝込んだため、
子供の世話をする為に3日間会社を休み、
そのまま週末に突入。
二十四時間、ミルクとおむつと雑務に追われ、
かなり疲労困憊状態です。
これを毎日続ける母親って凄いなぁと実感しております。


子供を寝かしつけて、土曜の朝の小休止。
 
 
さて、何をしよう…。
 
 
 
よし、久々に音楽を聴こう。
おいらの趣味は音楽だった。あやうく忘れかけてたや(笑)。
このステレオも「♪お馬はみんなぱっぱか走る~♪」なんて
童謡を聴くために買ったのではないんだ。
 
 
って事で、ずっと聴けずにいたコレを。
P1070316
「KALEIDOSCOPE/坂田尚子(澤野工房)」
買うだけ買って、ずっと聴けずにいた坂田尚子さんのアルバムです。

西山瞳さんに薦められ、坂田尚子さんを初めて耳にしたのは
2006年5月25日でした。
その時の印象をブログにはこう書いています。

--------------- 8< ---------------
坂田さんは噂に違わぬ凄いピアニストでした。
溢れ出るイマジネーションの赴くまま
尖鋭的な厳しいフレーズを折り重ねる様は
一般的なライヴの熱狂とは全く別の
静かな昂奮に満ちていました。

(中略)

きっとメインストリームのジャズファンからは
受け入れられにくいスタイルでしょうけど、
こう云う才能が伸びていけば、
ジャズの未来は明るいと思いました。
--------------- 8< ---------------

スウェーデンに留学して、どう変わったのか興味津々でしたが、
自らの高みを目指して、ひたすら突き進んでいたのでしょう。
ヌルい耳になりかけてた私は危うく置いてけぼりになりそうでした。

メロディとリズムとハーモニーを音楽の三要素と習いましたが、
これらを予めガチガチに組み上げる音楽作りは安全策なんだと思います。
それに対し、最小限の枠組みの上に瞬間の閃きで色付けしていく音楽作りは
危うさと紙一重の美しさを生み出すのだと思います。
そんな回りくどい言い回しをしなくても「即興」と書けば良いんでしょうけど、
「即興」と云う言葉はもはや常套句になってしまい
言葉の効力を失ってる気がするんですね。
メソッドに沿ったジャズっぽいストックフレーズの連続が
即興と思われ兼ねない。
そんな手垢に塗れた言葉で、この新鮮な音楽を表現したくないです。
わかります?この気持ち。

澤野お得意の柔らかい色彩のジャケットに騙されてはいけません。
かなり厳しくストイックなジャズです。
久々に坂田尚子さんの演奏を聴けてよかったです。

今度はピアノトリオではなく、ドラムのないソロかデュオで聴ければなぁ。

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October 09, 2010

クラシック回帰。

最近すっかりクラシック音楽に回帰してます。
中学~高校時代はクラシックばっかり聴いてて、
それ以降はジャズにどっぷり漬かっていたので、
私にとってのクラシックはある種懐メロなのですね。
「あー、懐かしい。」とか云いつつCDに合わせてペトルーシュカを口ずさんだり、
FMをつけた瞬間流れてきたメロディに
「あ、サミュエル・ゴールデンベルクとシュミュイレやん。」って反応したりするのは、
傍目から見て奇異に思えるかもしれませんけど、
この音楽を歌謡曲やポップスに置き換えたら、別に普通の話ぢゃんかよー。

って事で、今トイレにこんな本を置いてます。
P1010127

今から10年以上前に出てたクラシックの名盤紹介の本。
5~6年前にヤフオクで購入しました。

有名どころにかなりのページをさいてるのは当然ですが、
古楽から現代に至る無名の作曲家の作品も幅広く取り上げてあって、
なかなかガイドブックとしては役に立ちます。

書いてはる評論家のコメントは人それぞれですが、
実際の演奏や作曲を学んだ人はあんまりいないと思われます。
知識量と聴いた量と愛情と文才で音楽の魅力を語ってるのが、
私なんかにはなかなか面白いです。
「同感、同感。」と相槌を打ったり、「わかっとらへんなー。」と文句を云ったりしつつ、
今度は同じライターの評を縦読みしていったりする(笑)。

でもって「この人が薦めてるんなら、聴いてみよう。」って興味が広がったりして、
新たな音楽と出会えたりするのが嬉しいですね。

考えてみたら、ネットで面白そうな音楽の情報を集めようとしても、
なかなかここまで有識者の意見をパラパラを拾い読みはできませんね。
専門的なサイトは個人の色が強かったりするし、
アマゾンなどの評は玉石混交だったりするもんなぁ。

って事でトイレの暇つぶしには非常に重宝する本なのでした。


ところでクラシック評論家の草分け的な重鎮が
"ドビュッシーは温かな音、ラベルは冷たいある音"って書いてはるんですが、
「え?うっそ。」と思ってしまいました。
私の印象は聴き始めた中学生の頃から今に至るまで全く逆なんですよねぇ。
何か感じ方が変なのかもね、おいら。

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July 27, 2010

日本語とボサノヴァ

日本語とボサノヴァ
ボサやMPBの名曲を隼人加織と云うヴォーカリストが
日本語の歌詞で歌ったアルバムです。
彼女は日本人とブラジル人のハーフなんだそうで、
橋渡し役としてはぴったりなのかも。

いつものごとく衝動買いで
かなりの冒険だったんですが
第一印象を正直に云うと、
「日本語にするとベタになるなぁ…。」
って感じでした。
ブラジル音楽のサウダージが薄れてしまい、
ちょっと昔の歌謡曲ムードが漂ってくる。
演奏やメロディは変わらないのにです。

歌詞の意味もわからないで
耳あたりのいいポルトガル語の響きだけで聴いてるのと
元々リズム感に乏しい日本語に違和感を感じつつ
言葉選びまで気にしながら聴くのとでは
心地よさがちょっと違いますね。

ま、何度となく聴いてるうちに
いい意味で聴き流せるようになりました。
なかなかいい声ですし、ナチュラルです。

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May 08, 2010

引越し後の音楽環境

バタバタの4月を終えて、やっと荷物の開梱もほぼ完了しました。
そして音楽を聴ける環境もできました。

今回の家はリビングがそれなりに広いのでスピーカーの距離がしっかり取れました。
Ca3c10491
スピーカーとスピーカーの間には何も置かない方がいいんですけど、
生活空間でもあるので仕方ありません。

部屋が広いといい音が鳴りますねー。
Ca3c1054
”LIVE AT STAR EYES/FAR EAST JAZZ ENSEMBLE(D-MUSICA)”
安カ川大樹さんの立ち上げたレーベルの5作目。
録音がちょっと前まで住んでた覚王山のSTAR EYES。
ちょっと巡り合わせを感じます。
いい録音です。


で、広い空間を確保する為に大量のCDやDVDは
約6畳の1部屋に退避させる事になりました。
この部屋は凄いですよ。
棚とラックに囲まれ、どこかのラボの様です(笑)。
Ca3c1045

馬鹿の壁、健在。
Ca3c1044

しかもこの部屋でも何とか音楽を聴ける様にしたので、
こんな状況に…。
Ca3c1043
すぐ耳元でスピーカーが鳴る(笑)。

ま、こんな感じでそれなりに音楽を楽しめる環境ができました。
これで一安心です。

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February 12, 2010

最近のヘヴィーローテーション。

元々ビートの強い音楽とエレキ系の音が苦手なのですが、
最近は年齢や体力や色んな心境の変化などもあって、
更にその傾向に拍車が掛かってまいりました。

で、最近、やたらと聴いてるのがコレです。
Ca3c03100001
「Motets - Guillaume de Machaut/Hilliard Ensemble(ECM) 」
ヒリアードアンサンブルによるギヨームドマショーのモテット集。
ギヨームドマショーは1300年代のフランスの作曲家だそうです。

とにかくヒリアードアンサンブルの声とECMの音質の親和性が半端じゃないです。
1300年代の古い音楽が新鮮な響きで聴こえてきます。
宗教云々は抜きにして、純粋に美しいポリフォニーに浸るだけで幸せになれます。


ヤンガルバレクとの「ムネモシネ/(ECM)」も大好きでアホほど聴いてますが、
古楽に現代的なフレーズを持ち込んだガルバレクのサックスは
刺激的でもある半面、ざらついた違和感がないとも云えません。
それと比べ、心底ヒリアードアンサンブルの古楽の世界に浸れる本作は
一生聴き続けられる名盤だと思います。

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December 02, 2009

i-pod&AH-C700通勤事情

iPod用のカナル型イヤフォンが断線したので、
新しいのに買い換えました。

約2年使ったオーディオテクニカのATH-CK7が
いい感じのドンシャリでお気に入りだったので、
今回もそれか、その後継機種にするつもりだったんだけど、
たまたま入った家電量販店に置いてなくて、
仕方なく他のメーカーのを買う事にしました。

Denon_ahc700s_2
デノンのAH-C700-Sです。
但し、イヤーピースはE2C用と差し替えてます。

第一印象はかなりよかったです。
ATH-CK7よりも音が太い様な気がします。
ドンシャリ系ではありますが、落ち着いた派手さ。
この価格では十分な音質だと思いました。

今のところ気になってるのはこんなところ。
■耳から飛び出す部分が結構大きいので座りが悪い。
■線がごわごわで取り回ししにくい。
■ピンジャックがまっすぐなので、鞄に入れてたら傷みそう。

何とか1年半から2年はもってほしいところです。

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August 14, 2009

実家のレコードを聴く 2009年盂蘭盆 その6

実家のレコードを聴く 2009年盂蘭盆 その6
■弦楽セレナード−チャイコフスキー&ドボルザーク/パイヤール室内管弦楽団(ERATO)
中学でクラシックを聴き始めた頃、
最初に好きになった作曲家がチャイコフスキーでした。
FMでも頻繁に掛かっていたし、
初心者にもわかりやすかったからです。
でも次第にキャッチーなメロディーが
軟弱に思えてきて、段々聴かなくなりました。
今回、久しぶりに引っ張り出して聴いてみると、
…やっぱりキャッチーだ(笑)。

B面のドボルザークはうっすらと記憶に残ってる程度だなぁ。

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実家のレコードを聴く 2009年盂蘭盆 その5

実家のレコードを聴く 2009年盂蘭盆 その5
■インヴェンションとシンフォニア−バッハ/クリストフエッシェンバッハ(GRAMMOPHONE)
弟がピアノを習ってたので、
その教材に買ったレコード。
当時の扱いが悪かったみたいで、
ブチブチとノイズ鳴り通しです。
三声になると全然耳馴染みがないので、
おそらく弟は二声しかやってないと思います。
そう云えば、弟のピアノ練習を横で聴きながら、
チェルニーとかバイエルは面白くなかったけど
バッハになると鑑賞に耐えうる音楽になってきた感じがしたなぁ。

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実家のレコードを聴く 2009年盂蘭盆 その4

実家のレコードを聴く 2009年盂蘭盆 その4
■春の祭典−ストラヴィンスキー/コリンデイヴィス(PHILIPS)
コリンデイヴィス指揮アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団の名盤。
高校の頃、これで春祭を覚えました。
1976年の録音なんで、当時の最新録音だったんですね。
今では考えられないくらい、しこたま聴き捲ったので
後々、ブーレーズの演奏とか聴いても
テンポや色彩感の違いが気になって
しっくりこなくなってしまっいました。

久々に第二部を実家のブックシェルフスピーカーで
そこそこの音量で掛けてるんですけど
かなりいい音が鳴ってます。
金管の野性味が堪らないっす。

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July 31, 2009

軽~い、カミングアウト。

ここ半年くらい、ニコニコ動画でこっそりと
ボーカロイド作品なんぞをアップしてました。

歌詞を書くのが恥ずかしかったので、
〆鯖エケエケって偽名でやってたんですけど、
そろそろ歌詞への免疫もできてきたし、
あまりにも再生数が伸びないので(笑)、
知り合いの人にも聴いていただければ幸いと思い、
リンクを張る事にしました。

ココログは外部プレイヤーに対応してないので、
文字だけの地味なリンクで申し訳ありません。

尚、ニコニコ動画は会員登録が必要です。


【ポップス系】
てけてけ
夢見ごこちの恋の夜

【ジャズ系】
浮光
六月の空

【ボサノヴァ系】
黒猫と犬の夜

その他リストはコチラです。現在は20曲ほどです。
オリジナル曲
アレンジ曲


ご存じない方の為に説明いたしますと、
ボーカロイドとはコンピューターで唄わせるソフトです。
音符を並べていくだけで、ある程度ちゃんと歌になります。
Vocalo_last_bossa

キャラクターもウケて、ニコニコ動画を中心に大変盛り上がっています。
彼女たちの為に毎日沢山の曲が作られています。

恥ずかしながら、一応、イラストも描いてます。
アニメ絵が嫌いなので、絵が地味です(笑)。

Lazytime_crazyplace02m_2
この娘が初音ミクです。

33
このお姉さんが巡音ルカです。

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May 09, 2009

ウズマキマズウ in TOKUZO 8th May,2009

名古屋今池のTOKUZOにウズマキマズウを聴きに行きました。
ウズマキマズウは小川美潮がヴォーカルをつとめる
脈々と続くあの辺のメンバーによるバンドです。

理屈抜きに良かったです。

美潮さんは熱が出て、声がやられてたんですが、
それでも素晴らしい歌を唄い切ってくれました。
掠れそうな声で唄う"窓"の後半は涙が出そうになりました。
"On The Road"も苦しそうでしたが、今まで聴いた中でも
最も劇的な歌唱だったかもしれない…。
そして、アンコールに"水"。た、たまらん!
やはり小川美潮は神です。歌神です。

その他にも"南洋でヨイショ"とか"天国と地獄"とか
好きな曲が次から次へと!
あ、いけね。全部好きだったや(笑)。

大満足のウズマキマズウライヴでした。

ただ隣の席の加齢臭のおっさんが
「音のバランスがどうだこうだ。」とうるさかったー。
ライヴでベストバランスなんて無理なんだからさぁ、
脳内PAで補正しようよ。

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February 27, 2009

ひマワリ in DOXY 27th Feb.2009

名古屋のライヴの店DOXYでひマワリを聴いてきました。
ジャズではありません。ジャンル的にはポップスです。

昨年の9月にシングルCDの「Kittoマジック」を紹介しましたが、
今回は名古屋初お目見えと云う事で、生で聴く事ができました。


良かった。
この一言ですねー。

凄い才能を凄いと思わせないところが凄い(笑)。
音楽と一緒にいるのが楽しくて仕方がないって感じで
イメージをメロディとリズムに乗せていく。
けっして肩肘を張らず、大仰に見せない自然体の音楽。

雰囲気はナチュラルと天然の間(笑)。
余程、矢場とんの味噌カツが気に入ったのか
歌詞の中に織り込んで唄ってました。

この子、天才だよー。
似てる似てないって話じゃなくて
初期の矢野顕子級の凄みが時々滲み出てくる。

セカンドアルバムは5曲入りのミニアルバムです。
Ca3c0409_2
「ユラリユレル」

iTuneに取り込んだら、ジャンルがジャズになってた。
誰だ、誰だ~、確信犯は~(笑)。

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January 25, 2009

甘いエルサ

愛するエルサの為に心を込めて曲を作りました。
タイトルは"甘いエルサ"。
聴いてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
  
  
  
  
大嘘です。
 
 
今から10年以上前に書いた"last bossa"って曲がありまして、
これを初音さんに歌ってもらう事にしました。
Last_bossa_fumen


って事で、ソフトの紹介も兼ねて、製作手順を書いてみます。
音楽関係のお友達にはかったるい内容になってすみません。


まずはボーカロイドの初音ミクです。
Vocalo_last_bossa
音符と言葉を並べていくだけの作業です。
その他もパラメタが色々あるんですけど、
今回はお手軽データ作りですし、全く弄ってません。
ま、元々ストレートな歌い方が好きなので
ちゃんと作る時も微調整程度ですけど…。

但し、歌詞を書くのが相変わらず恥ずかしいので
彼女には「ららら」でお願いしました。
ひたすらRARARARARARAの連打で流し込み。

このソフト、入力時にリアルタイムに音が鳴らないので、
音感のあやふやな私にはかなり不便。
一度、譜面に起こすか、キーボードで確かめながらじゃないと、
わからなくなってしまいます。


さて、その次はカラオケ作りです。
お手軽データ作りには「BAND IN A BOX」は欠かせません。
コードを入力するだけで伴奏を仕上げてくれます。
しかも色んなスタイルに着せ替える事ができるので、
あれこれ試してみるのが楽しい。
私なんぞは普段ジャズ周辺の音楽に偏ってて、
スタイルの引き出しが貧困なものですから、
イメージ作りにも重宝させていただいております。
ってか、ドラムとかギターとか苦手なパートは
BAND IN A BOXのデータをちょこっと弄くるだけだったりします(笑)。
Bib_last_bossa

お遊び程度のソフトではあるんですが、
色んな機能があってなかなか優れものです。
今回はボサノヴァアレンジにして、
「クラシック/ボサ ストレート 16 ピアノ」
のスタイルで半コーラスのアドリブも頼みました。
少なくともジョビンよりも巧い(笑)。
更に冒頭の8小節のイントロのコード進行も
BAND IN A BOX君にお願いしました。


さて、これら歌と伴奏ができたので、
これをシーケンスソフトで合わせます。
私はMUSIC CREATORと云うソフトを使ってます。
SONORは高いので手が届きませんでした…。
Music_creator_last_bossa

やっとソフトの扱いにも慣れてきました。
オーディオデータとMIDIデータを手軽に扱えるなんて
昔は考えられなかったなぁ…。
しかもヴォーカルまで作ってしまえるんですから。
いやー、時代の進歩は凄いや。


って事で、完成した"LAST BOSSA 初音ミクver."です。
ノンヴィブラートの方がボサっぽかったかも。
これでも何やかんやで2~3時間は掛かってます。

さて、BAND IN A BOX君について、もう少しお話を。

こいつ、とにかく器用なヤツでして、
例えばMIDIデータやオーディオデータを読み込ませて
コード解析する事なんかもできます。
また、コードを元にメロディを作ってくれたり、
逆にメロディにコードをつけてくれたりもします。
更にはタイトルまで考えてくれたりと、正に至れり尽くせり。

って事で"LAST BOSSA"のコード進行を元に
BAND IN A BOX君にメロディを作ってもらい
タイトルもつけて貰いました。


"甘いエルサ"。聴いてください。

※ファイルのダウンロードはMEGAUPLOADのサイトに飛びます。
表示されたアルファベット3文字を入れて30秒弱待ってください。

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January 07, 2009

【全部ミク】モスキートのケークウォーク

ごめんなさい。二度としません。


初音ミクを色々試して遊んでるうちに、
昔のMIDI音源を歌わせてみたくなりました。

彼女は和音が歌えないので、単音のトラックを割り当てるのが楽。
となると、ウィンドミディコントローラー入力したパートはおあつらえ向き。

それで思い立ったのが"cakewalk for mosquitoes"。
だって、全部ウィンドミディコントローラー入力やねんもん。


で、試しに全パートを初音ミクに乗せ変えてました。

しかし、そのままでは面白くなかったので、
メインパートに歌詞を付ける事にしました。

そこそこ面白くなったのですが、アドリブパートがつまらないので
そこもヴォーカリーズしてみました。
但し、殆ど聴き取り不能です(笑)。

お遊びですのでクォリティは期待しないで下さい。

元の曲を聴いてからお聴きいただいた方が面白いと思います。

----------------- 8< -----------------

モスキートのケークウォーク 初音ミクver.

※モスキート モスキート 
モスキートには気をつけろ(繰り返し)

てごわいよ かゆくなる
はねおとが すぐそこに チクッ

※繰り返し
モスキートにさされても
掻いちゃだめ 赤くなる

(長いアドリブパート)

※繰り返し

てごわいよ かゆくなる
むしよけも きかないの チクッ

※繰り返し
モスキートにさされたら
ただちにムヒを塗れ
なければマキロンだ
だめならウナコーワ
それでもだめならボリボリと掻き毟りましょ

----------------- 8< -----------------

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昔作った曲 その10

今回のお蔵だしは"Cakewalk for mosquitoes"です。
季節ハズレですみません。

ジャズではそれほど珍しくないSax Quartetですが、
MIDIでやった人は当時いなかったんじゃないかなぁ…。
スタイル的にはボビーワトソン率いる29th street saxophone quartetの感じ。

最初は蚊を題材にするつもりはなかったんですけど、
イントロの部分を作ったら、蚊の羽音に聴こえたので、
そっちの方でイメージを組み立てていきました。

全てリアルタイム入力でクォンタイズもしておりません。
でも入力時のテンポは激遅ですよ。
こんなもん、吹ける訳ありませんがなー。

って事で、懐かしい人には懐かしいかもしれない
いなたい作品でございます。

宜しければお聴き下さい。

"cakewalk for mosquitoes"

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January 04, 2009

みっくみっくにされてしもた。

って訳で、今日、我が家に初音ミクがやってきました。

ちょっと年齢層の低いアニメっぽい声なので
他人の作った曲とかを聴いても
そんなに惹かれなかったんですが、
自分でやってみると…、


い、いかん。
かわいいがな…。


とりあえず、試しに"工場のあの娘 初音ミクver."を作ってみた。
多少ビブラートとポルタメントをかけた程度なので
打ち込み自体は30~40分の作業ですみました。

しかし、伴奏のMIDIデータをWAVE化する時に
リズムがよれてしまい、何度もやり直し…。
これは私のマシンスペックの問題でしょうか…?

イライラしながらもミクの声に癒され、
ようやくテスト作品が完成致しました。

一応、blogで公開しときます。

「工場のあの娘 初音ミクver」

ついでに初音ミク購入記念にイラストを一発。
実はこれが一番時間掛かってます(笑)。

Miku200901

コレくらいの年齢層のボーカロイドが欲しいなぁ…。
声はりょこさんの声、希望(爆)。

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January 03, 2009

今年初の残念残念

ボーカロイド2の第三弾が発売延期だってさー。

一旦、初音ミクを買おうかと、
マジで悩んでおります。

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January 02, 2009

唄おう朗らに共に手を取り

少なくとも15年は調律してない実家のピアノで
あれこれメロディの断片を作ってる正月。

歌モノって、声域を考えないといけないから
大変かもしれないなぁ…。
雰囲気まかせで作ってると
Aメロ、Bメロ、Cメロと
どんどん高くなってしまう癖が…。

あと、唄いやすいメロディラインを意識すると、
妙に脳天気で童謡チックな曲になると云う事実。

…む、向かない。

Sanuki_arunoka

※本文も画像も皆様には一切関係ありませんね。

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December 27, 2008

リハビリ&初挑戦中

最近、ちょっくらMIDIでの音楽作りを再開してるのですが、
すっかり忘れてしまってて、全然捗りません。
「エクスクルーシブってなんだったけ?」
「ピッチベンドの幅はどうやって変更するんだっけ?」
いちいち躓き、昔の本を引っ張り出してきて
あれこれ試している状態です。

それにシーケンサーソフトが変わったので、全然慣れてない。
「エクスプレッションはどうやって書き込むんだー。」
「思い通りの音が出ないぞー。」
いちいち躓き、頭を抱えてる状態です。
昔のけーくをーくよりも絶対に使いにくいぞー。
Music_creator_2


それよりも慣れないのは歌モノを書こうとしてるってコト。
とにかく難しい…。

まず、歌詞を書くのが気恥ずかしいです。
次の朝読み返すラブレターみたいなもんで、
素に戻ると破り捨てたくなる(笑)。

それに言葉に引き摺られてメロディが単調になってしまう。
譜面に書いて初めて、同じ音の連続だと気付いたりします。

いや、ホント歌モノを書ける人って凄いなぁ…。


ボーカロイドに歌わせようと思ってやり始めたんですが、
既に挫折しかけてます。
ボカロソフトを買ってないんで、やめるなら今のうち。
きっと調教はもっと大変なんだろうなぁ…。
でもやってみたいなぁ…。


さ、どうする。しほたつ。

Vocalo


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December 18, 2008

昔作った曲 その9

久々の「昔作った曲」ネタです。

その昔、ニフティで自作MIDIをアップしてた頃、
はっきり云って、私の作品は全然人気がありませんでした(笑)。
魅力的な曲を作る人が沢山いたから当然なんですけど、
その中で最も聴いた人の少なかった曲がコレでしょう。

曲のタイトルは"Good bye our spot"。
私にとってはちょっと思い出のある作品です。


大昔、アマチュアのジャズ系バンドをやってた頃、
月イチで演奏させてくれてた店がありました。
今から考えると、あのレベルの演奏を
よくもまぁ人前でやってたなぁと思いますが、
得がたい経験であった事も事実です。

その後、私は仕事の関係で関西を離れましたが、
残りのメンバーはライヴを続けさせて貰ってました。

けれど、しばらくして、そこが店を畳む事になりました。
思い出の場所がなくなってしまうのはとても残念でした。
その気持ちを込めて、ラストライヴの為に作ったのが、この曲。
私には珍しく、かなり「泣き」の入った曲調になってます。


ま、そんないきさつで作ったため、自分で演奏した事がありませんでした。
で、MIDIで作ってニフティにアップしたんですが…、
ニフティ時代の知り合いにもちゃんと聴いて貰えなかったと云う
いわくつきのMIDI作品と相成りました。

Ca3c0037理由はMU80+VL70mで作ったから。
当時のMIDI音源の主流は
ローランドのSC88でした。
劣勢のヤマハの音源を使った上に
当時鳴り物入りで登場した
物理音源のVL70mを使ったので
実際に聴ける環境にある人は
ごく一部だったと思います。


今回、この作品を初MP3化しました。

…と、書くと、お宝音源っぽいですけど、
実はかなり出来が悪いです。
物理音源はブレス情報まで細かく反映してくれるかわり、
データの修正が面倒なのです。
ぶっちゃけ、演奏スキルが低いと誤魔化しようがない、って事です。
更に何を思ったのか、当時の志保龍Qくんは
サックスパート以外も殆ど無修正で行こうと決断した様です。
アホです。
そんなのはちゃんと演奏できる人のやる事なのです。

特にピアノソロパートは聴くに耐えないので、
今回作り直そうかと思いましたが、
現在のしほたつくんも無修正で行こうと決断した様です。
アホはいつまで経ってもアホです。


思いっきり前置きが長くなりましたが、よかったら聴いてください。

Good bye our spot

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November 22, 2008

一枚約330円

安いのはありがたいんですけど、
いいんでしょうか…。

Stravinsky
ストラヴィンスキーの自作自演CDです。
22枚組で7000円ちょい。
20世紀を代表する大作曲家に失礼ではないのかー(笑)。


自作自演の"春の祭典"は高校時代にを聴いた事がありました。
FMで聴いたか、友達にテープを借りたか、どっちかです。
私の中では録音が悪く、ひどい演奏だった印象がありました。
だからこのCDも「安いからいっか。」って感じで買ってみたところ、
音がそこそこ良くてびっくりしました。
iPodで聴くには十分な音質です。
ま、演奏自体はところどころ残念な部分がありますけど。

でも、ペトルーシカは録音も演奏も凄くいいです。
ぞくぞくしましたよ。
なかなかエエ解釈しとる。って本人だってば。

さーて、後は"結婚"、"きつね"、"兵士の物語"を聴くかー。

で、後の20枚は…?

うーん、また、そのうち…。

結局高くついてたりするヤツ。

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November 18, 2008

冬、火と雪。

ココログの新コンテンツ、コネタマに乗っかってみました。
どんなモノなのかイマイチ理解してませんけど、
与えられたお題に応じて記事を書けばいいみたいです。
私が選んだお題は……、
【この曲を聴くと冬を実感。お気に入りの「ウィンターソング」は?】です。

ありきたりのものを挙げても仕方ないので、
こんな曲を取り上げてみる事にします。

Xmas162「WINTER,FIRE AND SNOW
/BENITA HILL(SELF-PRODUCE)」から
表題曲の"WINTER,FIRE AND SNOW"なんてどうでしょう。
ジャズヴォーカリストのクリスマスアルバムに
ごく稀にとりあげられてたりする曲です。
元はアイルランドの曲なのかな?
冬の冷たい空気を湛えた様なメロディライン美しい。
ベニータヒルの声のキメの細かさと丁寧な唄い方が好きで
毎年クリスマスの頃になると聴いているアルバムです。

他には「WINTER SONGS / ANUNA」でも唄われてて、
曲の雰囲気はこちらの方がぴったりかな。
Xmas196_2




コネタマ参加中: この曲を聴くと冬を実感。お気に入りの「ウィンターソング」は?

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November 10, 2008

惚れる声

久々にあるヴォーカリストにベタ惚れしてしまいました。
声フェチの気のある私にとって、ずど~んと、ど真ん中。

ジャズではありません。プロでもありません。
ニコニコ動画の歌い手のりょこさんです。

最近、ニコニコ動画の「うたってみた」をよく観てるんですけど、
年齢層が若いせいか、声優もどきのキンキンした声が多い…。
その辺のノリって苦手なんだよなぁ…って思ってるところに、
りょこさんですよ。
声が美しい。かっこいい。かわいい。そして、歌が素晴らしい。

組曲系などはニコニコ動画のノリで
"色んな声を出せます"的な唄い方をしてますが、
じっくり歌い込んだ単曲は鳥肌モノですわ。
"SPICE!","カンタレラ","はじめてのともだち"は
思わず何度も聴いてしまいます。


私が知るのが遅すぎたみたいで、
既に視聴できない動画も幾つかある様です。
新作も数か月ないみたいだし…。

また素晴らしい歌が聴ける事を願ってやみません。

Doseisan


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October 27, 2008

清秋の音楽三昧 その3

音楽はコンスタントに聴いているんですけど、
この間からあれこれ思うところがあって、
「聴いたものを文章で表現する」事がしっくりこないので、
あっさりと取り上げてみる事にしました。


Archpelago
■ARCHIPELAGO/ANAGRAM(Anna Einarsson Music)
ANAGRAMの二枚目のアルバム。


Home
■HOME/KELLY JOHNSON(SAPPHIRE)

Music_is_the_magic
■MUSIC IS THE MAGIC(SAPPHIRE)
「MAKE SOMEONE HAPPY」を聴き返したらよかったので、
近作を2枚聴いてみました。
参加メンバーもなかなか豪華です。
両方に参加のジェフキーザーのピアノがいい。


Films_bley
■JAZZ 'N (E)MOTION FILMS/PAUL BLEY(RCA)
ポールブレイのソロ。
内部奏法などもあるけど、説得力のある演奏。
録音もいい。


Verklarte_nacht
■シェーンベルク:幸福な手&管弦楽のための変奏曲&浄夜(弦楽合奏版)
/ブーレーズ(SONY)
"管弦楽のための変奏曲"は十二音技法の初期の名作。


ちょっとあっさりしすぎました。
また文章を書く気が戻ってきたら、
書きます。


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September 28, 2008

清秋の音楽三昧 その1

早秋の音楽三昧に引き続き、
清秋の音楽三昧を執り行いと思います。
「一文字変わっただけやんけー。」
との声も聴こえてきそうですが、
ええ、そうですとも。
それどころか内容も全く変わっておりません。
当ブログで最も読み飛ばされる確率の高い
音楽ネタこそが私のアイデンティティなのです。
って事で始めさせていただきます(ひらきなおり)。


Cover_girl_2
■COVER GIRL 2/つじあやの(VICTOR)
タイトルどおりのカヴァーアルバムです。
つじあやのの声でアレコレ聴けるのが嬉しいですね。
とにかく選曲が面白い。
m-floの"come again"から始まり、
松田聖子の"sweet memories"、
藤山一朗の"丘を越えて"と続きます。
新旧取り混ぜて、CD2枚に14曲。
一枚目は東京サイドってコンセプトで
しっかりしたアレンジのスタジオ録音、
二枚目は京都サイドと銘打って
京都の街中でウクレレ一本の弾き語り。
作り込まれたつじあやのもいいけど、
素朴なつじあやのも捨てがたいと云う
ファンのニーズを見事に形にしてくれました。
お気に入りは"渚のシンドバッド"、"美しく燃える森"。
尚、初回限定版にはDVD付き。
幸せ度、高すぎます。


My_love
■MY LOVE/BIRD(UNIVERSAL MUSIC)
カヴァーアルバムをもう一枚。
清秋と云っておきながら、思いっきり夏向きです。
これも魅力的な曲が並んでます。
個人的には"サマーヌード"が入ってるのが嬉しい。
CDのオビには「bird原点回帰!」と書いてあるんですが、
イメージはちょっと違うんですよね。
やっぱり、大沢伸一プロデュースの初期の作品や
初セルフプロデュースの「極上ハイブリッド」の頃の音とは
方向性が全然変わってきている感じがしますね。
どっちがどうってのは好みの問題ですけど。
私の頭の中では「MG4/MONDO GROSSO(SONY)」の
"LIFE feat.bird"の様な"サマーヌード"が鳴り響いてます。


Monpou_zisakuzien
■MONPOU:COMPLETE PIANO WORKS
/MOMPOU(BRILLIANT CLASSICS)
モンポウのピアノ自作自演集です。
ENSAYOからLP5枚組で発売されたものを
CD4枚に収めたのがコレ。
録音は1974年なので非常にクリアで
モンポウの優しく語り掛けるようなピアノの
音の粒一つ一つまで堪能する事ができます。
3~4分に収まるくらいの小品が殆どで、
続けて聴くと、気持ちがユルユルになってしまいます。
今回は2枚目に収められている"歌と踊り"、
"子守唄"、"魔法の歌"、"風景"を聴きました。
"歌と踊り"は12曲から成り、
作曲が1921年から1962年に及ぶ、
割と古風な曲調の作品集です。
初期の曲は調性が明確で奇を衒わない自然な和声ですが、
晩年になると輪郭が曖昧になっていくのがわかります。
個人的には最終曲が好きですね。心に響きます。
"魔法の歌"は一転して色んなハーモニーを試してる様な曲。
静かな流れの中に緊張感のある音が効果的に使われてます。


Zyouya
■シェーンベルク:浄められた夜(弦楽六重奏版)
シェーンベルク:組曲<7つの楽器のための>
シェーンベルク:室内管弦楽のための三つの小品
/ブーレーズ&アンサンブルアンテルコンタンポラン(SONY)
"浄夜"はシェーンベルクが無調に進む前の初期の名曲。
半音を巧みに使ったメロディラインがエロティックです。
この曲が当時物議を醸したのは音楽性云々よりも
室内楽で標題音楽をやる事が珍しかったからと
そのテーマとなった詩がエロかったからだと
ライナーノーツには書いてあります。へー。
このCDに一緒に収められている"組曲"は
十二音技法を使った作品なので対比すると面白い。
クラリネット×3+弦楽器×3+ピアノと云う
変則ユニットから飛び出してくる音は躍動感があり
調性以外の表現はリスナーライクです。
今の耳で聴くと"浄夜"よりもカッコイイですよ。


Cage_electronic
■ケージ:変奏第2他/チュードア他(SONY)
昔のSFに描かれた未来社会ではチューブを車が走ってたり、
宇宙空間を自由に飛び回ったりしてる割には、
一部屋ある様な巨大なコンピューターを使ってたりします。
昔の人が想像した未来予想にはアタリハズレがある。
電子音楽も正にそれで1960年代当時の現代音楽家が
最も進んだ音楽表現として取上げたエレクトロニックな楽器は
今では彼らが考えた以上に高度に進化してしまい、
彼らの作った音楽が色褪せてみえる…どころではなく、
存在価値すら理解できなくなってしまった感じです。
今、ケージの"変奏第2"を聴くと、ただの雑音。
時代背景などを読み解いて「価値のある作品」と思う事はできても、
「素晴らしい作品」と云う事はできないと思います。
これを聴いて思い出したのは、昔ラジカセを買ってもらったばかりの頃、
マイク端子と他のジャックをケーブルで直接繋げて、
ピーピーガーガーって雑音をテープに録ったりしてた事。
(※よい子は真似しちゃ駄目だよ。)
目新しいオモチャを目の前に置かれたら、
誰でも色々試したくなるもんです。
ケージもそれを同じ事をやってただけなんじゃないかなぁ。
…と、現代音楽の巨匠を一刀両断してみるテスト。


つじあやのからケージに行くとは思いませんでした。
つじあやのだけに京滋か。
…ってオヤジギャクだ(しかもわかりにくいし)。

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September 21, 2008

早秋の音楽三昧 その10

早秋とはどの時期を指すのかわからないので
とりあえずこのタイトルシリーズは今回で終了です。

Limparfait_des_langues
■L'IMPARFAIT DES LANGUES/LOUIS SCLAVIS(ECM)
ルイスクラヴィスってなかなか捉えどころのないクラリネット。
ジャズ周辺の音楽ではあるんですが、ジャンル分け不能です。
色んな楽器を取り入れてトンがった感じはあるんですけど、
洗練された音作りかと云うとビミョーだし、
無目的のドシャメシャフリーでもない。
ジャズ50%、クラシック20%、民俗音楽10%、
その他20%くらいのの配合比でしょうか。
ポルタルと似た路線ながら、
一聴してわかる程の個性があるわけではないです。
このアルバムはスクラヴィスのクラに加えて、
アルトサックスでマークバロンが入り、
キーボード、サンプリング、エレキギター、ドラムの編成。
ジャズ寄りの演奏もあり、アンビエントな曲もあり、
実験的サウンドとオーソドックスなサウンドが
ごっちゃごっちゃに入ってるので、
ECMと云うより、ラベルブルーっぽいです(笑)。


Gaia
■GAIA/MARILYN CRISPELL(LEO RECORDS)
マリリンクリスペルの1987年の録音。
買ってからおそらく3~4年は棚で寝かせてました。
ちょっと前の「開封祭り」でも聴かなかったアルバム。
難解なのわかってるから、なかなか聴く気が…。
とにかく、この季節に聴いとかないと、
また一年エイジングが進んでしまうって事で
意を決して開封しました。
やっぱり胃の痛くなる様な演奏…。
ピアノは旋律を弾かず、ベースはコードを提示せず、
ドラムはビートを刻まないので、
この編成で演る意味があるかどうかは別として(笑)、
彼女らしいストイックなフリージャズです。
とは云え、彼女のオリジナリティと云うよりも、
その時代のジャズの匂いがプンプンしてる感じです。


Stockhausen_family
■MARKUS STOCKHAUSEN PLAYS
KARTHEINZ STOCKHAUSEN/(EMI)
シュトックハウゼンの曲を息子が演奏したアルバム。
どこまでが作曲家の指示なのかわかりませんが、
冒頭の"ARIES"などはプレイヤーによる
ソロパフォーマンスを聴いてる感覚です。
ベースが入る曲なんかは更にジャズ的。
トランペットの音がパンしたりするのも
譜面に書いてあるのかなぁ?
シュトックハウゼンらしく電子楽器も登場します。
今の様な技術がなかった頃の楽器なので
今の耳で聴くとチープに感じますけど、
当時、この楽器に無限の可能性を感じてたのは
ちょっとだけわかる気がします。


1st_sketches
■1'ST STETCHES/OLIVER ANTUNES(CALIBRATED)
疲れる音楽を聴き続けたので、気楽なのを一枚。
録音が重めなので、うちのシステムだとイカツく鳴りますが、
プレイ自体はあまりにオーソドックス。
昔ながらのジャズを好きな人なら飛びつく内容です。
粘りとは違うタッチの遅れ具合が妙な味わいです。


Heads_and_tales
■HEADS AND TALES/RAY ANDERSON(ENJA)
ちょっとテンションを下げすぎたので、
色々棚を物色した結果、レイアンダーソンにしました。
うん、なかなかナイスなチョイスだと自画自賛。
こう云うイカレポンチな音楽は堪らなく好きです。
特にレイアンダーソンのヴォーカルはかなりイッてる。
スクリーミンジェイホーキンスに通じますよね。
明るく楽しい才能の無駄遣い感がいいなぁ…。


って事で、今日はこの辺で。

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September 20, 2008

早秋の音楽三昧 その9

しつこく続く早秋三昧シリーズです。
ジャンル問わずで色々聴いてみたいと思います。


Im_missing_you
■I'M MISSING YOU/西山瞳(SELF-PRODUCE)
新譜の「PARALLAX」を聴いてたら、急に聴きたくなりました。
今や幻の自主制作盤です。
久々に"PASSATO"を聴いてたら、ジーンときました。
本当に美しい曲です。
"BLUE NOWHERE"は新譜にも入ってましたが、
こちらの方がなぜかアンシェントなイメージが湧いてきます。


Anne
■赤毛のアン/サウンドトラック(COLUMBIA)
もう30年近く前の世界名作劇場のサントラです。
「ペリーヌ物語」「トムソーヤの冒険」はかかさず観てたんですが、
二つの間の「赤毛のアン」はあんまり観てませんでした。
なのになぜこのCDを持ってるかと云いますと、
主題歌や挿入歌の作曲が三善晃なんですよね。
"きこえるかしら"、"さめない夢"は名曲です。


Phantasy_quintet
■ヴォーンウィリアムズ:幻想五重奏曲&弦楽四重奏曲1、2
/MAGGINI QUARTET&GARFIELD JACKSON(NAXOS)
ヴォーンウィリアムズの室内楽は初めて聴きました。
幻想五重奏曲の第二楽章とか好きだなぁ…。
弦楽四重奏曲第一番は極めてフランス的です。
それもその筈、この頃はラヴェルに師事してたんだそうな。
弦楽四重奏曲第二番は第二次世界大戦中の曲。
全く別人だと思った方がいいかもー。


Vw_symphonies
■ヴォーンウィリアムズ:交響曲全集
/プレヴィン&ロンドン交響楽団(RCA)
今度はヴォーンウィリアムズの大編成の曲を。
今日は第三番"田園交響曲"を聴きました。
第三番はイギリスの田園を描いた作品らしいですが、
第三楽章以外は妙にフランスっぽかったりします。
第四楽章はソプラノ入り。


Purple
■PURPLE/NGUYEN LE(ACT)
全然毛色を変えて、グエンレです。
2002年に録音したジミヘントリビュート作ですが、
アレンジのイカレ具合はグエンレの真骨頂で、
120%彼のカラーになってしまっております。
レーベルがACTって事もありますけど、
料簡の狭いジャズファンなら
卓袱台をひっくり返す星一徹をひっくり返すでしょう。
ベトナム人とは云いつつフランス生まれなのに、
サウンドはいつもどことなくエキゾチックですねぇ。


って事で今宵はこの辺で。

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September 18, 2008

早秋の音楽三昧 その8

小雨降る夜の長距離運転でくたくたです。
今日こそシャワーを浴びてすぐ寝るつもりでしたが、
何だか疲れた体を音楽に浸したくなり、
オーディオのスイッチを入れる事にしました。


Samossa
■SAMOSSA/CLEM(SELF-PRODUCE)
とても面白いアルバムです。
色んなジャンルが愛らしく纏まって唯一無比な音楽に。
声質も細いハスキーヴォイスでジャズ臭くないのがいいです。


The_dance
■THE DANCE/CLEM(DIW)
上のアルバムよりはジャズ寄りの作品になりました。
録音の具合なのか声質が違う気がします。
前よりも声が澄んでる感じです。
彼女の実力を図り知る上ではこっちの方もいいですが、
前作の様な赤道付近の気候の様な寛いだ感じが薄く、
緯度が北上し、ヨーロッパ系のイマドキな音になってます。
CDのオビに寺島●国のコピーが書いてありまして、
「静かな欲情」だってさ。
たった5文字でこれだけ的を外したコピーも珍しい。


Concertino
■シマノフスキー:弦楽四重奏曲第一番・第二番
ストラヴィンスキー:コンチェルティーノ&3つの小品&ダブルカノン
/GOLDNER STRING QUARTET(NAXOS)
ストラヴィンスキーの"コンチェルティーノ"が聴いてみたくて、
ネットで探したんですが、三大バレエ曲ばっかりで、
室内楽曲は見つけるのが大変でした。
ようやく発見したのがこのアルバム。ありがとうNAXOS。
そしたら、一緒に入ってたシマノフスキーの弦楽四重奏曲が
なかなか面白くて、聴き入ってしまいました。
第一番の第三楽章の音の積み重なりがケッタイで好き。
第二番になると更に調性が曖昧になって、
全体がグレーのベールで覆われた様な陰鬱さが漂う。
って、これは現代音楽全体に云える事ですが…。
で、目的の"コンチェルティーノ"ですが、
ストラヴィンスキーの挑発的な音が
剥き出しになってるのは小編成ならでは。
弦楽四重奏でも強いビートやポリリズムを感じさせるのが
とても面白いです。
"3つの小品"は更に骨格剥き出しで不恰好な音楽。
個人的にはこっちの方が好みかも。
"ダブルカノン"は70歳を越えてからの作品です。
全体が穏やかな起伏を描いて2分弱で終わります。


Lassus
■オルランドディラッソ:死者のためのミサ曲&巫女の予言
/ヒリアードアンサンブル(ECM)
オルランドディラッソは16世紀のイタリアの作曲家だそうです。
ちょっと前に記事で「ぐっすり眠れる音楽」について書きましたが、
この教会音楽は間違いなくぐっすり眠れそうです。
曲が曲だけに永久の眠りにつかないよう気をつけましょう。
それにしてもヒリアードアンサンブルは素晴らしいですねぇ。


Shiroku
■三善晃:四季の秋の歌&白く&聖三稜玻璃&高原断章
/瀬山詠子&三浦洋一(VICTOR)
ヒリアードアンサンブルの後は何を聴いても濁って聴こえるので、
ここは日本の美しい歌曲に繋げました。
三善晃の歌曲集IIです。
歌曲や合唱曲になると三善晃の作風は優しく変わりますが、
曲によってはかなり現代音楽チックになります。
このアルバムでは"四つの秋の歌"以外がそっち系です。


思わぬ方向に進んでしまいましたが、これもまた一興。
では、今回はこの辺で。

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September 15, 2008

眠れないあなたに。

一生懸命演奏して録音した音楽を、ですよ。
「ぐっすり眠れる○○」ってコンピにして売り出すって
どーゆー事なんだ~?
…と、納得できない部分もあるのですが、
確かに第一弾の眠れるクラシックの曲目を見ると、
わからいでもない(笑)。

------------ 8< ------------
Bedtime_beats_classic

1. ゴルトベルク変奏曲~アリア (バッハ)
2. アンダンテ・カンタービレ (チャイコフスキー)
3. 亜麻色の髪の乙女 (ドビュッシー)
4. ピアノ協奏曲第21番 第2楽章 (モーツァルト)
5. 夜想曲第2番 (ショパン)
6. ハープシコード協奏曲第5番~アダージョ (バッハ)
7. クラリネット五重奏曲 第2楽章 (モーツァルト)
8. 白鳥~≪動物の謝肉祭≫から (サン=サーンス)
9. アダ-ジョ (アルビノーニ)
10. パヴァーヌ (フォーレ)
11. ピアノソナタ第14番「月光」第1楽章 (ベートーヴェン)
12. イン・パラディスム~「レクイエム」より (フォーレ)
------------ 8< ------------

アンダンテカンタービレで確実に寝ます(笑)。

ま、こう云うニーズもあるんでしょうね。
意外と大人気で「ぐっすり眠れるコンサート」は
徹夜で並ばなければならないとか(笑)。


しかし、この続編のジャズに関してはちょっと疑問が…。

------------ 8< ------------
Bedtime_beats

ディスク:1
1. ソー・メニー・スターズ(アール・クルー)
2. エアポート・サッドネス(ブラッド・メルドー)
3. リトル・ガール・ブルー(ミルト・ジャクソン)
4. ソー・リトル・タイム(デューク・エリントン・オーケストラ)
5. ネイマ(ジョン・コルトレーン)
6. ヤング・アンド・フーリッシュ(ブラッド・メルドー)
7. ブルース・フロム・ジ・イースト(サイラス・チェスナット)
8. 願いのすべて ディス・イズ・オール・アイ・アスク
 (ビル・エヴァンス ウィズ トゥーツ・シールマンス)
9. セントラル・パーク・ウエスト(ジョン・コルトレーン)
10. ザ・ピーコックス(ビル・エヴァンス)
11. 酒とバラの日々 ディズ・オブ・ワイン・アンド・ローゼズ
 (デューク・エリントン・オーケストラ)
12. トータル・プレイズ(サイラス・チェスナット)
ディスク:2
1. ファースト・ラブ(ジョー・サンプル)
2. ピース(ジョージ・デューク)
3. ミラー・オブ・ザ・ハート(ライル・メイズ)
4. ロスト・エイプリル(ボブ・ジェームス・トリオ)
5. 身も心も ボディー・アンド・ソウル(ジョシュア・レッドマン)
6. ザ・グリーン・アワー(ボブ・ジェームス)
7. スト・ナイト・ホエン・ウィー・ワー・ヤング
 (ボブ・ジェームス ウィズ デイヴ・ホーランド)
8. ヴィジョンズ(ジョシュア・レッドマン)
9. マイ・ベルズ(ジョージ・デューク)
10. イマリズ・ララバイ(ジェームス・カーター)
11. クワイエット・ナウ(ボブ・ジェームス・トリオ)
12. ロング・ライフ(ライル・メイズ)
------------ 8< ------------

CD二枚組て。
よっぽど眠れない人用なんですね。

ま、ファンの方には申し訳ありませんが、
ボブジェームスとかライルメイズなら眠れそうです。
でもジョシュアレッドマンとかブラッドメルドーで
果たしてぐっすり眠れますかねぇ?
しかもエヴァンスの"THE PEACOCKS"て…。
私だったらこんな緊張感の高い曲では眠れませんわ。
きっと「テンポがゆっくりで盛り上がらない曲」って程度の
選曲基準ではないかと思われます。
ミュージシャンもこんなコンピに入れられてるのを知ったら、
結構凹むんじゃないでしょうか。


ちなみに私にとってのぐっすり眠れる音楽はコレ。
My_bedtime_beats

MNEMOSYNE
/JAN GARBAREK&THE HILLIARD ENSEMBLE(ECM)

眠りに誘うと云うよりも、気持ちを鎮めて、精神を浄化してくれます。

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September 13, 2008

早秋の音楽三昧 その5

芸術の秋にふさわしくクラシックに駒を進めてみます。


Bartok_piano_concertos
■バルトーク:ピアノ協奏曲全集
/アシュケナージ&ショルティ&ロンドンフィル(LONDON)
バルトークの3つのピアノ協奏曲と
"2台のピアノと打楽器のためのソナタ"が入ってます。
今日は2枚目を聴きました。
バルトークのピアコン3番は高校時代に聴いた時、
バルトークらしくない曲だなぁと思った記憶があります。
確かに第一楽章の冒頭なんか透明感のある美しい音。
いつもの野蛮なアグレッシヴなバルトークとは
かなり趣きが違いますもん。
しかし、これはバルトークの遺作なんですね。
最後のちょっとだけを弟子が補筆したんだそうで。
続く"2台のピアノと打楽器のためのソナタ"は
いつもの野蛮なアグレッシヴなバルトーク。
確か中学の教科書に載ってて、授業で聴きました。
「これがクラシック?」とびっくりした記憶があります。
凄くリズミカルで面白かったけど、「反則やろ~。」と思った(笑)。
あの頃よりは成長した今の耳で聴いてみると…、
やっぱり反則かなー。
むっちゃ、カッコイイけどね。


Antheil
■アンタイル:ジョージアンタイル作品集
/アンサンブルモデルン(RCA)
反則と云えば、アンタイルの"バレエメカニック"ですか。
最初のヴァージョンの編成が凄い。
ピアノ8台+シロフォン4台+自動ピアノ+
電気ベル+2機の飛行機のプロペラ+タムタム+
4つのバスドラム+サイレン。…をいをい、プロペラって。
後に4台のピアノと打楽器への編曲をしてますが、
それでも打楽器と電気ベルとプロペラ音の鳴り響くラストは強烈。
確かに奇は衒ってますが、ちゃんと効果が出てるのも事実です。
バルトークの"2台のピアノと打楽器のためのソナタ"と比べても
遜色ないくらいの作品ではない…か。
"ジャズシンフォニー"はそんなにジャズじゃないし、
何となく安っぽいコメディ映画のBGMって感じがします。


Bloch
■レスピーギ:ヴァイオリンソナタ
ブロッホ:ヴァイオリンソナタ/ハイフェッツ(RCA)
派手なのを聴いて疲れたので小編成の曲を。
ブロッホはアンタイルの先生にあたる人だそうです。
全然聴いた事がないので、この作品だけの印象ですが、
ユダヤの民族音楽の匂いとかはあんまり感じず、
無調まではいかないけど、テンションの高い音遣いや
ルートに落ち着かないメロディなど、調性がやや曖昧かな。
ちょうど心地よい迷走感があります。
どんより暗い一番より、光の射した二番が好きかな。
レスピーギはローマ三部作しか知りませんでした。
ヴァイオリンソナタは比較的初期の作品の様です。
こちらはメロディアスでロマン派の香りを残す曲調。


Stokowski
■ムソルグスキー:展覧会の絵(ストコフスキー版)
/ストコフスキー&ニューフィルハーモニア管弦楽団(LONDON)
ストコフスキー編曲の展覧会の絵です。
最初の"プロムナード"が弦楽器から始まるとか、
2曲目の"こびと"が短くカットされてるとか、
"古城"がラスト以外はラヴェル版と似た感じだとか、
"ティイルリーの庭"は喧嘩して帰っちゃったんだろうとか、
"ビィドロー"は暴走気味の牛車みたいだとか、
"卵の殻をつけた雛の踊り"は酔っ払ってるみたいだとか、
"サミュエルゴールデンベルクとシュミュイレ"は
シュミュイレの嫁まで出てきてるみたいだとか、
"リモージュの市場"は潰れてしまったようだとか、
"カタコンブ"は軍人の墓みたいだとか、
"バーバーヤーガーの小屋"はラヴェル版よりも
鶏の足の上に建ってるみたいな感じがするとか、
"キエフの大門"は築年数が建ってそうだとか、
色々楽しめる演奏であります。
決してラヴェルと比べて大きく劣るアレンジではないですが、
ストコフスキーの味付け部分がややアンバランスかな。


Saraste
■ムソルグスキー:展覧会の絵(サラステ版)
/サラステ&トロント交響楽団(FINLANDIA)
サラステ版と云ってもサラステがアレンジしたのではなく、
ゴンチャロフ版とフンテク版のエエトコ取りです。
ラヴェルの展覧会の絵もストコフスキー程ではないですが、
かなり原曲を弄くってるので、
できるだけムソルグスキーの意向に沿う形にするために、
2つの編曲からチョイスしたらしいです。
色彩感は抑え目で泥臭く地味ですが、
元のピアノ曲のイメージには近い…かな?


って事で、今回はこの辺で。

さて、久々にラヴェルの展覧会の絵でも聴くかー。

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September 07, 2008

早秋の音楽三昧 その2

ちょっと疲れたのでジャンルを変えてポップス路線で。


Kitto_magic
■Kittoマジック/ひマワリ(SUGAR COURT PUBLISHING)
若い才能の眩しい一枚。
タイトル曲の"Kittoマジック"がとてもいいです。
Aメロ、Bメロのやや窮屈な展開からCメロの開放感が心地よい。
個人的にはBメロラスの"はまってしまったら抜け出せない"の
アクセントの取り方が好きです。
今後、どんな活躍をしていくのか楽しみですね。


Full_scratcher
■FULL SCRATCHER/PLAMO MILLION SELLERS(CAFEO)
1998年のプラモミリオンセラーズの脱力系のスカした一枚。
劇団ヨーロッパ企画のロードランナーズハイで使われてた
印象的な曲が"がんじ(あんじ)"でした。
我々の世代がノスタルジーを感じる下宿ファミコン系。
この魅力は一度聴いていただかないとわからないです。
でも聴いたけど魅力を感じない人も沢山いそうです(笑)。
カフェオレーベルで是非試聴してみてください。


Bomber_minmi
■BOMBER MINMI/SERANI POJI(WAVE MASTER)
セラニポージの実質的には3枚目のアルバム。
1~2作目と比べるとビートが重めで
セラニポージっぽさが薄い気はしますが、
数少ないセラニのアルバムですので、
大事に聴き続けています。
2代目ヴォーカルの東野佑美ヴァージョンの
"ぼくのマシュー"が聴けるのも嬉しいですね。
とにかくササキトモコの曲は魅力的です。
ササキトモコサントラとか出ないかなぁ…。


Arienai
■ありえないくらい奇跡
/つじあやのとBEAT CRUSADERS(SPEEDSTAR RECORDS)
劇場版ケロロ軍曹3のテーマ曲です。
こう云う力強いアレンジにつじあやのの声が乗っかっても
何だかサマになりますね。
単刀直入な歌詞に自然なメロディ。彼女らしいいい曲です。
"風になる~みんなでウクレレ編~"も嬉しいオマケ。


Sweet_sweet
■SWEET,SWEET HAPPY BIRTHDAY/つじあやの(VICTOR)
あれ?このアルバムって取上げてなかったっけか…。ま、いいや。
つじあやのの2007年のフルアルバム。
彼女の曲の登場人物は「キミとボク」から「あなたとわたし」に。
彼女の描こうとする愛の世界に変化が出てきた様です。
流行り廃りでスタイルを変えていくのではなく、
じっくり自分自身を表現し続けている結果ですね。
これはVICTORだからできたんじゃないかなぁと思ったり。
絶対にS○NYとかだったら、売れ線狙いの
作られた音楽になってたに違いありません。
(注)しほたつはS○NY嫌いです。話半分でお読みください。
収録曲の中では"FLY HIGH"と"雨上がりの私"と
"黒い瞳と青い海"が好きです。
ちなみに初回限定盤はスリーブケース入りになってて、
これを外すと、つじあやののメガネが外れる仕掛け。
メガネを外しても可愛いなぁ…。でも掛けてる方がいいです。
(注)しほたつはメガネフェチです。しかもかなり重度の。


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早秋の音楽三昧 その1

いつもの如く休日のお昼は音楽三昧です。
ちょっと気分がクラシックなので、
とりあえず軽いところからスタートしようと思います。


Milhaud_bernstein
■ミヨー:「世界の創造」名管弦楽曲集
/バーンスタイン&フランス国立管弦楽団(EMI)
ミヨーが訪米の折、ジャズに感銘を受けて、
1923年に完成させたバレエ音楽です。
ジャズとは云っても、バップ以前の古い時代ですし、
フランス人のフィルターを通してますし、
雰囲気はサロン的なガーシュインって感じです。
続いて「ブラジルの郷愁」から4曲と「屋根の上の牛」が
収録されていますが、こっちはもっと俗っぽいセンスです。
ブラジルと云うよりもアルゼンチンとかメキシコみたいな感じ。
でも多調な展開で時々調子っぱずれになるのがおかしい。
ちょっとコープランドを彷彿とさせるブラスの響きですね。


Turangalila_myung_whun_chung
■メシアン:トゥランガリーラ交響曲
/チョン・ミュンフン&パリバスティーユ管弦楽団(GRAMMOPHON)
トゥランガリーラ交響曲の1990年改訂版の初録音。
ジャケ写通りメシアンが直接指導しています。
ガムラン音楽のリズムを取り入れているとの事ですが
メシアンは完全に自分なりに消化してしまってるので、
下世話な民俗音楽の着せ替え遊びにはなってません。
調性の出し入れで色彩感を与えてる感じが素敵です。
オンドマルトノのヒュ~ンが気持ちいいです(笑)。


Gitlis_argerich_franck_debussy
■フランク:ヴァイオリンソナタ、ドビュッシー:ヴァイオリンソナタ
/ギトリス&アルゲリッチ(RCA)
1977年録音にしては音がよくありません。
ピアノは割れ気味だし、ヴァイオリンはチープに聴こえる。
フランクのヴァイオリンソナタは名曲らしいんですが、
私にはちょっとロマンティック過ぎるのでパス。
ドビュッシーの方は彼の最後の作品だけあって
音の張り詰め方が半端じゃない…、んですが、
ギトリスの味付けがややくさいので透明度が下がってるかな。
そにしてもこの時代のアルゲリッチって綺麗だなぁ…。
ギトリスは俳優のビルナイに似てる(笑)。


France_violin_sonatas
■フランスヴァイオリンソナタ選/カントロフ&ルヴィエ(DENON)
って事でドビュッシーのヴァイオリンソナタを他の演奏で。
DDDだけあって音のシャープさは素晴らしい。
やや情熱的過ぎて神秘性は薄らいでいるものの、
躍動感と瑞々しさ溢れる上質の演奏だと思います。
このアルバムにはラヴェルの遺作のヴァイオリンソナタも入ってます。
この一聴して引き込まれるメロディの魅力って、一体何なのでしょう。
もう1曲、ルクーって作曲家のヴァイオリンソナタも入ってますが、
ちょっと好みではないのでパスします。


Miyoshi_akira_pfcon_vlncon
■三善晃:ピアノ協奏曲&ヴァイオリン協奏曲
/本荘玲子&若杉弘&読売日本交響楽団、
江藤俊哉&若杉弘&読売日本交響楽団(VICTOR)
高校の時にLPで買って、聴き倒した作品です。
まずピアノ協奏曲の開始早々のカデンツァにぶっ飛んだ。
激しくドシャメシャなんですが、とてもわかりやすく、
とにかくカッコイイと思いました。
一楽章形式ですが、急~緩~急と明確に展開。
ラストのシンコペイテッドなオケの乱舞に熱狂しました。
今聴いてもスリリングで血湧き肉踊ります。
ヴァイオリン協奏曲はピアコンに比べると聴いてません。
実はこの曲の持つ幽玄美めいたモノが怖いんです。
第一楽章最初のレントからヒートアップしていく展開に
怨情の様なモノを感じて背中がゾクゾクする。
これは曲調にも拠るでしょうし、
ピアノとヴァイオリンの特性にも拠るんだと思います。
とにもかくにも、三善晃のオーケストレイションは凄いです。
ただテープ編集が雑で音の切れ目がモロ分かりなのは減点。
この演奏以外のアルバムはないのかな?


案の定ヘヴィーな方へ進んでしまったので(笑)、
一旦ティーブレイクします。

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思い立ったが真夜中。

どう云う訳か、秋になると、
聴く音楽がクラシック寄りになります。
芸術の秋とはよく云ったモンですね。
きっと夏の終わった寂寞感が
人々を芸術の世界へ駆り立てるんでしょう。


そんなこんなでiPodの中身も
クラシック比率が増大してまいりました。
今、私のiPodは80ギガ満タンになってしまい、
何かを入れるには何かを消さないといけません。
今は主に夏向きのラテンカテゴリーを削って、
クラシックに入れ替えてる感じです。

今日現在のジャンル毎の内訳はこんな感じ。

------------- 8< -------------
Uchiwake_7ジャズ゙ 6291曲 22.8日 29.79GB
ワールド(落語) 727曲 15日 19.48GB
クラシック 1809曲 5.7日 7.41GB
ポップ 1403曲 4.1日 5.41GB
Podcast 406項目 6.8日 4.48GB
ラテン 1048曲 2.7日 3.61GB
サウンドトラック 264曲 11.3時間 626.4MB
ブック&スポークン 75曲 6.1時間 341.7MB
ブルース 1曲 3分 1.3MB
------------- 8< -------------


で、クラシックが増えて、困った事が出てきました。
iPodで聴きたい曲を探し出せない!

原因はCDDBの不統一です。

ポップスやジャズのCDだと、タイトルとアーティスト情報は
大抵ちゃんと入ってるんですけど、
クラシックの場合、アルバムタイトルがないモノが多いので、
その項目に収録曲中の代表曲を入れてるデータもあれば、
作曲家名を入れてるデータもあります。
また、アーティスト欄もまちまちで
演奏者名だったり、作曲者名だったりします。
これではまともに検索できません。


そこで頼りになるのが作曲者の項目。
これで一発検索ができる…、と思いきや、
これまたCDDBの不統一の壁が…。
例えば我が敬愛するラヴェル大先生の場合、
■Ravel
■Maurice Ravel
■Maurice Ravel(1875-1937)
■Ravel,Maurice
■Joseph-Maurice Ravel
■ラヴェル
■ラベル
などに分散しており、更には作曲者欄が空白のモノも多い。
がるるるる…。


これを解決するには自分で打ち直すしか手がない。


やるか…。


思い立ったのが、夜中の1時。
プロパティの修正作業を黙々と続けました。
「誰やねん、こんなエエ加減なトラック名を送信したヤツは~!」
などと文句を云いながら…。
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
そして、ようやく完成。
iPodを同期させて画面を確認。
Sakkyoku_list

美しい…。これじゃなきゃ。
しかし、時刻は午前3時半を回ってました。

で、この記事をうだうだ書いてるうちに、朝の5時。

何やってんだか…。

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August 23, 2008

朝から音楽気分(しめしめ)

土曜日の朝、寝間でゴロゴロして、
のんびり感を満喫してると、
頭の中に音楽が浮かんできた。
ラヴェルの弦楽四重奏曲の第一楽章。
そう云えば長らく聴いてないなぁなんて思ってるうち、
無性に聴きたくなってくる。

こんな時はすぐさま聴くに限る。
生活の雑務で気持ちの純度が落ちないうちに。

まだ朝の6時なので、小さな音量で聴き始める事にします。


Ravel_chambre
■RAVEL:MUSIQUE DE CHAMBRE/VARIOUS ARTISTS(EMI)
この2枚目の頭が弦楽四重奏曲です。
やっぱり若いときに作られた作品って感じです。
見事に作り上げられた名作だと思います。
晩年の室内楽作品になると音をこそげ落として
骨格標本の様な曲になってますもん。
しかし初期であろうと晩年であろうと変わらないのは
ラヴェルのメロディセンス。
一つ一つのフレーズがホントに魅力的。
私個人の感覚として、フランスの近代作曲家の中で
ラヴェルが別格なのはハーモニーもさることながら、
メロディの力に因るものが大きい気がします。

このCDに沿って、弦楽四重奏曲~序奏とアレグロ~
ヴァイオリンとチェロの為のソナタを聴き進めると、
やっぱり晩年の作品の方が私のラヴェル像に近いかな。


Nohara_ravel_1
■ラヴェル:ピアノ作品全集I/野原みどり(OCTAVIA)
綺麗なお姉さんのジャケに惹かれて買った訳ではございません。
野原みどりって、黒木瞳なみのダジャレかと思いきや、
結婚して野原みどりになったと思われます。

のっけから脱線してしまいましたが、
このラヴェル作品集、とても良いです。
クープランの墓について書くと、
「またか。」と云われそうなのでやめときます(笑)。
どの曲も繊細でラヴェルへの愛情溢れる演奏ばかりですが、
とりわけソナチネはとても愛らしく瑞々しい。
気に入ったのは第三楽章。
一般にはもっとメリハリをつけた演奏が多いんですけど、
やや控えめでうるさすぎない。
ラストの余韻も好き。

残念なのは何やらカチカチ小さなノイズが入る事。
ブックレットの写真が収録時のものだとしたら、
ブラウスの袖のボタンがピアノに当たってるんじゃないかと。
ただただ勿体無い…。


Akai_yashiro
■矢代秋雄:ピアノ作品集/赤井裕美(KING)
ラヴェルのソナチネの後にこのアルバムを取上げるのは
悪意があると思われても仕方ないでしょう。
なんせ矢代秋雄の1945年の"ピアノのためのソナチネ"は
冒頭がラヴェルのソナチネにムッチャ似てるんですから。
私は最初「ラヴェルのソナチネの変奏曲か」と思いました(笑)。
ご本人もその事を指摘されて、
「これを作った時にはラヴェルのソナチネを知らなかった。」
と楽譜に注釈を入れてる程です。
とは云え、音の並びが似てるだけで
ハーモニーは全然違いますし、展開していくと面影もなくなる。
全体的には和テイストの強い曲なんですけど、
第三楽章の冒頭はびっくりする程、マッコイタイナー(笑)。

終戦の年に作られたソナチネやエチュード、
戦後まもなくの夜曲や荒武士の踊りの日本臭さと比べて、
1960~1961年のピアノソナタは一気に現代音楽的。
喜怒哀楽から喜びと楽しさを削って、
凄い剣幕でアジテーションしてくる音楽です。
これまた時代を反映してるとも云えますか。
完成度が高く、聴き応えある曲だと思います。
個人的には現代音楽でも無機質な響きが苦手なので、
矢代秋雄や三善晃の様に血の気の通った作風が好きです。


Japanese_violin_sonata
■日本のヴァイオリン・ソナタ作品集
/浦川宜也&岡本美智子(fontec)
続いては三善晃の初期のヴァイオリンソナタです。
初めて聴いた時、ラヴェルの晩年の作品かと思いました。
矢代秋雄のソナチネがフレーズだけ似てるのに対し、
この作品はラヴェルの曲のイメージを彷彿とさせてます。
知らない人に、この第一楽章を聴かせて、
「ラヴェルの遺作のヴァイオリンソナタがもう一つ発見された。」
と云ったら、十返舎一九信じ込む事でしょう。
こんなのを二十歳そこそこで書いた三善晃は天才です。

とか云ってたら、矢代秋雄のヴァイオリンソナタは
なんと17歳の時の作品だってさー。
色んな人の影響が出てて、あっちゃこっちゃになってますが、
それでもすごい。


そんなこんなで朝からクラシックばっかり聴いてみました。

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August 21, 2008

思い出の墓を荒らす。【後編】

さて、後編です。
前編でチェックしたポイントを元に
私が高校時代に聴き倒したテープの演奏者が
一体誰なのかを突きとめていきたいと思います。
皆様に於かれましてはどうでもいい事かと存じますが、
私は今、とてもワクワクしております。

手元にあるクープランの墓の入ったCDは25枚。
Ravels

フィリップ・アントルモン
ジャン=イヴ・ティボーテ
ウェルナー・ハース
イヴォンヌ・ルフェビュール
モニク・ハース
ワルター・ギーゼキング
ヴラド・ペルルミュテール(1955~1956)
ヴラド・ペルルミュテール(1973)
ヴァレリー・トライオン
フリードリッヒ・グルダ
パスカル・ロジェ
ジャン=フィリップ・コラール
デヴィッド・コレヴァー
永井幸枝
ルイ・ロルティ
アレクサンドル・タロー
アビー・サイモン
ジャック・ルヴィエ
シンシア・レイム
アレクシス・ワイセンベルク
ポール・クロスリー
アンヌ・ケフェレック
野原みどり
アンジェラ・ヒューイット
サンソン・フランソワ

細かいチェックポイントの照会をする前に
まずは録音年代で絞り込んでみる事にします。
高校の頃に友達のH郷にテープに録ってもらったので、
18歳だとしても、今から26年前です。
って事は、1982年以降の録音ではありえません。
そうすると、25枚のうち、15枚に絞り込まれました。
って云うか、そんだけしか絞り込めへんのかーって感じです。
クラシックって録音の古いのんが何度も何度も
ジャケットを変えて繰り返し再発されたりしてんのね。


では最も大きな特徴、フーガの演奏時間で絞り込んでみます。
テープのフーガの2分25秒は無茶苦茶短い。
サンソン・フランソワなんか4分21秒もかけて弾いてます。
それではフーガの演奏時間3分以内のモノを選出してみると…。

なんと、3枚に絞り込まれてしまいました(笑)。
フリードリッヒ・グルダ…2分28秒
アレクシス・ワイセンベルク…2分25秒
イヴォンヌ・ルフェビュール…2分48秒


いきなり3枚とは心細いですが、
第二のポイント、トッカータの演奏時間を照合してみます。
この曲は人によって速さがまちまちです。
全体的には4分前後の演奏が多いようです。
手持ちのCDで一番速いのがロジェの3分40秒。
やや音が流れてしまってる感じがします。
続いてコラールの3分42秒は勢いがあって、
速射砲の様で力強い。
そう考えるとテープの演奏は3分58秒は平均的なのか。
でも最初のゆったり感はかなり特徴的です。
さて、上で絞り込んだ3枚のそれぞれの演奏時間を照らし合わせると、
フリードリッヒ・グルダ…3分47秒
アレクシス・ワイセンベルク…3分52秒
イヴォンヌ・ルフェビュール…3分47秒
ワイセンベルクの演奏が一番近いと云う結果になりました。


って事はこのテープの演奏はワイセンベルクか?!
細かいチェックポイントを見ていきますと、
CDに記載されている演奏時間と私の計測の間に
若干のズレはあるものの、
■プレリュードの1分10秒のもたり
■プレリュードラストのトリル後のペダルの長さ
■フーガの1分50秒のテンポダウン
■トッカータのゆったり具合と躍動感
■トッカータ1分30秒のべダルの音のにごり
■トッカータ2分20秒の左手の二度打ち
■トッカータ2分58秒からのアッチェ
■トッカータラストの左手二度打ち
これらの特徴が合致しました。

恐らく間違いないでしょう。
私が高校時代にずっと聴いていたテープの
クープランの墓はアレクシス・ワイセンベルクの
1971年の録音である事が確定しました。


長年のもやもやが晴れて、すっきりです。

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思い出の墓を荒らす。【前編】

このblogでしつこく何度も云ってるので、
知ってる人は知ってると思いますが、
私が今まで出会った音楽の中で最も好きな曲は
ラヴェルのクープランの墓です。当然ピアノ版。
特にフォルラーヌは奇跡の名曲だと思います。

Daiei_tape高校時代には友達のH郷から
テープに録って貰った演奏を
飽きる事なく聴き続けました。

で、先日、お盆に実家に戻った時、
クローゼットを家捜しし、
そのテープを発掘しました。

懐かしいダイエーの
セービング商品だ(笑)。


って事で、久々に聴いてみる事に。
しかもちゃんとしたデッキがないので、
こんな感じで。
Cassette_player

予想以上にテープが傷んでおりました。
音が割れたり、ノイズが入ったり、消えかけてたり、
更にはテープが伸びてたりと、散々の状態でした。

それでもやはり懐かしさがこみ上げてきて、
気がついたら2~3回繰り返し聴いてました。

今聴くと、ラヴェルの曲にしては表情付けが派手め。
でも当時はこれでも地味な演奏だと思ってました。
インデックスをちゃんと書いてないので、
誰の演奏なのかわかりません。


それが気になって仕方がない…。
って事で、今回はこの演奏の主を追求したいと思います。


まずは演奏を聴きながら、印象や特徴をメモしてみました。

------------ 8< ------------

1)プレリュード 3分10秒弱
粒がはっきりしている。
1分10秒ぐらいでちょっともたる。
1分30秒左手が結構聴こえる。
1分57秒派手にペダルの残音。
2分33秒の高音はピアノの音が
最後のトリル後のペダルも長い。

2)フーガ 2分25秒程度
無茶苦茶速い。
1分50秒での盛り上げは派手めで一気にテンポが落ちる。

3)フォルラーヌ 5分22秒
頃合にドラマティックで頃合に無機的。
1分ちょいのリタルダンドもはっきり。
2分16秒くらいのところも同様。
3分30秒くらいのところでも。
4分7秒からの展開部はあっさり入る。
4分37秒のタメも特徴的。
ラストはせっつくように上昇フレーズ。

4)リゴードン 3分20秒弱
ノリがいい。テンポを変えずスピード感あり。
メリハリがはっきりしていてキメがしっかり。
第二主題は緩急の揺らぎが派手め。
ラストはそれほど溜めず。

5)メヌエット 4分46秒
平均的なテンポか。
緩急や表情付けは派手め。
1分45秒の右手のアルペジオはゆっくり。
2分25秒くらいからの盛り上げはラヴェルらしからぬ派手さ。
4分22秒のリタルダンドもかなり大げさ。

6)トッカータ 3分58秒
かなりゆったりしているが躍動感があるのが特徴。
粒立ちははっきりしている。
1分30秒くらいはペダルの音のにごり。
左手がのリズムが強い。
2分20秒過ぎの左手のアクセントが二度打ちしてるように聴こえる。
2分58秒くらいからアッチェがかかる。
3分23秒くらいからの盛り上げはラヴェル弾きではない。
ラストの左手一撃は二打してる様に聴こえる。
これはピアノのせいではなくわざとではないかと。
確か楽譜では一打だった様に記憶しているが…。

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こんな感じです。

なにせ古いテープなので細かい時間はあまりあてになりません。
しかし全体の演奏スピードで特徴的なのは
「フーガが異様に速い。」「トッカータがやや遅い。」事でしょうか。

これを元に後編で演奏者を絞り込んでいきたいと思います。

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August 14, 2008

【お盆企画】実家のLPを聴く その10

【お盆企画】実家のLPを聴く その10
いきなりスクリーミンジェイホウキンスっす。
イカレてるぜー。
映画ストレンジャーザンパラダイスで
"I put a spell on you"が使われてたので、
探して買いました。

今聴いても笑ってしまう。

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【お盆企画】実家のLPを聴く その9

【お盆企画】実家のLPを聴く その9
25年以上聴いてなかったとおぼしきLP。
なんせ"ピーターと狼"と"青少年の為の管弦楽入門"やもんなぁ。

プロコの方はバーンスタインのナレーション入りです。

それにしてもピーターの主題って愛らしいメロディですね。

ブリトゥンの方は前半ちょっと教材っぽいけど、
最後の畳み掛けはなかなかイカス。

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